cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1962/2211)
ハリウッドの第一線で活躍するスターの中には、子役やティーン時代から映画・ドラマに出演しキャリアを積んできた俳優たちは数多い。『レオン』で2,000人以上の候補者から選ばれ、マチルダで鮮烈なデビューを果たしたナタリー・ポートマン。芸能一家に生まれ、7歳のときに出演した『E.T.』で一躍有名になったドリュー・バリモア。また青春映画の傑作『スタンド・バイ・ミー』で注目され、世界を熱狂させながら23歳の若さでこの世を去ったリヴァー・フェニックスなど、挙げれば切りがない。中でも意外なデビュー作を持つ俳優たちが、いま話題作に続々と主演し、注目を集めている。そのひとりは、スパイク・リーが韓国の鬼才パク・チャヌクによって映画化された日本原作のコミックのハリウッド版に挑む『オールド・ボーイ』に主演する、ジョシュ・ブローリンだろう。本作の直前には『マイレージ、マイライフ』のジェイソン・ライトマン監督が描く、ケイト・ウィンスレット共演の切ないラブストーリー『とらわれて夏』(5月1日)の公開も控えている。彼のデビュー作は、1985年に公開され全世界で大ヒットを記録した『グーニーズ』。最近、続編の計画が進行中と明かされたばかりの、カルト的人気を誇る青春アドベンチャーだ。伝説の海賊が隠した財宝を探す少年たちの冒険と成長を描き、ジョシュは主人公・マイキーの兄・ブランド役でスクリーンデビューを果たした。計画の続編では、監督がオリジナルキャストについて「できれば全員」の出演を希望しているとあって、新旧ファンの期待値は急上昇中。そんなジョシュは、近年、『メン・イン・ブラック3』『L.A.ギャング ストーリー』と大ヒット作への出演が続き、いずれも強い印象を残した。スパイク・リー監督が大胆にアレンジを加えた最新作『オールド・ボーイ』では、20年間理由も分からず監禁されるも、やがて解放され、ハンマーを片手に復讐の鬼と化していく男を熱演する。共演者も『GODZILLA』、『アベンジャーズ』続編『The Avengers: Age of Ultron』(原題)のエリザベス・オルセン、『第9地区』のシャールト・コプリー、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のサミュエル・L・ジャクソンと個性派俳優揃いだ。また、自身初の長編監督作で、自ら主演・脚本も手がけた『ドン・ジョン』が公開中のジョセフ・ゴードン=レヴィットも、子役からキャリアをスタートさせており、その芸歴は長い。1992年に公開されたロバート・レッドフォード監督、ブラッド・ピット主演の『リバー・ランズ・スルー・イット』ではブラピの子ども時代を演じ、映画デビュー。テレビの人気コメディ番組でも活躍していたが、一時、学業を優先させて一線から退くも、その後復帰。以来、順調にキャリアを重ねてきており、『(500)日のサマー』ではゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞、『インセプション』『ダークナイト ライジング』『LOOPER/ルーパー』など超大作にも出演するほか、最近ではインターネットを通じたプロデュース業にも進出するなど、幅広く活躍している。さらに、『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』シリーズのフロド役で世界的な人気俳優となったイライジャ・ウッドの映画デビュー作は、なんとマイケル・J・フォックス主演の『バック・トゥー・ザ・フューチャー PART2』。マイケル演じるマーティが立ち寄る “カフェ80’s”にて、ビデオゲームで遊ぶ少年を演じているのだ。その後、1990年公開の『わが心のボルチモア』ではメインキャラクターとして本格的に出演し、『危険な遊び』では当時大人気だったマコーレー・カルキンとW主演を務めるなど、子役スターとして成長。最近では、連続殺人犯を演じた『マニアック』、命を狙われる天才ピアニストを熱演した『グランドピアノ~狙われた黒鍵~』など、これまでのイメージを脱却するべくチャレンジを見せており、今後の活躍も目が離せない。子役時代から現在もなお第一線にいるスターは、まさしく“芸達者”な実力派俳優ばかりと言えそうだ。『オールド・ボーイ』は6月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))
2014年04月17日女優の有村架純がスタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』で、ヒロインのひとりであるマーニー役で声優を務めることが明らかとなった。有村さんが、アニメ作品に出演するのは初めて。昨年末、約300人が参加するオーディションが開かれたそうだが、“即決”で大役を掴んだ。イギリスの作家ジョーン・ロビンソンによる同名児童文学を原作に、海辺に暮らす親せきに預けられることになった少女・杏奈と、海辺に佇む“湿っ地屋敷”に暮らす金髪の少女・マーニーがひと夏を過ごし、ある秘密を分かち合う姿が描かれる。メガホンをとるのは『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌監督。原作ではイギリスが舞台だが、今回の映画化では北海道に舞台を移し、主人公の名前も“アンナ”から“杏奈”に変更された(※マーニーは原作と同じ)。あくまで主人公は、杏奈とマーニーの2人であり、いわば“Wヒロイン”。奇しくも現在大ヒット中のディズニー作品『アナと雪の女王』との共通点も注目を集めそうだ。4月14日(月)、都内で発表会見が行われ、西村義明プロデューサー(『かぐや姫の物語』)がキャスティングを含めた、本作の概要について説明。Wヒロインのオーディションは、昨年末に3日間行われたと言い「300人ほど集まってもらい、杏奈とマーニーの声を決めようと。実は1日目の1人目が有村架純さんで、麻呂さん(米林監督の愛称)とも『あっ、マーニーは見つかったな』と…」(西村プロデューサー)。起用理由については「あまり物語について詳しくは言えないが、マーニーは杏奈が憧れるような存在。有村さんの声も存在も、それにあてはまる。実は『かぐや姫の物語』で忙しくて、僕も麻呂さんも『あまちゃん』は見ていなくて…。有名な女優さんだと知らなかった」と語った。一方、もうひとりのヒロイン・杏奈を演じるのは、5人組グループ「bump.y」のメンバーで女優の高月彩良。こちらもアニメ作品で声優を務めるのは初めてとあって、有村さんとのフレッシュな共演に期待がかかる。以下、高月さんと有村さんのコメント【高月彩良/杏奈役】「最終オーディションは緊張の連続でした。結果はまた後日と言われるのかなと思っていたら、その場で米林監督から「あなたが杏奈です」と言われ、一瞬何のことだかよく分かりませんでした。ですが、周りの方々から「おめでとう!」と言われ、台本を渡されたとき「杏奈が私!?」と一気に鳥肌が立ちました。夢なら醒めないでと心から願いました。夢じゃないと分かった今は、声優も初挑戦の中、こんなに大きな役が私に努めるのかという不安と、絶対に素敵な作品にしたい!という気持ちが入り混じった状態です。一生懸命に杏奈を知って、杏奈に命を吹き込むことができたらいいなと思っています。ちなみに、私は『もののけ姫』が公開された年に生まれました。ですが、生まれる前のスタジオジブリ作品もすべて観て、どれも大好きな作品です。『思い出のマーニー』も、世代を超えて、深く長く愛される作品になるように、精一杯頑張りたいと思います」。【有村架純/マーニー役】「オーディションを受けたとき、正直受からないだろうな。でも思い切って演じよう!と思って、その時初めて目を通した台本を読みました。声だけで表現しなくてはいけない難しさを、その瞬間でも感じましたが、自分なりに表現してみたことが結果に繋がったことが本当に本当に嬉しく思っています。スタジオジブリ作品は小さい頃から観てきた作品です。数々の役者さんがアフレコをしてきた中、自分もその憧れの世界に飛び込んでいけることに、不安ももちろんありますが、今は監督やキャストの方々と、素晴らしい作品を作るぞ!という前向きな気持ちでいっぱいです。初めてのアフレコで分からないことばかりですが、全力で挑んでいきます」。『思い出のマーニー』は7月19日(土)より全国にて公開。(内田涼(cinema名義))
2014年04月16日4月11日から13日(現地時間)の週末全米映画興行成績は、前週首位の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』が興収4,139万ドル(約42億円)で再び首位をキープした。累計は1億5,900万ドルとなり、2週目にして早くも前作『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』の最終成績1億7,665万ドルに王手を掛けただけでなく、海外で約3億1,770万ドルを稼いだことで、世界興収はすでに上回る結果となった。ブラジルを舞台に飛べないインコ“ブルー”の活躍を描いた大ヒット・アニメ『ブルー初めての空へ』(’11)の続編『Rio 2』(原題)は、『キャプテン・アメリカ』から首位の座を奪う絶好のチャンスと予想されていたが、興収は3,900万ドルわずかな差で2位でのスタート。愛妻ジュエルと3羽の子どもたちとリオデジャネイロで都会生活を謳歌していたブルーが、ジュエルの里帰りのためアマゾンの奥地へと向い、やがて義父との緊張の対面を果たすというストーリー。声の出演は引き続き『ソーシャル・ネットワーク』(’10)のジェシー・アイゼンバーグと『レ・ミゼラブル』(’12)のアン・ハサウェイ。3位に初登場となったのは、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズの製作スタジオが手がけた低予算ホラー『Oculus』(原題)。ラテン語で「目」を意味するタイトルの本作は、弟の殺人容疑を晴らすため、その事件が超自然的な力を宿したある鏡の仕業だと証明しようとするヒロインの運命を描く。監督は本作の元となる短編を手がけた『人喰いトンネルMANEATER-TUNNEL』(’10)のマイク・フラナガン。批評家たちの評価もこのジャンルとしては珍しく、軒並みの高評価が並んでおり、新シリーズの誕生が期待される。またフラナガン監督自身もハリウッドから注目される結果となった。一方、ベテラン監督、アイヴァン・ライトマンがメガホンを取り、ケヴィン・コスナーの主演で、アメリカン・フットボールのプロ・リーグ“NFL”のドラフトをテーマに、チーム建て直しのため1位指名の選手獲得に挑むゼネラル・マネージャーを描いたスポーツ・ドラマ『Draft Day』は1,000万ドルに届かず、初登場4位と期待はずれのスタート。共演はジェニファー・ガーナー、フランク・ランジェラ。順位は以下の通り。順位タイトル興収$(累計$)1. 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』 41.3M (159.0M)2. 『Rio 2』(原題) 39.0M (39.0M)3. 『Oculus』(原題) 12.0M (12.0M)4. 『Draft Day』(原題) 9.7M (9.7M)5. 『ダイバージェント』 7.5M (124.8M)6. 『ノア約束の舟』 7.4M (84.8M)7. 『God’s Not Dead』(原題) 5.4M (40.7M)8. 『グランド・ブダペスト・ホテル』 4.0M (39.4M)9. 『Muppets Most Wanted』(原題) 2.1M (45.6M)10. 『Mr. Peabody & Sherman』(原題) 1.8M (105.2M)今週末は、いよいよジョニー・デップ主演のSF大作『トランセンデンス』が公開。その他、ジョン・タトゥーロ監督・主演のコメディ『Fading Gigolo』、全米ベストセラーの宗教本を映画化したドラマ『Heaven Is for Real』(原題)、アラスカのヒグマに密着したネイチャー・ドキュメンタリー『Bears』(原題)なども登場。(後藤ゆかり(cinema名義))
2014年04月15日「バックストリート・ボーイズ」のメンバーで34歳のニック・カーターが、4年の交際を経て昨年2月婚約したフィットネス・エキスパートのローレン・キットさんとついに結婚したと複数のメディアが報じた。日本でもとりわけ人気の高いニックとローレンさんは、4月12日(現地時間)にサンタ・バーバラのビーチ沿いにそびえる3つの屋外プールを持つ高級リゾート「バカラ・リゾート&スパ」で結婚式を挙げた。2人は数年前にフィットネスビデオでコラボし知り合い交際をスタートさせたという。かつては「一生結婚はしない」と公言していたニックだが、ローレンさんとの出会いが気持ちを変えたようだ。またこの挙式には「バックストリート・ボーイズ」からはA.J.、ブライアン・リトレル、ハウィー・Dが出席。100人以上のゲストを前に永遠の愛を誓い合った2人は何度もキスを交わし、大変エモーショナルな式だったようだ。ニックが黒のタキシード、ローレンはストラップレスのウェディングドレスに身を包み、A.J.の娘・アヴァがフラワーガールを務めたとのこと。指輪の交換ではローレンが目に浮かんだ涙を拭う場面もあったという。米エンタメ情報サイト「US WEEKLY」に対し「式の最後に2人は私がこれまで見た中でも最高に長いキスを交わしていましたね」と目撃者は語っている。「1分経っても2人はまだキスしていましたよ。もう本当に愛し合っていて、夫婦になることに興奮しているという感じでしょうか。2人から愛が溢れかえっているのを感じました」とさらにコメントを加えた。なおソロ活動中で先日破産宣告をしたニックの弟・アーロンは、仕事の都合で結婚式を欠席したようだ。挙式の日取りが決まる前から、式の当日はワシントンDCでパレードに出演することが決まっていたとのこと。せめて披露宴には出席したいとアーロンはサンタバーバラへ向かったが、搭乗した飛行機のトラブルにより間に合わなかったと、米エンタメ情報サイト「People」は伝えている。(text:Mieko Nakaarai)
2014年04月14日映画『クローズ EXPLODE』が公開を迎え、4月12日(土)に行われた舞台挨拶で主演の東出昌大、勝地涼、永山絢斗、「3代目 J Soul Brothers」のELLY、岩田剛典らが裸での疾走シーンやプール突き落とし、ゴミ処理場での決戦シーンなど撮影秘話を明かした。『クローズ ZERO』『クローズ ZERO II』と続いた不良映画のヒットシリーズの新章。前作の主人公たちが卒業した後の鈴蘭高校で頂点(テッペン)を目指す新たな世代の戦いが繰り広げられる。東出さんと勝地さんは銭湯シーンでの“裸の付き合い”を述懐。旋風雄(東出さん)と小岐須が銭湯にいるところを襲撃され、裸のままで商店街を疾走するということで女性ファンにとっては“サービスカット”も満載のシーンとなっている。勝地さんは「2月の極寒で素っ裸で走るのはきつかった!」と苦笑しつつ、「このシーンのおかげで役柄も近くなったし、東出くんとの距離も縮まったと思います。お尻も見れたしね」とニッコリ。東出さんは「旋風雄としても嬉しかったシーンですね。青春しました」と笑顔を見せた。ELLYさんはお下品発言連発の不良を演じたが「多くの人にああいう発言を見られるって照れくさいですね…」と恥ずかしそう。印象深いシーンとして、東出さんにプールに蹴り落とされるシーンを挙げ「2回やりました。実際に(足が)当たってはいるんですが、どうしたらリアルに見えるかと考え、2人で息を合わせて良いシーンになったと思います」と充実した表情を見せた。岩田さんは、永山さんとのゴミ処理場での戦いのシーンに触れ「監督からは『好きにやれ』と言われて、アドリブで15分くらいやってました。(開始の合図の)カチンコが鳴った瞬間、テンパってグチャグチャでした」とふり返る。永山さんは「(岩田さんは)体力があるからなかなか終わらず大変でした」と苦笑い。岩田さん本人も「自分でも分かってなかったです」と語り、豊田利晃監督は「本当は(上映された長さの)5倍くらい長いんです」と2人の“激闘”を称えた。こうした若手俳優陣の“生”のやりとりに、前シリーズからの続投となる最年長のやべきょうすけも大いに刺激を受けたよう。当初、新章の話が来たとき「(前作までで)もう良い幕が引けたんじゃないかと思っていた」と明かしつつ、「これだけ月日が流れて、若い俳優さんたちとの出会いが嬉しかった。今回はまだ“紹介”しただけ。ぜひ続編を!」とさらなる続編への意欲を口にし、会場は期待を込めた拍手に包まれた。『クローズ EXPLODE』は全国東宝系にて公開中。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:クローズEXPLODE 2014年4月12日より全国東宝系にて公開©: 2014高橋ヒロシ/「クローズEXPLODE」製作委員会
2014年04月13日人気TVシリーズ「glee/グリー」の奔放なチア・リーダーのサンタナ・ロペス役で一躍スターダムに躍り出し、数々のレッド・カーペットでの大胆なドレスで必ず注目を集めるファッショニスタでもあるナヤ・リヴェラとラッパーのビッグ・ショーンが、婚約を解消した。26歳のビッグ・ショーンは、2011年に全米チャート最高10位となったニッキー・ミナージュとのコラボ曲“Dance (A$$)”や、カニエ・ウェストらとの“Mercy”などのヒットで知られる新鋭ラッパー。27歳のナヤは2013年頃から交際を始め、同年4月には公に付き合っていることを認めた後、同年10月には婚約を発表していた。ビッグ・ショーンの代理人は米エンタメ情報サイト「US Weekly」に対して「慎重に熟功を重ねた結果、ショーンは結婚を取り止めるという難しい決断に至りました」などの声明を発表した。これは、ビッグ・ショーンが浮気をしたため破局したといううわさに対するリアクションのようで「ここ最近報じられているうわさはまったく事実ではなく、いわゆる捏造です」と声明の中で否定している。また同じく米エンタメ情報サイト「TMZ」も、関係者筋の情報としてビッグ・ショーンの浮気話は100%事実ではなく、逆にふたりがカップルセラピーを受けていたこと、そしてナヤの束縛気質に問題があったと報じた。同サイトによると、2人がセラピーを受けることを決心した原因は、ナヤの束縛やかんしゃくを、ショーンがコントロールできなかったことにあるとのこと。ナヤはいつでもショーンの居場所を把握したがり、時には自分が知らない女性と会っていたということに嫉妬し、高価なランプを叩き壊したこともあったという。さらに2人に近しい関係者の話によれば「もし私の言うことが聞けないのなら、あんたのキャリアをめちゃくちゃにしてやる」などという暴言を吐くこともあったとコメントしている。その結果、関係改善のために受けたカウンセリングで、ショーンは「ナヤとカップルでい続けることが我慢できなくなり」、婚約破棄を決意したのだという。一方のナヤは、ツイッターで「ショーンが私のロレックスを盗んだの。私が『glee/グリー』に出演していて、もっとたくさんのお金を稼いでいるからかしらね」と公開クレーム。実のところ、そのロレックスはもともとショーンが購入し、ナヤにプレゼントしたものだったらしく、ナヤはそのつぶやきを削除している。ショーンがナヤのロレックスを本当に盗んだのかははっきりしていないが、2人の破局が友好的なものではないことだけは明らかなようだ。(text:Mieko Nakaarai)
2014年04月11日『のぼうの城』などで知られる映画監督・犬童一心と“AKB48次世代”メンバーがタッグを組んだ新感覚ドラマ「セーラーゾンビ」がテレビ東京・テレビ大阪にて放送される。このほど「AKB48」の渡辺麻友、横山由依、岩田華怜がドラマ限定のアイドルユニット「ミルクプラネット」として出演することが明らかとなった。ゾンビが蔓延る終末世界で、奇跡的に生き残ったセーラー服の女子高生たちが、絶望的な状況でも明るく図太く順応し、ゾンビと戦いながら恋あり友情ありの学園生活を繰り広げる本作。3人が演じる「ミルクプラネット」は、大和田南那扮するアイドルを夢見る主人公・乾舞子が憧れるアイドルユニットだ。舞子のピンチの際には、良きアドバイザーとして彼女の空想の中に現れたり、毎回ドラマ冒頭で放送回の見せ場をオリジナリティあふれる演出で語る、ストーリーテラーとしての役割も果たす。また、ドラマの主題歌「セーラーゾンビ」を「ミルクプラネット」が歌うことも決定!秋元康が作詞を担当し、全編ポップでキュートな親しみやすい楽曲が展開。さらに犬童監督が渡辺さん、横山さん、岩田さんたち演じる3人のアイドルたちがゾンビへと姿を変えるコンセプトを立案するなどミュージック・ビデオにも注目だ。「ミルクプラネット」マユ役を務める渡辺さんは「最初このお話をいただいたとき、『AKB48』の若手メンバーが主演のドラマで、私たち3人が『ミルクプラネット』というみんなが憧れるアイドルグループという設定がとても面白そうだなと感じました」。さらに、ミュージック・ビデオについては「ドラマでは対照的なゾンビの世界もありますが、アイドルシーンがあるからこそ、よりギャップが出せて面白いと思います。ホラーものは怖がりなので苦手なのですが、自分でやるのは楽しいです」と撮影を楽しんだ様子。ユイ役の横山さんは「主題歌を担当し、ドラマにも出演することが、私の夢のひとつだったので、今回3人というユニットの形ではありますが、叶ってとても嬉しいです」とコメント。一方で、カレン役の岩田さんは「今回一番楽しみにしていたのは、ゾンビになれること!普段から特殊メイクも好きで、自分でやって遊んでいたり、ホラー映画も好んで観たりしています。『ミルクプラネット』、ドラマだけにとどまらず単独ライブなどでも活動できればいいなぁ(笑)」とノリノリだ。「セーラーゾンビ」は4月18日(金)より、テレビ東京・テレビ大阪にて毎週金曜・深夜0:52~1:23放送。(text:cinemacafe.net)
2014年04月11日モデルの梨花が40歳の節目を迎えたことで、モデルとして活躍した22年間を「リセット」するため、モデル人生最終章への決意を記したスペシャルブック「NO.22」を制作中であることが明らかとなった。1993年に、ファッション誌「JJ」などに登場しモデルデビューを果たし、その後「CanCam」「sweet」といった人気誌で表紙を飾り、現在「オトナミューズ」の専属モデルを務める梨花。ファッション誌の表紙を飾った回数は累計250回以上で、日本史上歴代最多だ。“カリスマ・モデル”と呼ばれ、トップモデルとして22年もの間、日本のファッション界をリードし続けてきた。そんな彼女が、モデルとして、ひとりの女性として40歳という大きな節目を迎え、モデル人生最終章としてひとつの区切りを付けようとしている。「少なからず今までのようにはいかない。今までは今まで、これからはこれから」という想いが梨花さんの中に芽生え、今回スペシャルブックの制作に至ったようだ。さらに、「20代の頃にきいた『満タンに入ったコップの水を、もったいないからといって少ししか捨てられなければ、新しいモノも少ししか入ってこないけど、全部捨てる勇気があれば、全部新しいものが入ってくるチャンスができる』 という言葉がきっかけで、“リセット”という概念を持つようになり、それからは節目だと感じたときには、新しい自分を見つける(=生まれ変わる)ために、何度も小さなリセットを繰り返してきた」「過去22年間を大きく“リセット”して、モデル人生最終章で、また新たな自分を見つけるための挑戦」と語っている。今回のスペシャルブック「NO.22」は、総ページ数304ページというボリューム満点の内容になるようで、「写真集でもスタイルブックでもないジャンルで、梨花でしか成し得えない形式」になると所属事務所は発表している。撮り下ろしカットの撮影は、すでにニューヨーク(2013年11月)と東京(2013年秋~2014年春)にて行われており、「VOUGE」のカバーなどを手がけるフォトグラファーなども撮影に参加していたようだ。果たして、梨花さんの語る「リセット」とはどんなものなのか?スペシャルブック「NO.22」は5月28日発売。(text:cinemacafe.net)
2014年04月11日女子中高生に人気の作家・渡辺あゆが描く少女漫画を剛力彩芽と山崎賢人を主演に迎え映画化した『L・DK』。恋に奥手な女子高生と学校一のツンデレモテ男との、秘密の同居生活を絶妙な距離感で描く本作に、タレントであり歌手のmisonoが出演していることが明らかとなった。「L・DK」とは“ラブ同居”の略。ボヤ騒ぎを起こしたことをきっかけに、学校一のイケメン・久我山柊聖(山崎さん)と同居することになった女子高生・西森葵(剛力さん)。同居という2人だけのヒミツを守ろうと必死な葵とは反対に、柊聖はあくまでマイペース。しかも、柊聖は、葵の親友・萌の好きな人だった…。最近では歌手活動のみならず、自身のライヴのプロデュース、有名ファッションブランドやキティちゃんとのコラボグッズの制作、そして女優として映画や舞台に出演するなど、多岐にわたって活動しているmisonoさん。この超王道ラブストーリーの原作が大ファンだというmisonoさんは、なんと映画への参加を熱望し、映画の公式HPで一般募集していたページを見て自ら応募!その役はお客さんや通行人として一般の方に無償で演じてもらうというエキストラ。その応募に驚いたプロデューサーが、misonoさんの作品への熱意に感銘を受け、改めて出演をオファーしたことで、正式に映画への出演が決定したのだ。misonoさんは「原作の大ファンで、映画化されるという事で、エキストラを募集していたので、少しでも関われるなら、エキストラでもいいから!と、応募しました(笑)」「(出演シーンは)芸能人として、いつものmisonoっぽく!でしたし、剛力彩芽ちゃんとは、会えませんでしたが、大好きな漫画なので、映画館で観れるのが、楽しみです!」とコメント。出演シーンは、福士誠治演じるプロカメラマンの草樹(そうじゅ)にCDジャケットを撮られている“misono”本人という設定。短いながらもmisonoさんらしい確かな存在感のある出演シーンに注目したい。『L・DK』は4月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:L・DK 2014年4月12日より全国にて公開(C) 2014「L・DK」製作委員会
2014年04月11日映画『そこのみにて光輝く』の試写会が4月10日(木)、原作者の佐藤泰志の母校・國學院大学で開催され、主演の綾野剛、呉美保監督が舞台挨拶に登壇。本作がモントリオール世界映画祭の「コンペティション部門」に出品されることも発表された。映画化された「海炭市叙景」など北海道・函館を舞台にした作品を発表し、芥川賞の候補に挙がるも、41歳で自ら命を絶った作家・佐藤泰志の唯一の長編小説を映画化。函館の短い夏を背景に、過酷な日常を生きる女性を一途に愛する男の姿を描く。学生で埋まった会場に金髪の綾野さんが姿を見せると、割れんばかりの歓声に包まれた。綾野さんは大学への来訪を「場違い」と苦笑しつつ、「学業に専念されているところに来るのは恐縮でしたが、佐藤さんのことを知っていただくきっかけに微力ながらなればと思いお邪魔しました」と語った。箱根駅伝の大ファンとして知られる綾野さんだけあって、近年、たびたび箱根駅伝の本選に出場している同大学への訪問は心躍るものがあったよう。壇上に立てられた大学のロゴ入りの看板を見やり「よく選手がこれの前でインタビューとか受けてますよね。これを見てドキドキしてました」と語り、会場は笑いに包まれた。佐藤さんが自らを投影したと思われる主人公の達夫を呉監督と話しながら作り上げていったという綾野さん。「佐藤さんは本当はこうやって生きたかったのではないか?こうやって家族を思い、人を愛したかったのでは?というのを達夫から感じた」とも。演じる上では「この作品の(小さな)規模を逆手にとったアプローチ、メジャー作品やドラマでは許されないこともできた」と語り、「ノーメイクで髪は水で洗っただけ、毎晩飲んで、2日酔いで目も真っ赤、顔もむくんだ状態でした。“生”のままでやりたかったし、暴力シーンも全て、当てています」と本作に注いだ強い情熱をうかがわせた。学生から寄せられた質問で、綾野さんの“俳優として”の魅力を尋ねられた呉監督は「俳優としてではなく、男の人としての魅力を言いたい(笑)!」とあえて質問を変更し、「母性本能をくすぐりつつも年下の女性にも『付いて行きたい。守られたい』と思わせる!」と熱弁をふるった。また、就職活動中の学生からアドバイスを求められると、綾野さんは「影響されることを怖れず、変化することを怖れず、驕らず、大人に媚びず、謙虚に」とエールを送った。サプライズでモントリオール世界映画祭への出品を知らされると「こういうときの感情表現が下手なんです」と苦笑しつつも、「すごく嬉しいです。この作品は何かしらの形で評価されてほしいと思っていたので」と静かに喜びを口にしていた。『そこのみにて光輝く』は4月19日(土)より全国にて公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:そこのみにて光輝く 2014年4月19日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014 佐藤泰志 / 「そこのみにて光輝く」製作委員会
2014年04月10日『JUNO/ジュノ』と『マイレージ、マイライフ』の監督作で、続けざまにアカデミー賞「作品賞」と「監督賞」にノミネートされる快挙を果たした気鋭ジェイソン・ライトマンが『タイタニック』で一世を風靡したオスカー女優ケイト・ウィンスレットと贈る最新作『とらわれて夏』。このほど本国から大人の女性も思わずキュンとしてしまう特別映像が到着した。本作でロマンスを繰り広げるのは、殺人を犯した脱獄犯と、愛を失った母親。それぞれ過去の悲しみにとらわれた男女が障害を乗り越えて純愛を貫こうとする姿を、13歳の少年の視線を通して見つめたラブストーリー。主演のケイトを始め、逃亡犯・フランク役にはジョシュ・ブローリン、息子・ヘンリー役には『チェンジリング』のアンジェリーナ・ジョリーの息子役で注目されたガトリン・グリフィス、語り手となる大人に成長したヘンリーには『華麗なるギャツビー』のトビー・マグワイアと実力派俳優が顔を揃えている。今回届いた映像では、ケイトとジョシュはぴったりと息の合った演技を見せている。お互いに「最高のパートナーだった」と語るジョシュとケイトだが、劇中でもその雰囲気は全編で存分に感じられる。中でも剛力彩芽&山崎賢人の『L・DK』(4月12日公開)で注目の“壁ドン”ではもはやドキドキ、満足出来ない!という人生経験豊富な大人の女性でさえ思わず胸キュンしてしまうシーンが満載なのだ。過去に、「SMAP」の木村拓哉が出演したドラマ「あすなろ白書」(’93)で木村さんが共演の石田ひかりを後ろから抱く仕草が“あすなろ抱き”と呼ばれ、世の女性たちの憧れのシュチュエーションとなったが、本作では「あすなろ抱きでパイ作り」「あすなろ抱きで野球(!)」などまさに“進化版”といえるシーン随所に現れ、“とらわれたい”女性本能と、忘れていた胸の高鳴りが刺激されるはず。『きみに読む物語』『マディソン郡の橋』につぐ、許されない愛を激しく静香に描いた本作。まずはこちらの映像から“許されない愛”の状況下で行われる“あすなろ抱き”をご堪能あれ。『とらわれて夏』は5月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年04月10日昨年末から今春にかけ、原宿・表参道エリアに続々とアジアン・スイーツの名店がオープンしているのをご存知だろうか。日本人の海外旅行先として人気の台湾は、屋台グルメを始めとするグルメの楽しみが魅力で、中でもヘルシーかつ美容効果も期待できるトロピカルフルーツをふんだんに使ったアジアン・スイーツが女子に人気。台湾土産の定番パイナップルケーキのお店「サニーヒルズ」が昨年12月21日にオープンしたのを皮切りに、先月3月21日には、タピオカミルクティー発祥のカフェとして台湾で人気の「春水堂(チュンスイタン)」の旗艦店が表参道にオープン。そして今月、最高級のアップルマンゴーを使ったマンゴー専門店で、台湾ではミシュランで星も取得したことがある「マンゴーチャチャ」が4月12日オープンとなった。今月オープンの「マンゴーチャチャ」は、香港、韓国、シンガポールについで、日本初出店の注目のお店だ。目玉はアップルマンゴーの甘みたっぷりのマンゴーカキ氷。南国である台湾では、かき氷はポピュラーなデザートのひとつ。トロピカルフルーツやタピオカをトッピングし、カラフルな見た目も特徴的。仕上げに甘いシロップや練乳をかけていただくところもアジアン・スイーツならでは。チェリモア、マンゴスチンと並び、“世界三大美果”のひとつでもあるマンゴー。マンゴーは美容&健康効果が期待できるフルーツという点もぜひ注目したい。色鮮やかな緑黄色野菜などに多く含まれ、強い抗酸化作用を持つβ-カロテンが他のフルーツと比べて多く含まれている。また自然界の万能栄養素ビタミンCも豊富なので、ダブルで相乗効果を期待できそうだ。甘く、まろやかで、トロピカルなテイストは、やはり来る夏に食べるのが一番美味! 「マンゴーチャチャ」では、カキ氷以外にも、アイス、パフェ、ジュース、シェイク、マカロンなどマンゴーを使った様々なスイーツも販売するので、併せてチェック。原宿・表参道エリアのアジアン・スイーツめぐりで、スイーツのニューウェーブを体感してみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2014年04月10日観てきました~!剛力彩芽さんのノリツッコミ台詞がとってもキュートな恋愛映画『L・DK』。若い男女が一つ屋根の下に暮らす初々しい恋心に、思わず懐かしさを覚える話題作がついに4月12日(土)より公開スタートです。年齢を重ねるうちに、いつの間にか心が擦れていたのかしら…と思ったこと、ありませんか(笑)?そんな現実に気づかされる、甘酸っぱいラブストーリーが見どころの本作。今日は、中でも特におすすめの恋愛ポイントを3つのキーワードと共にご紹介していきましょう。2時間に濃縮された展開は、まるでジェットコースターのよう!?意中の彼とぜひ見て欲しい一作に仕上がっていますよ。■モテの定番! “ツンデレ王子”久我山柊聖1月クールのドラマ「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」でキーマンとなる息子役を演じ、話題沸騰中のイケメン若手俳優・山崎賢人さんが“ツンデレ王子”に扮して、ツンツンしまくっている姿はまさに必見!明らかに楽しそうで嬉しそうなのに…何故かいつも心とは裏腹な仕草や発言を繰り返す柊聖くん。口では「うざい」と言いながらも、肝心なときにちゃっかり手を差し伸べてくれるから、女性にはたまらないんですよね~(ため息)。モテまくりの王子様が登場しますので、現実の彼と比較し過ぎぬように若干注意が必要かも!?また、曰わく付きかつ美人な元カノ(石橋杏奈)の存在がチラつく辺りも、切ないけれどモテるオーラを増幅させてもどかしい!誰が見てもモテている彼を相手に、「私のことだけを見て!」なんて言う勇気、高校生の主人公・葵ちゃんにはできませんって。ましてや、親友・萌(岡本玲)が告白した相手というハードルも…。恋愛と友情の狭間で揺れ動くのも、この若さゆえの大問題。青春っていいな~と再確認させられること間違いなしです。■少女漫画ならではの“壁ドン”に胸キュン!さてさて、みなさんは“壁ドン”って言葉をご存知ですか?少女漫画に頻繁に登場する、胸キュンシーンのひとつで、男性キャラクターが女性を壁際にドンッと押し寄せる様を言います(笑)。実際に体験する人は少ないかもしれませんが、漫画やドラマ、映画の中で見て憧れた経験のある女性は多いのではないでしょうか。今回の映画では、もちろん柊聖くんが葵ちゃんにこの荒技を披露!最初は強気に出ていた葵ちゃんも、手慣れた彼の“壁ドン”に思わずドキッとしてしまうなんてシーンが…!?そのほかにも、少女漫画の定番とも言えるキュンキュンシーンが満載です。公式サイトに掲載されている劇中ビジュアルだけでも、川縁に2人寝そべったり、遊園地デートをしていたりと憧れのシチュエーションが次々登場しますよ~。あなたのお気に入りのシーンを見つけて、女子会での会話ネタにしてみるのも楽しいかもしれませんね。■一つ屋根の下に暮らすドキドキ同居生活そして最後はタイトルにもあるこちら!“LDK”な一部屋に年頃の男女が暮らす設定だけで十分に恋の予感を感じさせてくれるでしょう。「とつぜん、友達未満恋人以上の関係が始まった」というのが本作のキャッチコピー。劇中にも「高校生が同居なんて、停学?退学?」という悩みが浮上しますが、2人は止むを得ず一緒の部屋に住むことになります。狭い空間なので、どうしても相手の行動が目に入ってしまい、ヒヤヒヤながら、時にイライラする生活…。しかし、もちろんこのことは学校のみんなには秘密です。そう思えば思う程、逆にやましくなってしまう心の葛藤が、これまた学生時代ならではのジレンマとして愛らしく描かれているので、主人公の胸の内の変化に着目して鑑賞してみてはいかがでしょうか。「一緒に住みたい!」と願う熱い想いだけが恋じゃない!純粋な葵ちゃんに、大切なことを思い出させてもらえる映画となっています。原作は渡辺あゆさんの同名コミックス「L・DK」。映画のキャラクターはもちろん、実写には載せ切れなかったエピソードも多数展開されているので、合わせてぜひ楽しんでみてくださいね!(text:Yuki Watanabe)
2014年04月09日分刻みのスケジュールで各媒体の取材に応える中、「1つのインタビューが始まるたびにお茶を出していただくんですけど、せっかく入れてくださったんだし、全部飲み終えなくちゃなって。なので、もうお腹が水分でパンパン(笑)」とお腹をさする東出昌大。「僕、素直なんです」と本人は冗談のつもりで笑うが、冗談ではなく、素直にも程がある。そんなほっこりキャラ(?)で場を和ませる彼が、『クローズ』シリーズの新章、『クローズ EXPLODE』で主演を務めるという。舞台は、『クローズZERO II』の1か月後、新年度を迎えて“頂上(てっぺん)”が不在になった鈴蘭高校。登場するのは喧嘩上等と意気込む不良たち。持ち前の柔和な魅力、それに伴うイメージとは一見かけ離れているように思えるが、かつての東出少年も原作コミックの作品世界に魅了されたひとりだったそうだ。「どちらかと言えば、僕は(『クローズ』の続編にあたる)『WORST』を読んでた世代。カッコいいな、こいつら。強いっていいなって。男の子なら誰でも持ち得る気持ちみたいなものを感じながら読んでいました。高橋ヒロシ先生の世界観が大好きだったんです」。ただし、その世界観をベースにした映画に主演するのは「また話が違ってきます(笑)」。オーディションを経て獲得した主人公・鏑木旋風雄を演じるにあたっては、「憧れだけでは役になれない。もちろん、プレッシャーもありました」と認める。「プレッシャーなんて感じずにやろうとは思っていたんですけど、終わってふり返ってみると、やっぱりあったなって。でも、考えても仕方がないという言い方は間違ってるかもしれないけど、だんだんプレッシャーに対応できるようになってきている気はします。『桐島、部活やめるってよ』のときも感じたし、『ごちそうさん』のときも感じたし、それに上手く付き合っていきたいなって」。監督の豊田利晃からは「映画なんて人の生き死にに関わるものじゃないんだから、軽い気持ちでやればいいよ」と言われたそうだが、「でも、そう言う監督の目は全然笑ってなくて(笑)」と述懐。「きっと、この人は生き死にでやってるんだろうなって思いましたね。監督の今までの作品を観ても、それが分かる。現場でもその気迫たるや凄まじく、カッコいいなと思いつつ、絶対にしがみついていこうという気持ちでした」。「東出昌大を一切捨てて、旋風雄になることを豊田監督は求めていらっしゃいました」という言葉にも納得。作品の中には、眼光鋭く、世を拗ねた高校生がいる。「将来に対する不安やふと感じる寂しさ、何もしていないときの憤り。そういった思春期特有の感情を投影させた部分はありますけど、基本的に自分は捨てて。ただ、マイペースで、ちょっと抜けてる性格は似てなくもないのかなあって、後になってから気づきました(笑)」。そんな旋風雄が鈴蘭高校に転入してくるところから物語は始まるが、身体も大きく、喧嘩に強い彼を同級生たちは放っておかない。だが、当の旋風雄は“頂上”を巡る争いに無関心。周りから求められる自分と、こうありたい自分がせめぎ合う。ただし、“こうありたい自分”が彼の本心なのかも微妙なところ。「要は旋風雄ってウジウジしていて、本気で人と向き合う、暴力と向き合うということをしないんです」と東出さん自ら鋭く斬る。「自分にはそれしかないのに。挑戦するのが怖いんですよね。でも、本当の願望に対してウジウジしてしまうのは、誰にでもあること。そこは共感できるところでした。ただ、僕は彼ほどウジウジはしないかな…。少なくとも今の自分は。負けず嫌いだし、オーディションだっていつも受かりたいと思って受けに行くし。なので、僕からしたら『若いんだし、思うことにちゃんと向き合って思う存分やりなさい!』って思うんですけどね」。その力強いアドバイスは、「みんなが負けず嫌いで、みんながライバルでした」という撮影現場を経験してこそのものでもあるよう。「譲れないところは譲れない」。そんな思いが、怒涛の乱闘シーンにも表れている。「本当に人を殴るわけじゃないから、お芝居に嘘ができるわけじゃないですか。そんな中、豊田監督は『本当に殴っちゃっていいから』ってぼそっと言っていなくなるんです(笑)。かと言って、本当に殴っちゃうと撮影が続かなくなる。要するに、豊田監督の求める“生(なま)”にどれだけ近づけるか、嘘をなくすことができるか、なんですよね。もちろん、うっかりパンチが入っちゃうこともあるし。みんな攻めたところでやっていました」。東出さんが原作に魅了されたように、映画の中で闘う男たちの姿にときめく女性も多いはず。「女性かあ…」と呟きつつ、おすすめのポイントを挙げてくれた。「正々堂々と戦っている連中だってところかな。卑怯な人も出てきますけど、卑怯な人は卑怯な人として描かれている。上辺だけでなく、根っこからカッコよくなろうとしている男たちを見て、古き良きものを感じてほしいです。でも、ちょっとくらいは女性のキャラクターと絡みたくなかったか?無理ですよ!ただでさえウジウジしてるのに、これで女性の問題まで抱えたら、旋風雄はきっとワケが分かんなくなっちゃいます(笑)」。「ごちそうさん」が好評のうちに幕を閉じたのが3月。初の主演映画となる本作の公開が4月。東出さんの快進撃は今後も続いていく。「新しいことをし続けるのがこの仕事だし、いい意味でも悪い意味でも不安定。そんな中、与えられた仕事をきっちりとやり、人様の前でもしっかりしていなきゃなって。それはモデルの頃と一緒で、“オレ、雑誌に出たんだ”なんて自信満々になる人はすぐに足元をすくわれていました。現状を客観的にとらえずに、ここでもし僕に驕りが生まれて“うん!食っていけそうだ!”なんて思い上がったら、たぶん一気に仕事はなくなるはず。だから芝居の上でも、もっともっとしっかりしないと。でも、今は焦りもあります。まだ始めて2年なのに恵まれているからこそ、実力が伴っていないと判断されたときはガッと落ちるだろうし。その危機感と上手く付き合っていくことも、今の僕には必要だなって思います」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:クローズEXPLODE 2014年4月12日より全国東宝系にて公開©: 2014高橋ヒロシ/「クローズEXPLODE」製作委員会
2014年04月09日2013年全米興行収入ランキングで『アイアンマン3』を抑えて第1位に輝いた、ジェニファー・ローレンス主演のメガヒットシリーズ『ハンガー・ゲーム2』。このほど、4月18日(金)のブルーレイ&DVDリリースを前に、ジェニファー演じるヒロインのウェディングドレス製作の裏側や、こだわりの撮影方法が分かるメイキング映像の一部がシネマカフェに到着した。架空の独裁国家パネムが毎年開催するサバイバル・バトル=“ハンガー・ゲーム”で勝ち残ったカットニス(ジェニファー・ローレンス)とピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)。特に“炎の少女”カットニスの存在は貧困や飢餓にあえぐ隷属地区の人々に勇気を与え、いま、国家に対する革命の動きが国中に広がろうとしていた。故郷では、家族や幼なじみのゲイル(リアム・ヘムズワース)とも再会を果たすカットニス。だが、独裁者・スノー大統領(ドナルド・サザーランド)は彼女を抹殺すべく、節目の記念大会となる第75回“ハンガー・ゲーム”で歴代勝者たちと戦わせる絶体絶命のゲームを仕掛けることに…。海外ではティーンを中心に絶大な人気を誇る本シリーズで、圧倒的な存在感で主演を務めたオスカー女優のジェニファー。前作を上回る壮絶なバトルが展開していく中、2月に亡くなった故フィリップ・シーモア・ホフマンや、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』で注目されたイケメン俳優サム・クラフリンらが新たに出演していることでも注目を集めた。本作で衣装を担当したのは、クリスティーナ・アギレラやP!nkなどのスタイリストを経て、担当したデヴィッド・フィンチャー監督『ドラゴン・タトゥーの女』と「H&M」とのコラボでも話題となったトリッシュ・サマーヴィル。トリッシュは本作で、米・衣装デザイナー組合賞「ファンタジー映画部門」を受賞。映像の中では、ジェニファー演じるヒロイン、カットニスが着用する巨大なウェディングドレスは「私が心酔するジャカルタの有名デザイナーによるものよ」と語っており、ドレスの上半身を金属製に、下のスカート部分は回転したときにフワッとなるよう軽い素材を使用するなど、考え抜かれた工夫が施されていることを明かしてくれた。また、撮影を担当したジョー・ウィレムズによれば、本作では1作目と同じく、無機質なデジタル撮影ではなく、人間味や温かみをより醸し出すフィルム撮影を選んだという。また、登場人物の感情をより強く観客に伝えるため、手持ちカメラを使い、俳優たちの至近距離から撮影。そのほうが「登場人物に感情移入しやすい」とジョーは話している。なお、ブルーレイにはこれらのメイキング映像のほか、ジェニファーの日本独占インタビューや未公開シーン、日本語吹替え声優メッセージなど、計220分の特典映像が収録されているというから楽しみだ。<衣装メイキング><撮影メイキング><『ハンガー・ゲーム2』リリース情報>『ハンガー・ゲーム2』ブルーレイプレミアム・エディション価格:6,800円(税抜)『ハンガー・ゲーム2』ブルーレイ価格:3,800円(税抜)発売日:4月18日(金)※同日レンタル開始(上原礼子(cinema名義))■関連作品:ハンガー・ゲーム2 2013年12月27日よりTOHOシネマズ みゆき座、 TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開TM&(C) 2013 LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.
2014年04月09日小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、浅野忠信、黒木メイサと豪華キャストを迎え、モンキー・パンチの大人気コミックを実写化で話題を集める映画『ルパン三世』。このほどメインキャスト5人がそれぞれのキャラクターに扮したビジュアルが解禁された。原作は、世紀の大泥棒・ルパン三世がハードボイルドかつコミカルに、鮮やかに獲物を盗み出す姿を描き、少年少女向けでも成人向けでもない、という新たなジャンルを切り開いたモンキー・パンチが手がけた“青年漫画”だ。映画版でルパンたちが狙うのは、「その所有者は世界を統べる」といわれる、運命の宝物・クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ。収蔵されているのは、超巨大要塞型金庫“ナヴァロンの箱舟”。何人たりとも破れない、世界最強の鉄壁セキュリティ…そんな「絶対不可能」な獲物に挑んでいく。今回、お披露目されたキャラクター・ビジュアルは赤・青・緑・黄・ピンクとそれぞれのキャラクターに併せ分けられたカラーが特徴的だ。小栗さんが演じる、神出鬼没、大胆不敵、天才怪盗ことルパン三世は、TVアニメの2ndシリーズ(1977年~)を彷彿とさせる赤ジャケット。原作のルパンに近づけるため、10か月にも及ぶアクショントレーニングと8kgの減量で見事な“ルパン体型”を完成させており、その口元にはルパンさながらの不敵な笑みも。そんなルパンの相棒にして、天才ガンマン・次元大介に扮した玉山鉄二は、青い世界の中に佇み、タバコの煙を吐き出すその姿で原作ファンも納得の寡黙な次元像を体現。胸キュン必死の渋さを漂わせている。一方、動きのあるビジュアルで印象的なのが、綾野さん扮する居合いの達人・石川五ェ門。劇中では愛刀・斬鉄剣を使った超人的なアクションを披露しているようだが、今回のビジュアルでもその“キレ味”は健在だ。完成度という意味ではNo.1(?)なのが、ベージュのトレンチコートに身を包んだ浅野忠信演じる、ルパンの宿敵・ICPOの銭形警部。その目には逮捕への執念も感じられるはずだ。そんな男たちを翻弄するのは、黒木メイサ演じる紅一点のセクシー担当・峰不二子。敵か?味方か?いつも気まぐれな彼女だが、太ももに付けた銃のホルダーはまさに妖艶さ抜群!劇中では驚異の運動神経でワイヤーアクションも自らこなしているという。1967年から40年以上愛され続けてきた国民的キャラクターだけに、原作ファンの意見も気になるところだが、今回のビジュアルでその期待値はぐんっと跳ねあがったのではないだろうか?映画『ルパン三世』は8月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年04月09日米エンタメ情報サイト「eonline」が、「マーベル・シネマティック・ユニバース」と呼ばれる興行収入合計約5,150億円にのぼるマーベル映画7作の中から、出演俳優の“セクシー・ランキング”が発表された。この企画、必ず“上半身ヌードのシーンのある俳優に限る”という、女子にとっては眼福な内容だ。いよいよ日本公開が迫る『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(4月19日)を控えた、色気あふれるマーベル・ヒーローたちのランキングをご紹介しよう。■1位クリス・エヴァンス(『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』のスティーブ・ロジャース=キャプテン・アメリカ役)「eonline」内で紹介されているのは、国のために戦いたい、戦士になりたいと"スーパー・ソルジャー"計画の実験台となり、超人血清のおかげで、見事な体躯に変貌したクリスの姿。『アベンジャーズ』公開時のインタビューで、雷神・ソーを演じるクリス・ヘムズワースをして「美しい筋肉」と言わしめたクリス・エヴァンスがトップに輝いた。■2位クリス・プラット(『Guardians of the Galaxy』のピーター・クイール=スター・ロード役)全米で今年8月公開のため、日本ではもちろん海外でも詳細は不明ながら、公開された予告編では『ゼロ・ダーク・サーティ』で一躍名を上げたクリス・プラットの見事に割れた腹筋が話題を呼び、見事ランクイン。■3位クリス・ヘムズワース(『マイティ・ソー』のアスガルドの王子でオーディーン王の息子・ソー役)地球に落下し、後に恋人となるジェーン(ナタリー・ポートマン)に助けられ、地球の洋服を与えられ、戸惑いながら着替えているクリスの姿でランクイン。少しマニアックな話をするならば、サブ・プロットでソーが人気ブランド「アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)」のモデルになってほしいと、女子なら願わずにはいられないはずだ。■4位クリス・ヘムズワース(『マイティー・ソー/ダーク・ワールド』の雷神ソー役)戦いの後、水浴びをし、上半身から滴り落ちる水を布でぬぐうクリスの姿がセクシー全開!前作から2年のへだたりがあるが、クリスがさらに筋肉を大きく鍛えたのが見て取れ、まさに古代の戦士のような体躯だ。■5位セバスチャン・スタン(『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のジェームズ・ブキャナン・"バッキー"バーンズ=ウィンター・ソルジャー役)前作の『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』で鮮烈な印象を残したセバスチャン。紹介されているのは悪の組織・ハイドラによって洗脳を受けるシーン。セバスチャンも、ウィンター・ソルジャーになるにあたり、相当なトレーニングを重ねたようだ。6位以下は次のとおり。■6位ロバート・ダウニー・Jr(『アイアンマン3』のトニー・スターク=アイアンマン役)■7位マーク・ラファロ(『アベンジャーズ』のブルース・バナー=ハルク役)■8位エドワード・ノートン(『インクレディブル・ハルク』のブルース・バナー=ハルク役)■9位ロバート・ダウニー・Jr(『アイアンマン』のトニー・スターク=アイアンマン役)■10位ハルク(『アベンジャーズ』のハルク役)■11位ティム・ロス(『インクレディブル・ハルク』のエミル・ブロンスキー=アボミネーション役)■12位クリス・エヴァンス(『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』のスティーブ・ロジャース役)■13位ミッキー・ローク(『アイアンマン2』のイワン・ヴァンコ=ウィップラッシュ役)「マーヴェル・シネマティック・ユニバース」では、現在『Avengers:Age of Ultron』(原題)が撮影中、その他『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ』ともに第3弾の製作が発表されている。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開(C) 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2014年04月08日卓越した職人技術の厳選素材により生み出されるエレガントな味わいのスイーツや、クラシカルでモダンなパッケージに魅了されるファンが多いベルギーの高級パティスリー「DEBAILLEUL(ドゥバイヨル)」。国内で唯一、イートインスペースを併設した丸の内オアゾ店にて、3月18日より新たなデセールメニューが加わった。その名も「ドゥバイヨル アヴァランシュ」。フランス語で「なだれ」を意味するこのデセールは、ドゥバイヨルの本国オリジナルレシピで誕生した新メニューで、ベルギー ブリュッセルで作られたものをそのまま直輸入してお届けしているというブランドのこだわりがある。ユニークなのは、その見た目。ちょうどソフトボールくらいの大きさのボール状のショコラの中に、冷たいバニラアイスクリームと香ばしいクランブルがぎっしり詰まっており、いただく直前に店員さんが温かいチョコレートドリンクをまわしかけてくれる。まわりを包んでいるショコラがまるで「なだれ」のように溶けだし、中からバニラアイスとクランブルが顔をだしてくる様子は何とも印象的だ。ドゥバイヨルならではの濃厚でしっかりとしたショコラの味わいとバニラビーンズが豊かに香るグラスバニーユ(バニラアイス)。そこへなめらかな口どけのショコラショーをまわしかけると何とも贅沢なハーモニーが生まれる。温かさと冷たさの温度差が絶妙な食感を生み、華やかな春の訪れとともにぜひ味わいたい一皿に仕上がっている。丸の内でのショッピングがてら、ぜひお店まで足を運んでみてほしい。(text:Miwa Ogata)
2014年04月08日エヴァ・メンデスが恋人のライアン・ゴズリングの飼い犬の世話を、元カレにさせていたという。エヴァは、彼女もライアンも仕事で自宅を離れなければならなかったときに、ライアンが飼っている雑種犬の世話を元カレのジョージ・オーガストに頼んでいた。エヴァとジョージは、エヴァが2011年からライアンと交際を始めるまで、10年以上も付き合っていた。ジョージは別れた後もエヴァのアシスタントとして働いていて、仕事の一環としてライアンのペットの世話を頼まれたのだ。ライアンのアシスタントから、ペットの扱いについて細かく書かれたリストを手渡されただけでも複雑な気分だったのに、さらにその犬が自分と同じ名前だと知って、ジョージは屈辱的な気分になったそうだ。事を荒立てたくなかったのと、エヴァとの仕事を失いたくなかったことから、ジョージはこの仕事を引き受けたが、もう二度とこの役目は御免だと改めてエヴァに伝えたという。(text:Yuki Tominaga)
2014年04月08日人気ホラーシリーズの最新作『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』の公開を直前に控え4月7日(月)、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜と箕輪はるかが都内で“呪い”イベントを行なった。低予算の製作費ながらも全世界で7億ドルを超える興行収入を記録する人気ホラーシリーズとなっている『パラノーマル・アクティビティ』の第5弾。アメリカカリフォルニア州で複数のティーンが怪死を遂げた事件現場で発見された1本の映像の中に記録された怪奇現象と恐怖が描き出される。2人はこのイベント直前に映画を鑑賞しそのときの様子が赤外線カメラで撮影された。春菜さんは上映前は「私は怖いの慣れてるから。10年もはるかが隣にいるんだから大丈夫」などと軽口を叩いていたが、いざ映画が始まると恐怖シーンにビクッと肩を震わせ、絶叫に次ぐ絶叫だった。イベントには金髪のカツラとネグリジェ姿でシリーズの重要人物で本作にも若かりし頃の姿が登場するケイティになりきって登場。実際の劇中のケイティは「金髪でもないしメガネもかけてないんですけど」と苦笑しつつも「ケイティです」と平静を装った。当初、春菜さんはひとりでトークに登場していたが、春菜さんが映画について話していると、後ろの窓のような部分に掲げられた本作の死神のポスターが切り替わり、そこに死神メイクを施しポスターそっくりの姿になったはるかさんが!あまりの自然な切り替わりっぷりに(?)、当初、春菜さんは気づかないふりをしてトークを進めていたが、はるかさんはやがて、春菜さんの首を後ろから絞めて「お前を呪ってやる!二度と『幸楽』で働けないようにしてやる…」と絶叫。春菜さんは「角野卓造じゃねーよ!」と絶体絶命のピンチのときでもしっかりとツッコミを入れて会場は笑いに包まれた。改めて“死神”はるかさんも加わってトーク再開。長年にわたって死神呼ばわりされてきたというはるかさんだが「やっとお仕事に繋がりました。こんなにガッチリと『死神でお願いします』という仕事は初めて」と喜びを語る。相方の変身ぶりに春菜さんは「めっちゃ怖い!ちょっと顔を白く塗って、黒いのをつけただけでこのクオリティ。ポテンシャル高い!」と称賛していた。コンビ結成から10年が経っても春菜さんははるかさんについて「いまだに横にいられると怖くなる。顔に慣れない」と苦笑。それでもはるかさんは「みんなに囲まれて幸せな死神です」と死神メイクで満面の笑みを浮かべていた。ちなみに、はるかさんはこんな顔をしつつも「霊感とか全くないし何も見えない」とのこと。かつて、黒猫さえもはるかさんを避けて通ったというほど周囲を怖がらせつつも、呪ってやりたい人物は?という質問にも「わりと平和主義で、誰とでも仲良くしたいのでいません!」と健全な口調で答え、春菜さんから「あってくれよ!そんな見た目で…。(ニュースの)見出し作れよ!」とツッコまれていた。『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』は4月11日(金)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:パラノーマル・アクティビティ呪いの印 2014年4月11日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開(C) PARAMOUNT PICTURES 2013. ALL RIGHTS RESERVED.
2014年04月07日歴史スペクタクル大作として『グラディエイター』『トロイ』を凌ぐ、全米興行収入2億ドル突破の大ヒット記録を残した映画『300<スリーハンドレッド>』。そこで死闘を繰り広げ散ったのは、最強国家・スパルタが誇る300人の勇敢な兵士たち。彼らはペルシア帝国100万の大軍を相手にひるむことなく命を賭け、そして潔く散った。その“誇り高き魂”を継いだ屈強なギリシア戦士たちが復讐のために立ち上がる姿を描いたものが、続編『300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~』だ。このたび、迫力の本予告が解禁!さらに、史上最も過酷で美しい肉弾戦を繰り広げるキャラクターたち、復讐を誓うギリシア軍の王女・ゴルゴ、300人の意志を継ぐ勇者・テミストクレス将軍、敵の侵略軍ペルシアの残忍な女戦士・アルテミシア、世界侵略を目論む神王・クセルクセスらインパクト大のキャラクター・ビジュアルも同時に公開された。本作で描かれるのは、ペルシア戦争最大のクライマックスと言われる史実“サラミスの海戦”。進撃するペルシアを迎え撃つために立ち上がった勇者・テミストクレス将軍は、圧倒的な数を誇る敵軍を打ち負かすべく、ギリシア全土の力を結集させスパルタ連合軍を率いる。今回到着した映像は、前作で描かれたレオニダス王の死、神王・クセルクセスの誕生の瞬間や、大海原で繰り広げられるペルシア大艦隊の圧倒的な戦力の前に知略で挑むギリシア軍の攻防戦、互いの総力を結集した手に汗握る壮絶なバトルに次ぐバトルが、ストップモーションを駆使した映像美で綴られている。1分22秒の内、実に60秒間ノンストップでただひたすら戦いまくる迫力映像は圧巻!屈強な筋肉ソルジャー VS 比類なき残虐女戦士、彼らのぶつかり合う闘志、憎悪、歪んだ愛。真っ青な海を真っ赤に染める凄惨な復讐戦の行方はいかに――!?前作のメガホンを取り、今回はプロデューサーに徹したザック・スナイダーは、本作について「前作の結末は見てのとおり…メイン・キャラクターのほぼ全員が死んでしまったんだ。だから、僕としては完結したと思った。もう1本作れるとは思っていなかったんだ。でも、フランク・ミラー(原作者)が来て『ああ、そうだ。このもう一つの戦いは、テルモピュライの戦いと同じ3日間に実際に起きていたんだ」と言ったとき、僕らは『何だって?最高じゃないか』といった感じだった」とふり返る。「とにかく素晴らしい役者たちが揃ってくれた。おもしろいし、賢いし、フィジカルな素晴らしい役者ばかり。最高の監督がいて、僕らが作った1作目を踏襲している作品にしてくれた。今、2本の映画が肩を並べて存在しているのを見ることができて、本当に嬉しいよ。このような形で一つの円が完成して大満足さ」と、この続編にも太鼓判を押す。それを証明するように、本作は全米初登場1位を獲得!世界でも軒並み大ヒット爆進中だ。さらに本予告編に加え、“ヘビメタの神”と崇められる「ブラック・サバス」が、自身の名曲中の名曲「ウォー・ピッグ」を提供した予告バージョンも同時公開。オジー・オズボーンの低音ボーカルが響き、さらなる世界観を構築する、この予告編も必見だ。キャストは、ペルシアの皇帝クセルクセスを演じるロドリゴ・サントロ、復讐を誓うギリシアの王女ゴルゴを演じるレナ・ヘディーと前作でおなじみの面々に加え、主人公の勇者テミストクレス役に『L.A.ギャングストーリー』のサリバン・ステイプルトン、宿敵となる女戦士アルテミシア役に『ダーク・シャドウ』のエヴァ・グリーンが新たに参戦。そのあふれるカリスマ性とセクシーな存在感で作品にさらなる魅力を加えている。「絶対に降伏はしない。降伏するくらいなら名誉ある死を!」と叫ぶテミストクレスの姿。これぞ究極の戦士の美学。そんな美しき戦士たちの世界を覗いてみて。『300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃』は、6月20日(土)より全国にて3D/2D/IMAX3D同時公開。(後藤ゆかり(cinema名義))
2014年04月07日昨年、結婚の約束を交わし同棲していたリアム・ヘムズワースと破局したマイリー・サイラス。その後リアムがマイリー邸から出て行ったことで、マイリーの生活は一変。いまではまともな話し相手すらいない状態と言われている。そんな寂しさをまぎらわすように、マイリーは散財しているようだ。米セレブ情報サイト「VH1」によると、ニューヨークの人気デザイン・ハウス「ザ・ブロンズ(The Blonds)」に3万5,000ドル(約363万円)の毛皮のコートをカスタム・メイドで作らせたり、裏庭に設置したネイティブ・アメリカンたちが使うテント「ティピ」を4,000ドル(約41万円)でオーダーしたり。自慢のネイル・アートにはなんと6万ドル(約622万円)を、日本製のウォシュレット式トイレには1万ドル(約103万円)と使い放題。本国ではそんなマイリーの金銭感覚を示す洋服やシューズ類への執着を紹介する動画も公開されている。推定資産120億円と言われているマイリーだが、そんなセレブ生活の裏を知る関係者は米エンタメ情報サイト「Radaronline」にこう語っている。「マイリーは、リアムと別れてからは大豪邸でひとり暮らし。話せる恋人もいないし、本当の友達はひとりもいません。パーティ好きな連中や“いたら便利な連中”がチヤホヤしているだけなんです」。いまのマイリーを癒しているのはツアーに同行しているダンサーたち、そしてバンドのミュージシャンたちだという。また最近のマイリーは妹ノアと過ごす時間も多く、4月1日(現地時間)に行われたボストンでのコンサートで、愛犬の死に打ちひしがれ、パフォーマンス中に泣いてしまったマイリーをすぐに抱きしめたのもノア。ツアー中の彼女が、新しい友情やあるいは恋愛を見つけるのは、ツアーが終了する6月以降なのかもしれない。(text:Mieko Nakaarai)
2014年04月04日ローマ法王フランシスコと英エリザベス女王が4月3日(現地時間)、バチカンで会談したと世界中のメディアが報道した。女王はこれまでにも歴代のローマ法王と会談してきたが、フランシスコ法王に会うのは初めて。女王はイタリアのナポリターノ大統領の招きを受け、夫のフィリップ殿下と共に日帰りで同国を訪問。大統領主催の昼食会に出席した後、バチカンに向かった。女王はイングランド国教会の首長、フランシスコ法王はローマカトリック教会のトップという立場だが、非公式の会談という形で初の面会が実現した。エリザベス女王はこれまでに、即位前年の1951年のピウス12世との会談を皮切りに、故ヨハネパウロ2世など歴代のローマ法王4人と会談してきた。そして米メディア「abcnews」が伝えたところによると、この非公式の場にエリザベス女王がお土産として持ち込んだものは、イギリス王室の夏の休暇地として使用されている6万5,000エーカー(約260平方キロメートル)の面積を誇るスコットランドのバルモラル・エステートで醸造されたウィスキー、作られたジャムや各種の飲料をピクニック・ビスケットに詰めたギフト。なんともハート・ウォーミングな贈り物だ。一方、フランシスコ法王からは、去年7月に誕生されたジョージ王子へと、稀少な宝石で飾られた十字架の印のついた地球儀。まもなく初めての外遊でオーストラリアとニュージランドを訪問される王子へふさわしい記念品になることだろう。またエリザベス女王には「urbi et orbi」(“ローマと世界へ”の意味)というメッセージが綴られた1679年に作られたという羊皮紙が贈られた。(text:Mieko Nakaarai)
2014年04月04日人気上昇中の4人の女優たちが女性同士の濃厚ラブシーンや激烈アクションに身を投じて話題を集めた『赤×ピンク』が、豪華特典満載でBlu-ray&DVDで発売することが決定した。直木賞作家・桜庭一樹の小説を映画化した同作は、女性同士が戦う格闘技ショー“ガールファイト”を舞台に、己のアイデンティティーを探して、葛藤して成長する女性たちを描いた。初のフルヌードにチャレンジした主演の芳賀優里亜は、「フルヌードという条件がついていましたし、出演を悩んだ時期もあったけど、挑戦して良かった」とふり返る。また、「仮面ライダー」シリーズで熱いファン層を誇る特撮アクション界の気鋭・坂本浩一監督は、「DC版は劇場では上映時間の関係上カットしたシーンが復活しています!アクションもドラマもラブシーンもすべてがパワーアップされています。ぜひ比べて見てください!」と猛烈アピール!監督の言う、「ディレクターズ・ロングバージョン」は必見だ。映像特典として撮影に密着したメイキング、キャスト勢揃いの初日舞台挨拶を収録するほか、封入特典として豪華ブックレットや“ガールズブラッド”キャラクターカードセットなどを同梱する予定。「エロスあり、友情あり、成長ありといろんな要素がつまっています」と芳賀自身も推奨する青春ガールズ格闘ムービーを、豪華特典とともに堪能してみて。『赤×ピンク』Blu-ray&DVDは7月2日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2014年04月04日「Woman」「最高の離婚」「東京ラブストーリー」など数々のヒットドラマを生み出してきた脚本家・坂元裕二が、永山絢斗を主演に迎え、WOWOW連続ドラマWに初参戦。“AV業界”の裏側に踏み込んだ、社会派エンターテインメント「モザイクジャパン」を手がけることが明らかとなった。東京の証券会社をリストラされた常末理市(永山絢斗)。仕方なく帰郷すると、なぜか、故郷の町全体が明らかに色めき立っていた。理市は両親の勧めで、田舎町には不釣合いなモダンな自社ビルを持つ(株)GALAXYZへの再就職を果たす。若き社長・九井良明(高橋一生)が率いるGALAXYZグループは、実はアダルトビデオを中心にさまざまな事業を手がける新鋭企業だった!職場には短すぎるスカートの制服を着た美女ばかり。理市は、その中でひときわ純粋さを放っている木内桃子(ハマカワフミエ)が気になり出す。だが、彼女たちは、全員AV女優。就業中もオフィス内やトイレなど、いたるところで絡みの撮影が行なわれていた。理市はこのセックス産業で潤う田舎町に巻き込まれ、破滅、成功、絶望、快楽のすべてを経験していくことに――。リアルで心の痛いところを突き刺すセリフや緻密な物語展開で知られる、脚本家・坂元裕二が、R指定の本作で手がけるのは、セックス産業で潤う田舎の街を舞台にあぶり出す、“モザイク”にかかったAV業界、ひいては深い人間心理や日本社会の暗部だ。主演は、映画『クローズEXPLODE』『ふがいない僕は空を見た』などで知られる若手実力派俳優・永山絢斗。さらに、連続ドラマW「ヒトリシズカ」などに出演した高橋一生ら、魅力的なキャストが斬新なテーマに臨む。オーディションを勝ち抜き、AV女優役として体当たりの演技に挑む新人女優たちにも注目だ。主人公・常末理市を演じる永山さんは、「帰郷し親しかった人々の変化に感じる葛藤や、AV業界で仕事をしていく上で生まれる失望感、恋愛を交えて出る向上心などを誠実に演じたいと思っています」と意気込む。そして、「素晴らしい脚本に色を付け、自分で自分にかけてしまっているモザイクを取り除くことが出来たら、僕も少し成長出来るかもしれません」と、本作のテーマに斬り込む深いコメントを寄せてくれた。また脚本を手がける坂元さんは、「テレビ番組作りの原点とは、誰もが興味を持っているけど、誰も知らないことを、誰でも見れる場所にさらけ出すことと考え、アダルトビデオの世界で取材を重ねました。結果、150分中、140分はWOWOWでしかできないであろうドラマとなりました」と語っている。「幾重にも重ねられたモザイクを消しながら私たちが見つけたものは、この国の社会システムそのものでもあります。モザイクとは何か、モザイクの向こうには何があるのか。ないのか、そんなことをこの物語の中で考えていただければと思います。『モザイクジャパン』というタイトルですが、内容にはモザイクをかけていません」。そんな坂元さんの意欲作を演出するのは、映画『なくもんか』『謝罪の王様』などを手がけ、坂元さんとはドラマ「Mother」「Woman」などでもタッグを組んできた水田伸生。「坂元さんの着眼点に驚かされ、感服している。今回は感服を超えて、驚愕だわ…。こりゃ、民放地上波ではできないわ…。やると決めたWOWOWも凄いわ…。私は、坂元裕二さんとWOWOWに鍛えられている」とコメント。「空飛ぶタイヤ」では自動車業界を、「パンドラ」では製薬業界を、「震える牛」では食肉偽装問題など、民放では扱えない様々なテーマに果敢に挑んできたドラマW。今回も、一筋縄ではいかない社会派ドラマとなりそうだ。連続ドラマW「モザイクジャパン」(R15+指定相当)は5月18日(日)夜11:00スタート。(上原礼子(cinema名義))
2014年04月03日モデルのミランダ・カーが来日し、4月2日(水)にモデルのSHIHOと共に“講師”として一般女性を対象にしたヨガのレッスンに参加したが、予定よりもおよそ1時間半も遅れてイベントが開始されるというハプニングがあった。ミランダはリーボックのシューズ「Skyscape (スカイスケープ)」の“グローバル・アンバサダー”として来日。「Skyscape」は3月1日より世界一斉販売となったウォーキングシューズで、193gという軽さやブラジャーと同じ素材で作られたことによる履き心地の柔らかさなどが話題となっており、ミランダはCMにも出演している。ミランダ自身、長くヨガを実践しており、この日の昼過ぎに行なわれた会見でも、ヨガの際に使うシューズとしてもこの「Skyscape」は適していると語っていた。同じくアンバサダーを務め、ヨガを実践していることでも知られるSHIHOさんと共に「世界一美しいヨガの先生」として、ポージングのレッスンを行なった。だが、あいにくミランダの会場入りの時間が大幅に遅れ、当初はミランダと共にそろって登場するはずだったSHIHOさんが、ひと足先に受講者の前に姿を見せ、まずは単独でレッスンをスタート。その後、ミランダが合流すると伝えられていたが、なかなかミランダは姿を見せず、いくつかのポージングのレッスンを終えた時点でSHIHOさんも「どうしましょう…?待ちですねぇ」と苦笑を浮かべていた。結局、当初の時間よりおよそ1時間半ほど遅れてミランダはタンクトップ姿でにこやかに登場。粘り強く到着を待った受講者に「ヨロシクネ!元気デスカ?」と満面の笑みを浮かべて日本語で挨拶した。レッスンでは体幹に良いというポーズなどを実践。12年ほど続けているとあって、長い手足をしなやかに動かし、次々と見事なポージングを披露した。改めて、自身のライフスタイルとフィットネスの関わりを尋ねると「ヨガにピラティス、ウォーキングにダンス、トランポリンなど体を動かすのが大好きなので、いろんなエクササイズを組み合わせています」と明かし、「大切なのはバランス。自分に合った形で心身ともに楽しむということが重要。私は週に4日ほどヨガを行ない、必要不可欠なものになっています。心身が一つに統合され、エネルギーが高まり、強さや落ち着きが生まれるのを感じます」と笑顔で語っていた。この後、アンバサダーとして別のイベントにも出席しなくてはならず、予定よりも短い時間での慌ただしいヨガレッスンとなってしまい、ミランダはすぐに会場を後にしたが、“生ミランダ”のレッスンを受けた受講者の間からは「カワイイ!」「細い!」など感嘆の声があがっていた。(黒豆直樹(cinema名義))
2014年04月02日世界中の人々を虜にしている、2人の女性をめぐる美しい愛の衝撃作『アデル、ブルーは熱い色』。2013年、第66回カンヌ国際映画祭で、アブデラティフ・ケシシュ監督だけでなく、主演女優のアデル・エグザルコプロス、レア・セドゥにもパルムドール(最高賞)が贈られたことは、映画祭史上初の快挙として記憶に新しい。受賞後、女優として新たな一歩を踏み出したアデルに、人生を変えた話題作について聞いた。「今回、私が出演したかった一番の理由は、ケシシュ監督の作品だったから」そう話すアデル・エグザルコプロス。「監督の作品は大好きなものばかり。いつも必ず真実を映画に登場させているから。本当は脚本を読んでから出演を決めるのが普通の流れなのでしょうけれど、キャスティングの間は原作のコミックしか読ませてもらえなかったの。そのときすでに、時間の経過によって女の子が進化していく物語にとても惹かれていたわ。ラブストーリーだから、その情熱が本物だというのを見せたいと思ったの。時間の経過があればあるほど、表現できるニュアンスの幅が広がるから、演技の幅も広がると思ったのよ」。5か月半、750時間に及んだ撮影では、シーンごとに気が遠くなるほど幾度もテイクを重ねたという。「監督は役者が大好きなの。役者を技術で拘束しない人で、床にテープを貼ってここから動くなと言うような指示が一切ない。技術スタッフの方が私たちに合わせてくれるの。人工的なものが嫌いなので、ヘアメイクも一切なし。あなたの感情を出してください、それだけ。このキャラクターのためにあなた自身を投げ出す覚悟があるか、そう問われていると感じるわ。ちょっとどうかなというテイクを、“まあいいか”とそのままにすることがないの。女優が特別なものを出したときにだけOKが出る。だから、1シーンに1週間かかることも。アデルが初恋の相手エマと最初に出会うシーンでは、1日に100テイクほど撮ったわ」。誰もが印象深く残るアデルとレアの初めてキスするシーンについては「1週間かけてようやくOKが出たのよ。ほかの監督では考えられない。1日で4~7シーンを撮るのが普通のリズムね。彼のやり方は、俳優たちがコントロールできなくなるような、自己忘我のようなところを求めるの。100%出し切っていないときは絶対にOKを出さない。俳優たちが、これはいいテイクだったと思っても、監督がOKを出すのは、それから100テイク後(笑)。五か月半の撮影期間、1テイクで済んだところは、1シーンだけ。自分の中でも、これはいいものが出せたと思えるところね。でも、そこはカットされちゃったけれど」。また自身と同じ名前を持つ役柄については「私たちの世代で一番大事なのは自由であること」に共感できるとアデル。「彼女は沢山泣きますが、自由なの。自分のラブストーリーを最後まで諦めず、徹底的に歩んでいく。そのために自分自身がボロボロになることすら受け入れる、そんな女性ね」。恋愛、愛に関するすべてが詰まっている本作。かつての恋愛を思い出す人、恋に憧れを抱く人、観る人の経験によって抱く思いは様々だろう。出演を通じて、アデル自身には愛に関して何か発見があったのだろうか。「ひと目惚れがあり得るんだと確信できたわ。初恋というものは、美しいものになるか、悲しいものになるかにかかわらず、忘れられない恋なんだということも。一目ぼれの経験?あるわよ(笑)」。監督がはっきりと言及している、2人の女性の間に立ちふさがる社会的格差についてはどう考えているのだろう。「撮影中、社会的格差については全く意識しなかったわ。私自身は、いくら階級が違っても、同じものを共有できると考えているから。私自身は、育った社会環境が違ってもそれを乗り越えられると思うし、同じ文化、同じ教育を共有していたとしても上手く行かないこともあると思う。人を愛するとは、その人をいったん受け入れたらすべてを受け入れ、問題が起きたら話し合い、関係を続けること。それは可能だと思うわ」。これは、男女間の恋愛でも同じこと。「撮影中はレズビアンについては全く話題にならなかったの。それが、作品が発表され、レズビアンの物語だと言われてがっかりしたわ。レズビアンのセックスはあんなではないというコメントをした人もいたけれど、それもちょっと的外れだと思う。ただ、セックスシーンに気づまり感を覚える人がいるのはよく分かるわ。あれほど濃密なベッドシーンに長い時間を費やすのは珍しいことだから」。衝撃的な愛情表現に戸惑う人もいるかもしれない。それでも、この作品は多くの人を惹きつけてやまない。「このストーリーは本当に普遍的で、誰もが自己投影できる話だと思うの。周りの人たちも、こういう初恋の感情はよく分かると言ってくれたわ。役者にとっては嬉しい賛辞。そういってもらうために、私たちは映画を撮っているのよ」。誰にでも覚えのある恋を題材とした本作は、観る者にとってはもちろん、出演したアデルにとってもとても特別な存在に。パルムドール受賞後、女優としての意識に何か変化はあったのだろうか。「これまでにも出演作品は何本かあったけれど、私は目立たない存在だった。陰の存在だった私が、光の中に突如出された感じ。パルムドールを受賞したおかげで、様々なオファーが届いているし、女優として千以上もの扉が開いたという感じね。いままで以上に、演じるモチベーションも高まったわ。映画業界の中に自分の居場所を見つけるのはとても難しいこと。その第一歩を踏み出した気がするわね。もちろん、責任も重くなった気がするけれど(笑)」。(text:Jun Makiguchi/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:アデル、ブルーは熱い色 2014年4月5日より新宿バルト9、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2013- WILD BUNCH - QUAT’S SOUS FILMS – FRANCE 2 CINEMA – SCOPE PICTURES – RTBF (Télévision belge) - VERTIGO FILMS
2014年04月02日ドイツ発の折り畳み傘ブランド「クニルプス」から、雨の日を楽しい気分にさせてくれるカラ―バリエーション豊富な新デザインのワンタッチ折り畳み傘「FLOYD(フロイド)」(価格 3,600円(税抜)、重量280g)が4月1日(火)より新登場した。「クニルプス」と言えば、そのブランド名が「折りたたみ傘」の代名詞になるほど、ドイツで圧倒的な知名度を誇るが、日本でクニルプスの知名度を上げたきっかけになったのは、実は映画『ストロベリーナイト』だ。劇中にヒロインの竹内結子がずっとクニルプスの傘を差していたことから、竹内結子使用モデルが爆発的にヒットしたという逸話がある。クニルプスは、1928年にエンジニアのハンス・ハウプトが、世界で初めて折り畳み傘を考案し、その後1965年には自動で開く傘の生産に成功した。今でも私たちは、雨の日はこのブランドによる発明の多大な恩恵にあやかっているといっていいはず。さらに、携帯性や機能性に優れた傘の開発にとどまらず、カラフルでスタイリッシュなデザインの傘を次々と発表し、傘の世界にファッション性を持ち込んだ。今回、新発売となるワンタッチ折り畳み傘「FLOYD(フロイド)」は、持ち手の部分が丸く指をひっかけられる形状になったアイコニックなデザインがユニークだ。機能面でもボタン操作で素早くオープン/クローズができ、風に強く速乾性もある。カラーは、全8色のカラフルな新ラインが揃う。傘を選ぶときに、さまざまある中から好きなカラーを選ぶのもまた楽しみのひとつだ。(text:Miwa Ogata)
2014年04月02日昨年、兵役から復帰した韓国の人気グループ「超新星」のリーダー、ユナク。復帰後初の日本映画単独主演を果たした、直木賞作家・小池真理子原作の『無花果の森』が6月14日(土)より公開されることが決定!このほど、ユナクが自ら選んだという作品の世界観をイメージを表現したポスター・ビジュアルが解禁となった。日本に留学し、ジャーナリストを目指すも、いまでは雑誌社のパパラッチとして働いている青年・ヨンホ(ユナク)。彼は世界的有名指揮者・新谷吉彦(三浦誠己)の妻・泉(原田夏希)へのDV疑惑を追っていた。やがて、そのことを知られた彼女は、全てを捨て、ある町で偏屈で通る老女性画家・天坊八重子(江波杏子)の住込み家政婦となる。ある日、ヨンホと泉は偶然にも再会。しかも、再会したときのヨンホは、警察に追われていた。お互い逃げることで出会った2人。「君のことを守りたい」、その言葉に彼女の心には光が射すのだが…。有名な指揮者の夫からDVを受けている女、そのスキャンダルを追っていたパパラッチの青年。女は夫から逃げ、そして青年は事件に巻き込まれて追われていく。本作は、そんな2人の男女が織りなす、切なくも甘美なラブストーリー。直木賞作家である小池真理子の平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した「無花果の森」(日本経済新聞出版社刊)を完全映画化した本作。ユナクは兵役除隊後にして、初めての単独映画主演となり、これまで見せたことのない濃厚なラブシーンにも挑戦している。物語の鍵となるヒロインを演じるのは、2004年、NHK連続テレビ小説「わかば」のヒロインから映画『イエスタデイズ』や『極道の妻たちNEO』など幅広い活躍を見せる原田夏希。哀しみを抱えながら愛に生きるヒロインの心情を演じ切っている。監督は、『武士道シックスティーン』、『「また、かならず会おう」と誰もが言った。』の古厩智之、脚本を『ストロベリーナイト』の林誠人が担当。日本語にも堪能なユナクが、年上の女性とどんな悲恋を見せてくれるのだろうか?『無花果の森』は6月14日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(上原礼子(cinema名義))
2014年04月02日チョコレートやワッフル、ビールにフライドポテトなど、グルメな食文化で知られるベルギーから、いま世界で話題のスイーツが日本に初上陸を果たした。4月1日(火)~29日(火・祝)までの期間限定で銀座三越B2に出店するのが、ベルギー伝統菓子、キュベルドン専門店「Belgian Cuberdon」だ。キュベルトンとは、ベルギーで古くから親しまれている伝統菓子で、その見た目の形状から、「鼻」の意で親しまれているスイーツ。表面は固く、内側にはトロットしたシロップが詰まった、グミのような食感のコンフィズリーだ。キャンディのようでもあり、グミのようでもある、カラフルなキュベルドンは、国際的な映画祭や晴れがましい祭典でもゲスト向けのデザートとして出されるなど、ヨーロッパ セレブの間にも浸透しており、冷やしてシャンパンに合わせたり、凍らせてウォッカとともに愉しんだり、また午後のティータイムには紅茶やコーヒーに入れて愉しんだりと、さまざまなシチュエーションで大人が愉しめるスイーツとして広まっている。今回、銀座三越に登場する期間限定店舗では、ストロベリー、オレンジ、レモンなどのカラフルなフレーバーを取りそろえ、多彩な味をラインナップ。3個入り(972円 税込)、16個入り(5,400円 税込)、25個入り(8,100円税込)などを展開。自分のご褒美用や大切な人とシェアしたり、ギフトとしてもおすすめ。果実味あふれる香りが口中に広がり、贅沢な気分を春のスイーツタイムにぜひ試してみたい。(text:Miwa Ogata)
2014年04月01日