cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1883/2213)
2010年に公開した『おまえうまそうだな』に続く、宮西達也の大人気絵本「ティラノサウルスシリーズ」第2弾作品となる『あなたをずっとあいしてる』の公開日が6月6日(土)に決定!主人公の母親・セラ役に2児の母・渡辺満里奈が15年ぶりに声優を務めることが明らかになった。シリーズ累計発行部数200万部を突破した、宮西達也の大人気絵本「ティラノサウルス シリーズ」。アニメ映画化した『おまえうまそうだな』は2010年に公開され、文部科学省選定、全国私立保育園連盟推奨、第15回文化庁メディア芸術祭審査委員会推奨など、高い評価を得て国内外で大ヒット。第2弾となる今回は、宮西達也氏が自ら、シリーズの中でも人気の高い「あいしてくれてありがとう」「であえてほんとうによかった」をもとにオリジナルストーリーを執筆する。このたび、主人公であるティラノサウルスの子ども・トロンを見守る心優しいお母さん役に起用された渡辺さん。テレビ・CM・雑誌など幅広く活躍する渡辺さんだが、なんと声優を務めるのは『きかんしゃトーマス 魔法の線路』以来、15年ぶりだという。実生活でもふたりの子どもの母親である渡辺さんは「15年ぶりの声優で緊張していますが、とても大切な、強く優しく愛情深いお母さんの役をやらせていただくことになり光栄です」と意気込みを語る。なお、トロンのお父さんゼスタ役に声優の山口勝平、プテラノドン役には速水けんたろうが務めることが決定しており、公開された劇中シーンからもそのあたたかい関係を見て取ることができる。また、併せて解禁となったポスタービジュアルには、勇敢なお父さん・ゼスタ、優しいお母さん・セラに囲まれた主人公・トロンの姿が中央に据えられており、ひとりぼっちになってしまったトロンが大冒険の途中で出会う、泣き虫の恐竜・メソメソが右下に、赤い実を集めるキラリがその左に配置されるという、にぎやかなビジュアルとなっている。原作・脚本を務める宮西さんも「友情、親子の絆、ハラハラ、ドキドキ、そして笑いもたっぷり。見終わってほんとうに大切なものを、皆さんが感じとってくださったらうれしいです」と太鼓判を押す本作。雄大な自然を舞台に繰り広げられるトロンの勇気と愛に満ちた大冒険を楽しみにしていて。『あなたをずっとあいしてる』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月13日映画『ディオールと私』の公開に先駆け、3月12日(木)、Bunkamuraル・シネマにて行われた特別試写会に森泉の実妹でモデルの森星が登場。「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の魅力をたっぷりと語った。1964年の設立から70年近くたった今でも、華麗さとエレガンスさを兼ね揃え、多くの人々を魅了し続けている「クリスチャン・ディオール」。日本でも、現在の天皇皇后両陛下のご婚礼の際に、美智子様の婚礼用ドレスを3着制作したこともある。そんな老舗ブランドのアーティスティック・ディレクターに、2012年就任したのは、オートクチュール未経験というラフ・シモンズ。映画では、通常半年の準備期間を必要とするパリ・コレクションで、わずか8週間で54体のドレスを創作することとなったシモンズを始めとするデザイナーたちの姿が収められている。この作品が大好きですでに3回も観てしまったという森さんは、「プレッシャーに負けそうになって逃げたくなるときにも、ラフ・シモンズさんが最後まで自分の意志をもってやり通す姿にすごく感銘を受けて、勇気をもらいました」と感無量の様子。この日は、2015年春夏コレクションである18世紀のメンズ服をレディスにアレンジした衣装に身を包んで登場した森さん。「刺繍や、透け感があって、女性らしさも出ていてとても気に入っています。『ディオール』を身につけると自信が持てるんですよね」とハイテクニックなファッションを楽しんでいるようで、セクシーな後ろ姿を披露し集まった観客の視線を釘付けにした。また、モデルとして活躍しているが「裏方で頑張って輝かせている“見えない努力”に興味を持ちました。いまは表のお仕事で頑張って努力をして、いずれは裏方の仕事もしてみたいなと思いました」と真剣な眼差しで今後についても語った。この日、会場には人気モデルの浦浜アリサや水原佑果も2015年春夏コレクションを身にまとって来場。一足早く作品を満喫していた。『ディオールと私』は3月14日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月13日俳優の松田龍平が3月12日(木)、都内の劇場で行われた主演作『ジヌよさらば~かむろば村へ~』の完成披露試写会に出席。イベントの途中に、会場内の電源が一部ダウンするハプニングがあり、松田さんは苦笑いを浮かべていた。完成披露試写会には松田さんをはじめ、監督・脚本・出演を務める松尾スズキ、共演する阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行が出席。登壇者5人が順番に挨拶やトークを行ったが、なぜか松田さんの番になると、客席の赤ちゃんがぐずり出し、コメントが遮られてしまう場面もあった。松田さん演じる“お金アレルギー”になった銀行員・高見が、東北の寒村に移住し、物々交換や自給自足で「お金を一切使わない生活」を送ろうと奮闘する異色コメディ。松田さんと松尾監督といえば、最近では朝ドラ「あまちゃん」で共演したが、俳優&監督としてタッグを組むのは、『恋の門』以来約10年ぶりとなる。「いやー、実際にお金を使わない生活は厳しいですよね。田舎だからってできるものじゃないですし。でも、(お金が)なくなることで、生きる上で何が必要かを描いた映画になっている」と松田さん。また、松尾監督は、本作で『夢売るふたり』に続いて阿部さんと夫婦役を務める松たか子さんの話題に触れ「安産を祈っております」とエールを送っていた。「劇団大人計画」所属の阿部さんが、“主宰”松尾監督の長編映画に出演するのは、意外にも初めて。世話好きな村長を演じ、「原作の設定に合わせて、少し増量したんです」と告白。村人から慕われる自称 “神様”の老人を演じた西田さんは、ロケ地となった福島育ちで「昔、ああいうじいさまに会ったことがありますよ」と懐かしそうに話していた。また、二階堂さんは高見に色仕掛けで迫る女子高生を演じ、「これまで演じてきた役柄のイメージのせいで、暗そうとか物静かだと思われるんですが、今回はすごくキャピキャピ、可愛い女子高生で楽しかった」とニッコリ。松尾監督は「結構エロいですよ」と太鼓判を押していた。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』は4月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日映画『風に立つライオン』が3月12日(木)、ビルボードライブTOKYO(東京・六本木)にて上映され、主演の大沢たかおと三池崇史監督が上映前のトークに登壇し、製作の裏話や本作への特別な思いを語った。さだまさしが1987年に発表した同名楽曲を元に、様々な思いを抱え、日本に恋人を残して海を渡り、アフリカでの医療活動に従事する医師の姿を描き出す。本作のそもそものきっかけは、主演だけでなく“企画”にも名を連ねる大沢さん。さださんの楽曲「風に立つライオン」に感銘を受け、さださんに映画化を前提に小説執筆を依頼したが、当初、さださんは決して乗り気ではなかったという。『解夏』『眉山』とさださんが原作の映画に出演したが、製作の過程で顔を合わせることはなかったそうで、共通の知人である出版社の編集者を介して、さださんに企画を持ちかけた。「何かを抱えていて、それが彼(=主人公の医師)を、大好きな恋人と離れるにもかかわらず、日本から脱出させた。それは(自身が)子どもの頃から抱えていた悩みや、世間とうまくやれないイライラと連結するものがあると感じた」と大沢さんは、楽曲から感じた思いを語るが、なかなかさださんからいい返事はもらえなかった。「これは直接交渉しないとダメだと思って、さださんのファンイベントに強引に出たんです(笑)。その時もさださんは『(話は)聞いてます』という感じで、これはアフリカに行くしかないと、ドキュメンタリーでアフリカに行きました。それをさださんが見てくださり『これは大沢、本気だな』と思ってもらえたみたいです」と経緯をふり返った。そして、完成した小説について大沢さんは「さださんは明言しませんが」と前置きした上で「3.11がひとつの大きな原動力、きっかけになったと感じることはあります」と4年前の東日本大震災の発生がさださんの心を動かしたのではないかと推測する。三池監督も「さださんが28年前に書いた歌詞には“いま”を暗示するような言葉もある。本人からは一度も聞いたことはないですが、糸口になったのでは」とうなずく。改めて、楽曲が発表された時からの歳月に触れ三池監督は「歌詞と(映画の)物語にはギャップがあるんですがそこにさださんと我々が過ごした時間が宿っていると思います」と語った。大沢さんはまた完成した映画からも、これまでの出演作とは違う特別なものを受け取ったよう。完成した映画を初めて観る関係者用の試写会は「本来は自分の仕事を見てジャッジしないといけない場。自分がやったことを受け止めないといけないので、楽しむというところまで行かず、たいていはそれから反省や後悔を繰り返す」ものだという。だが本作に関しては「これまで20年で80本くらいやって来て、初めて自分の作品を出演者としてではなくお客さんとして観て、(自分が演じた主人公の)島田航一郎に感情移入しました。自分が出ている気がしなくて、恥ずかしいけど『これすごいな』と言っちゃった(笑)。でも周りも全員、沈黙と涙と拍手で誰も立てず、あの場でああいうことが起きたのも初めて。衝撃でした」と明かした。三池監督はシネマver.として新たに録り直された主題歌にも言及。元々の原曲は8分51秒もあり、映画のエンドクレジットには長すぎるため、さださんに短くしてもらえないかとお願いしたところ「確かにそうだよね。歌い直します。任せてください」と返事をもらったという。だが「大晦日あたりに『できました』と言われたんですが、その声が小さい(笑)。あれ?と思ったら、短くしようと思った曲が9分37秒で46秒も長くなってる(苦笑)!これどういうこと?と思ったけど、聴いてみたら納得した」と明かし、会場は笑いに包まれた。こうした製作の裏話や感動秘話中心のトークとなったが、終盤に入ると酒のせいもあって(?)、三池監督のトークは少しずつ脱線していく。一見、完璧そうに見える大沢さんについて「欠点がある」とニヤリ。これまで多くの時間を過ごし、一緒に食事をする機会もあったが「100%野菜を残す」と偏食ぶりを暴露。「肉は全部食べるし、おかわりもするけど野菜は残す。ネットで調べたら『牛は牧草を食べているので、それを食べることは野菜を食べていること』とか言ってる。どうなんですか(笑)?」と大沢さんを問い詰める。思わぬ展開に大沢さんは「僕も食生活がこうなってることを悩んだんですが…」と言いつつ「ライオンは草を食べないけど(ライオンがエサにする)シマウマは草を食べているでしょ?」と釈明。会場は再び爆笑となった。さらに三池監督は、タルタルソースが大好物という大沢さんの発言として「エビフライはタルタルソースのための棒だと言いきってる。暴言ですよ(笑)!」と攻めつつ「島田航一郎も欠点を乗り越えようとした男。この映画を観て、島田航一郎が胸に残ると思いますが、それは自分以上のものに見せようとせずに演じているから」と決して完璧ではない大沢さんが演じたからこそ、島田が生き生きとした存在になったと称賛の言葉でまとめた。『風に立つライオン』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:風に立つライオン 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年03月12日映画『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』の日本語吹き替え版で声優を務める「チュートリアル」の徳井義実が、3月12日(木)、東京・上野にある国立科学博物館で行われた公開直前イベントに登場した。映画は、夜の博物館で警備員と動き出す展示品たちが巻き起こすめくるめく大騒動を描く、ベン・スティラー主演の人気シリーズ第3弾にして完結編。今回はニューヨークを飛び出し、ロンドンの大英博物館が舞台となる。この日、ベンさながらの警備員コスチュームで登場した徳井さん。自身が声をあてたランスロットルの吹き替え映像を見た配給元の20世紀FOXの担当者が「プロの声優と間違えた」という情報を聞きつけ、「演技には定評がありますんで」とすっかり大物俳優気分でトークを展開。本作でシリーズは完結となるが、「これを機に、第4弾を作って欲しいですね。次回作はベンには休んで頂きまして、僕が…主役に」とハリウッドスターを押しのけて主役の座を虎視眈々と狙っているよう。さらに「『もうベンはいいだろう』というネットの声もあるで(笑)」と剛気な冗談を放ち、集まった報道陣を沸かせた。その後も主役の座を狙い様々な企みを繰り広げたものの、MCを務めたタケト(Bコース)から「徳井さん、やっぱり(主演は)無理でしょう」という一言をきっかけに失速…しかし、美女4人に用意されたランスロットルの甲冑衣装を生着替えさせてもらうと、「なかなかいいねぇ」と満更でもない様子でつぶやきながら再び元のテンションに戻った。それでも、「(俳優業は)えぇ役じゃないとやらない。ドラマも3番手までじゃないと」と大物俳優のような発言を繰り返す徳井さんだったが、報道陣から「本当に次回作のオファーが来たらどうします?」と真顔で聞かれると、「…実際にそんなお話が来たら来たで、絶対断りますよね。さすがに億単位の製作費は背負えないです…(苦笑)」とおよび腰だった。イベント終盤では、この日の会場が博物館とあって報道陣からは「こういう場所での知的なデートは?」という質問も飛んだが、「いまは特別な人はいてないですね」と明かしつつ、「もう40歳も近いので、素敵なお姫様のナイトになれたら」と宣言していた。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は3月20日(金)よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密 2015年3月20日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2015年03月12日『ダラス・バイヤーズクラブ』でマシュー・マコノヒーの「主演男優賞」などアカデミー賞3冠を成し遂げ、本年度は『Wild』(原題)でリース・ウィザースプーンに2度目の「主演女優賞」ノミネートをもたらした、カナダの気鋭監督ジャン=マルク・ヴァレ。その彼がフランスのディーバ、ヴァネッサ・パラディを主演に迎えたラブストーリー『カフェ・ド・フロール』が、3月28日(土)より公開となる。実は、1969年と現在、2つの時代を縦断する本作に、カナダから新たな官能美の象徴ともいえる注目女優が登場していることが分かった。1969年、フランスのパリ。シングルマザーの美容師ジャクリーヌ(ヴァネッサ・パラディ)にとって、障害を抱える息子ローランは唯一の生き甲斐だった。一方、現代のカナダのモントリオールには、お互いをソウルメイトだと信じ、生涯を共にすると誓った夫婦アントワーヌとキャロルがいた。だが、アントワーヌは、若く美しい女性ローズと出会い、離婚。別れた妻キャロルは、その痛手から立ち直れずにいた。異なる2つの時代を生きる男と女、そして母と息子の愛。彼らの人生は、時間と空間によって隔たてられながらも、神秘的な“愛”によって紡がれていく――。本作は、1969年のパリで生きる親子、現代のモントリオールで生きる男女が時を越えて紡がれてゆく、切なくも美しいスピリチュアルな愛の物語。本作で、妻子あるアントワーヌの恋人ローズを演じたのが、カナダ出身のエヴリーヌ・ブロシュだ。パトリス・ソーヴェ監督『Cheech』(原題)でデビューした彼女は、“映画界の救世主”といわれる若き天才グザヴィエ・ドランの『トム・アット・ザ・ファーム』でサラ役(舞台版でも同じ役)を演じ、注目を集めた新進女優。また、BBCアメリカの人気ドラマ「オーファン・ブラック~暴走遺伝子」に出演、『ラストサムライ』のエドワード・ズウィック監督の新作『Pawn Sacrifice』(原題/16年日本公開)でトビー・マグワイアらと共演も果たし、舞台、ドラマ、映画と多方面で活躍を見せている。本作で彼女が演じたローズは、情熱や官能美、愛欲の象徴として描かれている。エヴリーヌはこの役柄について、「ローズは対人関係で傷つきながらも新しい恋で再出発したいと思っている。幸せになる道を選ぶが、その一歩を踏み出せていないのがローズ」と言う。「俳優は演じることで成長し、さまざまな生き方を経験できる。まるで自分にそんな経験があったみたいにね」と語る彼女の演技は、その言葉通りのリアルな説得力を持つ、危険な色香に満ちている。また、劇中では、幻想的で官能的なダンスも披露しているが、彼女がリーダーとなりエキストラにダンスの指導をしたそうで、「調和が取れていてとても美しく仕上がっている」とお気に入りのシーンになったという。自分の撮影がなくても、大事だと感じるシーンの撮影には足を運び、作品に対して真摯に向き合っていたエヴリーヌ。美しさと情熱を兼ね備え、傷つきながらも幸せを追い求めるローズを演じきった、その官能美を劇場で確かめてみて。『カフェ・ド・フロール』は3月28日(土)より恵比寿ガーデンシネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日ベテランのオスカー俳優アンソニー・ホプキンス、『アバター』のサム・ワーシントン、『アップサイドダウン 重力の恋人』のジム・スタージェスらが競演し、緑のパッケージカラーで知られる「ハイネケン」ビール経営者の誘拐事件を描く映画『KIDNAPPING MR. HEINEKEN』(原題)の邦題が、『ハイネケン誘拐の代償』に決定。6月13日(土)より公開されることになり、そのポスタービジュアルが解禁となった。1983年、オランダ・アムステルダム。大ビール企業「ハイネケン」の会長、フレディ・ハイネケンが何者かに誘拐された。世界でも指折りの大富豪であるハイケネンの誘拐は世間を驚かせるが、犯人は、犯罪経験のない幼なじみの5人の若者たちだった。大胆不敵な計画を実行し、当時にして史上最高額の身代金を要求する犯人グループ。だが、すべて上手くいっていたはずの誘拐は、人質であるハイネケンの傲慢な言動に歯車が狂い始めていく…。本作は、1983年に実際に起きたオランダの大ビール企業「ハイネケン」の経営者誘拐事件を基に映画化した本格サスペンス・ミステリー。奪われた身代金の大半の行方が解明されていないなど、多くの謎を残しているこの事件の裏で、いったい何が起きていたのか?エミー賞受賞の犯罪ジャーナリスト、ピーター・R・デ・ヴリーズのベストセラー本を原作に、誘拐された大富豪と、誘拐した幼なじみの5人組の両者の視点で事件を描き、知られざる“真実”に迫っていく。世界屈指の大富豪フレディ・ハイネケンを演じるのは、『羊たちの沈黙』で殺人鬼ハンニバル・レクターを演じ、アカデミー賞「主演男優賞」を受賞した英国の至宝、アンソニー・ホプキンス。本作でも抜群の存在感を発揮し、作品に重厚感を与えている。一方、誘拐犯グループを演じるのは、『アクロス・ザ・ユニバース』『クラウド アトラス』『鑑定士と顔のない依頼人』など話題作が絶えないジム・スタージェスと、『アバター』『ターミネーター4』など数々の大作に出演するサム・ワーシントン。さらに、「トゥルーブラッド」のライアン・クワンテンほか、マーク・ヴァン・エウウェン、トーマス・コックレルと若手実力派俳優が結集。今回到着したポスタービジュアルでは、誘拐犯グループのメンバーの緊迫した表情をよそに、タキシードにグラスを傾け微笑するハイネケンの姿が、どこか不気味で、不穏な雰囲気を漂わせている。人質と誘拐犯との駆け引き、誤算、落とし穴。追い詰め、追い詰められる男たちが支払う“誘拐の代償”に目が離せない。『ハイネケン誘拐の代償』は6月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日先日、第87回アカデミー賞にてジュリアン・ムーアに「主演女優賞」をもたらした『アリスのままで』の共同監督リチャード・グラッツァーが、現地時間3月10日、ALS(筋委縮性側索硬化症)のために亡くなっていたことが分かった。63才だった。本作は、若年性アルツハイマーに冒された言語学者であり、妻、そして母である女性アリスを主人公にしたリサ・ジェノヴァによる同名原作小説を、グラッツァー監督とパートナーのウォッシュ・ウェストモアランド監督が脚色し、映画化。少しずつ記憶や知識が抜け落ちていくアリスを熱演したジュリアンは、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)、英国アカデミー賞から女性映画批評家協会賞まで、本年度の賞レースにおいて「主演女優賞」をほぼ総ナメにした。グラッツァー監督は1952年1月28日に生まれ、ロングアイランドで育ち、ヴァージニア大学を卒業。ウェストモアランド監督と共同で、サンダンス映画祭で「グランプリ(審査員大賞)」「観客賞」のW受賞を果たした『Quinceanera』(06/原題)、トロント国際映画祭で称賛されたケビン・クライン、ダコタ・ファニング共演のアクション俳優エロール・フリンの伝記映画『The Last of Robin Hood』(13/原題)などの脚本・監督を手掛けてきた。2011年、本作の企画立ち上げの後にALSと診断されてからも、懸命に製作に取り組み、現場ではi-Padを使ってスタッフやキャストへの指示を出しながら撮影を行っていたという。本作は、若年性アルツハイマー病を患うアリスを自分自身に置き換えながら描いた渾身作であり、ジュリアンもオスカーの受賞スピーチで、授賞式直前に急きょ入院した監督について言及していた。配給会社のソニークラシックの共同経営者マイケル・ベーカー、トム・バーナード両氏は、「たぐいまれな才能を持つ彼と共に働き、彼を知る全ての人にとって、大いなる喪失だ」とコメント。また、公私にわたるパートナーであったウェストモアランド監督は「非常にショックを受けている。リッチと私はソウルメイトであり、共同製作者であり、親友であり、私の人生でもあった」と語り、「この4年間、彼のALSとの闘いを見守り、私だけではなく、彼を知る全ての人がその品位と勇気に刺激を受けた。この苦しいときの中、『アリスのままで』を世界に送り出す機会を得たことは、安らぎでもあった。彼はこの映画に全身全霊をかけて打ち込み、こんなにもたくさんの人々を感動させたことは彼にとって喜びだったと思う」と、悲しみのコメントを発表。ジュリアンも自身のTwitterを更新、監督について語ったNYタイムズの記事とともに「i love you richard.」という言葉を寄せている。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日ディズニー・ラブストーリーを実写映画化した『シンデレラ』。日本では4月25日(土)より公開となるが、これに先駆け4月初旬に、シンデレラ役のリリー・ジェームズとケネス・ブラナー監督の来日が決定!さらに、2人を迎えての豪華絢爛な舞踏会を再現したジャパン・プレミアが開催されることも明らかとなった。本作で、“実写版シンデレラ”という大役を掴んだリリーは今回が初来日。オーディションで主役の座を射止めたそうで、役柄さながらのまさにシンデレラガールだ。日本のみならず、本作のプロモーションのため、すでに世界各国をで訪れているそうだが、行く先々で老若男女問わず、大勢の人に大歓迎を受けているようで、ハリウッド女優としての階段を一気に駆け上がっている真っ最中の最旬女優なのだ。先日、行われたワールドプレミアに出席した際、リリーは「日本に行くことを楽しみにしている」と語っていたが、日本でも歓声を浴びることとなりそうだ。また、リリーとブラナー監督の来日に合わせ、豪華絢爛なジャパン・プレミアイベントが開催されるが、会場となる六本木には、シンデレラがガラスの靴を落としてしまう階段、そしてシンデレラと王子が出会うこととなる舞踏会のシーンをイメージしたものになるという。さらに、舞踏会では欠かせないダンスシーンも再現され、映画のワンシーンさながらに色とりどりのドレスを身にまとったダンサーによる可憐なパフォーマンスが披露される予定だ。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日“ミッチー”の愛称で親しまれている及川光博が、ショッカーにより悪の戦士として生み出された仮面ライダー3号を演じることで話題の『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』。3月21日(土・祝)より公開となる本作からこの度、歌ネタ“ラッスンゴレライ” で彗星のごとく現れ様々な史上最速記録を更新し続ける「8.6秒バズーカー」と“史上最速のライダー“ 仮面ライダー3号のコラボCMが放送されることが明らかになった。1973年2月10日。仮面ライダー1号&2号によりショッカーは全滅し、世界に平和が訪れたはずだったが、ショッカーが開発していた最強のライダー「仮面ライダー3号」の登場により1号&2号は抹殺され、歴史の歯車が狂いだす…。仮面ライダー3号役の及川光博を始め、竹内涼真、稲葉友、内田理央、中村優一、半田健人、天野浩成、高田延彦、倉田てつをら歴代ライダーを含む豪華キャストが集結している本作。3月13日(金)から放送されるコラボCMには、「8.6秒バズーカー」お馴染みの歌ネタを披露。はまやねんが田中シングルに“仮面ライダー3号”について説明するよう促すと、「3号なんて、いてまっせ~ん」と説明。しかしその直後に本作の予告編で3号の存在が明らかになるというもの。田中シングルさんは「(仮面ライダードライブは)コラボということで色合いを僕らに合わせてくれたのか(笑)、しっくりいきました。はじめて 3人で並んだとは思えないくらいまとまりのあるコラボでした。色合いが完全にチーム。最速の仮面ライダー3号には、後ろに乗せてもらって大阪―東京間の移動を助けてもらいたい」とコメント。「近くで見るとやっぱりかっこいい!」と語るはまやねんさんは、「小さいころから仮面ライダーを見ていたので、こういう形でご一緒させて頂けるなんてとても光栄です。チームとしてドライブと一緒に3号に勝ちたい。最速の仮面ライダー3号は、寝坊したときの移動に使います!(笑)」と喜びのコメントを寄せた。『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は3月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日玉木宏が「Clorets クロレッツ」の発売30周年を記念して、あらゆる“スッキリ”を研究するために新設される「Clorets スッキリ総研」の所長に就任。3月12日(木)に会見が行われゲストの西川史子、黒沢かずこ(森三中)、栗原類と共にトークを繰り広げた。イベントでは西川さん、黒沢さん、栗原さんが抱えている“モヤモヤ”をスッキリさせるべく玉木“所長”に相談したが、モヤモヤはなかなか収まらないようで、イベント後の報道陣の取材でも、胸の内のモヤモヤを吐露!「最近、モヤモヤしたことは?」という報道陣の問いに玉木さんは「僕は意外と(モヤモヤを)感じないんです。ずっとスッキリしてる」と涼しい顔をしていたが、黒沢さんは「椿鬼奴が結婚するかもしれないということで、どうなの?ハッキリしてほしいとモヤモヤが残ってる。ショックと言うと言い方が良くないかもしれないけど、(よく一緒に行っている)夜のごはん、どうしようかと…」と困惑を口にする。西川さんに至っては「モヤモヤしていると言えば、離婚からずっとモヤモヤしている。後遺症が長いんです」といまだに離婚を引きずっていると告白。「スッキリするには次の結婚しかない。ローンの支払いも35年あるので…」とネガティブ発言を連発する。玉木さんが「結婚てそういうことなんですかね?(もう一度)結婚したらスッキリするんですか?」と質問を挟むと西川さんは「そこなんですよね、(スッキリするのか)分からないですよね…」と嘆息。ここで黒沢さんが「結婚して浮かれている人に限ってすぐ離婚しますよね」とチクリ。西川さんは「私が浮かれてたってこと?」と反撃するも、黒沢さんは「浮かれてましたよ」とバッサリ。西川さんは「期待するとダメなんでしょうね…」と沈んでいた。ちなみに玉木さんはドラマ「残念な夫。」で夫、そして父親役を演じていることもあって結婚について「いろんな人の意見を聞いてて面白いです」と語るが、自身に関して、独身でいることにモヤモヤしないか?と問われると「そんなにないですね」とあっさり。結婚は「そういうときが来たらするんだろうなという感じですが、(できなくて)悩んだりはしない」と余裕の表情。「2人とも自然体でいられるのが一番なんだろうと思います」と理想の結婚について語っていた。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」ディズニー・アニメーションの名作『白雪姫』に登場するこのセリフは、女性こそが時代を映す鏡であり、その理想像が常に変化していることを示している。同作に始まり、50年代にディズニー・アニメーションの礎を築いた『シンデレラ』『眠れる森の美女』といったクラシック。90年代、ディズニープリンセスの輝きを一層増した『リトルマーメイド』『美女と野獣』『アラジン』。21世紀に入り、おとぎ話の登場人物が実写世界に飛び出した『魔法にかけられて』も人気の一作だ。ヒロインが王子様からのキスを待つだけの時代も、いまは昔。特に近年、ディズニー作品が描くヒロイン像には「革命的」とも言うべき、大きな変化が起きている。その変化は、社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』で世界中の人々が知ることなり、『イントゥ・ザ・ウッズ』でさらなる進化を遂げることになる。「ありのままで」と自ら人生を切り開く決意をするエルサと、「生まれてはじめて」と来たるべき未来に胸を踊らせるアナ。姉妹2人のヒロインが放つ魅力に、多くの女性が共感したのではないだろうか。何よりも重要だったのは、アナとエルサが見せる力強さが、女性すべてに備わったポテンシャルだと改めて気づかせた点。女性が強くなった…のではなく、時代の変化とともに、内に秘められた可能性が輝きを増した事を示したのだ。もう1本、忘れてはいけないのがアンジェリーナ・ジョリー主演の『マレフィセント』だ。1959年に製作されたディズニー・アニメーションの名作『眠れる森の美女』を、悪役・マレフィセントの視点から描いた同作は、暗い過去を背負った彼女と、自らが呪いをかけたオーロラ姫の間にある(擬似的ではあるが)母性を描き、それまでのマレフィセント像を見事に刷新した。2人の関係性に、多様化する家族のあり方も、そして“本当の愛”についても気付かされることとなる。こうして時代と共にディズニーが提示した新たなヒロイン像のエッセンスは、「おとぎ話のその後」を描いた『イントゥ・ザ・ウッズ』で、さらに現実的になっていく。例えば、シンデレラは王子様から偶然に見いだされる幸運の持ち主ではなく、幸せになる必然を引き寄せる自立した女性として描かれ、さらに彼女は王子様を得た後、「めでたし、めでたし」の後の自分の幸せについて考える事になる。赤ずきんはオオカミの誘惑に一度は屈しながらも、持ち前の利発さと経験を糧にピュアな少女からクレバーな女性への一歩を踏み出し、自立した女性としての生き方を考えなくてはならない状況に。高い塔の上で暮らし、外の世界を夢見るラプンツェルと、彼女を閉じ込めていた魔女の関係性は、依存し合い「親離れ」「子離れ」できず、“あなたの愛が重い”と社会問題にもなっている現代の母娘関係にも重なって見えるかもしれない。愛するパン屋の夫との子どもを授かりたい一心で森に足を踏み入れ、無事に子どもを授かり“幸せ”になったはずのパン屋の妻にも、思いがけない出会いと運命の選択が待っている。「めでたし、めでたし」の先にある多種多様な女性像は、どれも現代を生きる女性が共感できるリアルな“映し鏡”であり、自分の幸せを再考するヒントを与えてくれるはずだ。2015年、ディズニーは『イントゥ・ザ・ウッズ』のヒロインたちを通して“本当の幸せ”とは何かを問いかける。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月12日最旬という言葉がふさわしい。人気コミックを映画化した『ストロボ・エッジ』に現在、破竹の活躍を見せる福士蒼汰と有村架純が顔を揃えた。同世代の2人は4度目の共演。お互いの急成長ぶりを肌で感じながら、息の合った演技で切ない恋模様に命を吹き込んだ。■ 人を好きになる…相手をまっすぐ思う強さと覚悟が必要(福士さん)原作は『アオハライド』のヒットも記憶に新しい咲坂伊緒の同名コミック。「登場人物全員が片思い」というシチュエーションで、揺れ動く恋心と青春のキラキラを描き出す。恋愛経験のない高校1年生・仁菜子(有村さん)は下校途中に、学校中の女子が憧れるイケメン同級生の蓮(福士さん)と知り合い、“生まれて初めて”の感情に胸を踊らせるが、蓮には年上の彼女がいて…。『娚(おとこ)の一生』の廣木隆一監督がメガホンをとった。福士さんは原作の大ファンで、取材などで“理想の男性”を聞かれると蓮の名前を挙げるほど。それだけに「嬉しい反面、自分にとって理想が高いキャラクターなので演じきれるか不安もあった」のだとか。蓮の魅力は「押しつけがましくない優しさ」だと言い、「改めて感じたのは、人を好きになる大切さです。切ない思いもしますけど、大切な人がいれば人生は充実するし、その上で相手をまっすぐ思う強さと覚悟が必要だなと」。そんな福士さん演じる蓮について、有村さんも「一見クールなので、気持ちを知りたいって思わせるところが魅力ですね」とホレボレ。一方、自身が演じた仁菜子は「どうしたら、こんなにピュアになれるんだろう? って(笑)。正直、自分にはない一面なので」と戸惑いも?それでも一途なヒロイン像には「共感した」と言い、「蓮くんが年上の彼女と一緒にいるシーンに“やきもち”を焼きましたし、まっすぐ誰かを思うことって悪くないなって」。■ 福士さんには、どんな演技も受け入れてくれる信頼感がある(有村さん)本作で4度目の共演を果たした2人はインタビュー中の居住まいにも、映画の世界からそのまま飛び出てきたかのような、穏やかな安心感がにじみ出る。「さっき『自分にはない一面』と言っていましたけど、僕から見ると有村さんと仁菜子は似ていると思います。具体的には、まっすぐ何かを訴えかけてくる視線。笑顔もかわいいですし、演技の距離感も測りやすかったです。今まで以上に有村さんの中にある演技への“熱さ”も感じた気がしました」(福士さん)有村さんが、福士さんに対して感じるのは「信頼感」だと言う。「雰囲気や立ち振る舞いに、他の人にはないオーラみたいなものがあると同時に、常に自然でいてくれる存在ですね。どんな演技も受け入れてくれますし」と全幅の信頼を寄せている。あえて、本作で知った“新たな発見”を聞いてみると「今日も福士さん、堂々と受け答えしてるじゃないですか。でも、意外と緊張屋さんな面もあって。それはそれで嬉しくなりますけどね」(有村さん)■ 演じづらいシーンも…でも違和感や抵抗にこそ意味があると思うんです(福士さん)本作を通して、お互いに「演技に対する熱さ」や「意外と緊張屋さん」な一面を発見した福士さんと有村さん。それでは『ストロボ・エッジ』という作品を通して、自分自身の中にどんな変化や成長を感じ取っているのか?「廣木監督からの助言もあって、改めて『演技は引き算』ということに気づくことができた。さまざまなことにチャレンジし、充実した日々を送るいまだからこそ、この言葉はずっと大切にしたいですね」(有村さん)福士さんは一番難しかった演技として「蓮が仁菜子に告白する」シーンを挙げる。「すごく演じづらかったです。普段は無口な蓮が、自分の気持ちを伝えるので。でも今回思ったのは、そんな違和感や抵抗にこそ意味があるのではないかということです。悩むことは悪いことではないし、逆に大切にすれば演技に生かすことができると気づけました。僕にとって大きな発見でした」。売れっ子俳優として多忙を極めるが「いまは多くの経験を積みたいです」と瞳を輝かせる。■ 人をもてあそんじゃうような悪女も演じてみたい(有村さん)ともに1993年生まれで、順風満帆のキャリアを歩む2人。それだけに世間が抱くイメージに対し、俳優として、ひとりの人間としてギャップを覚えることもあるのではないだろうか。率直に疑問をぶつけると「そう感じることは、確かにある」と口を揃えるが、「やはり、俳優は求められたことに、いかに応えるかが重要だと思うので」(福士さん)、「目の前の作品に全力で向き合うことにこそ、意味があると思う」(有村さん)と真摯な姿勢を忘れない。それでは今後挑戦したい役柄は?福士さんが「自分で言うのも恥ずかしいですが、いままでは『元気』『明るい』『さわやか』というイメージを持たれることが多いのですが、だからこそ真逆の悪役にすごく興味があります。楽しそうだなって」と悪役願望を明かすと、有村さんも「人をもてあそんじゃうような悪女も演じてみたいですね」といたずらっぽい笑顔を浮かべた。いつか2人が悪党役で共演する映画が見られる日が来るかもしれない。可能性は無限だ。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:ストロボ・エッジ 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ストロボ・エッジ」製作委員会 (C) 咲坂伊緒/集英社
2015年03月12日春になり、指先のオシャレも衣替えしたい今日この頃。今、ネイルサロン業界ではマットネイルという、つや感をおさえた新テイストのデザインが流行中。そこで、2015年春夏の最旬ネイルトレンドについて、六本木のネイルサロン「NORIKOnail(ノリコネイル)」代表取締役社長の倉持紀子さんにお話を聞いた。「昨年あたりからじわじわと流行し始めているのが、つや感をおさえたマットネイルです。これまでのつや感があってキラキラしたクリアなネイルとはひと味違った、マットネイルならではのキュートなデザインが可能です」と倉持さん。同じカラーリングのネイルアートも、クリアとマットの仕上げの違いで、ネイルの印象はがらりと変わる。つや感がないと地味になるのでは?と思いきや、逆にマットネイルではカラーがしっかりと映えてインパクトのある指先を演出できるなど、ネイルの楽しみも倍増だ。ネイルのイメチェンをしたい人は、次はぜひマットネイルにトライしてみて欲しい。さらに、倉持さんによると、「最近はデイリーなお洋服とのコーディネートを考えた、デニムやタイダイ柄、といったスポーティなイメージのカジュアルデザインが人気。」とのこと。とりわけ2015年の春夏でイチオシなのが、デニム柄のマットネイルだそう。ここ数年、ファッションのビッグトレンドでもあるデニムだが、さらに今年の春夏はデニムがトレンドの中心に躍り出そうな気配が濃厚。これに合わせて指先もデニム柄マットネイルにすれば、デニムファッションとのトータルコーディネートもパーフェクトに!ちなみに「ノリコネイル」で提案しているデニム柄マットネイルは、クリアでつやのあるネイルとマットネイルを交互にデザインしたクリア&マットネイルの合わせ技がポイントになっている。この絶妙なバランスが、一歩先行くオシャレなネイルラバーに大人気だという。どんなカラーの組み合わせがおしゃれなのか分からないという人は、「クール」、「キュート」、「エレガント」、「カジュアル」といったイメージを伝えればOK。また「ノリコネイル」では、たくさんのネイルサンプルを用意しているので、出来上がりのイメージが分かりやすく、自由に好きなデザインを選べるので安心。あなたも、新シーズンが到来する前に、今すぐネイルデザインをアップデートしてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2015年03月12日ベネディクト・カンバーバッチが世界最強の暗号に挑んだ実在の天才数学者アラン・チューリングを熱演する『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』。そして、エディ・レッドメインが“車いすの天才”といわれる物理学者スティーヴン・ホーキングになりきった『博士と彼女のセオリー』。時代こそ違えど、奇しくも英国出身の2人の天才を描いた2作が、3月13日(金)より同日公開となる。いずれの作品にも、彼らを支え続けた2人の女性たちが登場する。彼女たちの葛藤、そして苦悩を好演し、主演男優たちとともに高評価を受けた『イミテーション・ゲーム』のキーラ・ナイトレイ、『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズに迫った。人と上手く馴染むことのできないチューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)と暗号解読チーム内のメンバーとの仲を取り持ち、チューリングが落ち込んだときにはすぐに駆けつけ、真剣に耳をかたむけるなど、常に彼の心の支えになり続けたジョーン・クラークを演じたキーラ。本年度アカデミー賞にて「脚色賞」を受賞した『イミテーション・ゲーム』では「作品賞」「主演男優賞」とともに、キーラも「助演女優賞」にノミネートされた。チューリングが取り仕切った暗号解読チームで高い能力を発揮したジョーンには、チューリングも全幅の信頼を置き、暗号のこと、数学のことなどを語り明かすシーンがある。キーラが「彼女は彼が心からすべてを話すことのできる初めての女性だったと思う」と分析するように、チューリングにとってジューンは、同じ目標に取り組む同志であり、親友であり、かけがえない存在であったといえる。また、「彼女はあの時代を生きた女性の数学者として、然るべき立場に就くために非常に苦労していた。だけど、その実力で最高の数学者を集めた解読チームに女性が入ったの。すばらしいことだわ」と語り、彼女を称える。チューリングはエニグマを解読し、多くの人を救った英雄ではあるが、実は彼女もまた、陰の英雄だったのではないだろうか。ベネディクトはその考えについて、「もちろんだよ」とすぐさま同意。「彼女を主役にした映画が作れるほどだ」と自身の考えを明かし、続けて「(ジョーン・)クラークは自分の居場所と平等な扱いを求め、性別ではなく自分自身の価値によって評価されることを望んだ。聡明な人物であり、主張も当然のものだったが、それは厳しい闘いだった」と当時の男女の不平等さについて触れた。一方、スティーヴン・ホーキング博士の半生と、彼を支え続けた妻との純愛を描いた『博士と彼女のセオリー』でも、天才を支えたのは博士の妻であるジェーン・ホーキング。余命2年の宣告を知りながらも彼と結婚し、励まし支え続け、その寿命を20年に伸ばし、成功へと導いていくジェーン。だが、やがて自身の科学者としての夢は二の次に、子育てと夫の介護に追われ、自分ひとりですべてをこなすことに限界を感じていく様子も描かれていく。ジェーンを演じたフェリシティは、「ジェーンのようなパートナーなしでは、彼は何も成し遂げられなかったということね」と断言。ホーキング博士を熱演したエディはアカデミー賞「主演男優賞」を受賞したが、妻ジェーンの複雑な心情を見事に表現したフェリシティも「主演女優賞」に初ノミネートされた。どんな天才や偉人であっても、たったひとりで成功することなどできない。その影には、支え続ける存在がおり、その人たちもさまざまな葛藤を抱えながら、自分自身も前向きに生きていこうとする。そんな2人の女性の姿には、明日への活力と勇気をもらえるはずだ。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は3月13日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。『博士と彼女のセオリー』は3月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:博士と彼女のセオリー 2015年3月13日より全国にて公開(C) UNIVERSAL PICTURESイミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 2015年3月13日より全国にて公開(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
2015年03月12日綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずによる“四姉妹”を、『そして父になる』の是枝裕和監督が描くことで話題を呼んでいる『海街diary』。これまでの特報映像では描かれていなかった物語を感じることのできる、本予告映像と本ポスタービジュアルが解禁された。鎌倉で暮らす三姉妹、幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)。15年前家を出ていった父が遺した異母妹・すず(広瀬すず)を迎え、“四姉妹”としての生活を始めたものの、四人はそれぞれの複雑な感情を抱えていて…。今回解禁となったポスタービジュアルでは、四人が笑顔で縁側にたたずむ姿が披露されている。明るい光の中で四姉妹が並んでいる光景は、懐かしさすら感じる穏やかな家族の姿そのもの。だが、それぞれの視線の先は微妙に異なっている。解禁された予告映像は、綾瀬さん演じる長女・幸の提案により、広瀬さん演じるすずが鎌倉に移るシーンからスタート。美しい音楽に乗せ、四人が笑顔でちゃぶ台を囲み、生活を共に送る姿が描かれている。そして、感情を露に実の母(大竹しのぶ)と言い争いをする幸。姉のことを思うがあまり声を荒げる佳乃や、父親の記憶がないと淋しげな笑顔を見せる千佳。腹違いの優しい姉たちに囲まれ、大きな瞳からひと粒の涙がこぼれ落ちるすず。それぞれに秘めた想いを吐露する様に、感情を揺さぶられる。四姉妹が笑い合い、時に傷つけ合い、そして支え合って本当の家族になっていく姿を、原作コミックの映像化を熱望した是枝監督がリアルに映し出していく本作。若手演技派女優たちが贈る、家族の絆の物語をここから覗いてみて。『海街diary』は6月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日スタジオジブリの長編アニメ『思い出のマーニー』の米林宏昌監督が3月12日(木)、都内で行われた同作のブルーレイ&DVD発売PRイベントに出席し、「実は昨年末に会社を辞めて、もうジブリの人間じゃない」と発表。監督業は継続する意向だと言う。今後の予定を問われた米林監督は、退社した事実を明かし「また作品を作っていきたい。いろいろアイデアはあるが、希望としては『思い出のマーニー』とは真逆の快活な動きのあるファンタジーに挑戦したい」と抱負を語った。イベントにはブルーレイ&DVDのテレビCMに出演するフィギュアスケーターの高橋大輔が同席した。「自らを変えたい」と勇気をふり絞り、現実と向き合うヒロインを描く本作。そんな「一歩を踏み出す勇気」を表現できる人物として、昨秋に現役の競技選手から引退し、新たな一歩を踏み出した高橋さんに白羽の矢が立った。プロジェクションで映像を投影した氷上で美しい滑りを披露しており、「いかに作品を邪魔しないか意識した。カッコ良く撮ってくださって嬉しい」と満面の笑み。深夜に行われたと言う撮影には、米林監督も立ちあい「作品には崩せない世界観があるが、高橋さんの持つ雰囲気やこれまでの歩みが、作品と響きあっている。美しい滑りに感謝しています」と話していた。CMでは、映画の主題歌「Fine On The Outside」(作詞・作曲・歌:プリシラ・アーン)に合わせ、振付師・宮本賢二によるオリジナル振付での演技を披露。3分にも及ぶ映像は、スペシャル動画として公式サイトにて3月12日(木)より公開。15秒のTVスポットは3月13日(金)から放送される。イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソン(1910―1988)による同名児童文学を原作に、札幌から療養のために釧路の親せきに預けられた少女・杏奈と、海辺に佇む“湿っ地屋敷”に暮らす金髪の少女・マーニーがひと夏を過ごし、ある秘密を分かち合う姿を描く。<『思い出のマーニー』ブルーレイ&DVD/リリース情報>■発売日:3月18日(水)■価格:ブルーレイ 6,800円+税DVD(2枚組み)4,700円+税■発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(C) 2014 GNDHDDTK(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日ティーンを始め、男女問わず絶大な人気を誇る女優・桐谷美玲が、映画史上まれに見るヒロイン役に捨て身で挑む『ヒロイン失格』。このほど、本作初の映像となる特報が解禁され、山崎賢人、坂口健太郎というイケメンの間で揺れ動く主人公を全力で演じる桐谷さんの、驚きの姿が明らかとなった。つい先日、メインキャストの制服姿が解禁され、大きな話題を呼んだ本作。幼馴染の寺坂利太(山崎賢人)に恋する女子高生で、絶対的な自信を持って自分こそが彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる主人公・松崎はとりを桐谷さんが演じているが、注目されているのは、はとりがただの可愛いヒロインではないということ。坊主頭や変顔、池への転落、大号泣などなど…まさに“ヒロイン失格”なシーンが散りばめられている、かつてないロマンチック・コメディーとなっている。今回解禁された特報映像に収められているのは、はとりが利太への想いを成就させるのかと思いきや、利太に“六角精児似”の彼女・安達未帆(我妻三輪子)ができたのを見て、号泣しながら廊下を全力疾走するシーン。キャスターとしても活躍する桐谷さんの知的なイメージも吹っ飛ぶ、ふり切れた全力“号泣”顔は必見。もちろん見どころはそれだけに留まらず、頭よし・顔よし・運動神経抜群の学校イチのモテ男、弘光廣祐(坂口健太郎)が、傷心のはとりに迫る胸キュンシーンも盛り込まれている。イケメン2人との三角関係に、笑って泣けてキュンとすること必至の本作。桐谷さんの体当たりの役作りを、まずはこちらからご覧あれ。『ヒロイン失格』は今夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアで右手を負傷したジョニー・デップが、手術を受けるためにアメリカへ帰国した。ジョニーは『Pirates of the Caribbean Dead Men Tell No Tales』(原題)撮影のために先月から滞在していたクイーンズランド州ゴールドコーストで先週末、右手を負傷。11日午後(現地時間)、ブリスベンからプライベートジェットでロサンゼルスへ向かった。しっかりとテーピングされた右手は胸のところで固定されて痛々しいが、見送りにつめかけたファンたちに笑顔で左手を大きく振って挨拶した。怪我を負ったのが撮影現場ではないことは発表されたが、正確な場所や原因、手術の必要があること以外は怪我の程度なども不明。ジョニーは先月来、撮影のないときは親友のマリリン・マンソンやフー・ファイターズのブリスベン公演などに姿を見せていたという。地元の警察や救急隊は、今回の負傷に関してジョニー側からの連絡はなかったと明らかにした。先月結婚したばかりのアンバー・ハードはロンドンでエディ・レッドメインと共演する『The Danish Girl』(原題)を撮影中で、ロサンゼルスでジョニーと合流するかどうかは不明だ。ジョニーが現場復帰するには2週間ほど要すると見られているが、製作のディズニーは、この間はジョニー扮するジャック・スパロウが登場しないシーンの撮影にあて、撮影スケジュールの遅れは最小限に抑えるとしている。映画の公開も、当初と変わらず2017年7月を予定している。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月12日杏を始め、松重豊、濱田岳、高良健吾、麻生久美子ら豪華声優陣を迎え、江戸風俗研究家で文筆家、2005年に逝去した漫画家・杉浦日向子の初長篇アニメーション化した映画『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』。このほど杏さんら声優陣の声を宿した予告編映像が解禁。さらに、アフレコを終えた杏さんが意外な役づくりを明かした。本作の主人公は、活気あふれる江戸の街で浮世絵師として活躍する女・お栄(声:杏)。父・葛飾北斎(声:松重豊)や仲間たちとともに自由闊達に生きる姿が、移りゆく江戸の四季を通して描かれる。今回届いた予告編では、冒頭、杏さん演じるお栄が百日紅の花を縁側で眺めながら「長い祭りが始まったね…」とつぶやくと、威勢の良いギターが鳴り響き、美しくも妖しい江戸の世界が動き出す。さらに、妖怪や鬼など杉浦日向子作品のモチーフが次々と映し出され、原監督が本作の映像化にあたり、「アニメーションならではの強みで、あらゆる角度から杉浦さんが思い描いた江戸を映し出したい」という想いが、まさに炸裂する映像に仕上がっている。また杏さんは、「アニメーションの声優というのが今まで経験のないことだったのでアプローチ方法も手探りでした。普段お芝居をしていても、衣装に身を包むことによって声のテンションや気持ちが変わってくるのを感じているので、声のお仕事でもお栄と同じ着物に身を包んで演じた方がもしかしたらいいのかなという想いでアフレコには着物でのぞみました」と見えない部分での役づくりを明かしている。本作は、公開を前に早くもフランス、イギリスほか6か国での海外配給も決定! 世界からも注目を集める、小粋な江戸の街を覗いてみて。『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』は5月9日(土)よりTOHOシネマズ日本橋、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日『ゼロ・グラビティ』『マン・オブ・ スティール』『ホビット』など最新のデジタル技術を駆使した圧巻の映像美が話題の作品が続々登場する中、アメリカでは無人飛行機「ドローン」を使った撮影の芸術にスポットを当てた世界初のイベント「ニューヨークドローン映画祭」が行われ話題を呼んでいる。そもそも“ドローン”とは、無人で飛行することが可能な航空機で、軍事的な用途に利用される無人航空機を指して用いることが多かったが、撮影不可能な場所や、上空からの迫力の映像が撮れるとのこともあり映像業界を中心に最近注目を集めている。実際にハリウッドではダニエル・クレイグ主演作『007 スカイフォール』などでドローンを使用した撮影がすでに行われたそうだが、その際、アメリカでの撮影は許可されず、わざわざ他国で撮影を行っていたというエピソードもある。そこでアメリカでは昨年、米連邦航空局がテレビ番組や映画の制作会社6社に対し、ドローンを利用することを認可。それを受けて今回、映画祭が開催されたという運びだ。今回の映画祭で話題となったのは、「最優秀賞」に輝いた作品『Superman With a GoPro』。約3分間の中でカメラを頭に着けた“スーパーマン”が、市民の落とし物を届ける姿を描いたものだ。大空を飛び回り、敵と戦ったり、ビルから落ちてくる女性を助けたりと全て主観的な映像で作り上げた世界観が特徴の本作。ドローンならではの迫力の映像とスピード感で見応えたっぷりの作品に仕上げている。そのほかにも、先日日本で撮影が行われ、3人組テクノポップユニット「Perfume」も登場し、話題を呼んでいた海外アーティスト「OK Go」のミュージックビデオも映画祭に出品された。臨場感を重視した実験的な映像から、一つの風景を俯瞰して楽しめる作品まで。映画だけでなく様々なジャンルで今後、ドローンが活躍していきそうだ。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日多くのミュージシャンに多大な影響を与えた天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの伝説の黄金期を描く映画『JIMI:栄光への軌跡』。本作で、ジミの才能を見出し、世界に解き放った女性リンダ・キースを演じているのが、英国出身の新鋭女優イモージェン・プーツだ。大作だけではなく名だたる巨匠たちのアート系作品でも幅広く活躍し、本作ではレトロファッションをキュートに着こなす彼女に注目した。1966年5月。名もないバックバンドのギタリスト、ジェームズ(アンドレ・ベンジャミン)はN.Y.のナイトクラブのステージでリンダ・キース(イモージェン・プーツ)と出会う。ジェームズの才能を見出したリンダは、ジェームズを音楽プロデューサーのチャス・チャンドラーと引き合わせる。それまで陽の目を浴びることのなかった天才ギタリストは、彼らとロンドンに渡り…。音楽にそれほど詳しくない人でも、その名は耳にしたことがあるだろう天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリックス。本作は、ジミにとって人生最大の転機となった1966年のニューヨークのナイトクラブでの運命的な出会いから、イギリスでのデビュー、やがて頂点に昇りつめるまでの伝説の2年間を描いている。その中で、ジミの人生を大きく動かしたヒロインの1人、リンダ・キースを演じているのがイモージェンだ。リンダは「ローリングストーンズ」のギタリスト、キース・リチャーズのガールフレンドでもあった。「彼女が時代を動かし、揺さぶった女性であることは確かなことよ」とイモージェンは言う。10代でデビューした彼女は『Vフォー・ヴェンデッタ』(’05)、『28週後…』(’07)などで注目を浴び、コリン・ファレル、アントン・イェルチン共演の『フライトナイト/恐怖の夜』(’11)、『ニード・フォー・スピード』(’14)といった大作のヒロインから、フィリップ・シーモア・ホフマン、クリストファー・ウォーケンら共演の『25年目の弦楽四重奏』(’12)などにも相次いで出演してきた。2011年にフランスの名門ブランド「クロエ(Chloe)」のフレグランスの広告塔にも抜擢され、2012年には「エイチ&エム(H&M)」が「マルニ(MARNI)」とコラボレーションしたコレクション「MARNI at H&M」のキャンペーンフィルム(監督はソフィア・コッポラ)にも出演し、映画界だけでなくファッション界でもその人気も確立。また、『リング』シリーズの中田秀夫監督の英国進出作の『Chatroom/チャットルーム』(’10)、ケイリー・フクナガ監督、ミア・ワシコウスカ主演の『ジェーン・エア』(’11)に出演するなど、ジャンル問わず活躍の場を広げ、その演技を評価される若手女優へと成長を遂げてきた。最近では、マイケル・ウィンターボトム監督の『ミスター・スキャンダル』(’13)でブリティッシュ・インディペンデント・アワーズ「最優秀助演女優賞」を受賞、今後も、ピーター・ボグダノヴィッチの13年ぶりの新作長編『シーズ・ファニー・ザット・ウェイ』(’14)、クリスチャン・ベールやナタリー・ポートマンなど豪華キャスト共演のテレンス・マリック監督作『The Knight of Cups』(’15)など、名匠の話題作が控えている。本作のキャスティングときを、製作のジェフ・クロッタがふり返って言う。「彼女たち(イモージェン・プーツとキャシー・エッチンガム役のヘイリー・アトウェル)は脚本を読んで、この作品と恋に落ちた。製作準備を進める18~20か月の間、役を降りずにずっと待っていてくれたんだ。ほかの仕事が終わるたびに、進捗をチェックしてくれた」。その役が実際に動き出すまでの間を、イモージェンも「撮影開始の1年半前に(監督のジョン・)リドリーに会ったの。誰かを世の中に送り出すことの意味と、他の人達が自分のことにとらわれている間、人は孤独であるということを話しあったの。これは音楽だけじゃなくて、映画業界でもよくあることだから」と明かす。さらに、「ジミとリンダの関係は、キャシー・エッチンガム(ジミのガールフレンド)と彼との関係とは全く違ったものだわ。性的な関係ではなかった。この映画では、リンダは手に入れることのできない女性として描かれている。彼女とジミは好奇心と興奮とプラトニックな愛情で互いに引きつけられる。彼女は母のように彼のことを気にかけている」と役柄を説明。「たぶんリンダにとって彼を手放すのはつらいことだったでしょうね。彼女はジミのために必死に働き、戦った。それはグルーピーの域を超えるものだったと私は思う」と、役への情熱を語った。今年、イタリアのブランド「ミュウミュウ(Miu Miu)」の春キャンペーン広告モデルにも抜擢された彼女は、本作の好演でいっそう注目を集めることになりそうだ。『JIMI:栄光への軌跡』は4月11日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日榮倉奈々がゲスト声優を務める映画『名探偵コナン 業火の向日葵(ひまわり)』のアフレコの模様が3月11日(水)に報道陣に公開された。本作の鍵となるのは、ゴッホの名画「ひまわり」。ニューヨークのオークションで落札された「ひまわり」が日本に運ばれてくるが、怪盗キッドが絵を狙って仕掛けてくる。だが、その手口はいつものキッドらしからぬもので…。榮倉さんは絵を護るために集められたスペシャリスト集団「7人のサムライ」のひとりで確かな鑑識眼と知識を持つ絵画鑑定士・宮台なつみの声を担当。榮倉さんは2010年公開の洋画アニメ『コララインとボタンの魔女 3D』で声優を務めたが、日本のアニメーションの声優を務めるのはこれが初めてとなる。今回のオファーについて、榮倉さんは「コナンくんの映画に依頼してもらって、断る理由がなかったです。子どもの頃から観ていたアニメ、漫画ですし、責任も感じますが楽しんでやって行けたらと思います」と語る。報道陣の前での公開アフレコに「査定されている気分でちょっと怖いです…」と苦笑しつつ、「コナンくんが横にいるので頑張ります!」と意気込む。アフレコでは、「ひまわり」の真贋や解釈について会話をするシーンが収録されたが、監督からは「全く緊張してないようです」「よかったです」と声を掛けられ、「ホントですか(笑)?ありがとうございます」とホッとした表情。無事に収録を終え「なかなか普段は使わない単語が出てきて、言い慣れてないので難しいです。(セリフを言う)秒数も決まっているし、声優さんってすごいと改めて思います」と苦笑を浮かべつつ、「監督さんが『大丈夫』と言ってくださったので信じてます。出来上がったものを観るの楽しみです」と語った。この日はアフレコに加え、“鑑定士”という役柄をふまえ、榮倉さんの鑑定眼をチェック!第1問の4枚の怪盗キッドのイラストに、1枚混じった工藤新一を見つけるという問題は難なくクリア。だが、続いて榮倉さんのお気に入りキャラクターの蘭にちなんで、小さな蘭の株が運ばれ、この株の値段を当てるというクイズでは大苦戦。「5千円」と解答するやすぐさま「ブー」と不正解を告げるブザーが鳴り響き、「8千円?」「1万5千円?」と少しずつ値を上げるも不正解が続く。正解は、なんと20万円!実はこの蘭は“パフィオペディラムミクランサム”という名の中国産の突然変異で生まれた珍しい蘭で、通常はピンクの花が咲くところ、これは黄色い花をつけるそうで、5年かかって花が咲いたら50万円に価値が上がるという。これには榮倉さんも「これが!?」と驚愕!「買い取りますか?」という問いに「くれないんですか(笑)?」とおどけつつ「ご返品で…(笑)」と引き下がった。改めて映画については「怪盗キッドとコナンくんのド派手なアクションが一番の見どころ。大人も子どもも楽しめるので家族で観てほしいエンタメ作品です!」とアピールした。『名探偵コナン 業火の向日葵』は4月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日ボストン市警の熱血刑事ジェーン・リゾーリとエレガントな知性派検視官モーラ・アイルズが、様々な難事件に挑む「リゾーリ&アイルズ」。美しきヒロイン2人の友情、家族や仲間との絆を巡るドラマと同様に高い注目を集めているのが、リゾーリ&アイルズの前に立ちはだかる事件の数々。圧巻のリアリティとドラマティックな全貌で心を揺さぶってくる事件の数々について、クリエイターのジャネット・タマロが語った。「リゾーリ&アイルズ」を手がける以前にも、「BONES」「CSI:NY」といった人気犯罪捜査ドラマに関わってきたジャネット。実は、かつての彼女はテレビの記者をしていたそう。「詳しく調査をしたり、その分野の専門家に接触して話を聞いたりするのが私の役目だったの。とても刺激的で魅力的な仕事だったわ」。その時の経験が今、脚本作りに役立っているという。「強烈な物語を作るには下調べが最も重要よ。記者時代の経験がドラマ制作にこれほど役立つとは思わなかった。資料やインタビューなど、手に入れた素材をまとめ上げて起承転結に落とし込むという点では、ニュース記事もドラマもよく似ているわね」。実務経験を活かすだけでなく、実際の事件からインスピレーションを得ることも多々。劇中には、60年代に起きた“ボストン絞殺魔事件”をモチーフにしたケースが登場したこともある。十数名の女性が性的暴行を受け、殺害されたこの事件は犯人が逮捕されたものの、冤罪説がたびたび浮上している。「“ボストン絞殺魔事件”を取り上げたエピソードはいい例ね。真犯人は別にいるという記事を読んだ時、これ以上の発想はないと思ったわ。創作だと、とてもじゃないけど考えつかない。“絞殺魔は捕まっていなかった!”なんてね。調べてみたら、警察官の多くが当時捕まった犯人を無罪だと思っていることが分かった。だからこそ、事件を取り上げたら斬新なストーリーが出来上がるんじゃないかと思ったの」。事件のリアリティを重んじているだけに、時には白黒をつけられない事態も。犯人の哀しい事情に胸を締めつけられることもあれば、複雑な人間関係に悩ましさを感じることもあるが、「それが人生だと思う」とジャネットは締めくくる。「混沌としていて答えはない。私はそこをドラマティックに描きたいの。時には人の嫌な面を知ることもあると思うわ。でも、この話が聞けてよかったと思う瞬間が必ず訪れる。だから私たちは物語を追求していくの」。「リゾーリ&アイルズ<フォース・シーズン>」DVDコンプリートBOXは発売中。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:リゾーリ&アイルズ[海外TVドラマ](C) 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2015年03月11日エミー賞受賞の人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で注目を集める渋メン、ニコライ・コスター=ワルドーを主演に迎え、『未来を生きる君たちへ』で第83回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞したデンマークの女性監督スサンネ・ビアが贈る最新作『真夜中のゆりかご』。このほど、その日本版予告編が解禁となった。敏腕刑事のアンドレアスは、美しい妻アナと息子とともに、湖畔の瀟洒な家で幸せに暮らし、夫婦交代で真夜中に夜泣きする息子を寝付かせる、愛に満ちた日々を送っていた。そんなある日、通報を受けて駆けつけた一室で、薬物依存の男女による壮絶な育児放棄の現場に遭遇する。そして、ある朝、思いもよらない悲劇がアンドレアスを襲い、彼の中で“善悪の境界線”が揺れ動いていく…。2011年、日本でも公開された『未来を生きる君たちへ』で2人の少年と彼らを取り巻く大人たちの暴力と贖罪を描き、オスカーを獲得したスサンネ・ビア監督が、その脚本家アナス・トーマス・イェンセンと再びコンビを組んだ本作。突如、幸せの絶頂から突き落とされた刑事の選んだ行動と、二転三転のさらなる衝撃を乗り越えた彼の魂が救済されるまでを、スリリングに、かつ北欧の情景豊かに描き出していく。主演を務めるのは、2014年エミー賞19部門ノミネートのアクション・スペクタクル巨編「ゲーム・オブ・スローンズ」のジェイミー・ラニスター役で世界的に人気上昇中、デンマーク出身のニコライ・コスター=ワルドー。リドリー・スコット監督『ブラックホーク・ダウン』やトム・クルーズ主演『オブリビオン』などハリウッド大作でも活躍し、ジュリエット・ビノシュ主演『おやみなさいを言いたくて』では彼女の夫役も務めた。ワルドーが満を持して主演を務める本作では、母国デンマークを代表するビア監督と組み、ハリウッドでの活躍を裏付ける確かな演技を披露する。ビア監督は、育児放棄、薬物依存など、現代社会に蔓延する問題を随所に盛り込み、過去作『ある愛の風景』や『アフター・ウェディング』にも通じる鋭い人間観察と心を揺さぶる精密な心理描写を表現。日本版予告編でも、幼い息子を失うという突然の悲劇に襲われた主人公が犯してしまった罪と、悲劇が善悪の境界線を曖昧にしていく様子をまざまざと見せつけ、監督が得意とする観客の倫理観をゆさぶるドラマを感じさせている。いま、ハリウッドでも脚光を浴びている北欧サスペンスの醍醐味にあふれた重厚なヒューマンドラマ。そのとき人は、どこまで正義を見失わずにいれるのか?という普遍の問いを、予告編からも観る者に投げかけている。『真夜中のゆりかご』は5月、TOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日メイクテクニックがなくても思いのままにメイクが楽しめるなど、使いやすさが人気のメイクアップブランド「エクセル」は、今春より、新イメージモデルに人気モデルの大屋夏南を起用し、“リッチカジュアルを着こなして、一歩先行くワタシ”を体現するリアルトレンドメイクを提案する。3月29日(日)には、大屋さんも登場する「エクセル SPRING BEAUTY HOLIDAY」が六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペースにて開催される。大屋さんは、17歳でモデルデビューし、19歳でパリに単身留学、パリコレ出演経験もある。帰国後、人気雑誌「ViVi」や「グラマラス」などで活躍し、現在ファッション誌「Gina」を始め、数々の雑誌・TVで活躍中。また、オシャレと評判の私服スタイルを始めとするプライベートショット満載の初のライフスタイルBOOK「K」も発売中という最旬モデルだ。イベント当日の午前中、3月2日~3月15日のキャンペーン期間に「エクセル」商品を1,300円以上購入し、キャンペーンに応募した方を対象に抽選で100名を招待し、人気メイクアップアーティスト 早坂香須子によるメイクショーと大屋さんとのトークショーが行われる。午後からは誰でも入場できるオープンイベントとなり、15時半から、“春のトレンドと今どき眉メイク”をテーマに、早坂香須子がメイクのコツをレクチャーするメイクショーが行われる。事前応募の方には、抽選で50名にエクセルの人気商品「パウダー&ペンシルアイブロウEX」もプレゼントされる。さらに12時半から19時まで、プロのメイクアップアーティストからメイクのカウンセリングや春の今どき眉メイクを教えてもらえる無料ブースの設置や、プロのテクニックを来場者のスマートフォンに録画してもらえるサービスなどを展開。また、大屋さんの等身大パネルと一緒に写真を撮ってSNSでシェアすると、「エクセル×大屋夏南」コラボレーションミラーがもらえるなど、内容盛りだくさんのイベントとなっている。コスパが高く、デイリーメイクに便利な「エクセル」のコスメアイテムを試せるだけでなく、新シーズンがスタートする4月を前にいち早く、今春のトレンド眉メイクをマスターできるチャンス。ぜひ足を運んでみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年03月11日第87回アカデミー賞で見事「主演男優賞」を受賞したエディ・レッドメインが、“車椅子の天才物理学者”スティーヴン・ホーキング博士を熱演する『博士と彼女のセオリー』が、いよいよ今週3月13日(金)より公開される。実は本作のモデルとなったホーキング博士と妻ジェーンには3人の子どもがいたことや、現在は離婚し、お互いに再婚していることはあまり知られていない。さらに、夫婦を支え続けた1人の男性の存在をめぐり、不思議な三角関係があったことが明らかとなった。第72回ゴールデン・グローブ賞の「主演男優賞」(ドラマ部門)を始め、第68回英国アカデミー賞「英国作品賞」「主演男優賞」を含む 主要3部門、さらにアカデミー賞「主演男優賞」を受賞し、話題沸騰中の本作。エディ演じるスティーヴン・ホーキング博士と、彼を献身的に支え続けたフェリシティ・ジョーンズ扮する妻ジェーンの出会いから、恋愛、結婚生活と、苦難を乗り越えながら進んでいこうとする2人の姿が描き出されているが、本作をいち早く観た人からは「知らなかった!」という驚きの事実が、実は数多く存在する。余命2年と宣告をされたホーキング博士との結婚を、相当な覚悟で決断したジェーン。しかし、結婚生活がスタートすると、徐々に身体が不自由になっていく博士の介助と育児、そして家事、自らの学業と、彼女の負担は日に日に大きくなり、精神的にも追い詰められていく。そんなとき、彼女の母親は気分転換にと教会の聖歌隊に入ることを提案。そこで出会ったのが、聖歌隊の指揮者で、妻を亡くし心に傷を抱えるジョナサン(チャーリー・コックス)だ。彼は、ホーキング夫妻の子どもにピアノを教えるために家に出入りするようになり、少しずつジョナサンとジェーンの距離も近づく。やがて、そんな2人をホーキング博士も認める不思議な三角関係が始まることになる。この関係について、プロデューサーのリサ・ブルースは、「この映画は大人のラブストーリーであって、綺麗にリボンで飾った贈り物じゃない。結婚生活はみな変化していくものだけど、ホーキング家の結婚生活が直面した膨大な困難は、その早い時期から襲いかかったはず。だとしても2人は長い間一緒に暮らしたわ。2人が直面した困難は、私たちがラブストーリーで見てきたどんな出来事とも違う」と分析する。また、一見常識から外れたようにも見える彼らについて、フェリシティは「スティーヴンとジェーンは一緒に暮らしている間に、ジェーンは別の人と出会って、しかもスティーヴンも彼を家に迎え入れたの。こうしてこの3人の間には、慣習にとらわれない、本当にダイナミックな関係が結ばれたの」とふり返り、「だから私は、ジェーンとスティーヴンの関係はもちろん、彼女とジョナサンの関係も探求しなくちゃならなかったわ」と明かす。そして、「このころ、ジェーンとスティーヴンの関係はもう同じやり方では続けられない地点まで達していたと思うの」と続けた。さらに、メガホンをとったジェームズ・マーシュ監督は言う。「3人の大人たちの間に醸し出される美しいハーモニーを表現したかったんだ。ジェーンとジョナサンは、2人に共通する“渇き”から、どうしようもなく恋に落ちてしまい、それはスティーヴンも認めざるをえないものだったんだよ」。そして、ジョナサンを演じたチャーリー自身も、「アンソニー・マクカーテンの書いた脚本でとても良いところは、3人のどの人にも、それに彼らそれぞれのラブストーリーにも、完全に感情移入ができる点だ」と語っている。そんなチャーリーについて監督は「ジョナサンのジェーンへの愛情を控えめに演じてくれた。その演技はとてもセンスが良くて、微妙なニュアンスに溢れている。それが大切なんだ。それで初めて、スティーヴンがジョナサンに共感を寄せる表現が成り立つからね」と絶賛する。知られざる彼らの愛の物語の裏側を、ぜひ劇場でも確かめてみて。『博士と彼女のセオリー』は3月13日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:博士と彼女のセオリー 2015年3月13日より全国にて公開(C) UNIVERSAL PICTURES
2015年03月11日真木よう子主演で、現在、フジテレビの木10枠にて放送中のドラマ「問題のあるレストラン」。このほど、本作で主題歌を担当するきゃりーぱみゅぱみゅが、3月19日(木)放送の最終回にゲスト出演することが決定。初のドラマ撮影を経てのコメントも到着した。理不尽な男性社会の会社を辞め、手作りで女性たちに向けたレストランを立ち上げる主人公・田中たま子が始めたレストランに集まった、問題を抱えた“ポンコツ女子”たちの奮闘をコミカルに描く本作。男たちに対抗すべくレストランを立ち上げた不屈の主人公を演じる真木さんを始め、初恋の男にだまされても、恋する心を初めて知ったと喜ぶ堅物女を演じる二階堂ふみ、ストーカー男を振り切り、バカな女のふりをせずに生きることを選んだOL役の高畑充希、ネグレクトされた幼少期をもつシェフを演じる松岡茉優ら豪華女優陣の演技バトルが注目を集めているが、きゃりーはそんな女優たちの中に飛び込むこととなる。きゃりーが今回演じるのは、たま子らが経営するレストラン「ビストロ・フー」にやってきたお客、という役どころ。ひょんなことから真木さんら店員たちと一緒にCUPS(※コップを打楽器にするリズム・パフォーマンス)を繰り広げることとなる。初のドラマ撮影となったきゃりーは「めちゃくちゃ緊張しました。ドラマの現場には慣れてないし、歌の時よりも緊張したくらいです。(最終的に)OKカットだったのですが、自分の中では手の動きとか難しくて、ちょっと問題あったかもしれないです」とふり返る。本番でNGが出てしまった際には、真木さんやYOUらレギュラーキャストたちがきゃりーのヒット曲「PON PON PON」の一節を歌って、緊張を解くという一幕もあったそう。「CUPSの動きで一度間違えてNGを出してしまった時があったのですが、この撮影のためだけに来たのに迷惑をかけてしまって。でも、皆さんとても優しくて、慰めていただきました」と明かしている。きゃりーにとって挑戦となった今回のドラマ出演。練習を重ねたというCUPSのシーンはもちろん、女優・きゃりーぱみゅぱみゅの演技に注目だ。ドラマ「問題のあるレストラン」は毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日俳優・松田翔太、前田敦子、木村文乃をキャストに迎えて贈る『イニシエーション・ラブ』。「映像化不可能」と言われてきた乾くるみによる原作を基に、「SPEC」や「トリック」で知られる堤幸彦監督が原作とは異なるエンディングを仕掛ける本作から、“ヒント”が詰まった予告編が公開された。物語は1980年代後半の静岡と東京を舞台に綴られる青春ラブストーリー。合コンで出会った2人、就職活動中の奥手な大学生・鈴木(松田翔太)と、歯科助手・マユ(前田敦子)のぎこちない恋愛模様を描いた“静岡編”。就職して上京した鈴木が静岡に残ったマユと遠距離恋愛を始め、その関係が徐々に崩壊してしまう“東京編”。パブル最盛期の風俗を盛り込みながら、若い男女の切ない出会いと別れなど、誰もが一度は経験する切ない恋物語を描いた本作は、映画のラスト5分でそれまでの全てが覆る驚愕の展開を迎える…。主演の松田さんが演じるのは、従来のクールなイメージから一転、魅力的な二人の女性の間で揺れ動く恋に奥手な鈴木。ヒロインのマユ役に抜擢された前田さんは、「前田敦子史上最もキュート」との呼び声も高いキャラクターに扮し、自身にとって初めての本格的なラブシーンに挑んでいる。今回公開された予告編の前半に描かれるのは、鈴木とマユの出会いから始まり、恋模様が描かれていくが、月日が経ち東京へ転勤。その後木村さん扮する同僚・美弥子が登場し、心が揺れ始める…という王道のラブストーリーが描かれる。しかし後半にはモニター試写会の模様を緊急公開!ラスト5分になると驚愕、涙、喝采…と来場者のさまざまな表情が映し出される。本編同様、わずか90秒の映像の中に様々な仕掛けと“ヒント”が隠されているのだ。原作者・乾くるみの協力の下に生み出された本作の衝撃のエンディングは、これまでのラブストーリーの常識を覆す衝撃度となっているとのこと。まずはこちらの予告編からトリックを探ってみて。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日河津桜が満開で一足早く春の訪れを感じる東京ディズニーシーでは、ダッフィーとシェリーメイをモチーフにした心温まるプログラム「スウィート・ダッフィー」を3月20日(金)まで開催中!なかでもダッフィーたちをデザインしたスペシャルグッズの数々の中には、ホワイトデーのプレゼントにぴったりのギフトセットも!さらに、春のシー名物「タワー・オブ・テラー:LEVEL13」など春のディズニーシー情報をお届け。■ 新シリーズ「スウィート・トリート」が人気!ホワイトデーのお返しにも ■現在パークでは、「スウィート・ダッフィー」の後発&新シリーズ、「スウィート・トリート」が大人気!“いつもありがとう!の気持ちをこめてプレゼント”をコンセプトにした新グッズは、お花を持ったダッフィーとジェラトーニがデザインされた全4種類。筆者の個人的な感覚としては「キャンディー(6本入り)」(¥750)がよく売れていそうで、ホワイトデーのプレゼントにぴったりだ。「ギフトセット」も女子には絶対に喜ばれるはず!■ 「スウィート・ダッフィー」のスーベニアも人気 期間限定コーナーに急げ ■この「スウィート・ダッフィー」では、ダッフィーとシェリーメイをモチーフにしたダイニングコーナーが期間限定でオープン中。そこではダッフィーをモチーフにしたカップケーキが描かれたスーベニアが付くデザートや、ランチケース付きのスペシャルメニューを販売中で、このスーベニア自体がおみやげにもなるのでオススメ!人気レストラン、「ケープコッド・クックオフ」、「ニューヨーク・デリ」などで展開なので、チェックしてみて!■ あの「ダッフィーバス」と一緒に記念撮影も 3月20日(金)まで期間限定 ■また、ダッフィー関連としては、全国をめぐる旅から戻ってきた「ダッフィーバス」が現在、期間限定で東京ディズニーシー・パーキングに展示中。これはパーキングにあるのでパークチケットなしで自由に車体に触ったり、外側から一緒に記念撮影をすることがOKだ。また、体験乗車付の「ディズニーeチケット」などを購入すると、ダッフィーがいっぱいのバスの車内に入って撮影もOK。こちらも3月20日(金)までなので、忘れずにチェックだ。■ 春のシー名物「タワー・オブ・テラー:LEVEL13」も3月20日(金)まで! ■ちなみに「スウィート・ダッフィー」とは直接関係ないが、春の名物にして背筋も凍る恐怖のプログラム「タワー・オブ・テラー:LEVEL13 “シャドウ・オブ・シリキ”」も3月20日(金)まで。現在実施中の期間限定バージョンは、パワーアップした呪いの偶像“シリキ・ウトゥンドゥ”によって、新たな超常現象が次々と勃発!日々、見学ツアー参加者を恐怖のドン底に落としているが、その瞬間を捉えた写真のデザインも期間限定だ。実は期間限定のスペシャルフォト(キャラクター写真)のプレゼントもあるので要チェックだ。ちなみに東京ディズニーシーでは長期間工事中だったハーバーの改修工事が終わり、新しく花壇なども設置されている。この機会に、春の装いを感じるパーク中を散策してみて!※写真はすべてイメージです。※紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日