日本は他の国より婚姻率が高い?同棲婚が進む「世界の結婚事情」
婚姻率が高い日本と韓国の同棲率は両国ともわずか1.3%ですが、アメリカは12.4%、そして婚姻率が特に低かったスウェーデンは25.6%、フランスは29.2%なのです。
婚姻率と同棲率を足すと、日本は65.2%、韓国は63.2%、アメリカは58.4%、スウェーデンは66.3%、フランスは66.4%となります。
つまり、婚姻と同棲の割合を合わせて考えれば、調査対象になった5ヶ国に大きな差はないということになります。
■ヨーロッパでは日本と違って同棲婚が人気
日本では同棲に抵抗がある人も多く、また同棲カップルも結婚か別れを選択する場合がほとんどです。同棲カップルは、子どもができたら結婚に踏み切ることも多いですよね。
しかしフランスやスウェーデンでは、結婚しないことを選択し、長年同棲しても子どもができても同棲関係のままでいることを選択するパートナーが増えています。同棲を選ぶカップルが少ない日本は、相対的に婚姻率が高くなるというわけです。
■結婚と同等なので若い世代を中心に人気
日本で未婚のまま子どもを産むと、手続き上も法律上も不利になることが多くあります。
どうしてフランスやスウェーデンでは同棲婚を選ぶカップルが多いのでしょうか。