おれがお酒を飲みたいときに、一緒にお酒を飲んでくれる女神。
こんなふうに自分の彼女を捉えている男子は、なにも男尊女卑の思想を持っている男というわけでもありません。
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ここ20年くらいで、時代の風潮は一気に男女同権になりました。それは、男女は同権なんだという教育のおかげでもあるでしょうし、世代が代わったことで、これまでよりも考えが柔軟に受け入れられるようになったからでもあるでしょう。あるいは少子高齢化や景気の悪化などの結果、女子も働かなくては食っていけなくなったという結果論であるかもしれません。とにかく男女同権という雰囲気が高くなっています。
でも、なぜなのか、男子は「自分の彼女には、おれが会いたいときに会ってほしい」と思っています。
これはたとえば、もっと時代が下って、もっと男女同権の世の中になったら、そういう男が減るのかと言えば、そうでもないように思います。
そもそもの男性脳の特性がそうさせているのではないかと思います。
■■男子特有の女神思想
つまりいつの時代も、男子はマザコンであり、ゆえに自分の彼女のことを「なんでもおれの言うことを聞いてくれる女神だと思い込みたい」のではないでしょうか。