既読スルーにイラッとした人、必見!彼と対話するための傾聴のルール
や「次、会ったときに直接言おうと思っている間」をとっている場合があるんですね。
つまり「沈黙」もリアクションのひとつであり、無視していることにはならないという理屈なんです。
もちろん、基本的には何らかのリアクションを具体的に返すのが「礼儀」です。既読スルーは、そういう「礼儀」に欠けた行為であることは間違いありません。
ただ、悪意から、または意図的に「沈黙」を作り出しているとは限らないので、「無視」と決めつけるのも早計です。
■心の壁を作っているのは…
もうひとつたとえ話をしましょう。あなたがダイエットしているときに他者にお菓子をすすめられ、それをいただいたとします。
その様子を見ていた人から「ダイエット中に甘いものを食べるってことは、本気じゃないんだね」と言い切られたら、気分が悪いですよね。
そんな的外れな「決めつけ」を、わざわざ訂正する気になりますか?面倒くさいと思って、適当に流すのではないでしょうか。このような
「〇〇をするということは××なんだろう」
「△△するのは、◇◇のつもりとしか思えない」
といった「決めつけ」は、個々の事情や状況や気持ちを「聞く気がない」と言っているのと同じ。