もうすぐやってくるバレンタイン。最近では保育園や幼稚園の子ども達も、仲良しの男の子にチョコをプレゼントしたり、友チョコを交換しあったり、ということが多いようです。
ママとしては「どんなものをあげる?」「もらったらどうする?」と、いろいろ悩んでしまいますよね。最近のバレンタイン事情を、しっかり知っておきましょう。
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■子どものバレンタインはいつから始まる?
バレンタインが近くなると、さまざまなお店がハート柄であふれ、子どもも興味を持つようになってきます。ママとパパへのチョコレートを用意する中で、子どもが「お友だちにも渡したい」と言い出すケースもあります。
子どもにとってバレンタインは、「好きな男の子にチョコをプレゼントする」というよりも、男女問わず「お友だちとのチョコ交換」がメイン。幼稚園や保育園に入園している3~4歳くらいから、少しずつチョコの交換を楽しむ子が出てくるようです。
でも、ママの方から「○○くんにチョコをあげたら?」などとすすめる必要はナシ。子ども本人が「チョコをあげたい」と言い出したら、ママもサポートしてあげましょう。
■チョコ交換はどうやってする?
幼稚園や保育園では、ほとんどの場合、お菓子などの園への持ち込みが禁止されています。バレンタイン前になると、
「園でのチョコ交換禁止」というお手紙が配布されることも。園のルールがある場合は、必ずそれに従いましょう。
とくにルールが定められていなくても、園内での子ども同士のチョコ交換はできるだけ避けて。なぜなら子どもは、「ナイショであげる」ができないので、あげてももらっても声に出してしまい、トラブルの原因になります。また食物アレルギーの子に渡してしまうと、その子やその子のママにも迷惑をかけてしまうことに…。
チョコ交換はお迎え時か降園後に。だれに何をもらったかがわかるように、相手のママの前で渡すようにしましょう。
■チョコは手作り? 市販品?
女の子は「チョコを手作りしたい」という子も多いかもしれません。でも、手作りのお菓子は「心がこもっていてうれしい」という人がいる反面、「手作りは苦手」と感じる人も。
子どもが作ったために、手作りチョコに指紋の跡がついていたり、髪の毛が入ってしまっていたり…なんていうケースも。相手のママに「気持ちはうれしいけれど、衛生的にちょっと…」などと思われてしまったら、申し訳ないですよね。
まだ子どもが小さいうちは、ママも含めて普段から親しくしているお友だち以外は、手作りチョコのプレゼントは避けた方が無難。仲のよい友だち同士なら、集まってみんなでチョコを作る、
「バレンタインパーティ」にしてしまうのもひとつの方法です。
■もしも自分の子どもがもらってきたら
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子どもがバレンタインにチョコをもらってきたら、お返しはホワイトデーに。女の子同士の友チョコでも、渡していない相手からもらったら、ホワイトデーのお返しをするようにしましょう。
男の子ママの中には、「お返しは何を渡したらいいんだろう」と悩む人もいるかもしれません。でも、周りのママに相談するときには注意を。相談相手のママの子どもがチョコをもらっていなかった場合、「うちの子はもらっていないのに」と気分を悪くさせてしまうこともあります。
お返しの相談をする場合は、「バレンタインに同じ相手からもらっている」とわかっているママ同士で話すようにしてくださいね。または「〇〇ちゃんが好きなアニメ知っている?」「いつも何の歌をうたっているかな?」など、自分の子どもからこっそり情報を集めることもできます。
■赤ちゃん同士の場合はどうする?
まだ子どもが赤ちゃんでも、親しくしている男の子ママがいると「バレンタインはプレゼントをした方がいいのかな?」と悩んでしまうママもいるかもしれません。
基本的には、子どもがバレンタインの意味をわかっていないうちは、プレゼントなどはとくに必要ないと思います。贈るのもお返しするのもママなので、相手にも気を使わせてしまうことになります。
「イベントとしてバレンタインを楽しみたい」という場合は、
「バレンタインママ会」を開催してみては。子どもの性別関係なく、おすすめのスイーツを持ち寄るなどして、楽しんでみてはいかがでしょうか。
バレンタイン2017 ~子どもと一緒に手作り大作戦~