4月26日、「破壊と再生」の星、冥王星が逆行を開始【真木あかりの惑星カレンダー】
WEBや女性誌で人気上昇中の占い師・真木あかりさんによる、連載コラム「真木あかりの惑星カレンダー」では、 惑星の動きを占星学的に読み解きます。
今回は、4月26日にスタートする冥王星逆行についてお届けします。
■4月26日、冥王星が逆行を開始します
冥王星逆行
(2020/4/26〜2020/10/4)
冥王星は「生と死」「破壊と再生」といった意味合いを持つ星で、毎年、春から秋にかけて数ヶ月逆行するのが定番の流れになっています。今年もまた始まるわけですが、連絡が滞りやすくなる「水星逆行」や恋愛が滞りやすくなる「金星逆行」と比べると、あまりピンとこないという人も実は多いのではないでしょうか。はい、個人の実感レベルで「これが冥王星の……力……!!!」といった感じでビンビンくることは、ほとんどないでしょう。
太陽系のなかで土星よりも遠い惑星を「トランスサタニアン(土星外惑星)」と呼びます。天文学では冥王星は「準惑星」となりましたが、星占いでは惑星として扱うのですね。遠く、また肉眼でも見えないため、意識にのぼりにくいとされているのです。
さらには、冥王星はひとつの星座を20年前後かけて移動し、その時代に影響を与えます。