同い年の友人夫妻が、結婚披露宴で初の「仲人」を務めることになりました。あ~もうそんなことお願いされる年齢なのね…と思いつつ、友人と披露宴話で盛り上がっていましたら、彼が「何かいいお祝いの言葉がないかと探していたら、こんな詩を見つけた」と教えてくれたものがこれでした。
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二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
『祝婚歌』 吉野 弘(詩人)(一部抜粋)
いやーホントにその通り! と感動しました。実際はなかなかこのように考えることができず、ついケンカの種を蒔いてしまうものです。