もしあなたに話を聞く能力があれば、相手としては好印象を抱くはず。というのも、何気ない会話にも話を聞いてくれるというのは、普通の人にとってはなかなかない経験だからです。特に、批判や判断なく会話の内容を受け入れるというのは、相手にとって感動を覚えることでもあるでしょう。
そうした聞く場面で、使えるテクニックがあります。それは「確認すること」。私たちは知らず知らずの間に、相手の言っていることを自分のフィルターを通して頭の中に入れてしまいます。ですから、相手の言ったことに対して「それってこういうこと?」と一度確認してみましょう。
そうすれば、ひとつの話題に対する会話でも長く時間が持つでしょう。
そして「ああ、このコは自分の話していることを、しっかりと理解しようとしてくれているんだな」と相手は思うはずです。
■3.沈黙を利用する
話をしない、というのもうまく相手にアピールをするテクニックです。黙って相手の目を見つめてみたことはありますか? また、焦って会話をしようとせず、沈黙の時間を楽しんでみたことはありますか? 会話が盛り上がるというのは、とめどなく話すことだけではありません。適度に会話のない時間を楽しめるというのも、継続的して会話を楽しめる間柄ならではのもの。