そして不思議なことに、目に見えないものを大事にしようと心がけると、ひとは自然と精神的に大人になって、自立への道をあゆみ始めます。すごく平たく日本人的に言えば「お天道様が見ている」という意識が芽生えて、いつもきちんと生きなくてはと思うようになります。
このへんのことは、日本人の不思議で、日本人にとって、自立とか恋に依存しないというのは、お天道様と切っても切れない関係なのかもしれません。恋愛に依存している女子は、淋しさという目に見えないものを粗末に扱っているから、本当の恋ができない。
どんなものであれ、見えないものは、大事に扱うほうがいい恋ができるということです。(ひとみしょう/ライター)