「雑魚モテ」女とは、雑魚しか回ってこない回転寿司…【カレー沢薫 アクマの辞典 第12回】
当然、塩対応どころか「雑魚対応」された男はよほど鈍くない限りそれ以上その女に近づかないだろう。
普通の女でも「こいつ絶対アニサキス持っている」という男には距離を置いた態度をとるだろう。
それがぶっ壊れている女というのは、男を見ても全部「お魚さんだ」としか思えないか、雑魚と本マグロの見分けはついても、対応を変えることができず、全部刺身についてるしょうゆで食ってしまうのだ。
つまり悪い意味で「わけへだてない」
前にも書いたが、モテない人間というのは、異性からの好意どころか「普通に接してもらう」ことにすら慣れてないため、過剰に警戒するか、すぐ好きになってしまうかの二択になってしまいがちなのだ。
選別機能がない女は、そういう男にも普通に接してしまうため、出会って4秒で好きになられて、あっという間に雑魚サーの姫になってしまう。そして本人自身も自分に自信がないタイプだと「こんな私を好きって言ってくれるんだし」とそのまま雑魚とつきあってしまうそうだ。結果、雑魚しか回ってこない回転ずしの皿を重ねることになってしまう。
こう見ると「自分に自信がない」というのは、百害しかない。
満々過ぎるのも良くないが、なさすぎると、ちょっと優しくされただけで「す…好き!」