彼のことを「どんなに愛しても」彼女が入っていけない「男の世界」とは?
と言えば、周囲の人は、さほど反対しないでしょう。
でも男が「彼女が(妻が)待っているから」と言うと、「こいつ、出世したくないのかな」と思われるというようなこともあるでしょう。だからいつまで経っても、男子の育児休暇は浸透しないと言えば、おおげさ?
■NOT愛
ようするに男の世界って「NOT愛」というかんじの世界である、ということが言えるのではないでしょうか。我々の先をゆく世代が、「NOT愛」に生きて、退職したら奥さんに捨てられた、というようなことがあるからか、最近の男子は、仕事はそこそこに家庭に(彼女に)生きる、というのは、むしろいいことなのかもしれません。
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ネット上でもおなじことが言えるでしょう。女子向けの恋愛に関するコラムは、山のようにありますが、男向けのそれは、非常に少ない。
男にこそ、恋愛のハウツーを解かないといけないのではないかと思いますし、男がもっと恋愛を重視すれば、「彼女が(妻が)待っているから」と言うと、「こいつ、出世したくないのかな」と返してくるような愚かな(?)男が減って、社会の風通しがまことによくなるのではないかと思いますが、今のところそうなりそうな気配すらない。