2023年6月4日 19:35
『貧血でベッドから落ちて…』中学1年生だった私が、診断された疾患とは
なので、若干多いくらいでは気にしていなかったのですが、その日は朝起きたらベッドが血の海でした。
夜用のナプキンが限界に達し、吸収しきれない血が大量にあふれていたのです。
起きようとしたら貧血でベッドから落ち、その音で母親が目覚めて様子を見に来ました。
その日は学校を休んで様子を見ましたが、その後も夜用のナプキンが2時間もたないほどの出血が続いたので、これはおかしいと思い午後に婦人科で受診しました。
どんな治療を受けましたか?
ホルモンバランスの乱れだということで、しばらく薬を飲んで生理周期を調整することになりました。
同時に週1回くらい通って造血剤を打つこともすすめられました。
当時、私は治療内容をあまり理解していなかったのですが、今思えば、このときの薬は低用量ピルだったと思います。
たぶん親も理解していなかったのではないかと思います。
その後も定期的に通って薬をもらっていましたが、たまたま大学病院から来ていた先生の診察を受けた際に「この年代はみんなそうだし、そのうちリズムが整うから無理に治療しなくて大丈夫。造血剤もあまり意味ない」と言われて通院をやめました。
その後はとくに問題はなかったので、治療方法の説明や本当に必要な治療かどうかをきちんと判断する力は、学生でも必要だと思いました。