日本と大違い!家より「2人の関係」を重視するアメリカ結婚事情
日本人とアメリカ人では、言葉や生活スタイルばかりでなく、考え方にもずいぶん違いがあります。海外ドラマを見ていても、主人公が「そこ!?」と思うようなことについて真剣に悩んでいて、びっくりすることもあるのではないでしょうか?
そして、日米の考え方の違いが如実に表れるのが「結婚」。日本とアメリカの「結婚に関する悩み」はこんなに違うんです。
■「親の介護」を気にする日本と「2人の問題」重視なアメリカ
内務省では少子化対策の一環として、日本だけでなくさまざまな国籍の人を対象に、結婚に関する国際意識調査を行っています。
そして、そのなかの「結婚生活について不安に感じること」という項目が、興味深い結果となっているのです。
日本で1番多かったのは、「お互いの親の介護」で36.9%。次いで2位が「結婚生活にかかるお金」が28.4%、3位は「お互いの親族との付き合い」で25.5%でした。結婚する前から親の介護のことをいちばんに心配している点は、長寿国・日本らしい気もします。
しかしこれが、アメリカの場合はまったく違った結果になっています。1位は「2人の間で起こる問題の解決」で、これはなんと61.7%。