2017年10月2日 07:00|ウーマンエキサイト

結婚する友人たちの幸せを祝えない。取り残されたようで辛いです…

「結婚する友人たちの幸せを祝えない」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。最近、結婚も考えていた恋人と別れたばかりだというアラサーのトピ主さん。前に進もうと努力しているものの、友人や同僚の結婚ラッシュが重なり、幸せ報告を受けとめきれずに参っているそうです。

「すごく心が狭くなってるのを自分でも実感していて辟易している」「一人取り残された気持ちで辛い」と心境を語り、こういった時期はどうやり過ごすのがいいのか……とアドバイスを求めています。

目次

・今は「非常時」と捉えるべし。最優先課題を自覚しよう
・「非常時」を乗り切る方法は? 失恋後は新しい世界に出会うチャンス
・環境変化には戸惑うけれど、そのうち必ず慣れる

結婚する友人たちの幸せを祝えない。取り残されたようで辛いです…

© Ihar Ulashchyk - stock.adobe.com


今は「非常時」と捉えるべし。最優先課題を自覚しよう

「本当は心の底からお祝いしたいし、幸せになれて良かったと思う気持ちは嘘ではない」けれども、「友人たちに比べて自分はなんて不幸なんだろうと落ち込む毎日」を過ごしているというトピ主さん。ご自身でも自覚しているとおり、今は幸せな人に接する「心の余裕」がない状況なのでしょう。

婚約者の愚痴を聞かされたり、結婚しろとプレッシャーをかけられたりすることもあるそうですが、つらいときは「今ちょっとそういう話を笑い飛ばせなくて」と、一度はっきり意思表示をしてみるのも一案です。
それが難しければ、少し距離を置いて接するのが一番の策。しばらくの間、彼女たちと遊んだり食事をしたりするのは控えてみては。忙しい理由を作るか、「最近、調子が悪くて」「元気になったらまた遊ぼう」などと伝えてみてもいいと思います。

こちらから距離を取ることにも罪悪感があるのかもしれませんが、今のトピ主さんは、国でたとえるなら「非常事態」にある状況。国内(=自分の心)が相当に混乱しているのだから、外交(=人付き合い)に目を向ける余力がなくて当然です。まずは国内を鎮めるのが先決で、平安を取り戻してから、また笑顔で外交を再開すればいい。まずは非常事態をなんとかすることが最優先課題と自覚して、そちらに力を注いでいきましょう。

「非常時」を乗り切る方法は? 失恋後は新しい世界に出会うチャンス

では、この「非常時」を早く乗り切るためには、どのようにしたらいいでしょうか。


1)夢中で打ち込めるもの、ハマれるものを見つける

定番ですが、失恋後にそれまで興味のなかったアイドルにハマった、お笑い芸人のライブに行きまくった、映画館でたくさんの映画に浸った、語学やスポーツ、趣味活動に没頭した……といった経験談はたくさん聞きます。そこから一生モノの趣味を手にできることもありますし、一時的にでも何かに夢中になることは、失恋の喪失感や“持って行きどころのない気持ち”を鎮めるのに一定の効果があります。

2)「ライトな交流関係」を増やす

そうして興味分野が広がると、新しい交流関係が広がることも期待できます。好きなものを介してのライトな交流は、お互いに好きで楽しいと思っていることだけを話せる、という良さがあります。人生や恋愛のこと以外の話題で、人と楽しく笑えるような時間を過ごすうちに、少しずつ失恋の傷も癒えてくることが期待できます。

3)「憧れの人物」を見つけて、真似をしてみる

少し元気になってきたら、「素敵だな」「こんな人になりたい」と思える人物を見つけてみるのもおすすめです。芸能人、文化人、身近な先輩、よく行くお店の店員さんでもOKです。「私はこんなふうでありたい、こんな価値観で生きていこう」という指針があれば、他人がどう生きているかにも振り回されにくくなります。
逆に言えば、今はそれが曖昧だからこそ、周りのことが必要以上に気になってしまうのかもしれません。

結婚するかどうかに関わらず、思いどおりにならないこともある人生を「いかに楽しくしていくか」は自分次第。なりたい自分や目標に向かって前向きな気持ちで日々を過ごしていれば、新しい恋愛をする意欲もいずれまた自然に湧いてくると思います。

環境変化には戸惑うけれど、そのうち必ず慣れる

女性にとって「同性の友達が結婚する」というのは、割と大きな環境変化の要因となりやすいです。急に相手の興味や関心事が変わったり、パートナーや家庭のことで忙しくなったりして気軽に楽しく会えなくなると、こちらの生活にも影響が出てくる部分がある――。

望むと望まざるに関わらず、人生には本当に様々な環境変化がやってくるものですよね。しかし、変化には必ず「慣れる」のも人の常です。トピ主さんも、今は周囲の急な変化に馴染めずしんどさを感じているけれど、そのうち結婚した友人たちのことを「そういうもの」として捉えられるようになる日が来るはず。
なおかつ、そうした変化は将来、自分の身にも起こる可能性があるわけです。

つらいと感じたときは、ちょっと俯瞰して、「今は色々周りが変化している最中だから、戸惑って当然だよね」「五月病みたいなもの」なんて理解してみるといいかもしれません。その上で、「私は私のペースでいい」「周りがどうあれ、私は私の人生を生きていくしかないのだから!」という強い気持ちも育てていきましょう。

それに、本当に心が醜い人は、「友達の幸せを祝えない自分は醜い」なんて悩まないと思いますよ。本来のトピ主さんらしく周囲に優しく接していくためにも、しばらく今の最優先課題である「自分自身をいい状態に戻すこと」だけに集中していきましょう。応援しています!
(外山ゆひら)

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