専業主婦希望って、そんなにダメ? 彼と意見が合いません

2018年4月16日 07:00
 

「専業主婦希望ってだめなんでしょうか?」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

トピ主さんと彼は、就活中の大学生カップル。就職後すぐに結婚を考えているそうですが、妊娠後は専業主婦になりたいというトピ主さんに対し、彼は育休後はフルタイム復帰してほしいという意見。「こどもはさびしい思いをするだろうなと思うとかわいそうに思えてなりません」とのこと、この価値観のズレでは結婚生活は厳しいでしょうかと問いかけています。

目次

・「自分目線」で、長い人生を想像してみよう
・価値観は変わる可能性も。色々な選択肢を持っておこう
・「想いあっていれば、最適な形に落ち着くはず」と信じてみよう

©peach100 - stock.adobe.com


「自分目線」で、長い人生を想像してみよう

数多くの育児指南書を書かれている心理学者・諸富祥彦さんから以前、こんな話
をうかがったことがあります。

子育てをする女性には次のようなタイプがある。
(A)24時間子どもと一緒にいて大丈夫な女性
(B)1日に3時間程度は“外の世界”が必要な女性
(C)子どもと過ごすのは1日3時間程度がちょうどいい女性

うまく子育てをするには、自分のタイプに合ったバランスを見極めることが大事
……といった内容のお話でした。

トピ主さんも、まずは「自分がどういうタイプなのか」「どういう人生を送りたいのか」という観点で、ぜひ考えてみてください。間違いなくAのタイプで、「子育てに専念できる人生を送りたい」というのが最優先で絶対に譲りたくないならば、それに心から賛成してくれる相手と結婚したほうが、夫婦ともに満足いく家庭生活にはなりやすいかもしれませんね。

また、働くことの意義についてもぜひ考えてみましょう。人が働くのは、誰かの役に立てるやりがいや喜び、経済的余裕や安心など、何かしらのリターンがあるから。「本当は子どもともっと一緒にいたい」と思いながらも精一杯仕事と両立させている女性もいますし、そうした環境でも心身すこやかに、しっかり育つ子どもも沢山います。

現に彼は、ワーキングマザーのもとで育った子どもですよね。「かわいそう」ではなかったからこそ、かつ共働きが家庭にもたらした“いいこと”も実感しているからこそ、賛成なのではないでしょうか。

女性にも、そして子どもにも、いろいろなタイプがいる。自分の価値観をしっかり持っていることは賢明ですが、「絶対に彼と結婚したい」とのこと。落とし所を見つけたいならば、自分の経験だけに縛られて「かわいそう」と決めつけず、ほかの人の育った環境や意見も聞きながら、もう少し柔軟にこの問題を考えてみるのもおすすめです。

価値観は変わる可能性も。色々な選択肢を持っておこう

彼は共働き家庭で育ち、料理上手で家事も一通りでき、公平に分担するスタンス。一方のトピ主さんは、専業主婦の家庭で育ち、「幸せだったので、子供にも同じ環境でいさせてあげたい」という考え。

共働きをするかどうかは、世帯収入や暮らしのレベル、生き方や価値観などにも関わる重要なテーマではありますが、とはいえ、二人はまだ就職前。今後、実社会や人生の先輩たちを見るなかで、価値観が変わる可能性もあります。

親世代が働いていた時代より給料水準も下がっていますし、トピ主さん自身、子どもを育てるためにも収入が必要だと思い始めるかもしれません。彼のほうだって、フルタイム復帰をしている女性の実情を見て意見を変えるかもしれません。

歩み寄る気持ちもあるようですし、先々専業主婦になるにしろ、共働きをするにしろ、今のところは「出産後も働ける可能性」は残しておくのも一案。出産後の女性が働く環境の整備に力を入れている企業も増えていますし、そうした企業を積極的に探してみてもいいと思います。

「想いあっていれば、最適な形に落ち着くはず」と信じてみよう

就活中は、いろいろ不安や迷いもあるとは思いますが、「いずれ専業主婦になるからいいや」と適当に就職先を選び、後になってひどく後悔して再就職し直した友人を知っています。

不安を煽りたいわけではないですが、万が一、結婚がうまくいかなかったら、もしくは子どもを授かれなかったら、トピ主さんはどうしますか? 結婚もまだ口約束段階である今、選択肢はできるだけ残しておいたほうが安心ではありますよね。

結婚生活のことは社会に出てから、せめて就職先が決まってから、改めて話しあってみても遅くはないもの。「お互いに想いあっていれば、最終的にはベストな形に落ち着くはず!」と信じて、当面は悩みすぎないと決めておくのもひとつです。

お金の大切さを心底実感するためにも、将来子どもに社会のことを教えるためにも、まずはしっかり独り立ちをすることを目標に、「自分が一番、満足のいく形で社会に出ること」に注力してみてもいいように思いました。その上で、二人にとってのベストな着地点が見つかるといいですね。応援しています!
(外山ゆひら)

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