2018年2月23日 11:00
人を呪うような別れ方こそ、本当にしてはいけないことでした【トイアンナのしくじり恋愛】
こんにちは、トイアンナです。私の大好きな言葉に「人を呪わば穴二つ」があります。物々しいねえ、物騒ですね。この格言の何が好きかって、そりゃあ「人を呪っても自分くらいしか犠牲になるものは無いんだぜ、ヒャッハー!お前ら積極的に呪って行こうな!」っていうところです。
自分が人を呪ったせいで周りに迷惑はかけたかないが、自分の墓穴が開くだけならどうってことないぜ。人を呪いたくなるほど追い詰められているんなら、そう考えるのが道理ってもんじゃありませんか。
■呪うためにも「相手のことで頭がいっぱい」にせねばならぬ
それでも、です。男を呪うというのは、大変な労働でした。
忘れもしない7年前、私は生活費と学費を貢いだ男に5股をかけられまして、もちろんまだ怒っているわけです。私の貴重なファンならば「その話もう何度目だよ」と思うほど、文面で耳タコになるほどご覧いただいたに違いない。それでも、何度書こうとも怒りが消えないわけです。それほどまでに、私の呪いたい気持ちが強かった、いいえ今も強い。
これを別の観点から見てみましょう。私は結局その男を恨み、呪うことに通算数百時間は使ってきたわけです。特に別れる前など完全なノイローゼ状態で来る日も来る日も「あの男、殺してやる」