生理痛もひどく、また性交時に5分以上もがくような痛みが続き…→婦人科で疾患が判明【医師監修】
周囲の人には相談しにくい婦人科系の悩みやトラブル。
酷い生理痛に悩まされている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。
福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
Mさんの場合……
生理痛がとても酷く、生理のたびに市販の鎮痛剤を服用していました。
生理痛には個人差がありますが「年齢と共に体質も変わるはず……」と思って、あまり深刻に考えていませんでした。
しかし、性交時にたびたび下腹部に激痛が走るようになり、もがくような痛みが5分ほど続くこともあったため、不安になって婦人科を受診。
病院を受診し判明した疾患とは?
検査の結果、子宮腺筋症と診断されました。
Mさんは、進行を遅らせる薬を毎日服用しました。
担当医から「妊娠を希望しているのであれば、子宮腺筋症や子宮内膜症は妊娠すると治る」と言われ、ちょうど妊娠を希望していたため妊活を始めました。