とこぼしています。
■本当の恋とは?
この彼女が言う「本当の恋」とは、まあ要するに「自立している男女が、ときどき会って食事をしたりエッチしたり」というようなことです。つまり淋しいから恋愛に依存したところで、淋しさは消えてなくなってくれないということです。
恋愛に依存しない女子というのは、淋しさに耐えています。安易な方法で淋しさを処理しないので(処理したふうを装わないので)、淋しさに耐えています。耐える方法として、仕事に打ち込むというのがあったり、フィットネスクラブに通うというのがあったり、いろいろですが、とにかく「とりあえずじぶんでどうにかしよう」と努力しています。
そういう「見えないもの」に男子は敏感に反応します。ひとりで、じぶんの人生をどうにかしようと努力している姿に、男子は反応します、つまり恋します。
■すごく平たく日本人的に言えば・・・
恋愛と聞けば、すぐに相手のルックスや年収や、そういうことが気になるのだろうと思います。でも、恋愛は目に見えないものが支配しています。淋しさに支配されて、ロクでもない男と「嘘の恋」をする、というのも、淋しさという目に見えないものに支配されているゆえです。