■お酒は一切飲まない初デート
ようやくデートにこぎつけても“ランチ”を指定。トレーニングを兼ねて自転車で来たそうです。お酒は一切飲みません。やや変人ですね。
「見た目はとてもさわやかで、目標に向かって一生懸命なところにも惹かれます。目も澄んでいますよ。自分のことしか考えていない目ですけど……」
現在、慶子さんはAさんとの関係進展をあきらめつつあります。決定的だったのでは、花火に誘ったところ、「その日は残業です。
申し訳ないけれど、友だちと行って来てください」との返信があったこと。
断るのは仕方ないけれど、「友だちと行って来て」なんてセリフは配慮がなさすぎますよね。悪気がないというよりも「女性経験がない」と慶子さんは判断し、気持ちが引いてしまいました。
面倒見のいい先輩たちは別の男性も慶子さんに紹介してくれました。都内で外食店の店長をしているBさん(30歳)です。慶子さんと同じ有名大学の卒業生ですが、会社員を辞めて、親戚が経営する外食チェーン企業に入りました。将来の社長候補、ですね!
■3時間おきにくる日記のようなLINE
「小栗旬にちょっと似ていますが、色白なところが私好みではありません。彼はとにかく忙しくて、朝10時から深夜まで働いています。
決まった休日はなし。
お店がすいているタイミングで2回ほどデートしましたが、基本的には会えません。でも、3時間おきに日記のようなLINEが来るんです。『起きました』『仕事に行ってきます』『まかないを作っています』といった内容。
『今度はいつ会えますか?』と聞いても日程を挙げてもらえません。こんなの嫌です!」
2年前に実家を出て一人暮らしを始めてからは「家族がほしい」という気持ちが高まっている慶子さん。
ただし、“女性経験がある”“一緒にいられる時間がある”“身長は168センチ以上でガチムチ系”といった条件は譲れません。
結局のところ、仕事への姿勢やノリを理解し合える社内の男性がいいのでは、と慶子さんは思い始めています。
ただし、広告代理店の男性は競争相手が多いのが実情です。既婚の先輩たちからは厳しいアドバイスをもらっています。