ホームレスになってしまった芸能人、岸田健作のゼロからのスタート 『礼儀とルールと人との交流』

ホームレスになってしまった芸能人、岸田健作のゼロからのスタート 『礼儀とルールと人との交流』そこで『すみません今、少しよろしいですか?』と声をかけ、もしお話を聞いてくれそうならお礼を言い話を続けた。次は、偽らずありのまま『実は自分は今家もお金もない状態でしてここの公園に寝泊りしているホームレスなんです。』と言った。

ここでビックリする方もいれば、無視して去ってしまう方もいた。僕に使ってくれる時間は1秒1秒が貴重なので、なるべく早く簡潔に話した。

『お話聞いてくれてありがとうございます。大変失礼なのですが、もし宜しければ食べ物か、お金を少しだけでもわけていただけないでしょうか?』と言った。ありのまま伝えるしかなかったのだ。


心の中や体の状態的にはもう泣きたい、すがりたい、土下座してでも恵んでいただきたい。けれどそこまでしてしまうと、それは自分のワガママであり相手に迷惑かけてしまうのだ。

だから非常識ながらもなるべく、『相手と話せる状態の自分』でいることを心がけた。それがせめてもの相手へのマナーだと思って。もちろん…何度も言うようだが、その僕の行動事体、非常識なのは前提だが…。

でもこの経験は、社会に出て一緒にお仕事をする職場の方々、仲間、友達、すべての『自分以外の人』と関わる空間で役立っている。相手の気持ちに立ってみて僕が思ったのは『相手は自分を写すの鏡』だという事。

自分が機嫌悪そうな顔で接すれば、相手だって気分が悪くなる。
だから、相手も同じような顔になる。例えば、お店の店員さんに対しても、なにかと悪く言うのではなく、気持ちよく接すればきっと店員さんも気持ちよくサービスしてくれると思う。


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