アライドアーキテクツは3月12日、イベントの情報を検索・管理できるiOS向け無料アプリ「watav」(無料)をリリースした。同アプリは、「ビジネス」「IT/テクノロジー」「アート/デザイン」「ファッション」などの計11種類のカテゴリから気になるイベント情報を探し出し、スワイプとスクロールのみの簡単な動作で管理することができるイベントキュレーションアプリ。気になるイベント情報をキープしておける「クリップ機能」や、参加予定のイベント当日にプッシュ通知で知らせてくれる「リマインド機能」、Facebook上で招待されたイベントを自動的にアプリへ取り込むことができる「Facebook連携機能」などの機能が用意されている。現在、お出かけ情報サイト「デカケル.jp」や、レッスン情報サイト「ストリートアカデミー」など5つのメディアが公式キュレーションチャンネルとして登録されており、今後さらに幅広いジャンルへ拡大していく予定。対応OSはiOS 6.0以降。Androidアプリは3月下旬からの提供開始を予定している。
2015年03月12日iOSでは、一部の他社サービスをOSの機能としてサポートしている。「設定」でiBooksやPodcastといったApple製アプリ群と、App Storeから入手したサードパーティー製アプリ群の間に位置する4つのアプリがそれだ。Twitterも、iOS 5以来システムに"統合"されたうえで管理される。Twitterのサービスは、Twitter社が開発/公開する「公式アプリ」と、サードパーティーによる「非公式アプリ」、WEBブラウザでの閲覧という3種類の利用スタイルがあるが、iOSに統合されているのは最初に挙げた公式アプリだ。公式アプリだからといって特別に高機能/多機能なわけではなく、むしろ非公式アプリのほうが機能的に充実している部分もあるが、Twitter社による通信制限が緩いという特徴がある。どのアプリ/ブラウザを使うかは任意だが、現在では過半数のユーザが公式アプリを選択しているようだ。公式アプリは使えば使うほどキャッシュが増えていく。フォローしているユーザが多い場合、タイムラインに写真を含むツイートが多く存在する場合には、キャッシュが増えるペースはさらに加速する。「設定」→「一般」→「使用状況」→「ストレージを管理」の順にタップし、Twitter公式アプリが消費したストレージ容量を確認してみよう。数百MB、ひょっとするとGB単位にまで増えているかもしれない。しかし、公式アプリにキャッシュのみ削除する機能はない。キャッシュをクリアしようとすれば、いちどアプリを削除したうえで再インストールしなければならない。とはいえ公式アプリのこと、OSレベルでサポートされているため、非公式アプリに比べ再インストールはかんたんだ。アカウントの再設定も必要ないので、ストレージの空きが心配になったときに試してみよう。
2015年03月12日米Lookoutはこのほど、iPhoneをはじめとするiOS端末への脅威の状況を調査し、その結果を発表した。攻撃者がiOS端末を狙う場合、以前はApp Storeではない非公式のストアからアプリを入手できるジェイルブレイク済みの端末のみであった。非公式のアプリにマルウェアを仕込むことで、ダウンロードした利用者の端末に感染させていた。一方で、ジェイルブレイクしていない端末は安全であるケースがほとんどだった。しかし現在は、公式のApp Storeでもマルウェアが発見されるようになり、ジェイルブレイクをしていない端末でも、ダウンロードしたアプリ経由でマルウェアに感染する恐れがあるという。公式のストアにマルウェアが潜り込んでいることから、すべてのiOS端末が安全であるとは言えなくなってきているとLooloutは指摘する。調査によると被害の内容は、データ漏えいや料金詐取、金銭の盗難、企業ネットワークのアクセス、データ抜き取り、端末監視、OSの脆弱性、ネットワークベースの脅威と、多岐にわたる。脅威の数そのものはAndroidと比較してかなり少ないものの、同社が予測していた状況より深刻であるという。Lookoutでは、現在のiOS端末を取り巻く状況が2010年頃のAndroidに近いと指摘している。「Androidは世界中で流通するプラットフォームであるため、攻撃者が最初の標的にした。iOSの利用者が増えた現在、犯罪者たちがiOSを新たなターゲットとしている」(米Lookout)
2015年03月11日●「FREAK」とはiOS 8.2がリリースされた。担当編集者から「急ぎアップデートする必要があるか、あるとすれば理由はなにか」について説明してほしいという依頼を受けたため、ここに私見を述べる。結論からいうと、『できるだけ迅速にアップデートすべし、理由は「FREAK」』だ。FREAK(Factoring RSA Export Keys)は、SSL(Secure Socket Layer)とTLS(Transport Layer Security)における脆弱性の通称だ。この脆弱性が外部から突かれると、512ビット以下という強度の低い暗号(RSA Export Suites)を利用できるようになり、それが解読されてしまうと通信傍受などの被害を受ける危険性が高まる。RSA Export Suitesは、かつてソフトウェアの利用条件に米国政府が採用するほど強固な存在だったが、コンピュータの処理能力が向上した結果、現在では数時間もあれば暗号鍵を解くことが可能だという。セキュリティ大手Trend Micro社のブログによれば、「クラウドサービスを利用すれば、復号に十分なリソースがわずか100米ドルで簡単に入手可能」とのことで、悪用される可能性はありそうだ。Appleは、iOSおよびOS Xに「SecureTransport」というSSL 3.0互換のセキュリティAPIを用意している。セキュアな通信機能を必要とするアプリに限らず、システムの広い範囲で利用されているため、今回確認された脆弱性による悪影響は避けられない。FREAKは旧いバージョンのSSL/TLS実装において存在し、FREAK対策を施した最新バージョンにアップデートすることで、そのセキュリティホールを"塞ぐ"ことができる。iOS 8.2には、そのSSL/TLS対策が含まれるため、できるかぎり迅速にアップデートを実施すべきだ。ところで、利用しているシステムにFREAKが存在するかどうかは、FREAKアタックの検証サイト「Tracking the FREAK Attack」で確認できる。iOS 8.1.xのSafariでこのサイトにアクセスすれば、赤い背景に「Warning! Your browser is vulnerable to the FREAK attack」というメッセージが表示されるはずで、iOSにFREAK問題があることを確認できる。●iOS 8.2の変更点○FREAK対策以外にも多くの不具合修正iOS 8.2を急ぎアップデートする理由は「FREAK」問題にあるが、他にも多くの変更点が含まれている。最大の変化は、Apple Watchとのペアリングに使用するアプリ「Apple Watch」の追加だ(iPhone 5以降に対応)。今後iOS標準装備のアプリとなるようで、Apple Watchを所有しているかどうかに関係なくホーム画面に現れる。標準装備アプリであるだけに削除は不能、必要ない場合はフォルダ内部など目立たない場所に移動しておくしかない。iOS 8で登場した「ヘルスケア」も強化された。距離や体温、身長といった項目の単位を選択できる機能が追加されたほか、大量のデータを処理するときの安定性が向上している。「設定」の「プライバシー」項目にある「モーションとフィットネス」から、モーション・コプロセッサのM7/M8が自動取得する情報を反映するかどうかのスイッチをON/OFFできるようにもなっている。ほかにも、「メール」や「ミュージック」の安定性向上、Flyover機能使用時における「マップ」の動作安定が図られている。一部の音楽/プレイリストがiTunesから「ミュージック」に同期されない、Bluetoothで通話するとき応答するまで音声が聞こえない、といった不具合の修正も多数含まれている。iOS 8.2アップデータの容量だが、iPhone 6/iOS 8.1.3では476MBと、比較的大規模なものとなっている。iOS 8.1.2以降、アップデート時に必要とされるストレージの空き領域は減少しているが、余裕をもって臨んだほうがいいだろう。
2015年03月11日米Appleは9日(現地時間)、サンフランシスコで行ったスペシャルイベントにてiOS 8.2を発表。同日、提供を開始した。このアップデートはApple Watchのサポートと、「ヘルスケア」アプリの機能改善、安定性の向上、バグの修正が含まれている。今回提供される「iOS 8.2」は、新たに提供される「Apple Watch」アプリで、iPhoneとのペアリングと同期、およびWApple Watchの設定のカスタマイズが行える。「アクティビティ」アプリでは、Apple Watchがペアリングされている場合、Apple Watchに保存されているフィットネスデータや成果を表示できる。これらの機能はiPhone 5以降に対応する。「ヘルスケア」アプリでは機能改善が図られ、距離、体温、身長、体重、および血糖値の単位を選択できる機能を追加したほか、サードパーティ製アプリで、ワークアウトセッションを追加して視覚化できる機能、歩数、距離、および上った階段の追跡をオフにできるプライバシー設定の機能が追加され、メディカルIDに写真を追加できないことがある問題などが解決されている。その他、「マップ」や「カレンダー」などで生じていた問題が修正され、全般的な安定性の向上も図られている。
2015年03月10日アップルは10日、iOSの最新バージョンとなる「iOS 8.2」を公開した。更新することで、9日(米国時間)に発表されたスマートウォッチ「Apple Watch」に対応する。「iOS 8.2」では、「Apple Watch」向けアプリのダウンロードや、連携、同期、設定のカスタマイズなど、「Apple Watch」をサポートする新機能が多く搭載されている。なお、これらの機能は、iPhone 5以降で利用可能としている。Apple Watchのサポート新しいApple Watch Appで、iPhoneとのペアリングと同期、およびWatchの設定のカスタマイズが可能新しい“アクティビティ”AppでApple Watchに保存されているフィットネスデータや成果を表示可能(Apple Watchがペアリングされている場合)iPhone 5以降で利用可能そのほか、距離、体温、身長、体重などの単位を選択できる機能が追加された「ヘルスケアアプリの機能改善」、メールやマップなどのアプリの安定性が向上した「安定性の向上」、様々な不具合を改善する「バグの修正」が含まれている。"ヘルスケア"Appの機能改善距離、体温、身長、体重、および血糖値の単位を選択できる機能を追加大量のデータを処理する際の安定性が向上他社製Appでのワークアウトセッションを追加して視覚化できる新機能ユーザがメディカルIDに写真を追加できないことがある問題に対処ビタミンとミネラルの単位を修正データソースの順序の変更後にヘルスケアデータが更新されない問題を修正一部のグラフにデータ値が表示されない問題を修正歩数、距離、および上がった階段の追跡をオフにできるプライバシー設定を追加安定性の向上“メール”の安定性が向上“マップ”のFlyoverの安定性が向上“ミュージック”の安定性が向上VoiceOverの信頼性が向上Made for iPhone補聴器との接続を改善バグの修正“マップ”で一部のよく使う場所へのナビゲーションができない問題を修正クイック返信メッセージの最後の単語が自動修正されない問題に対処iTunesの購入済みコンテンツが重複している場合にiCloudの復元が完了しないことがある問題を修正一部の音楽やプレイリストがiTunesから“ミュージック”Appに同期されない問題を解決削除したオーディオブックがデバイスに残ることがある問題を修正Siriのアイズフリーを使っているときに通話の音声が車のスピーカーに転送されないことがある問題を解決Bluetoothでの通話で、通話に応答するまで音声が聞こえない問題を修正“カレンダー”のイベントがグリニッジ標準時で表示されるタイムゾーンの問題を修正Exchangeカレンダーでカスタムの繰り返しの予定から特定のイベントが抜け落ちる問題に対処他社製ゲートウェイの背後でExchangeアカウントを設定できない証明書エラーを修正Exchangeの予定に関する主催者のメモが上書きされることがある問題を修正“カレンダー”の一部イベントで、出席依頼に承諾した後も自動的に“予定あり”と表示されない問題を解決
2015年03月10日アドビ システムズは、同社のCreative Cloudエバンジェリストが運営するブログ「Creative Cloud 道場ブログ」にて、iOSデバイス向けアプリ「Adobe Creative Cloud」の最新バージョン1.2の提供を開始したことを発表した。料金は無料。iOS版の「Adobe Creative Cloud」は、iPhoneやiPadから「Creative Cloud」アカウントにアクセスして、クラウド上に保存されているPSDやAIを含むさまざまなフォーマットのファイルをプレビューしたり、iOSデバイス内のファイルをアップロードできるアプリ。また、今回リリースされたバージョン1.2.0では、iOS 8用ストレージプロバイダ拡張アプリを使って、他のアプリとCreative Cloudとの間でファイルの読み込み・書き出しが可能になったほか、共同作業リクエストやほかのイベントに関する"通知"の受信に対応したという。さらに、複数ページのPDFやINDD(InDesign形式)のドキュメントを参照できるようになったのに加え、カメラロールからファイルをアップロードする際に新規フォルダの作成が可能になるなどの新機能が追加されたという。このほか、スウェーデン語、トルコ語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、ノルウェー語、繁体字中国語に対応し、バグの修正やUIの改善、パフォーマンスの向上もなされているとのことだ。
2015年03月09日ブログなどでiOSアプリを紹介するときには、テキストとスクリーンショット、アプリのURL以外にも「アプリアイコン」を用意しておきたい。アイコンはアプリの特徴を簡潔に示す役割だけでなく、App Storeへの誘導に使うためにも必要な存在だ。しかし、このアイコンを"App Storeで見たとおり"の状態で手に入れようとすると、意外なほど苦労する。パソコン(iTunes)を利用してアイコンをコピーしようとしても、右クリックにも反応しないしドラッグ&ドロップもできない。ブラウザでApp Storeのページを開いても同様だ。アプリファイル(*.ipa)の内部からアイコン画像を取りだす手も使えない。iPhone/iPadのホーム画面やApp Storeに表示されるアイコンは、iOS(またはApp Store)によりマスク処理され、四隅が角丸になったものだからだ。アプリファイルから取り出したアイコン画像は正方形で、App Storeで見るものとはだいぶ印象が異なってしまう。四隅が角丸のアプリアイコンが欲しい場合は、iPhone/iPadの『App Store』アプリを使うといい。手順はかんたん、目的のアプリのページを開き、共有ボタンをタップすると現れる「メールで送信」ボタンをタップする。本文にアプリのURLとアプリアイコンが添付されたメッセージが新規作成されるので、これを自分宛に送信すればOKだ。パソコンでメッセージを受信すれば、四隅が角丸処理された縦横200ピクセルのアイコン画像(PNGフォーマット)が手に入るはずだ。
2015年03月06日米Appleが現地3月9日にiOS 8.2を提供するのではないかと複数の海外メディアが報じている。iOS 8.2ではヘルスケアアプリの機能強化、メールや音楽アプリの安定性の向上、そしてバグフィックスが行われるとしている。元ネタとみられるブログメディアBGRによると、3月2日にiOS 8.2をリリースする予定だったが、正式版リリースを前に、従業員やテスターに向けてGM版を配布し、リリースを遅らせたという。そして、BGRではiOS 8.2の内容について報じており、ヘルスアプリの機能強化、安定性の向上、バグフィックスの主に3点を挙げている。ヘルスアプリでは、体温、体重、距離、血糖値の測定単位の選択、大量のデータを扱う際の安定性の向上、サードパーティアプリからのワークアウトセッションの可視化、メディカルIDに写真が追加できない不具合の修正、ビタミン、ミネラルの単位の修正、グラフ表示されない問題の修正、歩数、距離、階段の昇りをトラッキングをオフにするプライバシー設定の追加が行われるという。安定性の向上では、メールとミュージックアプリ、マップアプリのFlyover機能における改善が見込まれるとしている。iOS 8.2のリリースタイミングについて、他のメディアでは、米Appleが現地9日開催のスペシャルイベントにタイミングを合わせたものだと報じている。同イベントでは、Apple Watchの詳細の発表がされるとみられており、ヘルスケアデバイスともいえるApple Watch、そしてヘルスケアアプリの内容を多分に含むiOS 8.2を結び付けて考えるのは自然な考え方だ。ただし、Apple Watchについて、現状では、心拍数や血圧などの機能について、初期段階では搭載されないとWall Street Journalが報じており、連携機能については多くを期待しないほうがいいかもしれない。BGRが報じたiOS 8.2の内容についても、Apple Watchの機能の高さを伺い知れる内容とはいえそうにない。
2015年03月06日IBMは2日(バルセロナ時間)、iOS向けの業務用サービスアプリ群「IBM MobileFirst for iOS」のポートフォリオを拡大し、新たに旅行・運輸、小売、銀行・金融サービスの課題を解決する3種類のソリューションを追加した。同日より提供開始する。旅行・運輸向けの「Passenger Care」では、サービス提供者がカウンター業務に縛られずに動くことが可能となり、旅行者のチェックインを迅速化し、空港の混雑を緩和することが可能となる。小売向けの「Dynamic Buy」では、シンプルなダッシュボードにより、販売店の購買担当者が最新のトレンドや商品の売上の変化、リアルタイムの在庫状況、前年比データなどを確認可能。在庫調整なども行える。銀行・金融サービス向けの「Advisor Alerts」では、アナリティクスを活用して、金融担当者による客先関連業務の優先順位付けを支援し、担当者が適切なタイミングで意思決定できるよう援助する。「IBM MobileFirst for iOS」アプリはセキュアな環境で提供され、企業の中核的なプロセスとリンク。組織の用途に合わせてカスタマイズでき、iOSデバイス用にIBMが提供するクラウドサービスを通じて展開や管理、アップグレードが可能という。
2015年03月05日ヤフーは5日、1タップでスマートフォンの「写真・動画・連絡先」のデータ保存と復元ができるクラウド方式のバックアップアプリ「Yahoo!かんたんバックアップ」のiOS版を公開した。App Storeよりダウンロードでき、価格は無料。なお、Android版は2月12日に公開されている。「Yahoo!かんたんバックアップ」は、1タップでスマートフォンの「写真・動画・連絡先」のデータ保存と復元ができるクラウド方式のバックアップアプリ。データは、同社が提供するオンラインストレージサービス「Yahoo!ボックス」上に保存される。そのため、端末の買い替え時や、紛失・水没時でもデータ移行が可能。また、わかりやすさを追求したユーザーインターフェースで、初心者でも迷うことなくバックアップと復元ができるとしている。バックアップできるデータは、事前に行ったアンケート調査で上位に挙がった「写真・動画・連絡先」の3種類が対象。それぞれ、バックアップのON/OFFを1タップで切替えられる。また、一度バックアップを取ると、その後に追加されたデータだけを自動的に判別するため、同じデータを重複して保存することはない。バックアップ容量は「Yahoo!ボックス」に依存するが、Yahoo! JAPAN IDがあれば無料で5GBまで保存でき、Yahoo!プレミアム会員ならば50GBまで使用可能となっている。そのほか、Android版では、曜日と時間を指定して自動的にバックアップを取る「定期バックアップ」機能も利用できる。
2015年03月05日米Microsoftは2日(現地時間)、iOSやAndroid、Windowsタブレットなどで使用できる折りたたみ式のBluetoothキーボード「Universal Foldable Keyboard」を発表した。2015年7月に発売予定。直販サイト「Microsoft Store」の価格は99.95ドル(約12,000円)。二つに折りたたみできる、小型のBluetoothキーボード。ヒンジなどを設けず、開いた状態で約5mm、折りたたんだ状態でも約11.5mmという薄さを実現した。iPadやiPhoneなどのiOS端末、Android、Windowsタブレット、Windows Phoneなどのモバイル機器での使用を想定する。本体は撥水素材の防滴設計。キーボードを開くと自動的に端末に接続される機能も備える。本体サイズは開いた状態でW295.1×H125.3mm、二つ折りの状態でW147.6×H125.3×D11.5mm。対応OSはWindows 8 / 8.1、Windows Phone 8.1 Update 2、iOS 7~8.1、Android 4.3~5.0。インタフェースはBluetooth 4.0。電源は充電式の内蔵バッテリで、1度の充電で約3カ月使用できるとする。
2015年03月04日ヤフーは、カップル向けiOSアプリ「Pairgram」を公開した。同アプリは、カップル2人で1つのアカウントを共有することで、他のカップルとコミュニケーションを取れるSNS機能などが搭載されている。価格は無料。「Pairgram」は、カップル向けのSNSアプリ。カップル2人で1つのアカウントを共有することで、他のカップルたちとコミュニケーションが取れるSNS機能を搭載している。iPhoneのフロントカメラとバックカメラで同時に撮影し、1枚の写真に合成する機能にも対応。デートの際、パートナーの写真ばかりで自分が写っていないという問題が解決されるという。そのほか、2人がそれぞれ撮影した写真が、2人だけの「思い出ボックス」へ共有される機能を搭載。メールやクラウドサービスなどよりも手軽に2人の写真を共有することができるとしている。ヤフーでは今後、Android端末への対応、SNS機能の拡充、撮影機能の強化などを予定している。
2015年03月04日ヤフーは2月27日、カップル向けSNSサービスのiOSアプリ「Pairgram」をリリースした。○カップル同士がつながるSNS同アプリでは、カップルで1つのアカウントを共有する。他のカップルとつながり、お互いに祝福し合えるというカップルの思い出作りをアシストする写真機能も搭載。フロントカメラとバックカメラで同時に撮影し1枚の写真に合成することで、2人で写った写真を簡単に撮影できる。また、それぞれ撮影した写真が2人だけの思い出ボックスへ共有される機能もある。今後は、Android版の開発、SNS機能拡充、撮影機能の強化などを予定している。
2015年03月03日iOSに付属の「写真」は、iPhoneで撮影した写真のビューアとして充実の機能を持つ。撮影日時だけでなく、位置情報に基づいた分類も行われるため、撮影エリアごとにまとめて閲覧することも可能だ。iOS 8からは検索機能も強化され、日時や地名を入力して目的の写真を探し出すことも可能になった。その「写真」は、年別→コレクション→モーメントの順に撮影日時/撮影エリアを絞り込んでいき、最後には1枚の写真が大きく表示される。この時点でピンチアウト(閉じた2本の指を開く操作)すれば写真が拡大され、ピンチイン(広げた2本の指を閉じる操作)すれば縮小される。ダブルタップも使える。最初のダブルタップで写真を拡大、次のダブルタップで初期状態に戻る。左右へのフリックで次の/前の写真に移動する操作は、敢えて説明するまでもないだろう。ピンチイン/アウトとダブルタップ、左右へのフリックさえ覚えておけば、ビューアとしての機能で困ることはないはずだ。しかし、元の一覧画面(モーメント)に戻りたいときはどうだろう? 画面左上の「<」ボタンをタップすることが基本だが、これまで紹介したワザに比べるとオーソドックスというか地味すぎる。そう感じた場合には、写真の大きさが最初に表示したときの段階でピンチインしてみよう。ピンチアウト/ダブルタップで拡大しているときには、最初に表示したときの大きさに戻してからピンチインだ。これで、画面左上の「<」ボタンをタップせずに、元の一覧画面(モーメント)に戻ることができる。人差し指で画面左上をタップするよりスマートな操作ではないだろうか。
2015年02月25日iOS版「LINE」アプリのバージョン5.0.0が公開され、デザインの一部が変更されたが、Twitterでのツイートを見る限り、iPhoneユーザーには不評なようだ。LINEアプリのバージョン5.0.0では、プロフィールアイコンの形状が四角から丸に変わり、設定画面のアイコンやフォントの変更も行われる。今回のアップデートについて、Twitterでは「新鮮」「かわいい」などと歓迎する声は少数で、「見にくくなった」「丸はやだ」「前のに戻して!」など、アップデートに違和感を覚える声が多く挙がっている。iPhoneの設定次第では、自動アップデートされるため、デザインにこだわりを持つ人は、今のうちに設定を変更を見直しておきたい。アプリの自動アップデートは、「設定」アプリの「iTunes & App Store」に進み、そこで表示される「アップデート」の項目をオフにしよう。この項目をオンにしている場合、Wi-Fi接続時に自動アップデートが行われる。また、同項目の下段のモバイルデータ通信がオンになっている場合は、3G/LTE接続時に自動アップデートが行われる仕組みだ。こちらもオンになっている場合は、最新版の配布が開始した時点で、アップデートが行われることになってしまう。なお、すでにアップデートしてしまった人の場合には、パソコンのiTunesでバックアップを作成している場合に復元が可能。ただし、バックアップをとっていない場合には、あきらめるしかなくなる。
2015年02月24日LINEはiOS版「LINE」アプリのバージョン5.0.0を公開した。最新版では、デザインや設定画面の変更、写真フィルタの追加、LINE Payの登録手順の改善が行われている。今回のアップデートでアイコンデザインの形状が四角から丸に変更された。旧バージョンのLINEを使っているLINE友だちには、従来どおり、四角のアイコンで表示される。また、最新版では、グループではない複数人でのトークも、アイコンにプロフィール写真が使われるようになった。デザイン面では、設定画面のアイコンやフォントも変更されている。このほか、写真フィルタは従来の7種類から16種類(オリジナルを含む)に増加した。
2015年02月24日米Google傘下のYouTubeは2月23日(現地時間)、子供用のYouTubeアプリ「YouTube Kids」(Android、iOS)の提供を米国で開始した。子供が安全にYouTubeを利用できるようにデザインされており、子供をユーザー対象にゼロから設計したGoogle初の製品でもある。YouTube Kidsは、保護者がアクセスする設定を含めて全てがシンプルで分かりやすいデザインになっている。ボタンやアイコンは大きく、押すとユニークなサウンドが鳴り、またホーム画面では子供向けのバックグラウンドミュージックが自動的に再生される。ホーム画面にはYouTubeが選んだ子供のためのチャンネルやプレイリストが大きなサムネイルで並ぶ。ホーム画面は「Shows (番組)」「Music (音楽)」「Learning (学ぶ)」「Explore (探す)」の4つのカテゴリに分類されており、上部に配置された大きなボタンでカテゴリを切り換えながらブラウズする。番組は「Sesame Street」「DreamWorksTV」「きかんしゃトーマス」「ぽこよ POCOYO」など。音楽は「Lullaby World」「Mother Goose Club」など。ラーニングには幼児向けよりも子供向けのコンテンツが多く、「TED-Ed」や「Khan Academy」などを含む。エクスプロラーには「LEGOチャンネル」や「EvanTubeHD」など、子供や保護者に人気の高いチャンネルが並ぶ。検索機能を使うと、YouTubeからさらに多くのコンテンツにアクセスできる。検索には安全フィルターが適用されているが、人の手によるフィルタリングではないため、Googleは100%の安全を保証していない。そのため保護者が検索を無効にできるオプションを用意している。コンテンツ画面もシンプルで、下に再生/一時停止ボタンと時間バーが表示され、再生画面をタップするとフルスクリーンに切り替わる。オプションは、字幕のオン/オフ、不適切なコンテンツの報告の2つのみ。コメント機能もない。ただし、コンテンツによっては子供向けの広告が表示される。保護者がアプリをコントロールするオプションは、検索機能のオン/オフ、視聴時間の制限(タイマー機能)、バックグランドミュージックとサウンド効果のオン/オフなど。YouTubeはYouTube Kidsを「家族向けYouTubeの最初の一歩」としており、今後さらに家族向けの製品を充実させるとしている。
2015年02月24日ジャストシステムは24日、iOS端末向け日本語入力アプリ「ATOK for iOS」の最新バージョン「ver.1.3.0」を公開した。最新バージョンでは、PC向け「ATOK」との間で「登録単語」の共有が可能となる「ATOK Sync アドバンス」に対応している。「ATOK for iOS」はApp Storeよりダウンロードでき、価格は1,500円。「ATOK for iOS ver.1.3.0」では、「ATOK Sync アドバンス」に対応し、WindowsやMac向け「ATOK」との間で、「登録単語」の情報を共有可能。また、iOS標準キーボードのユーザー辞書や連絡先から単語を取り込めるほか、最新の「ATOK 2015 for Windows」相当の辞書が提供され、時事用語などもスムーズに入力できる。また、「ATOK for iOS」と月額制の「ATOK Passport」(月額309円)もしくは「ATOK Passport[プレミアム]」(月額514円)にユーザー登録すると最大3カ月間無料で利用できる「ATOK for iOSとセットでATOK Passport最大3カ月無料キャンペーン」も実施する。キャンペーン期間は3月31日まで。
2015年02月24日ジャストシステムは24日、iOS向け日本語入力システム「ATOK for iOS」の最新版として、複数OS間のATOKと各種設定や単語登録などを同期できる「ATOK Sync アドバンス」対応の「ATOK for iOS ver.1.3.0」を発売した。App Storeにて1,500円で販売している。対応OSはiOS 8.0以降。最新版では「ATOK Sync アドバンス」に対応したほか、iOSのユーザー辞書や連絡先から単語を取り込めるようになった。また、変換辞書をアップデートし、新しい言葉を収録している。○月額制「ATOK Passport」が最大3カ月無料のキャンペーン合わせて、「ATOK for iOSとセットでATOK Passport最大3カ月無料キャンペーン」を開催する。2015年3月31日までに、「ATOK for iOS」と「ATOK Passport」、もしくは「ATOK Passport(プレミアム)」の両方にユーザー登録すると、契約中の「ATOK Passport」または「ATOK Passport(プレミアム)」が最大3カ月間、無料となる。詳細はジャストシステムのWebサイトを参照いただきたい。
2015年02月24日日本マイクロソフトは20日、WindowsやAndroid、iOSに対応したBluetoothキーボード「Microsoft Universal Mobile Keyboard」を発表した。本体カラーはブラックとグレーの2色を用意。3月6日より発売し、参考価格は税別7,980円。マルチOS対応のBluetoothキーボード。最大3台までの機器とペアリングが可能となっている。標準で保護カバーが付属し、保護カバーを開くとキーボードの電源をオンに、閉じるとオフにできる。この保護カバーは取り外しが可能で、スマートフォンやタブレットを置けるスタンドとしても機能する。本体にリチウムイオンバッテリを内蔵。動作持続時間は約6カ月。キー数は68のストレート配列。インタフェースはBluetooth 3.0。本体サイズは約W242×D109×H12mm、重量は約365g。対応OSはWindows 8 / RT、Android 4以降、iOS 6以降。
2015年02月20日iOSに付属のサウンドプレイヤーアプリ「ミュージック」は、さまざまな再生方法に対応している。曲をプレイリストに登録しておけば、自分の好きな曲を希望する曲順で聴くことができる。アーティスト/アルバム単位で聴くこともできるし、曲の繰り返し再生も1曲または全曲を選択できる。「Genius」に任せてしまうことも可能だ。再生曲順をランダムに決める「シャッフル」も用意されている。「設定」→「ミュージック」画面にある「シェイクでシャッフル」を有効にしておけば、iPhoneを上下に振ることで内蔵のセンサーが反応、再生途中でも強制的にシャッフルを実行できる。クルマを運転しているときなど、じっくり画面を見ることが難しいシチュエーションで重宝する機能だ。だが、いちどスリープに入るとシャッフルできなくなる。ロック解除して画面を「音楽」にしないかぎり、シェイクが動作判定されないからだ。以前のiOSでは、ロック画面が表示された状態でシェイクすればシャッフルできたが、セキュリティの関係かiOS 8の現在では無効化された。運転中にシャッフル再生できなくなった、と嘆いているiPhoneユーザも少なくないはずだ。その「スリープ後にシェイクでシャッフル」をiOS 8で使うための方法がひとつある。それは「アクセスガイド機能」を使うこと。「ミュージック」を使いはじめる時点でアクセスガイドを有効にするため、手間がかかるうえに他のアプリを使えなくなるデメリットもあるが、自動スリープしても画面がロックされないため(ただしアプリの終了にはパスコードまたはTouch IDによる認証が必要)、適当なボタンを押して画面を表示するだけでシェイク&シャッフルできるようになる。ドライブのお供にiPhoneを持ち出す場合、ぜひ活用してほしいワザだ。
2015年02月16日Sansanは16日、iOS/Android向け名刺管理アプリ「Eight」において、名刺情報のダウンロードが可能になる有料オプション「Eightプレミアム」の提供を開始した。月額400円もしくは年額4,000円で利用できる。Eightプレミアムは、名刺データのダウンロード、優先入力、全項目のデータ入力サービスが受けられるオプション。名刺データは登録したものなら、件数無制限でCSV形式でダウンロードできる。ダウンロードは自体は、PC版Eightから行う。優先入力は、通常ユーザーより優先して名刺データを入力してくれるサービス。全項目のデータ入力は、会社名、氏名、電話番号、メールアドレス、部署・役職、郵便番号、住所、FAX番号、携帯電話番号、WebサイトURLを自動入力してくれるサービスとなる。なお、本日16日より今月末までの期間限定で、Eightプレミアムのリリース記念キャンペーンを実施する。期間中にEightプレミアムに申し込んだユーザーの登録名刺データは過去登録分も、Eightが自動的にチェックして無料で全項目をデータ入力してもらえる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月16日大垣共立銀行は、同行が提供するiOS/Androi向けアプリ「スマホ通帳」において、2件の脆弱性を確認し、利用者に最新版へのバージョンアップを行うよう呼びかけている。同アプリは、スマートフォンの画面上に通帳を再現し、入出金明細を閲覧できるサービス。同行ではこのアプリについて、SSLサーバ証明書に関する脆弱性と、ログに関する脆弱性の2件について確認した。前者については、悪意のある第三者による暗号通信の盗聴が行われる恐れがあるという。影響を受けるのはiOS/Androidアプリのバージョン1.0.0。後者については、、端末のログ情報の閲覧権限があるアプリをインストールした際に、「スマホ手帳」に入力した情報が取得される恐れがあるという。同アプリは利用者が入力した情報をスマートフォン本体に操作ログとして記録する問題があるとしている。影響を受けるのはAndroidアプリのバージョン1.0.0。いずれの場合も、最新版にアップデートすることで問題に対処可能とし、利用者に最新版へのバージョンアップを呼びかけている。
2015年02月13日Amazonは12日、iOS用アプリ「Kindle for iOS バージョン4.7」を発表した。提供は無料。Kindle for iOS最新版では、新たに目次機能に対応。雑誌の中のコンテンツ間を自由に移動できるようになった。ページめくりのパフォーマンスも向上しており、めくる速度が速く滑らかになっている。データのダウンロード速度も高速化。以前のバージョンと比較して約40%短縮されている。文字がくっきり読みやすく表示されるなどコミック画質の向上も図られており、モアレ除去機能やイラストの流れを防止する機能も強化。ピンチイン / アウトによる拡大 / 縮小も滑らかになっている。
2015年02月12日撮影した写真を表示/管理するアプリ「写真」は、iOS 8で大きく変わった。編集機能が強化され、明るさや色合いを細かく調整できるようになったほか、リサイズや回転などの処理も操作性が大幅にリファインされている。サードパーティー製画像編集アプリのフィルタ機能を呼び出すことも可能となり、従来の「写真」と一線を画している。スナップショットの撮影が日常化し、結果として大量の写真を保管するユーザが増えたためか、写真の検索性も改善されている。撮影日時や撮影地点など写真に記録されている各種情報(メタ情報)をもとに、見たい写真を検索することが可能になったのだ。従来も「コレクション」を利用すれば撮影日を基準にソートできたし、地図を見ながら撮影位置で写真を絞り込むことができたが、iOS 8ではそれを組み合わせて検索することが可能になった。たとえば、「コレクション」では期間を優先して分類するため、どれだけ撮影位置が離れていても同じ集団にまとめられてしまう。撮影位置を優先して探したい場合、マップの上で確認しなければならず、「東京都」や「神奈川県」といった行政区分で分類することは苦手で、マップ上では土地鑑のある地域以外判定が微妙になりがちだ。そこで利用したいのが、前述したメタ情報を利用した写真の検索。「東京, 2014年」や「2014年, 那須」などと入力すれば、メタ情報から撮影日と撮影位置を割り出し、検索候補に表示してくれる。都道府県や市町村といった行政区分も適切に補完してくれるので、およその地名とざっくりとした撮影時期さえ指定すれば、膨大な数の写真の中から目的の写真を探し出せるはずだ。
2015年02月10日9to5MacでMark Gruman氏が、iOSの次期メジャーバージョンは安定性とパフォーマンスの向上を目的としたアップグレードになると報じた。iOS 7でユーザーインターフェイスを刷新し、iOS 8ではMacやiPadとの連係を強化、サードパーティ開発者が利用できるAPIを拡大するなど、ここ数年AppleはiOSのアップグレードで主に外見と機能を向上させてきた。そうした変化はユーザーと開発者から歓迎されたものの、Appleのソフトウエアの品質や安定性が低下していると声を上げる開発者も出てきた。iOS 9(仮称)では機能追加を小休止し、主に中身のアップデートを行うという。「iOS 9の開発に携わるエンジニアたちは、大きな機能追加の提供よりも、バグを修正し、安定性を高め、パフォーマンスを向上させることに多大な力を注いでいる」(Gruman氏)。Appleはまた、iOS 9でOS全体のサイズをコンパクトにしようとしている。それによってアップデートに必要なストレージ容量が減り、短時間で安定したOSアップデートが可能になって、ストレージ容量の小さなiOSデバイスにおけるOSアップデートのトラブル解消につながる。ただし、同氏はiOS 9のアップグレード対象が64-bit対応のAプロセッサ(A7、A8)に限られる可能性も指摘している。そのようになった場合、A6/A6X以前のプロセッサを搭載した8GB/16GBのiOSデバイスはコンパクトになったOSの恩恵を受けられない。AppleはMac OS Xでも2009年にリリースした「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」でパフォーマンスと安定性の向上に注力し、OS全体をコンパクト化した。iOS 9はSnow Leopardのようなアップグレードになる。ただし、Snow LeopardでもDockやExposeが改良されており、iOS 9でも「マップ」の乗り換えサポートや屋内マップなど、アップグレードのタイミングで準備が整う新機能の追加が行われる見通しだという。Gruman氏は、Siriの採用、Google MapsのiOS標準アプリからの排除、iPadの128GBモデルの登場など、過去に数々のスクープをものにしてきた。Forbesが選ぶ30歳以下の30人「30 under 30」で、2015年時点でメディア部門の1人に選ばれている。最近では開発が噂される12インチMacBook Airに関する記事が話題になった。
2015年02月10日iOS搭載端末を実際に成果が得られる形で企業に導入してもらうために、活用するための情報提供やサービス・ソリューション創出などを行う団体が「iOSコンソーシアム」だ。2015年1月現在、84社が参加。その中で製造業の企業が集まって研究を行っている製造ワーキンググループが、その成果をまとめたのが「iOS導入ガイド」だ。このガイドラインとともに、実際の導入ノウハウや事例を紹介するセミナーが2月に東京、大阪、名古屋で開催される。○iOS端末を基幹系の手足として本格活用できる流れのはじまりiOSを搭載したiPhoneやiPadを業務端末として導入した事例はすでに数多くあるが、あまり踏み込んだ使い方をしている例はまだまだ少ない。「外出先でグループウェアを見られる、メールの返信ができる、というような事例が多くあります。もちろんそれはそれで便利なのですが、iOS端末を使いこなしているとはいえないでしょう。『iOS端末を導入したらこういう効果があった』と語れない事例が多いのです」と語るのは、iOSコンソーシアム 代表理事である加藤正樹氏だ。iOSコンソーシアムは2012年に設立されて以来、年4回の本部セミナーや、各ワーキンググループによる組織セミナーなどを積極的に開催。会員企業に最新情報を提供するとともに、交流促進などに努めてきた。「iPadは、まだまだ基幹系の手足としては十分活用されていないと感じます。理由としては2つ考えられます。1つ目はWindows PCの置き換え用途での採用が多く、今までコンピューター処理していなかった新しい現場への投入ができていないというユーザーサイドの問題です。もう1つは、本体のバージョンアップ方法やガバナンスが利かせづらいなど、iOS端末自体が企業利用に向いたものになりきれていないというiOS側の問題です。しかし今、状況は変わりつつあります」と加藤氏は語る。しかし、2014年にはIBMが基幹系システムのクライアントとしてiOS端末を取り入れることを発表。マイクロソフトがiOS端末向けにOfficeの一部機能を無償提供するなど、大きな動きが出てきている。iOSといえばAppleのものという状況は変わりつつあるのだ。○製造業での導入ノウハウを現場感覚でまとめた「iOS導入ガイド」iOSコンソーシアムでは、会員企業同士のコラボレーションを促している。企業が見いだした新しい使い方を紹介したり、各社のもつ製品同士を結びつけて新しい活用方法へつなげたりといった動きも盛んだ。そうしたノウハウの交換や交流といったものを促す存在として、ワーキンググループがある。「個人のもつノウハウを企業へ持ち込む、他社の経験を学んで自社に持ち帰るといった活動をワーキンググループでは行っています。ただ交流して学ぶだけではなく、きちんと成果物にまとめようという活動でもあります」と語るのは、TIS 産業事業本部 東日本産業事業部 ストラテジックソリューション営業部 吉原敬史氏だ。最終的には一般販売される書籍として発表し、広くその知識を提供しようという試みの中、吉原氏が所属する製造ワーキンググループでは、製造業におけるiOS端末導入についてのノウハウをまとめた「iOS導入ガイド」を作成した。「製造業はiOS端末活用において、少々取り組みの遅れている業界でもあります」と語るのは、吉原氏と共に「iOS導入ガイド」制作に携わったラティス・テクノロジー 開発本部 製品企画グループ シニアスーパーバイザーである松浦真弓氏だ。松浦氏は製造ワーキンググループのリーダーでもある。製造業の現場においては、安全確保のために両手を自由にしておく必要があったり、作業現場には金属粉が舞うなど端末にとって厳しい環境であったりと、営業支援的な活用方法をそのまま転用できない事情がある。しかしその分、どう活用するかということをしっかり考えた事例も増えつつあるという。「たとえば、両手を開けておくために作業用ワゴンに特注のステーを取り付け、手軽にiPadを使えるようにしたという事例があります。ここでは作業指示書にQRコードをプリントし、それをiPadで読み込むと3D設計図が閲覧できるという形で活用しています。製造番号と図面をきちんと紐づけるデータはあったけれど、これまではリストから探し出す必要がありましたし、現場では3D図面が見られなかったわけです。既存システムにiPadをうまく組み合わせた事例といえます」と松浦氏。自社で理想的なステーの図面を書き起こし、ワーキンググループに加入している別企業に特注ステーの発注を行ったというのも製造ワーキンググループらしいエピソードだ。iOSコンソーシアムの製造ワーキンググループには、こうした事例が多く存在するという。○聞いて尋ねて持ち帰れる役立つセミナー「製造現場からはじめるiPadを活用した業務改革セミナー 第2回」「iOS導入ガイド」を会員企業以外でも入手でき、実際の導入事例について聞くことのできる機会が、2015年2月に開催される「製造現場からはじめるiPadを活用した業務改革セミナー 第2回」だ。2月12日に名古屋で開催するのを皮切りに、13日には大阪、19日には東京と3都市で開催される。セミナーの参加費は無料だ。当日はiOSコンソーシアム 製造ワーキンググループの千葉友範氏が「スバリ!丸わかり エンタープライズモバイル導入の傾向と現状 ~導入の「落とし穴!」をお教えします~」と題して「iOS導入ガイドライン」の内容を詳細に解説。さらに、実際に導入に取り組んだ先行企業が活用事例を語る講演も2つ行われる。「製造業の事例からまとめた「iOS導入ガイド」ですが、現実にはまだまだ一般的な内容に留まっています。つまり製造業に特化したものではなく、他の業種でもiOS端末を効果的に導入するにあたって大きなヒントになる内容です」と吉原氏。さらにこのセミナーには、一方的に講演を聞くだけでなく参加者が成果を得て帰れる仕掛けがある。セミナーのサブタイトルは「ズバリ聴く!iPad活用お悩み座談会」。参加者同士だけでなく登壇者も加わった座談会を開催することで、より実践的な質問をしやすい時間が設けられているのだ。「質疑応答の時間を設けても、なかなか実際に手を挙げられないという参加者も多くいます。そこで、短い時間ではありますが発言のしやすい少人数の座談会を用意しました。当日の登壇者をはじめとするiOSコンソーシアムのメンバーに直接質問をする機会です。昨年も非常に評判のよかった企画ですので、ぜひ参加していただきたいと思います」と加藤氏は語る。座談会は6セッション用意されており、この中から3つを選択して参加する。1セッションあたりは20分と短いが、少人数で車座になってのセッションは会話も弾みやすいようだ。「たとえば導入にあたっての悩みとして、わかりやすい成果を求める上司にどう話しを持って行くべきなのか、社内稟議を通すためにどういう動き方をするのがよいか、というようなものがあります。そうした課題の解決方法などもご紹介したいですね」と吉原氏。ノウハウの情報だけでなく、導入に携わった人々の生の声を聞き、疑問をぶつける機会ともなるセミナーだ。iOSをこれから導入したいと考えている企業の担当者はもちろん、すでに導入をしているが十分な成果が得られていないと感じている現場からも参加して欲しいセミナーといえるだろう。○製造現場からはじめるiPad を活用した業務改革セミナー 第2回 ~ ズバリ聴く! iPad 活用お悩み座談会 ~開催都市:名古屋日時:2015年2月12日 13:30- 17:30(開場13:00)会場:ウインクあいち12階1204(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)定員:50名費用:無料開催都市:大阪日時:2015年2月13日 13:30- 17:30(開場13:00)会場:オラクル西日本支社(大阪府大阪市北区堂島2-4-27新藤田ビル 9F)定員:50名費用:無料開催都市:東京日時:2015年2月19日 13:30- 17:30(開場13:00)会場:オラクル本社12階1204(東京都港区北青山2-5-8オラクル青山センター)定員:80名費用:無料各イベントの詳細・申し込みはこちら
2015年02月09日オンキヨーは2月4日、iOS/Android端末向けのハイレゾ音源゙再生アプリ「Onkyo HF Player」のメジャーアップデート版を公開した。iOS向けが「Onkyo HF Player Ver.2.0」、Android向けが「Onkyo HF Player Ver.1.0」。インストールは無料だが、1,000円の課金で世界初のDSDリアルタイム変換出力機能を利用できる。iOS端末向け「Onkyo HF Player Ver.2.0」では、iOS8対応と64bit端末への最適化をはじめ、画面左端から右スワイプによる前画面への移動、編集中のキューを置き換えるときの注意文表示に関する変更、DSD 11.2MHzのDoP出力のサポート(DSD11.2MHz以上の再生の推奨環境はiPhone5S以降)、DSD3MHzおよび6MHzのPCM変換再生/DoP出力のサポート、DoP出力時のポーズモードに関する設定の追加、リアルタイムDSD変換再生機能のサポート(有償、iPhone5S, iPhone6など64bit CPU端末のみ対応)など、ユーザー待望の新機能の数々が追加された。さらに、AirDrop機能にも対応し、Macとの組み合わせではドラッグ&ドロップによるスマートな楽曲の転送も可能となった。この機能の動作環境は、iOS 8以降もしくはMac OS X Yosemite、MacはBluetooth 4.0(BLE)が必須だ。一方、トライアル版から正式版へと進化したAndroid端末向け「Onkyo HF Player Ver.1.0」では、OTG(On The Go)ケーブルを使用して、ポータブルヘッドホンアンプやUSB DACなど外部USBサウンドディバイスへハイレゾ音声のデジタル出力を実現するため、新たに同社独自の「Onkyo USB Audio HF Driver」がアプリ内に実装された。また、自動アップサンプリングや、リアルタイムDSD変換再生(有償、2GHz/4コアの以上CPUが必須)などの機能もサポートされている。なお、課金せず無料版アプリとして利用している状態では、ハイレゾ出力には非対応。48kHzまでの音源再生に制限されている。
2015年02月06日Googleは、Android端末向け「Google」アプリのNowカードに、40のアプリとの連携機能を追加した。クックパッド、SUUMO、SmartNewsなどのNowカードが表示される。対応端末はAndorid 4.1以降。Nowカードは、Googleアプリの機能の一つで、天気、株価、フライト情報などをジャストなタイミングで提示してくれるパーソナルアシスタント機能。連携可能になったアプリは、海外発祥のものが多くを占めるが、クックパッド、SUUMO、SmnartNewsといった和製アプリも対応した。SmartNewsは今話題のニュースや各都道府県に関連したニュースを通勤時間を現在地に合わせて表示する。クックパッドは旅先の郷土料理や節分など季節ごとの行事、天気にちなんだレシピなど、季節や場所に合わせて表示する。SUUMOは探しているエリアの新着物件情報を提示する。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月02日