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キャメロン・ディアス、ブラッド・ビット、ペネロペ・クルスなど超一流スターが集結したことで早くも海外で話題となっている映画『悪の法則』が11月15日(金)に日本公開が決定!このほどキャメロンとペネロペの超セクシーな劇中ビジュアルがお披露目となった。物語の舞台はテキサス。喉の渇きと同じく、この街に集まる怪しげなセレブリティたちの欲望は尽きることがない。“カウンセラー”と呼ばれる弁護士もそのひとり。彼が遊び気分で手を出した麻薬取引をきっかけに、一人、そしてまた一人と危険な罠に絡めとられていく…。今回お披露目となったビジュアルは、キャメロンとペネロペがタオル一枚で横たわり、何かを見つめながら笑みを浮かべている姿。“コメディの女王”と呼ばれるキャメロンだが、本作では悪女役での出演となり、その笑みには何か危険な雰囲気が漂っているが…。映画化に挑むのは3度のオスカー・ノミネートに輝くリドリー・スコット監督。スタイリッシュかつスキャンダラスな映像美と、登場人物たちの偽りの仮面を、まるで表皮を一枚ずつ剥いでいくような細やかな演出を披露している。脚本は、アカデミー賞受賞作『ノーカントリー』の作家コーマック・マッカーシーが手がけている。本作はキャメロン、ブラッド、ペネロペを始め、ハビエル・バルデム、マイケル・ファスベンダーが出演。センセーショナルでスキャンダラスな“いつもの彼ら”とは違う俳優陣に誰もが引き込まれるはず。『悪の法則』は11月15日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:悪の法則 2013年11月15日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox
2013年07月17日東京駅の開業100周年記念映画『すべては君に逢えたから』の中の一篇で東出昌大と木村文乃が主演する「遠距離恋愛」の東京駅での深夜ロケに潜入!クリスマスツリーの下でのプロポーズという胸キュンシーンの模様が明らかになった。本木克英がメガホンを取り、1日で100万人以上が利用する東京駅を舞台に10人の男女による6つの愛の物語が描かれる本作。東出さんと木村さんが出演するエピソード「遠距離恋愛」では東京と仙台で離ればなれで暮らすカップルの物語が展開する。JRの全面協力を得て、通常では撮影の許可の下りない東京駅でのロケが実現!とはいえ、撮影ができるのは最終電車と始発電車の間の真夜中の数時間のみ。この日は丸の内側出口の駅前のロータリーにて撮影が行われた。梅雨の真っただ中の6月下旬の撮影だが、クリスマスのシーンということで、現場には半年ほど早いツリーがイルミネーションを施されて出現し、周囲にはコートに手袋、マフラーを身につけた150名もの通行人役のエキストラの姿が…。東出さん演じる拓実は黒っぽいコートを羽織り、ツリーの下で木村さん扮する恋人の雪奈の到着を待つ。仕事の忙しさの中で互いの気持ちに寄り添うことができず、物理的な距離以上に心の距離が開いてしまった拓実と雪奈。だが、クリスマスの再会で拓実は雪奈に指輪を差し出し結婚を申し出る。言うまでもなく映画の中でも最重要パートの一つである。シーンにしてわずか数分の短いシーンではあるが、細かくカット割りがなされており、テストと本番を繰り返し、監督の「OK」の声が響きわたるとすぐさま別のカットへと目まぐるしくカメラの位置が変えられていく。夜明けがタイムリミットということでスタッフたちは文字通り、現場を奔走!空が少し明るくなり始めた午前4時ごろ、この日、予定されていた全てのシーンの撮影がようやく終了した。2人が交わす甘い(?)会話の詳細やプロポーズの成否については映画が完成してのお楽しみ。ホッとしたのも束の間、スタッフたちは総出で撮影現場の片付けに取り掛かる。そして、東出さん、木村さん、本木監督は集まった報道陣からの質問に応じてくれた。昼夜逆転での連日の撮影。しかも時間制限がある中で、かなりの数のエキストラを動員しての撮影という過酷な現場となったが、本木監督は「日本で一番美しい駅」と語る東京駅での貴重な撮影とあって、「その贅沢さはスタッフみんなが感じていたと思います。過酷ですが、お祭りのような昂揚感があった」と充実した表情で語る。東出さんの顔にも疲労の色が浮かぶが、一方で「ここ数日の昼夜逆転は面白かったです。時間が限られた中での東京駅の撮影ということで、不思議な体験でしたね(笑)」と明け方に差し掛かり、そしてプロポーズを終えてややハイ状態…?ラブストーリー初体験にして、クリスマスに東京駅のクリスマスツリーの下で恋人に指輪を差し出すという、90年代のトレンディドラマのような王道すぎるプロポーズを体現したが、感想を尋ねると「監督からは『恥ずかしがらずに2人の世界で』と言っていただいたんですが、実際にやってる最中は2人の世界でした。意外とイケるもんですね(笑)」と余裕しゃくしゃく?「主軸にある大事な感情『愛する』だったり、『好き』だったりというものが、演じてて何ら負荷がないというか、すごく楽しいことだったので、やってて面白かったです」と手応え十分の表情で明かした。木村さんも「いつも不倫や略奪愛だったり、報われない恋ばかりしてたので『大丈夫かな?』と思うところあったんですが(苦笑)、いざやってみたら、自分の中にも当たり前にある感情だったんだなと気づくことが多かったです。いままで『恋愛に向いてないのかな…?』って思うこともあったけど、私は何ら変わりない普通の女の子なんだなって感じられて、いままでと違った感情を見つけながらやれて楽しめました」と恋する乙女をしっかりと楽しんだ様子。同学年ということもあってか「遠慮なく接することができた」(東出さん)、「全く壁がなかった」(木村さん)と語るように、初共演ながら距離を縮めるのに苦労はなかったよう。互いの印象を「マイペースな人」と口を揃えるなど息の合った(?)恋人同士の空気を醸し出していた。本木監督は本作を「ロンドンを舞台にした『ラブ・アクチュアリー』、ニューヨークの『ニューイヤーズ・イブ』に続く“東京版の恋愛映画”になれば」と意気込む。木村さんは「駅と言うと、そこからどこかに行ったり、帰ってきたり、途中で降りたりというイメージですが、ここが物語の中心になっていくというのが面白い。人がたくさん集まる場所だからこそ、いろんな話や思いが集まってくる」と見どころを挙げる。東出さんはいまや“観光スポット”としても注目を集める東京駅の様々な設備や見どころポイントに触れ、「映画を観た人が東京駅を訪れて、『ここ知ってる!』と言ってもらえる記憶に残る作品になれば」と本作ならではの魅力をアピールしてくれた。『すべては君に逢えたから』の撮影は本エピソード以外の物語も含め、東京駅のほか都内スタジオ、宮城県内ほかで行われており、7月末にクランクアップを予定。11月下旬より全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2013年07月17日6月15日(現地時間)に、カニエ・ウェストとの長女となるノース・ウェストちゃんを出産したキム・カーダシアン。出産はセレブたちが利用することが多い有名病院であるシダーズ・サイナイ医療センター(Cedars-Sinai Medical Center)で行ったが、そこで働いていたスタッフ6名が「プライバシーの侵害」を理由に解雇されたことが「Los Angeles Times」紙の報道で明らかになった。超有名病院のシダーズ・サイナイ医療センターでは、これまでに、医療センターという場所では信じがたいプライバシーの侵害行為が行われていた。同紙の報道によると6月18日から24日までの間に、患者14人分の医療記録について「プライバシーを侵害する行為」があったとのこと。これに関わった6名を同病院は解雇という措置をただちに取ったという。この件が発覚した後、病院はキムに連絡。キムの医療記録にもこれらスタッフが不正にアクセスしたことを伝えたといい、キムは病院側が解雇という措置をとったことを歓迎しているとのこと。実は入院中に誰にも伝えていなかった情報がいくつかリークしたことに対して「病院から情報がもれているのでは?」と家族は怪しんでいたらしい。守秘義務を厳守するのが当然の医療の現場で起きた不祥事は、実はこれが初めてのケースではなく、2008年にもスタッフたちがブリトニー・スピアーズ、マリア・シュライヴァーら有名セレブたちの医療記録にアクセスしていた事件が起きていた。今回、キム以外の誰の医療記録が不法アクセスされていたかについて、病院のスポークスマンは明らかにしていないが、これまで同病院を利用したことのあるセレブ達は「自分の個人的データは守られていたのか?」と不安を感じているに違いない。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年07月16日公開中の映画『モンスターズ・ユニバーシティ』の大ヒットを記念して日本語吹替え版のマイクの声を担当した爆笑問題の田中裕二とマイクの少年時代を担当した佐藤和太くんが7月15日(月・祝)、都内で行われた舞台挨拶に登壇した。モンスターの世界のエネルギーの源となる子供の悲鳴を集める“怖がらせ屋”のマイクとサリーのコンビの活躍を描いた『モンスターズ・インク』の前日譚となる、彼らの大学生時代を描く本作。本年度のNo.1となるオープニング成績を記録し、公開から9日間で興行収入20億円を突破した。マイクと同じ緑色の特注衣裳に身を包んで登場した田中さんは家族連れの観客で満員の客席を見渡し満面の笑み。「(前作から)11年経っても、こんなに集まってくれるということで、みなさんが本当に(続編を)待ってたんだなと感じてます。(前作は)子どもたちが生まれる前なのに、みんな(『モンスターズ・インク』も)見てくれてるんですよね」と感激の面持ちで語った。和太くんも田中さんとお揃いのマイクの衣裳で登場し「劇団ひまわりから来た佐藤和太です!」と元気いっぱいに挨拶。田中さんは和太くんが7歳と聞いて「41歳年下だ!」と驚いていたが、2人で並ぶ姿はまるで兄弟?和太くんも「本物のマイク役の田中さんに会えて嬉しいです!」と笑顔を見せた。和太くんが演じた少年時代のマイクが出てくるのは冒頭の数分だが、このマイクがかわいいと映画公開前から大きな話題に。和太くんは「マイクがかわいくなるようにやりました」と語ったが、田中さんは「ムチャクチャ成功してるよ!(マイクが大人になって)俺の声になってガッカリしたもん(苦笑)。あのままの(マイクの少年時代の)お話があってもいいくらい」と和太くんを称賛した。劇中のマイクは小さい頃から怖がらせ屋になるという夢をずっと持ち続けているが、和太くんの夢を尋ねると「警察官です」と意外な答えが。和太くんによると「3歳くらいでおばあちゃんが申し込んじゃって…」芸能活動を始めることになったとか。田中さんから「また声のお仕事の話が来たら?」と問われると「やります!でもあんまり有名になって忙しくなるとおウチで気ままな生活が…」と懸念を表明し会場は笑いに包まれた。この日は、和太くんの夏休みの自由研究を手伝うべく、テレビでおなじみの米村でんじろうのサイエンスプロダクションのスタッフが来場し、ドライアイスをかき氷のように削り、シロップとあわせて炭酸メロンシャーベットを作る術を伝授。出来上がったシャーベットを食べた田中さんは「メチャクチャうまい!シュワシュワしてる。これ売れると思う」と大絶賛。和太くんはシャーベットをよそった皿を床に落としてしまうというハプニングもあったが「おいしい!」と顔をほころばせていた。『モンスターズ・ユニバーシティ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モンスターズ・ユニバーシティ 2013年7月6日より全国にて公開(C) Disney/Pixar.All Rights Reserves.
2013年07月16日累計発行部数63万部を超える“女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1”の越谷オサムによる同名小説を、5年ぶりの映画出演となる松本潤と上野樹里で映画化した『陽だまりの彼女』。このほど本作の主題歌に、山下達郎の書き下ろし楽曲「光と君へのレクイエム」が決定した。10年ぶりに再会した中学時代の幼なじみ、浩介(松本さん)と真緒(上野さん)は恋に落ちるが、彼女は誰にも知られてはいけない“不思議な秘密”を抱えていて…というファンタジック・ラブストーリー。今回、山下さんが本作のために書き下ろした新曲「光と君へのレクイエム」はアップナンバーだ。山下さんは「何よりまずとにかく、上野樹里さんと松潤くんのクローズ・アップが堪らなく素敵な映画です。彼らの持つ若さと清廉さを歌にしてみたくてこの曲を作りました。淡く悲しい恋物語に一筋のぬくもりを」と明かす。今回の主題歌決定に、主役の松本さんは「敬愛する達郎さんに、僕が出演する作品の主題歌を書き下ろして頂いて、とても幸せです。エンドロールで達郎さんの歌を聴きながら、作品の余韻に浸れるのは、とても贅沢な事に感じました」と大満足。一方の上野さんは「浩介の情熱的な鼓動や体温を感じる、真緒の軽やかに幸せそうに刻む命の美しさを感じる愛おしい曲です。この曲の躍動感と生命力が、どんな夢のような幸せの数々も、 永遠のものにする強さをくれる。二人の愛の強さを感じて下さい。『光は君へのレクイエム』、このフレーズには頭の先まで鳥肌が立ちました」と心酔した様子のコメントを寄せている。『陽だまりの彼女』は10月12日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:陽だまりの彼女 2013年10月、全国東宝系にて公開(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
2013年07月13日“ロックでポップ”なシニア合唱団とある老夫婦の深い愛を描き、現在大ヒット公開中の『アンコール!!』。本作を筆頭に、2013年は様々なジャンルの音楽映画が豊作な年。ベートーベンを奏でる弦楽四重奏団や、往年の名曲「マイウェイ」の誕生秘話を描いた、音楽とドラマの融合した見応えある作品が相次いで公開される。ロンドンに暮らす、無口で気難しく頑固者のアーサー(テレンス・スタンプ)は、がんが再発した最愛の妻・マリオン(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)に頼まれ、彼女の趣味であるシニア合唱団“年金ズ”に渋々参加することに。“年金ズ”は、シンディ・ローパーやシーロー・グリーン、モーターヘッド、スティーヴィー・ワンダーなど、ロックやポップスに挑戦する、シニアばかりのユニークな合唱団。美人なのに恋愛ベタな音楽教師・エリザベス(ジェマ・アータートン)や個性派ぞろいの仲間と出会い、アーサーの毎日が思いもよらない方向に変わっていく――という物語だ。しかも、主題歌は『タイタニック』で知られるセリーヌ・ディオンが、本作のために書き下ろした新曲「Unfinished Songs」。世界の歌姫が放つ力強い歌声は、感動の余韻にひたる観客の心を、さらに明るく照らしてくれるだろう。一方、現在公開中の『25年目の弦楽四重奏』は、結成25周年を前にした弦楽四重奏団のチェリスト、ピーターの突然の引退宣言から物語が始まる。ピーターはパーキンソン病の告知を受けていた。今季をもって引退したいと申し出るピーターに、残されたメンバーは動揺を隠せない。冷徹なまでに精確な演奏で客を魅了する第1バイオリンのダニエル、色彩と質感を与える第2バイオリンのロバート、深みを添えるビオラのレイチェル、そしてチェロのピーターが支えている完璧な四重奏(カルテット)は、それまで抑えてきた感情や葛藤が露呈し、不協和音が響き始める。バラバラに崩れ始めた“四角(カルテット)”に、最終楽章の幕は上がるのか…。『カポーティ』の名優フィリップ・シモーア・ホフマンに、キャサリン・キーナー、クリストファー・ウォーケンといったアカデミー賞俳優たちが、ベートーベンの名曲「弦楽四重奏第14番」にのせて奏でるのは、人生の“軌道修正”の方法だ。最後に紹介したいのは、名曲といえばフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」を思い浮かべる人も多いのでは?『最後のマイウェイ』(7月20日公開)は、この曲を作りながらも、39歳で夭逝したフランスのスーパースター、クロード・フランソワの人生を描いている。彼の知られざる一生に興味を持った市川海老蔵が、予告編のナレーションを担当していることも話題だ。「マイ・ウェイ」を作った男、クロード・フランソワ。フランスのスーパースターにして、200を超える作詞・作曲を手がけ、生涯に6,700万枚のレコードを売り上げ、現在も更新中。時代を先取りしたマーケティングのプロ。酒もドラッグも無縁で禁欲的に体を鍛え歌って、踊って、振り付けもし、他のアーティストのためにも曲をプロデュース。出版社を立ち上げ、“ファンクラブ”を世界で初めて作り、フランスのテレビに黒人・白人混成の女性ダンスユニットを出演させた。しかし1978年、アメリカデビューが決定した直後、彼は夭逝、世界にその名を伝えることはなかった。ミュージシャンとなった自分を生涯許さなかった父へ、最後に聞かせたかった曲が「マイウェイ」だったという…。いつも音楽と共にあるのは、その人の人生。時に人は大切な誰かのために、音楽という手段で愛を伝える。この夏、そんな優しい音楽にあふれた映画にあなたも酔いしれてみては?『アンコール!!』はTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンコール!! 2013年6月28日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開(C) Steel Mill (Marion Distribution) Limited 2012 All Rights Reserved.25年目の弦楽四重奏 2013年7月6日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C) A Late Quartet LLC 2012最後のマイ・ウェイ 2013年7月20日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開(C) Tibo & Anouchka
2013年07月11日インターネット掲示板「2ちゃんねる」で2,000万アクセスを突破したネット小説『風俗行ったら人生変わったwww』。その後単行本化され、新しい純愛ストーリーとして注目されている。すでに映画化が発表されており、監督とキャストが明らかとなった。チャレンジする前に「自分は無理だ」とあきらめてしてしまう自己完結型童貞男・遼太郎。初めて風俗に行くが緊張のあまり過呼吸になってしい、人のために役立ちたい風俗嬢・かよに介抱される。かよに魅了されていく遼太郎は、なぜ彼女がこの仕事をしているのか疑問を持つ。そして多くの男を相手にしているという事実と嫉妬。遼太郎は男としての決心を行動に移そうとする。遼太郎はネットで知り合った仲間の応援により、かよの人生を救出すべく作戦を決行する。人生が変わるくらいの感動を刺激的なタイトルで表現した『風俗行ったら人生変わったwww』、今までのラブストーリーには無い結末が待っている。人は心に不安や闇を持つ。しかし、自分次第でいつでも成長できる。主人公・遼太郎を演じるのは、若手実力派の満島真之介。NHKテレビ小説『梅ちゃん先生』で注目を集め、蜷川幸雄の舞台にも出演する。ワケあり風俗嬢には、雑誌のモデルをはじめ、CM・バラエティなどで活躍する佐々木希が抜擢された。物語を左右するキーマンには、8月に主演最新作『ガッチャマン』の公開を控える松坂桃李。メガホンを取るのは、映画『荒川アンダー ザ ブリッジ』ほか、脚本・監督をこなすことで独自の世界観を持つ飯塚健だ。映画初主演となる満島さんは、オファーを聞いて「とてつもなく驚きました。役柄、タイトル含めて。新しい挑戦の中に、今まで見えなかった自分を見つけられそうなワクワク感でいっぱいです」と語った。佐々木さんは「今まで想像したこともない役柄なのでどうなるか分かりませんが、楽しんで演じたいと思っています。女の子としては口に出しにくいタイトルですが、中身は感動純愛ドラマなので、ぜひ女の子にも観てほしいです」とコメント。飯塚監督は「最初にオファーされたときの、“すげえ熱い想いがある作品!!”と思った自分の直感を信じて引き受けました。“ヤバいタイトル。やるしかないでしょ、そりゃあ”と思った。跳ねた作品をスクリーンに届けたい」と意気込みを語った。映画『風俗行ったら人生変わったwww』は7月にクランクインを迎え、11月9日(土)より109シネマズほか全国ロードショーとなる。(text:cinemacafe.net)
2013年07月11日「あきらめかけた頃に久々の同窓会の通知が届いたような気持ち」。実に11年ぶりにモンスターたちの世界への帰還となった、石塚英彦(ホンジャマカ)はそんな風に表現し、久しぶりにコンビを組むことになった田中裕二(爆笑問題)も、我が意を得たりとばかりにその言葉に頷く。ディズニー/ピクサーの名作『モンスターズ・インク』の前日譚となる『モンスターズ・ユニバーシティ』がついに公開!前作に続いて日本語吹替え版のボイスキャストを担当した石塚さんと田中さんが、サリーとマイクになりきって(?)登場してくれた。前作では、モンスター界のエネルギー源となる子どもたちの“悲鳴”を集める会社「モンスターズ・インク」の最強の怖がらせ屋コンビである2人の活躍が描かれたが、本作で描くのはこの2人の出会い。いかにして2人は黄金タッグを組むに至ったのか?怖がらせ屋を養成するエリート機関である“モンスターズ・ユニバーシティ”での青春が綴られる。石塚さんが本作の製作を知ったのは、制作・配給関係者からでも事務所からでもなく、「田中くんから聞いた(笑)」。ちなみに、田中さんのニュースソースも仕事の関係者ではなく、インターネットのニュースだったとか…。当初、石塚さんは、前作の純粋な続編としてマイクとサリーの“その後”が描かれるものだと思っていたという。「そうなんです。前作で子どもたちの“悲鳴”ではなく“笑い”をエネルギーにするというところが描かれたので、今回はいよいよ本格的に笑わせに入るのかと(笑)。これは『ホンジャマカ』と『爆笑問題』としても黙って見過ごすわけにはいかないぞ。ホントに面白くないとエネルギーが集まらないからシャレにならないなって思ってたんです(笑)」。「夢」というのは本作の大きなテーマの一つ。小さな頃から怖がらせ屋になるという夢を持ち続けてきたマイクは、大学でも誰よりも勉強と努力を積み重ねるが、体が小さくて見た目が可愛らしいという、怖がらせ屋になるには致命的な欠点を抱えている。理想と現実。自分がなりたいものと、自分に適していることの違い。マイクもサリーも自分、そして夢と向き合いながら、答えや自らの進むべき道を探していく。現在、芸能界で確固たるキャラクターと地位を確立している石塚さんと田中さんだが、2人にも若い頃に、なりたい自分と現実のギャップや挫折を味わったことや、壁にぶつかることで、逆にこれまで知らなかった新たな自分の個性や強みを発見した経験はあるのだろうか?石塚さんは「僕はね、そもそも最初から全てがスムーズに行くなんて思ってないんだ」と語り、柔和な笑みを浮かべつつこう続ける。「この世界(=芸能界)、どこがゴールなのかって分からないんですよ。僕が最初に考えていたのは、映画の主役をやりたいってこと。バラエティに出たり、食レポ(グルメ・レポーター)をやりながらも、少しずつ芝居のお仕事ももらって、いつになるか分からないけど死ぬまでにできたらいいな、という思いでいまだに『映画の主役をやる』という夢を追い続けてるんです。そういう意味で僕自身は挫折を感じたことはないし、別の仕事に関しても通過点であり勉強だと思ってるから、『オレはこれがやりたいわけじゃないのに』とも思ったことはないんです」。田中さんは野球選手にアナウンサーなど、叶わなかった夢を列挙し「挫折の連続だった」と明かしつつも、「叶わなかったことに対して全く悲観していない」と付け加える。「マイクと同じでクラスで一番小さいから、野球選手になりたいって言っても『そんな奴になれるわけない』って言われちゃう。おまけに中学に行ったら肝心の野球部がない(笑)!次にアナウンサーになりたいって思って放送部に入って、日本大学の放送学科に進もうとするんだけど落ちちゃって演劇学科しか受かんなかったの(苦笑)。アナウンサーも無理かなと思ったら、そこで出会ったのが太田(光)で、そこでまたいろいろ予期せぬことがあって大学も中退したりしつつ、コンビ組んでお笑いを目指すことになったんです」。最初に思い描いていたものとは違う道筋かもしれない。だが予期せぬ形でかつての夢が実現することも…。「そう。なりたかったアナウンサーにはなれなかったけど、いろんな番組で司会をやったりラジオをやらせてもらえたり。こうやって声の仕事までさせてもらえてる。野球選手は無理だったけど、スポーツ番組を通していろんなアスリートや指導者の方に貴重なお話を伺えたりもしている。予定とは違うけど、でも石塚さんが言ったように『ここが終わり』という地点がないからね。今後、どうするかも決めてないし、予想がつかない。(石塚さんを指して)この人なんて、アイドルの後ろでバックダンサーとして踊ったりしてたんだから(笑)!」。2人に共通しているのは「楽天的なところ」(田中さん)。そして、自分や環境が変わっていくことを怖れないことも、新たな道を切り拓く上での大きな強みとなっている。「最近、2人で話しててよくテーマになるんだけど、1個の夢に限定することはないんだよね。ずっと『ナポリタンが食べたい』って思ってたけど、実は煮込みの方が美味しかったってこともあるじゃん」(石塚さん)。「そうそう『ナポリタン一つ!えっ?ない?マジかよ…じゃあ煮込み』って言って、食べてみたらムチャクチャうまかったり(笑)。夢なんて叶う方が珍しいんだし、その過程で別の夢も生まれてくるものだからね」(田中さん)。「それでも――」と石塚さんが笑みを浮かべつつも真剣なまなざしで付け加えたのが、「踏み出すこと」の大切さ。「いま持ってる夢に向かって踏み出さないと何も始まらない。僕もただ『映画に出たい』って言ってるだけじゃしょうがないから勇気を振り絞って、20歳のときに大学を休学した。そこで振り絞った先が『劇団ひまわり』だったんですが(笑)。この映画を観た子どもたちにも『なれっこない』なんて思ってほしくないですね。親の立場からしたら心配で『公務員になってほしい』って思うものかもしれないけど…(笑)」。最後に“相方”の存在について。サリーにとってマイクがかけがえのない相棒であるように、石塚さんには恵俊彰さん、田中さんには太田さんという、切っても切れないパートナーがいるが、夢を追いかける上で相方ってどういう存在なのだろうか?「僕は何も考えないタイプなので…」と切り出したのは田中さん。「コンビを組むということも、そもそもお笑いをやるってことも相方が誘ってくれたからこそのもの。あいつがいなかったら僕の人生、何も起こってなかった。本当にさっき言ったように、昔から夢見ていたことがいろいろと叶ってるけど、相方がそういう風にしてくれたようなもので感謝してますね」。一方、石塚さんは「うちの相方はまさにマイク」と頷く。「『ライブをやろう』って言い出すのも恵だし、日程を決めたり『この劇場だとお笑い色が強いから、こっちの役者さんが使う劇場を借りよう』とかプランを立てるのもあいつなんです。攻め方や細かいことを積み上げていってくれるから、まさに映画の中のマイクそのものですね」。これぞベストキャスティング。前作から10年以上を経て、改めてそう感じる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モンスターズ・ユニバーシティ 2013年7月6日より全国にて公開(C) Disney/Pixar.All Rights Reserves.
2013年07月10日『マトリックス』シリーズ3部作のウォシャウスキー姉弟監督が、『パフュームある人殺しの物語』のトム・ティクヴァ監督とともに、 “哲学+SFアクション”という革新的なヴィジョンをさらなる高みへ押し上げた『クラウド アトラス』。本作のブルーレイ&DVDリリースに合わせ、キャストのベン・ウィショーとジェームズ・ダーシーのインタビューが到着した。『クラウド アトラス』は、“映像化不可能”と言われたデイヴィッド・ミッチェルの同名小説が原作。19世紀の南太平洋、1936年のスコットランド、1973年のロサンゼルス、2012年のロンドン、2144年のネオ・ソウル、世界崩壊後の2321年のハワイと、時空を超えた6つの世界で、ロマンス、アクション、ミステリーを織り交ぜた人間ドラマが壮大なスケールで展開していく一大叙事詩だ。肉体は滅びても、魂は生き続ける。そんな本作の理念をビジュアル化すべく、主演を務めたトム・ハンクスを始め、ハル・ベリー、ヒュー・グラント、ペ・ドゥナといった豪華キャストが、特殊メイクなどを駆使して各エピソードに登場していることは、劇場でも大きな話題となった。『パフュームある人殺しの物語』に主演後、『007 スカイフォール』の新生“Q”で世界中の女子たちを魅了したベン・ウィショーは、それぞれの時代で、船の給仕係、作曲家を志す青年ロバート・フロビシャー、レコード店店員、不倫に悩むジョージェット、部族の男、と性別も国籍も越えて1人5役に挑んだ。1本の作品で複数のキャラクターを演じ分けるという、かつてない経験について、ウィショーは「素晴らしかったよ。全く違う役への切り替えはむしろ効果があること。違いがより明確に浮き彫りになるから、それぞれの役が研ぎ澄まされる。多重人格者の気分になったり、難しいと思ったりはしなかったね」とむしろ楽しんでいたと語る。さらに、「ダニエル(・パーカー)とジェレミー(・ウッドヘッド)がいたから助かった。2人とも素晴らしいメイクアップ・デザイナーで想像力にあふれている。衣装にも多いに助けられたよ」と、監督たちのイマジネーションを見事に実現させたスタッフにも敬意を払った。一方、ジェームズ・ダーシーは、物理学者ルーファス・シックススミスの青年時代と老年時代、またあるときには看護師・ジェイムズ、近未来の記録官を演じた。「この映画に出演を依頼されたのは、僕たちにとってラッキーなことだったと思っている。とても挑発的で野心的で意表を突く異色作だからね」と、本作へ出演した感想を話した。超個性的な監督が揃った現場の様子はというと、「普通なら大混乱になるはず。何せ監督3人に、撮影ユニット2つだったし、ユニットも(ロケ地の)国ごとに分かれることもあった。チグハグで混沌とした現場になるはずが、不思議なことに、むしろその正反対だった。方向性が明確で、みんなで同じ方向に向かっていた。それはアンディ(・ウォシャウスキー)とラナ(・ウォシャウスキー)とトム(・ティクヴァ)の3人の間に確固たる繋がりがあるからだね」と語る。時代や場所が変わっても、人と人の繋がりは変わらないというのは、本作が描く重要なテーマの一つでもある。ダーシーも「選択、自由、繋がり、そのほかのテーマにも触れていると思う。こうやってインタビューをしていると、ストーリーのどこが大事なのかなど、映画に対する見方がそれぞれに違うのに、みんな話がしたくてワクワクしてやってくるから面白いね」と笑った。ウィショーも、「頭を使わないといけない脚本」だったと本作をふり返る。「映画を観ると、最初の数分間はそれぞれの話がどのように繋がっていくのかが見えず、少しイライラするかも知れないが、次第に映画のリズムに飲み込まれていく。そこがこの作品の好きなところ。そう反応するようにできている」と、数々の時代や場所が交錯する本作の魅力について触れた。「人間は一人一人がまったく違う存在であり、個々に生きており、独立した存在。この作品はその奇跡を描いており、個々の特殊性の美を描いている。それと同時に、人はやはりみんな一緒という事実も描く」と話すウィショー。本作にある希望に満ちたメッセージは、観客に人間の素晴らしさを伝えてくれるというのだ。ハリウッドきっての注目株といわれる2人にとっても意欲作となった『クラウド アトラス』。どの役柄を演じているかはエンドロールで明かされているから、その驚きの変化をあなたも確かめてみて。『クラウド アトラス』ブルーレイ&DVDセット発売日:7月10日(水)価格:3,980 円(税込/初回限定生産)発売元・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ(text:cinemacafe.net)■関連作品:クラウド アトラス 2013年3月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2013年07月10日人気俳優のテイラー・ロートナーが、映画『Tracers』(原題)の共演者で相手役のマリー・アヴゲロプロスと熱愛をうわさされている。テイラーは7月4日(現地時間)の独立記念日の晩に、ニューヨークのバー「Hudson Terrace」で美しい女性と一緒にいる姿を目撃された。その女性がマリーととても似ていたと「New York Post」紙は伝えている。目撃者は「彼は暗めの髪の若い友人にとても情熱的に接していました」「プライベートなカバナ・エリア(半個室)で彼らはキスしたり、ダンスしたり、ハグしたりしていました。午前2時位まで飲み物やダンスを楽しんでいましたよ」と明かしている。2人が現在撮影中の『Tracer』はマフィアに追われたニューヨークのバイク・メッセンジャーが、美しい謎の女性との出会いから危険なスポーツ「パルクール」の世界へとのめりこんで行くというストーリー。テイラーは、5月に20歳の女優マイカ・モンローと野球観戦をしているところを目撃されているが、今回は明らかに大人の世界の夜の過ごし方だ。現在、21歳のテイラー、27歳のマリーに大人の恋の手ほどきを受けているのだろうか?ファンならずとも続報が気になるニュースだ。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年07月09日ハリウッドが終戦直後の日本を舞台に、“衝撃の真実”を描く『終戦のエンペラー』。名優トミー・リー・ジョーンズをはじめ、海外TVドラマ「LOST」のマシュー・フォックス、西田敏行、桃井かおりと名だたる日米のキャストが共演した本作で、物語の鍵を握る日本人女性を演じた若手女優・初音映莉子が、今、次世代の“ミューズ”候補として注目を集めている。1945年8月30日、終戦直後の日本にマッカーサー元帥(トミー・リー・ジョーンズ)が上陸した。マッカーサーは部下のボナー・フェラーズ准将(マシュー・フォックス)に、ある極秘調査を命じる。この戦争の真の意味での責任者はいったい誰なのか。それは、日本文化を研究し、日本に対して格別な想いを抱くフェラーズにしか、なし得ない“特命”だった。調査期限は10日間。日本を救いたいと願うフェラーズの脳裏には、ある日本人女性の姿があった……。この日本人女性アヤという役柄は、謎めいた架空の人物ながら、フェラーズが日本の文化の素晴らしさや美しさにのめり込んでいくきっかけを作った人物でもある。アヤ役は、フェラーズが夢中で探し求め、さらに彼の極めて重大な決断にも影響を与えるにふさわしい魅力を兼ね備えた女優でなければならない。しかも、世界中の人々に新鮮に映る日本の女優が求められていたのだが、最終的に、初音さんに白羽の矢が立った。アヤ役に大抜擢された初音さんは、『ノルウェイの森』『ミツコ感覚』などの作品に出演するかたわら、今年1月にはディオールのパリ・オートクチュールコレクションに招待されるなど、ファッションの分野でも世界的に活躍する新進女優。『ラストサムライ』の渡辺謙、真田広之はもちろん、『SAYURI』のチャン・ツィー、『バベル』の菊池凛子といった、アジアのミューズまでも世界に送り出してきたプロデューサーの奈良橋陽子氏が、「まさに宝石よ」と語る逸材だ。「彼女に会った時、思わず見とれたよ」と言うのは、本作のピーター・ウェーバー監督(『真珠の耳飾りの少女』)。「彼女は新鮮で自然に演じる才能がある。この作品に特別な魅力をもたらしてくれた」と語る。とはいえ、初音さんにとって、この役を演じることは険しい道のりだった。まず、英語を学ぶところから始め、次に、この作品の中で常に存在し続ける“アヤの魂”を自分の中に吹き込んでいった。「私はアヤから、人を心から愛する素晴らしさ、そして愛する人と美しい時間を共にする幸せを学びました。アヤという人間をどう理解し演じるか、すべて私に任せてくれたスタッフの方々にとても感謝しています」と、話す初音さん。今回衣装を担当した、『ロード・オブ・ザ・リング』のアカデミー賞受賞デザイナーのナイラ・ディクソンによるこの時代の女性の服装を、見事に着こなしているのはさすがだ。戦後の日本が大きく変わっていたかもしれない激動の時代に、ある信念を持って生きた日本人女性アヤ。初音さん演じるアヤが壮大な物語にどう関わっていくのか、ぜひあなたも見届けて。『終戦のエンペラー』は7月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:終戦のエンペラー 2013年7月27日より全国にて公開(C) Fellers Film LLC 2012 ALLRIGHTS RESERVED
2013年07月09日“ネガティブすぎる”モデルとして知られる栗原類が、枢やなの同名のベストセラー・コミックを原作にした実写映画『黒執事』に出演することが発表された。栗原さんが演じるのは、原作をベースにしたオリジナル・キャラクターである謎の葬儀屋・ジェイ。事件の発端となった大使館員の遺体を運ぶジェイは、闇社会に生きる年齢不詳の浮世離れした人物だ。先日「お芝居をメインにやって行くと決意しました」と俳優業への意気込みを発表したばかりの栗原さん。本作のオファーを受けたときの気分は嬉しさと不安が入り交じっていたと言い、「水嶋ヒロさんの3年ぶりの俳優復帰作に出演できて嬉しいですが、僕は芝居経験がほとんどないので、お力になれるかどうか不安でした」と相変わらずのネガティブ発言で当時をふり返る。「役づくりはいろいろと考えてきましたが、現場に入ると、子どもの夢みたいな、まるでティム・バートンの映画のような世界観だったので、感じたことを自由に演じさせていただきました」と語る栗原さん。そんな彼について大谷健太郎監督も「とにかく怪しく謎めいたジェイのキャラクターが、栗原さんに思い切りハマりました」と太鼓判を押している。演技プランを栗原の方から提案することもあったそうで「ジェイの大好物であるクッキーの食べ方や、お金に執着する演技など、彼のアイデアが満載で、本当に面白いシーンができました」とそのこだわり方にも大絶賛。そして、ジェイのキャラクターを決定付けているのはその奇抜なファッション。共同監督を務めるさとうけいいちが「今回のコスチュームは、さとうもノリノリでデザインさせていただきました」というだけあって、エナメルのロングコートにレオパードのジレ、機械的装飾のハットというコーディネートは、個性的の一言。「登場時もかなりイケてる霊柩車に乗っております。こんな怪しいキャラクターを熟す栗原類さん!美しくも奇怪!という言葉が当てはまります。とにかく怪しすぎますから!」というさとう監督のコメントからも、早くもその登場に期待が大きく膨らむ。栗原さん自身もかなりお気に入りの様子で、「今回の衣装、好きです。特に帽子がトップハットなのに、いろいろ付いていて、珍しくて素敵です。衣装、全てまるごと頂きたいですが、お値段がいくらになるか分からないので…」と本音を漏らしていた。完全オリジナルストーリーで展開される本作。原作は19世紀のイギリスを舞台としているが、実写版では2020年の、西洋文化と東洋文化が入り乱れたアジアの都市を舞台に描かれる。公開は2014年新春。セバスチャン・ミカエリスを演じる水嶋ヒロをはじめ、剛力彩芽、優香、山本美月、大野拓朗、海東健、ホラン千秋、丸山智己、城田優、安田顕、橋本さとし、志垣太郎、伊武雅刀、岸谷五朗らそうそうたる豪華キャストの競演にも期待がかかる。『黒執事』は2014年新春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:黒執事 2014年、全国にて公開© 2014 枢やな/スクウェアエニックス© 2014 映画「黒執事」製作委員会
2013年07月09日主演に妻夫木聡、ヒロインに北川景子を迎えて、大手広告代理店を舞台に描いたコメディ映画『ジャッジ!』が2014年の1月に公開されることが決定した。妻夫木さん演じる主人公・太田喜一郎は、大手広告代理店に勤める新人広告マン。会社の上司に押し付けられ、世界最大の広告祭に審査員として参加することになる。さらに、毎夜開かれるパーティに同伴者が必要なため、「太田」喜一郎と同じ苗字の、会社の同僚「大田」ひかり(北川景子)は、“偽夫婦”として嫌々ながらも同行することになるのだが…。脚本はCMプランナーとしてソフトバンクの「ホワイト家族」シリーズや、妻夫木さんがのび太役で出演しているトヨタの「ドラえもん」シリーズなどを手がける澤本嘉光。監督は、CMディレクターとしてトヨタの「TOYOTOWN」やサントリー「グリーンDAKARA」などの話題作を多数手掛け、2012年にACC CM FESTIVAL クラフト部門「ディレクター賞」を受賞した永井聡。CM業界の酸いも甘いも知り尽くした2人だから描くことのできる、世界観や演出に映画ファンのみならず、クリエティブに携わる全ての人が思わず興味を抱くはずだ。そんな2人からは、「犬のお父さんなどのCMを作って来て得てきたものを100%以上注ぎ込んだ映画にできそうです」(澤本さん)、「自分が普段働いている業界が舞台なので、ノンフィクションの部分を楽しんで探してもらえればと思います」(永井さん)と意気込み十分のコメントも寄せれられている。三谷幸喜監督作品(『ザ・マジックアワー』、『ステキな金縛り』)や矢口史靖監督作品(『ハッピーフライト』、『ロボジー』)などの数々のヒット作を世に送り出してきたフジテレビが、松竹とタッグを組み、新たな才能とともに取り組むこのビッグプロジェクト。映画『ジャッジ!』は、今年8月上旬にクランクイン、9月中旬にクランクアップを予定。公開は2014年1月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャッジ! 2014年1月、全国にて公開
2013年07月09日100年以上の歴史を持つユニバーサル作品で歴代1位という大ヒットを記録している、人気シリーズ最新作『ワイルド・スピード EURO MISSION』。今回、冷徹な敵役・ショウを演じ、シリーズ初参加を果たしたイケメン俳優ルーク・エヴァンスから、喜びと興奮のコメントがシネマカフェに到着した。重力を無視した高速回転クラッシュに、目を疑うような超絶カーチェイス。観客を楽しませることに特化した新次元のアクションで世界中を熱狂させ、スケールもアクションも進化し続けてきた『ワイルド・スピード』シリーズ。その第6弾となる最新作の舞台はヨーロッパ。本作では、“凄腕ドライバーコンビ”ドミニク&ブライアンを演じる、おなじみのヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーはもちろん、前作『ワイルド・スピード MEGA MAX』で結成した史上最速のドリームチームも再集結。前作の宿敵ドウェイン・ジョンソン演じるホブス捜査官とは、協力関係となる。そこで彼らが手を組んで対峙することになるのが、ルーク・エヴァンス演じる新たな敵オーウェン・ショウだ。坊主頭率が高い(?)本シリーズに、久々に登場した正統派イケメンのエヴァンス。英国ウェールズの出身で、『インモータルズ神々の戦い』、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』でブレイク、『推理作家ポー 最期の5日間』では事件の謎を追う知的な刑事を演じたが、今回は頭は良いが超冷酷、イギリス陸軍のエリート中のエリートである特殊部隊特殊空挺部隊(SAS)の元兵士役を熱演している。高度な訓練を受けた傭兵チームを作り、ドミニクたちの前に立ちはだかることになるショウを演じたルークは、この大人気シリーズに参加できることを手放しで喜び、“ドS”な自身の役について、「彼は元々善人だったんだが、悪人に変わってしまったんだよ。彼は何か目的があるんじゃなくて、自分のことしか考えていないんだ」と分析。さらに、「(ショウは)驚くほど頭もズバ抜けている。何を実行するにも、彼はとても的確なんだ。そして、彼はどの局面でもドミニクたちの一手先を行く。僕が思うに、ドミニクたちが捕まえようとする直前に、ショウはいつも消えてしまう。それが彼らを悩ませているんだよ」と、一筋縄ではいかないキャラクターであることを語ってくれた。さらに今回、ショウは最凶のカスタム車“フリップ・カー”でドミニクたちを翻弄する。この車について、「フリップ(flip)というぐらいだから、後ろから追突して車をひっくり返せるようになっている。向かって来る車もクルンとひっくり返すことができるんだよ。これを実際に作ってしまうからすごいよね!」と熱く語るルーク。「それを運転できるなんてラッキーだ!もう最高だよ!」と、シリーズ毎に進化を見せるカスタム・カーを運転できたことに大興奮の様子を見せていた。ワイルド系イケメンばかりの本シリーズに、新たな風を吹き込んだルーク。自分が生まれた国が舞台となるこの作品で、主人公のドミニクたちをどう追い詰めるのか。“ドS”な敵役でも、きっと魅力たっぷりな男子を見せてくれるはずだ。『ワイルド・スピード EURO MISSION』はTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピード EURO MISSION 2013年7月6日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2013年07月08日稀代のオスカー賞女優、ヘレン・ミレンほどエンターテインメント業界で長く生き延びるための知恵を持っている人物はなかなかいないだろう。ヘレンが自身の最新作『RED リターンズ』の取材の最中、現代の若手女優、とりわけ“お騒がせ”がすぎるリンジー・ローハンとアマンダ・バインズに対してアドバイスを求められたとを米エンタメ情報サイト「eonline.com」が明かしている。そこでヘレンは「これをテレビで言っていいかは分からないけど」と前置きをしながら「調子に乗るんじゃないわよ」とキツい一発。「若いときはみんな調子にのって、ハメを外してしまうけれど、やってはいけないわ。絶対にダメ」。現在でこそ大英帝国勲章を受けるほどの存在のヘレンにおいても、かつてはコカインを使用していたと過去を告白した経験がある。「若い頃っていうのは、みんなバカなものなのよ」と2011年の雑誌「Esquire」のインタビューで発言している。「自分でそうは思っていなくても、おばかさんなの。そして、そうあるべきものなの」と話すヘレンは、「人生でもっとも厳しいのは20代ね」と言い切っている。偶然なことにリンジーとアマンダは共に27歳。ヘレンが言うところのもっとも厳しい時期なのだ。「恥ずべきことだけど、(20代は)一番ゴージャスで身体能力もピークな時期なのね。だけど、実際はもっとも不安定で、自分への疑問に満ちた時期でもあるのよ。この先に何が起きるのか分からずにいるのは、恐ろしいことなの」。ヘレンの言う“厳しい時期”20代を抜けるには、あと3年もあるリンジーとアマンダ。彼女たちの“お騒がせ”は30代になっておさまるのだろうか。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年07月05日『かもめ食堂』、『めがね』などの人気作品を手がけたチームによる新作ドラマでWOWOWで放送となる「パンとスープとネコ日和」の完成披露試写会が7月4日(木)に開催。小林聡美、伽奈、塩見三省、美波、もたいまさこ、松本佳奈監督による舞台挨拶が行われた。『かもめ食堂』と同じく、群ようこの同名小説が原作。母の死をきっかけに母が営んでいた食堂を継ぐことを決めたアキコと周囲の人々の交流を温かく描き出す。小林さんともたいさんの2人は『かもめ食堂』以来、このシリーズの“皆勤賞”となるが、改めて多くの支持を集めるこのチームについて、小林さんは「現場が楽しいんです。みんなが楽しんで、丁寧に作ろうという愛情がこもってる。またこの雰囲気を味わえると思うと嬉しいんです」と語る。もたいさんは「最初に『かもめ食堂』を作ったときは、次があるとは思ってなかったんです。この先どうなるのか?楽しみでもあります」と笑顔を見せた。塩見さんと美波さんは、このチームの作品に参加するのは初めて。塩見さんは「ずっと出たいと思ってました」と明かし、「すごく開放的ですがナイーヴな感じで受け入れてくれて、自分としてはいままでで一番、“塩見”が出てたんじゃないかと思います。宝物になりました」と嬉しそうに語る。舞台挨拶中もたびたび、小林さんの発言に茶々を入れるなどすっかりなじんだ様子の美波さんは「最初は(このチームに)私が入るのは怖かったんですが、作り込むのではなく素直に相手のものを受け取ることと思いやることを気をつけてやりました。心地よい現場でした」と満足そうに頷いた。もたいさんは、小林さん演じるアキコの店の向かいにある喫茶店のママを演じており、そのストレートな物言いが魅力的であり怖くもある人物。「自分から遠い役だったので大変でした。こんなキツイ言い方して『ごめんね』と手を合わせながらやってました」と苦労(?)を明かすが、小林さんによると、もたいさんのあまりの怖さに、伽奈さんが「涙目になった」ことがあったとか。伽奈さんは「目が怖くて動けなくなって潤んでしまいました(苦笑)」と明かすが、もたいさんは伽奈さんの反応がショックだったようで「私の方がどんだけ傷ついて帰ったか…」とボヤキ口調だったが、客席からは温かい笑いがこぼれていた。「パンとスープとネコ日和」はWOWOWドラマWにて7月21日(日)より放送開始(全4話/第1話無料)。(text:cinemacafe.net)
2013年07月04日佐藤健と厳しいオーディションから選ばれたシンデレラガール・大原櫻子を迎え、10代・20代から絶大な支持を得る青木琴美の人気コミックスを映画化する『カノジョは嘘を愛しすぎてる』。このほど、原作ファンから絶大な人気を誇るカリスマバンド「CRUDE PLAY」(クリュードプレイ)のメンバーに扮した三浦翔平、窪田正孝、水田航生、浅香航大の4人のインタビュー映像が公開された。音楽業界を舞台に、23歳の天才作曲家・小笠原秋(佐藤健)と、天性の歌声を持ち、ただの女子高生から突如スターダムをを駆け上がることになる16歳の小枝理子(大原櫻子)との年の差恋を描く本作。原作では、その端正なルックスとキャッチーな楽曲で、CDをリリースすれば必ずチャート1位に輝くモンスター・バンドとして描かれている「CRUDE PLAY」(通称“クリプレ”)。メンバーを務めるのは、若手俳優として注目を集めるイケメンたち。バンドのリーダーであり、ボーカル&ギターを務める坂口瞬役には三浦翔平。秋の脱退後にクリプレメンバーとなる、秋のライバルでベースの篠原心也役に窪田正孝。バンドのムードメーカーでギターを担当する大野薫役に水田航生。男気あふれるドラムの矢崎哲平役には浅香航大と、原作ファンも納得のビジュアルの4人。今回公開されたのは、哲平を演じた浅香さんのインタビュー映像。毎週1本ずつアップされ、計4回にわたってフジテレビの公式YouTubeに順次アップされていくようだ。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は12月より全国東宝系にて公開。(C) 2013「カノジョは嘘を愛しすぎてる」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:カノジョは嘘を愛しすぎてる 2013年12月全国東宝系にて公開(C) 「カノジョは嘘を愛しすぎてる」製作委員会
2013年06月29日6月26日(現地時間)カリフォルニア・バーバンクにて、優れたSF、ファンタジー、ホラーの映画、TVに与えられる「第39回サターン賞」の授与式が行われた。全20部門ある映画部門の賞のうち、『アベンジャーズ』が、最優秀SF映画賞、最優秀助演男優賞(コールソン役クラーク・グレッグ)、最優秀監督賞(ジョス・ウェドン)、最優秀特殊効果賞を受賞、主要部門4つを独り占め状態となった。またTV部門においては、日本でも話題の「ブレイキング・バッド」が、最優秀プレゼンテーション賞、最優秀助演男優賞(マイク役ジョナサン・バンクス)、そして最優秀男優では、主役のウォルター役ブライアン・クランストンが、「ザ・フォロイング」のケビン・ベーコンと並んで最優秀男優賞を同時獲得と賞を席巻した。来年はどのような映画やTVドラマが顔を揃えるのだろう。アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞と違った視点の賞だけに、特に海外ドラマ通には興味津々かもしれない。「第39回サターン賞」受賞一覧映画部門最優秀SF映画賞:『アベンジャーズ』最優秀ファンタジー映画賞:『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』最優秀ホラー/スリラー映画賞:『キャビン』最優秀アクション/アドベンチャー映画賞:『007スカイフォール』最優秀男優賞: マシュー・マコノヒー(『Killer Joe』(原題))最優秀女優賞:ジェニファー・ローレンス(『ハンガー・ゲーム』)最優秀助演男優賞: クラーク・グレッグ(『アベンジャーズ』)最優秀助演女優賞: アン・ハサウェイ(『ダークナイト ライジング』)最優秀若手俳優パフォーマンス賞: スラージ・シャルマ(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』)最優秀監督賞: ジョス・ウェドン(『アベンジャーズ』)最優秀脚本賞: クエンティン・タランティーノ(『ジャンゴ繋がれざる者』)最優秀プロダクションデザイン賞:『ホビット思いがけない冒険』最優秀編集賞:『クラウド アトラス』最優秀音楽賞:『フランケンウィニー』最優秀衣装賞:『レ・ミゼラブル』最優秀メイクアップ賞: 『クラウド アトラス』最優秀特殊効果賞:『アベンジャーズ』最優秀インディーズ映画賞: 『Killer Joe』(原題)最優秀インターナショナル映画賞: 『Headhunters』(原題)最優秀アニメーション映画賞:『フランケンウィニー』テレビ部門最優秀ネットワークTVドラマシリーズ賞:「レボリューション」最優秀ケーブルTVドラマシリーズ賞:「ウォーキング・デッド」最優秀プレゼンテーション賞:「ブレイキング・バッド」最優秀若者向けTVドラマシリーズ賞:「Teen Wolf」(原題)最優秀TVドラマ主演男優賞: ブライアン・クランストン(「ブレイキング・バッド」)&ケビン・ベーコン (「ザ・フォロイング」最優秀TVドラマ主演女優賞:アナ・トーヴ(「フリンジ」)最優秀TVドラマ助演男優賞: ジョナサン・バンクス(「ブレイキング・バッド」)最優秀TVドラマ助演女優賞:ローラ・ホールデン(「ウォーキング・デッド」)最優秀TVドラマゲスト出演賞: イヴォンヌ・ストラホフスキー(「デクスター~警察官は殺人鬼」)TM&(C) 2012 Marvel & Subs.(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&(C) 2012 Marvel & Subs.007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 2013年1月25日よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 Twentieth Century Fox
2013年06月28日オスカー女優ペネロペ・クルスと演技派エミール・ハーシュの初共演となる映画『ある愛へと続く旅』がこの秋、日本公開されることが明らかになった。本作でペネロペが演じるのは、主人公・ジェンマ。初々しい女子大生時代から高校生の息子と向き合う50代の母親までの女性としての長い年月を、老けメイクも厭わず演じており、そのリアリティが早くから海外を中心に話題を呼んでいる。ストーリーは現代のローマと1992年のサラエボが舞台。ローマに暮らすジェンマのもとに、ある日1本の電話がかかってくる。それは青春時代を過ごしたサラエボに住む旧い友人・ゴイコからの誘いだった。ジェンマは16歳のひとり息子のピエトロとの難しい関係を修復するためにも、もう一度自分の過去を訪ねる旅に出ることを決意するのだが…。恋する女性の笑顔、愛する人を失った悲しみ、真実に向き合いもう一度深い愛を知ったときの涙…本作で女子大生~50代の母役まで、現在39歳ながらこの難役に体当たりで挑んだペネロペの女優魂には敬服するばかりだ。米倉涼子が主演を務めるドラマ「35歳の高校生」さながら、“39歳で女子大生”をその美貌でどう演じるのかは気になるところだ。また『イントゥ・ザ・ワイルド』、『野蛮なやつら/SAVAGES』で鮮烈な印象を残した若き演技派エミールは、正義感と優しさにあふれるカメラマンにして、ペネロペの相手役でもあるディエゴを演じ、また一つ新たな一面を垣間見せる。監督は、世界中で絶賛を受けた『赤いアモーレ』(’04)以来、ペネロペとの2度目のタッグを組むセルジオ・カステリット。原作「VENUTO AL MONDO」(原題)は、監督の妻でもあるベストセラー作家マルガレート・マッツァンティーニによる小説。2009年にイタリアの名誉ある文学賞「カンピエッロ賞」を受賞し現在、世界35か国で翻訳され、描かれた愛の深さに多くの人々がその頬を涙で濡らしている。激動のヨーロッパを背景に、男と女の普遍的な愛、母性や父性といった人間としての愛の深さを丁寧に描き出す本作。そんな難役を見事に体現したペネロペの熱演にぜひ注目してほしい。『ある愛へと続く旅』は今秋、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2013年06月27日6月24日(月)、“自由恋愛の黒船”が日本に襲来した。その正体は、いまアメリカを始め世界27か国で注目と反感を浴びながら、そのコミュニティーを急速に拡大している既婚者向けSNS「アシュレイ・マディソン」(※独身者も登録可能)だ。結婚観や貞操観念といったもので誰しもが“理性の檻”に閉じ込めきた、既婚者たちの欲望の鍵を開けてしまったこの新SNSサービス。現在27か国で展開しており、全世界では現在1,900万人以上が登録しており、2012年度の収益は9,000万ドル(約90億円)、2013年は1億ドル(約100億円)に達する見込みだという。創設者はノエル・バイダーマンという男。スポーツ業界で数多くのアスリートたちの弁護士として活躍しながら、マネージメントも手がける辣腕のビジネスマンだ。その後はデジタル業界にキャリアを転向、不動産のオンライン・ビジネスでも頭角を現し、現在は「アシュレイ・マディソン」を急成長させ、海外メディアでは“不倫王”とも呼ばれている。これまでに「不倫は結婚を救う」という本も執筆・出版しているが、本人は子どもを2人もつ妻帯者。パブリシストに聞いた話では、「一度も浮気をしたことがない」と話しているのだそうだ。現在、日本では“出会いの場”として活用されているのは、LINEやカカオトーク、Facebookにmixiと実に様々なSNSが活用されているが、「アシュレイ・マディソン」では完全に本人情報を外に漏らさずに出会いを見つけることが可能となっているそう。利用料も月額や定額といったものではなく、利用したいサービスに合せて支払う仕様になっている。バイダーマン氏曰く「人生は短い!本能に従って…まずはアクションを!」とのこと。“イケナイ”ことだと分かっていても、日々の生活に潤いがなければ結婚生活も虚しいもの。この危険な恋を試してみるかどうかは、あなた次第。日本でも賛否両論を呼ぶことは間違いなさそうだ。(text:cinemacafe.net)
2013年06月25日『オーシャンズ11』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督が、男性ストリップの世界を飛び出しハリウッドで成功をつかんだ男の実話を基にして描いたショーアップ・ムービー『マジック・マイク』。このほど、本作コンペティション・イベント「BEST BODY JAPAN」を主催するT-BODYMAKEがスペシャル・コラボ企画を実施することが明らかとなった。主人公は、バイトに明け暮れるマイク(チャニング・テイタム)。そんな一見冴えない彼だが、週に数回、夜になると“マジック・マイク”としてステージに立つトップクラスのストリップ・ダンサーだ。女性にも、お金にも不自由せず、人生がうまくいっているように見えた。しかし、彼には胸に秘めた夢があった。そんな中、バイト先で出会ったキッド(アレックス・ペティファー)という青年に可能性を感じたマイクは、彼にダンスや女の子を掴まえる方法、そしてお金を稼ぐ方法を手解きする。その一方で、マイクはキッドの姉・ブルック(コディ・ホーン)に心惹かれていき…。『G.I.ジョー』のチャニング・テイタム、『アイ・アム・ナンバー4』のアレックス・ベティファー、「ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル」のマット・ボマーそして『リンカーン弁護士』のマシュー・マコノヒーら、イケメン男優たちがメンズ・ストリップを演じ話題を集めている本作。去年、全米で公開されるやいなや、女子たちのハートをがっちり掴み、700万ドル(約7億円)の制作費ながら1億ドル(約100億円)の興行収入を稼ぎ出した大ヒット作だ。彼らの鍛え上げられたカラダを一目見ようとする観客、その内訳の実に7割が女性という異例尽くしの“眼福”ムービーでもある。すでに続編も決定しているこの『マジック・マイク』と、男性のカッコいいカラダ&女性の健康的で美しいカラダを競うコンテスト「BEST BODY JAPAN」を主催しているT-BODYMAKEが、今回「BEST BODY JAPAN ×映画『マジック・マイク』特別賞」の設置を決定したのだ。7月7日に行われる「BEST BODY JAPAN」東京大会参加者の中から、『マジック・マイク』でチャニングが演じた主人公・マイクのような“裸にネクタイが似合う人”を投票するというもの。投票に参加した人の中から抽選で、7月24日の特別試写会に招待されるそうだ。チャニングは実際に10代頃にストリッパーとして活躍しており、そんな過去と現在の成功に加え、本作での艶のあるパフォーマンスに胸ときめかせずにはいられないはず!スクリーンを越えてリアルでも、『マジック・マイク』の“眼福”っぷりを堪能してみては?『マジック・マイク』は8月にシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月、シネスイッチ銀座、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開(C) 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.
2013年06月25日ユニバーサルスタジオがこの夏に贈るアトラクション3D映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』。日本での公開に先駆け、6月22日(現地時間)、L.A.のユニバーサルスタジオ内にてプレミア・イベントが開催され、日本語吹き替え版の声優を務めた笑福亭鶴瓶、中島美嘉、そして新たに出演が明らかとなった中井貴一が出席し、イエローカーペットを歩いた。悪徳家業から足を洗い、可愛くも頼もしい仲間・ミニオンたちの助けを借りながら3人の孤児を育てながらパパ業を楽しんでいた元・怪盗のグルー。しかし、そんな穏やかな日々は、悪と戦う世界的な超極秘組織「反悪人同盟」に入り、美人捜査官・ルーシーと共に捜査に乗り出すことになるのだが…。怪盗・グルーと愛らしい不思議な生き物・ミニオンたちの大活躍を描いた前作『怪盗グルーの月泥棒 3D』が日本でも大ヒットを記録したが、鶴瓶さんはそのときに行った「海外でのイエローカーペットが忘れられない」と先日の会見でも話していた。まさに今回、3年振りにその夢が叶ったようで、「前はダウンタウンでやったんですが、(今回は)本場のここですから、本当にテーマパークでやってるって感じですね。ミニオン見てるとテンションが上がる(笑)」と上機嫌!さらに、英語版のグルーの声優を務めるスティーヴ・カレルとも仲良くトーク。「前回(のプレミア)だよね。また会えて嬉しいよ」というスティーヴにさらに機嫌を良くした鶴瓶さんは、スティーヴを見ながら「格好いいね~」と連発。また、本作の人気キャラクターのミニオンを見やり、「うちの孫がミニオンをもの凄い好き!」と周りにあるものを手当たり次第にベタ褒めしていた。そんな会話を知ってか知らずか、今回、グルーの敵となるエル・マッチョ役に抜擢された中井さんが“問題発言”。ミニオンが近づいて来ると、「かわいいなぁ。お子さんが(中に)入っているんですか(笑)?」と冗談を飛ばし、すかさず鶴瓶さんから「いやいや、ミニオンや!入ってない(笑)!これはミニオン。ようそんな夢のないこと言うな(笑)」と厳しいツッコミを浴びていた。また、本作の魅力について報道陣から質問が飛ぶと、鶴瓶さんは中島さん演じる美人捜査官・ルーシーとのシーンを挙げ、「恋に堕ちるんですよ」とニヤニヤ。しかし、「キスシーンで『チュッ』て音を入れたら、監督に『その音はいらないんです』って怒られた(笑)」とアフレコ中の秘話も明かし、終始楽しげなイベントとなった。『怪盗グルーのミニオン危機一発』は9月21日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(C)2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED(text:cinemacafe.net)■関連作品:怪盗グルーのミニオン危機一発 2013年9月TOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開(C) 2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2013年06月25日スタジオジブリ最新作で、宮崎駿の5年ぶりの監督作となる『風立ちぬ』の公開を控え、6月24日(月)、東京・小金井市のスタジオジブリにて、宮崎監督、主人公の声を担当した庵野秀明、主題歌を提供した松任谷由実による鼎談スタイルの会見が行われた。大正から昭和にかけての激動の時代を舞台に、ジブリ作品で初めて“大人の恋愛”を描いた作品としても話題を呼んでいる本作。零戦の設計者として名高い堀越二郎と作家の堀辰雄を掛け合わせた主人公の青年と少女・菜穂子の時代に翻弄されながらの切ない愛が描き出される。宮崎監督は完成した作品を観て思わず涙したそうだが、自身の作品で泣くのは初めての経験だったという。「情けないです。本当にみっともない…」と自嘲気味にふり返る。庵野さんはそのときの様子について「号泣でしたよ(笑)」と証言。松任谷さんは同じクリエイターとして、自作を観て涙する監督の姿を「羨ましい」という思いで見ていたという。宮崎監督が最初に本作の企画を考えたのは、『崖の上のポニョ』が公開された2008年。世界経済に大きな影響を与えた“リーマン・ショック”の前後で、「ファンタジーが簡単には作れない時代となった中で、スタジオジブリはどう進むべきか?模索していた」という。劇中の登場人物たちは、時代の波に翻弄されつつ、長くはない人生を懸命に生きようとする。宮崎監督はこれを「切迫した時代」と表現し、「これからそういう時代が来る。だからこそ作る意味があると思った」と現代と共通するものを感じたと明かす。庵野さんは、宮崎監督のことを「アニメはこういう風に作る、映画はこういう風に作ると教えてくれた師匠」と語るが、その庵野さんにとってもジブリ作品での声優、しかも主人公の役でのオファーは驚きだったようで「最初はよく分かんなかった…」と述懐。多くの俳優が候補としてピックアップされ、幾人かは実際にオーディションを行ないながらも宮崎監督が決めかねている中で、鈴木敏夫プロデューサーからの提案で庵野さんに決まったという。宮崎監督はその決め手について「現代で一番、傷つきながら生きている。声にそれが出ている」と説明。庵野さんは「当たらずとも遠からず…。しんどい生き方ですからね(笑)」と得心がいったように笑みを浮かべていた。松任谷さんの名曲「ひこうき雲」(荒井由実名義)の主題歌での起用も、鈴木プロデューサーから宮崎監督に持ち込まれたもの。この曲に関しても部屋で聴かされた宮崎監督は「不覚にも…年を取ると涙腺が…」と涙してしまったことを告白。松任谷さんは、この曲を作ったのが高校時代であることを明かし、「荒井由美というのは、分身のようでもあり遠い人物のようでもある。40年の時を経てこういう素敵な作品に参加できて…高校生の自分に(40年後の主題歌提供のことを)言ってやりたいですね。荒井由美が亡霊のように現れました」と満足そうに語った。庵野さんはお気に入りのシーンとしてラストシーンを挙げたが、実はこのシーン、映像はそのままに「台本のセリフを180度変えた」(庵野さん)とのこと。「最初は『何じゃこりゃ?』と思ったけど、(セリフを変えて)よくなったと思います。72歳を過ぎてハタチ過ぎの映画ができた。宮さんがちょっと大人に近づいたと思います(笑)」と毒舌まじりに“師匠”へ惜しみない称賛を送る。松任谷さんも「見たことのない、勇気が出るような不思議な終わり方になっていると思います」と頷いた。『風立ちぬ』は7月20日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:風立ちぬ 2013年7月20日より全国東宝系にて公開(C) 2013 二馬力・GNDHDDTK
2013年06月24日現在、「ダイヤモンズ・ワールド・ツアー」を敢行中のリアーナは、オランダ・アムステルダムで“イケない”満喫をしているようだ。リアーナが6月22日(現地時間)、Instagramに投稿した写真に驚いたファンも多かっただろう。それは去年、元恋人のクリス・ブラウンがTwitterに投稿したのと同じ合法的にマリファナが吸える“コーヒーショップ”を訪問、巨大マリファナ2本を口にくわえ、両手にライターを持ち、火をつける直前の写真だったからだ。レディー・ガガもアムステルダムのコンサート中にステージに投げ込まれたマリファナを吸ったことがあったが、リアーナは果たして吸引したのだろうか。先日、「子どものお手本にならない最悪セレブ」のランキングにもランクインしてしまったリアーナ。合法かどうかはさておき、これらの写真が教育上、相当よろしくないのは明らかで、社会通念上グレーゾーンな行為を、ジョークか、さもクールな事のように公表するのはいかがなものだろうか。この写真を見た若いファンたちが「リアーナがやってるんだし!」という軽い気持ちでマリファナに手を染めることがないように祈るばかりだ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年06月24日2010年3月銀座にオープンした「ビストロ・ル・ヴァン」は、“肉とワイン”を新たなコンセプトにしたフレンチバルとして、6月11日(火)リニューアルオープン。今回店名から“ビストロ”を外し、枠にとらわれることなく、より自由に料理を楽しみたいという思いから、フランス語で“ワインと肉”を意味する「ル・ヴァン・エ・ラ・ヴィアンド」に店名を一新した。その名の通り、ジビエ料理とワインのマリアージュをカジュアルに楽しめるメニューを新たに導入。東北震災の後、ここ数年市場に出回ることの少なくなった貴重なジビエだが、経営者である内田氏の実家がある栃木県では、40年来の趣味として猟をしている父親の影響もあり、地元栃木県のキジ、鴨、いのしし等をリーズナブルに仕入れることができるという。また夏には北海道で猟をして獲られた素材をレストランに直送する。何の肉が仕入れられるかはその時々で異なるが、いずれもダイレクトに肉の旨みが感じられるよう、シンプルに炭火焼や煮込みなどで提供し、一皿2,000円~3,000円程度と嬉しい価格帯だ。ジビエとマリアージュを楽しむためのワインは、肉のコクを引き出し、香りと味の奥行きを増すようなフルボディのピノノワール種を中心に、南西のワイン(カオール)やローヌ地方(コートデュローヌ・リラック・ジコンタス)などのワインを揃える。その時々のジビエ料理に合わせてシェフのおすすめを尋ねると良いだろう。ジビエとワインのほかには、ビストロ内臓料理、ビオ(自然派)チーズ、そして栃木や岩手、三浦などの生産者から取り寄せた有機野菜で、味はもちろん体にも美味しい料理を心掛ける。プリフィックスコースは2,800円~、おまかせコースは4,800円と予算的にもカジュアルだ。夏に向って精をつけたい肉食女子やジビエ初心者にもオススメ。スマートにサマージビエとワインの美味しさを楽しむ一軒の誕生だ。ル・ヴァン・エ・ラ・ヴィアンド(LE VIN ET LA VIANDE)東京都中央区銀座3-9-18 東銀座ビル1FTEL:03-3543-9188(text:Miwa Ogata)
2013年06月24日福山雅治主演のドラマ「ガリレオ」の劇場版『真夏の方程式』のプレミアイベントが6月23日(日)に都内で開催され、福山さんを始め、共演の吉高由里子、西谷弘監督が出席しレッドカーペットを歩いた。東野圭吾の「探偵ガリレオ」シリーズを原作にした現在第2シーズンが放送中の人気ドラマの劇場版で『容疑者Xの献身』以来、5年ぶりとなる新作。資源開発に揺れる海辺の街を舞台に“ガリレオ”湯川学が不可解な殺人事件の解決に挑む。レッドカーペット脇、さらには会場の外にも多くのファンが詰めかけ、福山さんらを乗せた車が会場に到着すると割れんばかりの歓声が響き渡る。ドラマはちょうど本日24日(月)で最終回を迎えるが、撮影は先日20日に終わったばかり。福山さんは「やっと長いセリフを覚えなくていいと少しホッとして、ゆっくり眠れるかと思いきや、すぐにプロモーションが始まりました。『真夏の方程式』をお届けするべく気合いが入ってきました」と表情を引き締める。撮影は、映画の方が先で去年の夏の終わりに行なわれた。刑事・岸谷を演じる吉高さんは、同じ事務所の先輩でもある福山さんとの共演について「クランクインのとき、福山さんが向こうから歩いてきたんですが取り巻きが多い!現場マネージャーとかお偉いさんとかも来てて、『こんなに人件費使ってるんだ?こんな偉い人が現場に来るんだ?』と思いました」といきなり現場の裏側を明かす。さらに「(福山さんの)スター感が凄くて、お会いして『スターが来たって感じがしましたよ!』と言ったら、『スターじゃない。ビッグスターだ』って言われました」と福山さんの“ビッグスター”発言を暴露!これに福山さんも苦笑いを浮かべつつ、「元々、大泉洋さんが作ったネタを僕がマネしてるんです。僕はそんな風に思っておりません。みなさま、どうぞよろしくお願いいたします」とかしこまった口調で釈明し、会場は笑いに包まれた。一方、福山さんは吉高さんの印象を問われ「イメージから“暴れん坊”で自由奔放なのかと思ってたら全く逆で、現場で言われたこと、求められることに全力で応えようと誠実なお芝居をされてました」と称賛しつつ、「全力で応えようとするあまりよく(セリフを)噛む」とニヤリ。これに吉高さんが「ビッグスターと一緒だと緊張するんです(笑)」と混ぜっ返し、会場は再び笑いに包まれた。イベントの最後には、映画の中で子ども嫌いの湯川がある少年と出会い、少しずつ交流を深め、一緒にペットボトル・ロケットを飛ばすシーンにちなんで、ヒットを祈願しペットボトルロケットを発射!会場のカウントダウンと吉高さんの「発射!」の声と共に福山さんが飛ばしたロケットは見事、ステージを飛び越える“場外ホームラン”となり、会場は拍手と歓声に包まれた。『真夏の方程式』は6月29日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:真夏の方程式 2013年6月29日より全国東宝系にて公開(C) 2013フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社
2013年06月24日日本のマンガ界の巨匠・手塚治虫と石ノ森章太郎。このたび日本のマンガを築いた2人の創造の秘密に迫る「手塚治虫×石ノ森ニッポンマンガ創世記」が第三夜に渡りNHKにて放送されることが明らかとなった。「鉄腕アトム」、「ブラック・ジャック」、「七色いんこ」を生み出した手塚と「サイボーグ009」や「仮面ライダー」の原作者である石ノ森。本番組では、「手塚治虫最後の日」をポイントに、両者の出会いと別れのドラマを交え、2人のコントラストを描き出す。第一夜にはドキュメンタリードラマ、手塚治虫編「神様最後の一日」を第二夜には石ノ森章太郎編「神様への鎮魂歌」を放送。「爆笑問題」の太田光が手塚に、田中裕二が石ノ森を演じるという異例の試みとなっており、さらに関係者の証言と共に、2人のあまりに強烈な生き様を浮き彫りにしていく。そして第三夜には「手塚×石ノ森ニッポンマンガ創世記」と題し、数々の傑作を生み出し読む者に生きる勇気や希望を与えてきたマンガの魅力に迫る。司会はドキュメンタリードラマにも出演している「爆笑問題」の2人、ゲストには手塚治の「鉄腕アトム」に含まれる「地上最大のロボット」の回をリメイクした「PLUTO」の作者、浦沢直樹に秋元康、そしてタレントの吉木りさを予定している。どうして2人はパイオニア・クリエイターになりえたのか?その秘密を手塚チルドレン、石ノ森チルドレンの視点から発見していく。スタジオではアトムと009という夢のような2ショットも実現するようだ。「手塚×石ノ森ニッポンマンガ創世記」(第一夜)ドキュメンタリードラマ手塚治虫編「神様最後の一日」7月6日(土)22:00~23:00(第二夜)ドキュメンタリードラマ石ノ森章太郎編「神様への鎮魂歌」7月13日(土)22:00~23:00(第三夜)手塚×石ノ森ニッポンマンガ創世記7月15日(月)21:00~23:00(C) 手塚プロダクション /(C)石森プロ(text:cinemacafe.net)
2013年06月21日ヒュー・ジャックマンを始め、オールスター“ゴージャス”キャストを徹底的に無駄遣いし、全米をドン引きさせた映画『ムービー43』の予告編と場面写真がついに解禁。映倫がかろうじて「R-15指定」と判断するほど、放送禁止用語&場面がヒド過ぎてこれ以上は踏み込めないという、その内容の一部が明らかになった。『レ・ミゼラブル』のヒューや、『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツ、『アメイジング・スパイダーマン』のエマ・ストーン、さらにハル・ベリーやリチャード・ギア、ジェラルド・バトラー、ユマ・サーマン、ナオミ・ワッツといった、超豪華トップスターたちが名を連ねている本作。ところが、興行的には大惨敗で、有名な映画評論サイト「ロッテン・トマト」では支持率わずか4%という絶望的な数字を記録。辛口の大物批評家、故ロジャー・エバートからも「観てから5分後には早くも後悔する」「観たことを記憶から消したくなるほどの映画」という、最大限の酷評を浴びせられている。そして今回予告編と同時に公開されたのがヒューが喉を抑えているビジュアル。何か詰まらせている様子で、ついつい「どうした!?」と心配してしまう。そもそもの始まりは、これまで弟のボビーとともに『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』などのヒット作を世に送り出してきたピーター・ファレリー監督が、本作の企画を立ち上げたこと。そのプロジェクトは、製作資金を提供するはずだったスタジオが、あまりに非常識すぎる内容に怖じ気づいて撤退するなどの迷走を重ねながらも、構想&撮影に6年間もの歳月を費やし公開に至ったのだ。ピーター・ファレリーほか、『ラッシュアワー』のブレット・ラトナー、『スーパー!』のジェームズ・ガンなど、総勢10人のキレ者&クセ者監督が腕によりをかけて製作したはずが、彼らの意図とはまったく異なる形で、もはや都市伝説と化してしまった本作。「これで公開していいの?」と思わず叫びたくなる、前代未聞の3G(下品、下劣、下衆)コメディの衝撃度を、この予告編で確認してみて。『ムービー43』は8月10日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。※『ムービー43』の予告編映像はcinemacafe.net記事ページよりご覧いただけます。(C) 2013 Relativity Media(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムービー43 2013年8月10日より全国にて公開(C) 2013 Relativity Media
2013年06月21日堤真一、瑛太、神木隆之介、二階堂ふみの豪華キャストによる、NTT東日本の光ブロードバンド回線サービス「フレッツ光」の新CM「モンスターズシェアハウス」の詳細が明らかとなった。新CMのキャラクターは人間ではなく、モンスターたち。フランケンに扮した堤さんを始め、瑛太さんはドラキュラ、神木さんはオオカミ男…と大変身している。そんな彼らモンスター男子たちが住むシェアハウスの管理人の孫娘を二階堂さんが演じている。CMの舞台は閑静な住宅街に佇む洋館風のシェアハウス。そこに繋がっている「フレッツ光」を使い、毎日を自分らしく過ごしているモンスターたちのちょっぴり変わった共同生活の中で「フレッツ光」にまつわる様々な出来事が起こるというストーリーだ。6月21日(金)から北海道、東北、関東、甲信越でオンエアが開始される「思いっきり割」篇では、モンスターたちが住む部屋の家賃が「思いっきり値上げ」されるというニュースから物語が始まり、家賃の値上げを告げられたそれぞれのモンスターが見せる個性豊かな対応を見せる。長い眠りから覚めたばかりのドラキュラは「アジャパー」と懐かしのリアクション。「何それ」と孫にあしらわれ、玄関上に掲げられた表札を見ながら「シェアハウス…。いまどきは下宿をこう呼ぶらしく…」と戸惑う。オオカミ男は「ボク、オオカミなんで、人間の言葉はちょっと…」ととぼけるが、関西出身の堤さん扮するフランケンから「いや、日本語で答えとるがな!」とツッコミが飛ぶなど、軽妙でコミカルな掛け合いが楽しめる内容に仕上がっている。6月初旬に行われた撮影では笑いが絶えなかったという4人の息ぴったりの演技もさることながら、人間ではないのにどこか親近感を感じてしまうモンスターたちの雰囲気、細部にまでこだわった特殊メイクや洋館風のシェアハウスのセットなど見どころが満載だ。(text:cinemacafe.net)
2013年06月20日2010年のスペシャルドラマ、2011年には連続ドラマ化、そして待望の映画化もされ大ヒットを記録した『ストロベリーナイト』。本作のブルーレイ&DVDが7月17日(水)より発売されることを記念して、『ストロベリーナイト』公式サイトにて「もう一度観ナイト ランキング」と題し、男性キャラクターの人気投票が行われることが明らかとなった。本作は、シリーズの中でも最高傑作の呼び声が高い「インビジブルレイン」を原作に、4件の殺人事件をめぐり、警察上層部と対立しながら犯人を追う姫川(竹内結子)が、捜査の過程で出会ったヤクザ・牧田(大沢たかお)と禁断の恋に落ちるというストーリー。卓越したストーリーと息をつかせぬ展開でミステリーファンからも評価の高い誉田哲也の代表作を映像化した新感覚の本格刑事ドラマ・シリーズ。姫川班最後の事件となる映画版『ストロベリーナイト』は主演の姫川玲子を演じる竹内結子を始め、西島秀俊 、小出恵介 、宇梶剛士 、丸山隆平の姫川班の面々と武田鉄矢や遠藤憲一、渡辺いっけい、高嶋政宏、生瀬勝久、津川雅彦ら連続ドラマからのオリジナル・キャストが集結している。さらに大沢たかお、三浦友和、田中哲司ら日本映画界をけん引する豪華俳優が出演し、日本中に“ストロベリーナイト旋風”を巻き起こした。投票結果は7月1日(月)に公式ホームページにて上位3位までが発表されるという。男の意地とプライドをかけたメンズランキング、果たして1位を獲得するのは…!?姫川をめぐる2人の男、菊田と牧田がここでも再び戦いを繰り広げることになりそうだ。『ストロベリーナイト』投票企画「もう一度観ナイト」投票期間:6月20日(木)~7月1日(月)10:00まで投票方法:『ストロベリーナイト』Blu-ray&DVD発売公式サイトより投票可能結果発表:7月1日(月)に映画公式サイト、Facebook、Twitter、上で結果発表「ストロベリーナイト Blu-rayスタンダード・エディション」(2枚組)価格:7,980円(税込)「ストロベリーナイト DVDコレクターズ・エディション」(2枚組)価格:5,985円(税込)「ストロベリーナイト Blu-rayスタンダード・エディション」価格:4,935円(税込)「ストロベリーナイト DVDスタンダード・エディション」価格:3,990円(税込)発売日:7月17日(水)※同時レンタル開始発売元:フジテレビジョン販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 フジテレビジョン S・D・P 東宝 共同テレビジョン FNS27社 光文社(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストロベリーナイト 2013年1月26日より全国東宝系にて公開(C) 2013フジテレビジョンS・D・P東宝共同テレビジョンFNS27社光文社
2013年06月20日