ベビーカレンダーがお届けする新着記事一覧 (1/1288)
ゴローさんは、ミサキさんと2歳のムサシくんとの3人家族。今まで育休をとっていたミサキさんが4月から復職することになり、ゴローさんは家事・育児を分担してほしいと言われます。さっそくゴローさんは、用事のあるミサキさんに託されて1日息子のお世話をすることになりました。泣き叫ぶムサシくんに困り果ててトイレに籠っているところを偶然帰宅したミサキさんに見つかり、2人は口論に。「離婚」をほのめかされたゴローさんは、今後育児から逃げないことを宣言します。その後はムサシくんと2人でショッピングモールへ出かけ、ぐずるムサシくんにてこずりながらもお昼ごはんをアイスで済ませたゴローさん。そのことをミサキさんに咎められますが、気を取り直してムサシくんを子どもの遊び場に連れていくことにしたのでした。 何かやらかした…?用事を終えた私は、ムサシと2人きりで過ごすゴローを心配してショッピングモールへ行くことにしたんです。 ひとりでスポーツショップにいるゴローさんを見つけて青ざめるミサキさん。なんとゴローさんは、ムサシくんを遊び場に置き去りにしていたのです。ミサキさんが大急ぎで遊び場へ向かうと、ムサシくんは泣き叫んでいました。帰宅する車の中でミサキさんは、今回たまたま運がよかっただけで、迷子や誘拐でムサシくんを失う可能性があったことをゴローさんへ言及します。ミサキさんの言葉を聞いて、自分がしでかしたことの重大さを理解し顔面蒼白となるゴローさんでした。 ゴローさんは、子どもの遊び場を託児施設だと勘違いし、その場を離れたようです。もしミサキさんが機転を利かせてショッピングセンターを訪れなかったら、と考えるとゾッしますよね。子どもが危険な目にあってからでは遅いのです。ゴローさんには、もっと子どもと過ごすことや親としての責任感を持ってほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年06月30日私は30歳の専業主婦。夫と5歳の娘、2歳の息子との4人暮らしです。最近新築の一戸建てを建て、引っ越してきて幸せな日々を送っていたのですが、徒歩15分ほどの距離のマンションに引っ越してきた義両親が悩みの種で……。私が子どもたちと買い物から帰ってくると、合鍵を使って勝手に家に入った義両親が、許可もとらずに庭を掘り起こしていました。合鍵は、私が実家へ帰省しているとき、勝手に合鍵を作っていたそうです。 「定年後はずっと畑を耕したいと思っていたんだ」「野菜が育ったら、勝手にとって食べていいからね」と悪びれることもありません。 せめて家に来るなら、事前に連絡をしてから来るように夫から言ってもらったのですが……。 義母が勝手に侵入、庭の花を切ってある日、幼稚園のお迎えから帰宅したときのこと。手を洗おうと脱衣所に行ったら、トイレにはなんと義母が! 聞けば、近所に来た帰りにどうしてもトイレに行きたくなって、合鍵を使って家に入ったそう。おまけに、娘が気に入っていたクリスマスローズを勝手に切って、花瓶に生けていました。 大好きなクリスマスローズを切った義母に、娘は泣きながら激怒! 合鍵は返してもらい、クリスマスローズのお金を弁償してもらいました。 子どもたちとお風呂に入っていると不審者が!もう義両親が勝手に来ることがないだろうと安心していたある日、私が子どもたちをお風呂に入れているとリビングから物音が……! 不審者だと身構えたのですが、よく見てみるとその不審者は義両親! 先日没収した合鍵の他にも合鍵を持っていたそうで、近所に来た際おなかが空いたからと勝手に物色していたのです。 家族には絶縁され、借金まみれに一連の話を知った夫も大激怒。義両親とは絶縁することにしました。相手の状況も考えず、自分の都合だけで勝手に家に入るなんて言語道断! しっかり反省しなければいけませんね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月30日チヒロさんは、夫の貴大と3歳の娘リコと暮らす専業主婦。新規分譲のマンションに引っ越し、仲の良いママ友もたくさんできて楽しい毎日を送っていました。そんなある日、夫の上司一家が引っ越してきます。上司一家も3人家族で娘同士も同い年なので、チヒロさんはいい関係が築けるだろうと思っていました。しかし、この上司の妻・ナツミがクセのある人物だったのです。娘たちが同じ幼稚園に入園してからも、人に失礼な発言を繰り返し、チヒロさんにはマウントを取るような態度で接してきます。あまりにも勝手な行動が続き、チヒロさんがママ友と直接話をしに行ったことで、自然と距離ができていきました。しかし、ナツミさんがご主人に自分が仲間外れにされていると訴えたようで、チヒロさんは夫からナツミさんを誘うように言われてしまいます。仕方なく一緒に出掛けることにしますが、ナツミさんは寝坊をして待ち合わせ場所に現れませんでした。 報復がこわい…!ある日、チヒロさんが他のママ友2人と子どもパークに行く予定を立てていました。その情報を聞きつけたナツミさんはどうやらご主人に「仲間外れにされている」と訴えたようで、チヒロさんは夫から「ナツミさん親子を誘うように」と言われてしまいました。 仕方なく一緒に出掛けることにしますが、ナツミさんは寝坊をして待ち合わせ場所に現れませんでした。チヒロさんがナツミさんの家を訪ねると、さっき起きたばかりとのこと。チヒロさんが全員のチケットを持っているので「他の人たちを待たせることはできない」「自分で電車で来てほしい」と伝えました。すると、「夫もチヒロが車に乗せてくれると知っている」と、夫の話題を持ちだしたナツミさん。いつもならそこで引き下がるチヒロさんでしたが、今回は寝坊したナツミさんがわるいとハッキリ言いました。そして、この期に及んで「友だちなのだから、待っていて」と勝手なことを言うナツミさんに、「私たち、友だちじゃない!」と勢いで言ってしまったのです……。 結局、ナツミさん親子はあとから電車でやってきたよう。しかし、チヒロさんたちに声をかけるわけではなく、ひたすら睨みつけてくるだけ……。スダさんからは、何もわるいことはしていないと言われたものの、チヒロさんは家に帰ってから、ナツミさんに何かされるのではないかと恐怖に襲われていました……。 しかし、今回はナツミさんがご主人に訴えている様子はなく、チヒロさんは一安心。ただ、平和な日々は長くは続きませんでした……。ある日突然、自分宛てに代引きの荷物が届きます。心当たりはなかったものの、宛名は間違いなく自分でした。 目的地には来たものの、チヒロさんたちを睨むばかりで、一緒に行動しようとしなかったナツミさん。もしかしたらチヒロさんたちから声をかけてもらうことを期待していたのかもしれませんが、今までナツミさんの言動に悩まされてきたチヒロさんにとっては、これ以上気をつかうのも嫌になってきますよね。ナツミさんは「寝坊くらい……」と思っているかもしれませんが、その考え方は人によって感覚が違うもの。すこしでも悪いと思っているのなら、早いうちに自分から謝ってしまうのが一番ですが……。ナツミさんにはそのことに早く気がついてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年06月30日今年、小学校に入学したわが家の6歳の長男。毎朝、義母と一緒に見送るのが日課となっています。ある日、出発直後に転んでしまった長男を目撃した義母の行動に、イラッとしてしまい……。学校へ向かう長男が転んだ!義実家で敷地内同居をしているわが家。もともと過保護、過干渉なところがある義母は、毎朝長男の様子を見に来て、門扉付近で私や3歳の次男と一緒に長男を見送ります。 ある日、家まで迎えに来てくれた近所のお兄ちゃんの後について、早歩きで集合場所へと向かっていた長男。私たちのほうを振り返りながら歩いていたためか、家から40mほどのところで転んでしまいました。 お兄ちゃんは転んだ長男を気にしながらも歩き続けており……。転んだ恥ずかしさもあったのか、長男はサッと立ち上がり、涙を手で拭いながらお兄ちゃんの後を追ったのです。 聞く耳を持たない義母が…義母は長男の名前を叫びながら「大丈夫~?」と何度も大声を出していました。一方私は、痛いのを我慢して立ち上がり、一生懸命お兄ちゃんの後をついて行こうとする長男の姿に感動しながら、心の中で「頑張れ」と応援していました。 すると義母が「ちょっと見てくるわ!」と言い出したのです。私はすかさず「いや、本当に痛かったら保健室に行くから大丈夫! 行かなくて大丈夫だと思います!」と義母に訴えました。私としては、長男が小学生になったことから、過度にフォローするのではなく、少し距離を保ちながら成長を見守りたいと思うようになったからです。 しかし、義母は私の言うことを聞かず、自転車にまたがり様子を見に行ってしまいました。戻ってきた義母いわく、長男は幸い手のひらを少し擦りむいた程度で、出血もしていなかったそうです。 正直なところ、義母には様子を見に行ってほしくありませんでした。義母からしたら私は厳しい母親だと思われているかもしれませんが、このときばかりは親である私の意見を尊重してほしいと思いました。 とはいえ、孫のことを心配する義母の気持ちも理解しなければならないという思いもあります。敷地内同居をしている分、関係がこじれないよう義母の思いを受け止めつつ、自分の意見を主張していくことを心がけています。 イラスト/ミロチ著者:鬼頭いちか
2024年06月30日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘。元々子どもが苦手だったパパは、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。しかし、SNSに子育ての日常を投稿し、たくさんの肯定的なコメントやいいねをもらい、ようやく娘と前向きに向き合えるようになってきました。パパが育休に入ったころ、香奈ちゃんはイヤイヤ期を迎えました。思い通りにいかないとすぐに不機嫌になって暴れる香奈ちゃんに、パパは身も心も疲れ果てていきます。 SNSの雑談スペースでは、子どもが自己主張し始めたこの尊い時期を大切にすべきと諭されましたが、パパにはどうしても香奈ちゃんに対してそこまでの愛情が芽生えません。 再び、「自分はおかしいのでは」と悩むパパ。そんなとき、香奈ちゃん宛てにある贈り物が届きました。もう、やめよう… 差出人不明の贈り物の中身は、香奈ちゃんが普段着ているものと系統がよく似ている洋服でした。 以前、SNS上で知り合った怪しい人物から香奈ちゃん宛てに、くまのぬいぐるみが届いたことがあり、パパは再び恐怖に怯えます。 「また娘宛てにプレゼントが届いたのですが、どなたでしょうか? 」そんなパパの投稿には、誰からも返事がきません。 香奈ちゃんに取り返しのつかない出来事が起こってしまう前に、パパはSNSへの投稿をやめると決意したのでした。 一度はママにアカウントを削除されたものの、香奈ちゃんとうまく向き合うためのツールとなっていたSNSを手放せず、投稿し続けていたパパ。 しかし、プライベートな写真をむやみに投稿することで、大切な娘が危険にさらされるリスクがあることにようやく気づいたよう。家族の安全を第一に考えたうえで、子育てがラクに楽しくなる方法を新たに見つけられるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年06月30日ある日、2才の息子を連れて公園に行くという義母。出かけた2人を見ると、まさかの光景に驚いてしまったのです!公園に向かう義母と2才息子。出かける様子をふと見ると…息子がまだ2才のころのことです。義母が孫を連れて、公園へ行きたいというので、お願いすることにしました。 しかし、ふと見ると、義母は2才の息子の手を握らず、息子のあとをついて行こうとするのです。「もし車やバイクでも来たらとうするんだ!」と、私はもうヒヤヒヤ。思わず大きな声で「手をつないで!」と叫びました。 しかし、伝えたときには手をつなぐ義母ですが、2才の息子があっちこっち行きたがったり触りたがったり、動き回ったりすると、義母はすぐに手を放してしまうのです。私は恐ろしくて、結局、後ろから一緒に公園までついていってしまいました。 すると、義母は「そんな心配ばっかしてどうするんだ!」と言ってきましたが、まだ心配していないと、何をするかわからない時期の子どもです。保護者の責任でもあると思うので、ちゃんと安全に手をつなぐくらいのことはしないといけない、と思っています。 作画/加藤みちか著者:山田聡子
2024年06月30日小学1年生の次女のお友だちが、うちに遊びに来るたびに娘の物をうらやましがってきます。子ども同士によくあることだと思っていたら、お友だちのママから思いもよらない難癖をつけられて……!? 思いもよらない難癖をつけられ…何度かわが家に遊びに来たことがある小学1年生の次女の同級生Aちゃん。Aちゃんは家に来るたびに「その服かわいいね」「そのおもちゃ、ほしいな」「そのゲームいいなぁ」と何かしらをうらやましがっていました。次女も持ち物を褒められたと感じているのか、うれしそう。私は小学生ならよくあることだと思い、特に気にしていませんでした。後日、学校参観でAちゃんママに会います。私よりも一回り年上で、会うたびに「今の若い子は」「私より若いんだから」と、少し高圧的な態度をとることがあり苦手意識がありました。そんなAちゃんママは私の姿を見つけると、「娘がいつもお邪魔しているようで……」と話しかけてきました。「あれ? いつもよりやさしい雰囲気だな」と感じた矢先、Aちゃんママの声が急に低くなります。「あなた……うちの子に見せつけるために、服もおもちゃもゲームも買ってますよね? なんでも見せつけるために物を買うのはやめたほうがいいんじゃないですか?」とぼそり。Aちゃんママの思わぬ態度に私はあ然。「お言葉ですが、今言ったものはすべて娘が小学校入学前に買ったもので、Aちゃんと出会う前から持っているものです」とあくまで丁寧に言い返したのですが、Aちゃんママはフンと鼻を鳴らして「親子そろっていやらしい態度ね」と私のことをにらみつけてきます。話が通じないことに恐怖を感じたので「気に入らないのであれば、もうわが家には遊びに来させなくて結構です」と、はっきり感情をぶつけてしまいました。すると、Aちゃんママは「そこまで言ってないじゃない。娘はこれからもお邪魔させていただきますね」としれっと言ってさっていきました。私は図々しさにイラッとしましたが、子どもたちには関係のないことだと思い、ぐっとこらえることに。その後もAちゃんは度々わが家へ来ては楽しそうに遊んでいますが、うらやましいと言うことはほとんどなくなりました。Aちゃんママに抱いていた苦手意識は今回の出来事でさらに大きくなり、今では学校参観であっても会話はありません。しかし、娘とAちゃんが遊ぶ姿を見て、とっさに言ってしまった「来させなくていい」という発言は子どもたちを巻き込むかもしれなかったものだったと反省しました。今までのAちゃんママの態度にはモヤッとしていますが、今後は大人の事情で子どもたちに我慢させることがないよう気を付けようと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:佐々木まいか
2024年06月30日ねこじまさんの長男・まっちくんは、小学校に入学してからすぐに登校しぶりが始まります。以前から常同行動や強いこだわりなどがあったものの、発達検査を受けても特に診断名はつきませんでした。2学期になると登校しぶりはますますひどくなり、大学病院の心理発達科を受診したり、小学校のスクールカウンセリングや教育センターの不登校専門窓口で話を聞いてもらったりしたものの、具体的な解決法を見つけることはできず……。1年生が終わるころ、「怒ったり泣いたり、休んだりするかもしれないけど、学校で頑張るよ」と自分の気持ちを打ち明けてくれたまっちくん。ねこじまさんは、自分たちのスタイルでやってみようと決意を新たにしました。そして2年生がスタートしてすぐ、まっちくんが授業中に鉛筆を噛んでいたり、部屋の床や引き出しに「やすみたい」と書いたりしているのを発見。ねこじまさんは「いつのまに……そんなに無理させてたかな……」と困惑してしまいました。 さらに、2年生になって宿題はどんどん難しくなっていき、まっちくんはかんしゃくを起こしてしまうことも。ねこじまさんは学校の個人懇談で先生に現状を伝えたところ、先生がまっちくん本人と相談してくれることに。 すると早速……。 宿題を削ってくれた!? まっちくんと直接相談の上、先生が宿題の量を調節してくれることになりました。あらかじめ宿題の量を減らしてもらうことで、まっちくんの気持ちの負担も少なくなったようです。先生は「できた!」という成功体験を積むことで、まっちくんが自信をつけていけたらと考えてくれたのでした。 2年生になったばかりころ、電話で登校しぶりについて伝えた際には「みんな一緒ですよ」と軽く言われたと感じていたねこじまさんでしたが、対面で相談することで先生もきちんと対応してくれました。第一印象でどんな人なのかを決めつけず、誠実に対話を重ねることが信頼関係の構築には大切なのだとわかりますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
2024年06月30日1人目妊娠中の出来事です。妊娠初期、つわりもありましたが会社に迷惑をかけるまいと頑張って今まで通り仕事をしていました。しかしある日、病院で「切迫流産」と診断を受けてしまったのです。上司に報告をしたところ、まさかの言葉が返ってきて――!? 忘れられない上司の言葉「仕事に行ってもいいけれどなるべく安静にすること。立ち仕事や力仕事は控えてください」と医師。さっそく上司に話しました。しかし、あまり理解を得られず、「少しくらいなら大丈夫でしょ」と軽い感じで言われてしまったのです。そして特にこれまで通りの仕事を頑張ってとのこと。 上司にとっては、私の赤ちゃんよりも仕事の方が大事なのだと感じてしまい、切迫流産の診断に対して焦っていた私にとってはとてもショックな言葉でした。 結果的には同僚たちが「赤ちゃんを優先してね」と言ってくれて、私の代わりに力仕事などをしてくれたので、周囲のサポートを受けながら乗り切ることができました。そして、無事出産。助けてくれた同僚や周りの方に感謝の気持ちでいっぱいです。その反面、上司に対しては失望の気持ちがぬぐえず……、異動願いを出しました。 働く女性が増え、男性への育休などの整備も整ってきているこのご時世ではありますが、まだまだ妊婦や働く女性に対して理解をしていない上司もいることを痛感した出来事でした。今回、周囲がサポートしてくれたので事なきを得ましたが、もし今後2人目を妊娠することがあれば、医師に「連絡カード」(※)を書いてもらって職場に提出しようと考えています。 ※仕事を持つ妊産婦が、かかりつけの医師などから通勤の緩和、休憩時間、勤務時間などについて指導を受けた際に、その指導内容を事業主に的確に伝えられるようにするための「母性健康管理指導事項連絡カード」のこと。カードの提出があった場合は事業主は記載内容に応じた適切な措置を講じる必要があります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:佐藤かな
2024年06月30日出社するのは週に1〜2回くらいの夫。出社した日、仕事を終えて帰宅するのは24時過ぎで、0歳児の娘はぐっすり寝て夢の中です。出社して帰宅が遅いときに毎度といっていいほどする、夫のある行動に私は悩まされていました。眠る娘を起こす夫にモヤモヤ夫は出社をした日に帰宅すると、眠る娘を見ていつも私にこう言うのです。「起こしてもいい? 抱っこしたい」。そう言うと夜中に寝ている娘を起こし、抱っこをして愛情を注ぐ夫。 私は、夫が娘に愛情を注ぎたい気持ちは理解しつつも、眠る娘を大人の都合で起こすことに、いつもストレスを感じて過ごしていました。 さらに、娘が起きてしまったあと、育児用ミルクをあげて再び寝かしつけるのは私の役目。それにも腹が立っていました。そんなことが続いていたときに、夫はまた「起こしてもいい?」と言ったのです。 起こすのはかわいそう…?「遅い時間に起こすの、子どもがかわいそうだと思わない?」。ある日、我慢の限界を迎え、私は夫に言い放ちました。すると、夫からは予想外の返事が。 「いつも喜んでるから別に良くない?」。確かに娘は起こされても泣くことはなく、抱っこされていつも笑顔でした。 私は考えました。娘はかわいそうなのか? 喜んでいるのならいいのかな……そう思えてきましたが、再び寝かしつけるのは私も体力が限界。そこで私は夫に、「起こしたときは寝かしつけがきついから、あなたがミルクもあげて」と提案し、意外にも夫はすんなり快諾してくれたのでした。 きっと夫も、娘が泣いてしまったら起こすことはなかったのだと思います。自分もスキンシップをとりたいし、娘も喜んでいるから起こして抱っこしていたのだと思うと、夫の行動も理解ができました。 現在、夫はお願いした授乳と寝かしつけもしてくれています。理解できない相手の行動に悩んでストレスをためるより、早く思っていることを直接伝えればよかったと思いました。今では疑問に思ったことは、すぐに夫に聞いて解消するようにして、意見が食い違うときなどもストレスが減りました。 イラスト/キヨ著者:松田めぐみ
2024年06月30日ある日の夕方、私は夜ごはんを作るためにキッチンで料理を始めたのですが、突然立っていられなくなりしゃがみこんでしまって……。 生理痛が重く度々寝込んでいた私大学生のころから徐々に生理の症状が重くなり、もっともひどい時期では、あまりの痛みに嘔吐することもあるほど。また、嘔吐するほどではないものの、生理痛でその場から動けなくなることも多く、しばらくベッドで休んで体を回復させるようにしていました。 結婚してからもつらい生理痛は続いており、ある日、家事の最中に生理痛で動けなくなってしまいました。家事はこの日仕事が休みだった夫におこなってもらうことにし、私は鎮痛薬を飲んでベッドで休むことに。 薬が効いてくれたおかげでぐっすり眠れ、気がついたときには夕方。普段通りに体を動かせるくらいに回復していたため、夜ごはんを作ろうと私はキッチンへ行きました。 動けるようになり夕食をつくることにところが、実際にキッチンに立って料理を始めると、だるさや疲労感が一気に押し寄せ、その場にしゃがみこんでしまいました。慌てて駆け付けた夫から、「僕がやるからゆっくり休んでて」と言われ、またベッドで休むことに……。 生理のたびにこうして夫に迷惑をかけるのが嫌だな、申し訳ないなと感じた私は婦人科を受診しようと決心。そして後日、婦人科へ行ったところ、生理症状の緩和のために低用量ピルを処方されました。服用を始めてからは、生理症状が軽くなったように感じるので、もっと早く婦人科を受診していたらよかったなと思いました。 低用量ピルを服用し始めて数カ月が経った現在、以前に比べると生理痛やだるさ、疲労感をあまり感じなくなりました。しかし、完全に症状がなくなったワケではないので、生理期間中は無理をせず体を大事に過ごしていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/百田作画/加藤みちか 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年06月30日数カ月前に娘を出産したので、ベビーイベントに積極的に参加している私。ある日、イベントで出会ったママさんの図々しさに驚愕してしまいました……。 試供品を欲しがるママさん1月に女の子を出産し、最近はベビーイベントに積極的に参加しています。ある日、試供品のプレゼント付きの育児教室に参加しました。参加者にはLサイズのおむつ数枚とベビー用の肌ケア用品、オーガニックの砂糖がプレゼントされました。 帰り道、同じイベントに参加していたママさんから声をかけられました。そのママさんは0歳児の男の子ママです。最初はママ友がいないから仲良くなってほしいと言われ、いろいろと楽しくおしゃべりをしていました。 するとそのママさんは途中から「男の子育児は大変なの!」と一方的に話をし始めたのです。私は疲れてしまい、適当に切り上げて帰ろうとしたところ、「私の子は大きい男の子だから、Lサイズのおむつは入るけどあなたのところはまだ早いでしょう?よかったら荷物になるしもらうよー!」と試供品のおむつを渡すよう言われました。 さらに「うちは男の子だから食費もかさむし……砂糖ももらえるとうれしい!」と言われあまりの図々しさに驚愕しました。なんだかマンガにでてきそうな人が本当にいるんだなと感じました。 「うちの娘は乾燥肌で肌ケア用品はたっぷり使用したいので、肌ケア用品もらえますか?」と笑って言ったらママさんがびっくりして帰っていきました。私はおむつも砂糖も試してみたかったのでひとまずよかったです。 ママになって今まで出会わなかった人たちとの新しい出会いがあり、世の中いろんな人がいるなと感じています。いろいろな人がいますが、自分がされて気になったことはしないように気を付けつつ、気の合う方や刺激をくれる方もいるので、これからもイベントなどに参加して出会いを広げていきたいなと思います。 著者:白川もも
2024年06月30日結婚して初めて夫にアジフライを作ったときのことです。アジフライには醤油かタルタルソースをかけるのが一般的と思っていたら……。 夫がアジフライにかけたのは…結婚して初めて夫にアジフライを作ったときのことです。醤油かタルタルソースをかけるのが一般的と思っていたら、なんと夫はケチャップをかけ始めたのです! びっくりして「ケチャップをかけるなんて変わってるね」と言ったら、夫いわく「アジフライだけでなく揚げ物にはいつもケチャップをかける」のだそうです。逆に、私がアジフライにケチャップをかけないことに驚かれました。 その後、夫のまねをしてケチャップをかけて食べてみたのですが、正直あまり合わない組み合わせだなと思いました。結婚前も夫と揚げ物を食べる機会は何度かあったはずなのに、夫がいつも揚げ物にケチャップをかけていることに、結婚するまで気づかないなんて……ちょっと不思議な体験でした。また、食の好みは人それぞれで面白いなと感じました。 後日、夫の親戚と食事に行ったときにこのエピソードを話したところ、なんと夫の家族の男性陣はみんな、揚げ物にケチャップをかけるのだそうです。逆に女性陣は「合わないよねぇ」という意見ばかりで、笑い話になりました。夫のケチャップ好きは周囲の影響もあったのかと思わぬ発見があり、微笑ましく思いました。 著者/山崎由香作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年06月30日A美さんは交際中のB太郎が、避妊に非協力的なことに不満を抱いていました。あるとき行為中にB太郎が避妊に失敗して、その後妊娠してしまいます。これを機に2人は入籍。A美さんはつわりに苦しめられながらも、その後無事に出産しました。産後のA美さんから行為を拒否されたB太郎は、飲み代や娘の育児費用だと嘘をついてお金をもらい、隠れて風俗通いをします。その後、なんとか風俗通いはやめてくれたものの、ゴムをつけることを渋り続けるB太郎。A美さんが避妊について産院へ相談に行くと、先生はB太郎の言動は性的DVにあたると指摘。避妊のアドバイスと共に、DVの相談窓口を案内してくれました。その晩、A美さんは再び話し合いの場を持ちますが、B太郎はとにかく避妊を嫌がります。それどころか行為を拒否されたことに怒ったB太郎は、深夜にもかかわらずA美さんと娘を家から追い出してしまったのです。A美さんは友人・C奈の家に一時身を寄せて、相談窓口を利用することに。女性相談員から「離婚して、娘さんに貧乏な思いをさせるの?」と詰められて、落ち込むA美さん。B太郎と離れるようにすすめるC奈のアドバイスも、耳に入らないようです。一体どうしたらいいの… 今のA美さんの状況を変えるために、何ができるか悩むC奈。街で偶然見かけたB太郎の友人・D雄へ思い切って声をかけます。 D雄と話す場を作ったC奈は、A美さんが避妊に協力しないB太郎のことで思い悩んでいると伝えました。D雄は行為に対して自分勝手なB太郎に多少庇いながらも、2人が無理に一緒にいる必要はないと思っているようです。 離婚すれば慰謝料や養育費が発生しますが、B太郎は何も考えていないのでは……と話をするC奈とD雄。 また、B太郎はそもそも離婚に応じない可能性が高いとD雄は指摘するのでした。 意気消沈してしまったA美さんのために、動き始めたC奈。 本来はA美さんとB太郎の2人の問題ではありますが、B太郎がA美さんを蔑ろにする限り、D雄やC奈に介入してもらったほうがいいかもしれませんね。 A美さんにはC奈やD雄に協力してもらって、B太郎と冷静に話ができるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年06月30日7才の誕生日プレゼントで乗馬体験に行った娘。そこで落馬し、打撲という診断を受けていたのですが…。落馬をした娘。当時、打撲という診断を受け…子どもたちが小さいころ、わが家はニュージーランドに住んでいました。 7才だった娘は、ニュージーランドの小学校に通ってたのですが、お国柄なのか、小学校低学年の女の子の夢は、「大人になったら獣医さんになりたい」という子が多い気がしました。確かにちょっと郊外に行けば羊、牛、馬がたくさんだし、家に小さな牧場がある家族もいましたから、不思議ではないかなと思います。 わが娘も馬が大好きだったので、7歳の誕生日に3日間の乗馬体験教室をプレゼントし、毎日楽しく通っていました。 最終日には牧場の外に馬に乗って出かけることになったのですが、娘の乗った馬は神経質だったようで、車に驚いて急に立ち上がり、娘はおしりから落ちてしまったそうなのです。おしりに青アザができた娘を、馬主である乗馬の先生が応急手当。その後、医師にも診てもらいましたが、X線検査などはせず、「打撲」という診断を受けたのです。 それから約8年。娘は15才となり、水泳部に所属しているのですが、なんと尾骨が痛くて、床にすわって腹筋運動ができないというのです。慌てて、再度受診すると、落馬したときに尾骨が少し欠けていたのかもしれないが、今はもう何もできないとの診断でした…。あのとき、ちゃんとX線検査をしてもらっておけばよかった…と、今更ながら悔やんでいます。 作画/きりぷち著者:小ちゃん
2024年06月30日職場に出会いがないため、マッチングサービスを始めたサナさん。そこで知り合ったユウタさんとイタリアンレストランで2回目のデートをしていたのですが、お会計のときに……。 一口食べたよね?1回目のデートの際、飲み食いした量にあきらかな差があったにもかかわらず、割り勘を求められたことにモヤモヤしたサナさん。そのため今回は、別々にお支払いをしたいと言ったところ、ユウタさんから「ちょっとこっち来て」と言われて……。 人目のつかないところに連れてこられたサナさんは、ユウタさんから「俺のピザも食べたよね?」と言われます。お互い一口ずつ交換しようという流れで食べたのですが、パスタ一口とピザ一切れには大きな差があると言い、一切れ食べたなら割り勘でいいよね?と、よくわからない理論をユウタさんはぶつけてきました。 さすがに、ビール代はユウタさんが払ってくれるみたいですが、少しシェアした料理を割り勘にするのは強引な気がしますね。このままではサナさんの気持ちが冷めてしまいそうな気がします。 著者:ライター ShareStory
2024年06月30日あるとき、ふと元カレのことを思い出した私は、「今どんな生活をしているのだろう」と気になってSNSで検索をしてみました。すると、驚きのことがわかって……!? SNSで元カレを検索結婚後、子どもを出産し、忙しい日々を送りながらも幸せを感じている私。あるとき、子どもが寝たあとに友人とメールをしていたところ、元カレの話題になりました。 元カレは今何をしているんだろうと気になり、私はSNSで検索。すると、なんと元カレが会社の役員になっていることがわかりました。付き合っていたころはまだ大学生だったこともあり、こんなに仕事ができる人だったなんて……と純粋にすごいなと思いました。 数年後にまた思い出して…それから数年後、またふと元カレのことを思い出し検索してみたところ、スマホの画面を見た私はびっくり。元カレは、自分で会社を立ち上げ社長になっていたのです! 腕を組み、ニカッと笑う姿の写真を見て、「逃した魚は大きかった……」「もしあのまま付き合っていたら私は社長夫人になっていたのかな……」などと少し複雑な気持ちに。 けれど、もし仮に付き合い続けていても彼が社長になっていたかはわかりませんし、彼と別れなかったらわが子に出会えることもありませんでした。 一瞬、キラキラしている元カレをうらやましく思いましたが、わが子が何よりも宝物の私は、今目の前にある幸せを噛みしめ大事に過ごしていきたいと改めて思いました。 それ以来、私は元カレを検索することはなくなりました。社長になっていることには本当に驚きましたが、今となってはもう関わることもないですし、それぞれの幸せがあると思います。SNSに載っていることがすべてではないので、人と比べたりせず、日々のささいな幸せを大切にしていきたいです。 著者:新谷けご/40代女性・2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。作画:あさうえさい ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター あさうえさい
2024年06月30日2018年に長男を出産したねぼすけさんは、市の子育て支援事業でひとりのママ・アイさんと出会います。2人は次第に仲良くなっていきました。しばらくして、アイさんは第2子を妊娠するのですが、「つわりがつらい」という理由から、毎週日曜日はアイさんの息子の面倒をねぼすけさんが見ることに……。ところが、この習慣がなんと半年間も続くことになってしまったのでした。そんなある日の日曜日、いつも通りアイさんの息子を預かっていました。夕方になるとアイさんが迎えに来たのですが、"つわりがひどくて作れない"というから理由から夕飯を催促されてしまいます。 驚いたものの、アイさんの提案を受け入れたねぼすけさんでしたが、夕飯を作って出すと、突然スマホをがさして「全然映えない~(笑)」と言ってきたのです。 この言動にモヤモヤが止まらなかったねぼすけさん。この一件からは、用事がある日やゆっくりしたい日は断るようになっていきました。後日、もうひとりのママ友・トモ子さんと話す機会があったのですが、そのときにアイさんがSNSを毎週日曜日に更新していたという事実を聞かされて……!? 次々と、ママ友の衝撃的な事実が明らかになっていき…!? 「ほら、コレ……」 そう言って見せられたのは、アイさんのSNSのアカウントでした。 思わず過去の投稿をチェックすると、かなり前から元気そうな投稿をたくさんしていたアイさん。 その事実にねぼすけさんは、思わずがく然としてしまいました。 「本当すごいよね。映えに生きてるというか……。こんなに遊んでるのに、私たち1回も載ったことないの気付いてた?」 「アイちゃんが乗せるのは、1000フォロワー以上の映えるトモダチだけ……」 このことを聞いてから、ねぼすけさんはアイさんとは、距離を置くようにしたのでした。 ◇◇◇ 今までのアイさんの言動に違和感を覚えながらも、"つわりがつらいなら仕方がない"と、善意でアイさんの要望に応え続けていたねぼすけさん。さすがにこの衝撃的な事実を知ったことで、彼女と距離を置く決断ができたようです。が、これでもう振り回される心配はなくなったのでよかったですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ねぼすけInstagram:@nebosuke_azarashiiiブログ:ねぼすけの寝所
2024年06月30日突然、絵を描くようになったmonaoさんの娘さん。そのとき、monaoさんの娘さんが描いたのは、自分を含めた家族とまだいない「赤ちゃん」の絵でした。さらに祖母が危篤のときに描いた絵には、monaoさんの上に2人のおばけを描いていました。それを娘さんから聞いたmonaoさんは、「これは祖母と祖父だったのではないか」と不思議な気持ちになりました。 誰もいない階段に…不思議な絵を描くmonaoさんの娘さん。その能力は、絵以外のところでも……。 泣いている子や人を見ると、「えーんえーんた」と言って“泣いているよ”ということを教えてくれる娘さん。 ある日、買い物に行こうと家を出ると、娘さんは普段あまり人が使わないマンションの階段をじっと見つめ、「えーんえーんた」と言いました……。もちろん階段には誰もいません。 また別の日には、誰もいない自宅玄関を指差して「怖い」と言いました。もしかしたら、階段にいた何かが家に……?と思いましたが、monaoさんはこれ以上考えるのをやめました。 ちょっとゾクっとしてしまうお話でした。幼い子どもが、大人には見えないものを見てしまうという話はよく聞きます。何が見えているのか、はたまたただの偶然で何も見えていないのか、本当のところはわかりませんが、子どもには不思議な力が宿っていてもおかしくないなと思うこともありますよね。みなさんは、お子さんの不思議な言動でヒヤッとした経験はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター monao
2024年06月30日私は1歳半の娘がいる30代のママです。先日、新しくできたショッピングモールで娘とショッピングを楽しんでいると、店員さんが話しかけてきました。その店員さんとの会話でこんな思いをすることになるとは……。もしかして、勘違いされている…!?娘はベビーカーに乗っていて、ご機嫌。私もニューオープンのお店のため、とてもワクワクした気持ちで、買い物を楽しんでいました。途中で少し疲れたので、通路にあるソファに座り、娘とおしゃべりをしながらお茶を飲んでいると、近くのお店にいた50代くらいの女性の店員さんが話しかけてきました。「赤ちゃんかわいいですね! ここはお孫さんを連れていらっしゃるお客様も多いんですよ。私もよく孫と出かけます〜」と言われ、私は「そうなんですね」と返事をしたあと、“どうして急に孫の話をされたのかな”と思っていると……。 店員さんは、「おばあちゃんは幸せですね、お孫さんと一緒で」と言ったのです。そこで私は、私自身が娘のおばあちゃんと間違われていることに気づきました。ショックを受けて返事に困っている私の様子を見て、「あ……おばあちゃん……ではない? あ、ほら、最近は若いおばあちゃんもいますから……」と店員さんも明らかに慌てている様子。 私は、「この子は娘なんです」と努めて明るく答えましたが、ショックを隠しきれず、その場をすぐに離れました。 店員さんに悪気がないことはわかっています。しかし、おばあちゃんに間違われたことはショックでした。また、私も初対面の方と話すときは、思い込みで話すことがないよう気をつけようと思った出来事でした。 イラスト/うちここ著者:海原えめ
2024年06月30日卵巣出血を起こしているとわかり、総合病院に4日ほど入院することになったにしこさん。入院初日、疲れが溜まっていたにしこさんは、消灯時刻の21時にベッドに横になり、目を閉じました。ところが、下腹部や胃のあたりの痛みが激しく、まったく寝つけません。消灯時刻から2時間が過ぎた23時ごろ、看護師さんが見回りにきたため、「痛みで眠れないんです」と相談すると……? どうしても眠れない…!看護師さんに相談したところ、痛み止めの点滴を強めてもらえることになったにしこさん。「そのうち痛みも和らいでくるだろう」と安心して再び目を閉じますが、予想に反して痛みは一向に引いてくれません。その後もひたすら痛みに耐えていたら、気づけば消灯時刻から4時間が経っていて……。 痛み止めを強めてもらったあとも痛みがまったく引かず、にしこさんはスマホを見るなどしながら、ただただ痛みに耐えていました。そして消灯時刻から約4時間が経過したころ、再び看護師さんが見回りにやってきました。「さらに強い点滴って打ってもらえますか?」と聞いたところ、看護師さんの提案で坐薬を入れることに。こうして、にしこさんは人生初の坐薬に挑戦することとなったのでした。 にしこさんは当時を振り返って「早めにナースコールを押して看護師さんを呼べばよかった」と後悔しているそう。翌日も6時起きで朝から検査がありますし、貧血も起こしているので、今はとにかく休息が大事ですよね。病院側も夜中の患者さんの対応には慣れているでしょうし、遠慮せず、すぐ看護師さんに相談したほうがよかったかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にしこ
2024年06月30日私の夫は急に思い立って遠出をするのが好きで、私もそのノリが嫌いではありません。その日も、夫が夕方ごろになって「今日の晩ごはんは隣の県でやってる有名な屋台に行って、ラーメンと餃子を食べよう! 夜はそのまま車中泊をしよう」と提案してきて、私はもちろんOKをしました。そして、2人で車に乗り込んだのですが……。 就寝中、おしりに違和感が…夫から「今日は隣の県までラーメンと餃子を食べに行こう!」と誘われたあと、私は30分ほどで用意を済ませました。そして夫が運転する車に乗り込み、私たちは目的地に向けて出発しました。 高速に乗って1時間半ほど移動し、ようやく目的地に到着。屋台でお目当てのラーメンと餃子を食べて大満足の私たちは、車中泊が可能な道の駅へと移動しました。そのまま寝る準備を済ませて眠りについたのですが……しばらくしたとき、おしりに違和感を覚えて目を覚ましました。 まさかこの感じ……。嫌な予感が頭をよぎります。いつもなら生理がくる前は腰やおなかが痛くなったり、胸が張ったりするのですが、トイレに行って確認すると、今回は何の予兆もなく生理がきていました。 その後、寝ている夫を起こして24時間営業しているお店をネットで検索し、必要な物を買いに行くことに。生理用ナプキンに加え、替えの下着やズボンも買わなければならず、予想外の出費となってしまいました。 実はこれまでも、夫と遠出をしたときに何度か経血漏れを経験したことがあります。私が少しズボラな性格だからか生理予定日をしっかり把握しておらず、遠出をするときに限って生理が急にきてしまうのです。 最近では急に生理がきても困らないよう、生理周期をカレンダーで管理する、遠出の予定を入れる際は生理予定日と被っていないか確認する、車に予備の生理用ナプキンと下着を常備する、などの対策をおこなっています。せっかくのレジャーなのだから、生理に振り回されることなく楽しめるようにしたいです。 著者/小春子作画/モリナガアメ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2024年06月30日息子が小学生になったころ、義実家を訪問しました。義母は夫を溺愛しているのは分かっていたのですが、まさか自分の孫に私の悪口を言うとは思ってもみませんでした――。 ありえない義母の発言義母は息子である夫を溺愛しています。子離れができてないという表現がピッタリだと私は思っています。息子が小学生になったばかりの頃、義実家に連れて行った時のことです。 息子に向かって義母がとんでもないことを伝えました。 「お父さんのかわりはいないけど、お母さんの代わりはいくらでもいるから、お母さんはいなくなっても全然大丈夫だからね。あなたのお母さんは今は仕事もしていなくて役立たず、という状態なのよ」 私は驚きと怒りで言葉が出ませんでした。 子どもに向かってそんなことを言って、なんのメリットがあるのでしょう。腹も立つしこんな義母とは縁を切りたいと心底思いました。 するとそれを聞いた息子が「お母さんは役立たずではないよ。毎日おいしいごはんを作ってくれて、お世話をしてくれて、どんなときも守ってくれる。でもお父さんは都合が悪いとすぐ怒鳴るからお母さんがいないと絶対ダメなんだ」と言ってくれました。 義母はバツが悪そうにして黙って部屋を出ていってしまいました。私は息子の言葉を聞いて、息子がわかってくれているのだから、義母の言葉なんて気にすることないと思えるように。今では義母が何を言ってきても動じないようになりました。息子にとても感謝しています。 著者:さくら
2024年06月30日私は結婚前から「自分の父と夫が仲よくする姿」に憧れを抱いていました。よそよそしい関係はなんとなく嫌で、男同士でお酒を酌み交わしながら楽しそうに話すなど、そういった関係になってほしかったのです。しかし、私の父はあまり社交的ではなく、夫は極度の人見知り。父も夫もお互いに気をつかって話すため、いつまで経っても2人の距離感は縮まらないままで……。 積極的にコミュニケーションを取らない2人私の父は人見知りではないのですが、社交的なわけでもありません。私がまだ小さかったころ、私や弟の習い事などでお父さん同士が話す機会があればそれなりに話していましたし、職場の同僚や友だちと楽しそうに話している姿を見たこともあります。 一方、私の夫はいわゆる人見知りです。私と出会ったころは、私ばかりが話しかけていました。私の友だちとも話すことを避け、自分でも人見知りだからと言っています。 そんな2人なので、いつまで経っても距離感は縮まらないままでした。 今までの父と夫の関係私たち夫婦と私の両親は離れたところに住んでいます。そのため、頻繁に顔を合わせることができません。ですが、私は両親と会いたいこともあって、年に4回は実家に帰省しています。 私と母がおしゃべりなほうなので、帰省したときは4人で会話をすると、比較的ワイワイと話が盛り上がっています。しかし、父と夫だけのときの会話は、お互いが気をつかっているようで……たまに、父が夫に対して敬語を使っていることもあるほどです。母とも「もっと2人で会話をしてどこかに出掛けてくれたらいいのにねえ」と話していました。 そんなある日、夫と父はまったく同じタイミングで「ジョギング」という趣味を持ち始めたのです。 最近の父と夫の関係同じ趣味を持つようになった2人は最近、走った距離や時間、おすすめの大会、ジョギングシューズの話などで盛り上がっています。びっくりしたのは、2人で同じ大会にエントリーして、2人で電車に乗って大会に参加し、帰りにラーメンを食べてきたことです。私はこの話を聞いたときにとてもうれしく感じ、これからの父と夫の関係に期待したいなと思いました。 仲よくなるまでに時間がかかった2人ですが、今では大会に一緒に出るほどの仲になれたので、心の底からよかったなと思います。 最初は、父と夫が私の理想のように仲よくなることは無理だろうなとあきらめていて、表向きでも話してくれたらいいやと思っていました。そんなとき、趣味をきっかけに2人の関係が良好になり、何が起こるかわからないなと思いました。最近は、実家に帰省するのがさらに楽しみになりました。 著者/松谷えりな作画/おはな ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おはな
2024年06月30日息子がケガをしたという連絡をママ友からもらった日の出来事です。 ママ友の行動に感謝…仕事が早く終わり、職場の人達とランチを終え帰ろうとしていると、近所のママから電話が来ました。「◯◯(うちの子の名前)が転んで動けないって言ってるの、今どこ?」と。 近くにいてもうすぐ帰ることを伝えて急いで帰宅したところ、電話をくれたママの家の前で息子が倒れていました。どうやら自転車を使って犬の散歩をしていたら転んでしまって、そのあと、なんか動けないと言っているとのこと。 見た目はまったくどこにも外傷はありませんでしたが、偶然にも近所にお住まいの看護師ママが「動かさない方がいいよ、頭うってるかもしれないから救急車呼ぼう」と指示してくれ、すべてを対処してくれました。 救急車で病院に着くまでの間、本人はしっかり受け答えをしていたこともあり、病院での診察も大丈夫だろうとすぐに終了。大したことなくて安心しました。 自分で転んで救急車を呼んだ場合、事故扱いになるようで、私たちが病院に行っている間に警察も来たらしく、対処してくれたママたちがすべてやってくれました。ものすごく迷惑をかけてしまいましたが、「本人が何もなくって良かったわ」と言ってくれてとてもありがたかったです。(女性/50代/派遣社員) 作画/miyuka
2024年06月30日2歳半を過ぎてイヤイヤ期が落ち着いてきたと思った途端「自分でやりたい期」に突入した娘。朝食から、自分でパンにバターを塗りたい、牛乳をコップに注ぎたいなど、忙しい時間帯に失敗の連続……。かんしゃくを起こし大泣きする娘を見かねて私が手を出すと「自分でやりたかった!」とさらに大泣き。ため息の出る毎日が続いていました。 なんでもやりたがる娘にママは限界寸前!2歳半を過ぎたころ、娘はなんでも自分でやりたい時期でした。私はこと細かく娘に「自分でやる?」と聞くようにしていました。すると徐々に「自分でやる」、「ママがやって」など指示を出してくれ、少しずつスムーズに朝の準備が進むようになっていました。 ところがある日、朝食を食べるため、席に座った娘が「自分で起きたかった!」と大泣きし始めたのです。最初は言っていることの意味がわかりませんでしたが、よくよく聞いてみると「ベッドから自分で起き上がりたかった」そう。かんしゃくがヒートアップする娘に、「このままでは仕事に間に合わなくなる!」と焦った私は無理にでも娘を納得させようかと悩みました。しかし逆に時間がかかることを予測し、娘の思いを尊重することを決意。 「ベッドに戻る? パジャマにまた着替える?」とやり直しを提案しました。すると娘は泣き止み、自らパジャマに着替え、起きる場面からすべてやり直し始めたのです。朝食をとる時間がなくなったので「ごはんはお弁当箱に入れて、車で食べる」と自ら提案。そこから出発までは非常にスムーズでした。 急いで娘を車のチャイルドシートへ乗せたとき、娘がふいに「ママありがとう」とひと言。私はビックリしましたが、そこには笑顔の娘がいました。そのとき、大人の都合で娘を動かしていた自分に気づいたのです。「もっと娘の気持ちに寄り添わなきゃ……」と反省するとともに、娘のやりたい期を頑張って乗り越えようと思いました。 作画/mosu著者:藤田わか奈もうすぐ3歳になるやんちゃな娘を育てるママ。介護が必要になってきた両親の面倒と、子育てに奮闘中。
2024年06月30日家族でプライベートビーチのあるホテルに泊まったときの話です。急に泊まることになり、手持ちの水着は妊娠前のものしかありませんでした。ラッシュガードがスケスケ!?産後、おなかまわりの贅肉が気になるようになり、新しい水着を買おうと考えていました。しかし、しっくりくるものがなく、仕方なく白いラッシュガードだけ買い手持ちの水着の上に着ることにしました。 当日、水着の上にラッシュガードを着て、海に入り遊んでいました。そして、少し休憩しようと海から上がるとラッシュガードがスケスケ!! おなかの贅肉が丸見えでラッシュガードの意味がほとんどありませんでした。 ◇◇◇ その日は、できる限り手でおなかを隠しながら歩きました。白いラッシュガードがこんなに透けるなんて思いませんでした。これからは買う前に透け感があるか説明文をしっかり読むか、色の濃いものを選ぶようにしようと思いました。 作画/さくら著者:佐藤ちあき30代、5歳・7歳を育てる母。卸売業の事務員。趣味はお笑い芸人のラジオを聴くこと。
2024年06月30日息子が小学校に登校した初日。近所の高学年のお兄さんと一緒に通学班の集合場所まで歩いてい行く息子の姿を感慨深く眺めていると、同居中の義母が大慌ててでやってきました。義母は何かに気付いた様子なのですが――!? 集合場所を見てきた義母どうやら義母は、集合場所へ先回りしており、そこでほかの小学生たちが皆マスクをしていることに気付いた模様。長男は普段からマスクをしたがらず、この日も着用していませんでした。 義母は「皆マスクつけてるからさせたほうがいいわ!」と言うのです。私は長男から事前に「マスクはしたくない」と確認を取っていることを義母に説明。それでも義母は「マスクどこ?届けてあげるから早く出して」と強引にマスクを届けようとしました。 私は以前長男がマスクをつけて頭痛を起こしたことや、マスクをしていると息がしづらく慣れない登下校で息があがってしまうかもしれない、と義母を説得。なんとか義母に理解してもらえました。 コロナ禍で登下校時にマスクを着用する習慣になっていた上級生たちは今でもマスクをしている子が多かったそうです。義母はマスクをしていない長男が逆に目立ち、変な目で見られるかもしれないと心配したのかもしれません。 ですが、帰宅した長男曰く、1年生のほとんどはマスクをしていなかったとのこと。そのことを聞いた義母は少し反省した様子。今後は長男の意見にも耳を傾け、意思を尊重してくれるといいなと思っています。また何かあったときは、少しでも理解してもらえるよう、小さなことでも義母とは話し合いを重ねていこうと思った出来事でした。イラスト/まげよ著者:鬼頭いちか
2024年06月30日次女が3歳だったころの話です。家族で晩ごはんを食べ終えて、リビングでゆったりくつろいでいたとき、急に次女が私のほうを見て不思議そうな顔をしました。娘の謎発言「どうしたの?」と声をかけると、「ママの肩に小さい子の手がのってる」と言うのです! 怖くなった私は後ろを振り向きましたが、誰もいませんし何の気配も感じません。近くで聞いていた夫も驚いて「えっ、手だけ? 顔は見える?」と聞きます。すると次女は「女の子だよ。ずっとママの肩に手を置いてニコニコしてる」と言いました。それを聞いて怖さが無くなった私は、「ニコニコしてるんなら、ここにいさせてあげよう」と答えていつもの生活に戻り、次女の話もしばらくすると忘れていました。 その2〜3年後、私は妊娠して女の子を出産。そのときにふと次女の言葉を思い出し、あのとき私の後ろにいたのは、早く生まれてきたかった3人目の子どもだったんじゃないかなぁと思いました。それからときどき「赤ちゃんまた来てる?」と次女に聞いてみましたが、一度も見えなかったそうです。言葉では説明しにくいことですが、霊感的なことはあるものなんだと感じました。 作画/森田家著者:峰 かおり
2024年06月30日私には、過去に付き合っていた彼氏から生理を理解してもらえず苦しんだ経験があります。「好きな人には生理を理解してほしい」――。そう思った私は……。 大好きな人からの、つらいひと言交際していた彼氏のことが大好きだった私ですが、彼の言動をきっかけに、「彼は生理について理解してくれない人なんだ」と感じたことがあります。 彼の家にお泊まりに行った日のこと。生理がきてしまい、「生理がきたみたい。ちょっと経血量が多いかもなあ……」と彼に言いました。すると彼から返ってきたのは「えー、シーツに血つけないでよ」という言葉。しかも、かなり嫌な表情をされて言われ、まさかの反応に私は頭が真っ白になってしまいました。 もちろん、汚さないように、彼が嫌な思いをしないように気をつけます。けれど、そんな嫌な顔をして言わなくても……。「大丈夫? しんどかったら言ってね」と気づかってくれると思っていただけにショックを受けてしまったのです。 そしてこの発言をきっかけに、彼の生理に対する理解のなさ、理解する気がそもそもないという態度がよく見えてきて……。私は彼に別れを告げることとなりました。 「それくらいで……」と思われるかもしれません。けれど、私にとっては別れを告げるほどの大きな出来事だったのです。 新しい彼氏には、その教訓を時が経ち、新しい彼氏ができました。ただ、彼も生理についての理解は乏しいように感じて……。 そのとき、「過去のような思いはしたくない」と強く思いました。前の彼氏は生理のことを伝えても理解する気がないようでしたが、彼はわかりません。そのため、勇気を出して生理やそれに関するあらゆる話をすることにしたのです。 基本的なことから細かいことまで、2人でYouTubeなど動画で解説されているものも見て勉強。すると、彼は生理に対して意欲的に理解してくれて……。生理中、普段よりも私を気づかってくれるようになったのです。 多くの女性にとって生理は身近なものですが、男性は生理を経験できませんし、理解しにくいというのは仕方のないことなのかもしれません。前の彼氏は生理について伝えても、理解する気がない人でしたが、その後お付き合いを始めた彼氏は、結果的に生理の理解を深めてくれました。丁寧に説明することでわかってもらえることもあるのだと実感した出来事でした。 著者/高木ゆい作画/ちゃこ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年06月30日