ねぇねぇ「恋愛」って何気なく使ってるけど、そもそも恋と愛の違いって何なの?
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「愛は、お互いに見つめ合うことではなく、ともに外に目を向け、同じ方向を見つめることの中にある」(川口訳)
かの有名な『星の王子様』の著者、サン=テクジュペリの言葉です。
ちなみにこれは、男女の恋仲について言及したセリフではなく、彼の乗った飛行機が砂漠に墜落し、食糧も水も尽きた状態から奇跡的に生還した彼とその僚友とのエピソードの中で語られるセリフです。
近くにあったピストルに手を取らずに、偶然見つかった一つのオレンジを分け合い、希望を求めて「見つめ合わずに外に向き同じ方向を見た」時のセリフなんですね。深すぎる・・・!
「恋は一人でするもの、愛は二人で分かち合うもの」という意見がありますが、僕はこれでも少し弱いと思っています。
その人を愛するということは、その人を取り囲むもの(家族だったり友人だったり故郷だったり)を愛することだと思うんです。原文にある「looking outward together」という、お互いがお互いの“外側”をみて、同じ目線で歩んでいくこと、その中にこそ愛はあると思うんです。
■恋が愛になると、恋愛の悩みは消えてしまう
こうやって改めて考え直してみると、いかに自分が「ボーっと生きてきて」