2016年6月24日 17:00
がっつかない、草食系……ゆとり世代の「恋愛の傾向」を考えてみた
と、深く関わろうとしない。傷つくのが怖い気持ちも影響しているのでしょうね。
しまいには、そのようにグルグルと考えてしまうことにすら面倒くささを感じてしまい、異性との深い関わりを避けることに繋がってしまっているのかもしれません。
■執着心がない
上記の例をさらに考えてみると、相手を熱心に口説き落とす意欲に欠けるのも、ゆとり世代に多い傾向かもしれません。言い換えると、いい意味で来るもの拒まず、去るモノ追わず。悪い意味で、相手への執着心がちょっと薄いのでしょうか。
こうした原因は「傷つくのが怖い」「人との関わりが面倒くさい」といった理由のほかにも、経済的に余裕がない世代ということで、元気がない・覇気がないことも少なからず影響していそうです。いわゆる淡々としている彼らの姿は、ほかの世代から見ると「若いんだし、もうちょっとがっついても……」と感じられることもあるでしょう。
■男らしさがない人が多い
「ゆとり世代の男性は草食系が多い」とよく言われています。上記で挙げた諸々の条件が重なり、さらに恋愛をしていなくても不自然ではない世の中の空気や、男らしさ・女のらしさの定義が多様化していることも影響があるのでしょうか。