cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1920/2211)
カードゲームの金字塔として世界中に知られる「遊☆戯☆王」。このほど、高橋和希による原作漫画が「週刊少年ジャンプ」での連載スタートから20周年となる2016年に、劇場版の公開が決定。シリーズ第1作目の武藤遊戯を主人公に、完全新作のオリジナルストーリーで描かれることが分かった。「遊☆戯☆王」といえば、1996年から「週刊少年ジャンプ」にて連載が始まった大ヒット漫画。アニメ化もされ、そこから派生したトレーディング・カードゲームは一世を風靡、シリーズを重ねたいまも日本のみならず世界中で高い人気を誇り、“世界一販売枚数の多いトレーディング・カードゲーム”としてギネス認定もされている。今回、製作される劇場版では、「遊☆戯☆王」の生みの親である原作者の高橋和希により、シリーズ1作目のキャラクター「武藤遊戯」と「海馬瀬人」が登場する完全新作のオリジナルストーリーが展開。劇場版用の“懐かしい”新たなビジュアルも公開されたが、過去に数々の決闘を繰り広げてきた因縁のふたりを主人公に、どんな物語となるのか、そしてどんなカードが登場するのか、長年のファンならずとも気になるところとなっている。また、「遊☆戯☆王」誕生20周年企画プロジェクトとして、劇場版の公開に先駆け、風間俊介が声優を務め、2000年4月から4年間に渡って放送されていた TV アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」がリマスター版として放送されることも決定。劇場版で新たに紡がれる遊戯と海馬の伝説の前に、まずはリマスター版アニメで彼らのクロニクルをふり返っておくのもいいだろう。『劇場版 遊☆戯☆王』は2016年、全国にて公開。「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 20thリマスター」は2015年2月7日(土)朝7時30分よりテレビ東京系列にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2014年12月15日“パーク体験がもっと楽しくなる、おしゃれでかわいいドリンク”をテーマに展開している、東京ディズニーリゾートのオリジナルドリンクブランド「D’s Delights」(ディーズ・ディライト)では、クリスマスのイベント開催中のこの時期、新登場のフレーバーを含めた4種類のホットドリンクを、2015年3月31日(火)までの期間限定で販売中している。「D’s Delights」(ディーズ・ディライト)とは、パーク体験がもっと楽しくなる、おしゃれでかわいいオリジナルのドリンクブランド。D’sの「D」はDisney、Dessert、Drink を表し、「Delights」は「楽しみ」や「喜び」のこと。“D’s Delights”を通じたドリンク体験が、ゲストの新しい楽しみや喜びになるようにという願いが込められ、好評を獲得中。特に今回のコンセプトは、“ほっこり”して、ちょっと“リッチ”な気持ちになれるあったかドリンク、“ほっこリッチ”。女子にぴったりのかわいいホットドリンクがそろっている。今年新登場の「ローズ&アップルティー」「メイプルクリーミーパンプキン」「アールグレイティー&ラズベリーチョコレート」に加え、去年も人気が高かった「もなか抹茶ラテ(あずき)」の4種類(価格はすべて480円)。写真を見ているだけで、ほしくなってくる!12月に入って寒さも増してきた今日この頃、25日(木)まではクリスマスイベント、その後はお正月、そして1月13日(火)からの東京ディズニーランドでは、大ヒットのディズニー映画『アナと雪の女王』をテーマにしたスペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」を開催予定で、冬のパークは楽しいことがいっぱい!あったか“ほっこリッチ”ドリンクで寒さを吹き飛ばして、楽しみ満載のパークを存分に満喫してみて!<ローズ&アップルティー>(480 円)バラの花びらを浮かべた香り高いローズアップルティーの中に、甘みがギュッと詰まったドライアップルが入っています。鮮やかな色の見た目と、ローズの香りがリッチ感を引き立てます。東京ディズニーランド:スクウィーザーズ・トロピカル・ジュースバー東京ディズニーシー:パパダキス・フレッシュフルーツ<メイプルクリーミーパンプキン>(480 円)ふわっとした優しい口当たりのクリーミーなドリンクです。メイプルとパンプキン風味のドリンクに、ホイップクリームとグラハムクランチをトッピングしました。東京ディズニーランド:アイスクリームコーン、トルバドールタバン東京ディズニーシー:ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ<アールグレイティー&ラズベリーチョコレート>(480 円)アールグレイティーにラズベリーチョコレートを溶かして楽しむドリンクです。チョコレートはお好みの量を溶かしても、そのままでもお召し上がりいただけます。東京ディズニーランド:カフェ・オーリンズ東京ディズニーシー:サルタンズ・オアシス<もなか抹茶ラテ(あずき)>(480 円)ホットシリーズ3年目の定番ドリンクです。あずき入りの抹茶ラテに浮かんだハート形のもなかには、あられやミッキーシェイプのお麩が入っていて、ステアすると溶け出します。東京ディズニーランド:ラケッティのラクーンサルーン、クレオズ東京ディズニーシー:リバティー・ランディング・ダイナー詳細については、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト内D’s Delights ページでご覧いただけます。専用URL: ※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2014年12月15日『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』の完成披露試写会が12月14日(日)に開催。ケータにジバニャン、「ゲラゲラポーのうた」でおなじみの「キング・クリームソーダ」、「ようかい体操第一」の「Dream5」らこの1年、「妖怪ウォッチ」を盛り上げた面々が顔を揃えた。消えた妖怪ウォッチを取り戻すため、ケータ、ジバニャンらは60年前の世界にタイムスリップ!そこで妖怪ウォッチ誕生の秘密が明かされることに…。会場に詰めかけた子どもたちの呼びかけに応えてステージにジバニャンとケータが登場すると、拍手と歓声が沸き起こる。映画のお披露目を前にジバニャンは「おれっちの主演映画を観に来てくれてありがとう!“ひゃくれつ肉球”が炸裂するニャン!」とノリノリで映画をアピールし喝采を浴びた。そして、ゲストとしてまずは「Dream5」が登場し、会場の子どもたちと一緒に「ようかい体操第一」を披露。続いて、「キング・クリームソーダ」が登場し「ゲラゲラポーのうた」をこちらも会場と一体になって歌い踊り、上映前から会場は熱気に包まれた。「キング・クリームソーダ」のマイコさんは改めてこの1年の「妖怪ウォッチ」フィーバーをふり返り、「アニメが始まった頃は、みんながこんなに口ずさむなんて想像もしてなかった」と述懐。このほど「妖怪ウォッチ」として年末のNHK紅白歌合戦にも出演することが決まったが「2014年の最後なので、全国のみんなで『妖怪ウォッチ』を盛り上げたい」と意気込みを語る。「Dream5」の重本ことりさんも「精一杯、楽しんでいただけるように頑張りたいです!」と笑顔を見せた。ちなみに、映画のエンディング曲は「ゲラゲラポー走曲」。「キング・クリームソーダ」と「Dream5」のコラボレーションによる特別ユニット「ようかいキング・ドリームソーダ」として、ラッキィ池田の振り付けで、これまでのTVアニメの曲を詰め込んだ楽曲に仕上がっている。マイコさんは「座りながら踊れるのがポイント!」と映画館でみんなが楽しめる曲になっていると強調。「みんなで覚えて映画館で踊ってほしい!」と呼びかけた『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン! 2014年12月20日より全国東宝系にて公開(C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト2014
2014年12月14日既刊15巻で累計発行部数がついに4,200万部を突破した諫山創の大ヒットコミックを前後篇2部として実写映画化される『進撃の巨人』。先日、豪華キャストの配役の発表され、話題を集めた本作から遂に“巨人”の姿が確認できるポスタービジュアルが公開された。100年前、突如現れた巨人たちによって文明を崩壊に追い込まれた人類。生き残った者たちは、巨人たちの侵攻を防ぐため、巨大な壁を築き、その壁の中で平穏を保っていた。100年もの時を経て、再び壁が破られる――。誰もが実写化不可能と思っていたこの怪物原作の実写化に挑むのは、特撮作品を得意とする樋口真嗣監督。そして日本映画界・アニメ界・特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結している。原作ファンの中でも大きな注目を集めたキャスト陣には、主演の三浦春馬(エレン)を始め、水原希子(ミカサ)、本郷奏多(アルミン)、石原さとみ(ハンジ)、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)と原作でもキーパーソンとなる面々。さらに映画版新キャラクターに長谷川博己(シキシマ)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)、武田梨奈(リル)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)が出演する。今回、<現在公開可能な情報>として解禁された第1弾ポスタービジュアル。原作に登場する様々な巨人の中でも、群を抜く最大の大きさを誇り、その象徴的なビジュアルが作品の顔(アイコン)として、あらゆるメディアで大きなインパクトを与える“超大型巨人”。人類が築いた壁を破壊し、人類を再び巨人の恐怖に陥れる象徴、“超大型巨人”が、実写映画ならではのかつてない大迫力で出現する。その超大型巨人の出現を前に、三浦さん扮する主人公・エレンが、「世界は、残酷だ。」という作品世界を象徴する印象的なコピーとともに立ちはだかり、巨人とは対照的に、覚悟を決めた戦士の背中が映し出されている。さらに実写版では、“超大型巨人”の大きさが超ド級の120mと設定されていることも明らかに。この大きさは、今年公開され、歴代最大のゴジラと言われた『GODZILLA ゴジラ』の108mさえも超える大きさだ。さらに、人類が巨人の侵攻を防ぐため、巨大な壁を三重に築いていたという設定も明らかになり、原作を踏襲した世界観となっていることも伺い知ることができる。このビジュアルに樋口監督も、「スゴい!デカい!大変!です。たいへんな存在だから仕方ないです。漫画に描いてあるので仕方ないです。全日本選抜の総力戦です。もう後戻りできません…。誰も止めてくれません…。どうなっちゃうのでしょうか?」とコメント。また、本作の公開月が2015年「8月」・「9月」での連続公開という事が発表された。来夏の超大本命作として、日本中に強烈なインパクトを与えることは間違いない。実写映画『進撃の巨人』は2015年8月・9月、前後篇2部作で全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2014年12月14日「AKB48」グループ全メンバーを対象とした主演女優オーディションを勝ち抜いた“ぱるる”こと島崎遥香が主演する、ジャパニーズ・ホラーの巨匠・中田秀夫監督の最新作のタイトルが、『劇場霊』に決定。共演に足立梨花、高田里穂、そして「花子とアン」の町田啓太(劇団EXILE)を迎え、初公開となる場面写真3点とメイキング画像、さらに中田監督からのコメントが到着した。トップ女優を目指すも、成果が出せず悩んでいる若手女優・沙羅(島崎遥香)は、新作舞台のオーディションでようやく脇役を手にする。その舞台の主演をめぐり、香織(足立梨花)や葵(高田里穂)ら若手女優の熾烈な争いが繰り広げられる中、不気味な劇場の中では、不可解な事件が起き始める。沙羅はスタッフの和泉(町田啓太)とともに事件の真相を探るうち、劇場内に潜む恐怖の存在に気付いていく――。『女優霊』(‘96)『リング』(‘98)で日本だけでなく世界中を恐怖に陥れ、2013年の前田敦子主演『クロユリ団地』では10億円突破の大ヒットを生んだ中田監督。撮影所を舞台に巻き起こる恐怖を描く伝説のホラー映画『女優霊』から20年、『劇場霊』というタイトルとなった最新作は、舞台を不気味な劇場に移し、女優たちを次々と襲う恐怖を映し出していく。「『女優霊』や『リング』を同時代的には観ていない若い観客の方々にも、この恐怖を体感していただきたい」と語る中田監督は、作風であるじっとりとした空気の恐怖にとどまらず、フルスピードで駆け抜ける恐怖が絶え間なく襲いかかるJ(ジェットコースター)ホラーを誕生させた。Jホラーで描き出すのは「“演劇=虚構”の隙間に忍び込む“魔物”です。その“魔物”は稽古中のステージ上、楽屋、倉庫、そして舞台下の奈落へと“現実への侵入”を止めません。今回は疾走感、おぞましい異形感というものを強く意識しています」と、中田監督は語る。また、全「AKB」グループ内のオーディションを勝ち抜き、主演に大抜擢された島崎さんについては、「ホラー映画的ルックと高い集中力を兼ね備えた方」と大絶賛。「主役に決定して、リハーサル中には、不安と決意の入り交じった緊張した顔をしていて、この映画への真摯な向き合い方がとてもいいと思いました。その不安感や決意は、映画の役の感情表現として相乗効果を上げています。島崎さんがその“ネコ科の大きな瞳”で不安に震えるとき、恐怖におののくとき、私はこころの中で快哉を叫んでいました」と、ヒロインの心情とも重なった名演に太鼓判を押している。『劇場霊』は2015年3月完成予定、秋に全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2014年12月14日映画『アオハライド』が12月13日(土)に公開を迎え、主演の本田翼、東出昌大らが舞台挨拶に登壇。本田さんは、原作者の咲坂伊緒からの手紙とイラストをサプライズで贈られ感激の面持ちを見せつつ、「泣かないよ」と豪快な笑顔を見せた。800万部突破の人気漫画を『僕等がいた』『ホットロード』など漫画原作の青春漫画の名手・三木孝浩監督が映画化。中学時代にほのかな恋心を抱きつつも想いを伝えぬまま離れ離れになった男女の高校での再会、一進一退の恋を描き出す。映画を見終えたばかりの観客の大きな拍手と歓声に迎えられ、本田さんも東出さんも満面の笑み。東出さんは「初日まで不安でしたがホッとしました」と安堵。元々、原作の大ファンだったという本田さんは重圧も背負っていたようで「プレッシャーはありました。たくさんの(原作)ファンの方にどう認めてもらえるか悩みました」と胸の内を吐露した。撮影、そしてプロモーションを通じて2人の絆も深まったようで、あまりに互いを知り、仲良くなり過ぎたためか本田さんが「今後、2人で恋愛モノをすることはないよね?」と言えば、東出さんも「互いの本性を知ったから、(役として恋愛シーンを演じるのは)笑っちゃう。ちゃんちゃらおかしい」とまで言い切る。公開までに2人で合わせて200以上のメディアの取材を受けてきたが、特に座長として引っ張った本田さんのためにサプライズプレゼントが。三木監督は懐から封筒を取り出し、咲坂先生から本田さんへの感謝と労いの思いをしたためた手紙を代読。さらに、東出さんが、咲坂先生直筆の主人公・双葉が描かれたイラストを手渡した。進行台本にないサプライズに本田さんは驚いた様子。それまでのハイテンションでのやりとりが嘘のように声のトーンを落として「すごく嬉しいです…」と漏らしつつ、「…けど泣かないよ(笑)!」と本田さんらしくニッコリ。それでも東出さんからの「一緒にやれてよかったです」という本気の言葉に「やめてよー、ホントこういうの…」「こういう時どうすればいいの?」と困ったような笑みを浮かべていた。『アオハライド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アオハライド 2014年12月13日より全国東宝系にて公開(C) 2014映画「アオハライド」製作委員会(C) 坂伊緒/集英社
2014年12月13日加瀬亮が韓国の名匠ホン・サンス監督と組んだ『自由が丘で』が12月13日(土)に公開を迎え、2人が揃って都内劇場で舞台挨拶に臨んだ。ヴェネツィア国際映画祭の「オリゾンティ部門」に出品されたほか、第36回ナント三大陸映画祭では「グランプリ」を受賞するなど国際的にも注目を集める本作。スーツケースひとつで、思いを寄せる韓国人女性を追ってソウルへとやって来た日本人・モリが彼の地を迷うかのように歩き回る中で織り成すドラマを映し出す。2人はこの日の会場となった映画館「シネマート新宿」で2年前にトークショーを行ない、そこで初めて顔を合わせ意気投合し、一緒に映画を作ることを約束。2年越しで本作が完成した。加瀬さんは「2年経って、再びこうやってここに立っているのを不思議に思うし嬉しく思います」としみじみ。サンス監督は2年前の初対面の時の加瀬さんの印象について「お会いしてお話する中で、加瀬さんのお顔が赤くなったのが印象的でした。繊細で、映画へのいろんな意見が聞けて楽しかったです。男性ですが美しい方だと感じました」と語る。改めてサンス監督の現場を経験し、加瀬さんは「いま『これ以上の現場があるのかな?』と不安に思うほど楽しかったです」と述懐。サンス監督の現場はスタッフの人数も必要最小限しかおらず、脚本も当日撮る分を監督がその日の朝に書くという特異なスタイルで知られている。加瀬さんは「監督の映画が好きな理由のひとつが、登場人物たちがいつも飾らないこと。欠点だらけという人もいますが(笑)。普段、一面を強調したり飾って演じているのを、監督が解放してくれました。人はいろんな面があり、毎日違う。そういうのを素直に映画の中で演じられたのは単純に喜びでした」と充実の表情を見せる。サンス監督は「映画作りでは“自由”が重要。現場で起こるいろんなことを反映するスタイルをとっています」と説明。加瀬さんは「普通は不安でいろんなことを準備して安定を求めるものですが、監督がやろうとしているのは、“頼りなさ”の中に自分を置くということ。目の前のことがすごく強烈に飛び込んでくる。そういう体験でした」とふり返る。加瀬さん自身、普段は自分の出演映画を「1回しか観ない」と言うが、本作に関しては「7回観て、7回発見がありました。モリが『韓国女性を追いかけてソウルに来た』とありますが、何回も観る中で『そうなのかな?』と思うようになったり、観るたびにこんなに印象が違う映画は初めてです」と本作がいかにこれまで関わってきた作品と違うかを感慨深げに語っていた。『自由が丘で』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:自由が丘で 2014年12月13日よりシネマート新宿ほか全国にて公開(C) 2014 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.
2014年12月13日小児がんをテーマにした映画『ゆめはるか』が12月13日(土)に公開初日を迎え、東京都内劇場で主演の吉本実憂、山村美智、羽鳥潤、渋谷飛鳥、高橋美波、五藤利弘監督が舞台挨拶を行った。第13回「全日本国民的美少女コンテスト」グランプリの吉本さんは、タイトルにちなんで“将来の夢”を明かした。先日行われた完成試写会にて、父親役の山寺宏一から「吉本実憂伝説の始まり」と称嘆された吉本さんは、将来の夢を“一生勉強 一生女優”と書きながら「この作品もそうでしたが、お芝居をしていて、一番自分が楽しいと思える。一生女優になるためには、勉強は一生欠かせない」とストイックに女優道に邁進する構え。すると母親役の山村さんが「学校の勉強は?」と心配そうに聞くと、「学校もちゃんとしています。高校3年生なので卒業も近いので、そっちも頑張っています」とはにかみながらも、学業との両立をアピールしていた。同作は、2008年に肝細胞がんで亡くなった、メタルバンド「LOUDNESS」のドラマー・樋口宗孝さんの追悼プロジェクトとして製作された感動のドラマ。ジュニアオリンピック出場を期待されるほどの短距離走記録を保持する女子高生・遙(吉本さん)が、志半ばで脳腫瘍を患うものの、家族や友人、主治医らの励ましによって、辛く厳しい治療に立ち向かっていく姿を描く。映画初主演の吉本さんは「プレッシャーは正直あったけれど、芝居をするのが楽しかった。初のお芝居だったけれど、優しい監督なので、優しい雰囲気でやらせてもらった。役に入るときはキチッとしていたけれど、楽しかった」と手応え十分。最後の締めの挨拶をお願いされると「スタッフの皆さんに、最後はびしっと締めてねと言われました」と初々しく切り出しながら、「この映画を通して私自身も大切な事を教えてもらいました。皆さんには、この会場を出る時に大切な人を思い出してもらったり、あの人に電話してみようかな?と思ってもらえたら嬉しい。何かを感じてほしいです」と座長としての思いをしっかりと伝えていた。『ゆめはるか』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゆめはるか 2014年12月13日より全国にて公開(C) 「ゆめはるか」製作委員会
2014年12月13日映画『アオハライド』が12月13日(土)に公開され、主演の本田翼、東出昌大をはじめ、新川優愛、吉沢亮、藤本泉、千葉雄大、高畑充希という主要キャスト陣が揃って舞台挨拶に登壇。暴露トークで仲の良い様子をうかがわせた。咲坂伊緒の人気漫画の映画化。タイトルは“青春(アオハル)にRide(ライド=乗る)”を掛け合わせた造語で、中学時代に思いを通じ合わせつつも気持ちを伝える前に離れ離れになった男女の高校での再会を中心に、高校生たちの青春模様を描き出す。この日は、キャスト陣が一堂に会しての「アオハル卒業式」ということで、それぞれが「いまだから、この人にこれだけは言っておきたい」というお題でトークを展開。トップバッターの千葉さんは、劇中で演じた優しく甘い冬馬とは一転、なぜか毒舌モードで「まあ金輪際、みんなと会うこともないし…」と前置きして、「(劇場の)入口で本田さんがすごく賑やかで…いや、いまオブラートに包んだけど、めっちゃうるさかった」といきなり苦情の申し立て!これに本田さんは「珍しく千葉くんが黙ってたので寂しいのかと…(笑)」と返すと、千葉さんは「本田さんと別れるの、すっごく寂しい!」と応戦し、さらに、本田さんと東出さんを指し「2人がいつもイチャイチャしてて」と劇中さながらの三角関係の恋の恨みまで暴露…!?本田さんが負けじと「イチャイチャと言うなら、東出さんと千葉くんの方が…」と言い返し、一連のやりとりに高畑さんが呆れ気味に「茶番だ…(苦笑)」とポツリと漏らし、会場は爆笑に包まれる。その高畑さんは「吉沢くんがいつも『オレ、モテないんだけど、どうしたらいいのかな?』と聞いてきて…。私に聞かれても…」と困惑気味に暴露し、「顔はカッコいいんだから、黙って端っこに座ってりゃ『カッコいい』ってなるよ」と投げやりに語る。そんな吉沢さんは現場でイジラれキャラだったそうだが「泉ちゃんはかなりエグかった…」と藤本さんを糾弾?「東出くんはムチャぶりしても、こっちが何かやれば全力でリアクションしてくれるのに、泉ちゃんはやらせといて見てない!興味ないでしょ?心が痛みました…」と苦悩を吐露する。当の藤本さんは「そんなことあった?面白くなかったので…」と期待通りの(?)冷酷なリアクションで会場を沸かせる。さらにこの後、東出さんが本田さんに公開初日を迎えて「込み上げる思いとかある?」と尋ねると、本田さんが急にウソ泣き芸で応えるなど、劇中のキャラや関係性そっちのけで一同やりたい放題。最後まで笑いに満ちた舞台挨拶となった。『アオハライド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アオハライド 2014年12月13日より全国東宝系にて公開(C) 2014映画「アオハライド」製作委員会(C) 坂伊緒/集英社
2014年12月13日『図書館戦争』続編の製作も決定し、女優としてさらにキャリアを重ねる榮倉奈々と、多くの女性を魅了し続ける“大人の男”豊川悦司をW主演に迎えた『娚の一生』。このほど待望の予告編が完成となり、早くも話題を呼んでいる、動く“足キス”シーンが解禁となった。東京で忙しくキャリアを積みながらも、辛い恋愛をしていた堂薗つぐみ(榮倉奈々)。そんな毎日に疲れ、祖母の暮らす田舎で自分の人生を見つめ直そうと決意。そんな矢先に期せずして祖母が亡くなってしまったのをきっかけに、52歳独身の大学教授・海江田醇(豊川悦司)と出会い、なぜか奇妙な同居生活を送ることに。過去の経験から「もう恋はしない」と決めていたつぐみだったが、海江田の求愛を受けその心に変化が…。本作は、大人の女性を中心に絶大な支持を得る西炯子の同名コミックを実写化。ポスタービジュアル解禁時には、豊川さん演じる海江田が榮倉さん演じるつぐみの足に唇を寄せる“足キス”写真に注目が集まり、本編の公開を待ち望む声が多く聞かれた。今回完成した予告編では、ついに動画でそのシーンを目にすることができる。また、女性ファンを“胸キュン”させるシーンはそれだけに留まらない。大阪府出身の豊川さんが放つ「練習や思て、僕と恋愛してみなさい」「君のことを好きになってしもた」など、つぐみに向けたネイティブの関西弁での愛の告白は、思わず何度も繰り返してしまいたくなるほど、“大人の男”の魅力がダダ漏れ。かと思えば、嫉妬にかられたつぐみが、海江田の背中を勢いで蹴り飛ばし、海江田が勢い余ってでんぐり返しをするコミカルなシーンや、突然つぐみの前に現れた元カレ(向井理)を、海江田が力いっぱい殴るシーンなど、2分弱という映像の中でも見どころがたっぷりと詰まった予告編となっている。頑張り続けてちょっと疲れてしまったり、複雑な何かを抱えた大人の男女にぴったりの、ほろ苦くも優しいラブストーリー。バレンタインデーの公開がますます楽しみになってきた。『娚の一生』は2015年2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月13日『八日目の蝉』の演技派・永作博美を主演に迎え、若い世代のファッションアイコンである佐々木希がシングルマザー役に初挑戦した『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。奥能登の美しい自然の中で暮らす女性たちを温かく描いた本作から、待望の予告編が到着した。舞台は能登半島の最北部に位置する“最果ての地”の海辺。故郷に帰ってきた岬(永作博美)は、かつて行方不明の父と暮らしたその町で焙煎珈琲店を営み始める。岬が出会った隣人の絵里子(佐々木希)はシングルマザーで、生活のためにキャバクラで働き、子どもを育てていた。生き方も価値観も全く異なるふたりが出会ったことで、それぞれがほんとうの自分、大切なものに気づいてゆく…。今回披露された予告映像では、奥能登の厳しくも美しい自然を堪能できるのはもちろんのこと、複雑な想いを抱えつつも逞しく生きる岬と絵里子の懸命な姿が見てとれる。永作さんが凛とした佇まいの中ににじませる哀しみは、実力派女優としてさすがの風格を感じさせ、強さと弱さが同居した母親を演じる佐々木さんの、女優としての新たな魅力にも注目せずにはいられない。石川県珠洲市でのオールロケで撮影された本作のメガホンを取ったのは、新進気鋭の女性映画監督、チアン・ショウチョン。カンヌ「監督賞」受賞の“アジアの名匠”エドワード・ヤンの後継者ともいわれる実力派だけあり、本作は第33回バンクーバー国際映画祭、第19回釜山国際映画祭、第58回ロンドン映画祭など各国の映画祭でも大きな注目を集めた。岬と絵里子、その子どもたちがゆっくりと心を通わせていく様は、劇中に登場する焙煎珈琲の香りがじんわりと開いていくかのよう。温かく、心地よい感動がいっそう染み入る予告編を、まずはこちらからご覧あれ。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は2015年2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて―かけがえのない場所― 2014年冬、全国にて公開
2014年12月13日『ソウ』シリーズや、『死霊館』でホラーマスターの地位を確立したジェームズ・ワンが贈る、2014年に最もヒットした最恐のホラームービー『アナベル 死霊館の人形』(2015年2月28日公開)。このほど、文字どおり極限の恐怖を味わえる予告編とともに、日本初お披露目となる「死ヌマデ、遊ンデ」のポスタービジュアルが解禁となった。ジョン・フォームは、わが子の誕生を控えた妻のミアに、ビンテージ人形をプレゼントする。だが、ある日、隣の家で殺人事件が発生。隣家の夫婦を惨殺したカルト信者の男女はミアにも襲い掛かるが、男は警官に射殺され、「かわいいお人形…」とささやく女はミアのその人形を抱いて自殺してしまう。やがて、その日を境に次々と奇妙な出来事が起こり、原因不明の火事に発展する。幸いにも無事に救出されたミアは女の子を出産し、家族は血塗られた家を出る。ところが、引っ越しの荷物から捨てたはずの人形が!だが、ミアはせっかくのビンテージ人形だから、と部屋に置く。あの女が、呪いをかけた人形とも知らずに…。2013年10月に公開された『死霊館』(『THE CONJURING』)で全米のみならず、日本を恐怖のどん底に陥れたアナベル人形。実在するその人形は、現在もコネティカット州にある博物館に保管され、月に2回、神父による祈祷が行われているという。そして、ビンテージ人形アナベルを手に入れた別の夫婦を軸に、人形誕生の秘密と恐怖が描かれる本作は、全米公開時にはデヴィッド・フィンチャー監督の話題作『ゴーン・ガール』につける初登場2位を記録。アメリカ以外では、イギリス、スペイン、フランス、イタリアなど51都市で大ヒット。さらには、マレーシアなどアジア諸国でもホラー映画のオープニング興収新記録を達成するなど、全世界で遂に2億5千万ドル(日本円で約295億円)を突破しており、2014年、世界で最も大ヒットしたホラー映画となっている。ジェームズ・ワンは本作では製作に回り、監督を務めたのは『死霊館』でカメラマンを務めたジョン・R・レオネッティ。実在するアナベル人形の誕生の秘密が、極限の恐怖とともに明らかになる最恐ホラーを、まずはこちらから目撃してみて。『アナベル 死霊館の人形』は2015年2月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日女優の田中麗奈が12月12日(金)、東京都内でNHKBSプレミアムドラマ「徒歩7分」の初回完成披露試写会に出席した。32歳の孤独な病んでいる系ダメダメ女子を演じた田中さんは、「自分と似ているとは言いたくない女性」と役柄との共通点を探すのに苦労したようで、「孤独で嫌いな自分を見つめないと出来ないと思ったので、自分を役に落とし込んで『病んでみようかな、私も』と思った。でもそこから役と同化していって、やって行けたかなと。役と自分のお互いが歩み寄った感じがある」とこだわりの役作りに胸を張った。ドラマは、一人暮らしを始めた彼氏なし、友達なし、仕事なしの32歳・依子(田中さん)の、“徒歩7分”圏内で起こる些細な出来事を描き出す内容で、田中圭、福士誠治、石野真子らが共演。日常的過ぎるともいえる会話劇をワンシーン・ワンカットの長回しで見せる演出も注目のポイントだ。田中さんは「30分の1話完結だけど、ワンシーンが15ページくらいあるので、長回しで15分間を一回やっただけでクタクタ。ドラマというよりも舞台をやっているような感じがあって、共演者やスタッフとも『何があっても続けていこう』という結束力があった」とハードな撮影をふり返りつつ、「長回しは大変だけれど、それが出来るのが、実は楽しくてしょうがない。『大変だ、大変だ』と言いながら、血が騒いでいましたから」と女優魂を大いに刺激されたようだった。NHKBSプレミアム「徒歩7分」は、2015年1月6日23:15~放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日本田翼と東出昌大は、青春映画の似合う俳優、原作漫画をリアルにする力のある俳優だ。人気少女コミック「アオハライド」を映像化するにあたって、俳優たちがぶつかるであろう難関は、累計930万部(2014年12月現在)を越える漫画の世界感を、紙面上ですでに出来上がっているキャラクターを、どう現実世界に落とし込むか──。恋にも友情にも真っ直ぐな“双葉”に息を吹き込んだ本田さん、真面目に無器用に悩みながら“洸”に寄り添った東出さん。2人が映画『アオハライド』で感じて表現した“リアル”な感情とはどんなものだったのか?本田さんの演じるヒロイン・吉岡双葉、東出さんの演じる双葉の初恋の相手・馬渕洸。『アオハライド』は、彼らを中心に恋や友情が描かれる、いわゆる学園ものだ。少女コミックということで「そういうシチュエーションありえないでしょ…っていうのもあるかもしれないけれど、登場人物の性格が細やかで、本当に“いる”って共感する。私自身、思考回路が勝手に双葉ちゃんと同じように行き着いたというか、双葉ちゃんと自分自身の呼吸がすごく重なり合っているのを感じました」と語るのは本田さん。主演という大きなプレッシャーを感じつつも「考えていても仕方ないので、切り替えて、本田翼の演じる吉岡双葉を頑張っていこうと思ったんです」。その前向きさ、真っ直ぐさは、やはり双葉に通じるものがある。「双葉も本田翼も裏表がないんですよね。全世界が“本田翼”だったら戦争は起きないと思う」と、ヒロインに最大の賛辞を贈るのは東出さん。闇を抱えながらも、そのなかにそこはかとない優しさのある洸は「難しいと思った」という本人の言葉とおり、チャレンジングな役となった。「洸は自分が幸せになってはいけない…と、がんじ絡めになって、本当の自分を隠して、芝居をして生きている子なんです。そんな芝居をしている人間を演じるというのは難しいし、洸の心境を考えるとつらかった。気をつけたのは、その場その場を一生懸命生きるということ。僕自身は台本を読んでストーリーは知っているけれど、洸として毎回ショックを受けたり、驚いたりすることで、リアルな感情が伝わるんじゃないかなって思ったんです」。現在、22歳の本田さん、26歳の東出さん。20代の彼らが違和感なく学生服を着こなす、というのも演じる上での必須項目だった。東出さんは今年公開の映画『クローズEXPLODE』で高校生を演じているけれど、学ランとブレザーはまた別もの。「スタイリッシュさを損なってはいけないと思ったので、着こなし方も気を遣いました」と、撮影時のある工夫を明かす。「出演者はみんな20歳を超えていたんですけど、俳優に合わせるために学生のエキストラの年齢が高めに設定してあったりするんです」。また、スタッフ・キャストは約1か月間、富山に滞在し合宿状態で撮影をこなしていった。“同じ釜の飯”を食べて撮影したことで、三木監督を筆頭にチームは一致団結。キャスト同士もまるで本当の同級生のように「仲がよかった」と、撮影当時をふり返る本田さん。「実は私、すごく人見知りなんです。最初の頃は相手の目を見て話せなかったほど。なかなかみんなと仲良くなるきっかけを作れずにいたら、東出くんが連絡先を聞いてまとめてくれたんですよね。…それにしても、双葉と洸を含めたあの5人の関係、友情って羨ましいです。本音でぶつかってこそ本当の友情が築けるんですよね」。上辺だけではない関係を役としても役者としても築けたからこそ「撮影中は洸を演じるのが苦しくて、東京に帰りたいと思ったこともあるけれど、ふり返ってみると、濃くて楽しい1か月ちょっとでした。青春、でしたね」と、東出さんの瞳の奥はキラリと輝いていた。その5人が繰り広げる、“青春だなぁ”というシーンが映画にはいくつも登場する。なかでも本田さんと東出さんの記憶に鮮明に残っているのは、朝日を一緒に見るシーン。限られたわずかな時間のなかで最高のシーンをカメラに収めなくてはならない、チームワークの見せどころでもあるが、その“青春”な太陽を見て本田さんが発したひと言は──「鮮やかなオレンジ色だったので、つい、『イクラみたい』って言っちゃったんですよね(笑)」。この“らしさ”がチームをまとめていたんだろうと想像がつく。5人の友情にジーンと心打たれ、そして双葉と洸の恋のゆくえにキュンと心奪われる。キュンとくるセリフ、キュンとくるしぐさ、もしも自分がその立場だったらどうするんだろう…そんなふうにキャラクターの心情が自然と自分自身と重なっていくのもこの映画の魅力だ。本田さんのお気に入りのキュンとするシーンは、あまりにも好きすぎて“ハンド to ハンド”と命名したのだそう。「窓越しに双葉と洸が手を重ねているセリフのないシーンです。あのシーン、双葉は洸の気持ちをぜんぜん分からない設定なので、私自身もそういう気持ちで演じています。だから演じているときは、なんで洸はあんなに切なそうな顔をしているんだろうって思っていたんです。でも、完成した映画を観客として観ると、うわぁ、切ないよぉ…って、ものすごく切ないシーンでした」。そんな切なさを2人から引き出したのは、三木監督。『僕等がいた』『陽だまりの彼女』『ホットロード』など、青春映画、恋愛映画を数多く手がけてきた監督の手腕が今回も存分に発揮されている。「監督は絶妙なキュンキュンポイントを誰よりも知っている」「2人の恋にやきもきする!」「じれったい!」と、本田さんと東出さんが語るように、恋愛特有の感情──タイミングがほんの少しズレてしまうがゆえのやきもき感、じれったさ、ドキドキ感、胸キュンのすべてが『アオハライド』には詰まっている。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:アオハライド 2014年12月13日より全国東宝系にて公開(C) 2014映画「アオハライド」製作委員会(C) 坂伊緒/集英社
2014年12月12日体感型ヨガ・ムービーとして人気を集めた『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』が、2015年3月18日(水)BD&DVDで発売決定。門脇麦&道端ジェシカのコメントが到着した。個性も境遇も違う2人が挫折を味わいながらもヨガを通して居場所を見つけ、時にぶつかり合いながら成長していく姿を描いたハートウォーミング感動作。夢見る主人公・本沢海空役の門脇は、「少し元気がない時、前向きなパワーが欲しい時、女性はもちろん劇場には少し入りづらかったという男性の方にも是非観ていただきたいと思います」とコメント。海空があこがれるトップモデル兼ヨガインストラクターとしても活躍するKUMI役の道端は、「この作品は、観る人が必ず元気をもらえる映画です。すでに劇場で見ていただいた方も、今度はご自宅でご家族、お友達みんなで観ていただければ嬉しいです」と今作をアピール。実際にモデルとして活躍中の道端が本作が映画初出演で、本人の想い入れも強そう。特典映像として「門脇麦&道端ジェシカインタビュー」などを収録するほか、封入特典にはミニブックレット。作品を補完する特典とともに明日の元気になる本編を堪能して!<『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』Blu-ray&DVD/リリース情報>【セル】ブルーレイ¥4,500(本体)+税【セル】DVD¥3,800(本体)+税【セルDVD&BD共通特典】<特典映像>◆予告・スポット集◆門脇麦&道端ジェシカインタビュー他予定<封入特典>◆ミニブックレット発売日:2015年3月18日(水)発売元・販売元:ポニーキャニオン(C) 2014「シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸」フィルムパートナーズ(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸 2014年10月25日より全国にて公開(C) 2014「シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸」フィルムパートナーズ
2014年12月12日世界的老舗ブランド「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の全面協力のもと、多くの人々を魅了してやまないエレガンス・オートクチュールの舞台裏に迫るドキュメンタリー映画『ディオールと私』が、2015年3月に日本公開となる。このほど、パリ・コレクションを控えた「ディオール(Dior)」の若き新任デザイナー、ラフ・シモンズと経験豊かなお針子たちの様子が分かる場面ビジュアルが一挙に解禁となった。1947年にメゾンが設立されて以来、誰もが憧れる老舗ファッション・ブランド「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」。1905年、フランスの小さな町グランヴィルで生まれたディオールの初めてのコレクション発表は、1947年2月12日。それから65年後の2012年、新しくデザイナーに就任したのは、オートクチュール未経験のラフ・シモンズだった。ベルギー出身で自身の男性ブランド、そしてジル・サンダーで活躍する彼の抜擢は、ファッション業界を驚かせた。そして、それはパリのディオールのアトリエで働くベテランお針子たちにとっては新たな挑戦の始まりに。パリ・コレまでに与えられた時間は異例の8週間。ラフが提案する斬新なアイディアとデザインをもとに、寝る間も惜しんで一枚の布に命をディオールの魂を吹き込むお針子たち。彼らは、通常4~6ヶ月を有する準備期間の半分以下で、54体ものオートクチュールを完成させなければならなかった…。1947年の設立以来、パリ・モンテーニュ通り30番地に建つ「ディオール(Dior)」本社。その上階に位置するメゾン・ディオールの中枢であるアトリエに初めてカメラの潜入を許された本作。世界が注目するディオール・オートクチュールの舞台裏に迫る、観る者の心を揺さぶる“ドラマティック・リアル・ストーリー”となっている。撮影は、ラフ就任からの8週間の期間のみ。解禁される本作の貴重な場面写真には、カメラ嫌いでも知られるラフが、悩ましい表情でドレスを見つめる様子や、彼を支えるチーム・ラフの献身、偉大な伝統を支えて続ける105人ものお針子たちと、1枚のドレスができ上がるまでの裏舞台を垣間見ることができる。そして、苦労の末にアトリエから誕生したドレスを美しいモデルたちが身に纏い、エレガンスなコレクションを披露する場面も登場する。お針子たちの経験豊かな手が形作っていくオートクチュールの美しさ。エレガンスなドレスの裏側に隠されたデザイナーと職人たちのプライドと情熱をかけた戦いを、まずはこちらのビジュアルから目の当たりにしてみて。『ディオールと私』は2015年3月、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日ついに明日12月13日(土)より日本公開となる、ピーター・ジャクソン監督が贈るアクション・アドベンチャー『ホビット 決戦のゆくえ』。『ロード・オブ・ザ・リング』から連なる冒険のラストの前に、これまでのダイジェスト映像が完成。また、日本語吹き替え版で、主人公ビルボ・バギンズとシリーズきっての人気者・エルフのレゴラスの声をそれぞれ務めた森川智之と平川大輔から、万感の思いあふれるコメントも到着した。灰色の魔法使い・ガンダルフ(イアン・マッケラン)の勧めで、ドワーフたちとともに“思いがけない冒険”を始めることになったホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)。前作ではようやく“竜に奪われた王国”を取り戻したかに見えた彼ら仲間たちだったが、本作では“中つ国”の命運を賭けた“決戦”へと向かっていく。果たして、その戦いのゆくえは…?今回解禁となったのは、本作『決戦のゆくえ』をもって完結する一大シリーズの最終章へと臨むための、約2分30秒に渡る“ダイジェスト映像”。『ホビット』の舞台から60年後、『ロード・オブ・ザ・リング』でお馴染みの老いたビルボが語りかける形で映像は始まり、旅に誘う魔法使いガンダルフ、トーリン率いるドワーフら、かけがえのない仲間たちのいままでの冒険の軌跡をふり返っている。そして本作では、火炎を吐く竜の凄まじい襲撃、財宝の奪還によって生じた仲間たちの対立、その裏側に忍び寄るさらに巨大な敵・冥王サウロンの企み…。団結か、結束か、大地を二分する壮大な戦いの火ぶたが切って落とされる。ビルボは、ゴラムから手に入れた謎の指輪の力を、どう使うのか…。映像では、映画史に残る圧倒的スケールで壮絶なラストバトルも繰り広げられており、感動のラストへの思いがこみ上げてくる。13年間に渡る物語にピリオドを打つ本作には、早くも多くの絶賛の声と感動のコメントが寄せられているが、ビルボ役の森川さん、エレゴラス役の平川さんもまた胸に迫るものは特別あるようだ。<ビルボ役声優森川智之>誰もが、幼い頃に大なり小なり冒険をしたことあるのでは?『ホビット』という作品を通して、自分と重ね合わせてみる。ひとりの少年が青年になってそして大人になる。そこには、大切な仲間との出会い、友情や絆、人生で大切なものが育まれていく…。私はビルボ・バギンズに出会えたおかげで、大切なものを、もう一度思い出しました。 そして、俳優マーティンにとっても、思いがけない冒険だったのではないでしょうか。彼のキュートなビルボを吹き替えられたことはとても幸せでした。彼の今後の活躍も楽しみです、本当にありがとう!ホビット最高です!<レゴラス役声優平川大輔>『ロード・オブ・ザ・リング旅の仲間』から十数年、『ホビット決戦のゆくえ』でついにこの一大シリーズが完結します!レゴラス役の吹替えをずっと担当させていただいたこと、大変光栄に思っております。オーディションを受けた時から、最新作の収録まで、今でもハッキリと覚えています。レゴラス役は僕にとって一生の思い出となる、本当に大切な役です!これで最後かと思うとちょっぴり寂しくもありますが、ひとりでも多くの方に作品をご覧いただき、記憶に留めていただけたら幸いです。ビルボとかけがえのない仲間たちとの、最大にして最後の冒険。数えきれないほどの夢と希望を与えてきた、圧巻のラスト・アドベンチャーをぜひスクリーンで目撃して。『ホビット 決戦のゆくえ』は12月13日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて3D/2D/IMAX3D同時公開(一部劇場にてHFR3Dも公開)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホビット 決戦のゆくえ 2014年12月13日より全国にて公開(C) 2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2014年12月12日一瞬にしてその輝きに引き込まれる──。“オードリー・ヘプバーンの再来”と言われ、『白雪姫と鏡の女王』で大きな注目を集めてから2年。リリー・コリンズはさらに輝きを増し、美しさも実力も兼ね備えた女優としていまを生きている。そんな彼女が新作『あと1センチの恋』で演じるのは「好き」のひと言が言えないがゆえに12年間、幼なじみとの恋をすれ違い続ける女性・ロージー。「脚本を読んですぐに気に入った」というこの主演作に、「ロージーは私自身でもあるの」と全身全霊を注いだ。これまでにない挑戦としては、高校生から大人の女性まで幅広い年齢を演じたこと。しかも、初の母親役。完成した映画を観たときに「私のママ、そっくり!」だと自分自身の成長に驚いたそうだが、演じるときもやはり参考にしたのは「自分と母親の関係」だった。「母親としてのロージーを演じていて難かったのは、娘との距離感ね。友だちのように親しみやすくて、イカしたお母さんでありながらも、母親としての威厳は保つ。そのバランスが難しかった。ロージーはとても若い母親だから完璧じゃなくて、まだ自分探しもしているの。だけど、それなりに自信を持った母親であらなければならない。どうやって演じたらいいのか…って、その混乱がそのままキャラクターに出ているはずよ(笑)」。きっと演じながら自分の母はどうだったのかと、過去の記憶をたどったに違いない。そして語ったのは、彼女が母親から教えてもらった大事なこと、今でも大切にしていること。「誰にでも“自分のココが嫌だな”っていう所ってあるわよね。そういう嫌な所があってこそ人は美しいのよって教えてもらったの。思春期の頃は自分の容姿が気になる。私は自分の眉がとてもコンプレックスだったの。もちろん、今はそうじゃないけれど。母はそういう私を見て、『不完全であることこそが美しい』と教えてくれた。自分を受け入れられるようになることが幸せに繋がって、そうやって人は前に進んでいくんだって」。なんと素晴らしい教え。今ではその凜々しい眉が彼女らしさでもあり、『あと1センチの恋』で演じたロージーの心の“強さ”としても表現されている。そう言えば、『白雪姫と鏡の女王』の白雪姫も、『シャドウハンター』のクラリーも、もちろんロージーも、女性らしいけれど芯の強さのあるキャラクターだ。そういう役を次々と引き寄せるからこそ、さらに強く、さらに魅力的になっていくのだろう。ロージーからは「自分を解き放つ、ということを学んだ気がするの」と愛すべきキャラクターについて説明する。「監督は俳優たちにとても自由にお芝居をさせてくれたの。だからアドリブも多かったし、自由であるからこそ、その分、自分の感情もさらけださなくてはならないし、生々しい演技を見せなくてはならなかった。それがひとつの学びだったと思う。というのは、私は何でもかっちりと決めたい人間なのよ。でも、ロージーはそうじゃない。あっちこっち行くでしょう(笑)。恋して、失恋して、いろんな問題を起こして、彼女の人生はものすごく混沌としている。どうなるか分からないのが人生なんだなってロージーに教えてもらった。そして、どうなるか分からないなかでも自分自身の心の奥底で感じている部分に忠実でいれば、後悔することはないと思うの」。たしかに、こんなリリー・コリンズが見たかった!と感動してしまうほど、とても人間くさい魅力がロージーにはある。そんなロージーのさまざまな経験のなかで、一番大変だったシーンは?という質問には、少し照れくさそうに笑いながら「トイレで鏡をあてて見るシーンね」と、撮影をふり返る。「あのシーンの撮影はクランクインから1週間くらいしか経っていなかったと思うんだけど、狭いトイレのなかに男性スタッフが5人いて、そのなかであんなふうに鏡をあてなくちゃならなかったのよ!もう、とてつもなく恥ずかしかった(笑)。でも、ああいう可笑しなシーンは、同じシチュエーションじゃないにしても、自分も似たような恥ずかしいことがあったなとか、友だちから聞いたなとか、思い出すものなのね。だからこそ、みんなロージーに共感できると思う。なのに、編集の段階であのシーンをカットしようとしていたらしくて…『あのシーンは絶対にカットしちゃダメ!』って私が主張して残したのよ」。また、さまざまな感情が入り交じるお葬式のシーンは「ロージーの過去を思い出しながら、泣いて泣いて笑っちゃうような、人間ってこういうものなのねって感じたの」。リリー・コリンズの演技のすばらしさに、もらい泣きしてしまうだろう。女優として着実にステップアップしているからこそ、彼女のこれからも気になる。この映画とこの役を経て、今後はどう生きていきたいと思っているのか──。「ロージーを演じて自分を解放することだけじゃなく、本当にたくさんのことを教えてもらったの。たとえ道筋は違っていたとしても、最終的に自分の行きたい方向がしっかりとしてさえいれば、“そこ”に行き着くことができるということ。何が正しいとか何がまっとうか、こだわることはやめるべきなんだってこと。ロージーと一緒に私も学んだわ。私の行き着きたい先?そうね…まだ準備はできていないけど、いつかお母さんになりたい。あと、女優の仕事が忙しくなって大学から離れてしまったから大学にも戻りたい。学位を取って卒業したいわ」。そして、この映画はラブストーリー!男女の恋愛については「恋人に穴を埋めてもらおうとか、何かを完結してもらおうと思うのではなく、まずは自分を知って自立することが大切なのよね。私は幸せだと思えなくちゃ相応しい人は現れないもの!」。(text:Rie Shintani)■関連作品:あと1センチの恋 2014年12月13日より全国にて公開(C) 2014 CONSTANTIN FILM PRODUKTION GMBH
2014年12月12日鬼才ロマン・ポランスキー監督の最新作として12月20日(土)より日本でも公開になる『毛皮のヴィーナス』。このほど本作から、圧倒的な存在感で “渋メン”マチュー・アマルリック演じる舞台演出家を翻弄する、謎の女優ワンダ役のエマニュエル・セニエの本編映像が解禁。思うがままに男を操る、“小悪魔”のような官能のシーンがお披露目された。『戦場のピアニスト』 『ゴーストライター』などで知られるポランスキー監督が80才にして挑んだ本作は、「マゾヒズム」の語源となったマゾッホによる自伝的長編小説「毛皮を着たヴィーナス」に着想を得て書かれた戯曲の映画化。フランスを代表する実力派女優にしてポランスキーの妻、エマニュエル・セニエが、舞台「毛皮のヴィーナス」のオーディションにやってきた謎の女優ワンダを、さらに『007/慰めの報酬』『グランド・ブダペスト・ホテル』『ジミーとジョルジュ 心の欠片(かけら)を探して』など、カメレオン俳優として知られるマチュー・アマルリックが、ワンダに翻弄される演出家トマ役を演じ、圧巻の掛け合いで全編を引っ張っていく。今回到着した特別映像は、舞台「毛皮のヴィーナス」のオーディションに遅れてやってきた舞台のヒロインと同じ名前の謎の女優ワンダが、突如身につけていたドレスを脱ぎ、下着姿になるシーンからスタート。ワンダは、トマに「官能的に」という指示付きで、毛皮に見立てたマフラーを纏わせる。あやしくもスリリングなやりとりが繰り返されるうち、次第にトマは役を超えて、ワンダに身も心も、支配されることに心酔していくのだが…。遅れてきた上、厚かましい態度でオーディションを懇願するワンダに、最初はあきれながらも渋々付き合うことになったトマだが、いつのまにか彼女のペースに引き込まれ、主導権は彼女の手に。次第に彼女に言われるがまま、されるがまま、振る舞い出してしまう。いくつもの顔を見せるワンダはいったい何者なのか?彼女の本当の目的とは?トマのみならず、観客をも巻き込む全く新しい誘惑のサスペンス。“小悪魔になりたい”女子必見のワンダの魅力を、まずはこちらからご覧あれ。『毛皮のヴィーナス』は12月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:毛皮のヴィーナス毛皮のヴィーナス(2013) 2014年12月20日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2013R.P. PRODUCTIONS – MONOLITH FILMS
2014年12月12日「第56回 輝く!日本レコード大賞」の受賞者会見が12月12日(金)に開催。「最優秀歌唱賞」に輝いたEXILE ATSUSHIがソロ活動について語ったほか、「優秀作品賞」の「AKB48」を代表して渡辺麻友が今年1年をふり返ると共に、総監督の高橋みなみの卒業について語った。「EXILE」のボーカルとして活躍してきたATSUSHIさんだが、今年4月に秋の全国ドームツアーに出演しないことを発表し、ソロ活動に集中。ニューアルバム「Love Ballade」でソロとして初めてオリコン週間アルバムランキング首位を獲得した。この日、「最優秀歌唱賞」の受賞の喜びを語ると共に「EXILEに戻ります」とも宣言。その上で「ソロ活動の締めくくりでこのような賞をいただけたことに感謝します」と語る。来年以降、「EXILE」の中で今回のソロ活動の経験をどのように活かせるかを問われると「何を持ち帰れるのか?実際にパフォーマンスしてみて気づくのかなとも思いますが、一人でステージをこなすことの大変さ、グループへの感謝の気持ちなどを改めて感じました。アルバムやステージをプロデューサー的に見て作り上げてきた部分もあり、HIROさんが抜けた後のEXILEのクリエイティブな部分でも、グループを支えていけたらという気持ちがあります」と語った。「AKB48」は「ラブラドール・レトリバー」で優秀作品賞を受賞。代表してマイクを握った渡辺さんは、今年1年について「グループにとって大きな存在だった大島優子ちゃんが卒業し、新たにスタートを切った1年だったと思います」と述懐。このほど、総監督を務める1期生の高橋みなみの1年後の卒業が発表されたが「発表には驚きました。ドッキリかと思ったけど事実で…」と驚きと寂しさをにじませつつ、「どんどん先輩方が卒業していきますが、大切なものを受け継いで、後輩に繋いでいかないといけないと思っています」と力強く語った。「第56回 輝く!日本レコード大賞」は12月30日(火)17:30よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日「第56回 輝く!日本レコード大賞」の各賞受賞者の会見が、TBSにて12月12日(金)に行われ「SEKAI NO OWARI」、きゃりーぱみゅぱみゅ、「三代目J Soul Brothers」らが出席した。この日は、「優秀作品賞」を受賞した10組の中から「SEKAI NO OWARI」、きゃりーぱみゅぱみゅ、「AKB48」、「三代目J Soul Brothers」、「AAA」、「最優秀歌唱賞」を受賞したEXILE ATSUSHI、「新人賞」に輝いた大原櫻子、「SOLIDEMO」、徳永ゆうき、西内まりや、「特別賞」の「妖怪ウォッチ」を代表して主題歌を歌う「キング・クリームソーダ」とジバニャン、「作曲賞」の鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)とまさに錚々たる顔ぶれが一堂に会した。「AAA」は今年の「さよならの前に」で5年連続の優秀作品賞受賞となった。リーダーの浦田直也は「来年でデビュー10周年になりますが、今年は初のアリーナツアーなど来年を楽しく迎えるべく、いろんなことが出来たと思います」と充実の表情。「今年の締めくくりとしていいパフォーマンスを見せたい」と12月30日(火)の生放送への意気込みを口にした。「三代目J Soul Brothers」は「R.Y.U.S.E.I.」で優秀作品賞を受賞。NAOTOは「10年後をふり返って、2014年は間違いなくターニングポイントになったと言える素晴らしい年を過ごさせてもらいました」と今年1年で掴んだ手応えを口にし、「元気が出るようなパフォーマンスを目指して頑張りたい」と力強く語った。きゃりーは今年1年を「ライヴの1年でした」とふり返る。当日のパフォーマンスについては「衣裳も考え中です。レコード大賞は特別なので、ゴージャスな感じにしたい」と予告した。特別賞に輝いた「妖怪ウォッチ」のジバニャンの着ぐるみが登場すると、壇上のアーティストたちからも思わず笑みがこぼれる。「キング・クリームソーダ」の面々は「当日は“ゲラゲラポー”したいと思います!」とニッコリ。また、作曲賞の鬼龍院翔は「来年も何かしらテレビに出られるように頭を下げていきたい」と終始、低姿勢で笑いを誘っていた。「第56回 輝く!日本レコード大賞」は12月30日(火)17:30より放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日今年も、さまざまな映画に泣き、笑い、感動したことだろう。一年の締めくくりに、あなたにとって2014年のナンバーワン映画を挙げるとしたら、どんな作品が思い浮かぶだろうか。年の瀬も年の瀬の12月28日(日)、様々なジャンルで活躍するツワモノ映画ファンが揃い、「2014年イチオシの1本」を中心に、「過去の名作あれこれ」「勝手に映画ランキング」などなど、今年の締めくくりにふさわしい談義を繰り広げる2014年の映画納めイベント「あの日映画に恋をした Vol.1映画ファンと映画」が「3331 Arts Chiyoda」にて開催される。登壇者はこちらのツワモノ映画ファン4人。大好評「映画ファンの集い」主催者&ブログ「A LA CARTE」を運営する映画ブロガー&ライターの柳下修平。「映画について語ろう会」を主催するやたら映画に詳しい会社員、柏木雄介。大人気「パシフィックリム爆音映画祭」立役者でBAR店主の桑江良輔。映画業界で働き、映画は仕事でも趣味でもある映画宣伝女子の阿部未菜美。トークの合間には、ツワモノ映画ファン達が自信を持っておすすめする、 2014年イチオシ映画の上映も行う。事前にミーティングの末、満場一致で選ばれたのが映画『チョコレートドーナツ』だ。都内唯一の上映館だったミニシアターの老舗、シネスイッチ銀座前に行列ができるという異例のヒットとなった感動作だ。上映後のツワモノたちの批評も楽しみにしたい。(text:Miwa Ogata)
2014年12月12日寒い季節にホットなスイーツをいただきながら、ほっとひと息つく時のシアワセ感はたまらない。冬に食べたいスイーツの定番といえば、りんごを温かく煮詰めて、サクサクのパイ生地で包んだアップルパイ。紅茶とスイーツの美味しい組み合わせを提案してくれる「アフタヌーンティー・ティールーム」では、発売以来25年もの間、多くの人々に愛されてきた同店人気メニューのアップルパイをユニークにアレンジした新メニュー「アップルパイフレンチトースト」が新登場。1月8日(木)~2月25日(水)までの期間限定で提供される。今回登場の「アップルパイフレンチトースト」は、アップルパイとフレンチトーストをあわせた新感覚のメニュー。紅茶のアパレイユで焼き上げたフレンチトーストの上に、ごろごろとしたりんごのキャラメル煮を乗せ、最後にたっぷりとアイスクリームをトッピングしたボリューミーな一品。ありそうでなかった、アップルパイ好きも大満足な美味しい組み合わせだ。同店のアップルパイは、パイ生地を使わず、極薄のアーモンドスライスとメレンゲをパイ生地に見立てて作るオリジナルのレシピなのだが、「アップルパイフレンチトースト」にもその変わらぬ味が活かされている。紅茶との相性もよく、寒い日の午後のひとときにほっこりした気分になれる冬限定のおすすめメニューだ。「アップルパイフレンチトースト」は、紅茶付きで1,400円。(価格は店舗により異なる)(text:Miwa Ogata)
2014年12月12日交際中であることを公言している「SEKAI NO OWARI」のFukaseときゃりーぱみゅぱみゅが12月12日(金)に行われた「第56回 輝く!日本レコード大賞」の記者会見にて同席し、揃っての「優秀作品賞」受賞の喜びを口にした。きゃりーは「ファミリーパーティー」で優秀作品賞受賞となったが、「私も大好きな曲なので嬉しい。本番(12月30日)も頑張りたい」と笑顔で語る。「炎と森のカーニバル」で優秀作品賞受賞となったセカオワはNakajinがメンバーを代表してマイクを握り「今年はいろんなことに挑戦的に、何でもやってみた年でした。映画を作ったり他のアーティストともコラボレーションしたりしました。当日は、年末ですので明るく僕ららしく自然体でできたら」と挨拶した。セカオワときゃりーは隣同士に並んではいたものの、FukaseときゃりーはNakajin、Saoriを挟むような形で立っており、当初、目を合わせることもなかったが、報道陣からはFukaseときゃりーへ優秀作品賞を同時受賞しての感想を問う質問が飛ぶ。きゃりーは「私自身、とても嬉しいですし、『SEKAI NO OWARI』さんの音楽は私も大好きで、素晴らしいと思うので嬉しいです」と少し照れくさそうに語る。一方のFukaseは「今回、受賞させていただいた『炎と森のカーニバル』は彼女を題材にした曲なので、不思議な気持ちです」と堂々と語った。記者からの「受賞について2人で話したことは?」という問いに、Fukaseが「なんかしたっけ…?」ときゃりーに確認する一幕も。「特にはないと思います」と語った。FukaseはTwitterでのファンからの質問に答える形できゃりーとの交際を認め、すでに交際期間が2年におよぶことを明かしており、その後、きゃりーもFukaseのInstagramにコメントするなどしていた。「第56回 輝く!日本レコード大賞」は12月30日(火)17:30よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日お笑いコンビ「アジアン」の馬場園梓を主演迎え、第26回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作「隣のレジの梅木さん」がドラマとなり放送される決定。共演者にテレビ・映画・舞台と幅広い分野で活躍する有村架純、実力派女優の神野三鈴や、特別出演として安達祐実らが出演していることが明らかになった。本作は、「自分のラーメンを作りたい」という情熱をもって、昼はスーパー、夜はラーメン店・永楽で働く主人公が、ぽっちゃりした体型を同僚からからかわれ、恋人の家族からはイジメに遭うも、妊娠をきっかけに、新たな一歩を踏み出すまでを描く物語。坂元裕二(『東京ラブストーリー』『最高の離婚』)や野島伸司(『101回目のプロポーズ』『高校教師』『ひとつ屋根の下』)といった数々の有名脚本家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」において第26回の大賞を受賞した作品だ。主人公・梅木響子を演じるのは、芸人として活躍する一方、12月27日(土)より公開される能年玲奈・主演映画『海月姫』でもオタク女子のひとりとして強烈なキャラクターを演じる馬場園梓(アジアン)。主演が決まったとき馬場園さんは「(主演の話が来た時には)『え、マジですか?え?マジですか?ん?え?マジで?マジ!?マジですか?』って5、6分聞いてました(笑)。(梅木さんの境遇は)私自身とリンクするところが多い。卑屈な部分もあるんですけど、思ったことは全部口に出したり、平気で舌打ちしたりとか、“人にどう思われてもいい”みたいなところが好きです」と語る。馬場園さん演じる響子の同僚で、人には言えない悩みを抱えた美人女子大生・沢村美香を演じるのは、朝ドラをきっかけに幅広い活躍を見せる若手女優・有村架純。そんな2人を温かく見守りつつも、自身も家庭に悩みを抱えて生きる黒崎清子を、実力派女優の神野三鈴。そして特別出演として、黒崎清子の夫の不倫相手を安達祐実が出演する。そのほかにも山中崇、永岡卓也、宇野祥平、小篠恵奈、高泉淳子、田島令子と実力派俳優陣が脇を固める。共演の有村さんは、「一人ひとりのキャラクターが、決して仲良しでもなければ特別な関係でもないんですが、お互いが“私よりももっとつらい人がいた”と思いながら比べ合って、影響し合って、支え合っている。楽しんで見ていただいて、いろいろと感じていただければ嬉しいです」とコメント。主演の馬場園さんとの共演については、「馬場園さんは、すごく優しく素敵な方。お互い関西人なので、話すときは関西弁で『どんな食べ物が好き?』とか、他愛もないお話をしてます」と和気あいあいとした雰囲気の中で撮影が行われているようだ。スーパーを舞台に繰り広げられる、幸せのためにもがくヒューマンコメディー。馬場園さんを始めとした豪華女優陣が扮する個性的なキャラクターに注目してみて。「隣のレジの梅木さん」を12月21日(日)深夜24時40分~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日蒼井優と鈴木杏を主演に、鬼才・岩井俊二監督が原作と脚本から手がけた映画『花とアリス』(’04)ーー10年の時を経て、その前日譚を岩井監督が初の長編アニメーションとして描く『花とアリス殺人事件』。すでに蒼井さんと鈴木さんの再共演で話題を呼ぶ本作の声優キャストが発表され、郭智博、木村多江、平泉成、相田翔子ら前作の出演キャストに加え、黒木華、勝地涼、鈴木蘭々といった新キャストの参加も明らかとなった。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称・アリス)は、1年前に3年1組で起こった「ユダが、4人のユダに殺された」という噂を耳にする。近隣から恐れられている“花屋敷”に住む女の子がユダに関して詳しいと教えられたアリスは、話を聞こうと花屋敷に潜入。そこで待ち構えていたのは、不登校のクラスメイト・荒井花(通称・ハナ)だった…。アリス役の声優には蒼井さん、花役の声優には鈴木さんと前作での役柄と同じとあって、岩井作品のファンには嬉しいニュースとなったが、今回の追加キャストも朗報となるはずだ。アリスの母親役には相田翔子、父親役には平泉成、花の母親役にキムラ緑子、バレエ教室の先生役は木村多江がそれぞれ同じ役柄で出演。前作で、花が恋する落語研究会の宮本先輩を演じた郭智博は朝永先生役で登場する。さらに本作からの新キャストとしては、花とアリスの担任・萩野里美先生役に黒木華、殺人事件の鍵を握る男・湯田光太郎役に勝地涼、黒木華、花の同級生・陸奥睦美役に鈴木蘭々、と個性的な俳優たちが名を連ねている。そんな『花とアリス』の世界に初参加となる3人からはコメントも到着。<勝地涼/殺人事件の鍵を握る男・湯田光太郎>「10代の頃に初めてご一緒させて頂いた時は、岩井さんを怒らせた僕ですが…。今回、久しぶりにお仕事ができ、とても嬉しかったです。わずか10分ほどでしたが、和やかに穏やかに収録ができました(笑)。10代の頃からよ~く知っている蒼井優さんと鈴木杏さんの2人が10年経っても、色あせず、『花とアリス』の世界観を蘇らせていると思いますので、楽しみにしてください」。<黒木華/花とアリスの担任・萩野里美先生>「『花とアリス』が、長編アニメになって、しかも、物語は、2人の出会い…。あの青春の始まりを目撃出来るということが、幸せで、楽しみです」。<鈴木蘭々/花の同級生・陸奥睦美>「私のドラマデビュー作は、岩井監督の『ゴーストスープ』という作品でした。とても久し振りにお会いした監督は変わらなさすぎて笑いました。(笑)。収録はとても楽しく、でも中学生という役どころに冷や汗が出ました」。美しい映像と音楽と青春の生々しい温度…果たして、アニメーションでどう表現されているのか?今回の追加キャストの発表と合わせて到着した予告編で確認してみて。『花とアリス 殺人事件』は2015年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日全国のケーブルテレビ・CS放送で放送中のディズニー・チャンネルで、2014年、世界中に大ブームを巻き起こした『アナと雪の女王』の人気キャラクター、雪だるまのオラフがナビゲーターを務める、クリスマス特別構成番組「オラフといっしょ!ごきげんクリスマス」が放送されることになった。オラフは『アナと雪の女王』に登場する、夏に憧れる陽気な雪だるまとして、いまやすっかりお馴染み。冬やクリスマスにまつわるお話を特集する今回の特別番組では、「オラフのアドバイス」と題されたショートアニメーションが日本初放送される。特別構成の番組の合間で放送されるこのショートアニメでは、オラフが“身だしなみのポイント”や“火に気をつけよう”など、日常のちょっとしたことについてアドバイスをしてくれる。一見まともなテーマでも、やっぱりどこかちょっぴりズレていて、オラフらしい(?)楽しいアニメに仕上がっている。もちろんアナやクリストフなどお馴染みキャラクターも登場し、もう一度『アナ雪』の世界を覗くことができる。また、「レット・イット・ゴー」を始め、誰もが口ずさんだ『アナ雪』のヒット曲の歌詞字幕付きミュージックビデオ(日本語歌詞/英語歌詞)も日本初放送。ミュージックビデオで、TVの前で一緒に歌うことができるのも見どころのひとつだ。番組では、ディズニー・チャンネルの人気番組「ミッキーマウス クラブハウス」「ちいさなプリンセス ソフィア」「ブログ犬 スタン」「オースティン&アリー」などから、クリスマスにちなんだエピソードを連続放送。各番組の放送前にはオラフがナビゲーターで登場、番組を楽しく紹介してくれる。日本中が夢中になった『アナ雪』のオラフが贈る特別番組で、ごきげんなクリスマスを迎えてみてはいかが?「オラフといっしょ! ごきげんクリスマス」は12月13日(土)7:30から19:55までディズニー・チャンネルにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王 2014年3月14日より2D/3Dで同時公開(C) Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2014年12月12日『怪盗グルー』シリーズのバナナが大好物な黄色いヤツらが、ついに主役となってスクリーンにカムバック!最新映画『ミニオンズ』の日本公開が2015年7月31日(金)に決定し、“激萌え”の予告編と場面ビジュアルが解禁。いつものオーバーオール姿でも十分かわいいのに、最新作ではなんとコスプレ姿を披露していることが分かった。人類よりもはるか昔に誕生したミニオン。Tレックスやナポレオンなど、いつもその時代の最強最悪のボスに仕えてきた。しかし、やがて仕えるボスもいなくなったミニオンたちは、生きる目的を見失い、まさかの滅亡の危機が迫る。そんなとき、仲間たちを救おうと3人のミニオンが立ち上がった!兄貴肌のケビン、バナナのことで頭がいっぱいのスチュアート、そして弱虫のボブ。極寒の南極からニューヨーク、そして流行の最先端を行くロンドンへ!新たな最強最悪のボスを探して、ミニオンズの壮大な旅が幕を開ける――。ユニバーサル・ピクチャーズ史上No.1の大ヒットを記録した『怪盗グルーのミニオン危機一発』。日本でも大人気の『怪盗グルー』シリーズで、バナナが大好物の謎の生物ミニオンが、ついに主役になってスクリーンに帰ってくる。人類よりはるか昔に、地球に現れたミニオンの目的はただ1つ。最高のボスに仕えることだ。今回公開された予告編では、その時代の最も強いボスに仕えるミニオンたちの姿が映し出される。これまで見てきたミニオンは、オーバーオールがトレードマークだったが、この予告編では時代ごとのコスプレを見せていて、なんともキュート。一見、まったく頼りにならなそうなケビン、スチュアート、ボブの3人だが、どうも大活躍するらしい!?果たしてミニオンは、どうやって怪盗グルーと出会ったのか。そもそも、どこからやって来たのか、何者なのか。ついに、バナナを愛する黄色いヤツらの秘密が明かされる!?『ミニオンズ』は2015年7月31日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日第72回ゴールデン・グローブ賞のノミネートが11日(現地時間)、ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルで発表になった。最多ノミネート作は作品賞など7部門で候補となった『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、『バベル』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の作品で、舞台で起死回生を図る落ち目の映画スターの物語。作品賞のほかに主演のマイケル・キートン、助演のエドワード・ノートンとエマ・ストーンを始め、監督賞、脚本賞、音楽賞で候補となった。次いで5部門で候補となったのは、ベネディクト・カンバーバッチが第二次世界大戦中にドイツ軍の暗号を解読した数学者アラン・チューリングを演じた『ジ・イミテーション・ゲーム』(原題)と、1人の少年の成長を6歳から12年間同じキャストで撮り続けた『6才のボクが、大人になるまで。』。長編アニメーション部門の候補入りが期待された高畑勲監督の『かぐや姫の物語』は残念ながら選ばれなかった。ゴールデン・グローブ賞はハリウッド外国人映画記者協会の投票によって決定する映画賞。アカデミー賞前哨戦の目玉の1つであり、賞レースの指標として注目されている。映画部門の主なノミネーションは以下の通り。<ドラマ部門>作品賞『6才のボクが、大人になるまで。』(原題)『フォックスキャッチャー』『ジ・イミテーション・ゲーム』(原題)『SELMA』『博士と彼女のセオリー』主演女優賞ジェニファー・アニストン(『CAKE』原題)フェリシティ・ジョーンズ(『博士と彼女のセオリー』)ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)ロザムンド・パイク(『ゴーン・ガール』)リース・ウィザースプーン(『WILD』原題)主演男優賞スティーヴ・カレル(『フォックスキャッチャー』)ベネディクト・カンバーバッチ(『ジ・イミテーション・ゲーム』原題)ジェイク・ギレンホール(『NIGHTCRAWLER』原題)デヴィッド・オイェロウォ(『SELMA』原題)エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)<コメディ・ミュージカル部門>作品賞『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『グランド・ブダペスト・ホテル』『イントゥ・ザ・ウッズ』『PRIDE』(原題)『ST.VINCENT』(原題)主演女優賞エイミー・アダムス(『ビッグ・アイズ』)エミリー・ブラント(『イントゥ・ザ・ウッズ』)ヘレン・ミレン(『マダム・マロリーと魔法のスパイス』)ジュリアン・ムーア(『マップ・トゥ・ザ・スターズ』)クワベンジャネ・ウォレス(『ANNIEアニー』)主演男優賞レイフ・ファインズ(『グランド・ブダペスト・ホテル』)マイケル・キートン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)ビル・マーレイ(『ST.VINCENT』)ホアキン・フェニックス(『INHERENT VICE』原題)クリストフ・ヴァルツ(『ビッグ・アイズ』)長編アニメーション賞『ベイマックス』『THE BOOK OF LIFE』(原題)『THE BOXTROLLS』『ヒックとドラゴン2』(仮題)『LEGO(R)ムービー』外国語映画賞『ツーリスト』(原題/スウェーデン)『GETT: THE TRIAL OF VIVIANE AMSALEM』(原題/イスラエル)『イーダ』(ポーランド)『リヴァイアサン』(ロシア)『TANGERINES MANDARIINID』(原題/エストニア)助演女優賞パトリシア・アークェット(『6才のボクが、大人になるまで。』)ジェシカ・チャステイン(『A MOST VIOLENT YEAR』原題)キーラ・ナイトレイ(『ジ・イミテーション・ゲーム』原題)エマ・ストーン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)メリル・ストリープ(『イントゥ・ザ・ウッズ』)助演男優賞ロバート・デュヴァル(『ジャッジ裁かれる判事』)イーサン・ホーク(『6才のボクが、大人になるまで。』)エドワード・ノートン((『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)マーク・ラファロ(『フォックスキャッチャー』)J・K・シモンズ(『WHIPLASH』原題)最優秀監督賞ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)アヴァ・デュヴァネイ(『SELMA』原題)デヴィッド・フィンチャー(『ゴーン・ガール』)アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ((『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)最優秀脚本賞ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)ギリアン・フリン(『ゴーン・ガール』)アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコポーネ、アレクサンダー・ディネラリスJr.、アルマンド・ボー(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで』)グラハム・ムーア(『ジ・イミテーション・ゲーム』原題)(text:Yuki Tominaga)
2014年12月12日NHK連続テレビ小説「マッサン」でヒロイン・エリーをイビる敵役から、やがて友情を育んでいく演技が話題を呼んだ相武紗季が、直木賞作家・桜木紫乃の初の映像化作品となるWOWOW連続ドラマW「硝子の葦 ~garasu no ashi~」に主演。不倫、誘拐、焼身自殺という壮絶な人生を歩む、これまでにない官能的なヒロインを演じることが分かった。ある朝、釧路湿原を望むラブホテル「ホテルローヤル」のオーナーの妻・幸田節子(相武紗季)は、親子ほど年齢が離れた夫・喜一郎と朝食をとっていた。節子の趣味は短歌。喜一郎は自らの勧めで節子が出版した歌集「硝子の葦」に収録された、お気に入りの歌を一首口ずさむ。だが、その日の午後には、不倫相手の顧問税理士・澤木昌弘とベッドをともにしていた節子のもとに、喜一郎が運転する車が事故に遭ったという知らせが届く。医師によれば、脳の損傷がひどく、意識が回復する見込みはないという。そこへ節子の実母・藤島律子がやってきた。律子は、実は喜一郎の元愛人。幼少期に虐待をうけて育った節子は、律子を激しく憎悪していた。喜一郎の事故について、律子から罵声を浴びせられた節子は…。原作となるのは、直木賞作家・桜木紫乃による同名ミステリー小説。エロスに対し、独自の視点から綴られる作風が多くの女性の支持を得ている桜木さんは、本作でも“女性の業”と情念から生まれる犯罪の数々を、性愛のシーンを絡めながら巧みに描いていく。桜木作品の初めての映像化で監督を務めるのは、映画『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』、さらに中谷美紀主演の『繕い裁つ人』など、人の「再生」を描いた作品を得意とする三島有紀子。脚本は「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~」などで知られる永田優子。女性クリエーター陣によって、桜木さんの官能世界がどう具現化されていくかも大きな見どころのひとつとなる。主人公・節子役には、「マッサン」で好演を見せていた相武さん。年の離れた夫は実母の元愛人、元雇用主とは不倫関係、そして誘拐事件を起こした上、焼身自殺を図る…という壮絶で境遇のヒロインをどう演じているのか、これまでのイメージを覆す新たな挑戦に早くも注目が集まっている。今回のオファーを受け、相武さんは「原作には過激なシーンがあると聞いていたので、『どんなことが描かれていて、どんな役なんだろう』と思いながら読んだんですけど、自分が思っていた以上にすんなりと受け入れられたというか、女性として共感するところ、憧れる部分がたくさんあって、自分にオファーして下さったことに対して『嬉しい』と本当に思いました」と、謙虚にコメント。「一番衝撃的なのはラブシーンであったり、人を殺すシーンだったりだと思います。こういう役をやったことは本当になかったので、内容がショッキングなことはもちろん、節子という役を私が演じているということでも、視聴者の皆さんにいろんな驚きを感じてもらえるんじゃないかと思います」とも語り、自信を覗かせる。また、三島監督は、そんな相武さんを「新しい世界に生きようとしている。だからきっと、感情を爆発させる演技を見せてくれると思います。相武さんと節子の旅に出ます」と語り、相武さんとのタッグに手応えを感じている様子だ。連続ドラマW「硝子の葦 ~garasu no ashi~」は2015年2月21日(土)よりWOWOWにて毎週土曜22:00スタート(全4話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日