cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (2011/2206)
昨年、日本で劇場公開され映画ファンの熱い支持を集めた『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督とライアン・ゴズリングが再タッグを組んだクライム・サスペンス『The Place Beyond The Pines』(原題)が2013年、日本公開されることが決定!これに先駆けて、カナダ・トロントにて現在開幕中のトロント国際映画祭にて、ライアンと共演者で恋人のエヴァ・メンデスが本作を引っさげ、揃って登場する。輝きを放つ恋愛期間から色褪せていく夫婦の関係を叙情的に描き、男女共に支持を集めた『ブルーバレンタイン』。徹底した役づくりでミシェル・ウィリアムズと共に、すれ違う夫婦の関係をリアルに演じきったライアン。その後、『ドライヴ』や『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』など、主演作が続くいま最も忙しい人気俳優の1人となった彼だが、再びシアンフランス監督とタッグを組む本作で演じるのは、バイクのスタントマン。元恋人のために銀行強盗を働き、刑事に追われる身となる彼だったが、元恋人の元には彼の子供がいて…。その元恋人を演じるのが、本作をきっかけにプライベートでもライアンの恋人となった『ワイルド・スピード』シリーズのエヴァ・メンデス。さらに、彼を追う刑事役に『ハング・オーバー』シリーズのセクシー男優、ブラッドリー・クーパーと、色気あふれる男女が揃い踏み。また、このたび9月7日(現地時間)にカナダのトロント国際映画祭にて、本作の世界初披露となるワールドプレミアを行うことが決定!当日は、シアンフランス監督にライアン、エヴァが揃って登場予定とのこと、恋人同士となった2人が公の場に揃うのはこれが初となるため、ツーショットが待ち望まれる。『The Place Beyond The Pines』は2013年、全国にて公開。第37回トロント国際映画祭は9月16日(現地時間)まで開催。■関連作品:The Place Beyond The Pines (原題) 2013年、全国にて公開© 2012 KIMMEL DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved
2012年09月06日2012年度「本屋大賞」第1位を獲得し、発行部数50万部を突破している三浦しをんのベストセラー小説を映画化した『舟を編む』。先日、オダギリジョーが“チャラ男”役として出演することが明らかとなった本作に、いま注目を集めている新進女優・黒木華が出演することが決定した。『川の底からこんにちは』、『ハラがコレなんで』など国内外から一目置かれる石井裕也監督、主演に松田龍平と宮﨑あおいを迎えて映画化される本作。23万にもおよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たち、そして馬締が下宿先の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやりとりを描き出す。野田秀樹率いるNODA MAPの番外公演「表に出ろいっ!」で、中村勘三郎と野田秀樹との3人芝居で見事ヒロイン役に抜擢され、芸能界へと足を踏み入れた黒木さん。その後、『東京オアシス』でスクリーンデビューを飾り、現在公開中の『おおかみこどもの雨と雪』の雪(少女期)役で声優に初挑戦、10月1日(月)より放送開始となるNHKの連続テレビ小説「純と愛」への出演、さらには『BUNGO~ささやかな欲望~』の公開を控えるなど話題作への出演が続く、いまノリに乗っている女優のひとりである。そんな彼女が今回演じるのは、松田龍平演じる馬締の部下として辞書の編集に携わる岸辺みどり。女性誌の編集部から異動となり、部下として配属されるやいなや馬締のつけた言葉の語釈に意見する少し気の強い女性で、若い世代の視点から現代に適応した語釈作りに一役買うこととなる。自身の役を「自分の仕事にプライドをもっている、まっすぐな女性」と分析する黒木さんは「徐々に辞書作りに真剣に向き合っていくみどりの変化を見ていただけたら嬉しいです」と見どころを明かす。一方、「岸辺みどりは物語の中で新しい時代の女性を代表する役なので、新鮮さをもつ女優さんに演じてほしいと思っていました」と話すプロデューサーの孫家邦さんは、「黒木さんが出演した舞台を見てどんな人の心にもすっと寄り添ってこれるような演技を拝見して、大きな可能性を感じました」とその演技力にかなりの期待を寄せているようだ。松田さん、宮﨑さん、オダギリさんに続いてのキャスト発表。人気・実力共に兼ね備えた俳優陣の中で、彼女がどんな輝きを放ってくれるのか期待したい。『舟を編む』は2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会BUNGO~ささやかな欲望~ 2012年9月29日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 「BUNGO ささやかな欲望」製作委員会舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会
2012年09月06日マイケル・ベイ監督が製作を手がける「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の映画化『Ninja Turtles』(原題)の脚本がオンライン上でリークされたことについて、ベイ監督は「ずっと前にシュレッダーにかけたもの」と切って捨てた。人気TVアニメシリーズをパラマウント・ピクチャーズとマイケルの映画制作会社「プラチナム・デューンズ」が共同で映画化する同作。その脚本が先日ネット上で流出し、話題になっていたが、ベイ監督は「その脚本は最終稿では全くない」と自身のウェブサイトで強く否定している。「リークされた『Ninja Turtles』の脚本についていくつかのサイトがコメントしてるようだけど、それは僕やプラチナム・デューンズの人間がこの企画に関わるかなり前に書かれたものだよ。だから流出してる脚本はずっと前にシュレッダーにかけたものなんだ。飽き飽きするような古めかしいニュースってことだね。映画自体を待っててよ」。さらに「このバカバカしい騒動について論理的に説明させてほしいんだ…。僕らは確かに2年前に『タートルズ』の企画にサインしたけど、ちゃんとした契約は特になかったんだ。契約自体は昨年の終わり頃に完了したんだ。そうやって契約が長引くこともたまにはあるんだよ。だから脚本はその間出来てなかった。責めるならパラマウントを責めてくれ。初稿は僕らが手がけたわけじゃないんだからね」と続けている。ベイ監督のプロデュースの下、『タイタンの逆襲』のジョナサン・リーベスマンがメガホンを取る本作は、2年後の2014年に公開予定。
2012年09月05日今年のカンヌ映画祭でお披露目されたジャッキー・チェン監督・主演のアクション超大作『12 Chinese Zodiac heads』(原題)でジャッキーと初共演を果たし、活動の拠点を韓国のみならずアジア、そして世界へと広げているクォン・サンウ。韓流ブームを牽引してきた彼が世界進出第1弾として選んだ作品『7日間の恋人』の日本公開がこのたび決定し、ポスター・ビジュアルが公開となった。お金も実力もある若きイケメン社長が、口論が原因で行方をくらました婚約者にそっくりの花屋の娘を、ひょんなことから7日間だけ婚約者の代役に仕立て上げるというシンデレラ・ストーリー。『フルムーン・イン・ニューヨーク』(’89)、『藍宇(ランユー) 情熱の嵐』(’01)のスタンリー・クワン監督がメガホンを握り、異なる3組のカップルの恋愛を絡めながら主人公の“運命の恋”を描いていく。シンデレラ・ストーリーを代表する名作『マイ・フェア・レディ』や『プリティ・ウーマン』を彷彿とさせる本作で、クォン・サンウはひとりの女性を華麗なレディへとプロデュースする白馬の王子様的キャラクターを演じる。悲恋ものから純愛ものまでこなし“涙の帝王”との異名を取る彼にとっては『青春漫画~僕らの恋愛シナリオ~』以来、実に6年ぶりのラブコメ作品となる。サンウ演じる社長・クォンが揺れる2人の女性を演じるのは、チェン・カイコー監督の『PROMISE プロミス』(’05)で絶世の美女を演じた香港女優のセシリア・チャン。劇中では傲慢で冷たい美人令嬢・パリスと、彼女の代役を務める陽気で清純な花屋の娘・サムという1人2役に挑戦している。さらに、中国の人気若手女優のジン・チェン、ドラマ「桃花タイフーン!!」のディン・チュンチェン、台湾の人気歌手アンジェラ・チャン、中国出身のアイドル、ジン・ボーランらアジアの人気スターたちが集結!今回公開となったポスター・ビジュアルには、婚約者の代役の「条件」「期間」「報酬」が記されているが、社交ダンスはおろか、ハイヒールすら上手く履きこなせない素朴な花屋の娘を、クォンはどう“レディ”へと変身させるのか?そして偽りから始まる恋のゆくえは?クォン・サンウ初の海外進出作品とあって、今後とも大きな注目を集めそうだ。『7日間の恋人』は2012年12月、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。■関連作品:7日間の恋人 2012年12月、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
2012年09月05日『夢売るふたり』は、とにかく考えたくなる映画だ。火事ですべてを失った小料理屋の夫婦が、もう一度自分たちの店を持ちたいと願い、その夢の実現のために結婚詐欺に手を染める。板前の貫也は妻の里子が目をつけた標的――東京の片隅で孤独を抱えた女性たち――の懐に入り込み、金を引き出して行く。『ゆれる』、『ディア・ドクター』の西川美和監督が今回もオリジナル脚本を手がけ、松たか子と阿部サダヲを初共演に迎えた本作は、夢とお金と愛に翻弄される人々の姿を通して、男について、女について、自分自身についても考えたくなる作品だ。「夢を諦めるところも含めて、好きなんです」(西川監督)結婚願望の強いOLにスポーツ選手、風俗嬢、シングルマザー、と様々な女性が登場する。彼女たちの王子さまが貫也なわけだが、演じる阿部さん自身は同性として、「貫也はダメな男だなぁ…って思いました」と言う。「途中で自分の夢を諦めちゃってるんです。それで他人の夢、例えばウエイトリフティング選手のひとみちゃんの夢に乗っかっちゃって。それはだめでしょう、男として。そういうところは、自分とはちょっと違うなと思ったんですよね」。夢を諦めるのは、やはり駄目なことかと尋ねると「諦めなきゃいけないこともあるんでしょうけど。僕もプロ野球の選手になりたかった夢を諦めて、いま俳優やってるんですけどね(笑)」と答える。「ただ僕は、向いていないと気づいて、プロの選手にはなれないなと思ってやめたので。貫也はなんとなくやめてるから。そこはちょっとな、と思う」。西川監督は「だめなところなのかな…」と考え込みながら、「自分が男だったら、厳しく見ちゃうかもしれませんね。でも、なんとなく、しょうがないのかなとも思っちゃうな」。貫也という男は面白い。店が焼失し、失意のどん底にいた彼は、成り行きで一夜を共にした店の常連客に里子がいかに立派な妻か、熱心に語る。そして、大金をもらって喜び勇んで帰っていく。無邪気というか、天真爛漫というか。「走っちゃってるんだもんな…」と阿部さんは笑いながら呟く。「脚本にはなかったんですけど、監督が『松さんを抱きしめて、歌ってくれ』と言ったんですよ。オペラっぽくやってくれって。どんな男だ!?と思いました(笑)」。西川監督はにっこり笑って「そうお願いしました。見て下さいね。オペラ声で歌ってくださってますから」と答える。そのオペラの直後、物語は一気に加速する。滑稽さをまといながら、人の心の奥底まで深く深く分け入って、そこに隠されているものを白日のもとに曝してしまう。それが西川作品の特色だ。何気ない風で、人が一番触られたくない部分を鋭く突く。貫也のみならず、ラーメン屋店主や風俗嬢のDV夫、探偵など、登場する男たちも、騙す里子も騙される女たちも、誰もが少しずるいし、ばかでもある。「でも、ばかだけど、そこがいい。だから、夢を諦めるところも含めて、好きなんです。私は貫也っていうキャラクターが好きなんで、ついつい脚本を書いてても、貫也の話ばっかり膨らんでいくんですよね。だから、里子が物語の軸なんだって、振り戻すのにすごく苦労するぐらい。貫也は結婚詐欺をするのに外を歩くので、面白いんですよね」。貫也は女性から見た、理想の男性像?外に出て、いろいろな女性と対面しながら、貫也は変化していく。もう一度夫婦で店を始めたいという夢がブレない里子とは差が出てくる。「結構別人みたいになりますよね。監督からも別人でいいって言われました(笑)」(阿部さん)。西川監督は「貫也のいいところは、生き生きしてるんですよ、いつも」と言う。「もう、目の前にしたものが好きになり、それに心底没頭する」。確かに、どの女性といるときも貫也は楽しそうだ。家で夫を待つ里子が内に暗いものを抱えているのは明白だが、貫也にはどす黒いところはない。それとも見せていないだけ?「僕は、ない気がしますけどね。初めて会った子供とチャンバラやるっていう男は、どす黒くないでしょう」と阿部さん。西川監督は「ある意味、貫也は理想ですから、女の人から見た」と言う。「本当は男の人だっていろいろあると思いますけど、その暗い面、見たくない面は押さえて、だめだけど、人間の明るい面を寄せ集めた、かわいいキャラクターに書いたつもりです」。阿部さんは西川監督の男性の描き方について「面白がってるんだろうなって思いますね」と言う。「面白い男が多いなと思って。いろいろタイプが違う人がいっぱい出てきますけど、見方によっては笑えるっていうか、男の滑稽さが出てる。女性にしかできないような描き方だと思います。男が描くと、多分、貫也はもうちょっとかっこつけちゃったりするのかもしれない。もしくは、笑いに逃がしたりとか。西川さんの脚本はそれがないんです」。話を聞いていて頭に浮かんだのは、物語後半、すれ違い始めた夫婦が口論するシーンだ。里子に言われるまま動いてきた貫也が、彼女をやり込める。相手に逃げ場を与えない追いつめ方は、女性的にも思える。「そうですね、ああいう言い合いのシーンって、やっぱりね、男の人は描かなそうですよね」と阿部さん。「なるほどね。でも、私の周りの男の人は結構口が立つんだけどな」と言いながら、西川監督は阿部さんに「どうするんだろう、男の人。黙っちゃう?」と質問。阿部さんは「黙っちゃう。『逃げてくでしょう? 出かけちゃうでしょう?待ちなさいよ』って言われちゃう」と返答。監督は「煮物を容器に詰めて出ちゃう」と劇中の1シーンを引き合いに出して笑う。「自分じゃ知らない表情が映し出されていた」(阿部さん)阿部さんは「完成した映画には自分自身じゃ知らない表情が映し出されていました」と言う。「うれしいですよ。引き出してくれた監督に感謝しなきゃいけないですね」。自分でも未知の領域に連れていってくれる。俳優はそんな期待をもって監督との仕事に臨むのかもしれない。だが、監督本人は「いやいや、全然。そういうことのできるタイプの演出家じゃないです」と謙遜する。「松さんと阿部さんは、現場での有りさまが、私から見れば、すごく近い。2人とも歩調がちょっと似てるんです。だから、とてもバランスのいい現場でした」。みっちり話し合いを重ねて撮るようなこともない。「あんまり喋らないですよね(笑)。ちょっと解釈がずれてると思えば、言わせてもらうけど、ほとんどもうできてるんですよ。だから、目線の位置を決めるとか、その程度です」。「リハーサルをやってみて、あ、こいつ分かってないなって思うと来てくれるんです」と言う阿部さんの言葉に困ったような笑顔になる西川監督。「でも、阿部さんも松さんも、私の想定とは違う芝居のときが、いいことが多いんです。まあ、ほとんどずれないんですけど、基本は。でも、あ、元々の狙いよりも2人の出してきてくれたもののほうがいいって思うことがあった。だから、何にも言わないことが多かったですね」。「何も監督が言わないと、『もう諦められたのかな』って松さんと話してました」(阿部さん)「(笑)そんなことない。逆にこっちはなんにも言うことがなくて、申し訳ない、不甲斐ないって思うことが多かったですね。『まあ、この程度だな、この演出家も』って思われてるんだろうなって」(西川監督)お互いにそんなことを思いながらの撮影現場。互いへの愛情と尊敬、畏れと自意識の闘い合いは、『夢売るふたり』の世界観と重なるように思えて、何かストンと腹に落ちた。(text:Yuki Tominaga)Hairmake:Eisuke Arakawa/Stylist:Chiyo■関連作品:夢売るふたり 2012年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「夢売るふたり」製作委員会
2012年09月05日世界的な人気を誇る「シルク・ドゥ・ソレイユ」のパフォーマンスを3Dで映画化した『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』のオフィシャルナビゲーターに上戸彩が就任!9月5日(水)に就任会見が都内劇場で行われた。人間の身体能力の限界に迫るパフォーマンスで多くの観客を魅了してきた「シルク・ドゥ・ソレイユ」。今回の映画版では『アバター』のジェームズ・キャメロンを製作に、そして『シュレック』、『ナルニア国物語』のアンドリュー・アダムソンを監督に迎え、ドキュメンタリーではなく、映画オリジナルとなるの物語が展開。未知の世界に迷い込んだひとりの女性の愛の物語が紡ぎ出される。上戸さんは実は、今回の映画化以前に生の舞台で「シルク・ドゥ・ソレイユ」を何度も見たことがあり、実際にバックステージを訪ねたこともあるそう。「舞台裏にお邪魔させていただいて、みなさんがトレーニングしている姿や舞台の仕掛けを見たりしました。ハシゴやジャグリングは実際にやらせていただいたりもしました」と明かす。そんな「シルク」を知り尽くした上戸さんだが、今回の映画について「興奮しました!私のように生の舞台を見たことがある人も、見たことがない人も興奮しっぱなしの映画です」と感想を語る。ずばりその魅力を尋ねると「全てです!」とニッコリ。「衣裳も一つ一つの演目にぴったりだし、みなさん、体が綺麗なので何を着ても似合うんですよ。音楽もオシャレで、アンティークな世界というか、おしゃれなカフェに遊びに来ちゃったような感覚になります」と細部にわたる魅力を語る。ジェームズ・キャメロンにアンドリュー・アダムソンというビッグネームのタッグが実現したが、上戸さんは「私なんか映画に出てないのに、ジェームズ監督と一緒に仕事をしたような気分になってますから(笑)」とおどけつつ、単に舞台をカメラで捉えたドキュメンタリーではなく、ラブストーリーとなっている点について「主人公の女性の目線で物語が進んでいくので見やすかったです。ロマンティックで女性なら誰もが憧れるストーリー。客席からは見られない角度でも撮っているのでスクリーンで観るからこその意味のある映画だと思います」と映画ならではの見どころを熱く語ってくれた。なお、本作は10月の第25回東京国際映画祭のオープニング作品として上映されることも決定!ジェームズ・キャメロンを始め、パフォーマーたちも来日する予定だという。上戸さんは「日本でみなさんと感動を味わえるのはナビゲーターとしては嬉しいです」と語り「グリーンカーペットでシルク・ドゥ・ソレイユのみなさんがショーを見せてくださるというので早く見てみたいです!」とナビゲーターというよりもひとりのファンとして目を輝かせていた。『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』は11月9日(金)より全国にて公開。■関連作品:シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
2012年09月05日今年5月に第1子を出産した麻生久美子が出産後、初めて公の場に登場。9月5日(水)に都内で開催された映画『グッモーエビアン!』の完成披露試写会の舞台挨拶に共演の大泉洋、三吉彩花、山本透監督と共に登壇し元気な姿を見せた。映画は吉川トリコの同名小説が原作。元パンクロッカーの母・アキとしっかり者の中学生のハツキの母娘2人暮らしのアパートにアキのかつての同棲相手でバンド仲間のヤグが転がり込んでくる。気ままな大人2人にイラつくハツキだったが、自らの進路について決断したのをきっかけに彼らの真意や過去を知ることになり…。大きな拍手で迎えられた麻生さんは「撮影中はご迷惑をおかけしまして…(苦笑)」と恐縮気味。本作では17歳の若さで娘を産み育ててきた未婚の母を演じているが、「母親役は以前にも一度、経験はありますがお腹の中に赤ちゃんがいて、これまでとは違う思いで撮影に臨みました。妊娠中に撮影したのはこの作品だけなので格別の思いがあります」と感慨深げに語った。元パンクロッカーということでギターを演奏するシーンもあるが「苦労しました…」とふり返り、「体調が悪いときもあり『もっと上手にできたんじゃないか?』という後悔もあります」とも。それでも映画の中で描かれる“家族”については「普通の家庭とは違う、ちょっと変わった家族像だけど、いろんな形があっていいと思えます。自分の家族、周りの人たちに『いてくれてありがとう』という感謝の気持ちが改めて芽生えました」と語り、作品と自身の生活が相互に影響を与えたことを明かした。一方、大泉さんは「ロックの血が流れていないので、ムード歌謡の歌手に変更してほしかった」と苦笑。「歌うシーンでは(衣裳の)チェーンや金具が足にあたって青あざができました。黙って静かに歌ってればいいのに!」と不満を露わにし笑いを誘っていた。だが脚本の完成から撮影まで数年を要し、ついに完成に至った本作への思い入れは誰よりも強いようで「台本が面白くて、どうしても演じたかった役なので、時間がかかっても実現して良かった。自然と涙こぼれる作品です」と自信をのぞかせた。麻生さんは共演陣に気を遣わせまいと、妊娠中であることを告げずに撮影に臨んでおり、大泉さんはクランクアップ後に麻生さんの妊娠を知ったそう。麻生さんの撮影現場での“体調不良”について、大泉さんは「内心、どんな体調管理してるんだ?病弱なのかな?と思ってました。鈍感ですみません!」と自らの不明を恥じていた。監督はそんな撮影の日々をふり返りつつ「苦労はなかったです」とニッコリ。「逆にクランクアップが近づくと、どんどん家族になっていく3人の姿を『もっと撮影したい』という思いに駆られました」と3人が醸し出す空気感を絶賛した。『グッモーエビアン!』は12月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年09月05日昨年、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』で女優デビューを果たしたモデルのロージー・ハンティントン=ホワイトリーが、初めて手がけたランジェリー・コレクション「ロージー・フォー・オートグラフ」が史上最速の売り上げを達成しているようだ。ロージーが英国のプライベートブランド「マークス&スペンサー」向けにデザインした同下着ラインのいくつかの商品は、発売初日に売り切れ寸前になったと同社のランジェリー・デザイン部門長スージー・ジェンキンソン氏は語っている。「店頭とオンラインでの発売開始以来、ロージー・フォー・オートグラフがみなさまから受けている爆発的な人気に弊社としても大変喜んでおります。10月に弊社から発売される次のコレクションにも期待して頂ければと思います」と喜びのコメントを寄せている。そんな大人気の下着ラインを手掛けたロージーは最近、同コレクションでのデザイナー業をとても楽しんだようで、「一つの商品にかける作業量とリサーチの量は信じられないほどあるのよ!初めての私にとっては、ただただ驚きの連続だったわ。下着に使う生地の見本のデザインに深く関われてとても楽しかったし、マークス&スペンサーの社員もみんな素晴らしかったわ。商品開発では一緒にとても良い時間を過ごせたわ」と語っている。■関連作品:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3
2012年09月05日人を騙す生き物と言えば、昔からキツネとタヌキが有名ですが、彼らよりもよほど始末に負えない動物がいます。それはもちろん、人間。残酷なほど狡猾に、人の心を弄ぶ…。その極悪非道ぶりといったら、昔ばなしに登場するキツネやタヌキの比ではありません。手を変え品を変え、お年寄りを騙す振り込め詐欺、訪問販売詐欺なんて、ニュースでやり口を知るたびに、胸がムカムカ。人は、ここまで下品になれるものかと驚きすら生まれます。人間の想像力は素晴らしいものなのに、こんな風に悪用するなんて…と。ただ、映画や小説などで意外な結末に驚愕させられる、そんな“騙し”は「ああ、やられた!」と爽快感すら覚えます。想像力を駆使し、人を騙す――。テクニックは同じでも、人の心を傷つける詐欺とは大違いです。意外な結末へと導かれていく『夢売るふたり』も、一種の楽しい詐欺に会うようなものかもしれません。というか、主人公たちは夫婦で詐欺師。映画を観れば、実際に詐欺に出会っちゃうわけですが。それにしても、詐欺の話なのに、“夢を売る”とはけしからんと思う方もいるかもしれませんが、映画を観るとなぜか納得できるはず。あらすじはこんな感じです。東京の片隅で、小さいながらも評判の日本料理店を営んでいる、貫也と里子。やっとの思いで開いた小料理屋でしたが、ある日、火事ですべてを失ってしまいます。落胆した夫を気丈に支える妻でしたが、完全にふてくされてしまった夫が妻に要らぬ言いがかりばかりつけるので2人の仲はぎくしゃく。そんな折、貫也はかつて店の常連だった女性に偶然再会し、彼女が不倫の末に失恋をしたことを知ります。そして、傷心の彼女を慰めるうちに一晩を共に過ごすことになり、なぜか彼女が得た手切れ金をそっくりそのままもらうことに。翌日、大金を持ち帰った夫から事情を聞き出し、怒りを覚える妻でしたが、そのとき、彼女にはあるアイディアがひらめくのです。それは、再び店を持ちたいという夫婦の夢を再び叶えるために、夫婦で結婚詐欺を働くこと。そして、里子が都会に暮らす寂しい女性を見つけては、貫也が懐に入り込み、お金を巧みに巻き上げるという段取りで、着々と資金を集めていくのです。ところが、嘘の繰り返しは、思わぬ事態を生み出して…。夫婦で詐欺なんて、とんでもない悪者たちのようにも聞こえますが、彼らはある時期までは正直に生きていた普通の人々。とある不幸をきっかけに、それまで眠っていた潜在的な悪意が心の中心を占めてしまうのです。ただ、物語が上手く流れているせいか、元々極悪人ではないせいか、見ていても、2人にひどい嫌悪感は覚えません。むしろ滑稽で面白く感じるのです。人を騙すと言う卑劣な行為の中にも、詐欺師たちの人間臭さが見事に描写されているのもその原因。阿部サダヲ演じる夫は、騙す相手にもどこか愛情のようなものを寄せてしまうほどに優しい人情派。一方、たちが悪いのは松たか子演じる妻の方です。相手選びなどを率先して行うほど自分主導で詐欺をしているにもかかわらず、夫が女に優しくしているのを、冷ややかな目で見ています。夫がターゲットに優しくするのは当然ですが、その優しさには詐欺を成功させようという計算高さからくるもの以外に、彼自身の人間性から来る優しさが大いに混ざっていることを、妻は敏感に感じ取っているのです。そこで、夫が騙す女たちを、とことん意地悪な目線で見つめ続ける妻。やがて夫も、健気で明るいばかりだと思っていた妻の邪気に気づき始めるのです。夫婦は、詐欺をすることでしか見えてこなかった相手の一面、互いに知らなかった自分たちの本質にまで気づいていきます。詐欺はとことん計画的だったはずなのに、計算しきれなかったのは、自分たちの心の動きや心情の変化。それに戸惑い、それを受け入れられなくなっていく2人。本作は、「騙す」ということが、騙される側だけでなく、いかに騙す側にもリスキーであることかを、見事な語り口で描いていくのです。他人を思い通りに動かせたとしても、自分の心が思い通りに動かせない。人間はますます不思議な生き物です。ここまで描ききれるところが、西川美和監督の凄いところ。さらには、女が持つ意地悪な視点を包み隠さず描けるところもさすがです。個人的には、これが最高レベルでできるのは映画監督ならフランソワ・オゾン、作家なら桐野夏生くらいだと思っていたのですが、この方もなかなか。あの上品な松たか子から、何とも意地悪な女性の性を引き出すあたりにも、恐れを知らぬ作家性が見えてきます。そしてもちろん、それに応えた松たか子の女優魂もあっぱれ。実は、裸になったり、派手な濡れ場を演じたりするよりも、よほどこういう演技の方が、女優にとって勇気がいるのではないかと同性ながらに思うのですが、いかがでしょう。とんでもないどんでん返しが待っているわけではありません。でも、心は翻弄され続け、物語に引き込まれ続ける『夢売るふたり』。そこが劇場であることを忘れ、嘘の世界に浸ることのできる137分です。騙されたと思って、ぜひ。(text:June Makiguchi)■関連作品:夢売るふたり 2012年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「夢売るふたり」製作委員会
2012年09月05日俳優のマイケル・クラーク・ダンカンが先日、54歳の若さでこの世を去った。マイケルは7月に心臓発作を起こし入院していたが、9月3日(現地時間)にロサンゼルスの病院で急逝した。婚約者のオマロサ・マニゴールさんは、心臓発作の入院以降、マイケルの病床で付き添っていたという。マイケルは『グリーンマイル』(’00年)で不思議な力を持つ死刑囚ジョン・コフィー役を演じたアカデミー賞助演男優賞にノミネートされただけではなく、『アルマゲドン』、『隣のヒットマン』、『シン・シティ』、『グリーン・ランタン』など数多くのヒット作に出演。マイケルの広報担当ジョイ・フィリー氏は、オマロサさんの言葉として声明を発表している。「オマロサはみなさんの祈りに感謝すると共に、プライバシーの遵守をお願いしています。公私共にマイケルの人生の成功を祝福することを後ほど公表したいと思います」。身長196cm、体重145kgという巨体のマイケルは、ハリウッドで俳優として成功する以前は、ウィル・スミスやマーティン・ローレンス、ジェイミー・フォックス、LL・クール・J、ノトーリアス・B.I.G.らスターのボディーガードに付いていた経歴がある。今回のマイケルの突然の死を受けて多くのスターが追悼の意を示しており、中でも『グリーンマイル』で共演したトム・ハンクスは「ビッグ・マイクの突然の死にとても悲しい思いです。彼は『グリーンマイル』の撮影セットで見出された宝物のような存在でした。奇跡のような存在です。多くの人から愛される存在で、彼の死に我々は茫然自失となっています」とマイケルの死を悼んだ。■関連作品:クラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年09月05日アメリカの「Vanity Fair」誌10月号に、トム・クルーズが信仰する「ザ・チャーチ・オブ・サイエントロジー」が8年前、ニコール・キッドマンと離婚したトムの新しい結婚相手を探すために女性信者にオーディションをしていたとする記事が掲載されたが、元サイエントロジー信者でアカデミー賞作品賞受賞作『クラッシュ』のポール・ハギス監督がオーディションが行われた事実を認めた。記事には、サイエントロジーがトレーニング映像出演のオーディションという名目で女性信者を集め、そこからイラン出身でロンドン育ちの女優、ナザニン・ボニアディが選ばれたとある。現在32歳のボニアディは2004年10月中は連日面接され、1か月後にニューヨーク市でトムと対面したという。2人は翌2005年1月まで交際し、トムの家で同居もしたが、結局ウマが合わず、最終的にはフロリダ州にあるサイエントロジーの施設に強制的に移された。彼女はトムとの件は他言無用と言われたが、親友に打ち明けたことがバレると、歯ブラシでのトイレ掃除やサイエントロジー関連書籍の路上販売といった懲罰を受けたという。ハギス監督はゴシップサイト「Showbiz411」に送った電子メールで、3年前に知り合ったボニアディから一部始終を聞いたことを明かした。「私はサイエントロジー脱退前に、個人的に反サイエントロジー活動のリサーチをしていて、その過程で彼女と知り合いました。彼女はこの件が明らかになることをとても嫌がっていたので、私はいままで沈黙を守ってきました。しかし、チャーチで高い地位にいる幹部たちが一信者を利用することを正当化し、無感覚に彼女を罰し、全てが終わった後に彼女を黙らせたことに心が痛みました」と綴った。ボニアディは2年前にサイエントロジーを脱退し、現在は女優として、また人権運動家としても活動している。サイエントロジー側は「Vanity Fair」誌の取材に、オーディションが行われた事実はないと回答している。この件についてトム自身はコメントを発表していないが、代理人は「いかなる形をとろうとも、嘘は嘘のままです。雑誌を売るためなのです」と声明を出した。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年09月05日現在開幕中の第69回ベネチア国際映画祭で日本から唯一のコンペティション部門正式出品を果たした『アウトレイジ ビヨンド』を引っさげ、北野武監督が単身現地入り!9月3日(現地時間)の記者会見、さらに夕方に行われたレッドカーペット・イベントに出席し、海外ファンたちからの歓声に応えた。前作『アウトレイジ』で描かれた、関東最大の暴力団組織・山王会の抗争から5年後。一度は決着がついたはずだったが、ヤクザ壊滅を図る警察が動き始め、“死んだはずの男”大友(ビートたけし)は利用される羽目に。騙し合いと裏切りの火種がまたもやくすぶり始め、関東勢VS関西勢(花菱会)の巨大な抗争へと発展していく――。世界各国の報道陣が集まった記者会見では、やはり震災後に撮られた作品とあってその影響についての質問が飛び交ったが、「震災でたしかに映画の撮影は一年延びた。震災後の一年間は、逆に自分は怒りを感じている部分があった。世の中、絆とか愛とか表面的なものばかりでイライラした。こういうときこそヤクザ映画を撮ってやろうとやる気が起きた」と相変わらずの毒の効いたコメントで返した北野監督。さらに、本作は“観客”のために作ったものだとも明かし、「暴力描写を褒めてくれるマニアックな人々がいるのは嬉しいことだけれども、今回の映画はエンターテインメントだと割りきって自分なりのエンターテインメント性を追求した。そうすると、自分にとっては、家庭、女、女房、子供とかは排除する結果になり、馬鹿な男の話になった。その方が楽しんでもらえるかなと思った。けれども、いつでもお客さんの入らない映画を作る準備もしているよ(笑)」と冗談を交えるなど、衰えぬ“世界のキタノ”のインパクトを与える会見となった。さらに、夕方から行われたレッドカーペットでは、会場に「北野武映画の神様」と漢字で書いた横断幕をもつ熱狂的なファンの姿(写真上)も見られ、会見とは打って変わって北野監督は和やかな様子でファンから求められる握手やサインに応じていた。また、その後には本作の上映も行われ、「ブラボー!」という称賛の声と共に満席の会場では総立ちの観客から拍手喝采が贈られた。『アウトレイジビヨンド』は10月6日(土)より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開。第69回ヴェネチア国際映画祭は9月8日(現地時間)までイタリア・ベネチアにて開催。授賞式は同日最終日に行われる。(photo:KAZUKO WAKAYAMA)■関連作品:アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会
2012年09月04日3年前、惜しまれながらこの世を去った歌手のマイケル・ジャクソンが、死の直前に「かなりの情緒不安定」になっていたことが明らかとなった。今回、「Los Angeles Times」紙が入手した複数のEメールによれば、マイケルが死の直前に準備していたコンサート「THIS IS IT」のリハーサルなどを運営していたツアープロモーターのAEG社のティム・レイウェケ社長とランディ ・フィリップスの両者は、ツアーの数週間前にマイケルの精神状態が不安定になっていたのを危惧して話し合いを重ねていたようだ。2009年に行ったコンサートの記者会見の前に、フィリップス氏はあるEメールで「マイケルは自分の部屋に閉じこもり、酔っ払って意気消沈してるんだ…。何とか僕が彼をしらふに戻そうとしてるんだけど」と綴り、さらにマイケルのことを「マスコミの前に立つのが死ぬほど怖く、マネージャーに服を着せてもらわなければならないほど感情的に麻痺してしまい、かなりの情緒不安定な状態」と表現している。その後、マイケルは麻酔薬・プロポフォールの過剰摂取でツアーが始まる前に命を落とした。今回公表された複数のEメールは、AEG社と同ツアーを請け負っていた保険会社との裁判で提出された資料の一部であり、同保険会社はAEG社が主張している保険金1,750万ドル(約13億7,000万円)の無効を訴えている。
2012年09月04日あの人気海外ドラマ「24 TWENTY FOUR」に続く主演作となる「TOUCH/タッチ」を携えて来日中のキーファー・サザーランドが9月4日(火)、東京・渋谷のTOHOシネマズ 渋谷で行われた本作のプレミア上映会の舞台挨拶に登壇。日本のファンへの熱い思いを明かした。アメリカ同時多発テロで妻を失い、シングルファザーとして暮らすマーティンだが、一人息子のジェイクが無言症で父親の自分とすらコミュニケーションを取れないことに思い悩む。だがある日、ジェイクが落書きのように綴っていた無数の数字が持つ意味に気づき始め…。アメリカ人の父と息子の物語を中心に据えつつも、世界中が舞台となっているのが本作の大きな見どころ。この日の上映が行われた渋谷は第1話で登場する。スクランブル交差点が映し出され、大型ビジョンの映像が演出上で大きな意味を持つとか。キーファーは日本のファンを前に「来日は3度目だけど、日本のファンのみなさんはいつも温かいです」と笑顔で劇場を満員にした約240名ものファンの歓声に応えた。実はキーファーの日本への強い思いは「24」以来のもの。「実は全米では『24』は人気が定着するまでに少し時間がかかったんだけど、日本のみなさんは早くからずっとサポートしてくれた。おかげでシリーズの継続が決定したというのもあったんです。だからいま僕がこうして俳優としてここにいられるのは、日本のみなさんの応援のおかげなんです」と感謝の思いを語った。「24」という大ヒット作品に続く主演ドラマとなる本作だが、「父と息子の姿を描いた物語だからこそ、本作への出演を決めました。この話に登場する息子は無言症で話も、他人に触られることも拒否するという状況です。僕も2人の子の父として、もしも自分が同じ状況だったら?と考えて心が砕けるような思いに駆られました。必死でコミュニケーションを取ろうとする彼の姿に共感してもらえたら嬉しいです」と作品に込めた熱い思いを語った。この日は「24」シリーズ、そしてキーファーの大ファンである俳優の勝村政信が来場し、キーファーに花束をプレゼント。勝村さんは「人生で一番の当たり役と言える『24』の次の役を選ぶのは本当に難しいことだと思う。それなのに、これこそが本当の当たり役なのでは?と思えるような素晴らしい演技を見せていてビックリです。僕が芝居を始めた頃、キーファーさんはすでにスターで『どうしてハリウッドの俳優はこんな演技ができるんだ?』と思って、そこに追いつけという気持ちでやってました。さらにこの年でこんな素晴らしい演技を見せられたらお手上げです」とキーファーへの思いを語った。ちなみに勝村さんは49歳で、キーファーは45歳。勝村さんの方が年上だと知らされたキーファーは「本当!?あり得ないな(笑)」と驚愕。勝村さんからシーズン2の魅力を尋ねられると「シーズン1が父と子の物語に焦点が当てられていましたが、シーズン2では息子の持つ“力”を巡って父が息子を守る姿が描かれます。アクションもありますよ」と思わせぶりに微笑んでいた。なお本作の放送開始を前に9月22日(土・祝)勝村さんがナビゲーターを務める「キーファー・サザーランド主演最新ドラマ『TOUCH/タッチ』SP ~数字をめぐるミステリー~」がWOWOWプライムにて放送。海外ドラマ「TOUCH/タッチ」はWOWOWプライムにて10月5日(金)より放送。(※第1話は無料放送)「TOUCH/タッチ」公式サイト■関連作品:TOUCH/タッチ [海外TVドラマ]© 2012 Fox and its related entities. All rights reserved.24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]
2012年09月04日誕生から40年過ぎてなお、世代を超えて人々に愛され続ける山田洋次監督の人情喜劇シリーズ『男はつらいよ』。昨年、女性ファッション誌「DOMANI」で特集が組まれ、20代・30代のOLを中心とした市民講座「丸の内朝大学」でも講義が開かれるなど、若い世代の女性からも高い注目を集めている本作が、このほど原宿で定期的に開催されている新スタイルの上映イベント「原宿シネマ」とコラボレーションを果たすこととなった。「原宿シネマ」とは、多様なフィールドで活躍する人々をゲスト館長として招き、彼らが選ぶ“人生の一本”を観客たちと共有し、トークショーなどを行う新しいスタイルの映画上映イベント。2011年5月よりスタートし、これまでキャンドルアーティストのCandle JUNEやスタイリストの伊賀大介など、個性あふれるゲストが館長として参加してきた。そんな中、今回新たなコラボ企画としてスタートするのが「原宿シネマ×男はつらいよ」。名優・渥美清扮する寅さんと旅先で出会った“マドンナ”の淡い恋模様を日本各地の美しい風景と共に描いた人気シリーズであり、40作を超える世界最長映画シリーズとしてギネス記録にも登録される、言わずと知れた名作である『男はつらいよ』と、若者たちが集う街・原宿の異色のコラボレーションとなる。この新たな企画のゲスト館長に就任したのは濱田岳、みうらじゅん、名越康文の3名。俳優、イラストレーター、精神科医と全く異なるジャンルで活躍し、共に“寅さん”に深い想いを寄せる面々と共に、3回にわたり『男はつらいよ』の魅力を紐解いていく。また今回、公開されたこちらのポスターは赤・青・黄で構成されたシンプルなもの。デカデカと「原宿で 寅さん」という文字が踊る。若者たちの文化発信基地・原宿で昭和の人情ドラマを代表する寅さんがどのように受け止められるのか気になるところだが、『男はつらいよ』や寅さんの名前は知っていても、実際に作品を観たことのない方はぜひ、ゲスト館長たちと共に「原宿で 寅さん」してみてはいかが?「原宿シネマ×男はつらいよ」は9月30日(日)、10月28日(日)、11月10日(土)の3回にわたり、原宿・VACANTにて開催。「原宿シネマ×男はつらいよ」イベント詳細◆日時:9月30日(日)ゲスト館長:濱田岳上映作品:『男はつらいよ 奮闘記』(第7作)◆日時:10月28日(日)ゲスト館長:みうらじゅん上映作品:『男はつらいよ 寅次郎わが道をいく』(第21作)◆11月10日(土)ゲスト館長:名越康文上映作品:詳細近日発表場所:VACANT(東京・原宿)入場料金:一般1,800円/学生1,500円/原宿割1,500円※学生料金の方は、受付にて学生証をご提示ください。※原宿割:原宿在住もしくは勤務されている事が分かるものをご持参ください。公式サイト:■関連作品:永遠の0(ゼロ) 2013年、公開予定© 2013「永遠の0」製作委員会
2012年09月04日在日コリアン2世であるヤン・ヨンヒ監督が自身の実体験を基にオリジナル脚本で手がけた初のフィクション映画『かぞくのくに』が、来年開催される第85回米国アカデミー賞外国語映画賞部門の日本代表作品に決定した。病気治療のために25年ぶりに北朝鮮から一時帰国することを許された兄・ソンホと、彼を日本で迎える妹・リエや家族たち、日本に残った友人らの再会を通して、価値観の違う社会に生きるもどかしさと、それでも変わらぬ家族の絆を浮き彫りにしていく。帰国事業に翻弄される在日コリアンの家族という難しい題材を扱いながら、あくまでも「私は私の家族の話をしているだけ」(ヤン監督)というシンプルな物語と安藤サクラ、井浦新、ヤン・イクチュンら出演陣による好演が観客の圧倒的な支持を集め、国内では着々と公開スクリーン数を伸ばしている本作。同賞における外国語映画賞部門の日本代表作品としては今回、女性監督初の快挙を果たしたヤン監督は、「怖じ気づく心を押さえ込んで闘った昨年の夏を思い出します。スタッフを信じ、俳優陣を信じ、観客を信じ、自分を信じようともがきました。家族に会うという当たり前のことを手放してまでも世に出した作品です。『かぞくのくに』が人々の中で、世界中の様々な家族について思いを馳せる触媒となることを祈ります。これからも魂を込めて作品を作り続けていこうと思います。大きな叱咤激励をありがとうございました」と喜びと共に、本作に込めた熱い想いを明かす。今年2月に開催されたベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品され、見事C.I.C.A.E<国際アートシアター連盟>賞を受賞。さらに、モントリオール世界映画祭、釜山国際映画祭など12の海外映画祭への正式出品も決定するなど、海外でも高い評価を得ている本作。これまでアカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品に選出されたのは、2009年に見事受賞を果たした『おくりびと』、2011年の『告白』、2012年の『一枚のハガキ』とそれぞれ異なる個性の光る作品が並ぶが、国家や政治が個人の人生を否応なしに翻弄する悲劇を背景に描いた『かぞくのくに』は、人権問題により敏感な欧米社会でどのように受け入れられるのか?『おくりびと』以来の本選参加、ノミネートにも大いなる期待が寄せられる。『かぞくのくに』は全国にて公開中。■関連作品:かぞくのくに 2012年8月4日より東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田ほか全国にて公開© 2011 Star Sands, Inc.おくりびと 2008年9月13日より丸の内プラゼ−ルほか全国にて公開© 2008 映画「おくりびと」製作委員会告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ一枚のハガキ 2011年8月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダス
2012年09月04日『グッバイ、レーニン!』などで知られる演技派ダニエル・ブリュールを主演に迎えて贈る感動の実話『コッホ先生と僕らの革命』が9月15日(土)より公開を迎える。これに先駆け、教師を目指す人たちを集めて、現役教師たちによるトークショー付き試写会が行なわれ、各国の教育事情について語った。1874年、第一次大戦前のドイツ。帝国主義による厳しい規律が国民たちの自由を許さずにいた。そこにオックスフォードから初の英語教師として招かれたコンラート・コッホ。英語に慣れ親しんでもらうべく、サッカーを通して真の教育を貫こうとするコッホだが、まわりの教師、親たちに「野蛮なスポーツだ」と反対され…。今回、トークショーに登壇したのは東京大学大学院情報学環・水越伸教授、神田外語大学で韓国語を教えるクォン・ヨンギョン准教授と同大学語学専任講師のクリスティ・ウィルチ先生の3名。この日のテーマは、教育現場における「日本と海外の違い」。韓国出身のヨンギョン准教授は「私の学生時代なので、少し昔ですが」と前置きしつつ、「夜遅くまで学校や塾で勉強していました」と語り、「でも、私の生徒も含めて日本はあまり遅くまで学校にいることはないですね(笑)。それは韓国が日本よりも国家とか社会からの影響が強いからだと思います」と考察。オーストラリア出身のウィルチさんも韓国で5年間過ごした経験を持つが、実際に韓国の学生たちは「勉強・勉強・勉強の日々。学校の後も塾に行って、その次に塾での内容についていくための塾に行って…社会の中で学ぶ時間が少ないんです」という激しい受験戦争が繰り広げられる韓国の教育事情を明かし、会場を驚かせた。さらに、『コッホ先生と僕らの革命』のストーリーのきっかけでもあり、いま日本でも取り沙汰されているいじめ問題について話が及ぶと、顔を曇らせる一同。韓国では厳しい受験戦争のストレスからか、いじめのエスカレート化が深刻な問題になっていると言い「学生たちは苦しい状況の中、学校に通っています」(クォン准教授)と明かす。ウィルチさんも「一番多いのが、無視して“いない者”扱いするものですね。でもオーストラリアの場合は友達や家族に相談しやすいカルチャーがあるので、日本や韓国よりもいじめから抜け出しやすい環境です。やっぱり受験によるプレッシャーや自由な時間がないことが原因で起こっているように感じます」と悲しげな表情を見せた。本作でも帝国主義が支配する窮屈な社会の中で生きる生徒たちの姿が描かれている。水越教授は本作をふまえ「1874年というのは、(本作の舞台となる)ドイツも日本も遅れて帝国主義でした。ここでは、いまとはまた違った“学校”が描かれています。いじめも現代のものと少し違っています。ただ、日本の多くの学校教育システムは、ドイツの軍隊を育てる機関から入って来たものなんです。だから、日本でも韓国でも間違ったら怒られるんじゃないかとか感じるのはそういうシステムがいまだに底で流れているからなんです」と、日本とドイツの教育現場の意外な関係を明かしてくれた。そして、最後には「しかしこの映画は、そんな中でも将来の夢や希望もしっかりと描かれていました」と、いつの時代も変わらぬ子供たちの未来を思う教師の心に目を細めていた。今回の試写会を企画・運営したのは神田外語大学の学生たち。“明日のコッホ先生”を目指す来場者のために、この日参加した現役教師たちとの交渉や会場の手配までの一切を彼らが担当した。教育現場からの真摯な言葉に胸を熱くたぎらせながら、イベントの成功に一安心といった様子だった。『コッホ先生と僕らの革命』が9月15日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。特集:『コッホ先生と僕らの革命』/宣伝体験記■関連作品:コッホ先生と僕らの革命 2012年9月15日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2011 DEUTSCHFILM/CUCKOO CLOCK ENTERTAINMENT/SENATOR FILM PRODUKTION
2012年09月04日みなさん、こんにちは!暑い夏の後に訪れる秋の季節を心待ちにしている方も多いことでしょう。私もいまから秋の季節が楽しみです。なぜながら大好きなTVシリーズの新シーズンが始まりますからね!愛されセレブリティたちの多くはいま新シーズンの撮影で大忙しのようなので、今回はその一部をご紹介したいと思います。まずは私のお気に入りドラマのひとつ、「glee/グリー」から。新シーズンとなるシーズン4では、様々な変化がありそうですよ。主人公のレイチェル(リー・ミシェル)は今シーズンからN.Y.の大学に通い始めるため、撮影もN.Y.で行われているのですが、放送が始まる9月13日、彼女のダンスの先生役としてケイト・ハドソンが登場します!リーとケイト、2人の共演現場はきっと楽しいんだろうなと想像する方も多いことでしょうが、残念ながらリーは劇中同様に“ディーバ”らしく、付き合いにくい一面があるそうで…、ケイトはリー以外のほかの共演者たちとつるんでリーとは距離を置いているのだとか。そんなドラマ外での事情はさておき、ケイトはこの新シーズンで6エピソードに登場するそうなのでドラマ内の世界にひとまずご注目です!ケイトのほかにも、今シーズンではレイチェルの親友でゲイのカートを演じるクリス・コルファーにも一つ大きな変化があります。彼もレイチェル同様、劇中でN.Y.の学校に通っているのですが、その歌とダンスの教師役としてサラ・ジェシカ・パーカーが登場します。こちらの2人は相思相愛だそうで、先日クリスは自身のツイッター上で彼女とのツーショット写真をアップし、「彼女が大好き、もっと好きになりました!彼女をこのままドラマに残していいですか?」と熱いラブコールを送っていました。どうやら大人気の「glee」のキャスト全員が高飛車なわけではないことを知って一安心?もう一作、ドラマファンが待ち焦がれているのが「マッドメン」の新シーズンです。9月に入ってからキャストたちは撮影の準備に入っています。それはそうと、何よりも本作が注目されるのは、作品賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞を含む17部門のノミネートを果たしている本年度のエミー賞のゆくえでしょう。さらに、通算でケーブルドラマ史上最多となる85部門のノミネーションを果たしているのです!これはすごい!しかしながら、諸事情により主演のジョン・ハムは本作でこれまで幾度もノミネートされながら主演男優賞の受賞をことごとく逃してきました。というのも、全米で驚異的な人気を誇るドラマ「ブレイキング・バッド」(「マッドメン」と同局のドラマ)の主演ブライアン・クランストンが毎回この争いを制し、ドラマ部門の主演男優賞を手にしてきたのですが、これには多くの人から非難が寄せられているのです。一方で、昨年は「ブレイキング・バッド」が放送期間の関係でノミネーション対象外となったので、誰もがジョンが遂に主演男優賞を獲得するだろうと期待したのですが…どんでん返しが!彼は受賞をまたもや逃してしまいました。その代わりに受賞したのは、既に放送終了となった「Friday Night Lights」で素晴らしい演技を見せたカイル・チャンドラー。正直、私にとっては「Friday Night Lights」は数々の番組の中でも長い放送期間にわたった最高のドラマの一つであるし、カイルこそがその立役者なので、この受賞は喜ばしい結果だったのですが、今年こそは主演男優賞にふさわしいジョン・ハムの栄冠を願うばかりです。今月行われるこの授賞式を楽しみにしている方へ。今年、私は海外ドラマ専門チャンネル「AXN」の公式レポーターとして授賞式をレポートする予定なので、ぜひそこでもお会いしましょう!(text:Lisle Wilkerson)(原文)HI everyone!!! After such a hot summer, you must be so happy to have fall just around the corner!!!For me, of course, I am excited about fall for another reason. We finally get our tv shows back! yay!!! And yes, many of our favorite celebrities have been busy filming the new seasons of their shows, so I thought today I would give you a few updates.First of all, one of my favorite shows, "GLEE", has been going through some changes here and there for Season 4.Main character Rachel (actress Lea Michele) is going off to college in NY, so they have been filming her there. And making a debut as Rachel’s dance teacher on Sept. 13 is none other than actress Kate Hudson!!!! I am sure you are thinking "wow, how much fun they must be having filming the show together!"Well, unfortunately it seems that Lea Michele is QUITE the diva and very hard to work with. So Kate Hudson has been hanging out with the REST of the cast in between takes and has been keeping her distance from Michele. Let’s just hope that we get along on camera because Kate Hudson is scheduled to appear in SIX episodes of the new season of "GLEE".Another change in the cast has been with actor Chris Colfer, who plays Rachel’s gay best friend, Kurt. He is also in NY for school, and has the wonderful Sarah Jessica Parker as his singing/dancing mentor on the show. And they seem to LOVE working together. In fact, just recently actor Chris Colfer tweeted a picture of him and Sarah Jessica Parker together, writing "I love her-I lover her! Can we keep her?"Well, it’s good to know that SOME of the cast in "GLEE" aren’t divas, isn’t it?Another show that people are dying to see again on the little screen is the upcoming season of "Mad Men". And the cast are getting ready to start filming again at the beginning of September. But right now the show is currently nominated for 17 Emmy nominations, including Best Drama, Writing and Best Actor and Best Actress. In fact, the show broke the record for most nominated basic cable drama of all time, garnering 85 nominations over the years!!! Not bad! However, for some reason, it seems that Jon Hamm can’t win that coveted Best Actor Emmy. Many people blame this another extremely popular show here in the U.S. called "Breaking Bad" (on the same television network as "Mad Men") And Bryan Cranston (the lead actor in "Breaking Bad" and also famous for his role as the father in "Malcolm In the Middle") seems to always beat the competition and walk away with the Best Actor in Drama award.However last year, because the show was on hiatus, he wasn’t nominated. So everyone thought that Jon Hamm would FINALLY win the best Actor Award. But NO!! He didn’t! Instead actor Kyle Chandler took home the award for his incredible performance in the now cancelled television show "Friday Night LIghts". I must admit I was VERY happy, because "Friday Night Lights" is probably one of the best tv shows that has been on television in a very long time. And Kyle Chandler was definitely a BIG reason that the show was so good.However I AM hoping that this year Jon Hamm can walk away with a Best Actor Emmy award. He deserves it!And for those of you that are interested, I will be covering the Emmys this year for the official broadcaster of the awards in Japan, AXN Television. I hope to see you there!!© Startraks/AFLO■関連作品:glee/グリー踊る♪合唱部!? [海外TVドラマ]© 2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.マッドメン [海外TVドラマ]© MMVII Lions Gate Television Inc. All Rights Reservedブレイキング・バッド [海外TVドラマ]
2012年09月04日お笑いタレントの志村けんがアニメ声優に初挑戦した映画『ロラックスおじさんの秘密の種』の日本語吹き替え版完成報告会が9月3日(月)に都内で開催され、志村さんを始めトータス松本、宮野真守、山寺宏一、京田尚子、LiLiCo、子役のしずくちゃんら吹き替え版キャストの面々が登壇した。アメリカのベストセラー児童作家ドクター・スースの絵本「Dr. Seuss’ The Lorax」をアニメ映画化した本作。環境が悪化した世界で最後のひと粒の木の種をめぐる、テッド少年と不思議な森の住人・ロラックスおじさんの奮闘を描く。この日、遂に完成した各キャストのアフレコシーンが披露された。自身が演じたロラックスおじさんの魅力について「短気なところもあるけど、僕はロラックスおじさんの哀愁があるところが好きなんですよね。あとは心が広いところ。良いおじさんを演じるために酒を控えたりしました」と冗談を交えながら語る志村さんだが、初挑戦となった志村さんのアフレコについて声優として活躍している山寺さん、京田さん、宮野さんはその完成度の高さを大絶賛!「ロラックスおじさんの登場シーンは、笑いと涙で前が見えなかったです。志村さん節と言いますか、それで数秒間をもたせられるのは本当にすごい」(宮野さん)、「ロラックスおじさんは、志村さんのために作られたキャラですよね?あれ、違います?(笑)」(山寺さん)、「ただの技術ではない、深いものが出ていて大変勉強になりました」(京田さん)と、初挑戦とは思えないアドリブを効かせた完成シーンに驚かされたようだ。同じくアフレコ初挑戦で、劇中で歌を披露しているトータスさんも「志村さんの声が入っている状態で僕はアフレコしたんですが、その声にいつも持っていかれそうになりました」と収録の様子をふり返った。さらに、本作で注目したいのが映画コメンテーター・LiLiCoさんと「グリーンダカラちゃん」のキャラクターでおなじみの人気子役・しずくちゃんによるアフレコシーン。マリー役で歌とダンスにも挑戦したしずくちゃんの「楽しかった!」という一声には、報道陣とキャスト陣から「かわいい!」という声が漏れていた。一方、テッドのファンキーな母親役を演じたLiLiCoさんは「年間600本の映画を観ているけれど、見どころを言うのにこれほど困る作品はないですね。子供にも分かりやすく、大人にもすっとメッセージが入ってくる作品。『何かしなければ…』というメッセージは、映画コメンテーターとしてもっと頑張れと背中を押されたような気がしました」と作品を通して新たにしたコメンテーターとしての決意を口にした。最後には、しずくちゃんからキャストへサプライズでお花のプレゼント。本物の花を渡したいとしずくちゃんが自ら植えたものだそうで、芽が出たばかりのかわいらしい状態の花が大人たちの手に渡った。和気あいあいとした完成報告会は温かな雰囲気の中、幕を閉じた。『ロラックスおじさんの秘密の種』は10月6日(土)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:ロラックスおじさんの秘密の種 2012年10月6日よりTOHO シネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2012年09月04日ザック・エフロンが、トム・ゴーミカン監督が手がける新作ロマンティック・コメディ作品『Are We Officially Dating?』(原題)に出演することが決定した。ゴーミカン監督自身が執筆した同作の脚本はハリウッド業界人によって選ばれる「ブラックリスト」2010年度版でトップにランクインしており、「ツリーハウス・ピクチャーズ」のプロデューサー陣が共同で製作を手がける予定だ。ナッピ氏は「なかなかうまいタイミングで進まない20代の恋愛についての物語です。我々はヒットが期待できるトム・ゴーミカンの書いた脚本に基づき、彼とチームを組めることに興奮しています」と同作への期待を語っている。同作は今年11月にニューヨークでのクランクインが予定されている。■関連作品:一枚のめぐり逢い 2012年6月16日より全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.The Paperboy (原題)
2012年09月04日あなたが思い浮かべる「強い女性」像とは、どんな女性だろうか?男性と肩を並べてバリバリ働く女性、子育てしながら働く母親…、「強い」という言葉の意味合いは人によって異なるもの。幾多の女性リーダーが誕生してきた歴史の中で、彼女こそ「強い」、さらには「怖い」女性としてその功績と失敗が語られてきた。マーガレット・サッチャー元英国首相、西洋史上初めて一国のトップに立った女性である。その知られざる素顔を描いた映画『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』のブルーレイ&DVDリリースに先駆けて、シネマカフェでは試写会を実施した。「強い女性という印象」を持っていた大半の人々が、本作を観て感じたこととは?はたまた、こんな女性上司はアリ?読者たちの率直な意見をご紹介。1979年、高い失業率と不景気に苦しむ英国で、同国初の女性首相として選ばれたマーガレット・サッチャー。その強硬な政策から<鉄の女>と呼ばれた彼女だが、2008年、娘の回顧録により認知症で苦しんでいることが明かされている。そんな彼女が政治家として身を投じる一方で、母として妻として生きた半生が本作では綴られる。映画を観るまで、サッチャー元首相に対して抱いていた印象を尋ねると、半数以上の人が「強い政治家」と答え、<鉄の女>という愛称からの連想で「冷静、冷たい」「威厳がある」「“極”コンサバ」「仕事一筋の男性的な人」という比較的ネガティブな表現が多く寄せられていた。そんな中、映画を鑑賞した後には、7割以上の人が「イメージが変わった」と回答。彼女の政治家人生を支えた夫との物語に、「愛を感じた」「やはり愛する心は人を強くする」と夫婦の愛に心動かされた女性が多数見られ、信念を強く持ち続けたサッチャーの力の源を知り、同じ働く女性として前向きな形で刺激されたという人も。母として妻として、幸せを求める等身大の女性として多くの共感を得られた様子のサッチャーだが、では実際に彼女のような上司がいたら?という話になるとまた別のようで…。そのままの質問を投げかけると、ほぼ同率で「良い」と「少しイヤ」に真っ二つ!「絶対イヤ」という人はごく少数に止まったが、「良い」という回答の中にも「職場の同僚としていると大変かも…」(20代・女性)と漏らす人も。先述のように軍の出動や人頭税の提案など強硬な政治手段で、多くの反発や批判の声を浴びることとなったサッチャー。だが一方で、戦死者の遺族に自ら手紙を書くなど、二人の子供の母親としての一面を仕事のフィールドで覗かせるエピソードも語られる。現代の社会では、仕事をしながら子育てに励む母親というのは珍しくないが、実際に母親として得た経験や心構えを仕事の場で生かす人も少なくないだろう。仕事も家庭も自分らしく、と願う多くの女性にとっての「理想的な女性」の条件とは?質問してみると、8割以上の人が答えたのが「思いやり」であった。それに続き、約半数の人が「精神力のタフさ」と回答した。また、具体的に思い浮かべる「理想的な女性」を挙げてもらうと、「自立した」美しさをもった女性の代表として、晩年は貧困地域の救済活動に身を投じた名女優、オードリー・ヘップバーンが第1位に。続いて「タフさ、チャーミングさ、熱意を持っている印象」(20代・女性)という支持を集め、日本が誇る女優のひとり、天海祐希の名前が挙がっていた。決して遠くの話ではなく、等身大の女性の挑戦と犠牲の物語に様々な感情を喚起される本作。劇場で見逃してしまったという方もぜひ、秋に鑑賞する一作にいかが?『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』試写会レポート「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙コレクターズ・エディション」 [Blu-ray]価格:4,935円(税込)発売中「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙コレクターズ・エディション」 [DVD]価格:3,990円(税込)発売中発売元:ギャガ/販売元:ハピネット© 2011 Pathe Productions Limited, Chanell Four Television Corporation and The British Film Institute.■関連作品:マーガレット・サッチャー鉄の女の涙 2012年3月16日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.
2012年09月04日リアーナが、パラリンピックの閉会式に出演することになった。9月9日(現地時間)にロンドンのオリンピックスタジアムで開催される閉会式「フェスティバル・オブ・フレイム」には、すでにロックバンド「コールドプレイ」の参加が決まっており、リアーナは同バンドとのコラボ曲「プリンセス・オブ・チャイナ」だけではなく、自身のヒット曲も披露する予定だという。一方コールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンは先日同閉会式の参加への喜びをこう語っている。「ロンドンでパラリンピックの選手のために閉会式での演奏を依頼され、大変光栄です。(閉会式の芸術監督)キム・ギャヴィンと(バンドのライブショーデザイナー)ミッツィ・バックリィの2人は、そのスタジアムにいる選手、観客、そして世界中の視聴者のため、華々しいパラリンピックの閉会式にしようととても努力していて、僕らもそれに関われるのがとても嬉しいです」。さらに同閉会式が開催される9日の午後2時には、イギリス中で数多くのバンドがコールドプレイの曲「ヴィヴァ・ラ・ヴィダ(美しき生命)」を披露する野外イベント「ザ・バンドスタンド・マラソン」も行われる予定だ。“啓蒙”をテーマにした先日のパラリンピックの開会式には、車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士やイアン・マッケランらが登場したほか、イアン・デューリーの1981年の曲「スパスティカス・オーティスティカス」をダンスデュオの「オービタル」と「グレイアイ・シアター・カンパニー」が披露し、さらにビヴァリー・ナイトが「アイ・アム・ホワット・アイ・アム」を歌い上げた。
2012年09月04日ブルース・ウィリスが、iTunesのデータの扱いをめぐって、アップル社を相手に訴訟を起こすことを考えているようだ。ブルースはアップル社のiTunesで購入した大量の音楽データを自分の死後、元妻のデミ・ムーアとの間にもうけた3人の娘たち(24歳のルーマー、20歳のスカウト、18歳のタルーラ)に譲りたいと考えていたが、iTunesの規約では利用者はダウンロードした曲を“借りている”のであって、所有しているわけではない。従って、ユーザーが死亡した場合、ダウンロードしたデータを誰かに譲ることはできないのだ。「ダウンロードしたものを転売したり、遺産として利用することは禁じられていますが、ブルースが一石を投じたのは素晴らしいことです」とデジタル・コンテンツの権利について問題提起する団体「Open Rigths Group」のジム・キロック氏は語る。ブルースは「ザ・ビートルズ」や「レッド・ツェッペリン」を始め、大量の楽曲を所有し数多くのiPodにダウンロードしているという。現在の妻、エマ・ヘミングとの間に生後5か月の娘・マーベルも誕生したブルース。弁護士に、自分の家族がダウンロードした楽曲の所有者になれるよう、法的な対決も視野に入れた上でアップル社とかけ合うように求めているらしい。(text:Yuki Tominaga)© INFPhoto/AFLO■関連作品:ムーンライズ・キングダム (原題) 2013年公開© Focus Featuresエクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.シャドー・チェイサー 2012年10月27日より有楽町スバル座、新宿ミラノほか全国にて公開© 2012 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. G.I.ジョー バック2リベンジ 2013年春、全国にて公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年09月04日8月25日(土)の公開以来、82万人を超える動員数を記録している、高倉健6年ぶりの主演作『あなたへ』が現在開催中の第36回モントリオール世界映画祭のワールドコンペティション部門に正式出品され、高倉さんが18年ぶりに海外での映画祭で現地に赴いた。1994年の『四十七人の刺客』でヴェネチア映画祭に参加して以来の海外の映画祭への参加となる高倉さん。モントリオール映画祭では、盟友・降旗康男監督とタッグを組んだ傑作『鉄道員』で日本人俳優としては初の最優秀賞男優賞を受賞したが、実際に映画祭に参加するのは今回が初めてとなった。31日(現地時間)に現地入りした高倉さんは、「良い街ですね。一番良い季節に来ることができたので、とてもきれいで気持ちが良いですね。モントリオールに部屋を借りようという話もしていました」とリラックスした様子で、街を散策するなど、初めてのモントリオールを満喫してしていた。翌々日の2日に行われた公式会見には海外メディアなど約100人もの人々が集まり、「こんなに大勢の方がいらっしゃるとは思いませんでした。大変嬉しいです」と驚きを隠せない様子の高倉さん。前作『単騎、千里を走る』からなぜ6年も俳優業を休んでいたのか?という質問があがると、「Very difficult question.(難しい質問です)。いまはまだ分かりません。6年前に中国映画に出てから、自分の仕事の仕方を考え直していました。まだ結論は出ていません」と明かすや、今回の映画祭への出席の理由を「13年前に『鉄道員』で最優秀男優賞をいただいたので、どこかで御礼がしたかったことと、降旗監督が来れなくなったのでしぶしぶ来ました」と冗談を飛ばし、会場を沸かせた。また、同日に行われた公式上映では、エンドロール開始直後から拍手が沸き起こり、スタンディングオベーションが続いた。この光景を目にして涙を浮かべた高倉さんは、手を上げて観客に応え、自らも観客に声をかける姿に、さらに観客から盛大な拍手が送られた。会場を後にした高倉さんは、「泣いちゃったね。ふっと出てしまったよ。映画祭は良いものだね。何十年も役者をやってきても、こんな経験をするんですね。心に衝撃を受けました。映画にはそういう力があります」と感激しきりといった様子だった。海外プレスや一般観客からは「日本的な内面の感情表現がとても美しい」、「高倉健が81歳だなんて信じられません。これからも何本も作品に出てほしい」など作品や高倉さんの演技に対して高い評価を集めていた本作。受賞にも期待がかかる。『あなたへ』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開© 2012「あなたへ」製作委員会
2012年09月04日『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で世界を沸かせたポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作『The Master』(原題)。現在開幕中の第69回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門にて9月1日(現地時間)、本作のワールド・プレミアが行なわれ、アンダーソン監督を始め、主演のホアキン・フェニックスに共演のフィリップ・シーモア・ホフマンらが出席し盛大な拍手とスタンディング・オベーションで迎えられた。ネット上で囁かれているあのうわさにも言及するシーンもあり、会場をおおいに沸かせた。第二次世界大戦で心に深く傷を負った兵士(ホアキン・フェニックス)が帰国後、偶然新興宗教の“マスター”ランカスター・トッド(フィリップ・シーモア・ホフマン)に出会い、セッションを通して深く取り込まれていく様子を描く本作。カルト的な宗教団体の姿を通して、心の傷と信仰というテーマに挑んだ137分に及ぶ問題作である。主演のホアキンとフィリップの見ごたえのある演技合戦に早くも男優賞候補の声があがり、今年の賞レースを賑わせる一作として高い注目を集めている本作。さらに、トム・クルーズが熱心な信者であることで知られる実在の宗教団体・サイエントロジーをモデルとしているといううわさがネット上で連日騒がれており、この日の会場には入りきれないほどのマスコミ陣が詰めかけた。アンダーソン監督は、「現在のサイエントロジーについてはあまり知らないが、初期の頃のことは知っている」と前置きしつつ、トム・クルーズにも作品を見せたことを認めた。しかし、トムの感想については「あとのことは僕らだけの話。でも彼とはいまも友人だよ」と笑って答えていた。口下手なホアキンは役づくりに関する質問にも「よく分からない」と言葉を濁し、途中で一瞬姿を消すなど、挙動不審な一面も。一方、フィリップはレッドカーペットでの観客のサイン攻めに笑顔で応える紳士な一面を覗かせていた。『The Master』は2013年春、全国にて公開。第69回ヴェネチア国際映画祭は9月8日(現地時間)までイタリア・ヴェネチアにて開催。■関連作品:The Master (原題) 2013年春、全国にて公開
2012年09月04日『復讐者に憐れみを』、『オールド・ボーイ』、『親切なクムジャさん』で知られるパク・チャヌク監督が、新作ウェスタン映画『The Brigands Of Rattleborge』(原題)で自身2本目となる英語作品を手がける可能性が出てきた。S・クレイグ・ザラーが執筆した同作の脚本はハリウッド業界人によって選ばれる注目脚本のリスト「ブラックリスト」2006年度版にランクインしており、あまりの残虐なバイオレンス描写でお蔵入り状態が続いていたが、今回、パク監督が同作に興味を示しているという。同作は激しい雷雨の機会を狙って盗みを繰り返す盗賊団に対して、とある町医者が復讐を企むというストーリーである。パク監督の初英語作品『Stoker』(原題)にはニコール・キッドマン、ミア・ワシコウスカ、マシュー・グードらが出演しており、「プリズン・ブレイク」でおなじみのウェントワース・ミラーが同作で脚本家デビューを果たしている。『Stoker』は来年3月1日(現地時間)に全米公開予定。
2012年09月03日台湾ドラマ「絶対彼氏~My Perfect Darling~<台湾オリジナル放送版>」のDVDリリース記念キャスト来日記者会見が都内にて行われ、主演のジロー(飛輸海)が記者会見に出席し、作品について語った。この日はヒロインのク・ヘソンも出席予定だったが、諸事情で来日が見送られた。本作は、「少女コミック」(小学館刊)にて2003年より連載された渡瀬悠宇の大人気コミック「絶対彼氏」が原作。2008年にはフジテレビにて、速水もこみちさんと相武紗季さん主演で「絶対彼氏~完全無欠の恋人ロボット~」としてドラマ化され、人気を博したラブコメディだ。この日、ピンクのジャケットをオシヤレに着こなしたジローさんは「僕はジローです。今日はすごく嬉しいです。よろしくお願いします」と流暢な日本語で挨拶。天城ナイト役を演じたジローさんは、台湾の大人気グループ「飛輸海(フェイルンハイ)」のメンバーのひとり。「僕の演じた役はロボットですが、優しくて、彼女のためにすべてを尽くすパーフェクトな恋人です」と説明し、自分との共通点を「愛する人のためにすべてを尽くすところかな」とファンを胸きゅんさせるコメントも。さらに「ドラマの中でナイトは彼女のためによく料理を作っていますが、僕も同じですね」と料理上手であることも告白した。また、ロボット役ということでジローさんは「ナイトは裸のシーンが多いんです。肉体美をキープするために食事制限をし、ジムにも通いました」とふり返った。ジローさんは、「自由自在に変わる表情がとても魅力的だ」と原作者も絶賛するほどに完璧な恋人ロボットを熱演。鍛えあげられた美しい肉体を惜しげもなく披露している。井沢リイコ役を演じたク・ヘソンさんは、日本のコミック原作の大ヒット韓国ドラマ「花より男子~Boys Over Flowers」の主人公役でブレイクした女優。台湾ドラマには初主演となる。劇中、平凡だが、バカがつくほど優しい性格で、純粋に人を信用してしまう女の子をキュートに演じている。そんなヘソンさんについて、ジローさんは「撮影前に2人でコミュニケーションを取るために訓練を受けました」と話し、台湾と韓国、言語の違いをジエスチャーで乗り越えたことを明かした。作品にちなみ、どんなロボットが欲しい?という質問が飛ぶと、ジローさんは「母と一緒に暮らしているのですがなかなか一緒の時間が取れないので、母と一緒にいられるロボットがほしい」と母親思いの一面をみせ、周りを感動させていた。飛輸海(フェイルンハイ)が歌ったオープニングソング「Mr.Perfect」、主演でもあるメンバーの一人、汪東城(ジロー・ワン)が歌ったエンディングソング「假装我們沒愛過」、人気シンガー、倪安東(アンソニー・ニーリー)が歌った挿入曲「然後」などドラマを盛り上げる音楽も話題となっている。「絶対彼氏~My Perfect Darling~<台湾オリジナル放送版>」のDVD-BOX1は発売中。DVD vol.1~vol.6レンタル中、9月19日よりDVD-BOX2発売、10月3日よりvol.7~vol.13レンタル開始(発売元:エスピーオー)。「絶対彼氏~My Perfect Darling~<台湾オリジナル放送版>」<セル>「DVD-BOX1」(3枚組)価格:15,750円発売中「DVD-BOX2」(3枚組)価格:15,750円発売日:9月19(水)<レンタル>vol.1~vol.6 レンタル中vol.7~vol.12 10月3日(水)レンタル開始販売元:エスピーオー公式サイト:© 2012 GALA Television Corporation/ Comic International Productions Co.,Ltd.特集:欲張り女子は華流を先取り!■関連作品:絶対彼氏~My Perfect Darling~ [海外TVドラマ]
2012年09月03日人気バトル・アクションシリーズ最新作『バイオハザードV:リトリビューション』がついに完成し、9月3日(月)、東京・六本木ヒルズアリーナで開催されたワールド・プレミアで世界最速の“お披露目”が実現。会場にはシリーズの顔である主演のミラ・ジョヴォヴィッチを始め、ポール・W・S・アンダーソン監督と前作に続き出演する中島美嘉が駆けつけ、約1,000人のファンから熱狂的に迎え入れられた。「コンバンワ、トウキョウ!来日するたびに“故郷”に帰ってきた感覚になるの」(ミラ)、「みなさんが知っている通り、『バイオハザード』は日本生まれのゲーム。だからこの作品を世界で最初に、日本のファンのみんなに観てもらえるのはとても光栄」(アンダーソン監督)と昨年10月の東京国際映画祭以来、約1年ぶりの“帰還”に夫婦そろって喜びを語った。ミラがこの日着用していたのは、人気ブランド「エリン・フェザーストン」の黒いビスチェトップス。気品あふれるデザインとシャープなシルエットは、美貌と強さを兼ね備えたミラにピッタリだった。ウィルスが蔓延しほとんどの人間がアンデッド(ゾンビ)になってしまった近未来を舞台に、ミラ演じる主人公・アリスが人類滅亡を企んだ人物を追いかけて東京、ニューヨーク、モスクワと世界を股にかけた戦いに身を投じる。アリスの過去と、いままでの真実を覆す驚愕の新事実が明らかになるシリーズ最重要作だ。シリーズを追うごとに、演技やアクションのハードルが上がっていると言い、ミラは「夫は私をイジメるのが好きなの…」とファンを前に、ジョーク交じりで夫をチクリ。一方、アンダーソン監督は「ミラをイジメる気分?夢が叶ったって感じかな」とこちらも負けていない。そんな2人が「作品の見どころは?」と質問されると、「アリスと美嘉が演じるアンデッドとの戦い」だと断言。「天使の歌声を持った小鳥のような美嘉が、現場では『アクション!』の声と同時に戦士に変身するのよ」(ミラ)、「前作での美嘉のアンデッドぶりが素晴らしかったから、もう一度出演をお願いしたんだ」(アンダーソン監督)と大絶賛だ。一方、中島さんは照れくさそうな表情を見せたが、アンダーソン監督が「次もイジメることになるかも」と次回作への出演を匂わせると、「楽しみにしています」と決意を新たにしていた。この日はしぶとく生き延びている“アンデッド芸人”のダンディ坂野、小島よしお、鳥居みゆきがゾンビメイクで登場。ミラは小島さんの姿に「海パンをはいたゾンビは初めて!」と大爆笑していた。『バイオハザードV:リトリビューション』は9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:バイオハザードV:リトリビューション 2012年9月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年09月03日ブラッド・ピットは自身の結婚式で自家製ワインを出席者に振る舞うようだ。南フランスのミラヴァルにある豪邸で結婚式を挙げる予定のブラッドとアンジェリーナ・ジョリーの2人は、結婚の披露宴で自らの土地で育てたブドウで作った自家製ワインのピンク・フロイドなどを振る舞う予定だと、ある関係者が「The Sun」紙に話した。「披露宴のゲストたちはきっとブラッドのワインのチョイスに舌鼓を打つことでしょうね。ブラッドは以前からワインに興味を持っていて、今年初めにソムリエコースを受講したことで完全にワインのエキスパートになったんですよ」と明かし、さらに「ピンク・フロイドはミラヴァルの土地で作られたワインの1つなんです。ブラッドのワインセラーには数々の貴重なワインが保管されているので、ヨーロッパ屈指のワイン鑑定士のそれに匹敵するほどの規模でしょうね」と続けている。また、ブラッドは結婚式のプランニングに大忙しのようで、数週間後に行われる予定の結婚式に間に合わせるべく準備するのは「夢に出てきそう」なほどの忙しさだという。別の関係者は「ブラッドがほとんどの結婚式のプランを立てており、豪邸を改装したりと忙しくしているんです。アンジェリーナは完全にブラッドに任せているようですね」と明かした。一方、アンジェリーナは元夫であるジョニー・リー・ミラーとビリー・ボブ・ソーントンの2人を自身の結婚式に招待したようだ。ある関係者は「アンジェリーナはいまでもジョニーとビリーと良い友人同士なので、彼らは間違いなく招待されるでしょうね」と話している。■関連作品:Maleficent (原題)
2012年09月03日「日本で一番泣ける劇団!」と熱狂的な支持を集め、惜しまれつつも今年末をもっての解散を発表した「東京セレソンデラックス」。彼らの名作舞台「くちづけ」が堤幸彦監督指揮の下、貫地谷しほりを主演に迎えて映画化されることが決定した。うーやんたちが暮らすグループホーム“ひまわり荘”。幼稚園児レベルの知能を持つ彼らは毎日仕事にも通いつつ楽しく暮らしている。そんなところへ漫画家の愛情いっぽんとその娘・マコがやってきた。マコもまた幼稚園児レベルの知能であり、いっぽんはマコと暮らすために“ひまわり荘”の住み込みスタッフとして働き始める。やがて、マコとうーやんの間に淡い恋心が生まれるが、いっぽんには誰にも言えないある秘密があった…。2010年、東京・シアターサンモールなど全4か所で公演され連日満員を記録した同名舞台を原作とする本作。『20世紀少年』シリーズや『劇場版SPEC~天~』など、幅広いジャンルで多数のヒット作を送り出している堤幸彦監督がメガホンを握り、貫地谷さんを始め、竹中直人、原作者でもある宅間孝行、田畑智子、橋本愛ら個性豊かな俳優陣を迎えての映画化となった。本作で主人公・マコと恋に落ちるうーやん役に加えて、脚本も務めた原作者の宅間さんは、元々小さな新聞記事からこの物語の発想を得たという。今回の映画化にあたり、オリジナルのキャラクターも交えて脚本を手がけたそうだが、これを読んだ主人公・マコ役の貫地谷さんは「衝撃的だった」と話し、「今回の話はフィクションですが、現実というものに胸が締めつけられました」とショックを隠せない様子。また、マコの父・いっぽん役の竹中さんは、『僕らのワンダフルデイズ』で貫地谷さんと共演経験があり、そのときも親子役を演じたが、「『僕らの~』では娘に嫌われている関係でした。さて、今回は…?」と好奇心を掻き立てるコメントを寄せる。宅間さんは今回、かなり研究して役に挑んだようで「なかなかない役どころで、しかもかなりエキセントリックな個性の持ち主ですが、実際にこんな人いるんです!と取材先の方々から太鼓判を押されました。驚きと笑顔でこの“うーやん”というキャラクターをご覧いただいて、観終わって愛してくれたら役者冥利に尽きます」と話す。そんな宅間さんの脚本の魅力について堤監督は「笑うこと、泣くこと、社会的メッセージ。どれからも逃げずに構成されている」と称賛を贈りつつ、「『くちづけ』には社会性がある。目を背けてはいけないことが作品の中にあると思う」と力強く語った。『くちづけ』は2013年春、全国にて公開。■関連作品:くちづけ 2013年春、全国にて公開
2012年09月03日