結局、人は見た目で判断される…「ルックス」至上主義とは?【カレー沢薫 アクマの辞典】
見た目で判断することも大事、つまり「見た目も大事」ということである。
ただ、ここで大切にすべき「見た目」というのは「パンツを履いている」「洗った服を着ている」「3日以内に風呂に入った痕跡がある髪」などの社会的見た目のほうである。
生まれつきの顔の設計やデザイン、耐震強度を見て「基準以下だから不採用」と容姿が関係ない場でビジュアル差別するのは、やはり「㈱北京原人」の人間がやることである。
逆に言えば、風呂に入って洗濯された服を着るだけで避けられるマイナス査定があるということだ。
見た目で判断するなんてバカらしいと思うなら、逆に「清潔感」という見た目にこだわったほうが良いということだ。
ちなみに恋愛対象として「顔が良い人が好き」「ブサイクとは付き合いたくない」というのは差別ではない。
これはただの個人の好みの問題であり「無職はちょっと」というのと同じである。
つまり、大変遺憾ながら「顔がいい人間がモテる」という現象に不当性はない、ということである。
■ラ行
【ラ】
➤「ランジェリー」(らんじぇりー)
…キャラクターパンツは「元カノからのプレゼント」と決めつけられるので履かないほうがいい
【リ】
➤「リモートワーク」