料理家、フードスタイリストとして活躍する、“totto(トット)さん”こと、黄川田としえさん。
<前編>に引き続き、子どもも自分も
心地よいアイテムと、
笑顔でいるための秘訣を教えていただきました。
totto (黄川田としえ) さん
息子さん:15歳、娘さん:10歳
料理家・フードスタイリスト、「tottorante」主宰、食育インストラクター。メディアでのフードスタイリング、レシピ開発、出演などをはじめ、イベント企画・運営、料理講師など多岐にわたり活動中。家族のための1日限定レストラン「こどもレストラン」など、 子どもたちの心と体の成長をサポートし、家族で楽しめるワークショップを各地で開催中。著書に『食×職』(カナリア書房)、『tottoちゃんのかんたんdeco弁』(祥伝社)、『毎日のごはんと心地よい暮らし』(宝島社)
HP:
https://toshiekikawada.com
Instagram:
@tottokikawada
■シミも思い出に。気にせず使えるリネン類
黄川田さんの仕事にもプライベートにも欠かせないものは、
リネンアイテム。
「すぐに乾くし、使い勝手がいい。気軽に洗えるし、それが味になっていくから、服もリネンのものが多いですね。生地を買って洗いざらしたものや、アンティークのレースをテーブルに敷くこともあります。
白いリネンは汚れを気にされる方も多いですが、私は子どもの記憶を大切にしたくて、誕生日などの特別な日に使って、これを敷かれた日は特別なんだなとわかるのもいいなと思いますね。
シミも思い出になるから、こぼしたっていいと思います。自分もそうでしたが、大人になったときにふとそんな記憶を思い出して、「懐かしい」と思うことがあると思いますが、そのときに親へ感謝する気持ちになったりするので、そういうことを残したいなと思っています」
鮮やかなピンクのリネンのテーブルクロスは、「tottorante」を象徴するオリジナルアイテム。リネン類は、世界のかごにざっくりまとめて。
「テーブルクロスとしても、ピクニックのときに敷いたり、川に入って濡れたときに体を拭いたり、首に巻いたり。マルチに使えるから、カバンに1枚あると便利ですよね。オリジナルで作ったクロスは、ハンカチより大きいくらいのサイズ。大判だと子どもが引っ張ってしまいますが、真ん中に敷くと食器も映えるし使いやすいですよ」
もう一つ、リネンで作ったオリジナルアイテムは、自身がデザインした
エプロン。ポケットや肩紐など部分的な色使いがかわいらしく、ワンピースとしても使えそうなデザインです。
「仕事の後、そのまま着て帰ることもあります。娘もお家で料理をするときは、エプロンをつけて手伝ってくれますね」
大人用(21,600円)と子ども用(9,720円)、それぞれ黄川田さんのホームページからお問い合わせを。 ※いずれも税込、送料別