、男子に媚びてないように見える女子って、その表層の根底に、若くして自分で自分の人生の方向性を定めている(定めてしまっている)というのがあるんです。それは親からの育てられ方がよかったのかもしれないし、持って生まれたものが良かったのかもしれないし、なにが理由なのかはおそらく本人も特定できないかもしれないのだけれど、でもそういう女子ってまれにいますよね。
■■男子にも言えること
そうではない大勢の女子は「男に媚びない=強い」という方程式を、一度頭からまるっと抜いたほうがいいです。媚びないって認めることなんだと思い直したほうが、性格の悪い女子だと男子たちから言われなくてすみます。
認める、というのは、受け入れるということです。「入れる」のがむずかしければ、受け「止める」でもいいんですが、要するに相手の言っていることを、いったん「ああそうなのね」と胸の中にしまうことができる、というのが媚びないということだし、それが女性としての強さ。もちろんこれは、男子にも言えることです。付き合っている彼女のデートの申し出なんかをことごとく断って自分のやりたいようにしかやらない彼氏もほとんどいないと思うけれど、それでも彼女に何か言われたら、「おれのやり方は」