■首のない人物の夢
首のない人物を見る夢は、現状の地位・ポジションを失う予兆になることがあります。現在の生活基盤や境遇の急な変化を暗示し、強い警告夢になっています。自分の首が落ちる、または探す夢も同様に、現在の境遇や環境の変化、人との関わり方の変化を暗示します。
ある大学生の事例ですが、自分の首がごろりと地面に落ち、大慌てでそれを拾おうとする夢を見てまもなく、すでに決まっていた会社の就職内定が世界的金融危機の影響で突然取り消されたそうです。
■災いと夢
その夢を見ると災いを招くと言うと、まるで災厄を招いてしまう呪われた夢のように思うかもしれませんが、本当は何らかの危険を自身の感受性で受け取り、それを特定のイメージで表したものになります。
このタイプの夢が現実になることを回避するのは不可能ではありませんが、運命的なものを変えるのも難しいのが現実です。ただ、危険を察知し、自身の感受性のアンテナで予感できているということは、無意識に突然の災難を最小限の状況に抑えることができているということかもしれません。
(梶原まさゆめ/ハウコレ)