大人なのに「不機嫌」アピールするヤツのウザさは計り知れず【カレー沢薫 アクマの辞典】
なぜ怒っているのか説明せず、不機嫌アピールをして、相手に機嫌を取らせようとする行為自体が恋人同士の「プレイ」とも言える。だが、この不機嫌赤ちゃんプレイばかり続けるのは自分のためにもならない。
怒っている理由を説明せず、ただ謝らせたり機嫌を取らせたりして終わりにすれば、相手はまた同じことをするからである。
説明責任を放棄して、ただ「アバー」とおムズがっているだけでは、相手は「これをすれば怒る」ということを学べないままなのだ。
乳幼児とお母さんのまま関係性が成長しないのである。
最近、ツイッターなどには怒っている人ばかりで、昔の飯と猫とIQ3の下ネタしかなかったころが懐かしいという声も耳にする。しかし、怒りをはっきり表明しなければ何も変わらないという面もあるので、それはそれで必要なことだとは思う。
赤ちゃんだって成長して、いつかは自分の要求を言葉で伝えるようになるのだ。
恋人同士の赤ちゃんプレイも1年ぐらいで卒業して、後は言語でコミュニケーションを取るべきだろう。
■ハ行
【ハ】
➤「初恋」(はつこい)
…一番キレイなのを初恋にしがち、ノーカンにされた初恋が2~3個ある
【ヒ】
➤「冷え性」