上から目線のアドバイスにはNOと言ってよし! 【辛酸なめ子 レーネンさんへ質問】
斜め上ゆく妄想力で世の中を斬るコラムニスト・辛酸なめ子さんと共に噂のサイキックカウンセラー・ウィリアムレーネンさんに、いろいろ聞いてみようというこの企画。
前回は、身近にいる「嫌いな人、困った人」に対して、ストレスを感じる理由を掘り下げました。人間関係に悩む人に共通する「他人を責めるクセ」や、悲劇のヒロイン思考など心に刺さる話題が飛び出し…。そして今回も、身近な人間関係のゴタゴタを回避する方法についてお話を伺っていきます。
■上から目線のアドバイスにはNOと言う!
― レーネンさんによると、人間関係のストレスを避けるには、自分と他人との間に境界線を引くことが大事とのこと。でも、こちらが境界線を引こうとしても、一方的に批判やアドバイスをしてくる人が身近にいる場合はどうしたら?
なめ子:相手との間に線を引こうとしても、一方的に批判やアドバイスをしてくる人もいます。善意でしてくれていることはわかるから、無碍(むげ)にはできなくて…。
レーネン:「頼んでもいないのに意見をくださり、ありがとうございます」と返してみましょう(笑)
なめ子:ありがとうと言いつつ、しっかり相手をシャットアウトするんですね?
レーネン:日本人は、なるべく相手の機嫌を損ねないように気を遣う傾向にありますね。