千葉市が「男性保育士活躍推進プラン」策定へ…男女平等実現のために必要なことは?
例えば、今回問題になった保育士については、より家庭に近い環境で子の保育を行うためには男性保育士が必要であるといえるでしょう。
このようなポイントを1つ1つあげて丁寧に説明し、利用者や社会全体の理解を得ていくことが重要と考えます。
■内部の教育や適性検査の充実
男性保育士に女児のオムツ替えをさせないで欲しいと訴えた利用者は、近年よく見られる小児性愛者による犯罪に子が巻き込まれるのではないかという不安があるものと見受けられます。
幼い子を保育園に預ける利用者の中には、このような不安を持つ人も決して少なくないでしょう。
男性保育士がいる保育園に女児を安心して預けてもらうためには、このような不安の声を無視することはできないでしょう。
このような不安を解消するために、保育園全体、各保育士がどのような心構えで職務に従事すべきか、定期的に研修の機会を設ける、採用時に適性検査を行うなど、問題のある人物は勤務していないことを理解してもらうための施策を保育園側が採ることも必要です。女性が社会に進出して行くのにも実に時間がかかりました。女性差別は今もなくなってはいません。
男性についても同じことが言えるでしょう。