30万円の罰金も!? 違反と知らずにやってしまいがちな車の「プチアレンジ」に要注意
子どもの送り迎えや週末の家族のお出かけなどで車を多用しているママも多いのでは?
車をより使いやすくしたり、ちょっとしたオリジナリティを出すために、ご自身や旦那さんが車を「プチアレンジ」しているご家庭もあるかもしれません。
実はこのプチアレンジ、一歩間違えると「不正改造」、つまり犯罪とみなされて「6か月以下の懲役」または「30万円以下の罰金」が課されることもあるんです…!
イラスト:柏原昇店
今回は、違反と知らずにやってしまいがちな不正改造車の事例を5つご紹介。あなたの愛車をチェックしてみませんか?
■実際にチェックしてみましょう!
□前面ガラスや運転席、助手席の窓ガラスに着色フィルムを貼り付けている
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のぞき見防止、紫外線や眩しさへの対策などに役立つスモークフィルム。実は前面ガラスや運転席、助手席ガラスへの使用は法律で禁じられています。
特に夜のドライブなどでは周囲の状況を確認しにくくなり大変危険です。透明なフィルムでも、経年劣化していたり、ガラスとの組み合わせによっては法律違反になることもあるので注意しましょう。
□ランプ類の色を変更している
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ヘッドライトやブレーキランプなどのランプ(灯火器)類の色にはそれぞれ意味があり、ブレーキランプ(制動灯)やテールランプ(尾灯)は赤色、ウィンカー(方向指示器)はオレンジ色などランプの色が定められています。
基準以外のランプの色を使用すると、周囲の車や歩行者に誤認を与え大変危険です。
□タイヤやホイールが車体外へはみ出している
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近年のアウトドアの流行から、SUVなどタイヤサイズの大きな車を持つママも多いはず。タイヤが車体から基準以上はみ出している場合は、不正改造にあたります。
回転部分が飛び出ていると、歩行者を巻き込んでしまうなどの大きな事故につながる恐れも。
□前面ガラスなどに装飾板が装着されている
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車をちょっとおしゃれにしたい…という軽い気持ちでも、前面ガラスや運転席、助手席ガラスに装飾板をつけることは法律違反。
運転者の死角が増えることで、歩行者や他の交通状況を確認できなくなり危険です。
□基準外のウィングの取り付け
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自分はウィングなんてつけない…というママも、車好きの旦那さんや家族がいる場合は要チェック。
車体からはみ出すようなリヤウィングの取り付けは、他の交通の安全を妨げるおそれがあります。
■法令を守って、安心安全なドライブを
いかがでしたか? どれか1つでもチェックがついた場合は、すぐに対処を!
自分のためにも、家族のためにも、安全な車でのドライブを心がけたいですね。
イラスト:柏原昇店
不正改造についてもっと知りたい方は公式サイトでチェックしてみてはいかがでしょうか。
不正改造防止推進協議会 公式HP
PR:不正改造防止推進協議会