運命の相手が夢に現れる?ロマンチックな夏至の夜の楽しみ方【恋する乙女の暦のたしなみ】第43回
不眠にも効果的といわれているので、夏至の前夜(今年は6月21日の夜!)に飲むのにぴったりですね。ハーブティーを飲んで眠りにつけば、運命の人が夢に現れるかもしれません!
■自然とたわむれ、妖精を探す
夏至は、古くから妖精と関係が深い日です。ウィリアム・シェイクスピアの作品『夏の夜の夢』(もしくは、真夏の夜の夢)は、夏至の夜、森に集った妖精たちのお話。トーベ・ヤンソンの童話、ムーミンのシリーズに登場するニョロニョロは、夏至の前夜にまかれたニョロニョロの種から誕生し、夏至の日には世界中から「ニョロニョロの島」に集まって、ひみつの会合を開きます。
太陽の光を存分に受け取れる夏至の日は、自然界が喜びに満ちあふれ、妖精たちも活動的になるのでしょうね。
私たちも、庭の緑や公園、街路樹など、身近な自然に目を向けてみましょう。もしかしたら葉の陰に隠れた、「ちいさな妖精たち」に出会えるかもしれませんよ。
■夏至の夜はキャンドルでリラックス
夏至の日の太陽を西の空に見送ったあとには、一年のうちで一番短い夜が待っています。
部屋の電気を消して、太陽の余韻を楽しみながらキャンドルナイトで締めくくりましょう。
ゆらめく炎を見つめながら友人たちと語り合ったり、何も考えずにひとりでぼーっとしたり。