彼に「また話したい」と思わせる!行動心理学に基づいた会話テク
の3つに区分したものをVAK(Visual、Auditory、Kinesthetic)と言います。
人は誰でも、無意識にこのどれかの感覚が優位になるもの。それが何かによって、「相手に刺さる会話」の組み立て方が違ってきます。
■優位感覚を意識して会話する
例えば、彼が「視覚」が優位な人だとしましょう。こういう彼に、おすすめの音楽の話をするとき、たぶん、たいていの人は実際の音源を聴いてもらうでしょう。あるいは「歌詞が心に響く」「声がここちいい」など、その曲を聴いた感想を伝えようとしがち。
でも、そういった「聴覚」あるいは「身体感覚」の情報は、視覚優位な人にはいまいちピンときません。「きっといいんだろうな」と思うものの、心に響きにくいのです。
このような人には、ミュージックビデオやライブビデオといった「目で見て伝わる情報」で良さを伝えるのが一番。相手にとって「見る」のが最も理解しやすいし、しっかり心に届くのです。
もちろん「聴覚」が優位な人には音源を聴かせるのが一番。なんなら、目をつぶって音に集中できるよう、誘導してヒアリングしてもらうなど、相手の感覚に合わせた演出をすると、さらに良さが伝わりやすくなります。