近づく者はみんな敵!人を「見る目」があり過ぎる人間は孤独だ…【カレー沢薫 アクマの辞典】
と猜疑心の塊となり、「てめえドコ中だよ?」と絡んでくるヤンキーの如く、人を見たら「お前、ナニ教だよ?」と自分に近づく人間は全員宗教の勧誘と思っているヤツも多い。
これは人を見る目があるというよりは、素直な人間が「全員信じる」のに対し「全員信じない」という全てをシャットアウトする戦法である。
こうすれば、変なヤツにだまされることはなくなるが、純粋な好意の人間も追い出すことにもなり、当然「孤独」である。
「人を見る」というのは人を疑うことであり「人を見て態度を変える」というのは下品な行為だと思われがちだ。だが、「おかしい」「合わない」と思った人間から距離を取れないようではワイルドをゲットすることになる。
だからと言って人を見すぎると、孤独になる。人を見る時は「視力0.7」ぐらいで見るのがベストかもしれない。
【マ】
▶「マウンティング」(まうんてぃんぐ)
…優位を取ろうとする女をマウンティングゴリラと呼べるようになった、功績の高い言葉
【ミ】
▶「(人を)見る目」(みるめ)
…モテないわけではなく、周りの人を見る目がない
【ム】
▶「無償の愛」(むしょうのあい)
…無償労働をさせるために使われる言葉
【メ】
▶「メシウマ」