cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1954/2211)
映画『蜩の記』の東日本大震災復興支援チャリティー試写会が9月10日(水)に開催され、美智子皇后陛下が一般の観客と共に映画をご高覧になった。主演の役所広司を始め、岡田准一、堀北真希、原田美枝子、小泉尭史監督が美智子さまのご退席後に報道陣の取材に応じた。葉室麟の直木賞受賞小説を映画化。江戸時代、ある事件で10年後の切腹を申し付けられ、その日まで藩の歴史を記した家譜の編纂を続ける戸田秋谷と、その見張りとして彼とその家族と生活を共にすることになった若き藩士の交流を静かに描き出す。岩手県遠野市で撮影が行われた縁もあって、この日のチャリティ試写会が行われる運びとなり、美智子さまがご臨席。役所さんらは劇場で美智子さまを出迎え、映画を一緒に鑑賞した。美智子さまのご退席後、役所さんらは報道陣が待つロビーへと姿を現したが、一様に「緊張しました…」と語る。役所さんは「こんなに不動の姿勢で映画を観たのは初めてです(笑)」と語り、「皇后さまがこちらに歩いてこられた時は、不思議な風が吹いているかのように感じました。座られると『大きな画面ですね』と仰られたのですが、こちらは緊張でしどろもどろになって、わけの分からないことを…」と苦笑を浮かべる。映画の上映後の様子については「(エンドロールで)小泉監督の名前が出るとみなさんと一緒に拍手をしてくださり『おめでとうございます』と仰って下さいました」と明かした。小泉監督は、上映後のご歓談の中で美智子さまから「素晴らしい映画をありがとうございました」とお言葉をかけていただいたそうで、「優しいとしか言いようがないです。慈愛と優しさに満ちていらっしゃいました」と感激の面持ち。監督が故・黒澤明監督の下で助監督を務めていたことや、キャスト陣一人一人についても美智子さまはご存じだったようで、小泉監督は「一人一人のことを見てくださったことが嬉しいです」と語った。岡田さんは「名前を呼んでいただいて、(自分の存在が)知られているということに戸惑いまして、なんと話していいか分からず…(笑)」と語り、「出ているドラマや映画のこと、武術のことも褒めていただき光栄で、幸せな日だなと思いました」と笑顔を見せる。また、美智子さまは本作が被災地の岩手で撮影されたことについてもとても気にされていたそうで、岡田さんはその姿に「日本の母であり、日本で一番愛されている女性でいらっしゃるということを感じました」と深く感銘を受けたようだった。着物姿の堀北さんをご覧になり、美智子さまは「華やかですね」と仰ったそうで、堀北さんは恐縮しきり。美智子さまがこうして人々と一緒に映画を観る機会はなかなかないが、そこで自身が出演する映画が上映され、一緒に鑑賞することが出来たことに「幸せです」と微笑んだ。原田さんは、劇中の戸田一家の様子について美智子さまから「『いい家族ですね』と褒めていただきました」と嬉しそうに明かした。なお、この日の上映には遠野市の仮設住宅「穀町団地」に暮らす人々を始め、遠野市から15名の被災者が招待された。『蜩の記』は10月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜩ノ記 2014年、全国東宝系にて公開
2014年09月11日小栗旬を主演に迎え、人気コミックを連続ドラマ・映画として映像化する、フジテレビの開局55周年記念プロジェクト「信長協奏曲」。このほど10月から“月9”枠で放送されるドラマ版で、小栗さん演じる信長の妻・帰蝶を柴咲コウが演じることが明らかとなった。物語は、勉強が苦手で歴史についても無知という、どこにでもいそうな高校生のサブロー(小栗旬)が、突然、戦国時代(1549年)にタイムスリップしてしまい、そこで出会った自分の顔とそっくりな本物の織田信長(小栗旬)に、「病弱な自分に代わって、織田信長として生きてほしい」と頼まれ、天下統一を目指すというもの。柴咲さんがレギュラーとして月9ドラマに出演するのは、「ガリレオ」(’07/10月クール)以来、7年ぶり。また、主演の小栗さんとは、「わが家の歴史」(’10)で、同じシーンに登場したが、芝居上での絡みはほとんどなく、がっぷり四つの共演は今回が初となる。柴咲さんが演じる帰蝶は、織田信長の正室(正式な妻)で当時、美濃(現在の岐阜県)を治める戦国大名・斎藤道三の娘。「美濃からやってきた高貴な姫」という意味で「濃姫」とも呼ばれている。原作コミックでは、帰蝶は自分の夫(本物の織田信長)とサブローが入れ替わったことに気付かないまま、それまで病弱だった本物の信長に比べ、元気で活発、さらには「でえと」と称して自分を屋敷の外にまで連れ出してくれるサブローに恋心を募らせていくような、おっとりとした女性として描かれているが、ドラマ版「信長協奏曲」の帰蝶は、政略結婚をした本物の信長とは折り合いが悪かったことを始め、キレイでおしとやかなお姫様というだけではなく、父である道三との葛藤や、政略結婚で嫁いできた織田家内での孤立など、戦国に生きた女性ならではの悩みを抱える一女性として描かれるようだ。そんな帰蝶は、第一話から大活躍のようで、小栗さん演じる主人公・サブローに強烈なビンタを見舞うシーンもあるとのこと。柴咲さんは、初共演となる小栗さんについて「以前、竹中直人さんと小栗さんが飲まれている所にお誘いいただいて、ごあいさつだけさせていただいていました。それから数年たっていますので、ほとんど初めてのような気分でしたが、一度お会いしているしと思って、話しかけてみたのですが、あまり盛り上がらず…、今後どうしたら良いのか…(笑)。私よりお若いですが、懐が深い方だなぁと。今回初めてご一緒させていただいたお芝居が、いきなりビンタするシーンだったんですけど、なぜだか躊躇なくビンタさせていただきました(笑)。まったく遠慮しなかったので、パーンと良い音が響きましたね(笑)。そこらへんは良かったなぁと(笑)。小栗さんはストイックな役者さんなので、今回のようにしっかりビンタが当たった方がうれしいのではないかと思います(笑)。初日は、なかなか雰囲気がつかめず、ご迷惑をおかけしてしまったのですが、小栗さんは嫌な顔ひとつせず、受け止めて下さいましたね」とコメントを寄せている。ドラマ「信長協奏曲」は10月13日(月・祝)よりスタート/毎週月曜21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月11日去年の8月に世界同時発売され、ジーンズに革命を起した「Levi’s(R) REVEL(リーバイス(R) レベル)」から、2014年新作がお目見え。9月上旬より、全国のリーバイス(R)ストア、百貨店にて順次販売をスタートする。「パーフェクト・ジーンズ」が欲しいという女性の願いから生まれたリーバイス レベルは、グローバルデザインチームが世界中の女性数万人のボディースキャンを研究し、独自の革新的な技術「リキッド シェイピング テクノロジー」(※アメリカで特許申請中)を採用して、ボディラインを物理的にシェイプアップする革命的なシェイピングジーンズだ。ジーンズを穿く際に気になるヒップや太もも周りをサポートするボディーシェイプ感と、プレミアム4WAYストレッチによる快適な穿き心地とすぐれた形状記憶力、曲線的なステッチングと大きめのシーミングポケットの位置などの戦略的なデザインで、“穿くだけで自分史上最大の美しいボディーラインを手に入れることが出来る”と、銘打たれた広告のキャッチフレーズに違わぬ満足感を実現。「試着した後の購入率100%」というリーバイス(R)ストア店員談が聞かれるほどの好感触で、「ジーンズをきれいに穿きこなしたい」と願う女性たちを虜にしている。2014年秋冬コレクションでは、スキニーフィット、ストレートフィットの全6種類をラインナップ。ブルーデニム、ブラックデニムに加えて新色が登場してスタイルバリエーションが拡大。90年代のサーフカルチャーを想わせる、スモーキーなブルーエメラルドとボルドーは、スプレーでガーメントを染色した新しいフィニッシュ、こっくりとした深みのあるジュエルトーンでモダンな雰囲気に仕上げられている。秋の美脚デニムは、究極のボディーシェイプを叶えるこの1本で決まり。まだリーバイス レベルを試してみたことのない人はぜひ、店頭で試着にトライを。(text:Miwa Ogata)
2014年09月10日きらきらと輝くワイヤーバッグを始め、 シンプルで洗練されていながらも、さりげない女性らしさが感じられるコレクションを発信し続けているファッションブランド、アンテプリマから、iPhone5/5Sに対応したブランド初のiPhone専用ケース(バンパータイプ)が新登場。リング部分にアンテプリマの人気モチーフ「クリスタルボウ」が装飾されたスペシャルなiPhoneケースを、リングケースのような上質なパッケージに収めた。ボックスを開けると、本物のリングが入っているような、乙女心をくすぐるデザイン。通話したり、ネット閲覧するなど携帯電話の操作中、ケースのリングに指を通せばまるで指輪をしているようにも見えて、アクセサリー感覚で使える。うっかり手を滑らせて携帯が落下してしまうというリスクも減りそうだ。自分へのちょっとしたご褒美に、または友人や恋人へのギフトとしてもおすすめ。「ANTEPRIMA iPhone対応ケース」(バンパータイプ)は、4,860円(税込)。対応機種は、iPhone5,5S。商品の取り扱いは、ANTEPRIMA/MISTOの店舗(ANTEPRIMA/MISTO 阪急梅田本店除く)、ANTEPRIMA表参道ヒルズ店、ANTEPRIMA/WIREBAG六本木ヒルズ店、アンテプリマオンラインストアにて、10月28日(火)からスタート予定。(text:Miwa Ogata)
2014年09月09日女優の広末涼子を主演に迎え、「セカンドバージン」や「はつ恋」といった女たちのリアルなドラマを送り出してきた“ドラマ10”枠で放送中のNHKドラマ「聖女」。このほどJUJUが歌う本作の主題歌「ラストシーン」のCMが公開。広末さんが12年振りに歌声を披露するシーンもお披露目となった。広末さんが本作で演じるのは、美貌の連続殺人容疑・肘井基子。美術コーディネーターを自称するも、実際には資金援助をする男たちと付き合うことで生計を立てる独特の恋愛観を持った女性だ。これまで第3話までが放送されており、基子の弁護を請け負うこととなった事務所の若手弁護士・中村晴樹(永山絢斗)が、10年前に突然姿を消した自身の家庭教師・緒沢まりあと同一人物なのでは…と疑念を抱いたことで、基子の凄惨な過去と心の内の片鱗が明らかにされてきた。今回公開されたのは、そんな本作の主題歌「ラストシーン」のCM映像。広末さん扮する、大人の恋に苦悩する悲しくも美しい主人公が、本楽曲を切なく口ずさむ姿が収められている。いまではすっかり広末涼子と言えば“女優”だが、元々は1997年に竹内まりやプロデュースの楽曲「MajiでKoiする5秒前」で約60万枚のスマッシュヒットを飛ばした歌手としても活躍していた。今回の出演について、広末さんは「JUJUさんにライヴでお会いしたときに、直接『お願いします』と、お言葉をいただきました。緊張感とプレッシャーがある反面、この『ラストシーン』という楽曲がとても身近なものに感じられて、感情が入りやすく、演じることができました」とコメントを寄せている。12年の時を経て、大人の魅力を放つ広末さんに久々に“MajiでKoi”してみて。JUJUの10th Anniversary ニューシングル「ラストシーン」は9月17日(水)発売。ドラマ「聖女」は毎週火曜22時~NHK総合テレビにて放送(連続7回)。(text:cinemacafe.net)
2014年09月09日英キャサリン妃(32)が妊娠した。ケンジントン宮殿は、昨年7月22日に第1子のジョージ王子が誕生している英ウィリアム王子とキャサリン妃に第2子が誕生する予定であることを明らかにした。Facebookの英国王室のオフィシャルページには、こう投稿されている。「ケンブリッジ公爵と公爵夫人は、ケンブリッジ公爵夫人が第2子を妊娠中であることを喜んで発表いたします」「エリザベス女王と両家の家族はこのニュースに感激しています」。しかし、ジョージ王子の時と同様にキャサリン妃はひどいつわりを患っているそうで、ケンジントン宮殿で医師団により治療を受けているようだ。「初回の妊娠時と同様に、公爵夫人は妊娠悪阻を患っております」とその声明文は続けている。この体調不良により、9月8日(現地時間)にオックスフォードで予定されている中国文化の勉学のためのビルの開館式には、キャサリン妃はウィリアム王子に同行しないことも発表された。「本日に予定されていたオックスフォード訪問には、夫人はケンブリッジ公爵に同行しないこととなりました」「ケンブリッジ公爵夫人は、ケンジントン宮殿で医師団による治療を受けています」と続けた。(text:cinemacafe.net)
2014年09月08日スカーレット・ヨハンソンが4日(現地時間)、ニューヨークで婚約者との間の第1子となる女の子を出産した。29歳のスカーレットと昨年9月に婚約した31歳のフランス人ジャーナリスト、ロマン・ドーリアックとの間に生まれた愛娘はローズ・ドロシーと命名された。ドロシーはスカーレットの祖母の名前にちなんで選んだという。スカーレットは祖母のドロシー・スローンさんについて、今年2月にフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で名誉賞を受賞した際、「彼女はフランス語が母国語。いろいろな意味で、私がこうなりたいと思う人です」と語った人物。スカーレットは小さな頃、親友は祖母だと話していたそうだ。スカーレットの代理人は、母子ともに健康と発表している。「Los Angeles Times」紙によると、夫妻はわが子を世間の目にふれさせたくない主義で、プライバシーの尊重を望んでいるそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2014年09月08日現在、「dビデオ」にて好評配信中の韓国の大人気バラエティ「ヒチョル(SUPER JUNIOR)&キー(SHINee)の私たち結婚しました」が、本日9月5日(金)、ついに最終話を配信。明日9月6日(土)には、さいたまスーパーアリーナにて開催される「東京ガールズコレクション」で、“仮想夫婦”を演じているキーとモデルの八木アリサの共演が発表されていることもあり、高い注目を集めている。本作は、アジアのトップスターたちが仮想夫婦として新婚生活を繰り広げる、韓国の人気バラエティ番組「私たち結婚しました」の最新作。2組のカップルが国境や言葉の壁を乗り越え、国際結婚した本当の夫婦さながらに新婚生活を送る模様を描いており、過去の配信では、日中韓で大人気の「EXO」を始め、「INFINITE」、「BEAST」、「f(x)」、「A pink」など、いまをときめくスターグループのメンバーたちも出演し話題を博している。今回「SUPER JUNIOR」のヒチョルは、台湾のアイドルグループ「Dream Girls」のパフ・クオと仮想夫婦に。夫婦生活の最終日、パフに自分を探させるヒチョル。彼女が天文台にたどり着くと、そこには2人で過ごした思い出の写真がぎっしり。その1枚1枚に書かれたヒチョルからのメッセージに心を打たれるパフ・クオ。一緒に居ることが当たり前になっていた2人に、別れの時間が迫っていく…。一方、初めて出会ったカフェで最後の時間を過ごすキーと八木さん。タイムリミットの0時になり、去っていってしまうキーを見て、思わず我慢していた涙が溢れ出す八木さんだったが、キーは最後のイベントを決行し、感動のフィナーレを迎えることに。2組の切なくも“胸キュン”必至の結婚生活の行方を、あなたも見届けてみて。「ヒチョル(SUPER JUNIOR)&キー(SHINee)の私たち結婚しました」は「dビデオ」にて配信中。(text:cinemacafe.net)
2014年09月05日韓国で観客動員500万人以上を記録する大ヒットとなった、映画初出演の「2PM」ジュノ、チョン・ウソン、ソル・ギョングら豪華キャストが競演する映画『監視者たち』。いよいよ今週末 9月6日(土)より劇場公開となる本作から、緊迫感たっぷりの本編映像の一部をシネマカフェが独占入手した。ずば抜けた記憶力と鋭い洞察力、そして驚異的な集中力を備えた新人刑事ハ・ユンジュ(ハン・ヒョジュ)は、韓国警察特殊犯罪課(SCU)内の凶悪犯の行動監視を専門とする班に配属される。直属の上司となるベテラン班長ファン・サンジュン(ソル・ギョング)たち監視班は、武装犯罪グループの冷酷なリーダー、ジェームズ(チョン・ウソン)をマーク。だが、ジェームズは抜群の頭脳と高度な戦略で、毎回、彼らの監視網をくぐり抜けていた――。映画『私の頭の中の消しゴム』で大ブレイクしたチョン・ウソンが、危険な犯罪グループのリーダー、ジュームズとして悪役に初挑戦し、『シルミド/SILMIDO』のソル・ギョング、ドラマ「トンイ」のハン・ヒョジュ、本作が映画初出演となる人気 K-POP グループ「2PM」のジュノと、才能豊かな豪華キャストが集結した本作。今回届いた本編映像の一部は、頭脳プレーで監視の目をすり抜けるチョン・ウソン演じるジェームズと、ジュノが演じる監視班のエース、“リス”が登場する緊迫のワンシーン。おのれの目と記憶だけを頼りに標的を追う監視班と対立する、犯罪グループのリーダーを演じたチョン・ウソンは、「ジェームズというキャラクターに魅了されました。映画の前半のトーンや流れは、彼によってコントロールされていると言っていい。だから、この役を演じる俳優によって、映画の雰囲気がガラッと変わると思ったんです」とコメント。全身全霊を注ぎ込んだ本作で、計算し尽くされた、冷酷さを見せつけている。一方、ジュノは、持ち前の真面目さと愛嬌あふれるキャラクターを生かした監視班の、通称“リス”を好演。機敏かつ迅速な行動力と判断力を持った人物として、失敗の許されない現場でその能力をいかんなく発揮。映画初出演とは思えないその演技力には、共演した実力派俳優ソル・ギョング、ハン・ ヒョジュも太鼓判を押しており、今後俳優としての活躍にも期待が高まっている。また、本作の公開を記念して、彼ら2人が実際に着用した衣装が期間限定で劇場で展示されることも決定。2人が惚れ込んだキャラクターと“監視”をめぐるかつてないストーリーを、あなたも目撃してみて。『監視者たち』は9月6日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:監視者たち 2014年9月6日よりよりシネマート新宿ほか全国にて公開(C) 2013 OPUS PICTURES & ZIP CINEMA, All Rights Reserved
2014年09月04日病によって声を失した天才オペラ歌手と、彼の歌声を愛した日本人音楽プロデューサーとの絆を描いた奇跡の実話の映画化『ザ・テノール 真実の物語』。このたび、本作で、伊勢谷友介演じる日本人音楽プロデューサー・沢田と共に活躍する新入社員・北乃きいのギター弾き語り映像がシネマカフェに到着した。“アジア史上、最高のテノール”と称され、ヨーロッパのオペラ界で活躍していたベー・チェチョル(ユ・ジテ)。彼が頂点を極めようとしていたとき、甲状腺がんが判明。手術によって声帯の神経を切断することになり、歌声を失ってしまう。歌手として最も過酷な苦難を受ける彼に、日本人音楽プロデューサー・沢田(伊勢谷友介)が手を差し伸べ、音楽を通じて絆が結ばれていく…。今回届いた映像は、NTV系朝の情報番組「ZIP!」で総合司会を務めることも決まり、いま輝きを見せる女優、北乃さんの生歌によるギター弾き語りシーン。本作で北乃さんは、伊勢谷さん演じる沢田のアシスタントとして、オペラ業界の知識や経験はないものの、持ち前の明るさと行動力で沢田をサポートしていく女性・美咲を好演。北乃さんは、映画やドラマで活躍する一方、女優業と並行して音楽活動を行っており、2011年の第25回日本ゴールドディスク大賞では「ザ・ベスト5ニュー・アーティスト」に選出された実力の持ち主でもある。劇中でも、ライブハウスで行ったパーティにて、チェチョルへの歓迎の意をこめてギター弾き語りで1曲披露。歌うのは、ヘンデル作曲の傑作歌劇「リナルド」の最も有名なアリア「私を泣かせてください」のギターアレンジバージョン。まるでチェチョルの運命を憐れむように歌い上げ、観ている人を魅了する。“ギターが弾けて歌える女優”を探していたキム・サンマン監督は、北乃さんはその両方ができて、演技も自然、監督がイメージする美咲の雰囲気にぴったりとのことで、初めて顔合わせをした瞬間に北乃さんで“間違いない”と確信したという。実話を元にしたオペラ歌手を映画を描く中で、音楽は最も重要なシーンとなる。こちらから北乃さんが女優、歌手として魅せた渾身の弾き語り「リナルド-私を泣かせてください-」をチェックしてみて。『ザ・テノール真実の物語』は 10月11日(土)より新宿ピカデリー、東劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月04日今年4月期に放送された沢尻エリカ主演のドラマ「ファーストクラス」。終了からわずか4か月で、フジテレビドラマ史上最速で10月期の連続ドラマとして続編が決定した本作だが、このたび続編を盛り上げるべく夏木マリ、木村佳乃、倉科カナらが新悪女として参戦することが明らかになった。ふとしたことから、憧れだったファッション雑誌「FIRST CLASS」の編集部で働き始め、数々の嫌がらせや“マウンティング”に合いながら編集長まで上り詰め、最後は雑誌の廃刊危機を救った吉成ちなみ。続編となる本作では、その半年後にファッションブランドという新たなステージで、新進気鋭のデザイナーとして働く吉成ちなみを中心に描かれる。今回新たに発表されたキャストには、沢尻さん演じるちなみが働くブランドの創始者であり“ファッション界のゴッドマザー”に夏木マリ、敵対する大手アパレルの新社長に余貴美子、“業界の新たな女帝”でブランドの再生のためにやってくるクリエーティブディレクターに木村佳乃という大人度アップの悪女たち。さらにデザイナー軍団に、倉科カナ、篠原ともえ、市川実和子、ともさかりえ、そして“プレスのトップ・ブルドーザークイーン”に小島聖、と個性豊かな豪華女優陣が集結した。また、175cmの長身とそのルックス、そして歌手・ドラマーとしていま注目を集めているシシド・カフカが本作で女優デビューを果たすことが決まっており、菜々緒が演じるレミ絵すら頭が上がらないという、超強烈キャラ・猟奇的な姉でデザイナー役を好演する。めざましテレビのレポーターとしても活躍する鈴木ちなみも、爽やかな朝の顔から一転、超絶悪女のプレスアシスタントを演じ、フレッシュな悪女たちも登場。数少ない男性陣では、劇団EXILEのメンバーとしてドラマや映画に活躍めざましい青柳翔、そして若手俳優の最注目株として人気急上昇の淵上泰史、中村倫也に加え、「Hey! Say! JUMP」の岡本圭人も参加。物語にさらなるスパイスを加え、悪女達の闘いがさらにヒートアップする要因となる“癖のある色男たち”を熱演する。「私含めて、全員悪女」というキャッチコピーの通り強烈な悪女が加わり、前作以上に破壊度・性悪度・大人度・衝撃度が倍増することは間違いない。「ファーストクラス」続編は、10月よりフジテレビにて毎週水曜日午後10時から放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月03日チャンミン(東方神起)が主演ドラマ「Mimi」のコンプリートエディションDVD発売を記念して開催されたイベントに、ヒロイン役のムン・ガヨンと共に出席。トーク中、チャンミンはことあるごとにガヨンの美貌を絶賛し、仲の良い様子を見せつけた。チャンミンは劇中、初恋の記憶を失った28歳の漫画家のミヌと、初恋に胸を躍らせる18歳の高校生のミヌという10歳差の2人を演じており、彼とヒロインのミミの不思議な切ない恋が展開していく。本作で初共演を果たした2人だが、チャンミンはガヨンの第一印象を問われると「正直、以前から相手役はキレイでかわいくて清純な方がいいと思ってたんですが、まさにその通りの方が相手役になって会社に感謝しました!」とニヤリ。ガヨンの「(チャンミンに)おいしいものをたくさんご馳走になったし、本当に優しくて、すぐに仲良くなれました」という言葉に、さらに気をよくしたのか「うちの両親は知らないと思いますが、僕は家では無口なんですが、可愛い女性を前にすると多弁になるんです」と語り笑いを誘う。劇中、学校でのシーンが多く登場するがチャンミンは「僕自身は、早くから仕事を始めたので、あまり学校でのいい思い出はないんです。たくさんの異性の友達と楽しく過ごしたかった」と明かす。このドラマを通じて失った学園ライフの楽しさを取り戻せたよう。特に、美術室でガヨンに優しくキスされるシーンをイチオシの“胸キュン”シーンに挙げ、スクリーンにこのシーンが映し出されるとガッツポーズ!「普段、僕はあまりこんな生意気なことを言う男ではないんですが、このシーンには僕の望む全てが詰まっていると思います。美術室の窓からおぼろげに月明かりが差し込んで、彫刻を照らし、そこに主人公とヒロインがいる…パーフェクトに調和してます!こんな可愛い女子学生とキスするなんて、想像さえしたことがなかったです。僕の学生生活の全てがこのシーンにあります!」と感激した面持ちで熱弁をふるい、喜びの大きさを感じさせた。このほか劇中で、ミミの家の美容室で彼女にシャンプーしてもらうシーンについて「こんな可愛い人がいるなら365日、24時間入り浸りますね」と語るなど、ガヨンの美貌を前にチャンミンは“絶口調”だった。だが、作品に関するクイズコーナーでは「僕は全てを知っている」と豪語していたミミに関する問題で、なかなか正解にたどり着けずにファンからのヒントに頼りっきり。ガヨンからは「今日でもう会うことはないかもしれませんね」と冷たく言い放たれ、チャンミンは「集まったファンのみなさんのために行なったクイズコーナーが僕らの仲を引き裂くことに…」と苦笑を浮かべていた。「Mimi コンプリートエディション」は9月26日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)
2014年09月03日9月2日(火)、Blu-ray&DVD発売日を迎えた山田悠介原作の衝撃作『ライヴ』の発売記念イベントが行われ、主演の山田裕貴、監督の井口昇が登壇。「いつも死に方のアイデアを練っている」と豪語する井口監督が、次回の惨劇のヒロインに能年玲奈を希望して会場の爆笑を誘った。この日は『ライヴ』Blu-ray&DVDの発売を記念して応募抽選で当選した、ファン100名を無料招待。山田と井口監督による生オーディオ・コメンタリーを行うライヴ企画で、開始前マスコミの取材に応じた山田は、「山田悠介さん原作の映画を何本か観ていて、デビューして3年で主役をいただけて素直にうれしいです。主人公は物事に逃げがちないまの若者に近く、ほぼ僕の年代。嫌なことを避ける若者を必死に演じましたね」と作品への想いを吐露した。また、井口監督は劇場公開時に話題になった人が死ぬシーンについて、「登場する人をどうやって面白く死なせるか、そのことばっかり考えている」と井口ワールドの真髄を説明。俳優を観て死に方を決めることもあれば、その逆もあるといい、ポイントは「意外性」と断言する。「今回で言うと佐々木心音さんみたいに、意外な死に方がウケます。まさか顔面に、みたいな(笑)。毎回お客さんとの勝負です」とクリエイター魂を語る。今回の『ライヴ』で信頼関係を築いた山田と井口監督は、早くも次回作でのタッグを約束!? 山田の真摯な仕事への姿勢を見て感動した井口監督が、「今度は悪い男を演じてほしい」とリクエストすると、「僕も悪い探偵をやりたい(笑)」と山田も満足気に返すなどすっかり意気投合した仲の良さを見せていた。また、同作の佐々木心音のように井口ワールドで犠牲にしてみたい女優を記者に聞かれた井口監督は、「能年玲奈ちゃんですね。ふわっとしているので、危機が近づいても危険を感じないかも(笑)。いま一番悲鳴を上げさせたい女優さんですかね(笑)」とひょうひょうと言い切り、会場の爆笑を誘う一幕もあった。『ライヴ』Blu-ray&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライヴ 2014年5月10日よりヒューマントラストシネマほか全国にて公開(C) 2014「ライヴ」製作委員会
2014年09月02日『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの主人公フロド・ハギンズ役で世界的な名声を手にし、近年ではさまざまな役柄にチャレンジし続けているイライジャ・ウッドの主演最新作『ブラック・ハッカー』が、11月22日(土)より日本公開されることが決定。ネットワークが普及し、誰もが個人情報やプライバシー流出の危機に晒されているデジタル時代にふさわしいサスペンス・スリラーに挑んでいる。映画のプロモーション・キャンペーンの一環で、セクシーな人気女優(サーシャ・グレイ)と試写会のレッドカーペットを歩き、その後2人だけのディナーを楽しめるという、ファンにとっては夢のようなサプライズに当選したニック(イライジャ・ウッド)。彼はそのときを楽しみに、テキサス州オースティンのホテルに泊まっていた。しかし、女優のマネージャーから突然の電話があり、彼女の体調不良を理由に予定をキャンセルしたいと告げられる。意気消沈するニックだったが、マネージャーと“名乗ったはず”のその男は、女優の部屋を盗撮したライブ映像をパソコンで観られるようにすると、ニックに持ちかけ…。ごく平凡な男性が、謎の人物からの電話によってセレブ女優の扇情的なプライベートなライブ映像を、ついつい覗いてしまうところから始まる本作。声だけで指示してくる謎の人物が次第に凶暴な本性を現し、やがてはニックをインターネット社会の深みに突き落としていくという、時に暴走的ともいえる情報テクノロジーの発展を象徴するような21世紀のスリラーとなっている。主人公ニックを演じるのは、『ホビット 決戦のゆくえ』にも参戦することが決まっているイライジャ・ウッド。謎の男に恐喝されながら、ネットワーク社会の闇に囚われ、後戻りのできない破滅に身を落としていく男を見事に演じている。「覗く男」イライジャに対し、「覗かれる女」となる官能的で魅惑的なヒロインには、全米で最も“HOT”なセクシー女優として知られるサーシャ・グレイが抜擢された。監督と脚本を務めるのは、現在ハリウッドで豪華スタッフによるリメイクが進行中という長編処女作『タイム・クライムズ』が世界各国の映画祭を席巻したスペインの新進気鋭ナチョ・ビガロンド。全編にわたり、同時進行で刻々と変化するセクシー女優を取り巻くできごとを、1台のノートPCのモニターに広がるウェブカメラの“ウィンドウ” を通して表現するという大胆な手法を取り、予想を超えた結末を描き出している。『ブラック・ハッカー』は11月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月02日石原さとみと松下奈緒がフジテレビの新ドラマで初共演にして、W主演を務めることが明らかとなった。今回、2人の参加が発表されたのは、10月よりフジテレビの木10枠で放送される連続ドラマ「ディア・シスター」。ラブコメディーを描く本作で、2人は“凸凹姉妹”を演じることとなる。本作で石原さんが演じるのは、偏差値は低いけど要領がいい妹・深沢美咲(27歳)。天性の美貌に加え、生粋の甘え上手で、器用に生きてきた典型的な妹タイプ。一方の松下さんが演じるのは、そんな美咲に幼少期に母親からの愛情を全て奪われたという思いがトラウマになっている、姉・深沢葉月(29歳)。几帳面で潔癖で偏差値も高い、なのにちょっぴり不器用な委員長タイプだ。物語は、高校卒業後、家出をして行方知れずになった美咲が、ある日突然、葉月の部屋に転がり込んできたことから始まる。姉の家で自由奔放に暮らし始めた美咲だったが、彼女には周囲に内緒にしている“ある秘密”が、一方の葉月にも美咲には言えない“ある秘密”を抱えていて…。2人は本作が初共演となるが、お互いの印象について「TVで見ていてとても綺麗な方なので緊張します。(撮影現場で)カットがかかっても、なれなれしく“お姉ちゃん”と呼ばせてもらいます(笑)」(石原さん)、「とてもかわいらしい方という印象。かわいい妹にどんなことを言われ何をされるのかドキドキします」(松下さん)と、カメラが回らずともまさに“姉妹”といった様子だ。偶然、プライベートでも実際に“妹”の石原さんと、同じく“姉”の松下さん。私生活では、お兄さんに子どもが生まれて“叔母”になったという石原は、「これから環境や悩みは変わっていくけど、もっと相談し頼っていきたいなと思います」と明かし、松下さんは「たまに、(妹と)ケンカしますが、お互い20代になってからは友達のような部分もある」とコメントを寄せている。役の年齢設定も実年齢と同じ。果たして、どんな等身大の姉妹像を魅せてくれるのか?ドラマ「ディア・シスター」は10月よりスタート/毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月02日ジェニファー・ローレンスやセレーナ・ゴメスなどセレブの携帯電話がハッキングされ、画像などが流出する騒ぎが、31日(現地時間)に起きた。事の発端は「4chan」という画像掲示板内のあるスレッドへの書き込み。そこはセレブではなく一般女性の流出画像をやりとりするのが主だったが、1人が「お宝をゲットした」と書き込んだ。利用者たちは当初信じていなかったが、そこにジェニファーやセレーナ・ゴメスのヌード画像が投稿されるようになって、雰囲気は一変したという。ジェニファーの代理人は画像が本人のものだと認め、「これは著しいプライバシー侵害です。当局に連絡し、盗まれたジェニファー・ローレンスの写真を投稿した人は誰であれ、告訴します」とコメントした。ほかにもキルステン・ダンスト、アリアナ・グランデ、ケイト・アプトンらのヌード画像が流出したと言われているが、アリアナの代理人は画像は偽造されたものだとコメントしている。投稿された画像はアップルのクラウドサービス「iCloud」に保存されていたもので、「4chan」へ投稿した人物はジェニファーの過激な動画を所有していることを匂わせ、仮想通過「ビットコイン」との交換を要求している。掲示板には、携帯電話がハックされたセレブの一覧が投稿され、そこにはキム・カーダシアンやメアリー・ケイト・オルセン、カーラ・デルヴィーニュらの名前もある。(text:Yuki Tominaga)
2014年09月02日『君に届け』『近キョリ恋愛』など話題作を手がける映画監督・熊澤尚人が演出を務めるTBSドラマ「女はそれを許さない」。このほど本作の主演に深田恭子が決定し、6年ぶり民放連ドラ出演を果たす寺島しのぶとバディを組むことが分かった。岩崎麗(深田恭子)は弁護士になって初めての裁判で自分のミスから依頼人を傷つけ、そのことで自分も傷つき、弁護士を辞めてしまう。一方、弁護士業界最大手の事務所に所属し、次期幹部候補ともうわさされるエリート弁護士・海老沢凛香(寺島しのぶ)。高層マンションに住み、高級ワインやブランド物を好むセレブ。ドライな性格で「勝たなければ意味がない」と強引な手段で勝訴に持ち込むことも多い。ところがある案件で使った強引な手段が明らかになり、事務所をクビに。人生の岐路に立つ31歳の麗と41歳の凛香。決して逃れられない“年齢の変化”と“状況の変化”を目の前にし、居場所を失った二人はそれぞれ“幸せ”を掴もうとあがき始める。弁護士資格はあるが過去のトラウマから一人では法廷に立てない麗、超優秀だが資格を奪われやはり一人では法廷に立てない凛香。麗と凛香は二人で一人前。そんな二人は、弁護士として、女性として、幸せを掴み取ることが出来るのか――。深田さんはトラウマから弁護士を続けることをあきらめかけた主人公・岩崎麗を好演。本作で自身初の弁護士役に挑む深田さんは、「弁護士役は、はじめてですが、弱きを助け、依頼人の再チャレンジに手を差し伸べていく主人公、麗を演じられることを楽しみにしています。視聴者のみなさんにも毎週胸のすく様なドラマお届けしたいと思ってますので、楽しみに待っていて下さい」と意気込みを語る。深田さんとバディを組む相手・海老沢凛香役の寺島さんは「強かに頭を使って生きている人だと思います。こういう人ほどふとした隙間にそこはかとない孤独な風が吹いているのかとも思っています。そういう女性は私にはとても魅力的です」と自身の役柄を分析。そのほかのキャストには、研修中のため法廷での発言権がない新人弁護士・滝口泰輔役に溝端淳平、凛香が所属していた大手弁護士事務所の後輩弁護士・工藤誠司役に吉沢悠、エリート弁護士であり、凛香の元カレ・葛城雄二役に加藤雅也、凛香の元上司である児玉義勝役に竹中直人、凛香の行きつけのバーのオーナーで実はゲイであるという蝶野薫役に松重豊と実力派俳優陣が集結している。ドラマ「女はそれを許さない」は10月21日火曜よる10:00からTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月02日女優の広末涼子が主演を務めるNHKのドラマ「聖女」。「セカンドバージン」や「はつ恋」といった女たちのリアルなドラマを送り出してきた、“ドラマ10”枠で放送される本作。第3話の放送を前に、広末さんのまさに“聖女”な姿を収めた劇中ビジュアルが到着。さらに、チーフ・プロデューサーから見どころコメントが寄せられた。広末さんが本作で演じるのは、美貌の連続殺人容疑・肘井基子。これまでの第1話・第2話では、彼女の弁護を請け負うこととなった事務所の若手弁護士・中村晴樹(永山絢斗)が、10年前に突然姿を消した自身の家庭教師・緒沢まりあと同一人物なのでは…と疑念を抱いたことで、基子の過去と心の内の片鱗が見えてきた。そして迎える9月2日(火)の第3話「プライド」では、さらに彼女の深い深い闇の淵を覗き見ることとなる。晴樹と同じ事務所の黒坂(田畑智子)は、基子の故郷を訪ね調査を始めたものの、聞こえてくるのは、彼女と母・雅恵(安藤玉恵)の極貧親子の金と欲がらみのひどい噂ばかり。しかしそんな中、所長の前原(岸部一徳)は厳しい裁判を覚悟するが、殺人未遂事件の被害者・千倉(大谷亮介)の意識が戻り、「基子は犯人でない」と証言しているという情報が飛び込んでくる…。本作のチーフ・プロデューサーは、この第3話についてこんなコメントを寄せている。「『“愛”と“欲”とは同じもの』などとストレートに発言することで、世間から“悪女”のレッテルを貼られてしまう基子ではありますが、第3話ではそんな基子の過去が露わになります。晴樹が基子の過去を調べながら、『なぜ、基子は“悪女”と呼ばれる女性になっていったのか?』を知っていきます。これは、けっこう晴樹にとってはツライ仕事です。10年前の初恋の人であり、あんなに深く愛してしまった基子の悪い話ばかりを聞かされて、北九州での聞き込みは気の滅入ることばかりでした。演じる永山くんも現場ではいつにも増して寡黙になり、何かに耐えているような様子。『いや~、好きな女の人の悪口ばっかり言われるなんて、ホント耐えられませんよ』とポツリ。なので、たった一人だけ基子を褒めてくれた人に出会うシーンの撮影では、晴樹の嬉しそうな表情が絢斗くんの表情そのものに思えました。いい、笑顔をしていますよ。今回、もっとも重要な登場人物と言えるのが、基子の母・雅恵(安藤玉恵)。夫を亡くしたあと、女手一つで基子を育てました。彼女が常に基子に言っていたのが、『気高く、聖女のように生きろ』という言葉。ここに基子の人生のルーツがあったんですね。撮影現場で安藤さんが『私が広末さんのお母さんって、なんか変じゃない?』とつぶやきました。しかし、誰も返答をしないので、しびれを切らした安藤さんが『たぶんね、父親が美男子だったのね』と大きな声で言うと、現場は大爆笑。ずっと、みんな思ってたんですよね。でも、この母娘のとても強い結びつきを表現するシーンでは、さすが安藤さん。まるで聖母のような表情で幼い基子を抱き寄せていました。物語の後半は、一気に裁判直前モードに突入していきます。事件の全容がはじめて明かされ、晴樹たち弁護団と検察との駆け引きがサスペンスを盛り上げます。とくに千葉検事役で登場する池田成志さんの敏腕狡猾ぶりは見どころ。公判前整理手続きで、飄々とした岸部一徳さんと池田さんがバチバチと火花を散らす感じが、シビレますよ。でも、なんと言っても最大の見どころは、晴樹と基子の“LOVE”の部分。『晴樹、危ない!』と思わず叫んでしまう人が続出すること間違いないと言えるくらいに、晴樹が基子に魅入られて危険な一歩を踏み出す場面があるのです。もちろん、基子は拘置所にいるので晴樹と会うのは接見室のガラス越しなのですが、それでも精神的には、第1話のベッドシーンを凌駕するほどの濃厚なラブシーン!と言って差し支えありません。このシーンが、第3話見どころのナンバー1です」。今回、到着したビジュアルは、そんな基子の“聖女”な一面が垣間見える劇中のシーン。純白のレースを頭からかぶり、何かを願うように目を閉じる基子の姿が収められている。果たして、彼女は心の内で何を願うのだろうか?ドラマ「聖女」は毎週火曜22時~NHK総合テレビにて放送(連続7回)。なお、第2話「愛を乞う女」再放送は、9月2日(火) [月曜深夜]25時25分~NHK総合テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月01日「TEAM NACS」の戸次重幸を主演に、「女性チャンネル♪LaLa TV」で好評を博したオリジナルドラマ「エンドレスアフェア~終わりなき情事~」が、このほど『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』として新たに再編集され、10月11日(土)~17日(金)の期間限定でレイトショー公開されることが決定。さらに、ファン垂涎の「スペシャル・メイキング映像」が同時上映されることも決まった。社運がかかった2020年のビッグプロジェクトを何としても物にしたい、一流商社の次期部長候補、立花康介(戸次重幸)。専業主婦の妻・奈保子(酒井若菜)とは、最近セックスレス気味。念願のプロジェクトリーダーに任命されたものの、同期入社のライバルが現れ、立花は藁にもすがる思いで登録したSNSで、大学時代の元カノ・麻里衣(小島聖)がこのプロジェクトに関わるキーマンたちとつながっていることを知る。やがて、20数年ぶりに再会した2人は、一夜を共にしてしまい…。本作は、仕事も家庭も順風満帆だったはずのエリート商社マンが、SNSを通じて甘く危険なゲーム“SNS不倫”に溺れていく、禁断のラブ・サスペンス。「女性チャンネル♪LaLa TV」製作のオリジナルドラマ“LaLa ドラ”第2弾として、8月23日(土)に前編、8月30日(土)に後編が放送され、いま地上波を席巻する幾多の不倫ドラマにも負けない、ゾクゾクする甘くて危険な“ゲーム”は大きな反響を呼んだ。劇場版は、ドラマ版の監督を務めた松田礼人のこだわりにより、より過激にクールに再編集されたディレクターズカット版。ポスタービジュアルも、新たに色彩鮮やかにリニューアルされており、さらには劇場でしか見られないメイキング映像も同時上映されるという。主演を務めた戸次さんは、「続編でもスピンオフでもない、今回の“ドラマの映画化”という試み。ドラマはCS放送ということでしたので、観られていない方もたくさんおられると思います。ですので、主演させていただいた身としては、そういった方々にも観ていただける機会を得て、大変嬉しく思っています」と喜びのコメント。また、「テンポ良く見せなければならないドラマと違い、映画は登場人物の心情をより深く見せられるカット割りや、音楽の使い方ができるので、ドラマ版を観ていただいた方にも、また改めて楽しんでいただける作品に仕上がっています。男女で全く感想の異なるこの作品。できるなら男女で観ていただき、そしてできるなら、本当の感想を言い合っていただけたら幸いです」とアピールしながらも、「男性はなかなか難しいでしょうが…(笑)」と意味深に語った。さらに、松田監督からは「何が正しくて、何がうそなのか、答えはなくて。男性は間違っていて、女性は正しいのか、それだけでは言い表せなくて。ただ、女性がかっこよく歩いていく姿を描きたい、そんな思いでこの物語を紡いでいきました。その姿にみなさんなりの答えを見つけてもらえたら、と思います」と、劇場版への思いをコメント。「戸次重幸さんの演じる“オトコ”は全ての男性に共通する“オトコ”の姿。小島聖さんと酒井若菜さんの演じる“オンナ”たちに“オトコ”は到底かなわない。だったら“オンナ”たちにはとことんカッコよくいて欲しい」と、改めて本作を通して女性たちにエールを送る。新たに生まれ変わった“終わりなき情事”を、あなたも劇場で目撃してみて。『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』は10月11日(土)~17日(金)、渋谷シネクイント、ユナイテッド・シネマ札幌にてレイトショー公開。限定同時上映:劇場でしか見られない!スペシャル・メイキング映像(text:cinemacafe.net)
2014年09月01日映画『ホットロード』の大ヒット御礼舞台挨拶が8月31日(日)に都内劇場で行われ、主演の能年玲奈と登坂広臣(三代目J Soul Brothers)、三木孝浩監督が登壇。能年さんと登坂さんは自身と親との関係性ややりとりを明かし会場をわかせた。紡木たくの人気漫画を発表から30年近くを経て映画化。湘南を舞台に親に愛されていないと感じ、学校からも半ばドロップアウトした少女・和希と不良たちの先頭に立ってバイクで疾走する少年・春山の純愛、青春を描く。能年さんは、初めて本作への出演が決まったことを伝えたときの周囲の反応について尋ねられ、原作漫画を発表当時に読んでいたという母親の反応を紹介。「ビックリしてました。『あぁっ!』って言ってましたね。衝撃的だったみたいです」と明かす。さらに「最初は『イメージと全然違うな』と言われました(苦笑)。でも、映画を観てくれて『よかったよ』と言ってくれて安心しました。何度も足を運んでくれているみたいで、親バカです(笑)」と語った。一方の登坂さんも「両親が観て『よかったよ』『ビックリした』と言ってくれました。うちも親バカです(笑)。珍しくほめられました」と明かす。登坂さんにとっては本作が映画初出演作であり、そもそも演技をするのも初めての経験。両親にとって、息子の演技する姿を見るのは「きっと幼稚園のお遊戯以来(笑)。ホームビデオで撮ってたのを覚えてます」と笑う。そのときは「侍D」といった脇役だったそうで「ちょんまげをつけて、セリフも『〇○でござる』とかだけだったと思う。いまだに『あんたは侍Dだったね』と言われます(笑)」とのことで、そこから『ホットロード』に主演するまでに成長した姿を両親に見せることが出来て誇らしげだった。能年さんは、本作の公開に際し、雑誌やインターネットの取材に加え、TVにも数多く出演。普段はなかなか出ることのないバラエティ番組にも出演したが「慣れない場で緊張しましたが、プロの方がいらっしゃったので楽しかったです」とふり返る。質問に対しじっくりと考え、一語ずつ、ゆっくりと言葉を選んで話す姿に、この日の司会者のアナウンサーからは「時が止まる」などとイジられるも「気にしても気にしなくてもどちらでもいいです」と笑顔でサラリとかわしていた。『ホットロード』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホットロード 2014年8月16日より全国にて公開(C) 2014「ホットロード」製作委員会 (C) 紡木たく/集英社
2014年09月01日『悪人』『横道世之介』の吉田修一による原作を、初共演の鈴木京香と高良健吾を迎えて行定勲が監督する連続ドラマW「平成猿蟹合戦図」。行定監督が初の連続TVドラマに挑む本作から、萩原聖人や高岡早紀、さらに中原丈雄、石橋蓮司といった実力派、さらに福田彩乃、マキタスポーツなど個性派が揃ったオールキャストの情報が解禁。中でも福田さんが、彼女に当て書きされたというホステス役でこれまでにないセクシーな姿を披露していることが明らかとなった。舞台は東京・歌舞伎町。ひき逃げ事件を目撃したバーテンダー・浜本純平(高良健吾)は逮捕された男と現場にいた男が別の人物だと気づく。どうやら真犯人は世界的チェロ奏者の湊圭司(萩原聖人)で、彼の兄が罪をかぶっているらしい。純平は一攫千金を狙い、弟分のホスト・真島朋生(浅香航大)と共に、湊をゆすることに。だが、そこへ立ちはだかったのが、湊の敏腕マネージャー・園夕子(鈴木京香)。その存在感に圧倒された純平たちはあっさり降参。一方で、夕子もみんなから愛されている純平のキャラクターに興味を持ち始める。まったく別の世界で生きてきた2人の意図せぬ出会いは、周囲の人間を次々に“復讐”という名の大騒動へと巻き込んでいき――。文字どおり平成の“猿蟹合戦”となる復讐劇を描く本作で、福田さんが演じるのは、朋生の妻でホステスの美月。朋生を追って、息子の瑛太とともに長崎から上京してくるという役どころだ。今回、公開された劇中ビジュアルのように、普段はなかなか見られないセクシーな姿も披露しているという。「わたしが演じる美月が、“モノマネホステス”!?という驚きから始まりました」と初めて脚本を読んだときの感想を話す福田さん。「展開も速く、パズルを解いていくような復讐劇で、とても気持ちがよかったです」と当時をふり返る。また、行定監督との初タッグとなった現場は「とても刺激的でした!あと冬でとにかく寒かったです(笑)」というが、「空き時間には『ものまね教えて~』とおちゃめな一面もあり、とても楽しい現場でした」と行定監督の素顔を明かす。さらに、視聴者へ向けて「どうやって復讐を展開していくのか、最後まで目が離せなくなる出来事が次々と起こっていきます。誰が蟹で誰が猿なのか。観たらきっと『早くこの猿を木から落としてやりたいっ!』と、うずうずして、たまらなくなると思います。一人一人が愛おしく、若者たちが、臼や蜂と集まって世の中を変えようと懸命に生きる様は、まさに“平成猿蟹合戦図”!ぜひ楽しみにしていてください!」と、見どころを語ってくれた。<土曜オリジナルドラマ>連続ドラマW「平成猿蟹合戦図」はWOWOWにて11月15日(土)夜10時より毎週土曜放送(全6回)。(text:cinemacafe.net)
2014年09月01日福山雅治が最後の超大物キャラを演じることが発表された『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』で、御庭番衆の巻町操(まきまちみさお)役として、これまでのイメージとはがらりと違ったアクションを披露している土屋太鳳。先日は、2015年4月スタートのNHKの朝ドラ「まれ」の主役・津村希に大抜擢されたばかり。現在、「花子とアン」でもヒロイン・花子(吉高由里子)の妹・ももを好演している土屋さんだが、ブレイクのきっかけは、2011年、連続ドラマが好評を博し、その後映画化もされた長谷川博己主演「鈴木先生」だ。今年は彼女を筆頭に、かつて学園ドラマの女子生徒役で知られた女子たちが、映画、ドラマ、CMにと大躍進を遂げ、いまやネクストブレイク必至の注目女優へと成長しつつある。<長谷川博己「鈴木先生」も虜にした正統派美少女は朝ドラ連覇>まずは、第22週目の放送から「花子とアン」に久々に戻ってきた土屋さん。2005年、角川映画とソニーミュージック、Yahoo!Japanが合同で実施したスーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックスにて「審査員特別賞」を受賞して芸能界入り。黒沢清監督『トウキョウソナタ』(’08)で映画デビューを果たし、 井上真央主演の「おひさま」(’11)では井上さんの生徒役で印象を残した。太鳳(たお)という名前は珍しいが、母親が見た夢から名付けられたという本名だ。「鈴木先生」では、長谷川さん演じる鈴木先生が一目を置くクラスのマドンナ・小川蘇美役を好演。その後は「黒の女教師」にも出演し、榮倉奈々らが演じる教師たちから“課外授業”を受けて変わっていく松本栞役で印象を残した。大友啓史監督とは「龍馬伝」(’10)以来となる『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』は、オーディションで操役をゲット。日本女子体育大学で舞踊学を専攻中で、クラシックバレエや日本舞踊の経験もあるだけに、蹴りの足の上げ方や身のこなしなど、佐藤健演じる剣心を相手に軽やかなアクションを見せている。正統派美少女にして運動神経抜群、「まれ」も2,020人の中からオーディションで主役の座を勝ち取った努力家。その上、ブログなどでは自分の考えをしっかりとした文章で書けることも知られている。9月13日(土)にはシリーズ完結となる『るろうに剣心 伝説の最期編』、そして8月30日(金)には“殺人鬼”役を演じる主演映画『人狼ゲーム ビーストサイド』の公開も控えており、注目若手女優の筆頭株であることは間違いない。<『思い出のマーニー』のメガネ少女は「夜行観覧車」の演技派>また、土屋さんと「黒の女教師」で共演し、岩井俊二脚本・企画プロデュースの深夜ドラマ「なぞの転校生」、さらに「夜行観覧車」「名もなき毒」などで圧倒的な演技力を発揮する一方、福士蒼汰と共演する「au」や「Cook Do」の“麻婆茄子”“回鍋肉”のCMでコミカルな姿を見せている杉咲花も、もちろんそのひとりだろう。ジブリ初のWヒロインと発表された『思い出のマーニー』では、3人目のヒロインとなる、メガネ少女・彩香の声を担当していることでも話題に。彩香は、東京から湿っ地屋敷に引っ越してきた、マーニーの秘密に興味を持つ好奇心いっぱいの女の子。当初キャスティングが難航したという彩香役に、“回鍋肉”のCMを見た西村義明プロデューサーが「夢想家の彩香にピッタリ」と抜擢。米村監督からも「イメージどおり」との大絶賛を受けている。杉咲さんの母親はシンガーのチエ・カジウラ、父親は80年代、「レベッカ」「RED WARRIORS」のメンバーとして活躍したギタリスト・木暮武彦。杉咲さん自身は写真を趣味にしており、アーティステックな一面も持ち合わせている。先日までWOWOW×TBS合作ドラマ「MOZU」では香川照之の娘役で出演していたが、9月6日(土)公開の『イン・ザ・ヒーロー』では事務所の先輩である唐沢寿明の娘役に。2015年には、中谷美紀が主演を務め、片桐はいり、黒木華らが出演する三島有紀子監督作『繕い裁つ人』(1月公開)にも出演。佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役となり北川景子や柄本明など豪華キャストがそろう『愛を積むひと』(初夏公開予定)では、「HERO」の吉田羊の娘役で、男子のネクストブレイク筆頭、野村周平と恋人同士を演じることが分かっている。<美人モデル姉妹が最新CMの話題を独占!?>そして、姉妹で「Seventeen」モデルとしてだけでなく、CMや映画、ドラマに活躍を見せるのが、広瀬アリスと広瀬すず。姉のアリスさんは「黒の女教師」「35歳の高校生」などでも知られるほか、「鋼の錬金術師」の荒川弘によるコミックの実写化『銀の匙 Silver Spoon』では長かった髪をバッサリ、北海道でおよそ1年に及ぶロケで農業高校の生徒役に挑んだことも記憶に新しい。「コンタクトのアイシティ」のCMでは、目を細めて眉間に皺を寄せる、モデルとは思えないほどの変顔も披露しており、福田麻由子主演の日仏合作映画『FLARE-フレア-』では、『17歳のカルテ』のアンジェリーナ・ジョリーを彷彿とさせるような、影ある演技を見せたことでも映画ファンの注目を集めた。また、実の妹であるすずさんも、香取慎吾&杏出演の「幽かな彼女」、佐藤健の妹役として「ビター・ブラッド」などに出演。「プロポーズされたら、ゼクシィ」で見せる大人っぽい涙顔や、「LINE PLAY」でのかわいいダンスなど、最新CMで活躍中だ。「ビタミン炭酸MATCH」では姉妹共演も果たしており、ネクストCM女王との呼び声も高い。映画では、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆とともに4姉妹を演じる、是枝裕和監督の最新作『海街diary』(2015年初夏公開)がクランクインしたばかり。2人そろって、これからも目が離せない姉妹となりそうだ。さらに、現在放送中の学園ドラマといえば「GTO」だが、こちらにも、「あまちゃん」の松岡茉優、『想いのこし』の公開が控える松井愛莉や、「ごちそうさん」の松浦雅、『旅立ちの島唄~十五の春~』の三吉彩香、実写版『魔女の宅急便』の小芝風花など若手女優たちが続々。彼女たちの飛ぶ鳥を落とす勢いのフレッシュなパワーに注目だ。(text:cinemacafe.net)
2014年08月30日「私、18歳になる時に、いままでの自分を全部、捨てちゃったんです」――。字面だけ見ると、若さゆえの奇をてらった“不思議ちゃん”発言のようだが、さにあらず。彼女の言葉はフワフワと宙を浮いてはいない。いや、言葉以前に彼女の佇まいそのものが、18歳という年齢が信じられないほどの地に足の着いた落ち着きを感じさせる。自分を無理に大きく見せようとするような気負いが全く感じられないのだ。改めて映画『リトル・フォレスト』で、実年齢よりも年上の主人公を違和感なく演じられたワケが分かる気がする。社会現象となった「あまちゃん」で主人公・アキ(能年玲奈)の親友の美少女・ユイを演じ、お茶の間の誰もが知る存在となった橋本愛。「あまちゃん」と同じく岩手県で撮影された『リトル・フォレスト』のオファーは、まだ「あまちゃん」を撮影していた時期に彼女の元に届き、その後、1年にわたって季節を巡りながら撮影が進められた。原作は「月刊アフタヌーン」(講談社刊)に連載された五十嵐大介の人気漫画。東北の小森と呼ばれる小さな集落にてひとりで暮らす主人公・いち子が、自給自足に近い生活を送る姿をカメラが静かに追いかけていく。春夏秋冬の4部作で、まもなく『夏・秋』が封切られ、続いて来春に『冬・春』が公開を迎える。聞くところによると本作、マスコミ向けの試写会でも女性の鑑賞後の支持率がかなり高いらしい。いち子は一度は都会に出たものの、自分の居場所を見つけられずに田舎へと帰ってきた女性。そんな彼女に共感する気持ちと、自然の中で自給自足の生活を送ることへの憧れがこうした評価に繋がっているのだろう。淡々と、いち子は食物を育て、収穫し、食していき、カメラはその姿を静かに捉えるが、その姿はドキュメンタリー映像を見ているような錯覚を与える。橋本さんは、1年の撮影期間中、ほかの仕事も同時並行でこなしつつ、季節ごとに幾度となく東京から岩手へと足を運んだ。先に述べたような見る側のこうした生活への“憧れ”もあって「岩手での日々は“撮影”という感じではなく、単に田舎で生活しているという感覚だったのでは?」と尋ねられることも多いそうだが、橋本さんは静かに首を振る。「むしろ、いわゆる撮影っぽい撮影でした。岩手に通っていると周りからも『家に帰るような感じ?』とか、『リフレッシュに行くような感覚?』と聞かれることが多かったんですが、いやいや『仕事、仕事!』という意識で、自分の中でもいっぱい、いっぱいな部分が多かったですね」。そもそも、自然に囲まれての自給自足の生活自体、簡単でもなければ楽しいことばかりでもない。田植えをし、薪(まき)を割り、チェーンソーを駆使して木材を加工し、鴨を絞めて肉をさばく。撮影を通じて大変だったことを尋ねると「正直、向こうでの暮らしは“一定して”大変すぎて(苦笑)、感覚が麻痺してくるようなところもあって、逆にそうした一つ一つの作業を徐々に大変とも思わなくなってきました」とその過酷さの一端をのぞかせ、さらにこう付け加えた。「薪割りもチェーンソーもコツさえつかめばすぐにできるんですよ。その感覚は新しいというか面白かったですね。体は全部、知ってるんだけど、変なことを考えていたり、余計なところに意識が行くとできなくなるんです」。ドキュメンタリーではなく、あくまでフィクション。だがその一方で、1年という長い撮影期間、一人での撮影時間が多くを占めたことなど、これまでの作品とは撮影の手法などが大きく異なっていたのも事実。いち子という女性へのアプローチをこう説明する。「いち子自身、“山猿”かというくらい(笑)、ガサツなところとかがあったりするんですが、一方でとても内気でひとりで考えこんじゃうタイプなんですよね。わりと揺れているんです。私自身、小森という場所に立ってみて、最初に夏に行った時は『すごくいいところだ』と思ったけど、だんだん同じ景色に飽きてきたり、いい意味で慣れたり、飽きたりというのがあって、ここを好きになったり、嫌いになったりという安定してない感じが自分の中にありましたね。少し前に『冬・春』を撮り終えたんですが、それと比べて『夏・秋』はフワフワしていたと思います。でも、原作がそもそも掴みどころがなくて、物語はあるけどモノローグばかりで、いい意味で曖昧で、変な、すごくいいバランスを持っていたので、それを映画にも継承できればという気持ちでした。途中で『もう、いち子じゃなくて、“私(=橋本愛)”でいいんじゃないの?』と思うこともあって(笑)、それを試したりしつつも、やはりいち子はいち子だという明確な人物像もどこかでしっかりと持ってました」。いち子との年齢差に関しては、決して違和感を抱かせないが、橋本さん自身は1年を通じて難しさや葛藤を感じていた。「すごくありました。この1年で17歳と18歳をまたいだんですが、すごく変わりやすい――単純に顔や外見もそうだし、内面も変わっていく時期に、こういう多少、揺れてはいるけどある程度の軸のぶれのようなものは収まっている年齢の女性を自分が演っていいのか?という不安はありました。絶対に自分が変わってしまうという確信がありましたから(苦笑)。他の作品の現場も経験し、見えるものも変わってくるし、逆に前に出来ていたことが出来なくなったり…。そんな中でこの役をやるのは、終わりまで恐怖と不安でしかなかった。ふり返っても『楽しかった』というよりも必死でした」。改めて、自給自足の生活をふり返り「抜群に良いのは、自分の家の畑から朝、野菜をもいでそのまま朝食にできること。最高でした。これまで嫌いだったものが食べられるようにもなりましたから」と語る一方で、こうした生活は全体で見たら「やはり、自分には向いてない」とも。「毎年毎年、(田植えや種まき、収穫など)同じサイクルで同じことをする――長い時は1年後にしか実にならないものを準備するというのは、眩暈(めまい)がしそうな暮らしだなと思います。いま自分は都会で、欲しいものを欲しい時に手に入れる暮らしをすることに慣れて、そういう生活を好んでしているので、(収穫の)保証のない生活に踏み出すというのは怖いですね」。それはもちろん、どちらが良いという問題ではない。ただ、18歳の彼女はいま、自らの変化、そして見える景色や経験、温度、感動、あらゆるものが変わっていくことに身を委ね、楽しんでいるのだ。「変化は感じています。(演技という点でも)とっても変わりましたね。前は現場でも『遊ぼう』『ふざけよう』ってことばかり考えていた気がしますけど、いまは『言われたことを最大限出せるように』という気持ちが強いですね」。冒頭の言葉は、「あまちゃん」という大きな存在について改めて尋ねた中で出てきたもの。「ふり返ると、あまりに無自覚だったなと思います。撮影中も、作品が独り歩きしている感覚はすごく強くて、私は毎朝、起きて見ていたわけじゃないので『私、流行に乗れてない!』って思っちゃったり…(笑)。それくらい私にとっては遠い存在でもありました。いまになると、畏れ多いような感覚なんです(笑)。普通に電車に乗ってると『え?電車に乗るの?』と言われたりするんですが、そう言わせるくらい、大きな作品だったんだなといま、感じています」。だからこそ、あえて彼女は過去を意識的に切り離した。決して「忘れた」わけではない。経験として血肉になって自らの内に在ることを自覚した上で、寄りかかったり、すがるのではなく、彼女は既に歩き始めているのだ。まだまだ「やったことがない」ことがたくさんある。「ちゃんとしたコメディをやったことがないんですよね。(主演ドラマの)『ハードナッツ! ~数学girlの恋する事件簿~』や『ねんりき! 北石器山高校超能力研究部』はコメディだけど、明確なキャラクターを指示されて、人間的な部分を捨てて役を作ったんです。よりリアルというか、人間性の濃いコメディをやりたいなとは思いますね。私自身は、変な映画が好きなんです。予定調和ではなくて『え?何いまの?』『いま、何を見せられてるんだ?』と感じる瞬間がある映画が」。18歳と思えないほどの冷静な視点で現実を見つめつつ、この先、スクリーンの中では大いにぶっ飛んだ姿を見せてくれそうな気がする。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2014年08月30日真面目で努力家で、気遣いが出来て、知性とユーモアと熱さを持ち合わせ、情熱を注ぎ人生を懸ける“これ”というやりがいを持っている男。そんな絵に描いたような“理想の男”なんているのか?と思うが、写真撮影を含め時間にして40分ほどのインタビューの間に、鈴木亮平はこれらの特性をことさら誇示するでもなく、ごく自然に感じさせた。もちろん、人格者であることが良い俳優の条件ではない。どんなに人間性が素晴らしくとも、演技力がなければ認められない世界である。だが、この男のここ数年の軌跡を見れば、いや朝の8時にTVのチャンネルをNHKに合わせ、その演技を見れば、そんな意地悪な言いがかりなど無意味だとすぐに分かるはずだ。その「花子とアン」(NHK連続テレビ小説)の放送が続くさなか、鈴木さんが、お茶の間の支持を集める村岡英治とは似ても似つかない、暴力の世界に生きる“金髪マッチョ男”に扮し、ラップを口ずさむ主演映画『TOKYO TRIBE』がいよいよ封切を迎える。現代日本映画において“鬼才”と冠せられる数少ない監督のひとり、園子温の最新作で鈴木さんは何を手にしたのか?いま、最も注目を集める男の素顔に迫るインタビュー【前編】!原作は、独特の世界観で海外でも注目を浴びる井上三太の伝説的コミック。ブクロにシヴヤ、シンジュク、ムサシノなど、それぞれの地域に根を張る“族(トライブ)”が勢力をふるう近未来の首都トーキョーを舞台にした壮絶なバトルを猥雑に、コミカルに、激しく描き出す。まずはメラという役柄について質問しようとするが、なぜか鈴木さんの方から質問が飛ぶ。この日は複数の媒体による合同取材という形で取材が行われたが、差し出された見本誌を手に「〇○さん(媒体名)ってどうやって就職するんですか?普通に就職活動をされて、編集部に配属されるんですか?単純な興味なんですが…」と根掘り葉掘り、編集者に逆質問。好奇心の強さを実感させられると共に、現場の空気が一気に和んでいく。改めて、役作りについて。メラは「ブクロWU-RONZ」のヘッドで、日本刀と二丁拳銃を武器に戦う狂気を帯びた男。オープニングからいきなり、メラが街の取り締まりに来た婦警(佐々木心音)の胸を揉みしだきながらトーキョーの現状をラップに合わせて説明するというフザけた(!)シーンで幕を開ける。鈴木さんは「メラは哀しい男なんです。幼少期からすごいコンプレックスを抱えていて、人の上に立つこと、他人を暴力で服従させることで自分の存在を感じたい男だと思うんです」と自ら分析したメラの人物像を語る。「ただ、この映画ではそういう真面目な答えは一切、必要ない気もするんですけど…(苦笑)」と自嘲気味に漏らすが、それでもそこまでやるのがこの男の性分。映画で描かれない原作の設定はもちろん、その奥の奥、その人物の歩んできた人生や思考と嗜好まで、理由を含めて考え抜き、積み重ねていく。「そういうところは、朝ドラであれ、こういうエキセントリックな役であれ変わらないですね。いや、むしろこういう漫画原作の登場人物の方が、こういう作業をしっかりとやらないとペラペラになってしまう可能性があって危ないと思うんです」。本作のメラを含め、『HK/変態仮面』、『ガッチャマン』といった漫画やアニメを原作としたややエキセントリックなキャラクターの濃い役柄から、「花子とアン」の村岡に代表される現実世界に即した人物まで幅の広い役柄を、観る者に違和感を感じさせることなくこなすが、バックグラウンドまでも計算に入れたこうした緻密なアプローチが、それを可能にしているのだ。どのタイプを演じるにせよ、大切にしているのはその人物の「何もしていない」日常の部分だという。「例えば食事のシーンなどは、その人物の関係性や育ちが強く出てくる部分なので気を付けてますね。家族と一緒にいるところもそう。その人のルーツですからね。例えば『変態仮面』の撮影に入る時、“変身”後のところは正直、全く不安を感じてなかったんです。むしろ、変身していない時の彼――漫画的なキャラクターを実写で愛着のモテるキャラクターに出来るかどうかの方がずっと不安でした。一面で役を捉えてしまうのが怖いんです。優しい人を演じる時、優しい芝居で笑顔でいるだけでは本当の優しさ、人間らしさは感じられない。じゃあ、優しい人間であるその人の悪いところはどんなところなのか?ということを考えますね。メラならば、怖い男だけどなんでこうなったのか?どんな良いところがあるのか?どんな愛情を求めているのか?というところからの方が、逆に怖さが見えてくるんです。なぜメラはこんなに刀に執着があるんだろうか?と考えた時、原作では彼はブッバ(竹内力)に両親を殺されているんですが、ここからは僕の妄想で、刀で両親を斬られたことで、逆に刀で人を斬る瞬間にエクスタシーを感じ、オーガズムに達するんじゃないか?じゃあこいつは、殺人自体に興味はなくて、斬る瞬間の高揚感を欲してるから、斬った後の死体はどうでもいい。じゃあ、斬るアクションの後で人ではなく刀を見ていた方が結果的に怖いんじゃないか?という結論に至ったり、いろいろ見えてくるんです。こういう部分が役者としての準備段階ですごく楽しいんです。一つ一つ説明する必要はなくて、結果だけを見てもらえればいいんですけどね」。ここまで深く考え、自分なりに役を作り上げた上で撮影に赴くわけだが、今回、現場で園子温監督が与えてくれたものは?多くの俳優が園子温の指名とあらばどんな役であれ参加したいと口にする。これまで多くの個性的な監督と仕事を共にしていた鈴木さんの目に“鬼才”はどのような男に映ったのだろうか?「ストレートな熱量がすごく大きい方です。映画監督って最近は特に、いろんな部署のバランスを取ることも求められるから、穏やかな方が多いんです。でも、園さんは自分の情熱と思いつきで周りが何も見えなくなるくらい集中してて、主演俳優の僕でさも質問できない雰囲気だったりするんです(笑)。その熱量が役者にも『絶対に負けたくない』『この人の度肝を抜きたい!』と思わせるんですよね。その分、こっちも準備して考えていくし、園さんは今回の現場でほぼ事前には何も言わず『ハイ、やってみて』というスタンスだったんです。こっちも最初から120%で行かないといけないし、そのヒリヒリ感が僕にとっては一番の魅力でした。現場もね、どんどん変わっていくんです。そもそもメラの二丁拳銃も予定になかったのに、当日になって言われましたから(笑)。刀が並んでいる中に拳銃も混じってて『拳銃を携帯電話代わりにします』と。意味わかんないですよ(笑)。急に『今日は二丁拳銃を使ってアクションします』って。『今日は』って何だよ!?日本刀のキャラじゃないのかよ!でも、園さんの中で正解であれば正解なんです。そのセンスを全面的に信じて集まってきたスタッフが現場にいるわけですから。その一体感も大きな魅力でした」。積み上げて、準備を重ね、考え抜いて持っていったことに対し、現場で急に違うことを求められ、さらなる上乗せを要求される。一般の仕事として考えたら、ストレスこの上ない作業だが…。「でもそれが気持ちいいんです。準備していったものをガンっと壊されるのも好きです。一体感があって、ジャズのセッションをしているようで。自分の持ちうる力を全て注いで、一発勝負で出していく。それがよく分からないけど、エネルギーとして映画に宿ると思うんです」。ここまでの話で十分に理解、想像できるが「最近、自分でも気づいたんですが、すごくMっ気があると思います」と語るように、興味を持ったことや惹かれたものについて、自分を追いこんでいく作業が無意識の中で好きなのだ。「いままで自分はSっ気があると思ってたけど、ふと外を見渡すと、所詮は“Mにくるまれた状態のS”でしかなかったんだな、と思います(笑)。人生において、負荷を掛けたり背負ったりするのが好きなんですね。そこで自分が勝てるのか?それとも負けるのかを見るのが。昔、地元に高い鉄塔があったんですが、『これ登れるかな?』と思っちゃったら、もう登らない自分は“負け”なんですよ(苦笑)。結局、夜中に誰にも気づかれずに上ったことがあったなというのを最近、思い出しました。高速道路が遥か下に見える高さで、すごく怖かったです(笑)」。さらに話はここから、役作りにおける“内面”の部分と“フィジカル”のバランス。ここ数年の活躍や30歳を超えて感じる自身の変化などへと多岐に及んでいく――。【後編】に続く。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:TOKYO TRIBE 2014年8月30日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014INOUE SANTA/TOKYO TRIBE FILM PARTNERS
2014年08月29日ソフトバンクのスマートフォン向けの映像配信サービス「UULA」のドラマシリーズ「奇妙な恋の物語 -THE AMAZING STORY-」の第3弾となる「未来花火」の配信を記念し、8月28日(木)に行われた上映会に主演の佐藤江梨子、桐山漣、黄川田将也らが登壇した。仕事も恋もサエない33歳のOLの有紀は元カレの結婚式でかつて付き合っていた2人の男に再会する。2人に復縁を迫られるも断ってしまう有紀だったが、帰りに謎の男から「未来が見える」という不思議な花火を手に入れる。この花火を使って過去に戻って自分の未来を変えようと画策するのだが…。黄川田さんが、有紀の会社の先輩で王子様系の元カレ、桐山さんが自由人の後輩で自称カメラマンの元カレを演じたが、佐藤さんは撮影をふり返り「2人ともイケメンで、幸せでした。目の保養になりました」とニンマリ。とはいえ撮影は5日間で、しかも佐藤さんはほぼ出ずっぱり。肉体的にはかなり過酷だったようで「どっちかとデートしてるか、どっちかと何かしてた。移動の時間にちょっと寝てました」とふり返った。この日は、占い芸人のゲッターズ飯田も来場し、生年月日と名前、手相と顔相から登壇陣の未来を占った。佐藤さんに関して、飯田さんは「楽観的だけど一気にネガティブに落ちやすい。頑張り屋で負けず嫌い」と性格を分析しつつ、恋愛面に関しては、ナイスバディにもかかわらず「どこか色気がなく“男の子”」と断ずる。そして「最終的に気さくで明るい身近な男性を選ぶ」と分析し、「今年の誕生日(12月)を過ぎると人生最大のモテキが到来し、2015年、16年でほぼ結婚が決まる」と断言し、これには佐藤さんも「ヤバい!」と喜びを露わにしていた。黄川田さんは「お金の線がしっかり出ている」と評されるが、一方で恋愛面では「見た目でパッと決めるタイプ」とのことで佐藤さんからは「サイテー!」とののしられていた。また、桐山さんは「この中では一番の変態」「自由を求める変わり者」「女を見る目は全くなく、『なぜそこに行っちゃうの?』という女性を選んでしまう」などと占われ、しかもこれが桐山さんにとっては意外と思い当たる節があったよう。この結果には会場はもちろん、佐藤さんら登壇陣も爆笑していた。「未来花火」はUULAにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2014年08月29日つかこうへいの舞台「新・幕末純情伝」と「広島に原爆を落とす日」の2作を連続上演する「つかこうへいダブルス2014」初日を前に8月28日(木)、本作で初舞台にして初主演を務める河北麻友子を始め、共演の神尾佑、細貝圭、早乙女友貴、広海深海が会見に臨んだ。「つかこうへいダブルス」は2003年に筧利夫と広末涼子を主演に迎え「幕末純情伝」と「飛龍伝」の2本立て連続公演として行われており、今回は11年ぶりに広末さん以来となる連続ヒロインに、舞台初挑戦の河北さんが挑むことになる。「新・幕末純情伝」で河北さんは新選組の剣士・沖田総司に扮し、坂本龍馬との恋や勤王・佐幕に分かれての幕末の動乱に身を投じる。一方の「広島に原爆を落とす日」では「大日本帝国敗戦処理班」として原爆投下のスイッチを押させる女という役どころを演じている。「新・幕末純情伝」の初日を前日に控え、河北さんは「まだ一公演もやってないので自信はないです。緊張が取れないし、終わる気がしない。いまも吐きそうです!」と苦笑い。それでも一緒に登壇した共演陣を信頼し「みなさんが素晴らしいので、(自分を)上手く見せてくれると思います」と笑顔を見せた。もちろん、殺陣も初挑戦となるが「難しいですが、友くん(=早乙女さん)に教わってます。なので、私の殺陣がダメだったらそれは友くんのせいで…(苦笑)」と責任を回避しつつ、「痣は増えてますが元気です!」と力強く語る。“師匠”の早乙女さんも「最初は慣れていなかったけど、徐々にうまくなってきて、感情も入っていい殺陣が見せられると思います」と太鼓判を押す。神尾さんは以前、桐谷美玲が沖田を演じた同作でも龍馬を演じているが「性格的な違いもあるけど、勝ち気だよね?負けたくないっていう闘志がある。いざとなるとグイグイと前に来る」と“河北版”沖田の特徴を明かす。さらに、神尾さんから「乗ってる時と乗ってない時の差が激しい」という指摘を受けると、「常に乗ってますよ(笑)!」と反論。双子の「広海深海」とは楽屋が同じそうだが、「ビーフジャーキーをずっと食べてますよ。いまからチューするって時に大丈夫?と思うけど」と暴露され「イメージが悪くなるから!」と慌てて2人の発言を制し、会場は笑いに包まれた。改めて初舞台を前に、河北さんは「悔いがないようにとにかく一生懸命やります」と語り「死ぬ気で頑張ります!」と奮戦を誓っていた。「つかこうへいダブルス2014」はは8月29日よりシアタートラムにて開幕(「新・幕末純情伝」は8月29日より、「広島に原爆を落とす日」は9月6日より上演)。(text:cinemacafe.net)
2014年08月28日「あれ、なんだか今回のクールは“不倫”を扱ったものが多い気がする…」そう感じたあなたはなかなかのドラマ通かも!?7月夏クールとなる今回は、主に女性向けの作品として、ちょっぴりドロッとした恋愛ドラマが顔を揃えていますよね。そこで今日は、日常にハラハラドキドキが足りていない皆さんにオススメ!視聴する度、つい登場人物に感情移入し過ぎて、手に汗握ってしまう恋愛ドラマ3作をご紹介します。今、まさに“不倫ドラマ”がアツい理由とはいったい?■夫に隠れて録画視聴する人も!?――上戸彩&吉瀬美智子が魅惑の「昼顔」妻を熱演毎週木曜22時からフジテレビ系列にて放送中のドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。今、アラサー・アラフォー世代の女性たちが、夫や彼氏に隠れてこっそり本作を視聴する驚きの現象が起きていることをご存知でしょうか。オンエア前から、「あの上戸彩さんが不倫妻に!?」「吉瀬美智子さんが浮気とか…無敵過ぎる!」と話題を呼んでいたこの作品。放送開始と共に、「これはパートナーと一緒には見られない」「一人で静かに堪能したい」と、秘かにハマる女性たちが急増していると言うのです。その大きな理由は、本作がテーマとする“妻の不倫”にあると言えるでしょう。刺激の足りない毎日にうんざりしていた主人公・紗和(上戸)は、ある日勤務先のスーパーで近隣に住むセレブ主婦・利佳子(吉瀬)と出会い、“昼顔妻”として新たな恋に目覚めてしまいます。紗和と恋に落ちる相手・北野を、今まさに旬の俳優、斎藤工さんが。また、利佳子の想い人・加藤をダンディズム満載の北村一輝さんが熱演していることからも、視聴者にとっては胸キュン以上のハラハラドキドキ感を味わう絶好の時間と言えるのかも!?実際には「こんなことアリエナイ」と頭で分かっていても、「でも、もしかしたらどこかにこんな恋が落ちているのかも…」と時折リアリティあふれる描写が妙に心に刺さってしまうんですよね。シチュエーションや台詞、仕草など、手に汗握る展開が散りばめられていて、ある意味、恋愛ドラマというよりミステリーを見ているのに近い感覚とでも言いましょうか。一時間まるっと没頭してしまう作品という意味では、非常に珍しい感覚と言えるのかもしれません。果たして、彼女たちが最後に見るのは天国か、地獄か。最後まで目の離せない展開を楽しみたいと思います。■「同窓生」ってこんな感じ…?――思わず“初恋の相手”に会いたくなる木曜21時また、上記ドラマと並んで注目されているのが、同じく木曜日21時からTBS系列にて放送されているドラマ「同窓生~人は、三度、恋をする~」です。これまでにも“同窓会で再会して恋に落ちる”というテーマのドラマは多く見受けられましたが、今回はそんな中でも特に大人向けという設定がさらに注目度を上げているポイント。中心となる人物は、主人公の健太(井浦新)を始め、昔の恋人・あけひ(稲森いずみ)、クラスのマドンナ・薫子(板谷由夏)、学年イチのモテ男・遼介(松岡昌宏)の4人。彼らのうち2人は現在既婚という中で、懐かしの恋がそれぞれのタイミングで再熱していきます。特に、健太とあけひの恋は典型的な“初恋あるある”で、15歳の頃、短い時間ながら付き合っていた2人は、お互いに嫌いで別れたワケではありませんでした。若さゆえとはいえ、一度でも「ずっと一緒にいたい」と誓った懐かしくもアツい想いは、大人になるまでの間経験した数々の恋の中でも、比較対象として必ず胸の奥に存在していたことでしょう。同窓会へ足を運ぶ際も、きっと頭の隅に相手の存在を思い描いていたはず…。恋に必要なのは“運とタイミング”なんてよく言いますが、もし大人になった今だからこそ改めて伝えたい想いがあるとしたら?あなたはその一歩を踏みとどまることができるでしょうか。■「理屈じゃねぇんだよ」――数ある愛の形を、様々な角度から描いた「若者たち 2014」そして最後にピックアップするのがこちらの作品。1966年に放送された同名ドラマのリバイバルとして現在水曜22時枠・フジテレビ系にて放送されている「若者たち 2014」です。物語の軸となる佐藤家の長男に妻夫木聡さんが。次男役に瑛太さん、長女役に満島ひかりさん、三男役に柄本佑さん、四男役に野村周平さんと豪華キャストが顔を揃えたこのドラマ。一見“不倫”なんてテーマ、全く関係無さそうにも見えますが…実は、家族それぞれが抱える仕事や恋愛、将来への問題が意外にもドロドロしているのが、“2014”と銘打っているだけあって非常にリアルで面白いところなんです!中でも、唯一の女性兄弟として登場するひかり。兄も弟もみんな彼女には“誰よりも幸せになってもらいたい”と願っているものの、当の本人は、大学病院の小児センター看護師という難しい現場で働く心の支えとして、医師で既婚者の新城正臣(吉岡秀隆)を選びます。その選択が決して“正しいことではない”と分かっている、ひかりと兄弟たち。そのことで、時に殴り合いの喧嘩になることも…。「正しいを選択すること」はもちろん正しい生き方です。しかしながら、時に迷い壁にぶつかり、転んで支え起こされながら生きていくことも大切なのかも知れない。そう痛感させられる一作となっていますので、どんなに心苦しいシーンでも最後までしっかり目を開けて彼らの不器用な生き方を見守ってみてくださいね。いかがでしたか?こんな時代だからこそ、人はドラマとリアルの狭間をふわり旅してみたいと願うのかもしれません。引き続き、2014年夏クールのドラマをお楽しみあれ!(text:Yuki Watanabe)
2014年08月28日佐藤健・主演の人気シリーズ、その完結編二部作の後編『るろうに剣心 伝説の最期編』。そんな国内のみならず、フィリピンでも大ヒットスタートを切った本作の3種類のTVスポット映像がこのほど解禁された。前編『京都大火編』で、日本征服を狙う志々雄真実(藤原竜也)を止めるどころか、その配下である瀬田宗次郎(神木隆之介)に逆刃刀を折られてしまった緋村剣心(佐藤健)。神谷薫(武井咲)ら愛する者たちの命が危機にさらされ、最大の窮地に立った剣心は、志々雄一派に打ち勝つために壮絶な道を選ぶのだが…。8月1日に封切られた前編『京都大火編』は、公開後2日間で43万3,346人を動員し、興行収入5億9,223万円を記録、強豪ひしめく夏休みシーズンで初登場堂々1位となった。8月26日(火)時点では、興行収入はすでに39億円を突破している。今回、到着したのは3種類のTVスポット。佐藤さんの盟友として知られる「ONE OK ROCK」が書き下ろした主題歌に乗せて剣心と薫の関係がドラマティックに描かれる「ロマンス編」。方治を演じる滝藤賢一がテンション高く剣心の「伝説の最期だ!」と嘲け笑う「最期編」。剣心と福山雅治が演じる比古清十郎が対峙する「真実編」。クライマックスに向けて、3つの方向から切り取られた『るろうに剣心 伝説の最期編』。果たしてどんな結末を迎えるのか?『るろうに剣心 京都大火編』は公開中、『伝説の最期編』は9月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年08月28日時代を超えて読み継がれている、紡木たくの伝説的同名少女コミックを、能年玲奈&「三代目J Soul Brothers」の登坂広臣という最旬キャストで映画化した『ホットロード』。『るろうに剣心 京都大火編』や『トランスフォーマー/ロストエイジ』を抑え、週末興行成績ランキングでは実写映画第1位となる大ヒットスタートを切った本作から、劇中に登場する登坂さんがリーダーとなる不良チーム「Nights」と、彼らと敵対する「漠統」の強烈な個性を放つメンバーが勢揃いとなったビジュアルがシネマカフェに到着した。ママ(木村佳乃)と2人きりで暮らす14歳の少女・宮市和希(能年玲奈)は、自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めていた。ある日、親友・絵里(竹富聖花)に誘われるまま夜の湘南で出会ったのは、「Nights(ナイツ)」という不良チームの少年、春山洋志(登坂広臣)。「おまえんち、家庭環境わりーだろ?」――第1印象は最悪だった2人だが、やがて和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚え、春山もまた和希の純粋さに惹かれていく。しかし、トオル(鈴木亮平)から「Nights」のリーダーを引き継いだ春山は、敵対するチームとの抗争に巻き込まれ…。本作で「Nights」と激しい勢力争いを見せるのが、“ケンカ上等”の血気盛んなグループ「漠統」だ。劇中では、登坂さん演じる春山が単身、漠統のもとへ乗り込み、闘いを挑む場面は見逃せない1シーンともなっている。漠統のリーダー・赤根として圧倒的な演技を魅せるのは、ラッパーのSWAYとしても活躍する「劇団EXILE」のメンバー・野替愁平。No.2の永山には、「D-BOYS」の元メンバー・遠藤雄弥が演じている。本作の大ヒットを受け、8月30日(土)には急遽、「Nights」から山田裕貴、小澤亮太、「漠統」からは野替愁平、遠藤雄弥が舞台挨拶に登壇することが決定!男気あふれる彼らにぜひ注目してみて。『ホットロード』は全国にて公開中。「Nights vs 漠統」舞台挨拶は、丸の内ピカデリーにて8月30日(土)18:45~回の上映終了後の予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホットロード 2014年8月16日より全国にて公開(C) 2014「ホットロード」製作委員会 (C) 紡木たく/集英社
2014年08月26日市川由衣が大胆なベッドシーンに挑戦するなど公開前から話題の『海を感じる時』の完成披露試写会が8月25日(月)に開催。市川さんを始め、共演の池松壮亮、原作小説を手がけた中沢けい、安藤尋監督が舞台挨拶に登壇した。1978年、当時18歳の女子高生だった中沢さんが発表し「文学上の事件」と言われた「海を感じる時/水平線上にて」(講談社文芸文庫刊)を30年以上を経て映画化。充たされないままに高校時代の先輩である洋に体を差し出すヒロインの恵美子が、彼に必要とされたいと願い、寄り添いつつも反発し傷ついていくさまを繊細に描き出す。市川さんは、本作について「女優人生を懸けて挑んだ作品」と語り、完成にこぎつけたことに「感無量です」と充実感をにじませる。脚本を読んで「恵美子に惚れ込んだ」という市川さん。「最初に読んだ時はイタイ女だなと思い、女性としてそのイタさに共感しました。(ベッドシーンで)裸になるということで、悩む部分もありましたが、やらなかったら後悔する、ほかの役者がこの役をやっているのを見たくないという気持ちでした。いまやれることはやったと思います」と覚悟を覗かせる。市川さんと池松さんは初共演となった。池松さんは恵美子の気持ちに応えようとしないまま、それでも求めに応じて彼女を抱く洋という男について「みなさんにどう映るのか…?僕はすごく愛してますし、僕なんかよりずっと心がキレイで誠実な男だと思います」と評する。この言葉を受け、市川さんは池松さんについても「誠実です!」とニッコリ。「すごく魅力的でした。脚本を読んだとき、どうして恵美子はそこまで洋に惹かれたのか?と思いましたが、一緒に芝居をしていく中で『こりゃ惚れる!』と思うところがいっぱいありました(笑)。色っぽいし、寂しそうな眼をしてたり。あれは演技なのか…?」と称賛に次ぐ称賛。池松さんは慌てて「全然、寂しくないですよ!」と照れくさそうに笑みを浮かべていた。さらに、ベッドシーンの撮影について市川さんは「(池松さんが)前貼り(※局部を隠すための小道具のシート)をされてて『前貼りセンセイ』と呼ばせていただいてました」と明かし、「今日は着けてないんですか(笑)?」と撮影中もよく交わしていたという冗談交じりの問答を再現。池松さんも「今日は着けてないです(笑)」と返し、会場は笑いに包まれたが、市川さんは「緊張しましたが、そういう会話で和みました」と笑顔で感謝の思いを口にしていた。『海を感じる時』は9月13日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海を感じる時 2014年9月13日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014「海を感じる時」製作委員会
2014年08月25日