8月27日は三日月に願いを…幸運を引き寄せる三日月のおまじない~恋する乙女の暦のたしなみ【恋占ニュース】
と呼ばれる、三日月を拝む女性の風習が存在していたほど。日本にも古くから三日月信仰があり、西の夕空に現れた三日月に向かって女性たちが手を合わせたり、豆腐を捧げたりしたと伝えられていますが、時代が下るとともに三日月に対する信仰や風習は廃れてしまい、その実態はよくわからないままです。けれど、現代女性が新月に願い事をするように、昔の女性たちは夕暮れ時に三日月を見上げながら、若さや長寿、待ち人が来るのを願ったはず。今も昔も、月が女性の心のよりどころであることに変わりはないのです。
幸運を引き寄せる三日月のおまじない
月が満ちたり欠けたりする仕組みを知らなかった昔の人々にとって、夕空に姿を現した三日月は「新月」そのもの。物事の始まりを象徴し、未来への希望を感じさせたに違いありません。中国や日本だけでなく、三日月は幸運を授けてくれるパワーの源として扱われ、おまじないや言い伝えが多く存在します。ここで、代表的なものを紹介しましょう。
A.三日月を眺めながらポケットの中の銀貨をひっくり返すと幸運を呼ぶ。
B.三日月に向かってお辞儀や敬礼をすると願いが叶う。
C.自分の右肩越しに、振り返るようにして三日月を見ると幸運に恵まれる。