cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1995/2207)
アメリカの女流作家アンドレア・ポーテスのベストセラー小説を、『キック・アス』のヒットガール役でブレイクを果たし、瞬く間にハリウッドのスター女優となったクロエ・グレース・モレッツを主演に迎えて映画化した『HICK-ルリ13歳の旅』。クロエ初の単独主演作となる本作の重要なワンシーン映像と共に、共演のブレイク・ライブリーのスペシャルコメントが到着した。アメリカ中西部の荒廃した農村地帯に住む、13歳の少女・ルリ。ある日、父と母が続けて蒸発し、ひとり取り残されてしまった彼女は退屈な田舎暮らしから抜け出し、憧れのラスベガスに旅に出ることを決意!道中で様々なトラブルや厳しい現実に直面し、傷つきながらも瑞々しく成長を遂げていく姿が描かれる。そんな、ルリが長い旅の冒頭で出会う人物のひとりが、派手でスタイルも抜群の秘密めいた女性・グレンダだ。彼女は、ルリが思い描く女性らしさと自分らしさのすべてを完璧なまでに投影した理想像のようだった。そして今回公開となったのは、クロエ演じる主人公・ルリとブレイク演じるグレンダの出逢いのシーン。ルリに名前を訪ねられ、「グレンダ。かわいいでしょ?“名は体を表す”よ」と自己紹介するグレンダだが、演じたブレイクも彼女自身が昔から親しんでいたキャラクターと同じ名前のこの役に、すぐに興味を引かれたという。そのキャラクターこそ、かの有名な童話「オズの魔法使い」の“良い魔女・グレンダ”だ。「私は小さい頃から『オズの魔法使い』の良い魔女・グレンダが好きだったの。今回、『HICK-ルリ13歳の旅』の台本を読んだとき、役名がグレンダですごく興味を抱いたわ。でも今回のグレンダは良い魔女になるのか、悪い魔女になるのか判断できなくて。グレンダにはとても多くの側面があって、見かけでは分からないんだもの。ルリにとってグレンダは完璧な夢の世界のお姫様だけど、暗く複雑な人生を送る一面もあるの。欠点だらけの女性、グレンダ。両方の特徴を一つの役に盛り込むのは、かなり大変だったわ。グレンダはとても芯が強くて、それでいて複雑なものを抱えた女性なんだと思う」と彼女は語る。さらに、「表面的には陽気だけど、彼女をよく知っていくと映画の最後では脆い部分が見えてくる。彼女のまとう幻想が消えてなくなり、つらい目に遭いながらも耐え抜こうとする本当の姿が現れるのよ」とグレンダについて分析するブレイク。13歳の少女が退屈な田舎町での生活から抜け出し、夢の地・ラスベガスに向かう旅の道中、様々な衝撃的なトラブルや厳しい現実に直面しながらも前へ進むそのさまは、まさに“現代版オズの魔法使い”とも言えるだろう。果たしてグレンダは現代のオズの世界の中で、ルリを一体どこへと導くのか?まずは、こちらの動画からとってもキュートな2人の共演シーンをご覧あれ。『HICK-ルリ13歳の旅』は11月24日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。※こちらのスペシャル映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.
2012年11月09日チャーリー・シーンが、かつて仕事上のパートナーだった男性のことを「殺す」という内容のメールを送っていたことが明らかになった。チャーリーが、この男性と共通の友人である人物に送ったメールの内容から、殺されるかもしれないと恐怖を覚えた男性は10月18日(現地時間)にロサンゼルスの警察に届け出た。男性の証言によると、最近彼とチャーリーと仲違いし、その後チャーリーは女性の友人に「ヤツの頭を俺のスーパー90(散弾銃)で吹っ飛ばしてやる」とメールしたという。現在捜査が行われており、チャーリーの事情聴取も行われる模様。チャーリー自身はノーコメントだが、友人の一人はゴシップサイト「TMZ.com」で、男性は金目当てで行動していると主張する。「あの男は保護観察違反を複数犯して軍を除隊処分になっています。金が欲しくてチャーリーに揺さぶりをかけようとしているんです」。(text:Yuki Tominaga)© Abaca/AFLO
2012年11月09日映画『カラスの親指』のプレミア試写会が11月8日(木)に都内劇場で開催され、主演の阿部寛と村上ショージが劇場内の警備員に扮して劇中の詐欺師さながら観客を騙すというドッキリを仕掛け、見事成功させた。道尾秀介の人気小説を映画化。中年と初老の詐欺師コンビとワケありの若い姉妹とその恋人の計5人が、人生の逆転をかけてある組織を相手に勝負を仕掛ける。舞台挨拶は上映終了後となったが、場内の明かりがつく直前に阿部さんと村上さんは本物の警備員と入れ替わり、制服姿に帽子を被ってスクリーン脇のイスに着席。その後、舞台挨拶が始まり、共演の石原さとみ、小柳友、鶴見辰吾に原作者の道尾さん、伊藤匡史監督、さらにキャストのひとりであり、この日はMCも務めた古坂大魔王も登場したが、肝心の2人の姿はなし…。場内がざわつき始めたところで村上さんが奇声を発して種が明かされ、続いて阿部さんも中央へ。会場は驚きに包まれた。黒縁のメガネまで掛ける念の入れようだった阿部さんは、「上手くいくと思わなくて、クスクスし始めたらどうするんだ?とか思ってたけど拍子抜けしました。人を騙すって楽しいものですね」としてやったりの表情だった。この日もお揃いの警備員の制服で、劇中と同様にバッチリ息の合った阿部さんとのコンビネーションに気を良くした村上さんは、「来年、M-1に出ようかと思っています」と語ったが、阿部さんは「お断りします」と笑顔でピシャリと拒否。さらに芸人の後輩である古坂さんから「阿部さんはできても、村上さんが無理ですよ!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。そんな2人のやりとりを隣で見ていた石原さんは「いつもこんな感じで、脚本の本読みの段階で出来上がってました。私は友くんとずっとワイワイしてればよかったです」と明かす。実際に石原さんと小柳さんのシーンはかなりの部分がアドリブのやりとりだったという。劇中の坊主頭でのっそりとした印象を与える小柳さん演じる貫太郎と、この日の舞台挨拶に現れたスマートでイケメンの小柳さんのギャップに観客は冒頭のドッキリと同様に驚いた様子。小柳さんによると「3か月で最大12キロ体重を増やした」とのこと。阿部さんは、小柳さんがあるシーンで牛乳を4リットルも飲んだことを明かし「テストのときから手を抜かないから本番で真っ青になってました(笑)」と称賛を込めて語った。一方、“悪役”の側の親分を演じた鶴見さんは、10年以上の付き合いのある阿部さんとの共演に「大好きな阿部ちゃんと共演できて嬉しかったけど、大好きな阿部ちゃんをイジメるのはつらかったです(苦笑)」とつらい胸の内を明かした。原作者の道尾さんも完成した映画に大満足のようで、「小説は子供のような存在ですが、もうひとり出来の良い子供を作っていただいたような気分です」と制作陣への感謝の思いと称賛を口にした。『カラスの親指』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:カラスの親指 2012年11月23日より全国にて公開© 道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズ
2012年11月08日武井咲と松坂桃李という今年大ブレイクを果たした2人を迎え、累計発行部数900万部を超える人気少女漫画を映画化した『今日、恋をはじめます』の完成披露試写会が11月8日(木)に開催された。武井さんに松坂さん、原作者の水波風南、古澤健監督が舞台挨拶に登壇した。真面目が取り柄のダサい女子高生・つばきと成績優秀で自信満々のイケメン男子・京汰の恋を描いた本作。入学早々につばきはみんなの前で京汰にファーストキスを奪われ、「自分の女にする」と宣言までされてしまい戸惑うが…。劇中の制服に身を包んだ武井さんと松坂さんは大歓声に迎えられ、仲良く手を繋いで登場。武井さんは「私は今年3月に(高校を)卒業した身ですからまだまだ大丈夫です!」とニッコリ。「しかし!桃李くんは…どうですか?」と24歳の松坂さんに質問を装いつつツッコミ?松坂さんは「違う作品でパンプアップしたので(サイズが)若干、キツくなっている気がしますが、ビジュアル的には僕の中ではまだイケるんじゃないかと思っています」とアピールした。一方、武井さんのおさげ髪について松坂さんは「違和感ないですね。昭和な感じですよね、この人(笑)。僕は同じ時期に武井咲と(朝ドラの『梅ちゃん先生』で共演した)堀北真希という2人のおさげ髪を見てました。彼女(=堀北さん)も違和感なかったけど、あなたもとっても似合ってます」と頷いた。いきなりのキスで始まる本作だが、そんな恋について武井さんは「どうなんでしょう?撮影してみたら悪くなかったです。最初は『ん?そんなのダメです!』って感じでしたが、してみるとなかなかいいです(笑)。憧れというか、一回は経験してみたいと思いました」と明かした。松坂さんは驚きつつも「男子からしたら相当、勇気が要りますよ。でもアリと言っていただけると世の男子としては救われます」とホッとした表情。監督から「(アリなのは)“世の男子”というか、それは桃李くんだからです!」と突っ込まれると、「そういうのはテレるんで…」と困ったように顔を赤らめてうつむき客席の女性ファンを沸かせていた。さらに武井さんのリクエストで劇中の京汰の「今日からこいつ、オレの女にするから」というセリフを実演。武井さんの肩にガッチリと腕を回す熱演ぶりに客席は再び大歓声に包まれた。そんな2人の現場での様子について監督は「カメラが回ってないところでもいつもイチャイチャしてました」と“熱愛”ぶりを暴露。原作者の水波さんからは「最初は正直、少女漫画の実写化ってどうなんだろう?と思ってたけど、(現場や完成した作品を)観たらいままで私が観た少女漫画の実写作品の中で断トツの1位。2人のかわいさとカッコよさが際立ってました」と絶賛され、2人とも嬉しそうな笑みを浮かべていた。『今日、恋をはじめます』は12月8日(土)より全国にて公開。■関連作品:今日、恋をはじめます 2012年12月8日より全国東宝系にて公開© 2012映画「今日、恋をはじめます」製作委員会 © 水波風南/小学館
2012年11月08日『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』や『アメリ』、『メメント』などなど…1980年代後半から90年代にかけて、若者を中心に渋谷の街で巻き起こった“ミニシアター・ブーム”。小さな劇場には長蛇の列ができ、若者たちが映画を語り、映画を熱望し、映画に生きた時代。そんな文化にあふれた桃源郷をもう一度、日本のカルチャー発信基地・渋谷に蘇らせたい!という思いが形となり、来る11月9日(金)、「渋谷真夜中の映画祭~第零夜~」が開催されることが決定した。いまもなおファッションや音楽など、時代の先端を走るカルチャーが生まれ続ける街・渋谷。最先端の街でもう一度、いや、新たなるカルチャーの波を!そう望む人は少なくない。しかし何故、“真夜中”なのか?その答えは、こんな言葉の中にある。「歴史は“夜”作られる」。いまの真夜中の渋谷で過ごせる場所は、カラオケ、ネットカフェ、騒がしい居酒屋、もしくは濡れた路上しかない。そこで渋谷ヒカリエという文化的な場所で、夜を徹してメッセージ性やアート性の強い映画に触れる機会を作ったようだ。さらに、この映画祭を企画するのはただの映画ファンではない。映画業界はもちろん、広告、ファッション、IT、果ては音楽にゲームなど各業界の第一線で活躍するクリエイターたちが実行委員会のメンバーとして参加しているのだ。運営資金も、加瀬亮の出演作『ライク・サムワン・イン・ラブ』の製作資金集めにも使用され、注目されているクラウドファンディングサイト「motion gallery」で集めたものだという。9日(金)第1弾イベント「第零夜」では、「インディペンデントな若手映像作家たち」をテーマに開催。第1部では、90年代の渋谷ミニシアターブームの象徴的作品『トレインスポッティング』(’96/ダニー・ボイル監督)を特別上映。また上映後の第2部では、映画界の未来を担う新たな才能を発掘すべく、3名の若手監督によるプレゼンテーションを行い、最も多くの観客の支持を集めた1作品を上映するというライヴ感にあふれたイベントとなるようだ。ぜひ、あなたも一風変わった真夜中の渋谷を体験してみては?「渋谷真夜中の映画祭~第零夜~」日時:11月9日(金)22:30~翌28:00(予定)場所:渋谷ヒカリエ「8/COURT」(東京・渋谷)公式サイト:特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」
2012年11月08日ジャレッド・レトが俳優業に復帰するようだ。2009年以降スクリーンから遠ざかっていたジャレッドだが、ジャン=マルク・ヴァレ監督、マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー主演で贈る新作『The Dallas Buyer’s Club』(原題)の出演契約を結んだという。『レクイエム・フォー・ドリーム』『ファイト・クラブ』『パニック・ルーム』『ミスター・ノーバディ』などでの好演が光っていたジャレッドだが最近は俳優業を休止し、「サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ」での音楽活動に専念していた。そんなジャレッドの復帰作となる本作では、マシューが余命6か月と診断されたエイズ患者の電気技師役を演じ、延命のためにアメリカでは当時違法とされていた薬を輸入し始めるという実話を基にしたストーリーだ。ジャレッドは女装癖のあるエイズ患者で、主人公を助けるキャラクターを演じる見込みだ。■関連作品:ミスター・ノーバディ 2011年4月30日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2009 PAN-EUROPEENNE - MR NOBODY DEUTSCHLAND GmbH - 6515291CANADA INC - TOTO&CO FILMS - FRANCE 2 CINEMA - FRANCE 3 CINEMA
2012年11月08日『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』の公開を記念し、本作の衣裳展がヴィーナスフォート(東京・台場)で行われており、さらに11月8日(木)より映画にインスパイアされたクリスマスイルミネーションもスタート。同日行われた点灯式に先日開催されたミス・インターナショナルで日本人で初めてグランプリを獲得した吉松育美が来場した。ジェームズ・キャメロンとシルク・ドゥ・ソレイユのコラボレーションで実現した今回の3D映画。人気の7つの公演を軸に映画ならではの映像で幻想的な恋の物語が展開する。吉松さんは元々、ラスベガスでの公演を見て以来のシルクの大ファン。さらにジェームズ・キャメロン監督の映画も大好きということで「2つのファンのものが一緒になって映画化ということで、いろんな角度でシルクが体験できるということでワクワクしています」と語る。この日はイルミネーションに合う色彩で作品をイメージしたという白いドレスをまとい、総カラット数8.9のダイヤモンドが散りばめられたティアラを着けて登場し、「触るのが怖いです」とハニかんだ。衣裳展にはカラフルなシルクの衣裳が展示されているが、これらは全て手づくりで長ければ半年もの期間をかけて制作される。吉松さんは「私がミス・インターナショナルの世界大会ファイナルで着たドレスも、世界に一着しかない私のデザインのものです。自分の体形やパフォーマンスに合った衣裳を着ると自分のオーラを出しやすいし、衣裳への信頼がパフォーマンスに繋がる」とサイズ、そしてデザインも含め自分に合った衣裳の重要性を熱く語った。「小さい頃からクリスマスが大好き」という吉松さん。「家で父が毎年、デコレーションをしていて、クリスマスのたびに家族を思い出します」と明かし、映画さながらの幻想的な輝きを見せるイルミネーションを前に、「家族を連れてきて見せたいです」とウットリとした表情で語った。グランプリ獲得後「私がというよりも、周りの反応が変わりました。いろんな人に『おめでとう』と言ってもらえてよかったです」と明かすが、世界No.1の称号を背負い「責任を感じています」とも。「これからは自分のためではなくみんなのため、世の中のためになることを頑張りたい」と力強い笑顔を浮かべ語った。『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』は11月9日(金)より公開。特集:芸術の秋、『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』でワンランク上の素敵ガール■関連作品:シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
2012年11月08日歌って踊るグリー部に所属する高校生たちが、山あり谷ありの青春ハイスクールライフを送る大人気ドラマ「glee」。そのシーズン3のDVD発売を記念し、今月は海外ドラマと音楽の素敵な関係に注目!「glee/グリー」における音楽の役割と魅力に迫りつつ、音楽と密接な新作ドラマから音楽をフィーチャーした人気ドラマのエピソードまで、歌って踊れる作品たちを紹介していきます。いまや世界的な人気を誇るドラマとなったものの、シリーズ開始当初はプロデューサー陣もこれほどのヒットは予期していなかったと言う「glee/グリー」。成功を収めたいま、「音楽が人々を強く結びつけているんじゃないかな」と番組クリエイターのライアン・マーフィーは語ります。「番組を始めた頃の僕らは、全くの負け犬だと思われていた。それが今や、番組内で大きく取り上げたマドンナやレディー・ガガに気に入ってもらい、感謝のコメントをもらえるまでになった。大好きなポール・マッカートニーが番組に興味を示してくれたのにも驚いたね」。グリー部の課題として部員たちが取り組む楽曲はもちろん、その時々の心情に合わせて登場人物たちが口ずさむものまで、ドラマを彩る名曲や旬のヒットソングが人気に拍車をかけているのは紛れもない事実。名前の挙がったポール・マッカートニーを始め、アーティスト側から自曲の使用を提案されることも多いとか。「ただし、使用する曲は自然な流れで選んでいることが多く、お気に入りの楽曲やアーティストをあらかじめ想定するようなことはしないんだ。まずはストーリーを分析し、エピソードのテーマと向き合う。それぞれのキャラクターが何を経験しているかを把握した上で、頭にふっと浮かんでくるものを選ぶことが多いね」。「説明しがたいけど、それがとても自然な流れ」とライアン本人も少々戸惑いながら言い表すプロセスを経て、視聴者をぐいぐいと引き込む展開が出来上がっているのはお見事!ミュージカルのプロデューサーとして数々のブロードウェイ作品を手がけた経験を持ち、「glee/グリー」では製作総指揮を務めているダンテ・ディ・ロレートが付け加えます。「ライアンは『glee/グリー』における音楽の天才。彼は頭の中に音楽の百科事典を持っているような人だから、ブロードウェイの曲であれ、レディー・ガガの歌であれ、彼は何でも知っているんだ」。しかも、ライアン・マーフィーの頭の中にある音楽辞典は、あらゆる年代を網羅している様子。「glee」が幅広い年齢層に愛されるドラマとなった理由を、ダンテ・ディ・ロレートはこう分析します。「僕たちプロデューサー陣が気に入っている80年代の曲は、若い世代には知られていない。けれど、親と子が番組を一緒に見た場合、親は80年代の曲を聴いてノスタルジーに浸り、子供は初めて聴いたことで胸を高鳴らせる。1つの曲から2つの反応が生まれるわけだけど、それがみんなを1つに結びつけることになるんだ。例えば、バーブラ・ストライサンドの『ファニー・ガール』(’69)を20代のキャストたちは知らないし、映画を観たこともない。でも、撮影を通して曲を聴いて、すごく好きになったと言っていたんだ。あの曲に込められた感情を感じることができたそうだよ。逆に、レディー・ガガやケイティ・ペリーの曲を聴いたことがない人だって、何百万人といると思う。若い世代から年配の世代へ伝えたり、年配の世代から若い世代へ伝えたり、両方の方向で伝え合っているということだね」。次回も、「glee/グリー」における音楽の役割をクローズアップ。登場キャラクターたちが魅力的なのも、ゲスト出演者が豪華なのも、実は音楽のおかげ!?さらに、音楽にとってダンスは切っても切れない重要なもの!ダンスシーンを手がける振付師のザック・ウッドリーにも話を聞きます。(text:Hikaru Watanabe)「glee/グリーシーズン3」DVD<セル>「glee/グリーシーズン3DVDコレクターズBOX」価格:18,480円(税込)発売中「glee/グリーシーズン3ブルーレイBOX」価格:23,100円(税込)発売中<レンタル>「glee/グリーシーズン3」Vol.1~Vol.6レンタル中「glee/グリーシーズン3」Vol.7~Vol.1111月16日(金)よりレンタル開始発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト:© 2012 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:glee/グリー踊る♪合唱部!? [海外TVドラマ]© 2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.
2012年11月08日リアーナが、新作アルバム「アンアポロジェティック」で元カレのクリス・ブラウンとデュエットしたようだ。リアーナは今月6日(現地時間)に同ニューアルバムのトラックリストを発表し、その中の1曲「ノーバディーズ・ビジネス」はクリスとのデュエット曲だと見られている。クリスのDVが原因で2009年に別れた2人だが、最近仲良く一緒にいるところを激写されており、復縁のうわさが立っている最中だ。19日(現地時間)発売予定の同アルバムには、エミネムとのコラボ曲「ナム」やエミリー・サンデーが作曲を手がけた新曲などが収録されている。リアーナは最近、今回の新作アルバムを引っ提げて、7日間に渡って7都市で7公演を行うツアー「777」の詳細を明かしたばかり。同ツアーは、来週14日(現地時間)のロンドンを皮切りに、ボーイング777型機に乗ってパリへと移動した後、カナダのトロント、ドイツのベルリン、ロサンゼルス、スウェーデンのストックホルムを周り、ニューヨークにて千秋楽を迎える。使用されるボーイング777型機には、ファンクラブの会員や150人のメディア関係者も搭乗するという。■関連作品:バトルシップ 2012年4月13日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年11月08日アカデミー脚本賞に輝いた『ミッドナイト・イン・パリ』が日本を含む世界各国で大ヒットを記録し、新たな絶頂期到来を鮮烈に印象づけたウディ・アレン監督の最新作『恋のロンドン狂騒曲』。アンソニー・ホプキンスを始め、ナオミ・ワッツ、アントニオ・バンデラスら豪華キャスト陣を迎え、ロンドンの街角で芽生える4つのラブ・ストーリーを描く本作のコメントチラシが遂にお目見えとなった。アルフィー(アンソニー・ホプキンス)がコールガールのシャーメイン(ルーシー・パンチ)を追い求め、妻・ヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)の元から去ったのをきっかけに、ヘレナはインチキ占い師にハマってしまう。結婚生活が不満なサリー(ナオミ・ワッツ)は上司のグレッグ(アントニオ・バンデラス)に心惹かれ、夫で小説家のロイ(ジョシュ・ブローリン)は、近所の神秘的な女性・ディア(フリーダ・ピント)に惚れてしまう。ロンドンの街で起こるちょっとした不協和音が、次第に大きな騒動へと発展していく――。2組の夫婦の結婚生活の破綻があれよあれよと“4つの恋”に枝分かれしていくスピーディーなストーリーが見どころとなる本作。もがけばもがくほど愚かな過ちを重ねてしまう男と女の運命を、アレン監督が意のままに軽妙かつ残酷に操り、シニカルとユーモアたっぷりに描き出す。そして今回公開となったのは、映画やファッションの雑誌や本を手がけるエッセイスト、イラストレーターとして活躍する石川三千花さんが描いたとびきりステキなコメントチラシ!4人を取り巻く人々との関係が一目で分かるこのイラストの中央に描かれているのは、「人生は剣幕ばかりの空騒ぎ意味など何ひとつない」というシェイクスピアの言葉。ただ幸せのありかを探し求めているだけなのに、必死にもがき愚かな過ちを重ねてしまう彼らの姿を見事に言い表した言葉かも…?このコメントチラシは11月10日(土)より全国上映劇場にて配布されるそう。劇場に足を運んだ際には、ぜひチェックしてみて!『恋のロンドン狂騒曲』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。ウディ・アレン監督が描くドキュメンタリー作品『映画と恋とウディ・アレン』は、11月10日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:恋のロンドン狂騒曲 2012年12月1日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010 Mediapro, Versátil Cinema & Gravier Production, Inc.ミッドナイト・イン・パリ 2012年5月26日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開Photo by Roger Arpajou -(C) 2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.
2012年11月08日自信は輝きに変わる。そして、その輝きがまた自信をもたらす──。映画『桐島、部活やめるってよ』に続き、映画『悪の教典』という話題作に出演、俳優・浅香航大の2012年はまさに自信と輝きを得た年となった。『悪の教典』で浅香さんが演じるのは、 私立晨光学院高校2年4組の夏越雄一郎。伊藤英明さん演じる担任の“ハスミン”こと蓮実聖司に追い詰められていく生徒のひとりだ。戦慄のエンターテインメントでありながらも撮影現場は「いい雰囲気」だったそうで、「特に男子生徒役の俳優は同世代、年齢が近いこともあっていまでも交流があるんです。旅行に行ったり、富士急(ハイランド)に行ったり、仲良くしています。彼らとの出会いは一生の宝物」と笑顔を見せる。けれど、その裏には緊張と不安もあったと胸の内を明かす。「『悪の教典』のおかげで度胸がつきました」「この映画は、三池崇史監督、主演の伊藤英明さんを始め、染谷将太くん、二階堂ふみちゃん、林遣都くんなど、すでにキャリアのある人たちに囲まれた現場で。当然、緊張はありました。でも、初日に三池監督から『自分らしく、自分の芝居をすればいい』という言葉をかけてもらったことで、その場の空気を吸って息をしていたらいいんだと、自分らしさを持って臨めたんです。それだけでなく、『悪の教典』のおかげで度胸がついたというか。僕、基本的に“緊張しい”で(苦笑)。役を演じているとき、例えば、舞台で何千人っていう人を前にしていても役として立っているので緊張はしないけれど、それがトークショーになると何を喋っていいのか…って、緊張しちゃうんですよね。その緊張が軽くなったというか、動じなくなりました」。また、伊藤さんに対しては「現場では先輩後輩関係なくひとりの役者として接してもらえた」と憧れと尊敬の眼差しを向けるが、伊藤さんが徐々に狂気と化していく様は「恐かったですね」と険しい顔に。たしかに、クライマックスに用意されているバイオレンスは、想像以上にショッキング!「完成した映画を観て、台本以上にガツンときたというか、衝撃的でしたね。さらに高揚感と爽快感もあるんです」と見どころを語る。今年、20歳を迎え「俳優を仕事として捉えるようになりました」と新しい一歩を踏み出した浅香さん。『悪の教典』では大人しくて温和な夏越を演じ、役柄について「ちょっとおっとりな性格」と語っているが、浅香さん自身はどんな高校生だった?「高校1年のときは普通科の学校に通ったんですが、仕事の都合もあって2年と3年は通信制を選んだんです。いまとなってはちゃんと通えば良かったなとも思うんですけどね…。でも、1年生の間はバイトもしたし、普通に学生を楽しんでいました。その頃の好きなタイプですか?学生時代に好きだったのは、変わった子、何を考えているのか分からない子、ふわふわした感じの子が好きでしたね。男でも女でも自分を持っている人に惹かれます」。芸能界入りのきっかけは「好奇心」自分の好みをはっきり伝えるあたりがまたカッコいい。181.5センチという長身にキリッとした顔立ちももちろんカッコいい。しかしながら、いわゆる“イケメン”とカテゴライズされるのはあまり嬉しくないと苦笑いしつつ、「少し前はイケメンと一括りにされるのがイヤだったけれど、いまはありがたいと思うし、それをプラスにしていきたいって思います」。そう言えてしまうことを含めて、やはりカッコいいものはカッコいい。16歳のときに事務所のオーディションを受け、その後は舞台を中心に活躍、2011年には「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」(フジテレビ)でドラマデビューを飾り、そして今年2本の映画と出会い、俳優・浅香航大は銀幕の世界へ降り立った。「きっかけは、単純に芸能界で生きてみたいという好奇心だった」と少し前の自分を懐かしむ。その好奇心は本気の仕事へと変わりつつある。「いまは徐々に役者としてどうするか考えるようになりました。もともと単館系でかかるような映画が好きで、山﨑努さんのような個性的な雰囲気を持った役者さんが好きなんです。自分自身もいつかそんなふうに評価されるようになりたくて…。それが目標ですね」と語る浅香さんの瞳は初々しく力強く輝いていて、いま以上の輝きを期待させる。(text:Rie Shintani)特集:年下のカレ「悪の教典―序章―」『悪の教典』特集■関連作品:悪の教典 2012年11月10日より全国東宝系にて公開© 2012「悪の教典」製作委員会
2012年11月08日リンジー・ローハンが、6月に起こした自動車事故について警察に嘘の供述をしたかどうかで、今週中にも起訴されることになりそうだ。ゴシップサイト「TMZ.com」によると、リンジーは6月にサンタモニカのパシフィック・コースト・ハイウェイで黒のポルシェを運転中に18輪の大型トレーラーに衝突する事故を起こした。車は前面が大破し、乗っていたリンジーとアシスタントは病院で手当てを受ける大事故だったが、大勢の目撃者の反対証言があるにもかかわらず、リンジーは自分は運転していなかったと警察に話していたという。リンジーは昨年1月のネックレス窃盗罪で2014年まで執行猶予中の身であり、今回の警察官への偽証が罪に問われれば、窃盗罪の裁判を担当した判事により、刑務所行きを言い渡される可能性がある。リンジーはいまなお、事故当時に車を運転していたのは自分ではないと主張している。刑務所に戻るかもしれないことに恐怖を感じているらしく、「たった1回の自動車事故で私のすべてが破滅する」と友人たちに嘆いているそうだ。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO
2012年11月08日バラク・オバマ米大統領の再選に早速セレブたちが喜びの反応を示している。今月6日(現地時間)行われたアメリカ大統領選挙で民主党現職のオバマ大統領が共和党のミット・ロムニー候補を破って再選し、オバマ大統領自身が「我々は1つです。それが我々の選挙活動の仕方であったし、1つであることがアメリカそのものなのです」とツイートしている。これに対し、米メディアが現地時間23時20分頃にオバマ大統領の再選を一斉に伝えると同時に、アメリカのセレブたちが大統領選への反応をツイートしている。映画界からは、ウーピー・ゴールドバーグが「オバマ大統領が勝ったようでとっても嬉しいわ。差別主義者や辛辣で嫌味な人間はみんなその嫌味も全部持ってどっかへ行ってしまって!私たちアメリカ国民はやるべき仕事があるから、あんたたちのバカバカしいことに付き合ってる暇はないの。オバマ大統領が勝ったからって、悪態ついて泣いてるような輩はこれからも絶対成功しないわ」とロムニー陣営に敵意むき出しでオバマ陣営の勝利を賞賛し、マイケル・ムーアも「これこそ…アメリカなんだ。2012年、旧態依然とした時代と政治手法はもうこれで正式におさらばしたんだ。これこそ真のアメリカの姿。世界のみなさんはまだ心配かもしれないけどね…」とツイートしている。さらに音楽界からは、レディー・ガガが「コロンビアでちょうどコンサートのステージから降りたとこよ!オバマ大統領、おめでとう!今夜、私たちはアメリカ人であることを誇りに思うわ!やった!!やった!やった!!世界に自由が満ちてくれて、これほど幸せなことはないわ」と大興奮で、リッキー・マーティンも「ミットさんよ、支持率47%だってことをお忘れなく。後4年間はオバマ大統領の時代さ!」と綴っている。また、テレビ界からはイギリス人のリッキー・ジャーヴェイスが「よくやった、アメリカ。あんたたちがちゃんとしてくれるって最初から分かってたよ。オバマ勝利!」とツイートし、ケリー・オズボーンも「神様に感謝。オバマ大統領が圧勝してくれたから、私は安心よ。これで第3次世界大戦はなくなっただろうし、同性愛のみんなもついに結婚できるのよ!勝利!」とオバマ大統領の再選に喜びを示している。さらに、熱狂的なオバマ支持者として知られるエヴァ・ロンゴリアも親友たちと共にオバマ大統領の勝利パーティーを開催していて、喜びに沸く写真と共に「友達と一緒に勝利に酔いしれているわ!泣いちゃったくらい!この国を前進させましょう!オバマ!」、「やったわ!オバマ再選!イエス!Yes We Can!」とツイートしている。
2012年11月08日タレントのマツコ・デラックスが公開中の映画『黄金を抱いて翔べ』にワンシーンのみの特別出演を果たしていることが明かされ、11月7日(水)の夜、新宿ピカデリーにて行われた上映後のトークイベントに井筒和幸監督と共に出席した。高村薫のデビュー小説を映画化した本作。大阪のメガバンク本店の地下に眠る金塊の強奪を目論む男たちのドラマを描く。マツコさんは劇中、電源がつけられたテレビの画面に映るタレントとして出演。ごく一瞬のみの登場ということで、客席に向かって「見つかった?」と何度も確認し、「こんなに胸張って出れない現場もないわ」と居心地が悪そうに語った。自身は完成した作品を自宅で見たが、パソコンの小さな画面では自らの姿をほとんど確認できなかったとキレ気味。「(主要キャストの)チャンミンちゃんがキレイになって出てきたとき、それかと思った」と語ると、客席のチャンミンのファンが「違う!」と抗議。マツコさんは怒りを込めて「『違う』って言うときは挙手して言いなさいよ!」と脅迫するかのように語り、劇場は笑いに包まれた。マツコさんの“恋人”を自認する井筒監督は、その起用について「あの緊張のシーンが続く中でテレビをつけたときに映るのがこんなに似合う奴がほかに誰がおるんや?」と自信満々。だが、出演シーンの長さについて「5秒でいいんや。失礼やろ…世の中に」と本人を前に暴言を吐き、マツコさんの怒りに油を注いでいた。妻夫木聡、浅野忠信、チャンミン、桐谷健太、溝端淳平、西田敏行と錚々たるメンツが主要キャストとしてポスターに映っているが、この男性陣の中では誰が…?と司会者がおそるおそる質問を振ると、マツコさんは「用途によって違うわね」と意味深な(?)答え。「結局、西田さん以外なら誰でもいい」と問題発言で会場を沸かせた。ちなみに、金塊強奪のメンバーではないためポスターには写っていないが、本作のキャストの中でマツコさんの本当のお気に入りは青木崇高だそうで「ものおじしないで乱暴なことを言ってくれそう」と語り、「監督、どうにかならないの?」とおねだり。監督が「電話すりゃすぐ来るから今度、紹介してやる。いま、NHK(の大河ドラマ)で弁慶やってるから」と軽く請け合うとマツコさんは「弁慶vs弁慶よ!」と興奮していた。なぜか終始、興奮と怒りをにじませながらのトークイベント。仕舞には2人は司会者の映画パーソナリティに対してまで「何が映画パーソナリティだ?」(井筒監督)、「何だよ、映画パーソナリティって?お前のパーソナリティこそ…」(マツコさん)などと激しく攻撃を開始。マスコミ向けの写真撮影でもあれこれとポーズを要求するカメラマンに「お前、どこの媒体だ?」などと牙をむいて客席は爆笑に包まれた。『黄金を抱いて翔べ』は公開中。■関連作品:黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
2012年11月08日井上真央が主演で贈る、綱引きの女性チームの奮闘劇を描いた『綱引いちゃった!』の女性限定試写会が、11月7日(水)に都内で行われ、井上さんを始め、玉山鉄二、渡辺直美のキャスト陣と水田伸生監督が登壇した。『舞妓 Haaaan!!!』など宮藤官九郎とタッグを組み、笑いあり涙ありの心温まるコメディを手がけてきた水田監督の最新作となる本作。大分市役所広報課の千晶は、市長の命令で町おこしのために、かつては大分出身のチームが世界一に輝いたこともある女性だけの綱引きチームを結成。母・容子を始め閉鎖が予定されている給食センターのメンバーたちと大会に参加になるのだが…。この日は、女性限定試写会ということで登壇した井上さんは「見事に女性ばかりですね!この映画の撮影現場も雰囲気はずっと“女子会”みたいで、毎日楽しかったです」と挨拶。しかし、玉山さんは「非常に緊張しています」と女子たちの独特の雰囲気に圧倒された様子だったものの、渡辺さんが大女優風のコメントを連発すると「ムカつきますね(笑)」とツッコミを入れ会場の笑いを誘っていた。この日は、“女子会”をテーマにしているとあって、一般女性からのお悩みに対する相談会を開催。井上さんらゲストが事前に応募を募っていたお悩みに答えた。しかし、1問目の「朝が弱いんですがどうしたらいいですか?」という高校生からのお悩みに、「私も朝は弱いんです」と共感を寄せる井上さんだったが、「まだ17歳の高校生ですからね。社会に出れば、何が何でも起きないといけないこともあると思うので大丈夫ですよ」とザックリとした返答。これに渡辺さんから「適当だなぁ(笑)」とすかさずツッコミが入る一幕も。続いての質問では、「どんな年齢でも、どんな体型でも、自信を持って生きていくにはどうすれば?」と渡辺さんへのピンポイント質問が。「絶対、直美ちゃんをバカにしてますよね(笑)」と玉山さんが今度はフォローしたかと思いきや、「でも、(渡辺さんと)マンションが一緒なんですけど、この前エレベーターで偶然会ったときは、絶対お風呂に入ってないだろ…という感じの見た目でビックリしました」と裏切りの暴露!渡辺さんも「あのときはホントに酷いカッコをしていました…」と反省していた。最後の質問では、「どうしたら、真央ちゃんみたいに女子力がアップするの?」と今度は井上さんへのピンポイント質問が読み上げられたが、「いや~、特にないです」と照れつつも、「でも、毎日お風呂には入ってます(笑)」と渡辺さんをイジり、イタズラっぽい笑顔を浮かべていた。その後も、渡辺さんがおなじみのビヨンセのモノマネを披露するなど、最後まで大きな盛り上がりを見せたこの日の“女子会”。井上さんも「こんな時代だからこそ、女子の力を!」と語りかけ、客席の女子たちから大歓声を浴びていた。『綱引いちゃった!』は11月23日(土・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月07日赤堀雅秋が自ら書き下ろした戯曲を映画化した初監督作『その夜の侍』の完成披露試写会が11月7日(水)、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で開催された。赤堀監督、主演を務める堺雅人を始め、山田孝之、新井浩文、田口トモロヲ、綾野剛、谷村美月が舞台挨拶を行った。最愛の妻の命を奪った犯人に復讐を果たすため、狂気と日常の狭間を漂いながら生きる男の姿を描いた本作。堺さんと山田さんは本作でファン待望の初共演が実現したが、「向こう3年くらい、顔は合わせたくない。それほど濃密な関係が築けました」(堺さん)、「堺さんがあまりに怖くて、しばらくTVに堺さんが出てくると…」(山田さん)と単なる共演を超えた、特殊な“絆”で結ばれている様子。堺さんは「言葉にしづらいけど、大好きな作品。ご覧になるみなさんの人生に深く深く突き刺さることを祈ります」と真摯にアピールしていた。小さな鉄工所を営む中村健一(堺さん)は、5年前にひき逃げ事件で妻・久子を亡くして以来、虚無感に囚われた生活を送っていた。一方、ひき逃げ犯・木島(山田さん)は刑期を終えて出所するが、しばらくすると“何か”をカウントダウンする匿名の脅迫状が届く。そして久子の命日の夜、遂に2人は対峙することに…。新井さんにとっては、本作がなんと今年10本目(!)となる出演作で「10本中ベスト3に入る自信作です。でも、うちが面白いと思う映画は一般受けしないから…、『これ、つまんねえかな』くらいの気持ちで観てください」と少々自虐的なPR。綾野さんは挨拶冒頭から「緊張で汗が止まりません…」と言葉を振り絞ると、その後舞台挨拶を中座。「すみません、貧血でした」と報告し、舞台挨拶に復帰するひと幕もあったが「決して面白くない映画で、分かりやすい感動もありませんが、愚かで実直な人間の姿を描いた作品に参加できて良かった」と誇らしげな表情だった。『その夜の侍』は11月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:その夜の侍 2012年11月17日より全国にて公開© 2012「その夜の侍」製作委員会
2012年11月07日先週末公開されるや、週末3日間で5億円を突破する好スタートを切った『のぼうの城』。すでに40億も射程圏内と目されている本作だが、その人気は日本の至高・野村萬斎扮する“のぼう様”を始め、成宮寛貴や佐藤浩市らが演じるの魅力的な武将たち。しかし、敵軍となる豊臣秀吉が率いる天下軍にも、上地雄輔や山田孝之など彼らの魅力に負けず劣らずの武将たちがいることを忘れてはいけない。このほど、敵武将たちの魅力と撮影時のメイキングをたっぷりと13分間も収めた特別映像が到着した。一国一城の主でありながら民から“でくのぼう”の意から「のぼう様」という名で慕われた成田長親。戦国の大武将・豊臣秀吉率いる2万の軍勢にたった500人の兵でケンカを売った、彼の奇想天外な戦人生と戦場にめぐる人間模様を描く。今回、紹介する天下軍は歴史に名を残した有名武将揃いのスパースター集団!そんな戦国時代のオールスターチームを率いるのは、織田信長、徳川家康と並び天下統一を成し遂げた男・豊臣秀吉だ。この秀吉に扮した市村正親が、劇中では最強の天下軍を駆使して豪快な作戦で次々と領地を広げていく英傑として描かれている。。そして、本作で萬斎さん演じる“のぼう様”の最大の敵役となるのが、今回の戦の大将・石田三成だ。知将として群を抜く才能をもっていたことから「無双の才覚」と称された現代で言う“出来る男(デキメン)”だ。この役に、“おバカ”キャラとして活躍してきた上地雄輔がまさかの大抜擢を受け、決定当時は賛否両論を呼んだが、今回届いた映像では、しっかりとデキメン・三成になり切っていることが確認できるはずだ。ほかにも、山田孝之が演じる三成の親友で常に冷静沈着な男・大谷吉継。利に転ばず義に生きた名将として武将ファンの間でも高い人気を誇る吉継役に、山田さんも「カッコいい役なので、楽しんでやりたい」と嬉しそうな表情で語っている。さらに、傲慢な武将・長束正家役の平岳大も嫌われ役ながらもいい味を醸し出している。歴女もそうでない方も、ぜひ彼らの魅力をこちらの映像からチェックしてみて!『のぼうの城』は全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年11月07日映画『ONE PIECE FILM Z/ワンピース フィルム ゼット』のプレミアム試写会と合わせて11月7日(水)、東京・お台場の各所で映画声優陣によるクリスマスイルミネーションの点灯式が行われた。アクアシティお台場では本作のゲスト声優の篠原涼子と香川照之が、サウザンドサニー号をかたどった巨大なオブジェのイルミネーションを点灯。その後、田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョーらレギュラー声優陣と脚本の鈴木おさむ、、長峯達也監督と共に舞台挨拶を行なった。劇場版12作目となる本作では、映画では初めて“新世界”が舞台に。ルフィら麦わらの一味の前に元海軍大将のゼット率いる“NEO海軍”が立ちはだかる。香川さんは以前から、いろんな人に「ONE PIECE」をすすめられて、お子さんと一緒にちょうどコミックを読破しようと考えていたときにオファーが届いたという。香川さんにすすめた人の中には、芸能界きっての「ONE PIECE」通として知られる「SMAP」の木村拓哉もいたそうで、「これで木村拓哉さんに肩を並べられます」と笑顔で語った。親子でしっかりと「ONE PIECE」にハマっているようで「ゾロが大好きで家に帰ると十中八九、刀を口にくわえています」、「一緒に風呂に入ると、『クイズ出して』と言ってくる」と楽しそうに明かした。篠原さんも4歳の息子さんがファンらしく、今回の声優が決まったとき「息子も喜んで『ママ、カッコいい!』と言われました。まだ何もしてないのに株が上がりました」と嬉しそう。ひと足早く、息子さんと共に完成した映画を鑑賞したそうだが「息子はナミのおっぱいに興奮してました」と明かし会場は笑いに包まれた。ルフィ役の田中さんは映画の見どころならぬ“みどろこ”として「ルフィもカッコいいけど、ゼットもカッコいい。ガチの2人のケンカをお楽しみに!」と語る。チョッパー役の大谷さんは「男性たちのセクシーシーンもあり、ジュルジュルジュルって感じです(笑)」、フランキー役の矢尾さんも「『これは18禁です』というカットもあります!」と女性ファンの期待をあおっていた。もしも悪魔の実の能力を身につけるなら?という問いに、篠原さんは自身が演じたアインの持つ、手に触れたものを若返らせる「モドモドの実」を熱望。「アンチエイジングを自分にやりたい!」と語った。脚本を担当した鈴木おさむは「結婚して11年で、妻(=森三中の大島美幸)の体重が僕を超えそうなので、“ヤセヤセの実”で触って痩せさせたい」と妻思い(?)のコメントで笑いを誘っていた。『ONE PIECE FILM Z』は12月15日(土)より公開。■関連作品:ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット 2012年12月15日より全国にて公開© 尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
2012年11月07日『ハンニバル・ライジング』でフランスからハリウッド進出を果たしたギャスパー・ウリエルが、イヴ・サン=ローランの伝記映画でサン=ローラン役に抜擢された。ギャスパーは現在、「シャネル」のメンズフレグランス「ブルー ドゥ シャネル」の顔を務めており、過去には「ロンシャン」の2008-2009年秋/冬キャンペーンでケイト・モスとイメージ・キャラクターを務めた経験もあり、ファッション界にも広く精通している。本作を担当する仏映画会社のフィルムズ・ディストリビューションのニコラ・ブリゴー=ロベールはギャスパーの起用について「カンヌ映画祭後とあって、ギャスパーには多くの観客のファンがついたこともあり、彼が今回この役柄を獲得することに至ったのです」と語っている。ベルトラン・ボネロが監督を務め全編フランス語となる本作は、1960年代から70年代にかけてのサン=ローランの活躍にスポットライトを当てるという。本作は来年の春にもクランクインを予定しているが、一方で、サン=ローランの長年の恋人であるピエール・ベルジェから製作許可が降りたジャリル・レスペール監督が手がける別のサン=ローランの伝記映画も現在プロダクションが進行中だ。■関連作品:ハンニバル・ライジング 2007年4月21日より日劇PLEXほか全国にて公開
2012年11月07日『キック・アス』のマシュー・ヴォーンが、『Star Wars Episode VII』(原題)の監督を務める可能性が出てきた。先週ウォルト・ディズニーが、ジョージ・ルーカスのルーカスフィルムを40億5,000万ドル(約3,200億円)で買収し、2015年公開予定の同作を含め『スターウォーズ』シリーズ新3部作の製作を発表したばかり。一方、ヴォーン監督は『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の続編『X-Men:Days of Futurte Past』(原題)の監督の座から降板しており、先日ブライアン・シンガーが代わって監督に就任したと報道されたが、複数の関係者が「Collider.com」に語ったところによれば、ヴォーンが『X-Men』シリーズを降板した主な理由は、『スター・ウォーズ』シリーズ新3部作の第1弾エピソード7の監督を務めるための交渉入りをしたからだという。もしヴォーンが監督としての契約を結んだ場合には、エピソード7の脚本も手がける可能性があるようだ。さらに同サイトによると、今回ヴォーンが契約を結ぶ場合には、3部作まとめてではなく1作ごとの契約となるという。また、1977年から1983年にかけての初期3部作でハン・ソロを演じたハリソン・フォードは、今回の新3部作でも同役を続投する意向を見せているという。■関連作品:Kick-Ass 2:Balls to the Wall (原題)
2012年11月07日黒澤明や小津安二郎と並び、現代でも数多くのファンをもつ日本映画界を代表する巨匠・木下惠介監督(『楢山節考』)。生誕100年を迎える記念すべき今年、記念映画となる『はじまりのみち』で、加瀬亮が主演を務めることがこのほど明らかとなった。戦時下、政府から戦意高揚の国策映画づくりが要求された時代。木下惠介(加瀬さん)が昭和19年に手がけた『陸軍』は、その役割を果たしていないとして、当局から睨まれ、次回作の製作も中止されられてしまう。すっかり嫌気が差した木下は松竹に辞表を提出し、脳いっ血で倒れた母・たま(田中裕子)が療養している浜松市の気賀に向かう。失意の中、たまに「これからは木下惠介から木下正吉に戻る」と告げる惠介。戦局はいよいよ悪化の一途をたどり、気賀も安心できる地ではなくなり…。『映画 クレヨンしんちゃん』シリーズで知られる日本アニメ界の第一人者・原恵一監督の初実写映画作品となる本作。先日、本作『はじまりのみち』の製作が決定して以来、この一大プロジェクトのキャストには誰が選ばれるのか?と、各方面で注目を集めていたが、今回その主人公・木下惠介にいまや日本を代表する国際俳優となりつつある加瀬亮が大抜擢を受けた。このオファーに、加瀬さんは「時代の激しい流れに巻き込まれながらも、青年時代の木下惠介監督がどうしても手放せなかったもの、その大切なものを、原監督と一緒に同じ道をゆっくりと辿りながら、見つめていきたいと思っています」とコメントを寄せている。そのほかにも、母・たま役に田中裕子、惠介の兄・木下敏三役にユースケ・サンタマリア、そして次々と話題作で主演を務める濱田岳が、惠介と敏三と共に行動を共にする“便利屋”を演じることも明されている。手放しの人間讃歌ではなく、人間の美しさも醜さも、そして弱さと強さをありのままを肯定し、名もなき市井の人々の本当の姿を見つめ続けた木下惠介監督。その実像と木下監督の精神を、原監督がどのように描き出すのか、そして、日本映画界屈指の実力派俳優たちのコラボレーションに注目が集まりそうだ。本作は今年11月にクランクインし、撮影は浜松ほかにてオールロケを敢行する予定だ。『はじまりのみち』は2013年6月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:はじまりのみち 2013年6月1日より全国にて公開
2012年11月07日『アバター』の主演俳優として知られるサム・ワーシントンが、バーの店先で喧嘩沙汰を起こして治安紊乱行為を理由に逮捕されていたようだ。今月3日(現地時間)、ジョージア州アトランタで酩酊状態のままバー「ザ・ヴォーテックス」に入店しようとした際、IDを提示せずに入店を断られたサムは警備員のジェリー・リンクさんと揉み合いとなり、護身用の催涙スプレーをかけられて取り押さえられ、急行した警察に逮捕されたという。しかし、5日(現地時間)にリンクさんが予定されていた法廷への出廷に応じなかったため、サムの横暴ぶりがバーの防犯カメラにすべて記録されているにも関わらず、サムへの起訴内容はすべて取り下げられた模様だ。リンクさんは後にサムが有名俳優であることを知らなったと主張しており、法廷への出廷要求書も受け取っていないと語っている。リンクさんがゴシップサイト「TMZ.com」に語ったところによると、サムがバーに現れた際、サムは汚れたトレーナーを着て、いくつもの服を持ち歩いていたことから、リンクさんはサムのことをホームレスだと判断したのだという。さらに、現在同地でアーノルド・シュワルツェネッガー主演最新作『Ten』(原題)の撮影中で、エリート麻薬取締局員を演じている最中だということもあってか、リンクさんがサムに催涙スプレーを噴射したとき、サムは「オレは麻薬取締局員なんだぞ!バカなことすんじゃねーよ!」と叫んだという。■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved崖っぷちの男 2012年7月7日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2012年11月07日いまや国民的ヒーローと言っても過言ではない『海猿』シリーズの主人公・仙崎大輔。そんな人命救助のエキスパート(=海上保安官)を長年にわたって演じてきた伊藤英明が、命を救う側から奪う側へ──そう、『悪の教典』で彼が挑むのは、サイコパス(反社会性人格障害)という特殊な人格を持った高校教師・蓮実聖司。生徒からも教師からも信頼と人気を得ていた男が最凶最悪の殺人鬼となって校舎を血で染めていく…戦慄のエンターテインメントの主人公に挑んでいる。善と悪、表と裏、2つの顔を持つ蓮実と伊藤英明には意外な共通点があった?『海猿』ヒーローが演じるサイコパス人はギャップに惹かれ、その振り幅が大きいほどそこに魅力を感じるものだ。仙崎大輔と蓮実聖司のギャップも然り。けれど、ギャップがある一方で「蓮実聖司と伊藤英明は似ている」と意味深な笑みを浮かべる三池崇史監督。「そもそも主演作の『海猿』と『悪の教典』が同じ年に公開される、そういう状況に身を置いていること自体そうそうあることじゃない。動物としての強さがあるというか、言いようのない不思議な魅力があるというか、生きようとする能力の強さが蓮実にも伊藤さんにもあるんですよね。蓮実を演じるにはクールであることも必要でした。蓮実は常に同じような目をしているけれど、後半の蓮実の目は狂っている。特に銃を撃つ前後は、火薬の威力なのか肉体が壊れている手ごたえなのか、目の中身が明らかに狂っているんです。本来、眼球は演技できないものだけれど、目の玉が狂っているんです」と、俳優にとって最高の褒め言葉に伊藤さんも照れ笑いする。それにしても、なぜ、蓮実役は伊藤英明でなければならなかったのか?「5年前に一緒に仕事をした『スキヤキ・ウエスタンジャンゴ』の撮影後は、だいたい蓮実みたいな感じでしたし、自分でも“夜のガンマン”って言っていましたからね(笑)」と、ユーモラスに話すそこにこそ本質が潜んでいるような──。ずっと前から三池監督は伊藤さんの人間力を見抜いていたのではないか?そして、「到底理解できない」と言う殺人鬼を、伊藤さんはどう自分のものにしていったのか?彼が選んだ方法は、サイコパスをどう演じるか頭で考えカテゴライズするのではなく、三池監督の前で「心を裸にしてエネルギーをぶつけること、全力でぶつかっていくこと」だった。ヒーローからダークヒーローになることは俳優として大きなチャレンジであり、いかに挑戦したのかを語ろうとする彼の瞳の奥がギラリと光る。「『海猿』でヒーローを演じているから、(どんなときも)いい人を出さなくちゃいけない…そういう迷いがあったとしたら、それは『海猿』を応援してくれているファンに対して申し訳ないこと。なので、監督とスタッフとキャストを信じて全力でいこうと思ったんです。でも、三池監督は蓮実がどういう人物なのかを言葉では教えてくれないんですよ(苦笑)。ただ一言、『恐く撮るのも不気味に撮るのも、それが僕の仕事ですから』と言われて。その言葉でラクになれました。役者はいつも自信がないもの。役をいただいたときに、この役は自分にはできないかもしれない…と思うからこそ、全力で取り組むことができるんです。変な言い方かもしれないけれど、自信のなさが大事だと僕は思うんですよね」。また、血まみれになりながら生徒たちを殺していくシーンにおいても、殺人鬼はこうあるべきという考えを排除。「常にニュートラルでした。無心でした」と撮影時のテンションを説明した後で「でも、ある意味、監督が蓮実だなと思うんですよね…」と、三池監督を分析する。「人間を分かっているからこそ、痛みも苦しみも喜びも分かっているからこそ、監督と話をするときは見透かされているような気がして怖いんです。そういう監督だからこそ裸になれたんですけどね。その日を“やりきる、やりきろう”と思う現場でもありました。やりきるって、実は怖いことだと思うんです。この現場では、出しきれるものを出しきることが何よりも大切で、明日はもっと大変なんだよね…って思いながらその日のシーンをやることが、自分の中で成立しないことだと思うようになって。たった13年たらずの役者人生だけれど、いまようやく30代の役者の面白さを感じているんです。40代、50代…80代までその面白さはあると思ったら、ますます楽しみ。とはいっても、今回の現場は考えることも多くて、昼夜逆転の撮影が多くて、神経は高ぶる、体は疲れる、しかも、三池監督は時間も予算も役者もスタッフも全部を使い切る人ですからね(笑)。でも、これだけピュアな気持ちで作品に取り組むことはこんなにも楽しいものなのかと、爽快感を三池塾で教えてもらいました」。恐ろしいはずなのに、なぜか応援してしまう!演じる面白さを再確認した伊藤さんは、こうも語る。「プライベートという言い方も役者にとっては違う気がする」と。「普段から何を見て、何を感じて、どう生きるかがが役に繋がっていく、自分がやってきたことに勝るものはないと思うんです。そこから台本というルールブックを基に監督がそれ以上のものを引き出してくれるわけで。ルールは守るべきだけれどそこからはみ出してもいい、僕たち(俳優)は、日々の生き方をちょっとずつ役に反映させているんです」。そんな伊藤さんの言葉を受け、三池監督は映画の中で伊藤さんの鍛え抜かれた肉体を「生かす」ことにしたと、伊藤英明だからこそできた蓮実像を語る。蓮実の一糸まとわぬ身体をスクリーンに映し出す、そこには想像以上に深い意図が隠されているのだと三池監督。「アメリカでのビジネスマンの姿、日本での教師姿、どちらの服装も蓮実にとっては人を騙すために身に着けていたものなんです。彼にとってはどんな服であっても、着るための意図が感じられてしまう、ものすごく邪魔な存在。だから家にいると自然と脱いでしまう。自分自身でいるためにね。そしてあの肉体。英語の教師にしては不必要に思えるかもしれないけれど、それは後々に分かるわけで…。いざというときに動物として速く動くため、強くあるため、その瞬間がいつ訪れるのか分からないからこそ、常に鍛えていなければならない。とは言いつつも、最初は(家にいるときの)服を用意していたんですよ。でも、真っ裸でいる方が蓮実らしいなと思ったんですよね」。加えて、恐ろしいサイコパスであるはずの蓮実を「なぜか応援してしまう」と、意外な言葉を口にする2人。伊藤さんは原作を読んだときから蓮実を応援してしまったそうで、「ゾクゾクする怖さはもちろん、このピンチを蓮実はどう切り抜けるんだろうと、いつの間にか応援していたんですよね」。三池監督も大きく頷きながら、「気づいてもらいたいことがある」と締めくくる。「蓮実が次々と人を殺していく中で、観客の心の中には映画の中に“殺してもいいヤツ”ができているんです。その人が殺されるシーンで、よくやった、蓮実!と思うはず(笑)」。…ということは、誰の心にも蓮実は住んでいる?自分の心がどう動くのか、Bee TVドラマ「悪の教典 -序章-」と映画『悪の教典』で確かめてほしい。善と悪、表と裏、ヒーローとダークヒーローの境界線なく蓮実を演じきった伊藤英明のとてつもないエネルギーは、きっとすべての観客を夢中にさせるが、同時に危険も孕んでいる。三池監督からの注意点──「注意が必要な作品であることは間違いない。特に蓮実には惚れないように(笑)」を肝に銘じ、戦慄のエンターテインメントの世界へ。(photo:Yoshio Kumagai/text:Rie Shintani)「悪の教典-序章-」『悪の教典』特集■関連作品:BRAVE HEARTS海猿 2012年7月13日より全国東宝系にて公開© 2012 F/R/P/T/S/A/FNS悪の教典 2012年11月10日より全国東宝系にて公開© 2012「悪の教典」製作委員会
2012年11月07日天才科学者の逃亡を描きながら「DNA=人の心の謎」に鋭く迫った東野圭吾原作のベストセラー小説を、『るろうに剣心』の大友啓史監督の指揮の下、「嵐」の二宮和也と豊川悦司を迎え映画化する『プラチナデータ』。このたび、水原希子、鈴木保奈美、生瀬勝久、杏の脇を固める豪華キャスト陣の参加が発表された。原作「プラチナデータ」は当初映画化を前提として執筆を開始したが、一旦は断念。その後、映画化と切り離して執筆され、2006年に「パピルス」(幻冬舎刊)にて連載開始、2010年に単行本化されるやいなや、大手映画会社やテレビ各局、制作会社など20社以上から映像化のオファーが殺到したというベストセラー小説だ。舞台は近い将来の日本。発達したDNA捜査によって検挙率100%、冤罪率0%の社会が到来しようとしていた。その裏づけは、水面下の国家政策として集められている国民のDNAデータ「プラチナデータ」だった。主人公・神楽龍平(二宮さん)はそのDNA捜査に携わる自信家の天才科学者だが、ある日、DNA捜査のシステム開発者である兄弟が殺害され、神楽は捜査する側から一転、容疑者として追われる羽目に…。一方、この事件の捜査を任された現場叩き上げの辣腕刑事・浅間玲司(豊川さん)は、執拗に神楽を追跡していく。今回、新たに発表された豪華キャスト陣。原作では男性の設定だった遺伝子学担当教授の水上教授は女性役へと変更となり、鈴木保奈美がキャストを務めることが決定。さらに特殊解析研究所・所長の志賀孝志役を生瀬勝久、特殊解析研究所の解析員・白鳥役には杏、天才数学者の蓼科早樹役を水原希子が演じることが明らかとなった。今回のキャスト追加発表に際し、本作のプロデューサー・澁澤氏は「鈴木保奈美さんは、ノーベル賞の山中教授よろしく遺伝子研究で世界的権威の医師を演じていますが、数々のドラマから直近の「江」、『のぼうの城』を観て、凛としながらも情が深く、知性と品格のある女性としてぴったりだと思いました。“DNAと愛”というテーマに即して原作から女性に設定変更しましたが先日、試写で映画を観た東野圭吾さんも大変満足されており、お墨付きをもらえたのではと思っています」とホッと胸をなで下ろしているようだ。日本のエンターテイメント界を牽引するスタッフ・キャストが集結した本作。ベストセラー作家・東野さんと豪華キャスト陣の“化学反応”に期待がかかる。『プラチナデータ』は2013年3月16日(土)より全国にて公開。■関連作品:プラチナデータ 2013年、全国東宝系にて公開
2012年11月07日8月に40歳の誕生日を迎えたキャメロン・ディアス。現在シングル生活を満喫中で、20代の頃よりも快適な人生を送っていると語った彼女が、パーティ会場でクリステン・スチュワートとの破局危機を乗り越えたばかりのロバート・パティンソンに猛アプローチを仕かけたという。先月27日(現地時間)、ロサンゼルス郡立美術館で行われたグッチ主催の「Art+Film」ガラ・パーティでのことだ。ディナーの席でキャメロンはロブの隣りに座っていた。「彼女は彼の腕に触りながら、彼の言うことにいちいち大げさに反応して、お得意の笑顔を見せていました」と目撃者は語る。ロブはというと、「礼儀正しく接していましたが、あまり相手はしたくないようでした」。7月にクリステンの浮気が発覚した際はショックのあまり彼女と距離を置いたロブだが、共演作『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』の宣伝活動を前に破局を乗り越えたとされている。ガラ・パーティの数日前には一緒にプリンスのコンサートにも出かけた。ずっと手を繋ぎ合い、キスをする2人を「まるで映画を観ているみたいだった」と居合わせた観客は語っている。キャメロンのロブへのアプローチは「かなり露骨でした」と目撃者は評しているが、これではあまり脈はなさそうだ。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.バッド・ティーチャー 2012年5月19日より渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開© Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.
2012年11月07日ジュード・ロウが、新作『Queen Of The Desert』(原題)に出演することが決まった。ジュードは、作家ガートルード・ベルの生涯をヴェルナー・ヘルツォーク監督が描く同新作で、ナオミ・ワッツやロバート・パティンソンと共演することになるという。同作でナオミは、探検家や作家、考古学者、大英帝国の情報員などとして20世紀初頭に多彩な活躍をしたガートルードに扮し、一方のロバートは「アラビアのロレンス」ことトーマス・エドワード・ロレンスを演じることがすでに決定している。まだジュードの役柄は明らかにされていないものの、ガートルードと2年間に渡って恋人関係にあったチャールズ・ドハティ=ワイリー役になる可能性があるという。本作のプロデュースを担当するニック・ラスランは「女性版『アラビアのロレンス』とも呼ばれるベル女史の素晴らしい物語を描く作品で、ヘルツォーク監督とまた一緒に組めるなんて非常に嬉しいです」と同作への期待を語っている。さらに、同作のセールスを担当するシエラ/アフィニティ社のニック・マイヤーCEOも「このような重要なプロジェクトで才能溢れるヘルツォーク監督と一緒に仕事ができることは、とても大切な機会です。我々は、ヘルツォーク監督がこの素晴らしい歴史大作を世界中の観客のみなさんのために映画化するのを楽しみにしています」と続けた。『Queen Of The Desert』は、来年3月にモロッコにてクランクインが予定されている。
2012年11月06日先月末に封切られて以来、各方面からの絶賛の声と共に連日、満員御礼状態となっているサスペンスムービー『アルゴ』。そんなホットな作品で描かれるのは、“ニセの映画撮影”を装い、人質救出劇を成し遂げた男のウソのようなホントの話。このほど、ニセ映画の裏側を主演のベン・アフレックらキャスト陣が語ったコメント映像がシネマカフェ独占で到着した。1979年11月4日、イラン革命が激化していたテヘランにて、アメリカ大使館占拠事件が発生。過激派により52人の人質となり、内6人が逃げ出すことに成功。しかし、敵だらけの町中に置き去りにされた彼ら6人にはさらなる危険が迫っていた。CIA救出作戦のエキスパート、トニー・メンデス(ベン・アフレック)は、命が狙われている彼らを無事に国外へと逃すため、“ニセの映画撮影”を装い前代未聞の作戦を立てるのだが――。イランとアメリカの国際情勢が緊迫する中、その最重要事項の救出作戦がまさかハリウッドを巻き込んでの大いなるニセ映画製作…と、驚きの事実が話題を呼んでいる本作。今回届いた映像で、監督・主演を務めたベンも「実話だから面白いんだ!」語る通り、本作で起こるバカバカしくもサスペンスフルな救出劇はアメリカ史に刻まれているまぎれもない事実。そして、タイトルにもなっている『アルゴ』とは、劇中で描かれるニセのSF映画のタイトルでもある。この『スター・ウォーズ』も顔負けのSF超大作をでっち上げるために途方もない大金をかけて、実際に俳優のオーディションや製作発表会見まで行ったそうだが、ベン演じるトニーの上司も、このバカバカしくも緻密な計画に「これが最高の最低案、ズバ抜けてます」と太鼓判(?)を押す姿も。今年のアカデミー賞に確実に絡んでくるであろうこの、ぶっ飛んだ史実をあなたも目撃してみては?まずはこちらからチェック!『アルゴ』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年11月06日東京・上野の森美術館で開催中の「ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実」の総入場者数が、3月から7月まで開催された大阪と合わせて160万人を突破し、記念セレモニーが11月6日(火)に開催。160万人目の来場者にはスペシャルサポーターである篠田麻里子(AKB48)より日本とエジプトの往復ペア航空券が贈られた。古代エジプトの最も有名な王のひとりであり、その遺跡の発掘に関わった人間が次々と亡くなったことで“ツタンカーメンの呪い”がまことしやかにささやかれるなど多くの人の心を惹きつけてやまない少年王・ツタンカーメン。黄金のカノポス(内臓を入れる器)を始めとする122点もの貴重な展示品が日本に上陸した。160万人目の来場者となったのは、秋田県から来た須藤由美子さん。どうしてもツタンカーメン展を見たいと埼玉県在住の娘の実佳さんと一緒に来場し、今回の幸運を射止めた。航空券を手渡した篠田さんは「豪華ですね」と羨ましそう。もしも誰かとエジプトに行くなら?と問われると「私も母と一緒に見に来たので、母と行って(展示に)ないものを見たい」と笑顔を見せた。メンバーの中では?とさらに尋ねられると「メンバーの誰かと行くなら…秋元才加がツタンカーメンのマネをしていたので、被り物を被って行きたいですね。(秋元さんは)さいたまスーパーアリーナでのライヴでファンからもらった被り物で踊ってたのである意味で影のサポーターです」と明かした。この日は27時間テレビで話題を呼んだ、笑福亭鶴瓶が全身を金色にしてツタンカーメンになりきった「ツルベカーメン」の等身大パネルも登場。篠田さんは「爪のきわまで金を塗っていて、こだわりが強いんだなと思いました。大御所のすごいところを見せていただいたと思います」と語り、パネルと腕を組んで写真に収まった。この日、160万人を突破した「ツタンカーメン展」は日本国内の歴代総入場者数(展示別)でも1974年の「モナ・リザ展」を抜いて現在第4位。3位の「国宝 阿修羅展」まであと5万人、2位の「ミロのヴィーナス展」まで15万人に迫っており、残り76日の会期中に歴代2位になることは確実。なお歴代1位は47年前に開催された前回の「ツタンカーメン展」で295万人。このときはツタンカーメンの象徴とも言える黄金のマスクも展示され日本中が熱狂したが現在、この黄金のマスクは過去の海外での展示で傷がつくなどしたこともありエジプト国外での展示は禁止されている。「ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実」は上野の森美術館にて2013年1月20日(日)まで開催。「ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実」公式サイトkingtut.jp/■関連作品:シュガー・ラッシュ 2013年3月、全国にて2D/3D公開
2012年11月06日12月に日本公開を控えている人気スパイアクションの最新作『007 スカイフォール』でボンドガールに抜擢されているベレニス・マーロウが、テレンス・マリック監督最新作の豪華キャスト陣に加わった。タイトル未定の本作にはクリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、マイケル・ファスベンダー、ライアン・ゴスリング、ルーニー・マーラ、ナタリー・ポートマンら豪華出演陣がすでにキャストに決定している。マリック監督は同時並行で進めている別の新作『To The Wonder』(原題)で『007/慰めの報酬』のボンドガール、オルガ・キュリレンコをキャストに迎えたもある。ベレニスは『007 スカイフォール』のPRツアーと並行して、今回の新作の撮影もこなす模様だ。同作は、テキサス州オースティンの生き生きとしたミュージック・シーンを背景にした、セックスと裏切りが相俟った2つの三角関係を描く作品で、現在同地にて撮影中だ。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月06日ニューヨーク市やニュージャージー州を含むアメリカ北東部沿岸に上陸した「サンディ」が多くの死者や避難民を出したことを受けて、ニューヨーク育ちのレディー・ガガは先日、ハリケーン被害への追悼声明を発表し、さらに被害者のために、自身が16歳のときに作曲した未発売曲「No Floods」のリンク先をTwitter上で公表した。これに伴ってガガは、「いまのハリケーンを考えると微妙な気持ちね。『No Floods』がみなさんを元気づけるといいわ」、「大丈夫だって分かってるけど、私の友人たちが暗闇で取り残されている市街地で洪水が起きてるのは悲しいことだわ」、「ニューヨーク、愛してるわ」、「私の古くからの隣人を助けるためにできるだけ早くそっちへ行くつもりよ。ツアー中でファンをがっかりさせるわけにいかなくて。みんなと共に手を取り合って助けたいわ」とツイートしている。そんなハリケーン「サンディ」に対しては、2日(現地時間)にチャリティーコンサート「ハリケーン・サンディ:カミング・トゥギャザー」が急遽開催されており、NBCで放映された同イベントにはジョン・ボン・ジョヴィ、クリスティーナ・アギレラ、ブルース・スプリングスティーンらが駆けつけパフォーマンスを行い、集まった募金総額2,300万ドル(約18億4,700万円)は米赤十字社による被災者救助活動のために寄付される。■関連作品:Machete Kills (原題)
2012年11月06日