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社会現象を巻き起こした『トワイライト・サーガ』シリーズの最終章『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』を引っさげ、作品と共に世界的ブレイクを果たした女優のクリステン・スチュワートが約3年ぶり2度目の来日!10月24日(水)に行われた東京・新宿の熊野神社でのレッドカーペットイベント、そして新宿ピカデリーでの舞台挨拶に参加し、再会を待ちに待った日本のファンと対面した。クリステン演じる人間のベラとヴァンパイア族のエドワード(ロバート・パティンソン)が繰り広げる禁断の愛を軸に、世界を巻き込む戦いを壮大なスケールで映像化。これまで計4作品が公開された映画シリーズの世界累計興行収入は、25億ドル(2,004億円)を突破している。シリーズ完結へ向けてのカウントダウンが進む中、熊野神社に招待されたラッキーなファン300人の盛り上がりも最高潮。クリステンは気さくにサインや写真撮影に応じ、「日本ほど温かく迎え入れてくれる国はないわ」とファンの熱気を一身に受け取った。熊野神社から新宿ピカデリーに直行し、今度は舞台挨拶に臨んだクリステン。3年ぶりに来日した感想を聞かれ「この3年でいろいろあったわ」と自虐的に(?)語り、ここでもファンを盛り上げる。最終章では、ヴァンパイアとして生きるベラや狼族のジェイコブの選択、そしてベラとエドワードの間に誕生した“禁断の子”レネズミをめぐる壮絶な戦いが繰り広げられる。本編は現在、完成に向けて鋭意編集中だそうで「終わってしまうのは悲しいけど、やっと結末まで語り終えることができるのはとても嬉しいこと。早くここにいるみんなと分かち合いたいわ!結末はあごが外れるくらいショッキングよ」と期待を煽った。世界的な“トワイライト現象”の理由は「直感を信じるヒロインと、素敵なラブストーリー。それに感受性豊かな若い時間を、軽んずることなくしっかり描いているからじゃないかしら」と持論を展開。「一番好きなキスシーンは?」というファンからの質問には、思わず赤面しながら「やっぱり結婚式のキスかな」と前作『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』のワンシーンを挙げていた。舞台挨拶ではプレゼント大会も行われ、クリステン自ら当選者にサイン入りのポスターやフィギュアを手渡していた。ちなみにこの日着用していたのは、「LOUIS VUITTON」のドレスなのだとか。惜しげもなく美脚を披露し、大人セクシーな雰囲気を醸し出していた。『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』は12月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1 2012年2月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月24日ジェシカ・アルバらが出演し大ヒットを記録した『ファンタスティック・フォー』がリブート作品として新たに製作されることが決定した。今回、Foxのクリエイティブ・コンサルタントを務めるマーク・ミラーは、リブートではスタン・リーとジャック・カービーのオリジナル作品を忠実に再現するとした記録したドキュメンタリー『Chronicle』(原題)でおなじみのジョシュ・トランク監督がオリジナル版の要素をあまり損なわないように映画化できると信じていると語っている。「(ジョシュは)『Chronicle』で見せたような新しい趣向でスーパーヒーローたちを描くだろうし、その趣向を『ファンタスティック・フォー』のリブート作品にも盛り込んでくれると思います。その一方で、スタンとジャックのオリジナルのアイデアに敬意を表して、それを損なわない方法でリブートしてくれるものと期待しています」と語っている。一方でマークは「ダークかつリアルな作風の『ファンタスティック・フォー』にするつもりはありませんね」と、同シリーズのリブート作品では近年のスーパーヒーロー映画と同じような作風にするつもりはないようでと「SFX」誌で主張している。■関連作品:ファンタスティック・フォー:銀河の危機 2007年9月21日より日劇1ほか全国にて公開©2006 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年10月24日10月20日(土)、華やかに開幕した第25回東京国際映画祭(TIFF)。同日の昼過ぎから、東京・六本木ヒルズ横のけやき坂通りに敷かれたグリーンカーペットを、参加作品に関わるゲストたちが闊歩し、多くの観客の注目を集めました。ブラックモード全開の、この秋冬ですから、グリーンカーペット上も例にもれず、ブラックドレスを着ていたゲストが百花繚乱。でも、「この秋、黒が流行?」と思う方もいるかもしれませんね。黒はオールシーズン愛用している人が多い定番カラーですから、あえて“流行”というほどでも…と。でも、この秋冬は、さまざまなデザイン、素材の黒がいっぱい。定番の黒を着こなし次第で、今年っぽくなるというわけです。そのあたりを分かっているのが、グリーンカーペットを闊歩したゲストたち。TIFFアンバサダーの前田敦子は、若々しくブラックミニドレスで登場。でも、ブラック一色ではなく、肩まわりにクリーム色をあしらったバイカラーのドレスをチョイス。腕にはプレゼントにかけられたリボンのようなデザインで、キュートな魅力を強調していました。『終の信託』で参加した草刈民代は、元バレリーナらしく凛とした姿で登場。隙のない美ボディを包んだドレスは、ブラックのシンプルなロング。スパンコールが全体にあしらわれているので、シンプルながら身体の動きに合わせてドレスが光を集めて控えめな美しさを引き立てていました。ただ、ドレスのデザインは華美ではないものの、胸元の大胆なカット、背中の大きな空き具合が、やはりお祝いの席らしい華やかさを添えています。ショートヘア、スパンコールによるローウエストな切り替えは、彼女の主演作品『ダンシング・チャップリン』を思わせました。もうひとり、黒の着こなしで印象的だったのは『グッモーエビアン!』の麻生久美子。全身ブラックながら、ボディラインにメリハリを見せたデザイン、素材違いの組み合わせで、とても新鮮なフォーマルスタイルに。黒という重い色を全身に纏っているのに、決して重苦しくない印象なのは、きゅっとまとめたモードなヘアスタイルと、ノースリーブによる思い切った肌見せ。シンプルでカッコいいという印象を容易に手に入れやすい黒を、オシャレにいまっぽく着こなすコツは、彼女のコーディネートに詰まっている気がしました。そのほか、素材違いの組み合わせで爽やかな黒の着こなしを見せたのが、オープニング作品『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』の面々と姿を見せた上戸彩。ベルベット素材は、光の当たり方によって綺麗な光沢を見せとってもしなやか。ちょっとした色のコントラストを楽しめるナス紺のモチーフと、よく見るとかなりセクシーな胸元のレースで、こなれた大人のドレススタイルを完成させていました。ここまでご紹介したゲストたちのファッションは、決して私たちにもハードルの高いものではありません。これからのパーティシーズン、お手本になってくれそうです。実は、決して真似できないし、個人的にちょっと残念だと思ったのは、山田優。かっちりとしたゴールド柄のブラック・パンツスーツに身を包んだ彼女には、ちょっと昭和っぽさすら感じました。モデルとしても知られ、スタイルが良いことは誰もが知るところ。こんなときこそ、ばっちりそのナイスボディを見せつけて欲しかったのだけれど、肌は顔と首、手以外は一切露出せず。確かに、ゴールド柄は華やかだし、スーツのデザインもモード感たっぷり、限られた人たちにしか似合わない上級ファッションには違いなのだけれど、かっちりし過ぎで誰もが楽しく着飾っているフォーマルなグリーンカーペットには、ちょっと物足りない印象に。10月となれば確かに寒いのですが、年上の草刈民代もババーンと肌見せしているシチュエーションですから、ぜひこの機会に思い切りフォーマルスタイルを楽しんで欲しいところでした。また、決して真似はしないけれど、黒系で面白かったのは、『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』の柴咲コウ。縦ストライプの大胆柄の着物に、レースの半襟、髪には数羽の折り鶴という、彼女にしかできないであろうスタイル。お手本にはなりそうにないですが、やはり見るだけなら、このぐらいの独創性が面白いですよね。ブラックが秋冬の流行ということもあり、ブラックドレスが多かった今回のグリーンカーペット。でも、アイディア次第で、ライバルに差をつけることはいくらでも可能だと教えられた気がします。定番の黒を選ぶなら、無難なデザインに走らず、ぜひ黒だからこそ挑戦できるちょっと大胆なデザイン、ユニークな素材を選んでみるのもいいかも。今年のパーティシーズン、楽しみになってきませんか?特集「東京国際映画祭のススメ2012」(text:June Makiguchi)■関連作品:すーちゃん まいちゃん さわ子さん 2013年3月2日より全国にて公開© 2012 映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会終の信託 2012年10月27日より全国東宝系にて公開©2012 フジテレビジョン東宝アルタミラピクチャーズ第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催
2012年10月24日来年3月に日本公開予定のトム・ハンクス主演作『クラウド アトラス』にも出演している“稀代の色男”ヒュー・グラントが、新作ロマコメでマーク・ローレンス監督と再びタッグを組むことになった。ローレンス監督とは過去にも『噂のモーガン夫妻』、『トゥー・ウィークス・ノーティス』、『ラブソングができるまで』などの作品で組んできたヒューだが、今回ローレンス監督が手がけるタイトル未定の新作ロマコメ作品に出演する契約を結んだという。本作は、ヒュー扮するハリウッドの脚本家が一時は時代の寵児まで登りつめるものの、10年後には落ちぶれてしまい、生活のために教師の仕事に就くという設定で、その学校に通う子供のシングルマザーに恋をしてしまうというストーリーになるという。■関連作品:クラウド アトラス 2013年3月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年10月24日先日、亡くなった若松孝二監督のお通夜および告別式が10月23日(火)、24日(水)に都内で営まれ、井浦新、寺島しのぶ、佐野史郎、高岡蒼佑、高良健吾ら若松作品に出演した俳優陣など多くの映画関係者が参列し故人を偲んだ。若松監督は12日(金)に自動車にはねられ、搬送された病院で17日(水)に息を引き取った。祭壇には今年公開された『海燕ホテル・ブルー』の伊豆ロケの際に撮られたトレードマークのサングラスをかけて笑顔を浮かべた監督の遺影が置かれ、生前に好んだ黄色い花で埋め尽くされた。佐野さんは8月に行われた湯布院映画祭で監督と顔を合わせ、「同じ部屋に泊まって、遅くまで語り合った」という。「教わったことを少しずつでも伝えていけたらと思います」と語った。通夜に足を運んだ高岡さんは、遺作となった『千年の愉楽』の主要キャストに抜擢されたが「監督は『ひとりで戦っている面白い奴がいる』って感じで面白がって使ってくれたんだと思う。会うといつも褒めてくれて『お前は大丈夫だ』って言ってくれた」と感謝の思いを口にし「(別れが)こんな形で悔しい」と唇を噛んだ。同じく通夜の参列者のひとり、奥田瑛二は若松作品への出演はなかったが、長年の飲み仲間だったそうで「なぜ?という思いしかない…」と沈痛な表情。「近年の尋常じゃない多作は生き急いでいたのかな?でも120%生きた方だったと思う」と語り、「1作も一緒に仕事をすることはなく終わってしまって残念です」と無念をにじませていた。参列者の中には『餌食』(’79)、『水のないプール』(’82)で若松作品の主演を張った内田裕也の姿も。「突然の死で、若松のオヤジらしいっちゃらしい。こんな早く死んでんじゃねーよ、バカヤロー!」と寂しそうな表情を見せた。24日の告別式では『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』以来、多くの若松作品に出演してきた井浦さんが弔辞を読んだ。井浦さんは先日行われた釜山国際映画祭で監督と共に渡韓。帰国後の事故に遭った12日夜も新宿で一緒に飲んだそう。井浦さんに見送られた後に、監督は道路を横断しようとして車にはねられた。井浦さんは「あれが最後の別れになるなんて思いませんでした」と涙まじりに語り、「たくさんの言葉をいただき、僕の人生を変えてしまうくらいの経験をさせていただきました」とわずか6年ながらも濃密な若松監督と過ごした時間をふり返った。式後に改めて報道陣の取材に応じた井浦さんは「『僕らは前進します』ということを伝えた」と監督に語りかけた思いを明かした。寺島さんは「付き合いは短かったけど、かけがえのない時間でした。しょっちゅう現場で怒鳴るし、グサッと来るようなことを言うけど、正直な方だからその分、人と向き合ってくれた」と語る。ベルリン国際映画祭で主演女優賞に輝いた『キャタピラー』は「子供が欲しくて1年ほど休もうかと思ってたときにいただいた台本だった」と明かし、「監督も事情を知っていたから、子供が生まれたときは一番に電話をくれた。『千年の愉楽』も産婆さんの役だったので『子供連れて舞台挨拶してよ』と仰られて、それが最後になってしまった」と声を詰まらせた。通夜には800人、告別式には600人もの人々が足を運び、最後は生前の監督の望み通り、参列者の大きな拍手に見送られて棺を乗せた車は葬儀所を発った。■関連作品:千年の愉楽 2012年秋、全国にて公開海燕ホテル・ブルー 2012年3月24日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© 若松プロダクションCATERPILLARキャタピラー 2010年8月14日より公開© 若松プロダクション実録・連合赤軍−あさま山荘への道程 2007年12月22日より名古屋シネマスコーレにて先行上映、2008年3月15日よりテアトル新宿、テアトル梅田にて公開© 若松プロダクション
2012年10月24日1962年にショーン・コネリーが初めてボンドを演じたシリーズ第1作から今年で生誕50周年を迎える、『007』シリーズ。“6代目ジェームズ・ボンド”のダニエル・クレイグ主演で贈る最新作『007スカイフォール』の日本公開に先立ち、10月23日(現地時間)、『007』誕生の地・イギリスにてロイヤルプレミアが開催された。『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督がメガホンを握った本作。“MI6”の壊滅を目論む元MI6エージェントとボンドとの壮絶な闘い、そしてボンドの上司“M”が封印していた知られざる過去が紐解かれる。今回のイベントは、前作『007/カジノ・ロワイヤル』でのエリザベス女王、『007/慰めの報酬』でのウィリアム&ヘンリー両王子の臨席に続いて、チャールズ皇太子、カミラ夫人が臨席してのロイヤルプレミア。会場となったロイヤル・アルバート・ホールでは、この記念すべきイベントのために鼓笛隊の演奏でゲストを出迎えたり、特設ステージでは本作で久々の登場となるみんなの憧れ“ボンドカー”ことアストン・マーチンDB5が設置され、出席したゲストたちはその豪華な演出に目を輝かせていた。この日のダニエルは、お馴染みのタキシードに身を包み、アストン・マーチンではなく、レンジローバーに乗って会場に到着。沿道に詰めかけた約2,000人のファンの大歓声に応えながら、「いままでで一番豪華なプレミアだと思う。(作品は)みんなが全力を尽くし、また監督のサム・メンデスが素晴らしい働きをしてくれたお陰で、最高のボンド映画になった!」とコメントし、ファンのボルテージは最高潮に盛り上げた。また、ダニエルと共にハビエル・バルデム、ジュディ・デンチ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ベレニス・マーロウ、サム・メンデス監督、プロデューサー陣らもレッドカーペットを歩いた。その後、一同は劇場前でチャールズ皇太子&カミラ夫人をお出迎え。ダニエル以上(?)の歓声が上がり、英国王室の人気のほどを伺わせた。ご夫妻は一人一人と丁寧に挨拶を交わしながら、50年もの間愛され続ける本シリーズと最新作の公開を祝福していた。『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月24日2012年6月に全米公開され初登場No.1を記録、R+15指定のコメディ映画としては異例の大ヒットを記録した話題作『テッド』が遂に日本上陸!来年1月より全国にて公開されることが明らかになった。1985年・ボストン郊外。イジメられっ子にも相手にされない独りぼっちの少年・ジョンは、クリスマスプレゼントでもらったテディベアと本当の友達になれるよう天に祈りを捧げる。翌朝、ジョンの祈りは通じ、魂が宿ったテディベア“テッド”が誕生。それから27年。ジョンとテッドはすっかり30代のオッサンになり、約束通り“親友”としてつるんでいたが、4年間付き合っている彼女・ローリーに「あたしとどっちが大事なの?」と究極の選択を迫られ、ジョンはテッドから自立することを決意する…。『PLANET OF THE APES/猿の惑星』のマーク・ウォールバーグ、『ブラック・スワン』で一躍スターダムへと躍り出たミラ・クニスをキャストに迎えて贈る本作。命が宿ったテディベアのテッドと、大人になりきれないジョン(マーク)の友情を描くファンタジー・コメディでありながら、なぜ“R指定”なのか?と不思議になるが、その理由はテッドのキャラクターにあるようだ。本作に登場するテディベアでテッドは、その可愛い外見からは想像もできないが、下品なジョークと女子のことで頭がいっぱいの観る者全てを裏切る、中年オヤジというキャラクターなのだ。しかし、そのテッドの過激すぎる発言や、欲望に忠実で愛嬌たっぷりなキャラクターが幅広い世代に受け、全米ではなんと『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『メン・イン・ブラック3』を越える成績を叩き出し、さらに全世界では4億3,400万ドルの大ヒットを記録する快挙を達成している。メガホンを握るのは、2013年に開催される第85回アカデミー賞司会に決定したセス・マクファーレン。初監督作品ながら、本作ではテッドの声優までこなすという芸達者ぶりを発揮している。果たして、すっかり30代の中年となったジョンとテッドの友情の行方は…?この冬、これまで見たことない強烈で愛嬌たっぷりなテディベアに出会えるはずだ。『テッド』は1月18日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:テッド 2013年1月18日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© UniversalPictures/Tippett Studio
2012年10月24日出産したばかりのアデルの新作アルバムに、母親をテーマにした新曲が収録されるようだ。先週19日(金)に、恋人サイモン・コネッキーとの間に第1子を無事に出産したアデルは、サードアルバムで自身とサイモンとの関係や育児といったプライベートな内容をテーマにした新曲を作るという。「Daily Mirror」紙によれば、アデルは複数の友人たちに「本当にハッピーなアルバムを出したいの。だって、これほど幸せなときはいままでになかったもの!もう既にいくつか曲を作ったから、時期を見てリリースする予定よ」と明かしていたようだ。さらに、アメリカを中心に活躍し、同新作アルバムでアデルとコラボレーションを果たすというダン・ウィルソンも新作アルバムの制作が進行中だと認めており、「彼女は、最高に幸せそうだよ。アデルは本当に良い状態だね。だから僕も書けるだけ曲を書くよ」と語っている。前作「21」では傷ついた親友との関係の心の痛みをテーマにしていたアデルだが、幸せの絶頂とあって、今回のサードアルバムではアップテンポな曲が多く収録されるよう。別の関係者は「アデルはここ数か月ずっと新作を手がけてきたんです。新作での楽曲は彼女がサイモンといかに幸せな生活を築いているかということ、そして母親になるということから来る変化といったことをテーマにしています。それに彼女がメディアからここ最近ずっと雲隠れしてるというのもナンセンスな話ですよ。もちろん彼女は今年のクリスマスまでは育児に専念しますが、絶対に来年の秋までにはミキシングを終えるつもりなんです」と話した。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月24日第25回東京国際映画祭(以下、TIFF)の開幕を前に実現した、映画祭プログラミング・ディレクターの矢田部吉彦とモデルの雅子による対談<後編>をお届け!今年で創設5年目を迎え、雅子さんが審査員を務めることになった「natural TIFF」の魅力、さらに矢田部さんを毎年、刺激しつつも苦しめるコンペティション作品15本の選定のプロセスとは――?雅子:矢田部さんがTIFFに関わるようになったのは第何回からですか?矢田部:15回目からですね。トム・クルーズが『マイノリティ・リポート』(’02)のプレミアで渋谷の街を歩きました。その年はエイドリアン・ブロディも来日しました。選定に関わるようになったのは18回目からですが、最初は日本映画でした。徐々に海外作品にも携わるようになり、コンペティションに関わるのは今回で6回目です。雅子:作品選びは慣れていくものですか?矢田部:慣れませんねぇ…。でも作品の選び方は変わってきたと思います。初めて選んだコンペ作品と見比べてみると、良い作品だと思いつつもいまだったら選ばないかもというものもありますね。――矢田部さんの中では選ぶ上での基準などはあるんですか?観客層を想定したり、あるいはとことん作品の質を重視したり…。矢田部:そこは両方意識してます。15本の中で、完全なアート映画で作家の個性が炸裂しているけど、万人受けしなくてもいいから入れようと思う作品もある。でも、15本全てそんな作品が揃うと偏ってしまうので、クオリティを重視しつつ、よりオープンな作品を入れてバランスを取ったりします。雅子:年ごとの全体のテーマがあるわけではないんですね?矢田部:ないです。結果的に、例えば昨年は移民問題を描いた作品が多かったりというのはありますし、今年は安楽死を扱った作品が多いですが、選んでる最中は意識してないですね。雅子:選ぶ際は候補作をふるいにかけていく感じですか?矢田部:そうですね。今年は1,000本以上あったんですが、それを50本くらいに絞って。30本くらいになれば、後はパズルのような感じですね。「この2本はどちらも良いけどカブっているのでこちら」とか。あとは国のバランスです。今年はチリ映画で面白いものがいくつもあったんです。でも東京の映画祭のコンペに3本もチリの作品が入ってるのも不自然でしょ?そのチリ映画には全く罪はないし、違う年や国だったら入ってもおかしくないけど泣く泣く外したり…。8月中はそんな感じでずっと胃が痛いです(苦笑)。夢の中でもとり憑かれてます。雅子:頭の中を覗いてみたいですね(笑)。一晩、考えに考えた末に外したりとか?矢田部:もちろんあります。雅子:夜中に書いたラブレターを朝になって読み返すような(笑)。矢田部:背負いきれなくなったら周りに観てもらって、「いいよね?」と背中を押してもらいます。非常に孤独な作業であると同時に共同作業なんです。ただ合議制で選べば全てが中途半端になってしまうので、最終的には誰かが個性を汲んで選ばないといけないとは思ってます。――先述の『最強のふたり』もそうですし、『アーティスト』で今年のアカデミー賞を制覇したミシェル・アザナヴィシウス監督の『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』(TIFF上映時の邦題は、『OSS 117 カイロ、スパイの巣窟』)が2006年のTIFF(第19回)でグランプリに輝いたり、TIFFで注目を浴びて、その後、世界的な飛躍を遂げる作品や監督、俳優も大勢います。矢田部さんが関わってきたこの10年ほどの中でもいろいろな思い出があるのでは?矢田部:アザナヴィシウス監督が受賞した際は、僕はまだ選定の責任者ではなかったのですが、『これがコンペ作品?』という声もある中で僕の前任のディレクターが選んだんです。その後の化けっぷりを見ると、その才能を見抜いていた前任者、そしてTIFFはそのことを誇っていいと思うし、オスカーを獲ったときは本当に嬉しかったです。雅子:『最強のふたり』は選ぶ過程でもこれまでと違う感触がありましたか?矢田部:正直、コンペに入れるかどうか1か月くらい悩んだんです。もっとアート寄りのフランス映画を入れるべきか?それとも観た後の爽快感を重視してこれを入れるか?コンペの性質が変わってくるので、そういう意味で最も悩んだ作品と言えるかもしれません。その後のヒットも含めて印象深いです。矢田部:さて、そんな我々が今年、これまで以上に強い思いで取り組んだのが「natural TIFF」部門です。エコロジーグリーンを映画祭のテーマカラーとして5年目になります。最初は「エコロジーと映画って相性がよくないかも…」という思いもあって、あまりガチガチなエコロジーにこだわらず、“自然と人間の共生”を描いた作品を幅広く選んできました。今年はもっとアピールしようと、どの部門よりも早めに選考に入ったんですが、観始めるとメチャクチャ面白いし、勉強にもなる。何より「このままじゃ地球がヤバい!」って思うようになりました。そこで中途半端なエコロジーではなく、ガチなエコ映画を入れて8本を揃えました。その審査員の一人を雅子さんに務めていただくことになりまして。雅子:コンペ、ワールド・シネマと同様に注目している部門で、昨年もいくつかの作品を観ています。審査員のお話をいただいたときは単純に嬉しかったし、とても光栄なことです。やはり昨年の震災以降、環境問題やエコに興味を持っている人が非常に多くなってきたと思います。特にファッション界とエコロジーは手を結ぼうという流れもありします。いまは正直、どんなに過酷な現状を見せられてもビックリしないんですよね。少し前なら「こんなのを見せるの?」と思われていたのが、実際に震災で惨憺たる現実を見せられましたから。矢田部:これをきっかけにファッションやライフスタイルなど映画とは違う世界にアピールできればと思います。いわばほかの映画、部門とは違う戦略で売り出していけたら。審査員という立場なので言えないことも多いと思いますが、ラインナップをご覧になっていかがですか?雅子:環境を扱ったもの、動物を描いたもの、それから夢を売るような作品と3つくらいのタイプに分かれてますね。エコロジーについて描く作品はすでに山ほどありますが、だからこそどんな切り口で来るのか、観るのが楽しみです。すんなりと心に入ってきたものを感じたい。全てドキュメンタリー作品ですが、映像の美しさにも期待しています。もうウソは見たくない、真実を知る発見がありますから。矢田部:こういう作品の難しさって扱っているテーマは重要だけど、作品としてつまらないことも多いということ。「この問題は伝えたいんだけど…」と思っちゃう。その点、今回はそういった部分で悩む必要のない作品が揃ってますので期待してください!雅子:はい、楽しみにしてます!(photo/interview:Naoki Kurozu)第25回東京国際映画祭は10月28日(日)までTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて開催中。特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilmOSS 117カイロ、スパイの巣窟第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催最強のふたり 2012年9月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 SPLENDIDO/GAUMONT/TF1 FILMS PRODUCTION/TEN FILMS/CHAOCORP
2012年10月24日6月にニューヨーク市内の自宅マンションが火事になり、ホームレス状態と報じられたロバート・デ・ニーロ夫妻が、消火活動に当たった消防士たちに、お礼として豪華なランチを振る舞った。デ・ニーロと妻のグレイス・ハイタワーさんが暮らすセントラル・ウェスト・パークの高級アパートで6月に起きた火災の出火元は、デ・ニーロ宅に備え付けの乾燥機だった。幸い、当日は家に誰もおらず、ケガ人は出なかったが、「New York Post」紙によると夫妻は新しく居を構えることを決断。月10万ドルの家賃の高層アパートの部屋を借りる予定だったが、契約2日前にキャンセルした。その結果、ホームレス状態になってしまった夫妻だが、アパートの消火に当たったニューヨーク市消防署の隊員たちに感謝を表すため、今月19日(現地時間)に消防署を訪問、デ・ニーロが経営するレストラン、トライベッカ・グリルのケータリング・サービスの昼食を彼らに振る舞った。「ロバート・デ・ニーロは彼らと一緒に写真を撮り、署内を見学しました。食事はミートボールやナスのサンドイッチなどが大量に用意されました」と関係者は語った。ちなみに、夫妻は現在も新居を探している最中。ベッドルーム5室の物件をお望みで、ワンフロアでもデュプレックスでも構わないが、大きなクローゼットスペースは必須だという。グレース夫人は友人たちに、「ベッドルーム5室の物件を買うのは簡単だけど、賃貸物件として探すのは大変」とこぼしているそうだ。(text:Yuki Tominaga)© UPI/AFLO
2012年10月24日『百万円と苦虫女』で知られる気鋭、タナダユキ監督が10月23日(火)、4年ぶりとなる新作『ふがいない僕は空を見た』の女子限定試写会に出席し、原作者の窪美澄、タレントでエッセイストの小島慶子と共に“女子会トーク”に花を咲かせた。第37回トロント国際映画祭にも出品された注目作。赤裸々に“性”と“生”を描き出し、女性読者を中心に高い人気を集め、2011年本屋大賞2位、第24回山本周五郎賞を受賞した同名小説を映画化した。主演を務めるのは若手注目俳優の永山絢斗と、実力派女優の田畑智子。母子家庭で育った高校生・卓巳(永山さん)とアニメ好きの主婦・あんず(田畑さん)が偶然の出会いから体を重ね合わせる姿を通して、孤独を埋め合う2人と周囲の人々の苦しみ、葛藤を映し出す。R-18指定を受けた本作で主演の2人は、コスプレに興じての大胆な濡れ場を演じており、タナダ監督は「永山くんは感情を表に出すタイプではないので、逆に何のケアもなく撮影を始めた。田畑さんは本当に男前でした。何か迷いや悩みがあるか聞いても『何もありません』って…。肩の力が抜けて、こっちが安心できた」とふり返る。窪さんは原作者の立場から「観終わってしばらくは感想が出てこなかった。小説という自分の頭の中の妄想がリアルに再現されるドキドキ感を味わった」とコメント。理屈だけでは説明できない登場人物たちの行動について「不可解な要素こそが、人物像に奥行きを与えてくれる」と説明すると、タナダ監督も「たとえ周りが理解できなくても、人それぞれ“正しい”と思って行動しているもの。そんな原作の視点は大切にしたかった」と頷いた。小島さんは「コスプレしているあんずは一見、不思議ちゃんに思えるが、特に女性は社会に出たり、家庭に入ったりするたび精神的なコスプレをしているもの」と分析。「人はみんな生き延びるために、物の見方を歪めて、時には過ちも犯す。それが正しいことか、神聖なことか分からないが、生きていることは“いいこと”だと思う」と語っていた。『ふがいない僕は空を見た』は11月17日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:ふがいない僕は空を見た 2012年11月17日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012「ふがいない僕は空を見た」製作委員会
2012年10月24日野村萬斎が7年ぶりの映画主演を果たした歴史スペクタクル『のぼうの城』が10月23日(火)、現在開催中の第25回東京国際映画祭の特別招待作品として、TOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映され、萬斎さんを始め、共演する榮倉奈々、上地雄輔、芦田愛菜、共同メガホンをとった犬童一心監督と樋口真嗣監督が舞台挨拶に立った。和田竜のベストセラーを原作に“のぼう様”こと成田長親(萬斎さん)の指揮の下、わずか500の兵で石田三成(上地さん)率いる豊臣方の2万の大軍から、城を守りきった忍城(おしじょう)の史実を映画化。企画から公開まで約7年の歳月を要した超大作で、萬斎さんは「オファーをいただいたのが30代後半で、撮影をしたのが40代前半。やっと公開されることになり、私も40代後半になった(笑)。長い時間寝かせた分、芳醇な香りが沸き立つ作品になった」と誇らしげに挨拶した。榮倉さんが「東京ドーム20個分の土地に、壮大なオープンセットが建てられビックリ…」と撮影をふり返り始めると、隣に立つ上地さんはなぜか悔しそうな表情。なんと上地さんもまったく同じエピソードを話そうとしていたそうで「それ、言っちゃう?」と、榮倉さんの“コメント泥棒”に思わず苦笑いだ。それでも「ここにいる監督2人が撮影中とても仲良くて、“コッチ”なんじゃないかと思うほどだった」と面白コメントで名誉挽回。会場の爆笑を誘っていた。キャスト陣が和装姿でステージ上を彩る中、一際目を引いたのが愛菜ちゃん。読書家としても知られる愛菜ちゃんは「この映画に出られたおかげで、歴史に興味を持つようになりました」とニッコリ。農民の子を演じ、撮影では濃いファンデーションで土汚れが施され「自分の体(の色)がどんどん濃くなっていくのが楽しかった」と無邪気に語っていた。この日は東京国際映画祭という“国際舞台”にちなんで、劇中でライバル同士を演じた男優陣2人が外国語でのスピーチ対決を実施し、その熱意を和装姿の榮倉さん&愛菜ちゃんが厳しく判定。萬斎さんが得意の英語で、上地さんが覚えたてのフランス語で自己紹介や作品のアピールを行った結果、見事に萬斎さんが勝利を収めた。『のぼうの城』は11月2日(金)より全国にて公開。第25回東京国際映画祭は10月28日(日)までTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて開催中。特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年10月23日伊藤英明が、高いIQと冷静な行動力を併せ持つ殺人鬼を演じることで話題の映画『悪の教典』のトークショーが10月23日(火)に都内にて行われ、主演の伊藤英明、共演する浅香航大、KENTA、そして三池崇史監督が出席し、撮影現場でのエピソードなど映画について熱いトークセッションを繰り広げた。この日は、三池監督がMCを務め、タバコを吹かし、お酒を飲みながら本音を語り合うという“男子会”形式でのぶっちゃけトークショーとなり、会場は大いに盛り上がった。「黒い家」、「青の炎」などで知られる貴志祐介のベストセラー小説を実写化したサイコサスペンス。生徒から“ハスミン”という愛称で呼ばれ、絶大な人気を誇る高校教師でありながら、自身の目的のためなら殺人も厭わない狂気に満ちた男が繰り広げる凶行の数々を息詰まるタッチで描く。鮮烈なバイオレンス描写や残虐な描写から「R-15」指定を受ける今年最大の問題作だ。この日、すでにお酒が入り、にこやかに登場した三池監督がMCを担当、笑顔でキャスト陣を呼び込んだ。主演の蓮実聖司を演じた伊藤さんもすでにビールを何杯か喉に落としての登場となり、「あがり症なので、始まる前からちょっと飲みすぎちゃって…」と言い訳しつつ、客席に向かって「かんぱ~い」とグラスを上げ、その後はさらに飲み続けながらトークに臨んだ。お酒が入り自由奔放な発言を続ける伊藤さんは客席に向かって「みんな、携帯で撮っちゃっていいよ。今日はそういうのアリだよ!」などと話しかけ、ファンは大喜び。また、ビールを飲んでいるので大きなゲップも隠すことなく披露し、会場を大いに沸かせていた。そんな伊藤さんを、監督は「こう見えてナイーブな男なんだ」とフォローしつつ、「以前、2人でヴェネチアの映画祭に行ったときも、上映前には完全に出来上がっていたね」と思いを馳せた。伊藤さんも「ヴェネチアではずっと取材の間も飲み続けていて、レッドカーペットを歩いたときには走って5往復もして、共演の桃井かおりさんから『もう止めなさい!』と羽交い絞めにされた」とお酒にまつわるエピソードを披露した。その後、話は“自分が高校生で蓮実が先生だったら”という話に及ぶと、伊藤さんは「オレに任しとけ!と、みんなに調子よく言ってすぐに殺されるタイプだな」と正義感あふれる『海猿』の役のように最後までみんなを守るタイプではないことを明かした。浅香さんは「みんなとは別の方角に逃げて一人助かるタイプ」と告白。KENTAさんは「ボクはきっと、その日は学校を休んでいる」ときっぱり。監督にいたっては「オレはなんとか取り入って、蓮実の舎弟になって生き延びる」とコメントした。笑いの絶えないトークショーとなったが、最後に監督は「この作品を観てもらうと、ここにいる役者たちは本物の役者だと絶対に思ってもらえる」と言葉に力を込めた。さらに、伊藤さんは「みんなで一体になって、ワーキャー言いながら観てほしい」ときっちりコメント。本作で、伊藤さんは自らの目的のためには、たとえ殺人でも厭わないという、他人への共感能力をまったく持ち合わせていない、生まれながらのサイコパス(反社会性人格障害)を演じ、初の殺人鬼役に挑戦。究極の悪人を怪演し、観るものを震え上がらせる。本作で高校生を演じ、蓮実に追い詰められる生徒役を演じた浅香さん、KENTAさんは三池監督の下で、作品に関われることを喜んでおり、また過激なバイオレンスシーンに挑んだ主演・伊藤さんから学ぶことも多かったようだ。『悪の教典』は11月10日(土)より全国にて公開。「悪の教典-序章-」『悪の教典』特集■関連作品:悪の教典 2012年11月10日より全国東宝系にて公開© 2012「悪の教典」製作委員会
2012年10月23日ブリトニー・スピアーズが、年内にも恋人のジェイソン・トラウィックとの結婚を計画しているようだ。挙式に向け躍起になってダイエットしているというブリトニーは、オーディション番組のUS版「Xファクター」の現シーズンが終了する数週間以内にもジェイソンと式を挙げる予定だとある関係者は「Sunday Mirror」紙に「もう現在は挙式まで秒読み段階ですね。数週間以内にはブリトニーの挙式で話が持ちきりでしょう」と語っている。さらに、同関係者によると「彼女は『Xファクター』の楽屋にランニングマシンを置いているくらいで、時間があればジョギングばかりして体を絞っているんです」そうだ。「自分のルックスを真剣に考えているので、ブリトニーは『Xファクター』のファイナルでは素晴らしい衣装とボディーで魅了してくれるんではないでしょうか」と明かしている。ブリトニーは自身の元エージェントであるジェイソンと昨年の12月に婚約し、最近530万ドル(約4億2,300万円)の豪邸を購入したばかりだ。
2012年10月23日マーベル・コミックの中でも特に人気の高いを誇る「X-MEN」シリーズから誕生した映画『ウルヴァリン:SAMURAI』。先日、日本・増上寺での大規模な撮影を終え、次のロケ地となるオーストラリアで目下撮影を続けているヒュー・ジャックマンから、コメントが到着!なんとヒューと監督のジェームズ・マンゴールドに、直接質問できるライブチャット・イベントを行うことが明かされた。日本が舞台とあって、真田広之を始めとする日本人俳優が多数出演していることでも注目を集めている本作。“ウルヴァリン”こと主人公・ローガンを変えてしまった壮大な戦いを通して、彼のもつ強固な“爪”と謎に包まれたサムライの“刀”の因縁を、日本を舞台に描き出す。今回、届いた映像でヒューは「監督とサプライズを用意したんだ」と無邪気な子供のようなイタズラ顔で今回の企画を明かす。さらに「いままで口止めされていたんだが、これからはみなさんの質問に僕が答えるよ」と、これまで徹底的な箝口令が敷かれていた本作のベールをヒュー自らの口で明かすと発表している。そのイベントは、ライブチャット形式で日本時間10月30日(火)午前5時より開催されるとのこと。『ウルヴァリン:SAMURAI』の公式FacebookやTwitterでは、開催までに質問を集める予定だという。ハリウッド映画界でも高い人気を誇るヒューと直接コミュニケーションを取れる貴重な機会とあって参加しない手はない?さらに、ライブチャット中には最速となるフッテージ上映を行うことも発表しており、ヒューと監督からのこの嬉しいサプライズプレゼントに世界中のファンが沸き立つこと必至だ。ぜひこのイベントに参加して、再来日の可能性をヒューに直接聞いてみるのもアリ?『ウルヴァリン:SAMURAI』は2013年秋、全国にて公開。『ウルヴァリン:SAMURAI』公式SNS公式Twitter:質問投稿ハッシュタグ「#TheWolverineMovie」公式Facebook:www.facebook.com/TheWolverineMovie※こちらのコメント映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年10月23日ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。このたびタイムトラベルのタブーに挑んだ本作の待望の予告編とポスタービジュアルが公開となった。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。公開となった予告編では、なぜ現代のジョーと未来のジョーが戦うハメになったのか?という本作のストーリー設定が明かされる。ルーパーとしてのルールはたった一つだけ、どんなターゲットでも決して逃がさず“始末”すること。失敗は、現在の自分の死を意味しているからだ。しかし、ブルース演じる30年後のジョーには未来を壊滅させるある独裁者を過去にさかのぼって殺すという目的があることが予告編からも伺える。タイムトラベルのコンセプトは、ハリウッド映画におけるある種の定番テーマでもあるが、本作では現代の自分(ジョセフ)と未来の自分(ブルース)が本気で命のやりとりを行う、いわばタイムトラベルのタブーに踏み込んだ作品とも言えるかもしれない。“若手VSベテラン”の人気実力派俳優2人がまったく新しい世界観の中で挑む、予測不可能なストーリー展開、息を飲むアクション、さらにたたみかけるようなスリルの連続が観る者を圧倒する本作。公開となったポスターにもあるように、標的は「30年後の自分」。映像の最後にはジョセフ演じる現代のジョーが、標的を打ち殺し「お前は30年後のオレか?」とマスクを取り去るシーンもあるが、果たして現代と未来の戦いの結末は!?目を離せないスリル満点の予告編をまずはこちらからご覧あれ。『LOOPER/ルーパー』は1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年10月23日アンディ・サーキスが、ジョージ・オーウェルの小説「動物農場」の再映画化作品で監督デビューを果たすことになった。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに続き、12月14日(金)より日本公開予定の『ホビット 思いがけない冒険』でもゴラム役を演じているアンディは、『ホビット』シリーズでセカンドユニット監督を務めた経緯もあり、1945年に出版されたオーウェルの同小説の再映画化にあたって初めて監督の座を獲得している。『ホビット』シリーズのピーター・ジャクソン監督からセカンドユニットの監督に抜擢されて監督業のノウハウを学んだアンディは「僕は今回の映画化で新鮮なテイストを加えられると思っているんだ。もちろんモーションキャプチャーも使うけど、背景の撮影のためにも通常のセットやロケでの撮影と融合させるつもりさ」と抱負を語っている。原作「動物農場」は、人間の農場主に対する革命を起こした動物たちの姿を描き、旧ソ連のスターリン主義を批判した風刺小説だが、アンディは今回のリメイク化ではあまり政治的メッセージを強調ぜず、むしろキャラクターの感情の移り変わりに焦点を当てたいと「The Hollywood Reporter」誌に語っている。「僕たちは寓話風に仕上げて、ファミリー向けの映画にしたいんだ。あまり重厚な作品にして政治的なメッセージを入れるようなことにはしないよ。これまでの原作の映画化では見られなかったように、もっと感情面にスポットを当てるつもりさ。今回はいままでの解釈とは違った角度で捉えることになるね。原作に新たな光を当てるってわけさ」。同原作はこれまでにも1954年にアニメーション映画化され、1999年には実写版としてTV映画化された経緯があるが今回、アンディは監督だけでなくキャラクターの一つを演じるかもしれないとも明かしている。「僕がキャラクターの一つを演じられたらいいと思うけど、まだ何も決まっていないんだ。いまのところ監督としてキャラクターや映画の世界の創造に力を注いでいるところだよ」。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年10月23日2012年台湾エミー賞最多8部門ノミネートという快挙を遂げたドラマ「イタズラな恋愛白書-In Time With You-」。本国・台湾を飛び出して、中国、シンガポール、香港、韓国、マレーシア…とアジア各国で放送され、「台湾ドラマの救世主」と絶賛を受けた本作が来年1月、ついに日本にも上陸!待望の日本版予告編がひと足早くシネマカフェに到着した。チェン・ヨウチン(程又青)は靴メーカー勤務のキャリアウーマン。仕事は順調だが、これまで幾度となく失恋を繰り返し、ついに30歳の誕生日を迎えてしまう。チェンの高校時代の同級生で、航空会社の地上職員として働くリー・ダーレン(李大仁)は、チェンが唯一本音を打ち明けられる大親友。ある日、チェンとリーは“35歳までにどちらかが結婚したら10万元のお祝儀を贈る”という賭けをする。自分たちが互いに恋をすることはあり得ないと断言する2人だったが、チェンの元カレでリーの会社の後輩の出現により、その関係は微妙に変化していく…。恋人未満な2人の微妙な恋模様をリアル描き、空前のメガヒットを記録した本作。日本の人気コミックを実写化し、2005年の台湾年間視聴率No.1に輝いた「イタズラなKiss~惡作劇之吻~」で、ドジで一途な女子高生ヒロイン役をコミカルに演じたアリエル・リンが、仕事と恋に燃えるアラサー・キャリアウーマンを熱演。そして『シュガー&スパイス 風味絶佳』や『暗いところで待ち合わせ』など日本作品にも多数出演する人気映画俳優チェン・ボーリンがヒロインに15年間想いを寄せながらも“親友”として優しく見守るリー役を完璧に演じ上げ、アジア圏を中心に“理想の彼氏”として一大旋風を巻き起こした。さらに、チェンが歌った挿入歌が、台湾の音楽配信サイトでシングルチャート第1位を獲得、同3位にランクインした主題歌とアリエルが歌うエンディング・テーマを含めると、実に3曲がシングルトップ10入りという快挙まで達成!これまでの台湾アイドルドラマのヒットの法則を覆し、一大社会現象を巻き起こしている。仕事でイライラしても、恋に失敗しても、ありのままの自分を受け止め、支えてくれる同い年の男友達。互いに大切な存在なのに、一歩を踏み出せず、恋人同士になれないのはなぜなのか――?共感度120%のこのドラマは、きっとあなたの心にも届くはず。まずは、こちらの予告編から台湾のOL・女子高生を虜にした珠玉のラブストーリーを覗いてみて。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY<セル>「イタズラな恋愛白書-In Time With You-<オリジナル・バージョン> DVD-SET1」発売日:1月11日(金)「イタズラな恋愛白書-In Time With You-<オリジナル・バージョン> DVD-SET2」発売日:2月6日(水)価格:各15,960円(税込)発売元/販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント公式サイト:© Gala Television Corporation■関連作品:イタズラな恋愛白書-In Time With You- [海外TVドラマ]
2012年10月23日ケイティ・ペリーが、自身の親友であるロバート・パティンソンを巡る問題でクリステン・スチュワートと和解したようだ。クリステンの不倫騒動の最中、親友のロバートを励まし続けていたというケイティは、先週19日(現地時間)に行った自身の28歳の誕生日パーティーにクリステンを招待している姿が目撃されている。さらに、ある関係者がゴシップサイトの「JUST JARED」に語ったところによれば、ロサンゼルスのザ・マジック・キャッスルで行われたコスチュームパーティーで、ケイティはクリステンだけでなく、最近再びヨリを戻した恋人のジョン・メイヤーなど多数の友人たちを招待し、クリステンの主演作『トワイライト』シリーズ風の衣装を着ていたという。今年初めにクリステンの不倫騒動が勃発して以来、ケイティとクリステンが公の場所で一緒に姿を見せるのは今回が初めてで、最近ロバートがクリステンと復縁する前は、ケイティは常にロバートの味方になってサポートしていたという。別の関係者は以前「ケイティはできるだけロバートのために惜しみないサポートをしていたんです。彼女はロバートの苦しみを理解していて、何とか彼を助けたかったんですよ。だから彼を外に連れ出して、バカで楽しいことを一緒にしようと励ましていたんです」と明かしていた。ロバートは今回のパーティーに出席していなかったものの、ケイティは一度は関係を保てないとして振って、その後すぐに復縁したばかりのジョンとパーティーで仲良く過ごしている姿が目撃されている。■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月23日その年の日本アカデミー賞で全部門制覇の偉業を達成した『Shall we ダンス?』(’96)から16年。同作で鮮烈な女優デビューを飾った草刈民代が、主演最新作『終の信託』(ついのしんたく)で劇映画の世界に舞い戻った。銀幕デビュー、映画監督・周防正行との結婚、バレリーナ引退という様々な人生の局面を経て、本作でたどり着いたのは「これが女優としての始まり」(草刈さん)という新たなる決意だ。夫・周防監督の最新作でもある本作で、いかに女優・草刈民代は誕生したのか…。草刈さん本人がキャリアをふり返りながら、その秘話を紐解いてくれた。舞台からスクリーンへ映画は終末医療の現場を舞台に、ある重病患者からの“信託”を受けたエリート女性医師・綾乃(草刈さん)が下した決断と、それを罪とみなす検事の攻防を緊張感たっぷりに描くヒューマンドラマ。患者を演じるのは『Shall we ダンス?』でも共演した役所広司。綾乃を取り調べる検事に大沢たかお、綾乃の不倫相手に浅野忠信という実力派俳優が起用され、スクリーン上で草刈さんとの“真っ向勝負”に火花を散らす。医師として、女として、そして被疑者として…。多面的な表情を見せる綾乃を演じる上で、草刈さんが最も大切にしたのは「切実さと誠実さ」だったという。「彼女の生きてきた姿勢というものが見えないと、クライマックスの取り調べシーンに繋がりませんからね。変に芝居がかっていても、観ている人に伝わらないと思いました。妥協をせず、誠実に役や自分自身に向かうしかなかったです」。あえて16年前の『Shall we ダンス?』と比較すれば、「当時はガムシャラに脇目も振らず一直線、みたいな(笑)。今回はそれだけでは演じきれない役だし、全てのシーンで必要なテンションや表現のチョイスを考え抜いた。身体的な疲れよりも、神経的な疲れが強かったですね」と自己分析する。バレリーナとして18歳で主役デビューを果たし、国内外で活躍した後、2009年に自らプロデュースした公演「Esprit~エスプリ~ -ローラン・プティの世界-」を最後に引退。その後は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などに出演したが「女優としてはちょっと前まで、トウシューズを履いていたのにな…って、ちょっと居心地が定まらない気持ちもあった」のだとか。その分、「今回は主演として作品と向き合うので、ただただ演じることに集中すれば良かった。だから、16年ぶりの劇映画という意識はあまり関係ないんですよ」とも。そんな持ち前のしなやかさは、綾乃を悲劇のヒロインではなく、等身大の女性として輝かせている。夫、監督としての周防正行輝かせる…と言えば、やはり忘れてはならないのが夫・周防監督の存在だ。「旦那さんの前で演技すること?それが全然抵抗がないんですよ」と屈託なく笑う草刈さん。「そもそも出会ったのが映画でしたし、家では台本を読む相手もしてくれるので、いわゆる“構え”はない。『仕事を家庭に持ちこまない』みたいなルール決めも一切ないし、撮影準備期間は家での会話も映画中心だった」と夫婦生活の一端も明かしてくれた。もちろん“映画監督”周防正行への信頼感も絶大だ。「本当に意味のある映画を作ったと思います。この映画を観て、私自身も生きることの切実さを感じる機会になったし、一人一人が自分なりの意見や視点、物事を判断する尺度をもたないと、社会的な“ひずみ”がどんどん増してしまうことを気づかされました」。綾乃が下す決断に関しても「本来、旅立つ人の意志が尊重されることが理に適っていると思うが、そこに法が介入すると、映画が描くような問題が生じてしまう。その難しさがよく表現されていると思う」と言い、その上で「『Shall we ダンス?』のときに比べて、表現者としての成熟がものすごく作品に表れている」と改めて尊敬のまなざしを注ぐ。そんな本作『終の信託』を観れば、「これが女優としての始まり」と語った草刈さんの未来にも期待せざるを得ない。「正直、自分なりに『これ以上は無理、これしかない』というところまでやり切りました。でも今後、さらに経験を積めば、そんな思いも変わってくるでしょうし、演技に関する捉え方の幅や判断材料も増えてくるはず」と草刈さん。「自分にできる役柄は、何でも挑戦したいし、良い作品を作りたいという人たちに囲まれると触発されますからね。そんな経験を数多く経験して、表現を広げていきたい」と“女優・草刈民代”に誰よりも期待を寄せる草刈さんだった。(text/photo:Ryo Uchida)■関連作品:終の信託 2012年10月27日より全国東宝系にて公開©2012 フジテレビジョン東宝アルタミラピクチャーズ
2012年10月23日日本からパリへ観光に来た青年・セン(向井理)と、セーヌ川のほとりで偶然出会った日本人女性・アオイ(中山美穂)の運命的な恋。『新しい靴を買わなくちゃ』に描かれている、折れてしまったヒールをきっかけに知り合うというちょっぴりファンタジックな恋に、きゅんとする女性は多いハズ。でも、やっぱりこんなにドラマティックな恋は映画の中だけのこと…!?そこでシネマカフェ女性読者にアンケートを実施。なんと4人に1人は、実際に旅行先で恋した経験「アリ」との結果が明らかになった。そして見えてきた“旅先で恋をする”パターンとは…。今回のアンケートで「恋する相手」として最も多かったのが、ガイドさんやインストラクターさん。「タイに行ったときに、現地のツアーガイドさんがすごく優しくてカッコよかったので、夕食の美味しいお店を聞いて自分から誘いました。本当にいいなと思ったのですが、彼女がいました…」(30歳・女性)、「友達と初めて行ったスキー旅行で、スキー・インストラクターの年下のイケメンくんに“きゅん”ときてしまいました。タイミング良くお昼を一緒に食べたのですが、胸いっぱいなのか食欲が出ませんでした」(39歳・女性)、「カッコいい現地ガイドさんに一目惚れしたことがあります。でもメルアドを効く勇気もなく、そのまま帰国でした」(24歳・女性)。知らない土地で頼りになるガイドさんや、優しく教えてくれるインストラクターさんはいつだってカッコよく見えるもの。実際のデートにまで発展した人、その場のときめきで終わってしまった人、様々ですが、ただ、その状況だからこそ、より一層素敵に見えていた?という可能性は否めないかも。また、シチュエーションとして最も多かったのは「一人旅」。「学生の頃、ヨーロッパ一人旅をしていたら、ユースホステルの食堂で話しかけて来てくれた男の子とすごく仲良くなりました」(30歳・女性)、「初めての一人旅で観光地で自分撮りをしていたら、同じく一人旅のアメリカ人から『お互い撮り合いっこしましょう』と会話が始まり、それからお付き合いが始まった」(26歳・女性)、「ニューヨークに遊びに行ったときに、Sohoをひとりで歩いていたら迷ってしまいました。そのときに声をかけてくれて助けてくれたアジア系男性がとっても素敵でした。助けてもらっただけですが、空港から電話したら空港まで会いに来てくれました」(37歳・女性)。男女の恋に限らず、様々な出会いがあるのが、一人旅の醍醐味の一つであることは間違いなし。グループでいるよりひとりの方が声をかけられやすいということや、予定に融通が利きやすいということもあるでしょう。ただし、くれぐれも怪しい人に付いていかないように要注意。『新しい靴を買わなくちゃ』でも、ホテル名を忘れてしまったセンは、パリ在住でフランス語ペラペラのアオイに助けてもらうことで関係が深まるわけですし、ひとりで特に予定も決まっていなかったからこそ、アオイと時間を過ごすことに。この2つの条件は、“旅先で恋する”近道と言えそう。映画のようなロマンティックな出会いに憧れる人は参考にしてみては…?『新しい靴を買わなくちゃ』は全国にて公開中。特集「パリ、恋、4人の場合」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月23日ジェームズ・フランコがTVシリーズ「プリティ・リトル・ライアーズ」のアシュレイ・ベンソンと交際中だという。「プリティ・リトル・ライアーズ」でハンナ・マリンを演じているアシュレイとジェームズは「1か月と少し前から会うようになりました。いい感じですよ」と「New York Post」紙に関係者が語っている。ジェームズは昨年、5年間付き合った女優のアーナ・オライリーと破局した。ジェームズはコネティカット州のイェール大学で学び、アーナはロサンゼルス在住。「4、5年、付き合った。ロサンゼルスでは同棲してたよ。それから僕は大学に行くために、まずニューヨークで2年過ごした。その後、イェールに登録したんだけど、彼女はそれで(別れを)決めたみたいだ」とジェームズはアーナとの関係について語っている。シャイな性格ゆえに、昔から女の子との付き合いがなかなかうまくいかないと語るジェームズは34歳。「短期間付き合って、いつもふられるんだ。たぶん、僕が奥手なんだと思う」と言うが、今度のお相手、11歳年下のアシュレイとはうまくいくだろうか?(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:プリティ・リトル・ライアーズ [海外TVドラマ]© 2012 Warner Bros.Entertainment Inc.All rights reserved.
2012年10月23日『マトリックス』三部作から10年――映画史を再び塗り替えるため、ウォシャウスキー姉弟監督とトム・ティクヴァ監督(『ラン・ローラ・ラン』)の異例の3大監督が放つ、トム・ハンクスやハル・ベリーを始め、世界にその名を轟かせる豪華キャスト陣が集結した感動巨編『クラウド アトラス』。このほど、本作の壮大な世界観を収めた予告編がついに解禁された。アカデミー賞俳優のトム・ハンクス(『フォレスト・ガンプ/一期一会』)にハル・ベリー(『チョコレート』)が主演を務め、共演陣もオスカー受賞経験をもつスーザン・サランドン(『デッドマン・ウォーキング』)、ジム・ブロードベントを始め、ジム・スタージェス、ペ・ドゥナ、ベン・ウィショー、ジェームズ・ダーシー、ヒュー・グラントなど、これ以上ない国際色豊かな実力派俳優陣を配し、過去・現在・未来のストーリーが複雑に交錯しながら展開する本作。悪人で始まった男の人生は、過去・現在・未来にまたがるいくつもの時代の、数奇な体験を経て、いま、世界を救おうとしていた――。1970年代、トム演じる“原子力発電所の研究員”とハル・ベリー扮する“ゴシップ・ジャーナリスト”。遠い未来、同じくトム演じる“島民”とハル・ベリー扮する“その島に訪れた女性”。“クラウド アトラス”の名を関した一つの曲に乗せて、時代・場所・姿がそれぞれ異なる2人のシーンが細切れに、しかし巧みに絡まり合いながら映し出されていくこちらの予告編。1970年代で描かれる2人は「ドアを開けた瞬間に君だと分かった。あれは強烈な既視感(デジャヴ)だった」と以前に会った事があるかのように意味深に話していたかと思えば、遠い未来のSFのような世界では手を握り合っている。壮大な世界観で描かる本作だが、そのテーマは“永遠の愛”そして“人生の謎”。場所を、時間を超えても巡り合う2人のラブストーリーを軸に、濃密な人間ドラマや歴史、近未来SF、アクション、ミステリー、ファンタジーといったジャンルをボーダレスに渡り歩く壮大なストーリー、そして3人の名監督たちが仕掛ける息をのむような映像美に引き込まれること必至!さらに、遠い未来で島民を演じたトムは髭をたくわえ、眉上には刺青らしき模様でワイルド系を演じたかと思えば、1970年代の研究者を演じる際にはフサフサの金髪ヘアーになっていたり、さらに是枝裕和監督作『空気人形』でラブドールを演じていた韓国女優のペ・ドゥナが、本作では近未来を感じさせるセクシーな衣装で“アンドロイド”を演じていたりとどんな角度からでも楽しむことのできる。まずは、本年度のトロント国際映画祭で10分間ものスタンディングオベーションが続いたという本作の予告編をぜひチェックしてみて。『クラウド アトラス』は2013年3月15日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:クラウド アトラス 2013年3月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年10月22日ベストセラー作家・高村薫のデビュー作であり、日本推理サスペンス大賞を受賞した最高峰のミステリー小説を、鬼才・井筒和幸監督指揮の下、妻夫木聡を始め浅野忠信ら豪華キャストを迎えて実写映画化した『黄金を抱いて翔べ』。このたび、本作の主題歌に決定した安室奈美恵の楽曲「Damage(ダメージ)」の井筒監督自らが手がけた映画バージョンのミュージックビデオが公開となった。過激派や犯罪者相手の調達屋として生計を立てる幸田はある日、大学時代の友人・北川から240億円の“金塊”強奪計画を持ちかけられる。最初は渋る幸田だったが、北川の計画に渋々乗ることに。さらに、銀行システムエンジニアの野田や自称“工学部留学生で国家スパイ”という裏の顔をもつモモら4人の男が仲間に加わり、大阪の街を舞台に大胆不敵な奪取作戦が始める――。今回、公開となった井筒監督演出による「Damage」の映画版ミュージックビデオは、映画本編映像で綴るスペシャル・バージョン。曲のタイトルや歌詞に連動させた映像が盛り込まれているなど井筒監督の遊び心満載の仕上がりになっている。これまでの安室さんの楽曲イメージとはまた違うハードなロックナンバーに合わせて展開する、疾走感あふれる映像が何とも言えずカッコいい。今回、使用された安室さんの楽曲は配信限定リリースとなり、着うたは10月24日(水)より、着うたフル・PCでの配信は10月31日(水)よりスタートする。まずはこちら動画から、安室さんの最新楽曲と本作のスペシャルコラボレーション映像をご堪能あれ。『黄金を抱いて翔べ』は11月3日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
2012年10月22日英キャサリン妃が、『007』シリーズの「夢のボンドガール」投票で1位に選ばれたことが明らかとなった。新作『007スカイフォール』の公開を控えて、男性用娯楽グッズを販売するサイト、「メン・カインド」が実施した「夢のボンドガール」投票で、様々な人気女優やシンガー、モデルらを抑えて、公人のキャサリン妃が堂々の1位に輝いた。同サイトのスポークスマンを務めるポール・クラフトマン氏は「様々なガジェットを操るジェームズ・ボンドと共演して欲しいとイギリスから待望されている女性のトップを、ケイト・ミドルトン(キャサリン妃)が飾るとは我々としても驚きでした。とは言え、ケイトの義理の祖母(エリザベス女王)自身がオリンピックの開会式の際にボンドにエスコートされて、イギリスの皇室はスパイ・アクションの名手だということを証明していますしね。考えてみれば本来は、ボンドの諜報部は女王陛下に忠誠を尽くす組織ですから」と語っている。そんなキャサリン妃に続いて、2位にはリアーナ、3位にはビヨンセ・ノウルズ、4位にはキム・カーダシアンとビッグネームが名前を連ねている。そのほか、英皇室とも関係の深いシェリル・コールが5位、最近出産したばかりのミーガン・フォックスが6位、グラマーな妖艶さが魅力のケリー・ブルックが7位、ジェシー・Jが8位、スカーレット・ヨハンソンが9位、ケイト・モスが10位と続いた。『007スカイフォール』は12月1日(土)より公開予定だ。「夢のボンド・ガール」トップ101位: キャサリン妃2位: リアーナ3位: ビヨンセ・ノウルズ4位: キム・カーダシアン5位: シェリル・コール6位: ミーガン・フォックス7位: ケリー・ブルック8位: ジェシー・J9位: スカーレット・ヨハンソン10位: ケイト・モス■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月22日『Ghostbusters III』(原題)がビル・マーレイ抜きで来年夏にも撮影が開始されるようだ。同シリーズ第3弾では、前2作でもメガホンを取ったアイバン・ライトマンが引き続き監督を務め、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』や『メン・イン・ブラック3』を手がけたイータン・コーエンが脚本を担当することも決定している。ビルは以前も、前2作で演じてきたピーター・ヴェンクマン博士として同作に復帰することはないと語っていた。実際、シリーズを通してビルと共演してきたダン・エイクロイドも「いや、ビルは新作に関与しないよ。悲しい事実だけど、僕らは新作を新しい世代に譲るつもりだよ。『Ghostbusters III』はビル抜きでも大成功する映画にしてみせるよ」と明かしている。2013年にクランクインし、翌2014年に公開の運びとなれば、1984年に公開された第1作目から30周年の節目に当たることとなる。■関連作品:メン・イン・ブラック3 2012年5月25日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開Photo by WILSON WEBB © 2011 Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.トロピック・サンダー/史上最低の作戦 2008年11月22日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2008 DreamWorks LLC. All Rights Reserved.
2012年10月22日開催中の第25回東京国際映画祭に特別招待作品として出品されている『マリー・アントワネットに別れをつげて』の主演のレア・セドゥとブノワ・ジャコー監督が10月22日(月)の公式上映前に舞台挨拶に臨んだ。フランス革命の最中、かの王妃マリー・アントワネットの朗読係を務め、彼女からある人物の身代わりになるように命じられるひとりの女性の運命を描き出す。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、『ミッドナイト・イン・パリ』などで印象的な役柄を演じてきたレアは、別作品の撮影のために髪をバッサリと切ってキュートなショートカットで登場。満員の観客を前に「東京は大好きな街。こうして自分が出ている作品を携えてみなさんにお目にかかれて嬉しいです」と笑顔で語った。来日後も取材続きのハードスケジュールとなりそうだが「行きたいところがあったんだけど、名前を忘れてしまいました(笑)。迷子になったかのように東京の街をブラブラしてみたいです」と語った。本作はヴェルサイユ宮殿での撮影も敢行しているが、監督は「映画を観たらみなさん、『撮影はさぞ難しかっただろう』と思うでしょうがとっても簡単でした。簡単すぎて難しくなったくらいです」と独特の言い回しで語る。レアは「私たちだけで宮殿を“占領”し、普段は入れないところまであちこち行けたのは楽しかったです」と撮影をふり返った。これまで、現代劇への出演が多かったレアだが、歴史作品への出演について「こういうコスチューム劇に出演してみたかったので気に入ってます。(革命による)王政の崩壊はフランス人にとってターニングポイントとなる出来事。それを演じられて面白かったです」と語る。監督は「率直に言うならば、レアに魅了されてこの作品へのオファーを出しました(笑)。彼女をご覧になればお分かりでしょ?」と語り、客席から温かい拍手が沸き起こった。『マリー・アントワネットに別れを告げて』は12月15日(土)より公開。第25回東京国際映画祭は10月28日(日)までTOHOシネマズ六本木ほかにて開催中。特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:ミッドナイト・イン・パリ 2012年5月26日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開Photo by Roger Arpajou -(C) 2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.マリー・アントワネットに別れをつげて 2012年12月15日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開© 2012 GMT PRODUCTIONS - LES FILMS DU LENDEMAIN - MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - EURO MEDIA FRANCE - INVEST IMAGE ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
2012年10月22日ジョニー・デップが、出版事業に挑戦するようだ。ジョニーは、大手出版社ハーパー・コリンズと提携して自身の映画プロダクション会社と同じ名前の「インフィニタム・ニヒル」を立ち上げるようで、「正当、率直で、明確なヴィジョンを届ける」ことをスローガンとしていると声明で発表している。「(インフィニタム・ニヒルは)読者にとって意味のある出版物をお届けすることに全力を尽くしていきます。ほかの出版社とは一味違うものをお届けできると思います」とその自信を覗かせている。同出版社がリリースを予定している書籍の中には、2015年に出版が予定されているボブ・ディランの人生とキャリアにおける真実を綴った「The Unraveled Tales of Bob Dylan 」(原題)なども含まれているようで、著者のダグラス・ブリンクリーは「私とジョニーはボブに関する著書がインフィニタム・ニヒルの初出版物として相応しいと感じました。ボブはとても穏やかな人柄で私たちに温かく接してくれました。私たちは少年の頃から彼の音楽には多大な影響を受けてきたんです」と同書の出版への抱負を語っている。そのほか、来年1月には米フォーク・シンガーの故ウディ・ガスリーが執筆した小説「House of Earth」(原題)の出版を控えている。ウディは1947年に同著作を書き終えているが、出版元が決まらずにこれまで未発表となっていた。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年10月22日映画監督・劇作家・脚本家として絶大な人気を集める、日本が誇る喜劇の名手・三谷幸喜が、昨年行った「三谷幸喜生誕50周年大感謝祭」の締めくくりとして発売した小説「清須会議」(幻冬舎刊)。その映画化にあたり、このほど役所広司や大泉洋ら豪華なキャスト陣の参加が発表された。三谷監督の第6作目となる『清須会議』は、自身初となる“時代劇”。天下統一を目前にしながら、明智光秀の謀反によって、本能寺で命を絶った織田信長。その信長亡き後、織田の継嗣問題と明智光秀の領地配分を議題に、日本史上において初めて会議の席上で歴史が動いたと言われる「清須会議」をテーマに、猛将・柴田勝家vs羽柴秀吉の頭脳戦を軸にそれぞれの思惑の中、絶妙に絡み合う人間模様を三谷監督ならではのコメディタッチで描き出す。今回、発表されたキャスト陣は三谷監督の意気込みが伝わる超豪華な面々。織田信長の筆頭宿老にして羽柴秀吉との織田家後継争いを繰り広げる実直な猛将、主人公・柴田勝家役には、『THE 有頂天ホテル』以来7年ぶりの三谷映画となる名優・役所広司。その敵役となる、巧みな人心掌握術で勝家に相対する羽柴秀吉役に三谷映画は初出演となる大泉洋が扮する。さらに、勝家&秀吉と共に清須会議に出席する織田四天王の策士・丹羽長秀役に小日向文世、会議の行方を左右する池田恒興役に佐藤浩市と日本映画界を支える主役級の俳優たちが集結。しかし、もちろんそれだに留まるはずもなく、信長の跡継ぎ候補になる次男・織田信雄役には妻夫木聡、三男・信孝役に坂東巳之助。信長の弟・三十郎信包役に伊勢谷友介、長男・信忠役に中村勘九郎という奇跡のようなキャスティングが実現した。一方の女優陣には、信長の妹・お市様役に鈴木京香、秀吉の妻・寧役に中谷美紀、信忠の妻で未亡人の松姫役に剛力彩芽と、もはや映画版“大河”(?)の様相だ。このほかにも、浅野忠信、松山ケンイチ、でんでん、寺島進、篠井英介、梶原善、染谷将太、近藤芳正、戸田恵子、瀬戸カトリーヌ。そして“忍びの者”役に天海祐希、また奇しくも同時代を生きていた『ステキな金縛り』の更科六兵衛を演じた西田敏行も登場し、劇中では濃密なドラマが展開すること必至だ!日本映画・ドラマ・演劇・歌舞伎界から結集した、まさに“鉄壁の布陣”で挑む本作だが、今回の撮影にあたり、スタジオセットでハリウッド顔負けのスタジオセットが話題となった『ザ・マジックアワー』を上回る大規模なセットを現在制作中だという。果たして、三谷監督の新境地はどんな笑いと感動を見せてくれるのか?期待して続報を待ちたい。『清須会議』の撮影は11月よりクランクイン、公開は2013年秋を予定している。■関連作品:清須会議 2013年秋より全国東宝系にて公開© 2013フジテレビ東宝
2012年10月22日キャメロン・ディアスと元恋人のジャスティン・ティンバーレイクが共演したことでも話題を呼んだ暴走婚活ラブコメディ『バッド・ティーチャー』。キャメロン扮するやる気ゼロのキュートなセクシー教師・エリザベスが、玉の輿に乗るためあの手この手で意中のカレを手に入れようとする姿を描いた本作のDVDリリースを記念して、シネマカフェでは「恋を手に入れるためなら手段を選ばない?」というテーマでアンケートを実施!果たして気になるみんなの恋愛事情は?アンケートの結果は、「いいえ」が75%と恋には奥手な女性が圧倒的に多いよう。しかし、そんな中「はい」と答えた人たちの中には驚きのエピソードをもつ女性も!まず、恋に積極的な女性たちの中で多かったのが、「絶対手に入れるために周りの人を全員味方につけて“フル装備”で立ち向かいます!」(26歳・女性)というような、カレの周りの友人や家族を味方につけてから、アプローチを仕掛けるという意見。「彼の妹とまず友達になり、いいお姉さんになる。紹介してもらい、計画通り彼女に上り詰めました(笑)」(27歳・女性)、「共通の友人に頼んでプロポーズしてくれるように仕向けたことがあります。その彼は現在、私の夫です」(37歳・女性)など、彼にとって身近な人物の信頼を勝ち取るのが恋愛成就の一番の近道かも?さらにエピソードは「“友情”をとるか、“愛情”をとるか」という究極の選択にまで発展!「親友と好きな人が被っても遠慮なくがっつく」(22歳・女性)、「友だちも同じ人を好きだと薄々気づいていたけど、知らん顔して彼をゲットしました♪」(33歳・女性)というかなり肉食系な意見が多く寄せられたのが印象的。さらには、男性を落とす“小技テク”として「相手の予定表を勝手に私で埋め尽くす!」(25歳・女性)、「貧血のふりして彼の家まで」(35歳・女性)、「会社を休んで出張についていく」(35歳・女性)、「女の武器を駆使して頑張る」(29歳・女性)、「本当は偶然でないのに偶然会ったふりをした」(29歳・女性)といったものまで。玉の輿に乗るための武器として豊胸手術にこだわるエリザベス。ホットパンツ姿でセクシーな洗車まで披露する大胆さを持ち合わせる彼女までとはいかないが、みなさん、独自の駆け引きやアピール術を持っているよう。ガールズ・パワー全開の『バッド・ティーチャー』でこの秋、さらなる“恋愛術”を取り入れてみては?『バッド・ティーチャー』[Blu-ray]価格:4,935円(税込)『バッド・ティーチャー』[DVD]価格:3,990円(税込)発売元/販売元:エイベックス・マーケティング公式サイト:© 2011Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.■関連作品:バッド・ティーチャー 2012年5月19日より渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開© Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.
2012年10月22日