やさしいママのヒミツ

さまざまな分野で活躍する多忙なママたちに、「やさしいママ」でいるための秘訣を伺いました。子育てで心がけていることや、暮らしへのこだわり、欠かせない愛用アイテムもご紹介します。

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家事の「苦手」は無理せず克服、家族をつなぐ田舎暮らしの子育て #16 敏森裕子さん

 

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今回の「やさしいママのひみつ」は、インスタグラマーの敏森裕子さん。豊かな自然に囲まれ、家族で仲良く、インテリアや食事を楽しむ暮らしが人気。初の著書を出版したばかりの、2人のお子さんのママです。

敏森裕子さん
息子さん:そうたくん(7歳) 娘さん:ほのかちゃん(5歳)

兵庫県在住。夫の実家の隣に三角屋根の小さな家を建て、家族でインテリアや雑貨作りを楽しむ。古民家カフェ風のインテリアや、日々の暮らしを紹介するインスタグラムが人気で、フォロワー数は7万人を超える。初の著書『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ刊)を上梓したばかり。
Instagram:@slow.life.works

いつも居心地いい家を保ちつつ、笑顔で子育てや家事をするために、敏森さんが大切にしていることとは? お話をたっぷり伺いました。

敏森さんのインスタグラム @slow.life.worksより。「三角屋根の小さな家に住む」という長年の夢を叶え、自然豊かな環境で子育てを満喫中。



インスタグラムで話題、これが敏森家の食卓

早速、敏森さんの平日のスケジュールを見てみましょう。
6:00 :  起床。旦那さんのお弁当づくり、朝ごはんの準備

6:30 :  家族が起床。朝ごはん

7:30 :  旦那さん出勤。
          子どもたちは小学校、保育園へ。洗濯、片付けなど

12:00 : 昼ごはん。買い物、用事を済ませる

15:00 : 子どもたち帰宅。おやつ。そうたくんの宿題を見る

17:00 : 子どもたちと晩ごはんの準備

18:00 : 夕食

19:00 : 子どもたちお風呂

20:30 : 旦那さん帰宅

21:00 : 子どもたち就寝

22:00 : 旦那さんとコーヒータイム

23:00 : 就寝

毎日規則正しく、子どもとじっくり向き合う。まさに理想的な暮らしをしている敏森さん。最近はメールでの取材を受けることも多く、お子さんたちが学校に行っている間や就寝後の時間にパソコン作業を済ませることが多いのだそう。


家族との時間は大切にしたいですね。主人は普段は帰りが遅く、みんなで夕食を取れないので、残業のない水曜日と土日だけは、家族が全員揃って夕食ができるちょっと特別な日。鍋やピザ、グラタンなど、熱々で食べたいものを作って、4人で食卓を囲みます。一人ずつトレイに入れるのもいいのですが、テーブルの真ん中にどんと鍋を置いて食べるのも楽しいんですよね」

インスタグラムでフォロワー数が増えるきっかけにもなった、敏森家のごはんの写真。お義父さん手作りのカフェトレイに綺麗に並べられたごはんや、ちゃぶ台にぎっしり並んだおいしそうなごはんの写真は、カフェごはんのよう。見ているだけでお腹が空いてきます。

隣に住むお義父さんの趣味はDIY。このカフェトレイも自信作。

冬はストウブの鍋で、ことこと煮込んだおでんも登場

冬はストウブの鍋で、ことこと煮込んだおでんも登場。

ある日の朝食。定番のメニューながら、丁寧に作られていているのがわかります。敏森さんのインスタグラム @slow.life.worksより


「実家で作った野菜など、食材は豊か。豪華なことはできないけど、楽しい食卓にしたいと思っています。カレーなどありきたりなものしか作れないのですが、お気に入り器を使っておいしそうに見せる工夫をしています。おにぎりもちょっと小さめに握って、小さく切った海苔を巻いて竹カゴに入れると、おいしそうに見えるんですよ」

もともと「食事作り」は苦手だった

もともと苦手だったという食事づくり。頑張るようになったのは、子どもたちにたくさん食べてほしいという想いからでした。最初から作るのは大変なものは、キットを使ったり、適度に手抜きしつつ楽しんでいるそう。

「頑張りすぎるとしんどくなるから、ちょっと丁寧くらいがちょうどいい。でもこだわりたいところだけは、手抜きしない。お味噌汁はきちんとだしを取って、いい味噌を使ったり、お米は自家精米を圧力鍋で炊いて、おひつで保存しています。息子は特に味に敏感なので、冷凍やレトルトを使うと『母ちゃんが作ったものじゃない』ってわかるんですよね。だからこそ、料理を褒めてくれると嬉しいんです」

そんなふうに料理を楽しむ敏森さんに触発され、子どもたちも料理が大好き。2人とも2歳からマイ包丁を持ち、毎日晩ごはんの準備のお手伝いをしているのだとか。

喧嘩もするけど、料理をするときは仲良しという2人

喧嘩もするけど、料理をするときは仲良しという2人。


「お手伝いを始めたことで、好きじゃなかった野菜もだいぶ食べられるようになりました。お手伝いは楽しく、遊び感覚で。特に料理はおままごとの延長という感じで、『やる人!』と言うと『はーい!』って自分たちから来るくらい。そこで、 “自分でやったのが早い” とか “汚れるから” とか、怒ったりしないで見守るのが大事。ほめて、やる気を出させています」

「包丁の怪我はいまの所ないけれど、いつになってもヒヤヒヤはします。子どもたちはハンバーグやカツ、コロッケを作るのが好きですね。一人だと手が団子状態になるけど、分担したら早い。息子は慣れた手つきなので、私も助かります。娘はおじいちゃんが建てたレストランで、シェフになるのが夢。私も働かせてくれるそうです(笑)」

「収納が苦手」を克服するための、オープン収納

キッチンの収納には、同じ容器に入れられた調味料がきれいに収納されていて、すべてにラベルがついているなど、敏森さんの家には真似したい収納テクニックがたくさん。

キッチン下の収納。すべてひらがらなのラベル付き

キッチン下の収納。子どもたちがわかりやすいよう、すべてひらがらなのラベル付き。


「見栄えもいいし、お手伝いしてもらうときも子どもたちが分かりやすい。私は収納がすごく苦手なので、あえて見せるような収納にして、家事に対する意識をあげようと思っています。引き出しの中にも木を敷いて見栄えをよくしたら、きれいにするモチベーションが上がり、押し込み収納をしなくなりました」

棚はオープン収納。コーヒーグッズもディスプレイ

夫婦で楽しみにしているコーヒータイムのアイテムも、オープン棚にディスプレイしながら収納。


洗面所の入り口にあるスペースには、さまざまな色の引き出し風の木箱が。中には、敏森さん夫妻の洋服が収納されています。

キッチン横でもあるこの場所。中は仕切ってあり、どこに何があるか一目瞭然

キッチン横でもあるこの場所。中は仕切ってあり、どこに何があるか一目瞭然。


「お出かけ着以外はここに。動線的にも便利で、洗濯を畳んでから収納もしやすい。奥行きがあるので、奥に置いた木箱と前後に入れ替えるだけで、衣替えも完了。オープンクローゼットにすることで、苦手な収納を克服したいと思っています」

また、“お店屋さん” が好きなほのかちゃんのリクエストで作ったキッズクローゼット。お店のようにディスプレイができるので、子どもたちも自分で片付けたり、コーディネートができるようになったそう。

元は階段下の収納スペースだったという、キッズクローゼット

もともとは階段下の収納スペースだったという、キッズクローゼット。


「壁にはお義父さんとみんなで珪藻土を塗りました。お義父さんが作った木箱を組み替えて、好きなように模様替えもできます」

お義父さんの「手づくり家具」が家族をつなぐ

敏森さん宅に並ぶものは、ほとんどがお義父さんの手づくり家具。さらに庭のテラスや子どもたちの砂場やブランコ、屋根付きの洗濯スペースまですべて手がける本格派。木のぬくもりに溢れています。

2階にある子ども部屋。おじいちゃんが作った家具やおもちゃに囲まれて楽しそう。

2階にある子ども部屋。おじいちゃんが作った家具やおもちゃに囲まれて楽しそう。


「この辺りは公園がないので、『おじいちゃんが作っちゃろ』って。お義父さんの趣味がDIYで、器用でセンスもいい。お金をかけずに自分の暮らしにあったものを作ってくれるので、ありがたいです。普段からおじいちゃんが作業している姿を子どもたちも見ているというのも、いい環境だなと思います」

ミニキッチンの電子レンジは、中の台がちゃんと回転するこだわり

ミニキッチンの電子レンジは、中の台がちゃんと回転するこだわり。

「カリモク」のソファが欲しかった敏森さんのために、お義父さんが作ってくれたのがこのソファ。ミシンが得意なお義母さんがレザーを縫い、以前使っていたソファの綿を再利用したのだとか。

お義父さんの時代ものがいま流行っていることもあり、イメージを伝えやすい。「文机」もすぐに分かって、作ってくれたそう。

お義父さんの作った作品で、一番人気のカフェトレイ。イベントでは5分もかからず売り切れるほど

お義父さんの作った作品で、一番人気のカフェトレイ。イベントでは5分もかからず売り切れるほど。

商品化も考えている虫かご。ドアから虫を入れて、鍵もかけられる

商品化も考えている虫かご。ドアから虫を入れて、鍵もかけられるという完成度の高さ。


「作ってもらうときは、写真でイメージを伝えたり、絵を描いたりします。1回では思った通りにはならないので、家族で相談しながら何回も作り直すこともあります。そしてやっと納得がいくものが出来上がります。新しいけど、どこか懐かしくてほっこりする家具に囲まれて、居心地のいいお家づくりができたらいいなと思っています。

お願いして作ってもらった家具や雑貨が、雑誌などで紹介されたり、イベントですぐに売れるのは、お義父さんもやっぱり嬉しいだろうと思います。最初の頃は、隣に住んでいるのでやっぱり少し気を使っていたのですが、インテリアを通して、距離が縮まっていい関係になれた気がします」
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