離婚のリスクが最も少ない結婚年齢は「25才から34才」まで?
特に、結婚前に複数の性交渉の相手がいた人は、安定した結婚生活を乱される可能性があり、かなり離婚の可能性が高くなるようです。
■離婚率調査では25~34才が最適だった
ウルフィンガー氏は、年代別の5年以内の離婚率調査で1995年の実測値と2006-2010年の推定値をくらべました。すると20才以下で3%の増加が見られたのに加え、35才以上ではさらに多い5%の増加が見られたのです。
ここからわかることはふたつあります。ひとつは、早婚と晩婚が同じように離婚のリスクを抱えているということ。そしてもうひとつは、中間である25才から34才までが最も結婚に適しているということです。
■30代後半の結婚が離婚しやすい理由
このように国勢調査の回答では、35才を過ぎてから結婚する人たちの方が、20代後半に結婚する人たちよりも離婚率が高くなっています。
もちろん、結婚が遅かったせいだとはいえません。
ただ、30代になってから結婚する人たちのなかには、結婚生活がうまく送れないタイプの人もたくさんいます。
たとえば、生まれつき気難しい性格の人などです。
そういう人たちは、もともと対人関係で問題を起こしています。