いよいよ
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)まで、あと約40日に迫りました。万博といえば、日本を含む世界各国の
パビリオンや様々なイベント体験に注目が集まりますが、実は
会場だけで味わえる「新しい食の体験」も大きな魅力のひとつです。

先日、万博会場内にオープンする
“未来の食”を体験できる施設(「未来型営業施設」、「未来型チャレンジショップ」、「EARTH TABLE~未来食堂~」、「サスティナブルフードコート」)の
先行試食会が開催され、編集部もお邪魔してきました! 万博会場でぜひ味わって欲しい、
注目の万博グルメ情報をご紹介します。
試食会の会場では、スペシャルサポーターの
はるな愛さんも登場。

飲食店も経営しているグルメなはるなさんの、熱い熱い感想コメントもあわせてご紹介します。
大阪・関西万博のキーワード
「SDGs、いのちの持続可能性」をグルメでも!
万博会場内に出店予定の飲食施設は、なんと約100店舗!(※2025年3月時点)。パビリオン同様、飲食エリアでも
【世界や未来と触れ合う】“食“の体験、
【これまでにない新たな】食や暮らしの楽しみを発見することがテーマです。

飲食エリアはかなり広範囲。お目当てのお店は事前にチェックしておくのがよさそう。
万博グルメ一覧 >> https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/gourmets
また、フードロスや資源循環に配慮した持続可能な取り組み、持続可能性に配慮した国産食材を利用した食品づくり、健康と福祉を促進するウェルビーイングな取り組み、最新のオペレーション技術等の導入でスムーズな店舗運営… なども“未来の食”体験エリアのテーマとなっています。
【出店カテゴリー】▼「未来型営業施設」
食に関わる「新たな技術や文化」を体験できる施設。(協会が企画する未来社会ショーケース事業の一環)
▼「未来型チャレンジショップ」
未来型営業施設と同様のコンセプトのもと、幅広い企業・団体が規模や業態を限定せずに参加。未来像を提示している。
▼「EARTH TABLE~未来食堂~」
プロデューサーは小山薫堂氏。食の常識が大きく変わるこれからの食環境や食べる価値についての見直しができるような未来志向の飲食施設。
▼「サスティナブルフードコート」
ロボットとヒトが協働するミライの社会を映しだす、次世代の飲食店モデル。
上記の出店カテゴリで参加する企業のなかから、いくつかの商品、取り組みをご紹介していきます!
1)お寿司と世界70か国の料理が手をつなぐ?!(くら寿司)
2)世界初! 飲料の中に描く3Dアート!(サントリー)
3)美味しすぎる! グルテンフリーラーメン専門店(ケンミン食品)
4)「とんかつ」の魅力を世界へ発信! (とんかつ 乃ぐち)
5)初挑戦! 100%養殖ネタの未来のすしや(スシロー)
回転ベルトの上で手をつなぐ?!
お寿司と世界70か国の料理を一緒に堪能
(くら寿司)
子育てファミリーにはおなじみの
「くら寿司」ですが、万博会場ではサステナブルな外装、ジャパニーズモダンを追求した内装の大型店舗が登場します。


外壁素材には、廃棄予定だった33.6万枚の「貝殻」、海藻から作る糊などを使用してできる“人工物不使用の漆喰”を採用。店内はグローバル旗艦店同様、テーブルには白木を、座席には畳シートを採用している。低利用魚やスマート養殖魚、高付加価値なオーガニックフィッシュなど、サステナブルな食材を使ったお寿司やメニューを提供する。 ※パース画像はイメージです
「回転ベルトは、世界を一つに」をコンセプトに、くら寿司最大の客席数(338席)と、くら寿司最長の回転ベルト(約135m)を設置。提供されるのは、くら寿司で人気のお寿司メニューのほか、万博に参加している
約70の国・地域の代表的な料理を取り入れた
約70食の特別メニューです。

70か国のレシピ検討には2年以上かかったのだとか。70か国もあると、「どんな国なのかな?」「どんな味かな?」とお子さんと会話しながら楽しめそう
お寿司や料理を入れた抗菌カバー「鮮度くん」の連結部分は、なんと万博カラーの赤と青の手が握手する仕様に! お寿司と各国の料理が手をつないでベルト上を流れる様子をみて、訪れた世界中の人々が笑顔になる食体験を目指しています。

© Expo 2025
万博開催に先んじて、全国のくら寿司店舗では特別メニューの一部の提供がスタート。万博ライセンス商品を含むくら寿司オリジナル商品と交換できる「くらポイントラリー」も開催中です。くら寿司店舗をめぐり、ひと足早く万博気分を味わってみるのもおすすめです。
【サポーター:はるな愛さんの感想】
わたしは世界70カ国のメニューの中から、フィジー料理「ココンダ」をいただいたんですが、ココナツミルクとお魚がドッキングした一品で、ほんっと美味しくて驚きました!

クリーミーななかにお魚のうまみや美味しさがあってびっくり~! ちょっと感動の美味しさでした!
くら寿司:
https://www.kurasushi.co.jp/
[出店カテゴリ:未来型営業施設]
世界初! 次世代の飲料体験!
飲料の中の3Dアート「Lidris(リドリス)」
(SUNTRY PARK CAFE)
心とからだを潤す ”水と生きる公園” をイメージしたカフェテリア
「SUNTRY PARK CAFE(サントリーパークカフェ)」では、ここでしか味わえないスペシャルなメニューが目白押し。


店内には「サントリー天然水の森」から来た「育林材」の再生家具やカトラリーなども使われる ※パースはイメージです
特に注目したいのが、
液体に絵や文字を描画できる世界初のサントリー独自の技術、「Lidris(リドリス)」で描いた3Dアートのドリンクを楽しめること。この次世代飲料体験は、きっとお子さんだけでなく大人も好奇心をくすぐられるはず。

試食会場ではこんな花のようなアートが描かれたが、実際に万博会場で提供されるのはまた別の3Dアートなのだそう(乞うご期待!)
また、かき氷の名店
湘南「かき氷の店 埜庵(のあん)®」が監修した
「天然水のかき氷」も押さえておきたい甘味。「水と生きる」をテーマに、20年以上かけて地下深くで磨かれた、サントリーの天然水で作られた氷を使用。ふわっふわでくちどけのよい削りが魅力のかき氷に仕上がっています。

「天然水を“食べる”ことで、自然の恵みに思いを馳せてもらいたい」と、まず最初は氷だけで。そのあと埜庵(のあん)監修のオリジナルシロップをかけていただく、という食べ方を提案しています。会場内を歩き回ったあと、疲れたからだをクールダウン&癒してくれる、暑い夏にも嬉しいメニューです。
また、おなじくサントリーが手掛けるこの2店舗にも注目です。
・「水空(すいくう)」
「水と空気」のサントリー×ダイキンによる心地よい「高原」をイメージしたレストラン。ダイキンの先端空調技術による清涼な空気、「これまでの100年とこれからの100年」というコンセプトのこだわりのドリンクメニュー。国内各地の食材を用い、和食の繊細さをベースにした創作コース料理。
・近畿大学水産研究所」
「近大マグロ」でおなじみの養殖魚専門のレストラン。近畿大学が誇る完全養殖魚やサラブレッド魚(※)を活用した、多様な生物資源を活用した未来の食文化を世界に発信しています。 看板メニューは「近大サラブレッド魚と近大マグロの紅白手桶寿司」! ※「サラブレッド魚」とは、概念を簡潔に表現するために近畿大学が創作した言葉であり、 学術的には交雑魚と言われるもの
【サポーター:はるな愛さんの感想】
「天然水のかき氷(抹茶みるく)」(写真右)をいただいたんですが、いやこれはですね~、すっごく風味が濃くてしっかりとしていて。冷たいものなのにこんなにもお茶を味わえるなんて… この深さがいいですよね~! なかにクリームもはいっていて、それがまたコクがあって、すっごく美味しかったです!

天然水もさらりとしていて。抹茶の味を活かす作り方だと思いました。これ、癖になりそう。リピートしたいお味でした!
サントリー:
https://www.suntory.co.jp/
[出店カテゴリ:未来型営業施設]