静岡県伊東市のなぎさ公園で12月22日、「とっておき冬花火大会&冬のよさこいソーズラ祭り」が開催される。○花火と踊りのファンタジックショー同イベントでは海上から花火が打ち上げられるほか、会場のすぐ目の前で上がる「庭花火」を見ることができる。また、「冬のよさこいソーズラ祭り」では多くのよさこいダンスのチームが個性的な衣装や振り付けで舞い競う。さらになぎさ観光駐車場では、約50店舗の出店が集うフリーマーケット「フレンドシップバザール」も開催する。また、来場者プレゼントとして17時30分から先着500人に「ほっかいろプレゼント」、18時から先着1,000人に「温泉たまごの試食コーナー」を行う。開催時間は、「フレンドシップバザール」が12時から21時、「冬のよさこいソーズラ祭り」は18時から20時35分、花火の打ち上げは20時35分から21時までとなる。
2015年12月08日京都府京都市の伏見銘酒協同組合で12月13日の11時~15時、「酒蔵開き」が開催される。○搾りたての新酒を味わえる同イベントは、銘酒として知られる伏見の搾りたての新酒と限定酒を味わえる。試飲は、小カップ2種類(約50mL/各1杯)で200円となる。ほかにも、京都ならではの漬け物や京するめ、京野菜、酒饅頭など物産品の販売、さらに鳥せい特製かす汁を1杯200円、酒粕を800g入り500円で数量限定販売する。
2015年12月08日日本ユニセフ協会はこのほど、11月30日にバンコクで発信された「アジアの青少年に広がるHIV感染」についての情報を公開した。今回の情報は、12月1日の「世界エイズデー」にあわせて公開されたもの。ユニセフやUNAIDSなどを含むアジア・太平洋地域の複数機関による「青少年キー・ポピュレーションに関するタスクチーム」が、11月30日に発行した報告書「Adolescents: Under the Radar in the Asia-Pacific AIDS Response」で明らかにした。同報告書によると、新たなHIV感染件数は全体として減少しているものの、感染の高いリスクにさらされているグループ("キー・ポピュレーション"といわれる高リスクグループ)に属する青少年層をみると、その数は増加しているという。特にアジア・太平洋地域の青少年の間で、HIVの感染が水面下で広がっている。2014年には、15~19歳の間で推計5万件の新たなHIV感染が明らかとなったが、これは新規感染数の15%に当たる。特にフィリピンでは、2010年には推計800人だった10~19歳の新たなHIV感染者数が、2014年には1,210人へと50%増加した。データがある国々の中で、最も青少年のHIV感染率が高いのはパプアニューギニアとフィリピン。それぞれHIVに感染した人々のおよそ10%を青少年が占めている。新規の感染はバンコクやハノイ、ジャカルタなどの大都市に集中しているという。また、アジア・太平洋地域では、現在およそ22万人の青少年がHIVと共に生きていることも明らかにした。HIVと共に生きる10~19歳の青少年の98%は、カンボジア、中国、インド、インドネシア、ミャンマー、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピン、タイ、ベトナムの10カ国に集中しているという。このような新たな感染件数の増加は、性行為を行う相手が複数いることや、コンドームの使用が一貫していないといった、リスクを伴う行為の増加が要因であるという。ユニセフでは、「青少年の間で、エイズまん延の防止に取り組まない限り、2030年までに公衆衛生の脅威であるエイズのまん延を終わらせることは不可能でしょう」と広がる感染に警鐘を鳴らした。報告書では、この状況を変えるため、政府が青少年に関するよりよいデータ、HIV感染予防に向けた戦略、青少年に特化した法や政策を整備することを提案している。
2015年12月08日「東京ラブストーリー」の坂元裕二や「高校教師」の野島伸司など数々の脚本家を輩出してきた“ヤングシナリオ大賞”。この度、「第27回フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞作の「超限定能力」がドラマ化される事が決定。また本作のキャストに、竜星涼、太賀、永野芽郁といったフレッシュな俳優陣が顔を揃えることが明らかとなった。今回、2061編の応募の中から大賞に選ばれた本作の作者・青塚美穂は、先日発表された第41回「城戸賞」佳作も受賞した実力の持ち主で、「将来は月9を書きたい」と意欲を見せている。また、本作のプロデューサーは「“電車内で駅名が見える”という設定が抜群に面白く、身近な着眼点ゆえ誰もが共感できる作品。また、主人公の成長を描く中で人間に対する温かさがにじみ出ている」と本作を評している。漫然とした日々を過ごす大学4年生の主人公は、ある日、通学中に頭を打って目を覚ますと“人が降りる駅”が見えるようになってしまう。電車の中でしか使えない些細な“超限定能力”。とってもショボい…でも意外と使える。その能力をフル活用し始める主人公。しかし、そこにはとんでもない副作用があった。自堕落に生きてきたひとりの青年がこの“超限定能力”と向き合った時、彼の人生に大きな転換点が訪れる。就職活動がうまくいかない親友とのすれ違い、“降りる駅が見えない”女子高生との交流といった人間関係の中で、主人公はどう変わっていくのか――。本作の主人公・秋山舜太郎を演じるのは、「黒蜥蜴」や『orange』の公開も控える竜星さん。本作がフジテレビ初主演となり、この冬ブレイク間違いなしとも言われれる彼は、「自分の学生時代に少し似ている部分があると思いました。やがて自分の将来と対峙しないといけないと気づく瞬間があるので、そこはきっちり見せたいと思います」と自身の役どころについて語り、「主人公が成長する物語なので、同世代の人たちにも、将来などちょっと蔑ろにしていたことを見直すきっかけを提示できたらうれしいと思っています」と作品についてもコメントを寄せている。また、主人公の親友・斎藤宜秀役には「恋仲」(フジテレビ)でも主人公の愛すべき幼なじみ役を好演し、話題をさらった太賀さんが務め、さらにキーマンとなる女子高生のヒロイン・橋田美雪役には、『俺物語』のヒロインに抜擢され、今年の全国高校サッカー選手権大会応援マネージャーにも決定した永野さんが好演。太賀さんは自身の役について「ノブは性格的には真面目で不器用なんですが、舜に対して、親友でありながらも常に“なんで俺じゃないんだろう”ってうらやましく感じている役だと思います」と語り、「ノブに共感する人って少なくないと思うんです。うそのないよう、丁寧に気持ちの変化などを表現できたら、と思っています」と語った。ヒロインを演じる永野さんは「ここまで追い詰められるという役は初めてだったので、ある意味、挑戦でした。物語の最後に向かって感情が変わっていくので、どうしたらその変化を表現できるか、というのが難しく、そこも挑戦でした」と挑戦の連続だったことを明かした。そのほか、主人公の通う大学の教授に紺野まひる、ルー大柴、ダンディ坂野、武藤敬司らも出演することが決定している。「超限定能力」は12月20日(日)24時45分~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月08日『RED』では20世紀を代表する画家マーク・ロスコ、『オレアナ』では女子大生に追い詰められる大学教師。2015年は緊迫感ある二人芝居に立て続けに挑戦してきた田中哲司。そんな彼が一転「安心感しかない」と語るのが、2016年2月に上演される『同じ夢』だ。THE SHAMPOO HATの赤堀雅秋が作・演出を手がけ、田中以外にも光石研、麻生久美子、大森南朋、木下あかりといったそうそうたるメンバーがシアタートラムで濃密な劇空間をつくりだす。舞台『同じ夢』チケット情報「二人芝居だと、どうしても自分が頑張らなきゃと背負ってしまう部分がある。もちろんそれはいいことでもあるんですけどね。一方、今回は仲のいい共演者がずらりと揃っているから、自分のことだけ考えて、あとはみんなにお任せしておけば大丈夫だと思います」と『同じ夢』について語る田中。なかでも光石とは、かつてある二人芝居を、短い稽古期間で乗り切った仲。「その状況を楽しもうと、ふたりで毎回動きを変えて演じました」と実に楽しそうに語る。「決して変えることをよしとしているわけではないんです。でもどの芝居でも、観てくださる方にわからないくらいの微妙な変化は日々ありますね。たとえばテンポのいいシーンで“今日は速さの限界に挑戦しよう”と試してみることもあります」と舞台ならではのエピソードを教えてくれた。赤堀とは、長塚圭史率いる葛河思潮社の『浮標』で俳優として共演経験があるが、演出を受けるのは初めてのこと。「赤堀くんの無骨な、飾らない演技が好きですね。ただ、THE SHAMPOO HATの芝居を見始めたのはわりと最近なんです。だって劇団名だけみたらSFとか書きそうでしょ(笑)。でも実際に見てみると、独特の場末感があって、不器用な人たちが集まっている。登場人物を愛せる芝居ですよね」と赤堀作品を評する。「演出家としての赤堀くんのことはまだ知らないけれど、きっと面白いものになるだろうと確信しています」。2015年に出演した2本の舞台は、いずれも翻訳劇だった。「翻訳劇って、1行しゃべるだけでもどうしても違和感が生まれる。それをいかに身体に落とすかが大変なんです」。そんな作品を乗り越えて挑む『同じ夢』は田中にしてみれば「ご褒美のようなもの」だとか。「相手役と一緒に稽古をしながら台詞を覚えるのっていちばんの贅沢だし、楽しみで仕方ないです」。公演は2月5日(金)から21日(日)まで東京・シアタートラムにて上演。チケットは12月13日(日)10時より前売り開始。チケットぴあでは一般発売に先がけ、12月9日(水) 11時よりWEB先着先行<プリセール>を実施する。また東京公演の後、松本・名古屋・兵庫・広島・福岡ほかを巡演。取材・文:釣木文恵
2015年12月08日オーチャードから程近いタングリン地区は、欧米系の駐在員やセレブが多く住む事で有名。その中心に位置する「タングリン・モール」は、ショッピングモールとしては小規模ながら、洗練されたショップやレストランの数々は常に国際色豊かな人々で賑わう。日本未上陸のショップでお土産探しはいかが?欧米系コミュニティーの中心となるショッピングモール©TRIPPING!アメリカ大使館やイギリス大使館、オーストラリア大使館などが集まるTanglin(タングリン)地区。タングリン・ロードとグレンジ・ロードの交差点に佇むショッピングモールが「Tanglin Mall(タングリン・モール)」だ。地下1階~地上3階と、シンガポールのショッピングモールにしては小規模ながら、欧米系の洗練された約70のショップやレストランが軒を連ねる。洗練されたショップの中には日本未上陸のブランドも©TRIPPING!Brown Rice Paradiseタングリン・モールに入ると、日本ではあまり見かけない店舗が多く、色とりどりのディスプレイに思わず目を奪われてしまう。1階の「The Better Toy Store(ザ・ベター・トイ・ストア)」は、木製の玩具を専門に取り扱う店舗。出産祝いや子どものお誕生日ギフトにもおススメだ。シンガポールでも珍しい大規模のオーガニック専門店「Brown Rice Paradise(ブラウン・ライス・パラダイス)」は2階のインフォーメーションカウンター奥の階段から中3階へ。オーガニック・ティーやコーヒーはもちろん、石鹸やアロマの精油、お菓子や離乳食まで、全てオーガニックの製品を取り扱う。同じく2階の「iwannagohome!®(アイワナゴーホーム!®)」は、島内に複数店舗展開する家具や雑貨のお店。キッチンツールやテーブルウェアの種類が豊富。©TRIPPING! Chateau de Sable幅広い年代に人気のローカルブランド「Island Shop(アイランド・ショップ)」や、オシャレな雑貨店「Tatty Marsh」、フランス発の子ども服「Chateau de Sable(シャトー・ド・サーブレ)」なども人気。地下にはスーパーマーケット「Tanglin Market Place(タングリン・マーケット・プレイス)」や、フードコートも入り、小規模ながら両替所、薬局、テイラー、クリーニングなど、一通りのサービスも充実している。Tanglin Mall(タングリン・モール)・住所:163 Tanglin Road S247933・営業時間:10:00~22:00・電話:+65 6736 4922・アクセス方法:オーチャードから徒歩約10分バスは7,111,123,132番などが最寄り
2015年12月08日Web 2.0以降、Webは広告を中心に回ってきた。広告によって製品やサービスの無料提供が可能になり、オンライン広告の成長がWebの拡大を下支えしてきた。そんなWeb企業が広告頼みを止めるのは容易なことではないが、米Mozillaが4日(現地時間)にFirefoxの新規タブで提供してきたスポンサー付きタイルの提供を打ち切ると発表した。売上の大部分を占めていたGoogleとのパートナーシップを2014年末に解消し、Google依存からの脱却に進み始めたMozillaは、実験的な広告コンテンツの提供にも乗り出していた。その一つがスポンサー付きタイルである。ユーザーが過去に訪れたサイトをベースにした「よく見るサイト」のタイルと共に、ユーザーが興味を持ちそうなサイトを提案する「おすすめのサイト」、そしてパートナーが宣伝する「スポンサーのサイト」のタイルを表示してきた。だが、ユーザーは広告タイルよりも自身により関連性の高いコンテンツを好み、そうしたコンテンツと積極的に関わることが利用データに表れていたそうだ。とはいえ、Firefoxは無料であり、スポンサー付きタイルはタイル全体のほんの一部である。スポンサー付きタイルを提供してきたこの1年を振り返っても、Firefoxの透明性やユーザーの選択が損なわれたとは思わないし、Mozillaが「魂を売った」というような批判も見当たらない。むしろ「武士は食わねど高楊枝」と意固地になることでFirefoxの開発が細ってしまうのではないか、と心配になる。そうした見方に対して、Mozillaのコンテンツサービス担当バイスプレジデントのDarren Herman氏は、広告タイル終了の理由を「コンテンツの発見(Content discovery)に集中するため」と説明する。○ビデオに偏るモバイル広告発見(Discovery)は、特にモバイルにおいて2016年のキーワードの一つになりそうな言葉である。モバイル広告は順調に成長しているが、偏りが見られる。The InformationのJessica Lessin氏は以下のように指摘している。「モバイル広告の成長の大きな部分はビデオからもたらされている。小さなスクリーンにも上手くフィットする形式であり、そしてスケールが問われる。だから、FacebookやGoogleがモバイル広告市場を独占している」アプリの経済において、もちろんモバイル広告は大きな存在だが、ビデオを扱わないアプリは不利であるのが現状だ。だから、いくつかの例外を除いて、大きな成功を狙うなら広告に依存しない収益モデルを確立しなければならない。そこで注目され始めたのが"発見"である。ユーザーが求めるモノや製品、サービス、情報にユーザーを効果的に結びつける。成功例を挙げると、移動の手段を必要とする人とライドシェアできる人を結びつけるUberだ。また「Uber型の…」と表現されるあまたのサービスの多くも、ユーザーの発見を促すサービスになっている。そうしたオンデマンドサービスの他にも、SnapchatやPinterest、Slackなどコミュニケーション分野にも成功例は多い。いずれも「発見のポータル」として地位を確立しており、Pinterestの「Buy」ボタンのように発見を売上に結びつける試みも広がり始めている。Amazon.comが販売するデジタルアシスタント端末「Echo」を使うと、「トイレットペーパーを補充」と頼むだけで、過去の購入履歴を調べて再注文してくれる。オンラインストアにアクセスし、商品を検索したり、過去の注文を調べる必要はない。一声かけるだけだ。私たちが今パソコンやスマートフォンなどで利用しているWebと同じ機能を備えながら、もっとシンプルで簡単に使えるインタフェースで、ユーザーが必要としている情報や機能に結びつけてくれる。ディスプレイもない、音声コミュニケーションのみ。これが未来のWebサービスなら、広告が提供されるスペースは限られ、ユーザーが便利と認めるサービスが生き残る。Mozillaが11月25日に公開した2014年度の決算報告書によると、傘下事業を含めた2014年の売上高は3億3,000万ドルで前年比5%増だった。ただし、2014年はGoogleとのパートナーシップ期間であり、独歩し始めたMozillaの将来性への評価は次回の決算報告からになる。その体裁を整えるなら、スポンサー付きタイルを維持するべきである。だが、Mozillaはモバイルも視野に発見を重んじてスポンサー付きタイルの提供を見送った。広告に頼らないことで、しばらく低迷期に落ち込むかもしれないが、ユーザーのコンテンツの発見にこだわることがWebの未来につながる。オープンで透明なWebを標榜するMozillaの立ち位置を示した判断だと思う。そのビジョンをどのように収益モデルに結びつけるのか、現段階では不明だが、何の勝算もなしに、そのような判断は下さないだろう。発見のプラットフォームとしてFirefoxがより便利なブラウザに進化すると想像できるし、広告にとらわれないMozillaの姿勢がやがて広告依存からの脱却を図るWeb企業の道しるべになると期待する。
2015年12月08日本格的なクリスマスシーズンに突入! 今年のクリスマスは、「フライング タイガー コペンハーゲン (Flying Tiger Copenhagen)」(以下、フライング タイガー) の北欧風アイテムで楽しんでみませんか? 北欧雑貨には、長い冬をおウチで楽しく過ごすアイデアがいっぱい。ここでは、クリスマスにぴったりなおすすめアイテムを紹介します。○色鮮やかなアイテムでクリスマス気分を盛り上げよう!真ん中にデザインされた大きな星マークがかわいい「ランタン」(300円)。乳白色のポットから透けて見えるキャンドルの光はあたたかな印象で、ホッと心をなごませてくれます。星の色はイエローとゴールドとシルバーの3色です。真っ赤な色とユニークな顔の形をした「マグ」(400円)。顔の口に当たる部分は穴になっていますが、これ、何だと思いますか? 実はここ、クッキーなどのお菓子が入れられる穴なのです! ありそうでなかったデザインで、おもてなしの時に話題になりそう。サンタクロースのお手伝いをする小さな妖精 "ニッセ" をモチーフにした「ラウンド缶」(大300円、中小200円)。密封性が高いので、キャンディーやクッキーなど入れたり、紅茶のティーバッグを入れたりする用途にも便利です。大中小のサイズをそろえて飾るのもかわいいですね。○パーティーに使いたいアイテムも「ボックス(サンタ)」(200円)は、サンタの形をした箱。お菓子やちょっとしたお土産などを入れるなど、プレゼントにもぴったりです。子どもだけではなく、大人だってクリスマスの夜、枕元にあったらうれしいですよね。「クリスマスネクタイ」(200円)は、サンタの衣装をモチーフにしたネクタイ。サンタの格好をするのはちょっと恥ずかしい……そんな恥ずかしがりやさんにおすすめ。小さくてかさばらないので、パーティーの時にポケットにしのばせて。○お部屋にあるだけでウキウキするクリスマスアイテム「ランタン」(800円)は、ランタンの形をしたキャンドルポット。ツリーのオーナメントとして飾ってもよし、クリスマスディナーの時にテーブルに飾ってもよし。シーズンが終わったら玄関などに飾ると、インテリアのアクセントになります。「クリスマスDIYカレンダー」(400円)は、好きな場所に好きなモチーフを差し込んで作るペーパータイプのクリスマスツリーです。カレンダーになっているので、デスクやテーブルの上に飾り、ウキウキとクリスマスまでカウントダウンを楽しみましょう。北欧チックな女の子のイラストがかわいい「クリスマスボール」(250円)。電球の中にクリスマスの衣装を着た女の子がいるようなデザインです。オーナメントを揺らすと、中の雪もサラサラと動きます。木製の「掛け時計」(900円)は、白い壁に飾れば、まるで雪景色の中の木を見ているよう。ぬくもりある木のデザインは、クリスマスの時期だけではなく、シーズン問わず使えそうですね。サンタ・トナカイ・スノーマンの「木製クリスマスおもちゃ」(各300円)は、腕や頭などのパーツを自由に移動できちゃうおもちゃ。パーツが柔らかくボディにつながっているので、好きな場所に移動できるのです。どんな形にしますか?○知ってる? 「Flying Tiger Copenhagen」ブランド名の由来最後にちょっとしたコネタをひとつ。「Flying Tiger Copenhagen」のブランド名に「Tiger」とありますが、これを「トラ」を意味する「タイガー」であると思っている人も多いのではないでしょうか。同ブランドは、創設者レナート・ライボシツが1988年デンマーク・コペンハーゲンに10クローネショップ「ゼブラ (Zebra)」としてオープンさせた雑貨店が始まり。デンマーク語でタイガーは「ティアー (Tiger)」と発音しますが、それがデンマークの通貨、10クローネを意味する「ティアー (Tier)」と似ていることに、レナート氏のお子さんが気づいたそう。そこで、10クローネで購入できるアイテムを多く取りそろえている雑貨店であることから、「タイガー (Tiger)」と改名したのだとか。日本では表参道ストアのオープン時に、飛躍の意味を込めて「フライング (Flying)」と付け加えられています。※本稿記載の価格はすべて税込みです。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年12月08日ユニバーサルミュージックは、クラウドファンディングサービスで好評のオールインワンレコードプレーヤー『SIBRECO Speaker Inbuilt record player』を、同社オフィシャルストアなど全国にて一般発売する。発売日は12月17日。価格は税抜1万5,000円。Amadana Musicは、クラウドファンディングサービス「Makuake」にてプロジェクトへの賛同者を募集し、約1カ月半の募集期間に約900人のサポーターからの支援を得て資金調達を実現したオールインワンレコードプレーヤー。本体前面両足には、ステレオで幅広いジャンルの音楽をバランス良く楽しめるようチューニングされた40mmのフルレンジスピーカーを搭載する。また、リスニング機能に加えて、デジタル変換可能なUSB端子を備えているため、デジタルファイルへの変換が可能。加えて、アナログ出力可能なRCA端子も装備されているため、手持ちのアンプ・スピーカーなどでの拡張にも対応。ダイヤルひとつで音量調整ができるようになっており、33-1/3、45、78回転の切り替えスイッチも装備する。なお、発売を記念し、東京都・中目黒の「waltz」にて、POP UP STOREもスタートするとのこと。
2015年12月08日韓国を代表するトップ俳優ファン・ジョンミンとユ・アインが『ベルリンファイル』のリュ・スンワン監督のもとに集結した『ベテラン』が、いよいよ12月12日(土)より公開となる。このほど、公開を直前に控え、ファン・ジョンミンとユ・アイン、さらにオ・ダルス、ユ・ヘジン、チャン・ユンジュといった個性派キャストがそろって日本のファンにメッセージを送る特別映像がシネマカフェに到着した。広域捜査隊のソ・ドチョル(ファン・ジョンミン)はベテランの“武闘派”熱血刑事。世話になったトラック運転手がシンジン物産を訪れた直後、意識不明に渋滞に老い言ったことを知った彼は、真相解明に乗り出す。この謎めいた事件には、大財閥シンジン・グループの御曹司チョ・テオ(ユ・アイン)が絡んでいた。巨大な富と権力を楯にするテオの卑劣なもみけし工作や、度重なる捜査妨害にも屈指ないドチョルは強い正義感で命がけの闘いに挑んでいく。『ベルリンファイル』のリュ・スンワン監督が、政府さえ金の力で動かす大財閥と、悪は絶対許さない武闘派“ベテラン”刑事率いる5人の個性派広域捜査隊チームの対決を描いた本作は、観客動員1,300万人を突破、韓国映画史上3位を記録する大ヒットとなった痛快アクション。特に、日本でも『新しき世界』『国際市場で逢いましょう』などが相次いで公開され、映画ファンにもすっかりおなじみとなったファン・ジョンミン、「成均館☆スキャンダル」「チャン・オクチョン」「密会」などのドラマでも多くのファンを魅了し、本作と、続く『思悼』が大ヒットとなったユ・アインは、いまや人気ナンバーワンといっても過言でない人気ぶり。その2人が、劇中では激しい火花を散らしながら、肩を並べて贈るコメント映像はかなり貴重といえそうだ。『ベテラン』は12月12日(土)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月08日エプソンは12月8日、電子ペーパー表示技術を採用したリストウェア「Smart Canvas(スマートキャンバス)」の新モデルとして、「エヴァンゲリオン」シリーズを発表した。同日より、エプソンダイレクトショップにて予約受注を開始。2016年1月28日に発売する。価格は税別25,000円。Smart Canvasは「時を感じ、時を楽しむ」をテーマとしたリストウェア。電子ペーパー表示技術(アクティブマトリクスEPD方式)を採用し、画面にキャラクターのグラフィックを表示する。今回のラインナップは、「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズに登場する特務機関「ネルフ」をモチーフにした「Type:NERV」と、登場キャラクター・渚カヲルをイメージした「Type:KAWORU」の2モデル。画面の表示は設定に応じて変化し、Type:NERVには「活動限界モード」「シンクロモード」「EVA 機体モード」「電柱モード」「デスクトップモード」「使徒モード」の6種類を、Type:KAWORUには「KAWORUモード」「月モード」、「ピアノモード」、「六角形モード」、「DSSチョーカーモード」「デスクトップモード」の6種類をそれぞれ用意している。共通の仕様として、適応する腕回りサイズは最大190mm/最小135mmで、長さ調節用の穴は11個。本体サイズはW38.3×D8.66×H39.4mm、重量は約50g(バンド含む)。電源には小型リチウム電池を使用し、電池寿命は約3年。日常生活における「水のかかる」程度なら使用可能という日常生活防水性を備える。また、Type:NERVとType:KAWORUの交換用バンドも受注を開始した。ラインナップは、Type:NERV用が「曲線」「マーク」「電柱」の3種類。Type:KAWORU用が「月(白)」「月(黒)」「曲線」の3種類。発売は2016年1月28日で、価格はいずれも税別4,500円。
2015年12月08日小町はこのほど、電子レンジで温めるだけで鼻毛脱毛ができるブラジリアンワックス「KING’s NOSE WAX(キングスノーズワックス)」(2,980円・税込)を発売した。同商品は、ブラジリアンワックス「Brabianca(ブラビアンカ)」を開発・販売する同社が3年の期間をかけて開発した鼻毛専用の脱毛商品。電子レンジで温めるだけで手軽に脱毛できるセルフケア商品で、これまでにない絶妙な「抜け」を感じられるように工夫した。実際に使用した86%以上(同社調べ)が、1回の使用で20~30本の鼻毛が抜けた実績があるという。商品は、シリコンカップとビーズワックス、スティックなどがセットになっている。付属のシリコンカップにビーズワックスを入れ、電子レンジ(500W)で約4分加熱。ワックスをスティックにマッチ棒状になるよう付けて、鼻に軽く差し込んで使用する。約1分ほど待ってワックスが固まったら一気に引き抜くが、痛みは感じにくいとのこと。キットは10回分のセット。ハードワックス40g、使い捨てスパチュラ10本、使い捨てスティック20本、耐熱性シリコン容器1個(色指定不可)、取扱説明書1枚が入っている。同社通販サイトのほか、Amazon、Yahoo!ショッピング、Qoo10でも販売している。
2015年12月08日2010年12月7日。日本初の金星探査機「あかつき」が、約半年間の航海を経て、いよいよ目的地である金星に到着しようとしていた。「あかつき」の運用室がある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパス(神奈川県相模原市)には、関係者や報道陣、そして「あかつき」を応援するために宇宙ファンが集まっていた。8時49分00秒。「あかつき」は金星をまわる軌道に入るためのエンジン噴射を開始した。この噴射中、「あかつき」は地球から見て金星の裏側に入る。「あかつき」と再び通信ができるのは9時12分ごろの見込みだった。ところが通信は再開されず、「あかつき」は行方不明になった。約1時間半後に見つかったときには、まったく予想外の方向を飛んでいた。エンジンが途中で止まり、金星の周回軌道に入れなかったのだ。その後、運用チームの懸命の努力により、再び金星にたどり着くことができる道筋が見つかり、2015年12月7日に金星軌道への投入に再挑戦することが決まった。本連載の第1回と第2回ではまず、「あかつき」の検討から打ち上げ、そして5年前の失敗と、再挑戦に向けた歴史を振り返る。そして第3回と第4回では、「あかつき」のプロジェクト・マネージャーの中村正人さんへのインタビューを掲載する。その後、12月7日の金星周回軌道投入の再挑戦の顛末を紹介し、「あかつき」が拓く金星のサイエンスについても紹介していきたい。○「あかつき」の誕生日本が金星探査をやろうという話は、20世紀の末に持ち上がった。2000年当時、日本も金星探査をやりたいという機運はあったものの、金星の分厚い大気を見るために必要な、赤外線を使う観測機器を造れる人がおらず、また金星探査という大きなプロジェクトを率いることができる人もいなかった。そこで当時、東京大学にいた中村正人さんに白羽の矢が立った。中村さんは当時、極端紫外線を使った観測を行っていたが、新たに赤外線を使う観測機器を造らないかともち掛けられ、宇宙科学研究所(ISAS)に移った。さらにそのなりゆきで、中村さんはこの計画のプロマネを務めることにもなった。そこで他の研究者や日本電気(NEC)の技術者らと共に検討を重ね、わずか1年で構想をまとめた。2000年12月には、ISASの宇宙科学ミッションを審査する宇宙理学委員会に提案書が提出され、翌2001年の1月に開催された「第1回宇宙科学シンポジウム」の初日の最初の講演で、中村さんはこの計画を発表した。発表は好評。宇宙理学委員会による審査を経て、2001年5月、ISASとして金星探査ミッションを推進することが決まった。同年7月には、宇宙開発委員会推進部会の事前評価で「開発研究」段階への移行は妥当との評価を受け、ここに第24号科学衛星「PLANET-C」、後に「あかつき」と命名される日本初の金星探査機の計画がスタートした。当時の計画では、2007年に打ち上げ、2009年に金星に到着する軌道を取ることになっていたが、2004年になってようやくPLANET-Cの開発に予算がつき、打ち上げ時期は2010年まで遅れることになった。○金星気象衛星「あかつき」PLANET-Cは打ち上げ時の質量が約500kgで、ここに5台のカメラと1台の電波発信器からなる、合計約35kgの科学観測装置が搭載されている。535kgというのは金星探査機の中では比較的小さいが、金星の自転と大気の回転と同じ方向に向けて回る軌道から、赤外線を使って金星の大気を見るというミッションは、これまでどの探査機もやったことがないことで、科学的に大きな成果が得られることが期待された。実はこの探査機には、コードネームの「PLANET-C」、愛称の「あかつき」以外に、Venus Climate Orbiter (VOC)という名前でも呼ばれていた。直訳すると「金星気象衛星」。現在ではあまり使われることのない名前だが、この「金星気象衛星」この、「あかつき」の性質を端的にかつ的確に表した名前である。金星には地表を覆い隠すほどの分厚い大気があり、地表での気圧は90気圧もある。その内部の構造がどうなっているのかはまだ謎が多く、たとえば硫酸の雲がどうやってできているのかはわかっていない。また、赤道から高緯度までの広い範囲で、金星の自転方向と同じ向きに風が吹いており、さらにその速度は高度60kmあたりでは時速400kmにも達する。こうした高速で循環する風のことをスーパーローテーションと呼ぶ。地球では考えられない現象だが、土星の衛星タイタンでも似たような現象が起きていることが判明しつつあり、宇宙規模では珍しくないかもしれないと見られている。こうした金星大気の謎を解明することで、金星そのものを知ることになるのはもちろん、金星と地球の気候は何が共通していて何が違うのか、そしてそれは何故なのかを調べることで、地球に対する理解をさらに深めることにつながり、気象学の分野がさらに発展することが期待されている。○金星環境に耐える「あかつき」PLANET-Cの開発は2004年に始まった。2001年に承認された提案に手を加え、設計を詰める作業が行われたが、中村さんによれば、これにはプロジェクト・エンジニアを務める石井信明さんが辣腕を振るったという。PLANET-Cの開発では、特に金星環境にどう耐えるかが重要となった。金星は地球よりも太陽に近いため、探査機が受ける熱の量も大きくなり、放っておくと壊れてしまう。そのため、太陽から受ける熱や、探査機内部から出る熱をうまく制御する必要がある。実際の開発と製造を担当したNECによれば、「熱設計が大変だった」と語る。機体の随所には、いかに放熱する面に太陽光を当てないようにするかという工夫が施されている。特に、地球と大容量の通信を行うための高利得アンテナも、検討時はお椀のような形でおなじみのパラボラ・アンテナだったが、これだとアンテナが太陽のある方向を向いたときに給電部に集光し、温度が上がってしまうため、平面状のアンテナ(ラジアルライン給電スロットアレイアンテナ)が新たに開発された。また、探査機の両側にそれぞれある太陽電池の格納方法にも工夫が施された。多くの衛星では、両翼にある太陽電池はそれぞれの側面側に折り畳まれているが、PLANET-Cでは探査機の高利得アンテナがある側に、蓋をするような形で折り畳まれている。これにより、タイダウン(拘束具)のメカニズムを共通化でき、軽量化につながった。そしてもうひとつ、PLANET-Cにとって最大の変更ももたらされた。スラスターがセラミック製に変わったのだ。通常、人工衛星のスラスターにはニオブ系合金の金属製のものが使われる。しかし、耐熱性に制限があり、また寿命や取扱性にも問題があり、さらに日本にとっては特許の問題から海外から輸入するしかなく、入手性にも問題があった。そこで、金属ではなく窒化珪素系セラミックスを使った「セラミック・スラスター」の開発が行われた。セラミックはニオブ系合金よりも耐熱性が高いため、その分スラスターの性能を上げることができる。またニオブ系合金で必要な耐酸化コーティングも不要という利点がある。そして国産であるため入手しやすく、いわゆる「ブラックボックス」にもならないため、問題が起きても十分な調査が行えるという利点もあった。開発は順調に進み、試験を繰り返した結果、十分な性能と信頼性をもつことが実証された。そしてPLANET-Cが、この新型スラスターの採用第1号になることになった。○M-VからH-IIAへPLANET-Cそのものの開発は順調に進んだが、それ以外のところで大きな問題が起きた。打ち上げロケットの変更である。当初の予定では、打ち上げには「M-V」ロケットが使われることになっていた。M-VはISASが開発した全段固体燃料を使うロケットで、世界の固体ロケットの中でも高い性能をもっていた。しかし、コストが高いという欠点があり、JAXAは2006年、M-Vを退役させる検討を始めた。このとき、PLANET-Cの打ち上げをどうするのかという議論が起こった。「あかつき」はM-Vで打ち上げるように造られているが、機体が完成し、打ち上げられるのは2010年になる。それまでM-Vを延命させるのか、それともH-IIAロケットで打ち上げるのかが検討され、最終的に後者が選ばれた。H-IIAはM-Vとは違い、液体の推進剤を使うロケットであるため、乗り心地は比較的良いほうだった。しかし、大型ロケットのH-IIAにとってPLANET-Cはあまりにも軽く、振動が発生することが問題になった。その振動はPLANET-Cの固有振動数と一致しており、そのまま打ち上げると共振を起こして、壊れる心配があった。まずこの振動を抑えるため、ダミー・ウェイト、要するに衛星でもなんでもない、ただの「重り」を載せることになった。後に、このダミー・ウェイトは、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」が換わって載ることになった。さらに、各所に補強のための梁が入れられることになった。一方、H-IIAにしたことでメリットもあった。M-Vは固体ならではの振動が大きく、H-IIAとはまた別の点で補強が必要なところがあった。たとえば、M-Vで打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は、回転する駒の力で機体の姿勢を制御する「リアクション・ホイール」に、打ち上げ時の振動に耐えるための設計変更が加えられた。このリアクション・ホイールそのものは米国製で信頼性は高く、また他の衛星や探査機にも採用された実績もあるものだったが、この設計変更が仇となり、航行中に故障することになった。しかし、PLANET-CはH-IIAで打ち上げることになったため、ともすれば不安要素にもなる、こうした設計変更をする必要がなかった。それは設計寿命を超えて今日まで、「あかつき」が正常に動き続けていることにつながっている。○打ち上げ打ち上げロケットがM-VからH-IIAに変わるということはあったものの、計画そのものは大きな遅延を出すことなく進んだ。2009年10月23日には、PLANET-Cの愛称を「あかつき」とすることが決定、発表された。「あかつき(暁)」は、日の出直前の東の空が白み始めるころを指し、金星が最も美しく輝く時間として知られている。一日の始まりである夜明けを意味するこの言葉には、情景の美しさだけではなく物事の実現への力強さがある。その名前が与えられた背景には、ミッションの成功と、探査により惑星気象学を新たに創出しようという想いと決意が込められているという。そして2010年5月21日6時58分22秒(日本標準時)、「あかつき」を搭載したH-IIAロケット17号機は、種子島宇宙センターから離昇した。ロケットは順調に飛行し、打ち上げから約27分29秒後に「あかつき」を分離。その後、太陽電池パドルの展開や、太陽を捕捉する制御にも成功し、その日の夜には搭載カメラを使って地球を撮影する試験も行われた。こうして「あかつき」は、半年後の金星到着に向け一路、宇宙の海へ漕ぎ出した。【取材協力:JAXA、日本電気】
2015年12月08日Amazon.co.jpでは現在、「Adobe Creative Cloud フォトグラフィプラン [2015年度版] 12か月版 」のオンラインコードを、アドビストア参考価格から30%オフとなる8,232円で購入できる1日限定セールを開催している。Windows / Mac対応。同セールは、本日12月8日のみ。このセールは、「本日12月8日」限定でAmazon.co.jpが独自に実施しているもの。「Adobe Creative Cloud フォトグラフィプラン」1年分(一括払い)のアドビ公式ストア価格は「1万1,760円」だが、Amazonでは本日に限り、同プランの「オンラインコード」を「8,232円」で購入することが可能となっている。また、既に同プランを契約しているユーザーも、このオンラインコードを購入し、専用サイトで有効化することで、契約期間を12カ月間延長することが可能だ。「フォトグラフィプラン」にはPhotoshop CCのほか、Lightroom CCのほか、Adobe Photoshop Fixなどモバイルアプリやクラウドストレージ、フォントサービス「Typekit(体験版)」が含まれている。ちなみに「オンラインコード」とは、購入後その場で「コード」が発行されるもの。コードを購入後、専用サイトよりAdobe IDでログインし、コードを入力して有効化しソフトをダウンロードすることで利用可能となる。詳しくは、アドビ システムズのWebサイト内、「ソフトウェアダウンロードカードの有効化について」を参照のこと。なお、今回のセール対象は「オンラインコード」のみで、「ダウンロードカード」は対象外なので注意してほしい。
2015年12月08日芸能界の嘘とリアルを現役アイドルの加藤シゲアキ(NEWS)が描き出した問題作を、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)を初主演に迎え、『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が映画化した『ピンクとグレー』。本作で中島さん演じる、大人気スターでありながら突如謎の死を遂げる主人公の親友役として出演するのが、20代若手俳優の中でも演技力、人気ともにトップクラスといえる菅田将暉だ。役柄によって見た目からガラリと印象を変え、演じ分けることができる若きカメレオン俳優は、劇中のみならず、プライベートのファッションでも独特の感性を放っている。本作で菅田さん演じる“りばちゃん”こと河田大貴は、“ごっち”(白木蓮吾)の幼なじみであり親友という役どころ。ある日、2人は街中でスカウトされ、読者モデルを皮切りに、エキストラの仕事を始める。だが、クールなイケメンのごっちだけが実力を認められ、一気に人気俳優に駆け上がっていく。そんなごっちの姿を誰よりも近くで見ながら、彼を応援したいと思いつつも嫉妬心を抱いてしまい、やがては、自殺したごっちの遺体第一発見者となってしまう青年を菅田さんは熱演。感情の揺れ動きが大きいこの難しい役どころを、細かな表情の変化を含めて見事に演じており、その姿には思わず目を奪われる。さらに、その演技だけにとどまらず目を引くのは、菅田さんが劇中で披露する衣装。学ランをちょっと着崩したり、ヨレヨレのTシャツ着ていたかと思えば、蝶ネクタイにデニムジャケットを着こなし、派手なニットや、“似合う人”を選ぶであろう黒ハット+丸型サングラス姿を披露するなど、強烈な存在感とオリジナリティを披露する。また、本作が正式招待された第20回釜山国際映画祭の舞台挨拶に登壇した菅田さんは、髪をピンク色に染め上げ、上下パープル色のスーツに雪駄という斬新な姿で登場。ひと際目を引きネット上でも話題騒然となった。まさにいま、飛ぶ鳥を落とす勢いの菅田さんだからこそ、着こなすことができるそのファッション。本作ではその演技はもちろんのこと、20代若手俳優界のファッションリーダーたる菅田さんの着こなしにも注目してみて。『ピンクとグレー』は2016年1月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピンクとグレー 2016年1月9日より全国にて公開(C) 2016「ピンクとグレー」製作委員会
2015年12月08日富士通は8日、約630gの10.1型2-in-1 PC「arrows Tab QH35/W」を発表した。10.1型液晶を搭載したタブレット型の本体に、キーボード一体型の専用カバーが付属し、ノートPCのようにも利用できる。発売日は25日。価格はオープン。店頭予想価格は税別70,000円強。タブレット本体に、着脱可能なキーボード一体型カバーが付属した、10.1型の2-in-1 PC。解像度は1,280×800ドット。プロセッサにはCherry TrailことIntel Atom x5-Z8300(1.44GHz)を採用する。本体となるタブレット部分は約630gと軽量で、カバー付きキーボードを装着した場合は約1.3kg。このほかの主な仕様は、メモリがDDR3L-1600 2GB、ストレージが64GB、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)など。OSはWindows 10 Home 32bit。付属のカバー付きキーボードは日本語83キーで、キーピッチが約17.0mm、キーストロークが約1.2mm。トラックパッドも搭載し、カバー部を折り曲げることでスタンドにもなる。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはmicroSDカードスロット、microHDMI、USB 3.0、microUSB 2.0など。センサー類は加速度センサー、地磁気センサー、照度センサー、ジャイロセンサーを搭載。Officeはタッチ操作向けの「Office Mobile」。ジャストシステムの日本語入力システム「ATOK」も搭載する。本体サイズはW259.8×D171.4×H8.9mm(本体のみ)、W275×D190×H21.5mm(カバー付キーボード装着時)。
2015年12月08日JT(日本たばこ産業)は12月16日より、国内5空港(成田/羽田/中部/関西/福岡)の免税店にて「メビウス・プレステージ」(1万2,800円)を順次発売する。「メビウス」はブランド独自のスムースな味・香りにより、日本だけではなく、台湾、韓国、マレーシア、ロシアなどの市場でも支持が高いグローバルブランド。同商品は、究極の喫煙体験をめざし、細部にまでこだわって開発したもの。100種類を超える原料葉たばこをマスターブレンダーが組み合わせることで、スムースな味わいはそのままに、深みのある濃厚な味わいと、きめ細やかでなめらかな喉ごしを実現したという。フィルター断面には、微細な開孔を持つAFTフィルターを採用しているため、しっかりとした吸い応えが楽しめるとのこと。硬さのあるフィルターや、吸い口部への細かなエンボス加工で、くわえ心地にもこだわった。また、高級感を演出するために、格子状のデザイン巻紙を使用している。包装形態は、20本入りシール付メタリックケース。スタイリッシュな見た目と上質な触り心地を実現するために、表面は木目調とカーボン調のデザインを多層に組み合わせた。10缶入りのスペシャルギフトボックス仕様のため、商品を大切に保管できる。
2015年12月08日○人工知能のブームは期待感が先行内外の自動車メーカーが自動運転のテストを始めたり、人とコミュニケーションできるロボット「Pepper」の販売が開始されたりするなど、ここ数年、人工知能に関する話題が増えている。人工知能を使った製品・サービスへの期待は、日増しに高まっているようだ。その一方で、人工知能が人間の仕事を奪い、最終的には人間を駆逐してしまう危険性について言及する研究者も存在する。例えば、今年の7月、天体物理学者のスティーブン・ホーキング博士、テスラ・モーターズの創業者・イーロン・マスク氏、Appleの共同創設者・スティーブ・ウォズニアック氏らが、自律型兵器の禁止を訴える書欄を公開した。人工知能がもたらす未来がどのようなものになるのか、われわれ人間にとってそれは望ましい未来なのかということも、いまだ解決していない疑問である。「人工知能は、これまで地道に研究が進められてきた分野であって、最近になって突然始めたものではありません。しかし、このところ急に人工知能がブームになり、多くの人から注目されるようになったと感じています」と語るのは、東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻准教授の松尾豊氏だ。松尾氏は、人工知能とWeb工学を専門としており、これまで人工知能(推論、機械学習、ディープラーニング)、自然言語処理、社会ネットワーク分析、ソーシャルメディア、Webマイニング、ビジネスモデルの研究を行ってきた。○「認知」できるようになった人工知能人工知能の研究が始まった1950年代から、さまざまな研究が進められてきた。それらの中で、脳の神経活動をモデル化したニューラルネットワークや深化の過程をシミュレートする遺伝的アルゴリズムなども開発された。また、人工知能を「仕事」に活用できないかという観点からの研究も行われ「エキスパートシステム」という職業に特化したシステムも開発されてきた。しかし、これらの人工知能は、コンピューターで処理できるように、あらかじめ人間が判断の条件を定義しておくなどの前準備が必要だった。つまり、人工知能は限られた領域においては効果を発揮できるものだったが、そのためには必ず人が介在し、準備をする必要があったのだ。「例えば、人間は"机"を見た時に机だと"認知"します。ちゃぶ台やカウンターテーブル、場合によっては何かに板を渡しただけのものであっても、それを机だと認識できます。しかし、人工知能はそうではありません。"四角い板に4本の足がついているもの"といったように、まず"机"を定義する必要がありましたし、それ以外のものを机と認識することはできませんでした。これは、コンピューターが机の"特徴量"、言い換えれば、机そのものの本質や概念を自分で作ることができなかったことに起因します。ここに、人工知能の壁がありました」と、松尾氏はこれまでの人工知能について説明する。○ものづくり」と相性がよい人工知能ここ数年、科学者たちの間で研究されてきたのが、この「人工知能の壁」を突き破る技術「ディープラーニング」だ。このディープラーニングを用いることで、特徴量を抽出できるようになったのである。これによって、人工知能はついにこれまで不可能とされてきた「認知」ができるようになった。先述の例にあてはめれば、"四角い板に4本の足が付いていないもの"でも"これは机として使われているもの"と認知できるようになったのだ。人工知能が認知を獲得して何が起きるのかというと、これまで必要とされてきた「人の手」が不要になり、人工知能が単体で機能できるようになる。その具体例が、「顔認識」だ。これまで顔認識においては、人工知能よりも人のほうが優れていた。しかし最近では、人工知能のほうが高い精度の結果を出すようになったのだ。もちろん、まだ静止画から特徴量を抽出できるようになったというレベルだが、近い将来、現実世界からも特徴量を抽出できるようになるだろう。ディープラーニングをきっかけに、これまで停滞していた人工知能の研究が、再び前進を始めたといっても過言ではない。現在、人工知能の研究は、驚くべきスピードで進められている。行動と結び付いた人工知能の適用範囲は、想像以上に広い。農業や工業、建築など、これまで人間でなければ作業できなかった現場においても、機械が代行できるようになる可能性が高いのだ。しかも、コストは圧倒的に低くなり、品質のばらつきも抑えることができる。そういった点では、冒頭で説明した「人工知能が人間を駆逐するかもしれない」という専門家の指摘は、ある意味、当たっているのかもしれない。とはいえ、人工知能ができる仕事は、人間が行ってきた「作業」を代行することのみだ。人間が進化の過程で獲得してきた感情や本能が関係する業務は、決して人工知能がとって代わることはできない。「これからの社会では、感情の部分がよりフォーカスされるようになるでしょう。人間はより人間らしい業務に集中できるようになるはず。言い換えれば、人間力がより重視されるようになると思います」と松尾氏は指摘する。「人工知能は、今後"行動"や"言語"と結び付いていくでしょう。"ものづくり"の現場にとって、"行動"と結び付いた人工知能のサポートは必要不可欠なものになっていくと思います。人工知能が、日本の経済活動において強みになることは間違いありません」と、松尾氏は語る。しかし残念ながら、現在は人工知能の急速な研究スピードに現場が追いついていない状況だ。「エンジニアの数が、まだ圧倒的に足りていません。エンジニアの育成には、一刻の猶予もありません」と松尾氏は証言する。そのために、東京大学では専門の教育を開始しているとのことだ。繰り返しになるが、人工知能のビジネス利用は、「ものづくり日本」にとっての強みになる。産学連携を進めて研究を進めていくことで、この隔たりもクリアできるようになっていくだろう。東京大学の教育が、その一端を担うことは間違いない。
2015年12月08日『るろうに剣心』の大友啓史と生田斗真がタッグを組む『秘密 THE TOP SECRET』。共演に岡田将生、松坂桃李、椎名桔平ら名だたる俳優陣が出演することでも話題の本作だが、このたび新たなキャストにモデルとして活躍する織田梨沙が本作のキーマンとして大抜擢された事が明らかとなった。またこれに併せて公式サイトにて本作のポスターも解禁された。死者の脳をスキャンして、生前の記憶を映像化するシステムが発明された。この技術は、被害者の脳内映像を手掛かりに、迷宮入り事件の真相を暴き、犯罪捜査を革新的に進化させるものだったが、一方で被害者や死んだ凶悪犯の脳にコンタクトするため、相手の感情が自分に移行してしまう危険があり、犯罪の闇に引きずり込まれるという大きなリスクを持っていた。警視庁のエリート集団・科学警察研究所法医第九研究室(通称:第九)が、この最新鋭の技術を使って捜査を開始。室長・薪剛(生田斗真)の指揮の下、新人捜査官の青木一行(岡田将生)らは、家族を惨殺した罪で死刑になった男の記憶を映像化するミッションに挑む。ところが、男の脳内映像に映し出されたのは、事件以来行方不明となっていた男の娘・絹子が家族に刃物を振り上げる姿だった――。原作は、「メロディ」(白泉社)で連載された清水玲子のミステリーコミック。その衝撃的なストーリーに1巻の発売時には入手困難となり、お詫び文が掲載されるほどの事態にもなった。また、「第15回文化庁メディア芸術祭」の優秀賞も受賞し、高い人気を誇っている。現在では、スピンオフ・新シリーズ「秘密season 0」が同誌で連載中だ。主人公の第九室長・薪剛役には『脳男』、『予告犯』、『グラスホッパー』など主演作が続く生田さん。そのほか新人捜査官・青木一行役に岡田さん、鈴木克洋役の松坂さん、法医第一研究室監察医・三好雪子役の栗山千明ら話題の俳優陣が出演する。そして今回新たなキャストに大抜擢されたのが、新人の織田さん。本作が演技初という彼女は、家族を惨殺した罪で死刑執行された男の娘で、物語の鍵を握るミステリアスな少女、露口絹子を演じる。織田さんは、2012年よりモデルとして活動開始し、神秘的な顔立ちと凛とした瞳の強さが印象的で、様々な雑誌やコレクションから注目を浴びている期待の新人だ。本作で時に怪しく、時に美しく、生田さん演じる第九室長薪や、捜査官たちを翻弄する重要な役どころを演じる彼女は「初めての事だらけだったし、個性たっぷりな絹子ちゃんを演じるのはとても難しくて、思い通りに出来ない自分にイライラしたり、不安ばかりでした。でも、自分なりに絹子目線で考え、感情を読み取れるように努力したのと、色々な方々にサポートしていただきながら頑張ったので多くの人に見てもらえたら嬉しいです。大友監督の演出は驚くことしかなくてずっと興奮して観察いっぱいしてました。あんな素晴らしい環境で演じる事が出来て幸せ者でした」と出演の喜びを語っている。また監督も、「オーディションのとき、心を震わせながらすべての感情をあからさまにし、目が離せない、忘れがたい魅力を発していたのは織田梨沙さんでした。彼女ならではの凛とした凶暴な佇まいと抜群の鮮度を武器に、現代社会に潜伏し、きっと存在しているであろう露口絹子という役の個性を手繰り寄せられるかもしれない、そう思いました」と大抜擢の経緯を語った。生田さんら演技派俳優陣が揃う中で、織田さんはどのような演技を見せるのか注目だ。『秘密THE TOP SECRET』は2016年8月より全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年12月08日日本オラクルは12月7日、今年10月に開催された年次カンファレンス「Oracle OpenWorld 2015」でベータ版が発表されたデータベースの最新版「Oracle Database 12c Release 2(12.2)」に関する説明会を開催した。説明会では、米国本社 データベースサーバー技術担当 エグゼクティブ・バイスプレジデントを務めるアンドリュー・メンデルソン氏が話をした。初めに同氏は、「Oracle Database 12cがクラウドのために設計されたデータベース」であるとして、クラウドにおける同製品の優位性について説明した。メンデルソン氏は「われわれはオンプレミスとクラウドの互換性を持ったハイブリッド・クラウドが重要と見なしている。そこで、Enterprise Manager12cにおいて、複数のクラウドから構成されるハイブリッドクラウドを管理できるようにした。また、顧客がクラウドを導入する際の最大の障壁であるセキュリティにもさまざまな対応をしている。Oracle Cloud上ではデータを暗号化しており、暗号鍵についても、顧客が管理できるような仕組みを準備している」と述べた。さらにメンデルソン氏は、同製品の大きな特徴として「マルチテナント・アーキテクチャ」と「インメモリ技術」を挙げた。マルチテナント構造により、ハードウェアにかかる費用と運用にかかる費用を半分に削減できるという。マルチテナントに関する新機能としては、「コンテナ当たりのプラガブル・データベース(PDB)が252から4096に増加」「PDBのホット・クローニング機能」「PDBのリフレッシュ機能」「PDBのダウンタイムなしでの再配置」「PDB間でのアプリケーションのオブジェクト共有」などがある。一方、インメモリ技術については、「インメモリ型データベースと言えば、SAPのHANAが有名だが、Oracle Databaseがリアルタイム分析が得意であるのに対し、HANAはトランザクション処理が不得意。これは、SAPの検証結果としても公開されている」と、メンデルソン氏は説明した。12.2では、インメモリのカラムストアがActive Data Guard上で稼働するようになる。これにより、本番系データベースに影響を及ぼすことなくリアルタイム分析が行えるという。また、メンデルソン氏は、SPARC M7において、チップでSQLを処理する仕組みを実装しようとしていることを明かした。ちなみに、SPARC M7では、圧縮データの解凍やファイングレンされたメモリの保護といった仕組みの実装も進められている。最後に、メンデルソン氏はデータベースの拡張性を向上する「Oracle Sharding」について説明した。Oracle Shardingでは、1000の独立したデータベースで1つの論理データベースを構成する。Oracle Database 12c Release2においては、従来のMaximum Availability Architecture(Oracleにおける実証済みの高可用性テクノロジー、専門家による推奨事項、カスタマー・エクスペリエンスに基づくベスト・プラクティスのブループリント)を拡張し、さらに上のレベルのスケーラビリティと可用性を実現するという。
2015年12月08日B-R サーティワン アイスクリームは2016年1月1日~3月末の期間限定で、1月NEWフレーバー「バニ バニ バニラ! 」を販売する。○3種類のバニラがコラボした未体験のおいしさ新しい1年のスタートである1月のフレーバーは、"バニラ"が登場。同商品は、一度に3つのバニラアイスクリームが味わえる、驚きのフレーバーだという。王道のおいしさの「クラッシックバニラ」、創業時の味わいをリバイバルした卵を使ったコクのある「フレンチバニラ」、細かく砕いたバニラビーンズが入った「ホワイトバニラ」が1:1:1でコラボ。まさに三"味"一体のバニラワールドを楽しめるという。シングル・レギュラーサイズが330円(税込)~で、店舗によって価格が異なる。販売期間は、2016年1月1日~ 3月末を予定している。
2015年12月08日東京都・墨田区の「たばこと塩の博物館」は、企画展「隅田川をめぐる文化と産業浮世絵と写真でみる江戸・東京」を開催する。会期は2016年1月5日~3月21日(毎週月曜休館、ただし1月11日と3月21日は開館、1月12日休館)。開館時間は10:00~18:00(入館締切は17:30)。入館料は一般・大学生が100円、小・中・高校生が50円。同展では、江戸時代を通じて描かれた浮世絵と、明治以降に記録された写真や絵はがきを中心に展示を行い、隅田川をめぐる文化と産業について紹介する。徳川家康の江戸入府以来、隅田川流域は開発が進められ、その中でも浅草寺がある浅草や幕府の米蔵があった蔵前、そして明暦の大火をきっかけにかけられた両国橋周辺は、江戸の人々の生活・文化の拠点となっていった。また、隅田川は江戸時代には同館が扱う"たばこや塩"のほかさまざまな物資を運ぶための運河して用いられ、明治時代以降はその水運と水利がさらに活用され、近代軽工業の発祥の地となり、大蔵省専売局のたばこ工場も設立された。会期中には、青山学院大学の落合功教授を講師とする「江戸・明治の製塩と流通」(1月24日)をはじめとした展示関連の講演会や、「講座意外と知らない塩のおはなし」(2月7日)などワークショップを開催予定となっている。いずれも参加費無料だが、入館料は別途必要。
2015年12月08日誰もがおひとりさまになりやすい現代、血縁や地縁といった強い絆よりも、“ウィーク・タイズ”と呼ばれるゆるい人間関係が人生を切り開いてくれると語るのは、東京大学教授の玄田有史さんです。ニートや引きこもりなど若者の労働問題を調査・研究する中で、“孤立化”の問題と向き合ってきた玄田さんに、おひとりさまが本当の意味で“孤立”してしまわないための生きるヒントを、前編に引き続き伺いました。前編「ゆるくつながる“第三の居場所”を確保しよう」はこちら感情・勘所・人生観をとぎすませ!玄田有史さん――前回、現代人には“ウィーク・タイズ”と呼ばれるゆるいつながりが重要になるというお話を伺いました。おひとりさまが生きていく上で、他に意識していた方がいいことってありますか?玄田:“ウィーク・タイズ”を結ぶには、“心の窓”を閉じないことが大切。そのためには、ネット上ではなくて、やっぱりリアルでの出会いが必要だと思うんです。しゃべり方とか表情の微妙なニュアンスって、まだ直接のコミュニケーションじゃないと伝わらないじゃないですか。5年後、10年後には、ネットの表現力ももっと多様になっているかもしれないけど。以前、一年に何度も佐渡ヶ島へ行く女性に、「なんでそんなによく佐渡ヶ島に行くの?」って聞いたら、「季節ごとに違う佐渡の匂いがするから」みたいなことを言ってました。なんか素敵な人だな、と思っちゃった(笑)。――いいですね、詩的な感性です(笑)。玄田:今は、現地に行かなくても映像や音は疑似体験ができる。でも、言われてみれば確かに“匂い”だけは、実際にその場にいないと体感できない。おいしいけどどうしても空気が合わないお店とか、性格や価値観が違うのにどうしても離れられない恋人とか、そういうのって、言葉やデータでは絶対に表せない雰囲気やニュアンスでしか判断できない。それって結局、生身でしか味わえない匂いや肌触りのことだったりするわけです。そういう感覚を大切にできる人って、幸せだと思う。そういう“カンを磨く”っていうのは大事でしょう。引きこもり当事者を支援している人に教えてもらったんだけど、人間には“3つのカン”が大事なんだそうです。――なんですかそれは?ぜひ教えてください。玄田:ひとつめは、“感情”の“感”。嬉しい、悲しい、楽しい、悔しい……といった喜怒哀楽を、しっかりと自分の中で自覚すること。悔しいときは悔しいって叫んでいいし、嬉しいときは興奮して人に見られたら恥ずかしいようなことをしてもいい。そうやって自分の感情を常に磨いておかないと、いざというときに心が動かなくなっちゃう。2つめは“勘所”の“勘”。「こんなことしたら危ないな」とか、「こうすればバレないな」っていう、言語化できないさじ加減。これを身につけるためには、「あの一杯でやめときゃ二日酔いにならなかったな」みたいな痛い失敗経験も必要になる。そして、最後の3つめが“人生観”の“観”。「あなたはどう生きていきたいの?」って急に聞かれても、誰も簡単には答えられないだろうけど、“感情”を磨いて、“勘所”を身につけていくと、だんだん「私はこういう風に生きていくんじゃないかな」っていうのが見えてくると思う。この“3つのカン”は、常に意識して磨いていった方がいいと思う。――その3つは、“感”→“勘”→“観”の順番に、ピラミッド型の構造になっているのでしょうか?玄田:そうかもしれません。“感情”が磨かれていないと、“勘所”が身につかない。“勘所”がそなわって、初めて“人生観”もはっきりしてくるのかもしれない。――でも、ネット上で知り合って、オンラインだけでやりとりしているような関係では、“3つのカン”を磨いたり、“ウィーク・タイズ”を結んだりすることはできないんですか?玄田:オンラインでのつながりって、案外“ストロング・タイズ”になっちゃうんじゃないですか。インターネットって、最初は世界中と自由にゆるくつながれるものだと思っていたけど、結局みんながネットで見ているものや参加しているコミュニティって、固定化されていてすごく閉じている感じがする。いつも行く常連のお店みたいで。それはもう“ストロング・タイズ”ですよ。常連の店に行ってもいいけど、そこでいつものマスターと話し込むんじゃなくて、ふらりと入ってきたひとり飲みの客同士が、一期一会で肩の力が抜けた雑談をして楽しかったって言える社会の方が、僕はずっといいと思いますけどね。――でも、雑談しているときとか、この時間って得なのかなとか、意味あるのかなって考えてしまうんですよね。玄田:雑談ってすごく大事でしょう。それに、意味なんか考えてたら、友達なんか作れない。ある新聞記者に、「希望を持つのに一番大事なものは何でしょうか?」って聞かれたことがあって、「それは遊びでしょう」と答えたら、「先生がおっしゃる遊びの意味がわからないので、教えてください」って。遊びに意味を求めるのかと思って、現代の息苦しさはこれだと感じました。遊びなんて、意味があるかどうかわからないから遊びなんです。意味があるからやるのは、遊びじゃなくて仕事でしょ。意味があるか、価値があるかなんて、後からわかること。そういうことをするのが現代人はちょっと苦手になっているんじゃないでしょうか。――すぐ身になることがしたい、すぐ役に立つことを知りたい、なるべくコスパがいいほうを選びたい、というのが最近の風潮ですよね。それだけ余裕がなくなっているのかもしれません。玄田:そのほうがスマートだし、それも悪くないと思うけど。でも、そう思ってたって、どうせ人生ってそんなにうまくはいかないですよ(笑)。安心・安定ばかり求めているとすぐ老けちゃう?玄田:僕、安心って嫌いなんですよ。特に、まだ若いのに安心や安定を求める人には、そんなのやめとけよと言いたくなる。明日何が起こるんだろう、どんなトラブルが降り掛かってくるんだろうって、心がザワザワするくらいのほうがいいですよ。あんまり安心ばっかり求めていると、すぐ老けますよ。――「安心を求めているとすぐ老ける」って、おもしろいですね。玄田:歳を取ると一年がどんどん短く感じるようになるじゃないですか。あれにはちゃんと理由があって、毎日がルーティンになって、先が予測できてしまうからだそうです。ほら、知らない場所に旅に行くと、行きよりも帰りの方が圧倒的に時間が短く感じるでしょう?あれと同じなんです。だから、安心ばっかり求めていると、若いのに“帰り道”みたいな人生になっちゃう。自分の中に予測できない部分を持っていないと、人生なんてすぐ終わっちゃいますよ。――たとえば、人生において予測できない要素ってなんですかね?玄田:愛じゃないですか(笑)。最近は、若者があまり恋愛しないとか言われているけど、たぶんそのほうがラクで安心だからだと思うんです。それは決して悪いことじゃない。ないけど、少なくともザワザワはしない。予測できない人と付き合うと、きっとへとへとに疲れるだろうけど、予測できちゃうような人とばかり付き合ってても、つまらないんじゃないかな。もちろん、どちらがいいかは自由だけど。確かに、安心や安定を取るのはラクだけど、若いうちは、わからないことや不安なことを面倒くさがらないほうがいいですよ。だって、生きるって基本的にぜんぶ面倒くさいことだから。それを嫌がってたら、年寄りと一緒です。――おひとりさまの中には、結婚しなくてもこの先大丈夫だろうかと不安に感じている人もいると思います。今のお話を聞いていて、そんなとき「別に安心を取らなくてもいい」と思えたら、少しは気がラクになるんじゃないかなと思いました。玄田:考え方の問題かもしれないけど、先のことがわからないからといって不安になるよりは、先のことがわからないから面白いんじゃないのって思えるかどうかじゃないのかな。あと、おひとりさまで生きていくには、妄想力や想像力がとても大事になってくると思う。おひとりさまは、家族や友だちが先に死んでしまうかもしれない、いざというときにひとりで野垂れ死にするかもしれない、という最悪の事態を常に自分で想像しないといけないわけでしょう。それが嫌だなと思ったら、そうならないように、今できるだけのことを全力でやって、後はどうなってもしょうがない、と祈るしかない。きっとこれからは、そういう生き方や気の持ちようが必要とされていくような気がします。――悲観的でも楽観的でもなく、粛々と自分の人生を生きられたらいいですね。玄田:結婚しなくたって、良いことも悪いこともあるし、結婚したらしたで、良いことも悪いこともある。おひとりさまだからって、自己卑下する必要はないけれど、正当化しすぎる必要もない。自分のことに満足してる人よりも、なんだかなあ、しょうがないなあって思いながら生きている人の方が、なんか信用できませんか?(笑)僕は“まんざらじゃない”って言葉が好きなんです。死ぬときに「私の人生、幸せだった」と言い切って死んでいけたらそりゃいいけど、そんなこと本当にあるのかなって思うんですよね。「まあ悪くなかったな、まんざらじゃなかったかな」くらいの生き方でいいんじゃない?人生の勝ち負けなんて、だいたい五分五分だし。――そう考えたら、少し楽に生きられるかもしれませんね。玄田:知り合いの老人に「夢を持ったまま死んでいくのが夢だ」と言った方がいて、すごくいいなと思ったことがあります。たとえば、芸術家が「これが自分の最高傑作!やりきった!」なんて言ってたら、生きているけど“終わってる”人なんだなって思う。それだったら、無念だった、叶わなかった、もっとできたのに……って思いながら死んでいくほうが、よっぽど素敵だと思うんです。――幸せにしろ、成功にしろ、達成しちゃったと思ったら終わりですもんね。常に“まだ途中だ”と思い続けるからこそ意味があるというか。玄田:そうそう。もちろん、孤立化というのは、国が政策や制度によって対応していかないといけない問題ではあるんです。親が死んだ後に食っていけなくなって生活保護を受ける人や、今では高齢者の引きこもりもとても多い。ただ、おひとりさまが増えているのはある意味、社会の成熟の証でもあると思うんです。“ストロング・タイズ”の話と同じで、「組織があってはじめて人は幸せになれる」という考え方から、「組織に所属していれば安心、という生き方はもう限界かもしれない」というふうに、社会が変化してきている過渡期ならではの現象という気もする。だから今、自らすすんでおひとりさまを選んでいる人たちは、時代のフロンティアなのかもしれない。そういう人たちが「まんざらじゃなかったかな」って思いながら死んでいける世の中になってほしいんです。text/福田フクスケ玄田有史(げんだ・ゆうじ)1964年、島根県生まれ。東京大学社会科学研究所教授。専攻は労働経済学。若年者の失業問題に迫り、雇用の本質的な問題提起をした『仕事のなかの曖昧な不安―揺れる若年の現在』(中央公論新社)で、サントリー学芸賞を受賞。ニート(若年無業者)の問題を日本に知らしめた第一人者としても知られ、希望を個人の内面ではなく社会の問題としてとらえる「希望学」を研究・提唱している。主な著書に『孤立無業(SNEP)』(日本経済新聞出版社)、『希望のつくり方』(岩波新書)など。
2015年12月08日アニメーション映画『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』の完成披露試写会が7日、都内で行われ、ゲスト声優を務めた中川大志、劇団ひとり、パパイヤ鈴木、渡辺直美、ローラが出席した。23日から全国公開する本作は、テレビアニメ放送開始25周年を迎えた『ちびまる子ちゃん』(さくらももこ作)の劇場版。まる子たちの家に世界各国の子どもたちがホームステイすることになる。そんな楽しい日々にも別れの時が訪れ――というストーリーで、映画作品は23年ぶり。各国から来た子どもたち役の5人は、それぞれが演じた国の衣装で登場。イタリアの少年・アンドレア役で声優に初挑戦した中川は、「泣けました。国境を超えた友情だったり、まるちゃんとの淡い恋だったり、大人が見ても感動する作品です」と胸を張ってアピール。そんな中川に、インド人姿の劇団ひとりは、「俺たちみんなガッツリ決めてるのに、一人だけ格好つけてない?」とクールなイタリアスーツ姿を突っ込んでいた。また、セクシーなチャイナドレスで会場を魅了したローラは、「小さい頃から大好きなアニメだった。ずっと見ていたい楽しさ。良かった! 好きだった!」と作品を大絶賛。イベントでは、外国人との思い出の話になり、小学1年生で日本に来たローラは、「先生も友だちもみんな優しくて、日本語をいっぱい教えてくれた」とほっこりエピソードを披露。一方、米・ニューヨークに留学していた渡辺は、「初めて降り立った時に、バシバシ写真を撮られて。休暇中の力士を間違えられたみたい」と苦笑いを浮かべ、観客の笑いを誘っていた。
2015年12月08日今回読者から寄せられたテーマは、「なぜ女は金と時間をかけてまで美人になりたいのか…ブサイクはいやなのか… 哲学的な内容ですが、カレー沢先生に尋ねてみたいです」である。○美しくなりたい=男にモテたいではない深いテーマだ。私も今でこそ体全体で「諦め」という文字を表現してしまっているが、20代の頃は美しくなりたかった。今でも美しくなる努力はしたくないが、神に「美しくしてやろう」と言われれば「まあお前がそう言うなら」と甘んじて受け入れ、美しくなるつもりである。だが、美しくなりたい=男にモテたい、という結論は短絡的だ。男だって、ギターを始めた、などの行為を全部「女とやりたいからだろう」で片づけられたら、手にしたギターを弾くより先に、そいつをぶん殴ることに使うはずである。とはいえ、この手の決めつけには、女のほうがより激しく怒る傾向がある。もしダイエット をしている女に「モテようとして」などと言ったら、「このガール様が男にちやほやされるために痩せようとしていると思っているのかァーーーッ!!」と、ジョジョの岸部露伴並みにキレること請け合いである。そう、美しくなろうとするガール様の志は「男にモテたい」などという些末なものではなく、もっと高く広いものなのだ。つまり、「美しくなれば全部うまくいく」と思って美しくなろうとしているのである。当然、その中には「男にモテる」も含まれている。こう言うと、「美人だからと言って全てが上手くいくわけではない。むしろ美人ゆえの苦労もある」と言われるかもしれないが、こちとら美人になったことがないからわからないのである。石油王に「いや、石油があるのも大変だよ」と言われてもこちらは「石油がある苦労」というが全く想像できないのと同じだ。それに、努力し美を手に入れ、「美しくはなったけど、何も変わらなかった」とわかるならまだいいが、大体の女が途中で挫折し、「美しくなれさえすれば人生変わったのに」と一生言い続けながら死ななければいけないのである。しかし、当然ながらすべての女が美を求めているわけではない。シケモクのごとく燻っている現状を打破する神の一手として美を選んだにすぎず、キャリアアップのために勉強をはじめたり、インドに行ってみたり、とりあえずインテリアを北欧風にしてみたりと、方向性は様々だ。○「ありのまま」が引き寄せる不幸それでは一体何が欲しいのだと問われると、それは「自信」な気がする。もっと端的に言えば「自分を好きになりたい」のだと思う。一生自分として生きていかなければならないのに、自分が嫌いというのは不幸とも言える。とはいえ、超高校級のブスあるいはバカ、ブスバカ界ぶっちぎりのドラフト一位で、全監督が獲得のために生放送の中でも殴り合いを始めるような逸材としてこの世に生を受けたとしても、不幸になるとは限らない。毎朝鏡にうつった自分に「やあ、今日も神がかってブスだね…」と言い、呼吸を止めてうっとり3分ぐらい自分と見つめ合い、最後にキッスしてから出勤するというならブスでも人生明るいと思う。一方、美人でも自分の顔が嫌いで鏡もまともに見られないというなら不幸だろう。つまり、美しくなる=自分を好きになれる=自信がつく=人生が良くなる、という方程式から、女は美を求めるのではと推察される (先述の通り求めるものは必ずしも美ではなく、インド放浪やキャリアアップなどでもいい)。この反動がいわゆる「ありのままの自分を愛せ」という風潮につながるのだと思うが、「美人になれば幸せになれる」という考えが浅はかなら、「ブスでも馬鹿でも自分が自分を好きならオールオーケーハッピー」という考えも疑ってかかるべきだろう。「美人ゆえの不幸」が存在するというなら、「自分が好き故の不幸」もあるはずだ。まず、自分が好きな人間は他人が自分に寄せる好意も疑わないであろうから、だまされやすいとも言える、その点、自分に自信がない人間は慎重である。うまい話は全部罠だと思っているし、話しかけてくる男は全部、キャッチか宗教だと思っている。もしイケメンに名前を尋ねられることでもあれば、まず「私にお金はありません」と中学生英語の直訳みたいな返答をしてしまうのである。また、突発的な不幸に対し、常人なら「なぜ自分がこんな目に…」と自らの不運を嘆いてしまいがちだが、自己評価の低い人間だと「まあ俺ごときの人生!こういうことも起こりますわいな!」と、突然の不幸を「必然」として処理できてしまう。そういう人生が楽しいかと言われれば「否」かもしれないが、そう生きることが一番楽と感じる人間もいるのだ。「美人になって幸せになった」「インドに行って人生変わった」という人がいるのも確かだろうが、「すべてを諦めることにより、人生楽になりました」という人がいるのも事実であり「〇〇して人生良くなった」の〇〇は自分で見つけ出すしかないのである。しかしこの「完全に諦める」という行為こそが一番難しい。私も見た目的には完全に「終わっている人」だが、実はまだ人生逆転できる一打を求めており、今はどの壺を買うのがベストか、模索しているところである。<作者プロフィール>カレー沢暴力漫画家・コラムニスト。1982年生まれ。会社員として働きながら二足のわらじで執筆活動を行う。デビュー作「クレムリン」(2009年)以降、「国家の猫ムラヤマ」、「バイトのコーメイくん」、「アンモラル・カスタマイズZ」(いずれも2012年)、「ニコニコはんしょくアクマ」(2013年)、「負ける技術」(2014年)、Web連載漫画「ヤリへん」(2015年)など切れ味鋭い作品を次々と生み出す。連載作品「やわらかい。課長起田総司」単行本は1~2巻まで発売中。10月15日にエッセイ「負ける技術」文庫版を発売した。「兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃」、次回は12月15日(火)昼掲載予定です。
2015年12月08日今日は家族で焼肉食べ放題。先週は確か、お寿司食べに行ったっけなぁ。毎週外食できるし、食事作らなくても文句言われないし、ホント、共働きで良かった~! 今回はマイナビニュース会員のうち男女200名に「共働きのいいところ」を教えてもらった。Q. 共働きのいいところを教えてください■収入が多いこと・「稼ぎが多くなる」(50歳以上男性/ソフトウェア/クリエイティブ職)・「世帯収入が増えること」(50歳以上男性/電機/技術職)・「お金をダブルで稼ぐことができること」(31歳女性/その他/その他)・「やっぱり金銭面、ダブルインカムは強い……」(28歳女性/医薬品・化粧品/技術職)■貯金できる・「とりあえず貯金できるほどの収入がある」(32歳男性/通信/技術職)・「資産がたまりやすい」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「貯金がたまるのが早い」(33歳女性/建設・土木/技術職)■経済的に余裕・「お金に余裕があり、自分の趣味にも使える」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「贅沢できるから」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)・「生活にゆとりができる」(33歳女性/情報・IT/技術職)・「家計に余裕が生まれ、食べ歩きやお出かけなど、あちこちに行ける」(37歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)■お金を自由に使える・「お互いにお金を有効的に使えるので」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「各自が自由に使えるお金の設定額にかなり大きな余裕を持たせることができる」(50歳以上男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「比較的自由に使えるお金が多いこと」(33歳女性/電機/技術職)・「自由になるお金を工面できる」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)■経済的不安がない・「収入的な安定でしょうね」(43歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「経済的な不安が減る」(30歳女性/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)・「金銭面の問題はない」(29歳男性/商社・卸/営業職)・「どちらかが働けないときでも収入が途絶えないこと」(32歳女性/小売店/事務系専門職)・「どっちかが失業や病気等で働けなくても、収入が途絶えることがないリスク分散」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)■悩みや苦労を共有できる・「仕事の悩みなどを話し合える」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「お互いに仕事の大変さを共有できる」(33歳男性/通信/事務系専門職)・「お互いの会話が盛り上がること」(33歳男性/小売店/販売職・サービス系)・「お互いの付き合いも理解できる」(50歳以上女性/商社・卸/販売職・サービス系)■対等でいられる・「社会人として対等な立場でいられるし、家庭があるから仕事に良い意味で励める」(31歳女性/医薬品・化粧品/営業職)・「同じ立場が良い」(40歳女性/小売店/販売職・サービス系)■その他・「家事を分担できる」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「気を使わず友達と外食できる」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)・「ない……、仕方なくやっている」(37歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「いいというか、当たり前」(34歳男性/情報・IT/技術職)■総評共働きのいいところを聞いたところ、「金銭面」を挙げた人が圧倒的に多かった。二人で稼げば収入は約2倍。お金が貯まる速さも2倍。「家計に余裕が生まれる」ことで比較的贅沢な生活ができるし、自分で自由に使えるお金があることで「心にゆとりも生まれる」とのこと。大変だが、それ相応の見返りは得られるようだ。金銭面で言えば、「突然無職になってしまっても、とりあえず収入は確保できる」「どちらかが病気などで働けないときでも収入が途絶えない」といった意見も目立った。特に、収入に対する不安を口にするのは家計のやりくりを担当する女性に多く、そんな女性たちにとっては、"収入の安定"こそが、共働きの最大のメリットなのかもしれない。「仕事の大変さを共有できる」「お互いの付き合いも理解できる」など、仕事での苦労や互いの気持ちを分かりあえることも、共働きの利点として多く挙がっていた。またお互いの苦労がわかるからこそ、「家事の分担」も当然だし、「家事の手抜き」も許されるという声も。共働きの夫婦には、夫婦としての絆だけでなく、外で働く"同士"としての絆もあるようだ。共有することが多くある一方で、「お互いの世界がある」「自分の時間が作れる」など、個々の時間を持てることにメリットを感じるという意見もあった今回のアンケート。共働きのいいところは多数あれど、長く続けていくことは容易ではないはず。互いに仕事の疲れを家庭で癒やし、家庭でのストレスを外で発散できれば、楽しい共働き生活を送ることができるのかもしれない。調査時期: 2015年11月9日~18日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性100名 女性100名 合計200名調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年12月08日毎回衝撃の展開を見せ、視聴者を魅了する松坂桃李主演のドラマ「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」。いよいよ最終章に差し掛かった本作だが、最終回直前の今夜12月8日(火)放送の8話で、松坂さん扮する里見とその相棒で恋人の猪熊(木村文乃)が出会った4年前の2人の恋が始まった当時のエピソードや、橘カラ(菜々緒)が殺人鬼と化した過去が明らかになることが分かった。先週放送の7話では、カラに監禁された猪熊は、一連の殺人鬼がカラの犯行だった事にようやく気づく。しかしカラから精神的にも肉体的にも追いつめられ、脱出する事ができず絶体絶命の危機に。一方、猪熊の失踪を知った里見は、カラを襲った容疑で自宅謹慎中にも関わらず、単独で捜査を行うも、カラの思惑で渡(光石研)に襲われ意識不明の重体になってしまう。まさに里見と猪熊が絶体絶命のピンチに陥ったところで終了した7話だったが、今夜放送の第8話では、渡に襲われ、意識不明の重体に陥った里見は、懸命の処置が施されるなか、薄れる意識で、初めて猪熊に出会った頃のことを思い出していた。4年前、里見は、街中でひったくり犯を捕まえたことがきっかけで、当時交番勤務だった猪熊と出会い、一瞬にしてその笑顔に惹かれる。そして何度か会った後、初めて猪熊を部屋に呼ぶが、あまりに色気のない展開に業を煮やして思わず…。一方、逮捕した渡を取り調べた速水(北山宏光)と安藤(船越英一郎)は、渡がカラの婚約者と名乗り、カラのストーカー被害を訴えていたことから、犯行の動機が里見への復讐ではないかと考える。猪熊失踪との関連性も調べ始めるが、手がかりは見つからない。監禁された猪熊のもとには、月本(要潤)が、憔悴しきった様子で姿を現す。さらに、カラから里見襲撃の話を聞き、深い絶望を味わう猪熊。やがてカラは、高校時代にある女子生徒と仲良くなったことなどすべてを語ると、猪熊のスマホで両親へ「しばらく一人になりたい」と偽装メールを送り、「私の計画に変更は無い」と語り…。さらに8話では、里見と猪熊の2人の出会いや付き合うまでの、ほのぼのとしたエピソードが描かれるのだが、このエピソード自体が原作者・山崎沙也夏さんにより特別に書き下ろされた作品であることも見どころのひとつ。中でも特に、里見と2人きりになってもあまりに色気のない猪熊に、里見が意を決してキスをするシーンなど、まさにファンは必見だ。そして、カラを演じる菜々緒も高校時代のエピソードを、制服を着て演じる。菜々緒さんも「制服を着て女子高生の役をやりたい」と話していたようで今回希望が叶った形だが、その笑顔の裏に隠されたとんでもない過去に注目が集まる回となりそう。「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」は毎週火曜日22時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月08日戦場を渡り歩いたジャーナリストが教師に転向子どものいじめがよくニュースになっていますね。誰にも言えず、自殺するまで追い詰められてしまう気持ちを考えると切ないです。でも学校なんか、生きることよりも優先する場所ではありません。行きたくなければ行かなければいいんです。人生をやり直す機会はいくらでもあります。大学なんかいくつになってから行ったっていいんだし。『アイスエイジ』(もんでんあきこ/集英社 クイーンズコミックスDIGITAL)全10巻 『アイスエイジ』は、金八先生を地で行く熱血教師の物語です。進学校に臨時教師として採用されたエイジが、あれこれ鬱陶しいこといっぱいやって先生や生徒の信頼を得ていきます。まあ、平成少女漫画の金八先生です。そしてエイジが赴任した蓮見高には、問題児がうじゃうじゃいます。エイジをミカに殺させようとした生徒会長のマサキ。マサキの幼なじみで、恋多き母親のおかげで家に帰りづらいミカ。修学旅行中に心中しようとする麻衣と竜などなど。彼らの心の問題に、エイジをはじめ同僚の乾先生らが取り組んでいきます。この作品でいいなと思うのは、エイジが世界中の戦場を駆け巡るジャーナリストだったというところ。いろんな世界を見ていると、日本を俯瞰してみられると思うのです。エイジは、自分の戦場での経験を生徒に話してどよーんと落ち込ませたりしています。いちいち戦場では~、日本は平和だ~って言われるのは面倒くさいけど、平和ボケした人たちばっかりが教師でも困るから、たまにはこういうのがいてもいいのでしょうね。日本の先生たちにもぜひ世界中をブーラブラしていただきたい。日本の常識は世界の常識ではないから、自分の正義がもしかしたら正義じゃないと気付くかもしれません。大人になりきれない大人たちの姿も描く(c)Zephyrance Louティーンエイジャー向けの学園漫画は主人公が生徒なので、先生たちは敵だったり、たまに出てくるサポーター程度の役割だったりしますよね。でもこの作品は、先生と生徒、双方に光を当てています。エイジたち教師もまた、迷いながら生きる大人になりきれない大人たちなのです。生徒と先生の恋愛もあり、生徒にイタズラしちゃう先生あり、教師同士でくっついたり別れたりもして『ビバリーヒルズ青春白書』状態です。めんどうくせえ~!個人的には、生徒会長のマサキに一番共感を覚えます。マサキの親は過保護なくせに肝心なところで放任主義。マサキは自分を理解してもらえるあてがないから、無気力で無感動。勉強は出来るけど想像力が足りない偏った子どもだったマサキですが、次第に生きる気力を持つようになり、活き活きとして卒業していきます。そう、親の過干渉・過保護は子どもの気力を奪うのですよね。自分のことを自分で決められないなら、無気力にもなりますよ。私の親がまさにそうで、本人たちはかわいがっているつもりなんでしょうが、正直、感謝をする気にも、親として尊敬する気にもなりません。自分の足で立って、自分の意志で生活するようになってようやく、少しずつ生きる気力が湧いてきました。大人も子どもも、みんな問題を抱えて生きているんですね。熱血教師ひとりで問題が解決するとは思わないけど、人と向き合って生きたいな、とは思います。Text/和久井香菜子
2015年12月08日伊勢丹新宿店本館5階キッチンダイニング・洋食器にて12月16日より「シェル・水牛の角製カトラリー&箸置き 製作実演」が行われる。同イベントではクリスマスや年末年始のパーティシーズンに合わせて、店頭でも人気のある「マルス(Marus)」のシェルカトラリー(600円から)、水牛カトラリー(600円から)、シェル箸置き(800円から)、ナイフレストなどを紹介する。クリスマス柄や年末年始に向けた干支デザインなど、季節に合わせたバリエーションも用意される。また、現地からの職人を招き、実際に箸置きを作る製作実演も行う。期間は12月16日から25日までとなっている。(※12月18日、21日を除く)
2015年12月08日多国間不動産トランザクション事業及び多国間不動産ブロックチェーン事業を展開する世界は8日、仮想通貨ビットコインを活用した不動産決済支援サービスを開始したと発表した。サービス提供の第一弾として2015年12月6日、香港人投資家が日本の不動産を決済する際、世界の決済支援サービスを利用したという(※同社調べ)。サービス提供第一弾では、日本デジタルマネー協会の協力のもと、ビットコイン取引所である「coincheck」を運営するレジュプレスと、同じくビットコイン取引所「Pegapay」を運営するヴァロンの2社を選定し、決済が行われたとしている。ビットコインを活用した決済は土日祝日でも着金確認ができ、手数料数円と、「従来の海外送金と比較して圧倒的なコストダウンが可能になる」(世界)。ビットコインはブロックチェーンの高度なセキュリティ技術が活用され、取引の際にカード番号や個人情報を入力する必要がない。また決済コストが安価で、土日祝祭日でも着金確認が可能といったメリットがある。世界によると、2014年9月末時点の投資額は330億円以上となっているという。2014年6月、世界最大オンライン旅行会社がホテル予約でビットコインの利用を開始。同年7月には大手コンピューター会社が公式ホームページを通じた自社製品の販売で、ビットコインによる決済受け付けを開始するなど、「世界的な商業流通量はまだ小規模であるものの、実際に製品やサービスの支払いに使用されている」(世界)。世界は、2012年1月設立。資本金4,500万円。2015年ジグソーなどを引受先とする第三者割当増資を実施。多国間不動産トランザクション事業及び多国間不動産ブロックチェーンサービス事業を展開。世界が運営する中国・香港・台湾投資家向け不動産情報サービスの利用者は50,000人以上(2015年12月時点)。2014年販売支援実績額は約10億円。2015年3月に台湾最大の金融ポータルcnYESと業務提携し、台湾人をはじめとした中華圏100万人以上へ不動産情報を提供している。世界は今後、不動産のクロスボーダー取引活発化と仮想通貨普及の流れに合わせ、「中華圏の投資家に向け同サービスを拡充、拡大していく」としている。
2015年12月08日私、「サレ妻予備軍」になりました。
編集部の「これ、気になる!」
兄の連れてきた婚約者は…