マイナビニュースがお届けする新着記事一覧 (6/3837)
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による新しい地図のカレンダー「2025 CHIZU CALENDAR」の発売が決定。本日7日20時より販売開始となった。今回は、シックでかっこいい3人が毎月見られるカレンダーに。さらに、「Moving Photo」がカレンダー上のQRコードからアクセスできるようになっており、毎月1日の0時に最新のMoving Photoが届く。また、NAKAMA会員は、カードカレンダーの特典付きとなっている。販売は11月7日20時にスタート(売り切れ次第、販売終了)。12月16日より順次発送予定。【編集部MEMO】稲垣吾郎は1973年12月8日生まれ、草なぎ剛は1974年7月9日生まれ、香取慎吾は1977年1月31日生まれ。3人は1991年にCDデビュー。2017年9月に「新しい地図」を立ち上げた。
2024年11月07日モデルでタレントの小嶋陽菜が出演する、ROSIER by Her lip to「Perfect Hip Girdle」のビジュアルが公開されている。○「Perfect Hip Girdle」より待望の新色blackが登場小嶋陽菜プロデュースの「ROSIER by Her lip to」で即完売したガードル「Perfect Hip Girdle」より待望の新色blackが登場。ヒップラインが出やすい洋服も自信を持って着こなせる、パーフェクトなヒップを手に入れることができるガードルに、ブランド定番カラーとして人気のnude roseに加え、合わせやすくシックなblackのカラーが仲間入りした。同商品は11月5日より、東京・ルミネ新宿 ルミネ2 2F Gallery2で開催中の「ROSIER by Her lip to POP UP SHOP at LUMINE SHINJUKU」にて、完売していたnude roseのカラーと共に数量限定で先行販売されている。○小嶋陽菜 コメントきゅっと上がったまるみのあるヒップを簡単にメイクできるガードルはROSIERを立ち上げた時からずっと作りたかったアイテム。ROSIERの定番カラー、エレガントなnude roseとスタイリッシュなblack。実用的なアイテムにも大人の色香を忘れないのがROSIERのこだわりです(ハート)。ボディラインを整えて洋服を着こなすベースを作ってくれるので日々のコーディネートに欠かせないガードル。毎日はいて、綺麗なヒップをキープしていただきたいです(ハート)。【編集部MEMO】小嶋陽菜は1期生として13年間在籍したAKB48卒業後、ファンとの新しいコミュニケーションの形を模索していた流れから、自身のライフスタイルブランド「Her lip to」を設立。国内外トータルフォロワー数979万人を超えるSNS(Instagram・Twitter・YouTube・Weibo・bilibili・Douyin・RED)等でも積極的に情報を発信。自身のセンスを活かし設立したHer lip toは、新しいライフスタイルをトータルで提案するブランドとして成長を続けている。
2024年11月07日俳優の菅田将暉が2日、都内で行われた第37回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門公式上映の舞台挨拶に登壇。招待作品に選出された主演映画『サンセット・サンライズ』の撮影秘話を明かした。○劇中の料理で“一番おいしかったもの”とは来年1月17日に全国公開される本作は、楡周平氏の同名小説を映画化したヒューマン・コメディ作品。都会から“お試し移住”した釣り好きのサラリーマン・西尾晋作(菅田)と、宮城県・南三陸で生きる地元住民たちとの交流、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描く。脚本は宮藤官九郎、『あゝ、荒野』『正欲』などの岸善幸監督がメガホンを取る。同映画祭に初登壇した菅田は、「こうやって舞台挨拶ができてうれしい」と感激。観客から「劇中で食べた料理の中で、何が一番おいしかったか?」と問われると、「撮影中に、実は7キロぐらい太ったんです(笑)。食べ過ぎてしまうぐらい本当においしかった」とぶっちゃけつつ、「一番おいしかったものは難しいですけど……。印象に残っているのはハモニカ焼きです」と答えた。また、「タコとの格闘はどのぐらい大変だったか?」という質問に、「タコは大変でしたね。やっぱり生き物ですし、言うこと聞いてくれるわけでもないし、何回もできないので……」と苦労を吐露。「遠くから、監督の笑い声だけが聞こえてきて。終わりが見えなかったんですが、とりあえず一生懸命頑張ってやりました」と続けると、岸監督は、「泣きながら見てました(笑)」と振り返っていた。演じた晋作は、“釣り好き”という役どころだったが、「初めてちゃんと釣りをやった」と明かした菅田。撮休の日も、スタッフと一緒に釣りを楽しんでいたそうで、「絶対ハマるってわかるんで。ハマったら時間がいくらあっても足りないというか、一瞬で人生終わるって思った」と語り、「(ハマるのは)さばく方だけにしました。本当は自分で釣ってやりたいんですけど、1日2日あっという間に終わっちゃうんで」と話していた。(C)2024 TIFF
2024年11月07日お笑いコンビのザ・マミィ(林田洋平、酒井貴士)が3日、都内で行われた、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」のイベント「超ライブ配信祭 2024〜みんなで叶える夢がある〜」に登場した。○ザ・マミィ、表彰プレゼンターを担当「超ライブ配信祭」は「17LIVE」最大規模のイベント。当日は13部門の表彰およびパフォーマンスが行われ、人気イチナナライバーが集結した。今回、表彰プレゼンターを務めたザ・マミィ。イベントの雰囲気について聞かれ、林田が「たくさんのファンの方が集まっていて、緊張はしましたが、なんとか最後は、ね?」と目配せすると、酒井は「最後は家族に入れてくれた感じで」「正直、最初はスベったかなと思いました(笑)」と内心を明かし、笑いを誘った。また、林田は「最後の方が涙を流されていたのが印象的で。いろいろ話を聞いていると、毎日何時間も(配信をしている)。僕らはそういう努力を一回もしたことないので(笑)。本当にすごいなと思いました!」と称賛。一方の酒井も「皆さんキラキラされていて、そんな方たちを毎日画面で観られるなんて、こんないいツール? なんていうの、器具? プラットフォーム? こんなものがあったのかと! 目のアレ……。(林田から『保養』とフォローが入り)保養! 本当にブルーベリーみたいな人たちがいっぱいいた」と、独自の表現で感動を伝えていた。
2024年11月07日モデルの藤田ニコルが出演する、GiRLS by PEACH JOHNの新ビジュアルが公開された。○藤田ニコル「もりこれ脇高レーシィブラ」着用ビジュアルPEACH JOHNの妹ブランド、GiRLS by PEACH JOHNは、10月2日に人気ブラ「もりこれ脇高レーシィブラ」の新色を発売。秋シーズンに引き続き、着こなすのはPEACH JOHNミューズの藤田ニコル。GiRLS by PEACH JOHNのブランドページや公式インスタグラムアカウントでは、藤田の着用ビジュアルが公開されている。【編集部MEMO】2023年にピーチ・ジョンのミューズに就任した藤田。同年1月18日開催の「PEACH JOHN 2023年新ブランドミューズ発表会」で、「まさか自分がPEACH JOHNさんのミューズに選ばれるなんて思ってもなかったので、決まったときはうれしく思いました」と笑顔で語っていた。
2024年11月07日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が、イチナナVライバー公式YouTubeチャンネル『Vナナ(ブイナナ)放送局』を12月下旬に開設することが決定し、チャンネル開設を記念して、同チャンネルで配信予定の番組のレギュラー出演者を募集するオーディションを6日より開催している。○著名VTuberなどゲストも予定『Vナナ放送局』は、「17LIVE」のVライバーたちの個性と魅力を深く届ける、エンターテインメントチャンネル。「今流行りの〇〇料理を作れ!」など、スタッフから与えられたミッションに対して、Vライバーたちが全力で挑む番組など、バラエティ要素に富んだ内容になる。なお番組では、著名VTuberなど、配信回によってはゲストを迎えることも予定している。○『Vナナ放送局』番組出演者オーディション今月6日にエントリーを開始した「イチナナVライバー公式YouTubeチャンネル『Vナナ放送局』番組出演者オーディション」は、「17LIVE」で活動中もしくは活動予定で、応募時点で認証Vライバーであり、番組出演期間中も認証Vライバー契約を継続できれば、参加が可能。見事オーディションに合格した3〜4名のライバーは、12月下旬以降に配信される『Vナナ放送局』の番組にレギュラー出演する権利を獲得できる。エントリー期間は11月6日〜12日、選考期間は11月13日〜11月25日、出演者決定は11月末〜12月上旬となる。
2024年11月07日映画『八犬伝』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が3日に都内で行われ、渡邊圭祐、鈴木仁、松岡広大、藤岡真威人、曽利文彦監督が登場した。同作は、日本ファンタジー小説の原点『南総里見八犬伝』をもとにした小説『八犬伝 上・下』(著:山田風太郎角川文庫刊)を、『ピンポン』『鋼の錬金術師』などを手がけてきた曽利監督が実写化。里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く「虚」パートと、180話に及ぶ物語を悩み苦しみながら28年もの歳月をかけて書き上げた作家・滝沢馬琴の創作の真髄、そこで生まれた奇跡の実話を描いた「実」パートがシンクロする物語だ。○渡邊圭祐・鈴木仁・松岡広大・藤岡真威人、『八犬伝』舞台挨拶に登場イベントでは、主人公・滝沢馬琴役の役所広司と、馬琴の友人にして人気絵師・葛飾北斎役の内野聖陽からのビデオレターがサプライズで流された。その中で役所は「八犬士たちはアクションも撮影も本当に大変だったと思います。ケガなくやってくれたことが本当によかった。やっぱり若さっていいなと思いました」と八犬士キャストを絶賛。内野も「大活劇のシーンは僕もワクワクして観ました。いつか私自身もみなさんと一緒に激しいアクションをやってみたいです」と再共演を望んでいた。役所・内野からの粋なサプライズに、渡邊は「身が引き締まります! どうして今日Tシャツを着て来てしまったのか後悔しています、ネクタイを巻いて来ればよかった……」と冗談めかしながらも笑顔を見せた。また、劇中の「虚」と「実」が唯一交わるシーンで、役所と共演を果たした八犬士の面々。藤岡は「役所さんがダジャレやクイズを出してくれて、本番が始まる直前まで和ませてくれた。『クイズの答えを考えておいてね、後で聞くからね』と。その感じで接してくれたからこそ、僕らもいい意味で緊張せずにできました」と振り返る。渡邊も「カチンコが鳴った途端、役所さんがクイズを出してきて、『これ、な~んだ?』って言って歩き始めるんですよ(笑)。それに僕らは『え~!?』『何だろう!?』となりましたね」と撮影現場は大盛り上がりだったことを明かした。撮影の裏側について曽利監督は、「役所さんには『八犬士を笑わせてください』とだけ伝えました。役所さんは『うーん』と困っていらしたけれど、みなさんが満面の笑顔だったので助かりました」と回顧。「ちなみに役所さんは、クイズを出しながら馬琴としての芝居をしている。それがすごいです」と舌を巻く。この事実に、渡邊は「いい笑顔を引き出していただいた」と感謝する一方で、出題されたクイズの内容については「一番この世代の男子が盛り上がるクイズであったという事だけをお伝えします」とニヤリ。松岡も「最高だった」と役所のお茶目さと後輩への気配りに感謝していた。(C)2024 『八犬伝』FILM PARTNERS.
2024年11月07日2025年1月10日公開の映画『366日』の最速試写会舞台あいさつが6日、都内で開催され、赤楚衛二、上白石萌歌、ミクスチャーバンド・HYの新里英之、名嘉俊、許田信介、仲宗根泉が出席した。沖縄出身のバンド・HYの名曲からインスパイアされた映画『366日』。叶わぬ恋を歌った失恋ソングとして2008年に発表され、今なお世代を超えて愛され続けている楽曲をモチーフに、全く新しいオリジナルラブストーリーとなっている。主人公の真喜屋湊を赤楚衛二、高校時代に湊と出会い、運命的な恋をするヒロインの玉城美海を上白石萌歌が演じるほか、中島裕翔、玉城ティナ、稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平、石田ひかり、国仲涼子、杉本哲太ら湊と美海の20年に渡る物語に深みと彩りをもたらす幅広い世代の豪華俳優陣が集結し、沖縄と東京を舞台に20年の時を超えた切なすぎる純愛ラブストーリーを描く。赤楚と上白石の2人は観客にバレないように後ろの座席で鑑賞していたといい、赤楚が「(観客の)空気感で伝わっているので、僕らも頑張ったなって、良かったよね?」と上白石に振ると、上白石も「うん」と応じて、「やっぱり後ろで観ていて自分たちの作ったものがこうやって形になって、映画って作って終わりではなく、皆さんに観ていただいて完成するものなので、そのことをうれしく感じました」と観客の好反応を喜んだ。2人は何度か共演しているが、映画で恋人役を演じるのは本作が初めて。赤楚が「最初はめちゃくちゃ照れくさかったよね。僕たちは仲間です! みたいな役だったのに、急に恋人になって距離感が(笑)」と照れ笑いを浮かべ、上白石も「ムズムズしてた(笑)。でも赤楚さんって現場によって見せる顔が違って、今回は港という役を背負ってらっしゃると肌で感じたのですごくやりやすかったです。たくさん秘密を抱えてすごくミステリアスで知らない赤楚さんがいる感じでした」と恋人役ということでこれまで感じたことがない赤楚の一面を覗いたという。イベントの後半ではサプライズとしてHYのメンバーが登壇。メンバーとは撮影現場以来だという赤楚は「めちゃビックリしました! 毎回サプライズをいただくなと思うと、仕返しをしたいぐらいですよ」と再会を喜んだ。また、この日解禁されたHYの主題歌「恋をして」と作品のモチーフにもなった「366日」について触れ、上白石が「悩んだりした時にこのアンサー・ソング(『恋をして』)を聴いて頑張ろうと思ったので支えになりました」とHYに感謝し、赤楚も「思い悩む役だったし、心がしんどくなる日もあったんですけど、この曲に支えられたからこそ本当に無事に撮りきることができて本当に感謝です。これからも僕の人生をともに支えて欲しい曲でもあります」と心に響いたという。そんな2人についてHYの新里は「本当におふたりの素晴らしい演技と何よりもこの物語がとても良くて、この歌がすごくマッチしました」と称賛していた。映画『366日』は、2025年1月10日より全国公開。
2024年11月07日ABEMAオリジナルドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』(11月7日スタート 毎週木曜23:00より1話ずつ配信)の配信前日プレミアイベントが6日に都内で行われ、桐谷健太、佐野玲於、莉子、池内博之、二宮和也、沖田臥竜氏(原作・監修)、藤井道人氏(企画・プロデュース)、逢坂元監督が登場した。同作は、政治、経済、芸能、裏社会にいたるまであらゆる情報に精通し、社会を裏で操る謎の情報屋、通称“インフォーマ”・木原慶次郎(桐谷)が主人公。ペンで権力に立ち向かうという信念を持つゴシップ週刊誌「週刊タイムズ」の記者・三島寛治(佐野)との“異色のコンビ”を軸に、本格クライムサスペンスが繰り広げられる。○二宮和也、先輩・高橋和也&森田剛との共演は「貴重」イベントでは、同作の内容にちなみ共演者の裏情報やエピソードについて登壇陣がトークを展開。新シーズンからの参加となった二宮は、「個人的な話になっちゃうんですけど、高橋和也さん。大先輩で和也さんと僕は同じ事務所にいたんです」と切り出し、「俺も(名前の漢字が)あのフォルムで“かずなり”って読むんです。ただ和也さんがいるがゆえに事務所のスタッフは“かずや”でインプットされているから、ずっと“かずや”と呼ばれていて、ずっと『俺は“かずなり”なんだけどなぁ……』と思いながら過ごしていた」と明かした。さらにその後、後輩の亀梨和也が入所すると「亀梨はあの(漢字の)フォルムで“かずや”。“かずや”と“かずや”に挟まれて、オセロだったら俺も“かずや”になっちゃうから」と話し、笑いを誘う。そして今回、高橋と共演することになり、「会ったら『先輩のせいですよ!』って言ってやろうと思っていた」と鼻息を荒くしていたそうだが、「会ったら、『がんばってるか?』と言われて、『がんばってます!』と(しか言えなかった)……」と笑顔を見せた。また、今作には前作に続いて森田剛も出演。「和也“大”先輩と森田剛“中”先輩と、お芝居の仕事で会えるというのは光栄でしたし、貴重で嬉しかったですね。いろんな話をさせてもらいました」とボケを挟みつつも、先輩たちとの共演に喜びをかみしめていた。
2024年11月07日映画『本心』(11月8日公開)の公開直前「バーチャルトーク」イベントが4日、都内にて行われ、池松壮亮、三吉彩花、水上恒司が登壇した。○三吉彩花が見かけて感動した大女優とは同作は、“リアル”と“リアルではないもの”の境界が今よりもさらに曖昧になった世界を舞台に、亡くなった母の“本心”を知るためAIで彼女を蘇らせることを選択する青年・石川朔也と、彼を取り巻く人間の「心」と「本質」に迫る革新的なヒューマンミステリー。平野啓一郎氏(『ある男』『マチネの終わりに』など)の同名小説が原作で、石井裕也監督(『月』『舟を編む』など)がメガホンをとった。イベントでは、物語の内容にちなみ、「もし仮想空間上で会いたい人に会えるなら、誰に会ってみたいですか? もしくは、最近リアルで会えてうれしかった人はいますか?」という質問が。これに三吉は「会えて、ではないのですが、最近お見かけして個人的にすごくうれしかったのが、ニコール・キッドマンさん。たまたま、パリのファッションショーのお仕事でお見かけしたんですけど」と回答。続けて、「私が3年前くらいにミュージカルに出演しまして、その題材になったブロードウェイのミュージカルが配信プラットフォームでも観ることができたんですね。その作品にニコール・キッドマンさんが出演されていて。ニコール・キッドマンさんをお見かけして、『はっ! 本物だ……!」と思って、本当にずっとドキドキしていたという体験がありました」と感慨深げに振り返っていた。○『本心』ストーリー工場で働く青年・朔也(池松壮亮)は、同居する母(田中裕子)から仕事中に電話が入り「帰ったら大切な話をしたい」と告げられる。帰宅を急ぐ朔也は、途中に豪雨で氾濫する川べりに母が立っているのを目撃。助けようと飛び込むも重傷を負い、1年もの間昏睡状態に陥ってしまう――。目が覚めたとき母は亡くなっていて、生前“自由死”を選択していたと聞かされる。また、ロボット化の波で勤務先は閉鎖。朔也は、唯一の家族を失くし、激変した世界に戸惑いながらも幼なじみの岸谷(水上恒司)の紹介で「リアル・アバター」の仕事を始める。カメラが搭載されたゴーグルを装着し、リアル(現実)のアバター(分身)として依頼主の代わりに行動する業務を通して、人々が胸の内に秘めた願いや時には理不尽な悪意に晒され、人の心の奥深さとわからなさを日々体感してゆく。そんななか、仮想空間上に任意の“人間”を作る「VF(バーチャル・フィギュア)」という技術を知る朔也。いつまでも整理のつかない「母は何を伝えたかったのか? どうして死を望んでいたのか?」を解消したい気持ちから、なけなしの貯金を費やして開発者の野崎(妻夫木聡)に「母を作ってほしい」と依頼する。野崎の「本物以上のお母様を作れます」という言葉に一抹の不安をおぼえた朔也は「自分が知らない母の一面があったのではないか?」と、手掛かりを求めて、母の親友だったという三好(三吉彩花)に接触。彼女が台風被害で避難所生活中だと知り、「ウチに来ませんか」と手を差し伸べる。かくして、朔也と三好、VFの母という奇妙な共同生活がスタートする。その過程で朔也が知る、母の本心とは。そして「人に触れられない」苦悩を抱える三好を縛る過去、彼女だけが知る母の秘密とは。その先に浮かび上がるのは、時代が進んでも完全には理解できない人の心の本質そのものだった――。(C) 2024 映画『本心』製作委員会
2024年11月07日11月29日公開の映画『正体』の完成披露舞台あいさつが5日、都内で行われ、横浜流星、吉岡里帆、森本慎太郎(SixTONES)、山田杏奈、山田孝之、藤井道人監督が出席した。横浜流星主演の本作は、2022年公開の映画『余命10年』や最新作『青春18×2 君へと続く道』の藤井道人監督が手掛けたサスペンスエンタテイメント。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが脱走し潜伏を続ける鏑木(横浜流星)を主人公に、鏑木の無実を信じるフリーライターの沙耶香(吉岡里帆)、鏑木と親しい友人となるが犯人ではないかと疑う和也(森本慎太郎)、介護施設で鏑木と出会い恋心を抱く舞(山田杏奈)、鏑木を追う刑事の又貫(山田孝之)の4人の視点から、鏑木の本当の"正体"に迫る。この日は主演の横浜らキャスト陣と藤井監督が登壇して舞台あいさつが行われ、5つの顔を持つ逃亡犯・鏑木役を演じた横浜は「サスペンスですが、エモーショナルな人間ドラマでエンタメに仕上がっていて、老男若女問わず観ていただけると思います。自分の中でも1つの集大成となった作品が4年の歳月を経て完成しました」と映画の完成を喜び、「誰からも自分を信じてもらえない状況で(鏑木は)脱獄します。正しいとは思えない行動ですが、どんな状況においても彼の真意や目的を見失わないことを1番大事にしましたし、それをずっと維持することはとても苦しくて苦労しましたね」とキャラクターづくりについて語った。続けて「5つの顔と言っても別人格ではないので、しっかりと彼の心の部分、鏑木としていることを意識していました。皆さんと相談してリアルを追求し、やりすぎるとコスプレになってしまうので、しっかりと街の中にいても紛れるようにというのを意識しました」と役作りでこだわった点を明かした。横浜が演じる鏑木の無実を信じる沙耶香役の吉岡は「自分の人生を生きられていることがどれだけ尊くて、どれだけうれしいことというか、生きている喜びみたいなものを最後に感じていただける作品だと思います」と作品の感想を。また、撮影時の印象的なエピソードについて「夏編のクランクアップの日に忘れられないことがあって。山田孝之さんが気づかないぐらいの変装をして現場に来てくださったんです。それってうれしいんですよね。印象的でした」と出番がなかったシーンにも関わらず山田が来てくれたことに感謝。これに山田は「外での撮影でエキストラの方がすごいたくさん必要っていう時に『じゃあ僕行きます!』と。今日はあまり僕に喋りかけないでください! 映画の邪魔をしたくないので」と照れ笑いを見せた。横浜が扮する鏑木の本当の"正体"に迫る本作。それにちなみ、「横浜の正体は?」という質問に、「生身」と回答した吉岡は「危険を顧みないというかすべてを映画に捧げている感じで全部"生身"だなと。心もむき出しな状態で演じられていました」と横浜のストイックな姿に感動したという。撮影前に横浜と食事をしたという森本は「1回も目を合わせてくれなかったんです。会話も僕が喋ったら『うん』で終わっちゃうみたいなのがあって。距離感があったんですけど、いざ撮影が終わると結構目を見てちゃんと笑顔で喋ってくれるから優しい人なんだなと。好きになりました。本当に嫌われてたらどうしようって思ってましたから」と横浜の豹変ぶりに驚いた様子。一方の横浜は「そこは意識的にそうしました。礼儀として目を見て話しますよ!」と明かしていた。映画『正体』は、11月29日より全国公開。
2024年11月06日映画『本心』(11月8日公開)の公開直前「バーチャルトーク」イベントが4日、都内にて行われ、池松壮亮、三吉彩花、水上恒司が登壇した。○池松壮亮、21年ぶりに再会した大物俳優とは同作は、“リアル”と“リアルではないもの”の境界が今よりもさらに曖昧になった世界を舞台に、亡くなった母の“本心”を知るためAIで彼女を蘇らせることを選択する青年・石川朔也と、彼を取り巻く人間の「心」と「本質」に迫る革新的なヒューマンミステリー。平野啓一郎氏(『ある男』『マチネの終わりに』など)の同名小説が原作で、石井裕也監督(『月』『舟を編む』など)がメガホンをとった。イベントでは、物語の内容にちなみ、「もし仮想空間上で会いたい人に会えるなら、誰に会ってみたいですか? もしくは、最近リアルで会えてうれしかった人はいますか?」という質問が。これに池松は「豊臣秀吉(に会いたい)。大河で豊臣秀吉を演じるので、お会いしてみたいなと。2時間くらいトークしてみたいなと思います。会えないことで想像することもいいですが、もし会えるならドラマに出る前にいろいろ参考にしてみたいなと思います」と回答した。また、「最近リアルで会えてうれしかった人」としては、渡辺謙の名前を挙げ、「映画デビューが12歳の頃なんですけど、『ラスト サムライ』で共演した渡辺謙さんにいろいろ教えていただいて、すごく面倒をみてもらって。そこから再会できていなかったんですけど、この間、再会できました」と回想。「『大きくなったね』『頑張ってるね』と言っていただいて。21年ぶりになるのかな? 相変わらず素敵で自然体で、久々に子どもに戻った気分でした。『本心も観る』とも言ってくれていました」としみじみと語っていた。○『本心』ストーリー工場で働く青年・朔也(池松壮亮)は、同居する母(田中裕子)から仕事中に電話が入り「帰ったら大切な話をしたい」と告げられる。帰宅を急ぐ朔也は、途中に豪雨で氾濫する川べりに母が立っているのを目撃。助けようと飛び込むも重傷を負い、1年もの間昏睡状態に陥ってしまう――。目が覚めたとき母は亡くなっていて、生前“自由死”を選択していたと聞かされる。また、ロボット化の波で勤務先は閉鎖。朔也は、唯一の家族を失くし、激変した世界に戸惑いながらも幼なじみの岸谷(水上恒司)の紹介で「リアル・アバター」の仕事を始める。カメラが搭載されたゴーグルを装着し、リアル(現実)のアバター(分身)として依頼主の代わりに行動する業務を通して、人々が胸の内に秘めた願いや時には理不尽な悪意に晒され、人の心の奥深さとわからなさを日々体感してゆく。そんななか、仮想空間上に任意の“人間”を作る「VF(バーチャル・フィギュア)」という技術を知る朔也。いつまでも整理のつかない「母は何を伝えたかったのか? どうして死を望んでいたのか?」を解消したい気持ちから、なけなしの貯金を費やして開発者の野崎(妻夫木聡)に「母を作ってほしい」と依頼する。野崎の「本物以上のお母様を作れます」という言葉に一抹の不安をおぼえた朔也は「自分が知らない母の一面があったのではないか?」と、手掛かりを求めて、母の親友だったという三好(三吉彩花)に接触。彼女が台風被害で避難所生活中だと知り、「ウチに来ませんか」と手を差し伸べる。かくして、朔也と三好、VFの母という奇妙な共同生活がスタートする。その過程で朔也が知る、母の本心とは。そして「人に触れられない」苦悩を抱える三好を縛る過去、彼女だけが知る母の秘密とは。その先に浮かび上がるのは、時代が進んでも完全には理解できない人の心の本質そのものだった――。(C) 2024 映画『本心』製作委員会
2024年11月06日映画『本心』(11月8日公開)の公開直前「バーチャルトーク」イベントが4日、都内にて行われ、池松壮亮、三吉彩花、水上恒司が登壇した。○三吉彩花、スタイリッシュなポージングを披露同作は、“リアル”と“リアルではないもの”の境界が今よりもさらに曖昧になった世界を舞台に、亡くなった母の“本心”を知るためAIで彼女を蘇らせることを選択する青年・石川朔也と、彼を取り巻く人間の「心」と「本質」に迫る革新的なヒューマンミステリー。平野啓一郎氏(『ある男』『マチネの終わりに』など)の同名小説が原作で、石井裕也監督(『月』『舟を編む』など)がメガホンをとった。今回のイベントでは、物語の内容にちなんで、最新のバーチャル技術を使ったトーク企画を実施。ステージ上で最先端のVRゴーグルを装着した三吉は、驚きの表情を浮かべつつ、「もういます、ここに。“ある男”がいます」と、自身が見ている光景をウィットに富んだ表現で報告。VRゴーグルを装着した状態でお互いを見合うと、池松は「現場でもずっとこんな感じだったので、あまり違和感はない。懐かしい感じですね」と話した。続いて、池松と三吉の前にいる“ある男”こと、バーチャルの水上がステージ上のスクリーンにも登場し、池松と握手を交わしたり、三吉とじゃんけんをしたりと、仮想空間でコミュニケーションをとった。また、VRゴーグルを装着した三吉の姿を改めて見た池松が、「さすがですよね。なんでも似合いますよね(笑)」と伝えると、三吉は「本当ですか? こうやって雑誌の撮影とかも」と、スタイリッシュなポージングを披露。あまりにさまになる一連の動きに、会場からは感嘆の声が上がっていた。○『本心』ストーリー工場で働く青年・朔也(池松壮亮)は、同居する母(田中裕子)から仕事中に電話が入り「帰ったら大切な話をしたい」と告げられる。帰宅を急ぐ朔也は、途中に豪雨で氾濫する川べりに母が立っているのを目撃。助けようと飛び込むも重傷を負い、1年もの間昏睡状態に陥ってしまう――。目が覚めたとき母は亡くなっていて、生前“自由死”を選択していたと聞かされる。また、ロボット化の波で勤務先は閉鎖。朔也は、唯一の家族を失くし、激変した世界に戸惑いながらも幼なじみの岸谷(水上恒司)の紹介で「リアル・アバター」の仕事を始める。カメラが搭載されたゴーグルを装着し、リアル(現実)のアバター(分身)として依頼主の代わりに行動する業務を通して、人々が胸の内に秘めた願いや時には理不尽な悪意に晒され、人の心の奥深さとわからなさを日々体感してゆく。そんななか、仮想空間上に任意の“人間”を作る「VF(バーチャル・フィギュア)」という技術を知る朔也。いつまでも整理のつかない「母は何を伝えたかったのか? どうして死を望んでいたのか?」を解消したい気持ちから、なけなしの貯金を費やして開発者の野崎(妻夫木聡)に「母を作ってほしい」と依頼する。野崎の「本物以上のお母様を作れます」という言葉に一抹の不安をおぼえた朔也は「自分が知らない母の一面があったのではないか?」と、手掛かりを求めて、母の親友だったという三好(三吉彩花)に接触。彼女が台風被害で避難所生活中だと知り、「ウチに来ませんか」と手を差し伸べる。かくして、朔也と三好、VFの母という奇妙な共同生活がスタートする。その過程で朔也が知る、母の本心とは。そして「人に触れられない」苦悩を抱える三好を縛る過去、彼女だけが知る母の秘密とは。その先に浮かび上がるのは、時代が進んでも完全には理解できない人の心の本質そのものだった――。(C) 2024 映画『本心』製作委員会
2024年11月05日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が1日より、アニメ『全力回避フラグちゃん!』との2回目のコラボレーションとなるオーディションイベント「『全力回避フラグちゃん!』声優オーディション 第2弾」を開催している。○入賞者を模したオリジナルキャラクターを制作同オーディションは、「17LIVE」で活動中もしくは活動予定で18歳以上であれば、誰でも参加が可能。上位入賞者のうち5名は、入賞者を模したオリジナルキャラクターが制作され、YouTubeにて配信を予定している動画(1話限定)に声優出演することができる。なお、今回はサブゲストキャラクター声優オーディション合格者3名のうち、1名以上はVライバーから選出される。オーディションの開催は、11月15日23時59分まで。
2024年11月05日アイドルグループ・なんキニ! が6日に神奈川・CLUB CITTA’にて開催する公演「なんキニ! 5周年&卒業ライブ『君と刻む1ページ』」が、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で無料独占ライブ配信される。○なんキニ! 公演が「17LIVE」で無料独占ライブ配信なんキニ! は、「アイドルを知らない方にもなんかキニなってもらう」をコンセプトに2019年に誕生したアイドルグループ。11月6日にCLUB CITTA’にて、現在の9人体制では最後となるコンサートを開催し、その模様が「17LIVE」で無料独占ライブ配信されることが決定した。さらに、公演終了後には期間限定で無料アーカイブ配信の公開も予定している。また、「17LIVE」では、9名のメンバーがコンサートの見どころ・意気込みを交えたトークや、公演の振り返りと感想などを語り、つないでいくリレースタイルの個人ライブ配信を11月3日より実施中。きょう11月5日の配信には、坂下雅が登場する。そして、コンサート後は、鈴原のあ、楠みこと、桜花莉音、瀬奈美玲、姫宮はるか、鹿目双葉の順にリレースタイルで配信をつないでいく。【編集部MEMO】グループ名のなんキニ! は、「アイドルを知らない方にもなんかキニなってもらう」をコンセプトとした造語。2020年1月29日に両A面シングル「なないろダイアリー/トマドイオーバーチュア」でメジャーデビュー。2024年5月にはメンバーの仁科茉彩が卒業し、この6月から9人組となって新体制デビューを果たした。
2024年11月05日ダンスボーカルグループ・ Number_iの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太が5日、都内で行われたコーセー「雪肌精 新・グローバルブランドミューズ就任発表会」に出席した。化粧品メーカーのコーセーは、スキンケアブランド『雪肌精』の新たなグローバルブランドミューズにNumber_iの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太を起用。3人が出演した新TV-CM「i Bright.-前を向く、この肌に。-」篇は11月7日から全国で放映をスタートし、3人の信念や覚悟・マインドから生まれる、美しく澄みきった透明感とブレない輝きを描き出す。神宮寺は「雪肌精は皆さんが知っている世界に誇る日本のスキンケアブランド。今回のご縁はとても嬉しく、そしてワクワクしております」とミューズ就任を喜び、平野も「雪肌精は化粧水として本当に素晴らしくて、僕たちが新しいミューズに就任することでその素晴らしさやたくさんのワクワクやドキドキを届けられたらと思います」とイメージキャラクターとしての抱負を。CMのタイトルにもなった"i Bright.-前を向く、この肌に。-"がテーマにもなっている新たなCMについて平野が「i Brightという言葉はシンプルですが、すごく強くて直線的でスパッと入ってくる素敵な言葉。僕たちもこれから先輝いていきたいので、僕たちにもピッタリなコンセプトだと思いました」と自分たちと重ねたといい、岸も「i Brightは自分たちにも合っていますし老男若女どんな方にもハマる言葉。CMでは僕たちが『昨日までの自分を超えていこう』という言葉を言っているんですが、見てくださる方も一緒に輝く未来をイメージしてもらえたらと思います」とアピールした。CMのコンセプトにちなみ、「自分がi Brightする瞬間は?」という質問に神宮寺は「自分が満足いくものを作れてみんなに届けられたときです」と回答し、「自分たちで活動していく中で作品や曲など色んなものを作っていった時に感じられるのが1Brightで、皆さんの手に届いた時が2Bright。i Brightの中に2 Brigh入っています」とファンに寄り添う気持ちも。岸は「僕は筋トレしている時。今は遠ざかっていますが、(筋トレは)自分と向き合っている時間ですごいBrightを感じます。自信にも繋がるし改めてもう1回やってみたいと思うぐらい筋トレをやってみたいです」と話した。また、輝くために日頃心がけていることにも触れ、神宮寺が「僕は寝るのがすごく大事だと思います。寝られる時は必ず睡眠を取るようにしています」と明かし、平野は「楽しむことですかね。日頃絶対に嫌なこととかめちゃくちゃあると思いますが、僕は家事で言ったら洗濯やゴミ捨てが苦手。そういうことをいかに楽しんで出来るのかと今追求しています」と前向きで「ちょっと前にダンスのお気に入りのステップでゴミ捨てに行きました」と明かすと神宮寺や岸が驚きの表情を。すると平野が「いやいやいや! 夜中に行ったから大丈夫(笑)」と返して笑いを誘っていた。
2024年11月05日毎年恒例の「現代用語の基礎知識 選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が5日、発表された。エンタメ分野では、単館上映から全国上映へのヒットを果たした自主制作の時代劇「侍タイムスリッパー」、元放送作家の鈴木おさむが著書で自戒として発信した「ソフト老害」、マルチクリエイターこっちのけんとが配信した楽曲「はいよろこんで」、個人開発のゲーム「8版出口」、朝ドラ『虎に翼』で主人公が発した「はて?」、 SNSアプリ「BeReal」、TBSドラマ『不適切にもほどがある!』の略称「ふてほど」、Creepy Nutsの楽曲「Bling-Bang-Bang-Born」、Netflixドラマ『地面師たち』でピエール瀧演じる地面師のセリフ「もうええでしょう」が選出。毎回多くの流行語が生まれるオリンピック・パラリンピック関連は「初老ジャパン」「ブレイキン」「名言が残せなかった」「やばい、かっこよすぎる俺」の4語で、野球関連は大谷翔平選手の「50-50」のみにとどまった。選考委員は、金田一秀穂氏、辛酸なめ子氏、パトリック・ハーラン、室井滋、やくみつる、『現代用語の基礎知識』大塚陽子編集長。大賞とトップテンは、12月2日に発表される。○■「現代用語の基礎知識 選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネート30語・アサイーボウル・アザラシ幼稚園・インバウン丼・裏金問題・界隈・カスハラ・コンビニ富士山・侍タイムスリッパー・初老ジャパン・新紙幣・新NISA・ソフト老害・トクリュウ・南海トラフ地震臨時情報・猫ミーム・はいよろこんで・8版出口・はて?・BeReal・被団協・50-50・ふてほど・Bling-Bang-Bang-Born・ブレイキン・ホワイト案件・マイナ保険証一本化・名言が残せなかった・もうええでしょう・やばい、かっこよすぎる俺・令和の米騒動【編集部MEMO】昨年の大賞は「アレ(A.R.E.)」。トップテンには、「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」「OSO18/アーバンベア」「蛙化現象」「生成AI」「地球沸騰化」「ペッパーミル・パフォーマンス「観る将」「闇バイト」「4年ぶり/声出し応援」を選出され、とにかく明るい安村の「I’m wearing pants! (アイム・ウェアリング・パンツ)」が、選考委員特別賞に選ばれた。
2024年11月05日モデルでタレントの貴島明日香が10月19日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」に出演。ランウェイ後にマイナビニュースの個別取材に応じた。「ANNA SUI(アナスイ)」のファッションショーにモデルとして登場した貴島。ブランドのロマンチックでシックな雰囲気のステージでは、笑顔封印のクールなランウェイを披露した。「私がこの世界に飛び込んだきっかけがランウェイをキラキラと歩くモデルさんに憧れてだったので、やっぱり何年たっても高揚します。貴重な経験ですし、初心にかえる気持ちになりますね」。今回のガルアワのテーマは「Neo Future Lab」。「自分」や「好き」を見つけ、ハートが赴くまま自由にファッションを楽しんでほしいという願いが込められている。それにちなみ、ここ数年で発見した新しい自分について聞くと、「あまり表に出るタイプではなかったのですが、直接友達や家族にあって会って時間を共有するってことを、積極的にやるようになりました。自分の心も明るくなったと実感しています。視野が広がりました」と明かす。インドアからアウトドア派となった理由は「心が疲れてしまった時期があって、こんなに家にいて休んでいるのになんでだろう? と考えたとき、私は人と会って話すことで自分の気持ちを整理することができるんだ、と気付いた」からという。「モヤモヤしていることや悩んでいることも、人に話すことで意外とたいしたことなかったな、みたいな感じで心が明るくなる。私はそうやって消化するんだと、そういうタイプなんだと気付けたからです。人と時間を共有することは、やはり大切だなと」。今年7月には一般男性との結婚を発表。人生の新たな節目を迎えた。変化を聞くと、「ファンの方へは自分の口から結婚報告をしたかったので、それが出来てよかったですし、言えたことによって2人で出かけることができるようになったので、それが変化といえば変化かもしれないですね」と少し照れながら語る。また人生のパートナーを得たことで、心の支えができたことも精神的にプラスになっている様子。「今日あった出来事、良いことも悪いことも共有できますし、絶対的な味方がいるという安心感があります。嫌なことがあっても味方でいてくれる人がいるので、もっと頑張ろうって思えます。2人でいるときは、私のほうがしゃべることが多いかもしれないですね。ずっとしゃべっています」と幸せそうにほほ笑んだ。パートナーのほか、大好きな猫たちも貴島の生活に豊かさをもたらしている。現在一緒に暮らす3匹の猫は「人生の師」と力説する。「私は悩んでしまうタイプなのですが、猫はマイペースだし自由気まま。自分がしたいことを常にしているんです。そういう姿を見ていると、心が穏やかになる。家にいる3匹の猫たちがダラダラと過ごすのを見て、こうやって生きていきたいと思える。壮大ですけど、“師匠たち”はそう教えてくれるんです」と愛猫たちの生き様から人生の教訓を得ている。■貴島明日香1996年2月15日生まれ、兵庫県出身。身長170センチ。高校3年からモデル活動をスタートし、卒業後に上京。2017年4月から『ZIP!』のお天気キャスターを務め、ブレイク。2018年から2024年春まで『non-no』(集英社)の専属モデルを担当し、現在は『BAILA』のレギュラーモデル。2024年7月に一般男性との結婚を発表した。
2024年11月04日孤独だが心優しい男が“悪のカリスマ”へと変貌を遂げていくドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描き、社会現象を巻き起こした映画『ジョーカー』(2019)の最新作にして完結編となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』通称「ジョーカー2」が公開中だ。メガホンを取ったトッド・フィリップス監督が、謎の女・リーを演じたレディー・ガガについて語った。ジョーカーになった男のその後が描かれる本作。理不尽な世の中の代弁者として時代の寵児となったジョーカー(ホアキン・フェニックス)は、彼の前に突然現れた謎の女リー(レディー・ガガ)とともに、狂乱が世界へ伝播していく。孤独で心優しかった男の暴走の行方とは――。フィリップス監督は、レディー・ガガについて「最も複雑でない、複雑な人」と表現し、「どういう意味かというと、彼女はとても大きな人生を送っていると思うでしょう。僕たちみんなが知っている俳優たち、有名な俳優、大物俳優がいます。そして、レディー・ガガのように超越的な人もいます。名声は演技を超えているんです。彼らは別の意味で世界的に有名です。だから、それには多くの複雑なことがたくさんついてくると思うでしょう。100人のチームや警備とか、もろもろのことです」と説明。その上で、「僕が驚いたのは、彼女が女優としてそこにいるとき、彼女が実際どれほど複雑ではないか、ということでした。彼女はマディソン・スクエア・ガーデンのステージに立ち、3万人の観客を前に歌うためにそこにいるわけではありません。女優として登場するときの彼女は、複雑ではないんです」と、現場での女優としてのガガについて語った。ガガの初主演映画『アリー/スター誕生』のプロデューサーを務めていたフィリップス監督。「ブラッドリー(・クーパー)が彼女と一緒に仕事をするのを見ることができ、彼女がどれほど素晴らしいかを知りました」と当時を振り返る。ガガの凄みを知っていたものの、本作に関して不安もあったという。「これはまったく違う映画です。ホアキンはブラッドリーとはまったく違う俳優です。彼女が、役柄として、またホアキンの周囲で、弱さを出せるかどうか少し心配でした。彼はある意味、もっとタフですから(笑)。また、彼女は今まで一緒に仕事をしてきたどの俳優よりも伝説的です。僕は、大物俳優と仕事をしたことがあります。でも、世界的スーパースターと仕事をする時、それは違うことなんです。だから、僕たちは、彼女がどれほど素早くそういうものすべてを手放し、無防備になれたかということに驚きました。ホアキンと僕は、いつもその話をしていたんです。驚きでした」撮影においては、ガガがプロの歌手のテクニックを手放さなければならなかったが、その点もしっかりと乗り越えてリーを演じ切ったという。「僕が、音楽的に『この音はおかしい』とか、『別のキーで歌って』とか、彼女に言うことは決してありません。なぜなら、彼女は僕が知っているよりも、音楽について限りなく詳しいからです。でも、彼女が学んだテクニックの一部を手放さなければならなかったということもありました。なぜなら、リーがファンタジーの中ではなく、映画の中で実際に歌っているとき、リーはプロの歌手ではないからです。その中には、『リーになるために、もっと感情に集中しよう、テクニックはあまり必要ない』ということもありました。そして彼女はそれが出来たんです。それはおそらくプロの歌手にとって、想像以上に難しいことでしょう」と称えていた。(c) & TM DC (c) 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories
2024年11月04日アイドルグループ・日向坂46のバラエティ番組『もっと!日向坂になりましょう』(毎週月曜配信予定)の第15回が、きょう4日から、映像配信サービス・Leminoで独占配信される。○四期生の石塚瑶季・清水理央・藤嶌果歩・宮地すみれが挑戦『もっと!日向坂になりましょう』は、これまでさまざまなジャンルの基礎を学んできた四期生が、芸能界で輝くプロフェッショナルを目指す成長バラエティ番組。メンバーの隠れた才能を発掘すべく、“見届け人”を務める先輩メンバーのもと、演技やリアクション、コメディなどに挑む。きょう配信の第15回は、「一目置かれる料理テクニックを特技にせよ!」。「たいめいけん」三代目シェフ・茂出木浩司氏を講師に招き、四期生の石塚瑶季、清水理央、藤嶌果歩、宮地すみれが、料理テクニックを習得する。料理好きだという清水が「高校生のときは自分でお弁当を作ってた」とアピールする一方、石塚は「最近、卵を割れるようになった」と打ち明け、宮地も「未知数です(笑)」と苦笑しながら意気込む。料理のレベルもバラバラな4人は、“ふわとろぱっかーんオムライス”に挑戦。卵を片手で割るテクニックを身につけたあと、フライパンでふわとろの卵に仕上げるテクニックを学ぶ。なんとか成功させた藤嶌は、茂出木シェフに「素晴らしい。すごい上手」と褒められ、「やったー!」と満面の笑み。「ライブ前より緊張してるんですけど……」と戦々恐々の石塚も必死にチャレンジするが、ハプニング発生に大慌てする。続いて挑戦した“エビチャーハン”では、生きた車海老の下処理に、4人は「ギャー! 動いた!」と大混乱。フライパン返しに悪戦苦闘する石塚、料理好きらしくスムーズにこなす清水、慌てるあまりちょっぴり失敗してしまう藤嶌と宮地の4人は、無事に“エビチャーハン”を完成させることができるのか。なお、番外編では、「5分で激うま!簡単クッキングバトル!」と題し、石塚、清水、藤嶌、宮地の4人が、オリジナルの簡単料理で対決する。
2024年11月04日孤独だが心優しい男が“悪のカリスマ”へと変貌を遂げていくドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描き、社会現象を巻き起こした映画『ジョーカー』(2019)の最新作にして完結編となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』通称「ジョーカー2」が公開中だ。本作でジョーカーの前に突然現れる謎の女・リーを演じたレディー・ガガが、本作出演について語った。○『ジョーカー2』出演に喜び「物語の続きを任せてもらえて本当に光栄」ジョーカーになった男のその後が描かれる本作。理不尽な世の中の代弁者として時代の寵児となったジョーカー(ホアキン・フェニックス)は、彼の前に突然現れた謎の女リー(レディー・ガガ)とともに、狂乱が世界へ伝播していく。孤独で心優しかった男の暴走の行方とは――。もともと前作『ジョーカー』が大好きだったというガガ。「『ジョーカー』で私が感銘を受けたのは、あのキャラクターにホアキンが与えた深みでした。今でもあの映画を観ますし、あのキャラクターにとても感情移入するので、泣きたくなってしまうんです」と作品の魅力を述べ、本作への出演オファーを受けたときの心境を「この物語の続きを任せてもらえて本当に光栄に思いました」と振り返る。そして、リー役を作り上げていくことにとてもやりがいを感じたと語る。「私はただ、彼女をできるだけリアルにして、この物語に沿って彼女の魂を作り上げたかったんです。それと、ジョーカーとアーサー・フレックに釣り合った人を見つけることでした。なぜなら、この映画では、ジョーカーはアーサー・フレックでもあるからです。彼女を作り上げることはとても楽しかったし、また、チャレンジでもありました」ホアキンと息の合った演技を披露しているが、「実は一度も、私たちはシーンのリハーサルはせず、すぐに撮影に入りました。だからすべてがとても生(ありのまま)で、とても新鮮でした。でも、シーンについて話しました。私たちがお互いに言うことを話し合ったんです」と明かした。また、女優業について「とても自信を持っています」と胸を張り、「なぜなら多分、私がキャリア全体でアルバムを通してキャラクターを創造してきたからだと思います。そして、私は小さい頃から演技もしていました。だから、私にとって、それは重力を変えて毎回新しい世界を創造することなんです」と説明。「リーの世界は、私がステージにいるときとはまったく異なります。ですがまた、私のパフォーマンスは、常に私のストーリーや経験と結びついていて、それは通常、夢と結びついています。そして、そういったことは多くの点で、演技しているときと非常に似ていると思います」と語った。ジョーカーのようなピエロのメイクにも挑戦したガガは、「いつもステージでメイクの実験をしている私でさえ、本当に強烈でした」と振り返る。「私は彼女にたくさんの意味を込めていたので、そのメイクが何を意味するのか分かっていました。それは彼から派生したものなんです。だから私にとって、リーのメイクは彼への執着から来ているんです。そして、『自分自身を発見しながらも、その全て(メイクをすること)に完全に夢中になっているのはどんな感じだろう?』となっていました。それと、ジョーカーにメイクを施すのもとても楽しかったです。あのシーンはパワフルだと感じていました。自分が幸せになるために、彼女は、彼が強くなると感じるものを武器にするんです」そして、リーを演じたことは、今後の自身のキャリアにも影響を与えていくと断言。「すでにそうなっています。私がクリエイトしたキャラクターはすべて、私の音楽に影響を与えます。なぜなら、それはすべて一つのものだからです。私は、自分が作ったものがセクションやコンパートメントに分けられたり、ブランド化されなければならないと考える人間ではありません。実際、それらを衝突させるのは本当に楽しいと思います。そういったことをする人たちは、(アートの)歴史の中でも私のお気に入りのアーティストたちで、彼らの作品を見ると『ああ、それらは彼らが前にやったこのことにまだ影響を受けていて、そして、こんなことが起きた』と思い、いつも私を興奮させてくれます」と語っていた。(c) & TM DC (c) 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories
2024年11月03日11人組グローバルボーイズグループ・INIのリーダー木村柾哉が、映画『あたしの!』(11月8日公開)でスクリーンデビューし、女優の渡邉美穂とW主演を務める。幸田もも子氏による同名コミックを実写化した同作では、真っすぐで素直過ぎる性格で、思ったことは即行動、自分にも他人にも嘘がつけないあこ子(渡邉)が、学校イチの王子様・直己(木村)に恋をしたことから、親友の充希(齊藤なぎさ)と恋のファイトを繰り広げることになる。今回は、映画初出演で初主演を務めた木村にインタビュー。今作にかけた意気込みやメンバーの反応、さらには芸能界での輪が広がっている交友関係についても話を聞いた。○木村柾哉、映画『あたしの!』主演にINIメンバーも叫ぶ――今回、「学校イチの王子様」というキャッチコピーがついていますが、自分でも心がけたことはあったのでしょうか? メンバーを参考にしたこともありましたか?醸し出るイケメンさやモテ男感みたいなものは、 頑張って研究して出したつもりです。原作を読んで、ふとした行動も確認しながら学ばせてもらいました。意外と、周囲のメンバーは全く参考にしてなかったです。王子様というよりもわちゃわちゃタイプが多いので、あんまり参考にならなくて(笑)。映画期間中は、「自分が1番王子様」というくらいの気持ちで頑張ってやっていました。――今回、映画主演が決まったことについてメンバーの反応はいかがでしたか?すごく喜んでくれるメンバーもいれば、感情が読めないメンバーもいて。(松田)迅はとりあえず叫んでたんですが、何の叫びかわからない(笑)。「うわ~~!!」みたいな感じだったんですが、喜んでくれているのか、「いいな~!」の方なのか……わからないんですけど、予告も見てくれたみたいで、真似してくるのがすごくかわいらしくて嬉しいです。――映画主演は、INIのメンバーの中でも「先陣を切って…」というような感覚はあるのでしょうか?あまり考えたことはないのですが、やっぱり主演映画にINI楽曲を主題歌として選んでいただけたのは、少しでもグループにつながったような気がして、すごく嬉しかったです。――撮影で大変だったことや、楽しかったことはいかがでしたか?何もかもが初めてで、とりあえず苦戦はしたんですけど、直己の感情が読み取りづらいところがあって、 うまく表現するのが難しかったです。映画の中で直己自身もすごく成長していて、時間もどんどん変わっていってるんですけど、表に出ない。それが伝わりづらいのが難しいポイントで、「感情に出ないけど出てる」という絶妙な差し引きがすごい難しかったです。――親友・成田役の山中柔太朗さんは、元々ダンススクールで木村さんが教えていた生徒だったそうですね。そうなんです。柔太朗くんがM!LKとしてデビューする前に、何回かレッスンをしたことがあって。7年くらい前のお話なので、久しぶりに再会して、お互いにめちゃくちゃ嬉しかったです。映画が終わってからも何回か一緒にごはんに行ったりして、今でも仲良くさせていただいてます。――初主演映画の撮影現場に元々知っている山中さんがいたのは、心強かったですか?心強かったです。しかも柔太朗くんは年齢の割にはけっこう落ち着いているので、僕も同い年感覚でお話しできて楽しかった。7年前は、本当に“学生”という感じでしたし、僕もその時20歳とかだったんですけど、柔太朗くんのことも「まだまだ子供だな」と思っていました(笑)。でも久しぶりに再会して、 大人っぽくなった姿に感動しました。元々は先生と生徒という関係性だったのに、いきなり親友の役で、撮影に入る前は関係性を作り出すのが難しいのではないかと不安だったんですけど、意外と、すんなり役に入れたと思います。本当に、エモい再会でした。○もしライバルだったら手強いと感じるメンバーは?――今回は女子2人の争いと友情が面白いポイントでもあると思うんですが、実際に自分を巡って女子が争っていたら、ご自身はどういう風に行動されますか?気が引けるし、申し訳なくなるかなというのが、素直な感想です。こんなことが現実に起こるのはなかなかないから、想像もつかないですね。でも、もし起こってしまったら、最初に「2人の関係性を崩したくない」と思うかもしれませんし、単純に2人と距離を取ってしまうような気がします。――例えば、ライブでファンの方が「今、手を振ったのは私!」「いやいや、私!」となってしまったら…その場合は、どっちに対しても「あなただよ」と言います。 受け取ってくださったら、それはもう「あなたのものです」ということです! 全員に向けているので、争いは起きないはずです。――逆に自分が三角関係になったらどうしますか?わかりやすく押しはしないと思うんですけど。決着がつくまで気持ちは変わらず、前進はすると思います。あこ子みたいに先手必勝で告白しておくみたいなことはしないけど、流れに身を任せて、終止符が打たれる時まで、前進し続けます。――メンバーの中で「この人がライバルだったら手強いな」と思うのは誰でしょうか?え~!? でも(後藤)威尊は、僕のことを「師匠」と言うまで慕ってくれていて。僕からしたら、おこがましいというか、「そんなことないよ」という感じなんですが、「そんなに慕ってくれているのなら、僕も負けないようにしないと」という気持ちにさせてくれるので、ある意味「ライバルとして頑張らないと」という気持ちになっちゃうかもしれません。○JO1やなにわ男子、芸能界の輪の広がりも――今作は友情もまたテーマになっていると思うんですが、実際に人生の中で「友情って大切だな」と感じたこと、印象に残っているできごとはありますか?やっぱり、メンバーが気にかけてくれると嬉しくなって「友情だな」と思いますし、特にステージの上では「この空間を作り出せるのはこの11人なんだ」と強く思うことがあって。そういう瞬間はメンバー愛とはまた違う、友情に近いものを感じます。助けてもらった分、助けたいし、助け合っていきたいと思います。他にも、JO1の河野純喜くん、川尻蓮くん、與那城奨くんとか、すごく良くしてくれて。純喜は同い年でラフに接することができますし、そのみんなのおかげで出会えた、なにわ男子の大橋和也くんはたくさん連絡とかもしてくれて、自分の悩みも言いやすい関係性なので、友情が深い気がします。和也の話を聞いて、自分がちっぽけだったなと思うこともありますし、すごくありがたい存在です。――輪も広がっているんですね。今後は俳優としてより進んでいきたいという思いはあるんですか?元々興味はあったんですけど、今回、初映画、初主演としてがっつりやらせていただいて、第1歩を踏み出せたような気がしています。 これから第2歩、第3歩も踏み込んでいきたいですし、今後もいろんな作品に出会えたら幸せだなと、強く思います。――例えば憧れの俳優さんはどなたでしょうか?田中圭さんは、本当にいろんな役をやられていますし、出演されている作品も大好きで、演技もすごく好きなので、リスペクトしています。1度、INIとして田中圭さんがMCを務められている番組に出させていただいたんですけど、この気持ちは伝えられなかったので、もしいつか、役者としてお会いできる日があれば、自分の口から伝えたいです。■木村柾哉(INI)1997年10月10日生まれ、愛知県出身。2021年にPRODUCE 101 JAPAN SEASON2に参加しINIとしてデビュー。俳優としてはドラマ『君の花になる』(22年)に出演。今作が映画初出演・初主演となる。
2024年11月03日歌手、タレント、女優と幅広く活躍しているファーストサマーウイカ。今年はNHK大河ドラマ『光る君へ』でききょう/清少納言役を務め、女優としての存在感が高まっている。10月19日に開催された「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」(ガルアワ)でファッションイベントに初出演したウイカにインタビューし、初ランウェイの感想や最近の自身の変化を聞いた。初めてながら堂々とランウェイを歩いて観客を魅了したウイカ。「一瞬でしたけどすごく楽しかったです」とうれしそうに話し、「何を遠慮したのか、本当はど真ん中を歩かなきゃいけないのに、ちょっとだけセンターからズレて歩いてしまいました。右側に人がいらっしゃるので気を遣ってよけてしまい、“気ぃ遣い”な性格が出て真ん中を歩けませんでした(笑)」と振り返る。今回のガルアワのテーマは「Neo Future Lab」で、新しい「自分」や「好き」を見つけてほしいという思いが込められている。ウイカにここ数年で変わったことを尋ねると、「ヤーレンズさんという推しができて、人を応援する気持ち、誰かのファンになる気持ちを知りました」と、『M-1グランプリ2023』で準優勝したお笑いコンビ・ヤーレンズのファンになったことを明かした。そして、「アイドルの経験があったり、グループを組んでいた経験があるので、応援していただいたり、ファンの皆さんの存在の大事さはわかっていたんですけど、自分が何かの熱狂的なファンになったことがほとんどなくて。でも最近ヤーレンズさんという推しができて、『これはファンかもしれない!』と。小さい劇場に通ったり、配信ライブも見たり、初めてオタ活をしています」と自身の活力になっている様子。ラジオをきっかけに2人のことが好きになったそうで、「空いている時間があったらライブに行くみたいなことをしているのは人生で初めてです」と目を輝かせ、「今回のランウェイも初めて。この年になると“初めて”が減ってきますが、初めて人を応援する気持ちも知ることができ、ファンの大事さを改めて感じています」と語っていた。■ファーストサマーウイカ1990年6月4日生まれ、大阪府出身。2013年5月にアイドルグループ・BiSに新メンバーとして加入しメジャーデビューし、2014年7月に解散。2015年1月に音楽グループ・BILLIE IDLEを結成し、2019年12月に解散。2021年2月にソロデビュー。タレントや女優としても活躍。主な出演作にドラマ『おちょやん』(20-21)、『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』(21)、『ファーストペンギン!』(22)、『unknown』『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(23)、映画『地獄の花園』(21)、『禁じられた遊び』(23)など。2024年の大河ドラマ『光る君へ』で清少納言役を務めている。
2024年11月03日映画『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』(11月1日公開)の初日舞台挨拶が1日、都内で行われ、成田凌、クォン・ウンビ、千葉雄大、大谷亮平、中田秀夫監督が登壇した。○成田凌と大谷亮平がウンビの挑戦に賛辞今回が演技初挑戦・映画初出演となるウンビ。同作の出演オファーを受けたときの心境を聞かれると、「オファーをいただけて、まず本当にとてもうれしかったです。日本でとても有名なこの作品に、自分が出られるということが大変光栄でした。これから私なんでもできるんじゃないかなって思うくらいの経験になりました」と感慨深げに語った。すると、演技初挑戦で日本語のセリフを話すというチャレンジをしたウンビに、成田は「本当にすごいことですよね」と改めて感心。また、大谷も「これがデビュー作なのかというくらい堂々とされていましたし、日本語のシーンを試写で初めて観たんですけど、もちろんセリフは全部わかったし、デビューで外国語という(難しい)ことをよくこなしたなと思いました」と賛辞を贈っていた。○『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』あらすじ長い黒髪の女性ばかりを狙った、連続殺人事件。被害者は落としたスマホから個人情報を奪われ、家族や恋人だけでなく、最後は命まで奪われてしまう。ただ、スマホを落としただけなのに……。人の心を操る天才的ブラックハッカーでもある連続殺人鬼の浦野(成田凌)は、事件を追っていた刑事の加賀谷(千葉雄大)に一度は捕まったものの、刑務所内からサイバー攻撃を計画して、警察内の混乱に乗じて姿を消してしまった。浦野は、一体どこに――?平穏な日々が続く中、突如として日本政府に、大規模なサイバーテロ攻撃が再び仕掛けられる。発信元は、韓国・ソウル。これは浦野の仕業なのか? 謎の黒髪美女・スミン(クォン・ウンビ)の正体は? 日本と韓国を舞台にした、スマホを持つ者全てがターゲットの、「ファイナル ハッキング ゲーム」がいま始まる――。
2024年11月02日●役者業への熱い思いゴールがないから「ずっと続けていきたい」歌手、タレント、女優と幅広く活躍しているファーストサマーウイカ。今年はNHK大河ドラマ『光る君へ』でききょう/清少納言役を務め、女優としての存在感が高まっている。10月19日に開催された「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」でファッションイベントに初出演したウイカにインタビューし、『光る君へ』の反響や女優業への思いなど話を聞いた。『光る君へ』出演に合わせ、顔周りの髪を短く切った“姫カット”スタイルを続けているウイカ。「大河ではカツラなので自分の姫カットは使っていませんが、黒髪にしないといけなくて。黒髪だとアレンジの幅が狭くなるので、バラエティ用に姫カットにしました」と説明した。2024年もあと約2カ月。今年がどんな年になっているか尋ねると、「『光る君へ』の影響がすごく大きいです」と大河ドラマ初出演の反響を明かす。「今までの層とは違う視聴者の方に声をかけていただくことが増えました。おじいちゃんおばあちゃんの層もそうだし、意外と若い方も『光る君へ』をご覧になっているみたいで、私よりも一回り下ぐらいの世代の方にもけっこう街で声をかけていただくので、バラエティ番組では届かなかった層にも届いているというのがすごく実感でき、この勢いをそのままに次のステップを踏み出したいと思えるようなパワーをもらいました」近視のため以前はコンタクトレンズを使っていたウイカだが、『光る君へ』のために眼内にレンズを挿入するICL手術を受けたという。本作にかける強い思いを感じるが、「そこまで大層なことではなく、時代劇だからコンタクトは嫌だなと。コンタクトという現代のものが入ってくるのは気になると思ったぐらいです」と笑った。もともと役者を目指して芸能界に飛び込み、2013年5月にアイドルグループ・BiSに新メンバーとして加入する以前から、数多くの舞台に出演。その後、アイドルやタレントとして注目を集め、近年は女優として存在感を高めている現状に喜びややりがいを感じているそうで、「役者を目指して10年ぐらい前に大阪から出てきたので。今はいろんなメディアがあり、いろんな形で活躍できると思いますが、やはり根底にはお芝居をやりたいという思いがあります」と語る。そして、「役者という仕事は一番、自分の中で最も手応えのないものというか、飽き足らない、満足できないもの」だと役者業への思いを明かす。「バラエティだと笑いが起きたり反応が目の前で起きるし、上手くいかなくても面白かった楽しかったからまあいいか、と思えることもありますが、芝居は果てがない。行っても行ってもゴールがない感じがして、これは一生の戦いだなとも思うし、ずっと続けていきたいなと。どの仕事も正解はないですけど、俳優が一番、『もっとこうすればよかった』『次はどうできるか』といろいろ思うことがあって、悔しさが一番募るし、一番挑戦していきたいものが俳優業なので、これからもいろんな作品に挑戦していきたいと思います」●音楽やバラエティでの経験も芝居に生きている「全部地続き」また、歌手やバラエティの活動もすべて、今につながっていると言い、「全部が全部です。バラエティでの経験が芝居に生きるし、芝居での経験がバラエティにも生きるし、音楽での経験もそうで、音楽、バラエティ、芝居は全部地続きであって、上下もなければ、人前で芸をするというのは全部同じなので」と、エンターテインメントを届けるという根本は変わらないと語る。続けて、バラエティでの経験は芝居にどのように生きているのか教えてくれた。「お芝居は、『こうしよう』『こうしたい』ということを考えがちですが、バラエティは基本的に誰かとのセッションでチームプレー。お芝居も本当はそうで、自分よがりにならずにチームプレーで作り上げるべきだということを、バラエティの経験からも改めて気づかせてもらいました。また、バラエティは毎回一発本番でリハーサルがなく、緊張度が上がるので、舞台根性、舞台度胸が鍛えられたなと。それがドラマや映画の撮影にも生きていて、お互いにパワーをもらっています」今後もさまざまな分野で活動していきたいと考えているウイカ。「全部やりたいです! 全部まだまだでレベル1なので、ちょっとずつそれぞれのレベルを上げていけたら」と成長を誓う。そして、「私は自分の肩書きにこだわってないので、人から求められた肩書きの中で、それがいいならそれでいいですという感じでやっていますが、そういう説明が必要ないくらい、いろんな分野で実績とキャリアと結果を残していきたい」と力を込め、さらに「ゆくゆくは名刺代わりになるような賞を目指したいです。『頑張ったで賞』でも『皆勤賞』でも、何でもうれしいです」と話していた。■ファーストサマーウイカ1990年6月4日生まれ、大阪府出身。2013年5月にアイドルグループ・BiSに新メンバーとして加入しメジャーデビューし、2014年7月に解散。2015年1月に音楽グループ・BILLIE IDLEを結成し、2019年12月に解散。2021年2月にソロデビュー。タレントや女優としても活躍。主な出演作にドラマ『おちょやん』(20-21)、『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』(21)、『ファーストペンギン!』(22)、『unknown』『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(23)、映画『地獄の花園』(21)、『禁じられた遊び』(23)など。2024年の大河ドラマ『光る君へ』で清少納言役を務めている。
2024年11月02日岡田将生、倉科カナ、森山未來を主演に起用し、「人間の欲望」をテーマにしたオリジナルドラマ3作が、11月から映像配信サービス・Leminoにて独占配信される。映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が手掛け、マジメな税部署員と天才詐欺師が異色のタッグで脱税王から大金を騙し取る映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(11月22日公開)。今回の『アングリースクワッド EPISODE ZERO』(11月14日から配信 全3話)では、岡田将生演じる天才イケメン詐欺師・氷室マコトを主人公に、その前日譚を描く。小手鞠るい氏原作による、大人たちの“情事と事情”が複雑に絡み合った恋愛群像劇『情事と事情』(12月5日から配信 全8話)。『復讐の未亡人』『隣の男はよく食べる』などで知られる井樫彩監督が、巧妙な仕掛けを交えながら演出する。倉科カナが、都内の一等地に住むセレブ・結城愛里紗を演じ、大人の感情揺さぶる上質なラブストーリーが展開する。Xフォロワー90万人を超えるZ李氏の同名小説を原作に、入江悠監督がメガホンを取る『飛鳥クリニックは今日も雨』(2025年1月下旬頃配信予定 全8話)。新宿歌舞伎町で看板の無い何でも屋を営む主人公・リーを森山未來が演じ、詐欺や未成年売春といった事件の真相に迫っていく。
2024年11月02日映画『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』(11月1日公開)の初日舞台挨拶が1日、都内で行われ、成田凌、クォン・ウンビ、千葉雄大、大谷亮平、中田秀夫監督が登壇した。○ウンビ、日本語で自己紹介と挨拶会見冒頭、ウンビは「こんばんは。『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』でスミン役を演じましたウンビです。今日はお越しいただき、ありがとうございます。この映画を本当に一生懸命、準備しました。ぜひ皆さん、これから観る方に伝えてください。よろしくお願いします!」と日本語で挨拶し、会場を沸かせた。また、会場に集まった観客が全員、成田が作中で演じる浦野のお面をつけているというサプライズに、成田が驚きの表情を浮かべつつ、「いかがですか?」と質問すると、ウンビは「怖いですね!」と率直な感想。続けて、「でも、たくさん顔があって、ずっと見ていると、だんだんとかわいく見えてきました(笑)」と笑顔を浮かべ、笑いを誘っていた。○『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』あらすじ長い黒髪の女性ばかりを狙った、連続殺人事件。被害者は落としたスマホから個人情報を奪われ、家族や恋人だけでなく、最後は命まで奪われてしまう。ただ、スマホを落としただけなのに……。人の心を操る天才的ブラックハッカーでもある連続殺人鬼の浦野(成田凌)は、事件を追っていた刑事の加賀谷(千葉雄大)に一度は捕まったものの、刑務所内からサイバー攻撃を計画して、警察内の混乱に乗じて姿を消してしまった。浦野は、一体どこに――?平穏な日々が続く中、突如として日本政府に、大規模なサイバーテロ攻撃が再び仕掛けられる。発信元は、韓国・ソウル。これは浦野の仕業なのか? 謎の黒髪美女・スミン(クォン・ウンビ)の正体は? 日本と韓国を舞台にした、スマホを持つ者全てがターゲットの、「ファイナル ハッキング ゲーム」がいま始まる――。
2024年11月01日2005年の発売開始以来、多くの作品が制作されている大ヒットゲームシリーズ「龍が如く」から着想を得た、オリジナル脚本によるAmazon Original ドラマ『龍が如く ~Beyond the Game~』(Prime Videoで10月25日より独占配信中)。ゲームと同じく神室町を舞台に、主人公桐生一馬と、桐生とともに、家族同然に育った3人の幼なじみたちの生き様を1995年と2005年の2つの時間軸で描いている。今回、桐生一馬を演じる竹内涼真、一馬と同じ養護施設で育った澤村由美を演じる河合優実にインタビュー。初共演の2人がそれぞれ互いのイメージや、作中でも印象的なシーンの裏側を明かしたほか、自身の10年前と現在でいちばん変化した部分についても語った。○河合優実、初共演・竹内涼真の幼なじみ役にプレッシャーも――今回お二人はドラマで、同じ養護施設で育った幼馴染を演じていますが、お互いどんな第一印象でしたか?竹内:共演する前から魅力的なお芝居をされる方だなというイメージがありました。誰とも被らない、天然記念物みたいな、希少な動物に出会ったような感じ(笑)。年齢は少し離れてるかもしれないですが、それを感じさせないような強いものを感じた印象があります。油断したら全て見透かされるだろうなと……河合:そんなことないです(笑)――そんな天然記念物のようなイメージの河合さんとの共演はいかがでしたか?竹内:まず僕はお芝居して楽しかったです。短期間でも撮影でご一緒してお芝居をすると、ずっと友達でいた以上の濃密な心のキャッチボールをするので、やっぱり相性とかはあると思うんです。でも、そういった部分では僕は楽しかったから、相性がいいのかなという感覚はありました。河合:ありがとうございます……今の話を聞いて嬉しいなと思いました。私は正直なところ、お話をいただいたときも「竹内涼真さんの幼馴染できるかな……」と。そう思うくらい私にとってはテレビの中の人で大先輩ですし、撮影に入る前はプレッシャーや不安もありました。竹内:あったんだ……河合:それは賀来賢人さんも含めて。でも先輩たちに萎縮してもいいことがないなと思って、できるだけ落ち着いていようと思っていました。お会いするとそういう気持ちを吹き飛ばしてくれるくらい本当に明るいパワーを持ってらっしゃる方で、周りがリラックスできるような竹内さんのお人柄を感じながら撮影することができました。そして撮影が進むにつれて、竹内さんの桐生としてのすごくまっすぐな努力に、私を含めみんな引っ張られていた感じがありました。○“生”の雰囲気を大事にして行われたアクションシーン――素の竹内さんが現場の雰囲気を作り、桐生としても現場を引っ張っていってくださったんですね。今回、竹内さんは格闘技にも挑戦されて体作りにも力を入れたそうですが、格闘シーンの撮影はいかがでしたか?竹内:大変じゃなかったところはないですね……格闘技場での撮影に向けて結構練習もしたんですよ。ただ、お芝居のアクションとしての手順ということだけではなく、その場で生まれる“生”の雰囲気を作るために、決められた手順だけではないアプローチをお互いにしていったほうが、そういう雰囲気が生まれるんじゃないかという方向性だったので。相手はプロの格闘家ですし……その怖さを吹き飛ばして現場に立つのが一番大変でした。もちろん、“ふり”なんですけど。――河合さん演じる由美も一馬の戦いを側で見守っていましたが、間近で見ていても怖さはありましたか?河合:私も見ていて怖かったですが、竹内さんがそこまで恐怖を感じていたというのは全くわからなかったです。それは見せないようにしていたのかもしれないですけど、ただ殺気立ってる感じはありました。竹内さんと相手の方がリングの中にいると触れてはいけないものがそこにあって、私たちができることは本当に声を出して応援することしかないんじゃないかというくらい。心理的に怖いということももちろんあるんですが、単純に体的に本当に間違えたらケガをするシーンだし、各種格闘技をやっている人と対峙していくので、こんなに本格的な人たちを次々に相手にしていて……ムエタイの人もいましたよね?竹内:いたいた! 普通に選手ですからね(笑)河合:そう、役者さんじゃなくて、見守ることしかできなかったです。ものすごい集中力と熱気が集まっていて、とにかく試合のシーンはすごかったです。“ふり”ってわかっていても目が本気で。動物の目と言うか……すごいなと思って。竹内:そうそう。本気だし、体も本物だから「練習しておいてよかった~」と思いましたよ(笑)。○竹内涼真、10年前から現在の姿をイメージ「割とブレなく想像通り」――今回、1995年と2005年の2つの時間軸で物語が進んでいきますが、ご自身のいま現在の活躍を10年前から想像できていましたか?竹内:10年前は20歳か。想像しています。もちろん完璧にイメージ通りにとはならないですけど、割とブレなく想像通りです。(役者としてやっていくと)決めていたので、あとは一生懸命やるだけでした。河合:私は13歳だから中2ですね。全く何も想像していなかったです。(女優に)なりたいとかもなかったですし、(当時は)ほかに好きなものもあったし、今の姿というのは全く持って0%でした。竹内:へぇ~! ドラマ・映画は好きだったの?河合:振り返ると好きな家庭環境でしたね。自分がドラマ・映画好きだとは思っていなかったけど触れられる環境でした。――この10年で一番変わったと思う部分はどこですか?河合:私はこの間パソコンを買って、過去の写真や動画を整理してたんですけど、そこに映っている自分がすごく騒がしいんです。ひょうきんだし、いろんな人に笑ってほしいみたいな感じがすごくして(笑)。自分では取材の場などで「(私は)実はそういうタイプなんです」と言っていたんですけど、やっぱりそうだったんだと。でも、高校を卒業したぐらいから「落ち着いてますね」とすごく言われるようになって。自分では意識していなかったんですけど、お仕事を始めてそういう風になってきたのかもしれません。性格が変わったとまでは言わないですけど、仕事をしている人格みたいなモノができたんでしょうね。責任感0の状態が本当に自由すぎる(笑)。――竹内さんは、こういった河合さんのひょうきんな一面を撮影で感じられましたか?竹内:垣間見えてはいないんですけど、もしかしたら眠っているんじゃないかなという瞬間があったんですよ。爆発的なものがあるんじゃないか? と(笑)。お芝居を見ていると、何か底知れない何かがあるんじゃないか、という感じがしました。――河合さんの多面的な部分がお芝居にもにじみ出ていると。一方で竹内さんは、この10年で変わった部分はありますか?竹内:見た目! だいぶ変わりましたね。体のサイズと見た目が大きくなったし、顔も変わりました。あと、だいぶ精神的に強くなりました。強くならないと乗り越えられない仕事とか役があったからかもしれないです。すごくいいタイミングでちょうどいいきつい“壁”みたいなものがくるので、それを一生懸命がむしゃらに乗り越えていたら強くなりました。――どの作品や役柄が“壁”だったんでしょうか?竹内:全部なんです。まずいちばん最初が一年半ぐらい仮面ライダー(『仮面ライダードライブ』)だったので、いま仮面ライダーの1話なんか観たら、それだけで10杯くらいお酒が飲めちゃうぐらい下手くそなんですよ(笑)。でも、そこでしか出せなかった表現もあるし、振り返ると全部そういうものが財産で、“いまの自分”がいるんです。毎年毎年、むしろ半年間ずつ全く自分が違うからおもしろいです。■竹内涼真1993年4月26日生まれ。東京都出身。『仮面ライダードライブ』(14~15年)や、『過保護のカホコ』、『陸王』(17年)などで注目される。主な主演作にドラマ『テセウスの船』(20年)、『君と世界が終わる日に』シリーズ、ドラマ『六本木クラス』(22)、映画『アキラとあきら』(22年)、映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』など。今年はドラマ『Believe』、『ブラックペアン2』に出演。■河合優実2000年12月19日生まれ、東京都出身。2019年にデビュー。2021年、映画『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』などの演技で、第64回ブルーリボン賞新人賞等の賞に輝いた。主な出演作にドラマ『不適切にもほどがある!』(24)、ドラマ『RoOT / ルート』(24)、映画『あんのこと』(24)、劇場アニメ『ルックバック』(声の出演/24)、映画『ナミビアの砂漠』(24)など。
2024年11月01日女性誌『DIGVII』(主婦と生活社)の創刊に合わせて新設された「ディグ・ニュー・アイコン・アワード2024」。カリスマ・Denとその信者・たいこー、りなぴっぴという新しい形の漫才「カリスマンザイ」で話題を集め、同アワードで「ディグ ニューパフォーマンス賞」を受賞したリンダカラー∞にインタビュー。最近、大喜利で頭角を現し、注目を集めるりなぴっぴの魅力についてDenとたいこーが語っているほか、トリオとしての展望を聞くと三者三様の個性あふれる回答が飛び出した。○りなぴっぴ、女性誌ソロ掲載に驚き「とんでもないことになっている」――「ディグ ニューパフォーマンス賞」を受賞されました。率直に受賞の感想をお聞かせください。Den:全く我々にふさわしい賞だなという感じですかね。新時代を築き上げるという意味では、僕らにぴったりな賞だなという感じがしました。本当に光栄です。ニューパフォーマンスなんてかっこいい……僕らはカタカナが一番好きですからね! それをもらえたというのは本当にありがたいことです。たいこー:間違いないです!――創刊された女性誌『DIGVII』に、りなぴっぴさんがソロで掲載されています。りなぴっぴ:本当にDenさんだけについて行って毎日を過ごしてきたんですけど、とんでもないことになっていると……状況を飲み込めなかったです。Den:聞いた瞬間は「そんなことがあるのか」っていうことですね。でも向いているなとは思っていたんです。こういう仕事が似合いそうだなと。やっぱり芸人だと(雑誌のモデルとかは)ちょっと恥ずかしかったりすると思うんですけど、りなぴっぴは元々ファンから入ってますので、そういう大きい芸人の枠組みみたいなものは関係ない。いろんな場で活躍できているのはすごいことだなと思います。たいこー:すごいことですし、がんばってましたから。ただ、カリスマとりなぴっぴが前に出るというの分かりますけれども、いよいよカリスマと俺が残っちゃうとワケがわからなくなっちゃう(笑)。たから今は結構ワケわからない状態ではあります。Den:そうだよね? 俺もなぜ真ん中に立っているのか……ただ、この違和感もみんな楽しんでいただければなと思います。りなぴっぴが最近どんどんどんどん前に前に……素晴らしいです。○カリスマ・Denから見たりなぴっぴの魅力は「語彙の少なさ」――トリオとしてもおもしろい形になっていますね(笑)。Denさん、たいこーさんから見たりなぴっぴさんの魅力はなんでしょうか?たいこー:りなぴっぴは世界観が人とは違うので、そういったスター性があるかなと思います。今回の雑誌もそういう世界観がすごい出ていたので、とても良かったなと思います。Den:りなぴっぴの最大の魅力ですか? これはやっぱり語彙の少なさですね。これ変なこと言っているなと思うかもしれないですけど、語彙が少ないからこそ文字の組み立てが常人とはかけ離れたものになるんです。やっぱりインタビューとかでもおかしな文章なんだけど、なんかりなぴっぴの人間力みたいなものがある。そこは魅力ではあります。どう?りなぴっぴ:イェ~イって思います!Den:ほら見て。イェ~イって思いますですよ? 一文に英語も日本語も盛りだくさん。たいこー:イェ~イでもいけたのにね。Den:そう。すごい語彙力です(笑)。――この語彙力が、話題を集めている大喜利でもいかんなく発揮されています。Den:大喜利は結構な手練れの芸人さんからも「この子はすごいね」「レベルが違うね」とおっしゃっていただけている。それを言われるたびに僕は「僕が育てました」と。りなぴっぴががんばればがんばるほど、僕らの株も上がっていく。すごくいいシステムになっています。たいこー:持っているものをちゃんと出せるようにしてあげてる。りなぴっぴ:まぁそうですね……正直に言ったらDenさんのおかげなんですけど。たいこー:ひどいでしょ?(笑)りなぴっぴ:たいこーさんもいい形ですよね?Den:ちょっと見てみよう……いい形してますね! これはぜひサムネにしてほしい。りなぴっぴ:形の雑誌とかがあったら……たいこー:なんでだよ! ワケわかんねぇだろ! なんだ形の雑誌って!Den:『まる』という雑誌が創刊されるかも。『DIGVII』の姉妹雑誌『まる』。たいこー:それ俺が表紙なの? 買わねぇよ(笑)。○りなぴっぴ、Den&たいこーを一言で表すと……――りなぴっぴさんが加入されて、リンダカラー∞になりましたが、変化はありましたか?Den:目に見えて仕事は多くなったということはあります。僕ら元々(たいこーと)2人でやっていたんですけど、やっぱり3人の方が皆さんから知っていただいたり、色んな先輩から興味を持ってもらえたりすることが増えたというのが一番大きかったかもしれないです。――りなぴっぴさんから見て、Denさん・たいこーさんは一言で言うとどんな人ですか?りなぴっぴ:Denさんは……一言ってなんですか……?Den:おもしろいでしょ? ユニーク爆発~!りなぴっぴ:いっぱい言葉があっても一言ですか? なんだろうな~……Denさんは「羽」!Den:独特~! これは意味を聞いた方がいいですか? 聞かせてほしいんだって! 野暮だね~。りなぴっぴ:Denさんって輝いているじゃないですか? その光でちょっと浮いて見えるんですよ。だから羽がないとおかしい。Den:羽がないとおかしいっていう意味で言ってます(笑)りなぴっぴ:だから、Den羽、羽Denにしたら成立ですよね?Den:まさか改名を勧められるとは僕も思っていなかったんですけど……ちょっと検討させてください。りなぴっぴ:たいこーさんは「キャンディー」。たいこー:丸じゃねぇか(笑)Den:キャンディーにもいろんな形ありますから! 理由を聞いてみましょうよ。りなぴっぴ:それは丸いから(笑) 転がりやすそう。Den:見ていて楽しいもんな(笑)○リンダカラー∞のこれからの展望とは――さすがの語彙力です(笑)。カリスマであるDenさんから見て、たいこーさん・りなぴっぴさんのカリスマを感じる出来事はありますか?Den:りなぴっぴに関して、ありがたいことに番組に出させていただいてるんですが、収録が始まる5分前とかまでホワイトボードにお絵かきしてるんです。それはカリスマじゃないとできない。「別に準備とかもういらないよ」「私、直前までお絵描きできちゃいますよ」という……そういう肝の据わり方は、やっぱりカリスマ性ありますよね。――たいこーさんはいかがでしょうか?Den:ライブをやってたときにお客さんがパンパンに入っていたんです。お客さんがパンパンなところを見て、間違えて「すっごいいっぱいお金いるね」と言ったんです。これはすごいなと(笑)。ビジネスマンとしてのカリスマ性みたいなところ。あくまでこれはビジネスで、商品として僕は見れるんですという……カリスマ性を感じました。たいこー:最悪の見え方している! すごいお金がかかっているなとかもありますよ! お客さんをお金だと思わないです!Den:でも俺が聞いたのは、「お金すごっ」て言ったあとに、「違う違う! お客さんだ!」と言っていた。これはカリスマじゃないと言えないよ!――授賞式では、日本だけでなく世界でもといったお話もありましたが、今後トリオとしてはどういう展開を考えていますか?Den:まぁ世界に行くべき人材だなと思っておりますし、やっぱり3人ならではのエンターテイメントを今後も発信できたらいいなと。(りなぴっぴ・たいこーに)ある? リンダカラー∞としての展望みたいなもの!りなぴっぴ:私、ハンバーガーやドーナツが好きなのでアメリカに行きたいです!Den:すっごいお腹減ってるんだから。リンダカラー∞の展望は?って聞いて。ハンバーガーが食べたいからアメリカに行くって誰か言えますか、これ! 素晴らしい! たいこーさんは?たいこー:どうなっていくのかもうわかんないです! すみません!Den:すごいでしょ? 展望は?って聞いているのに堂々と「わかんないです」って誰が言えますか! 僕たちはそれぐらいアクの強い個性が集まってリンダカラー∞なんです。それで世界を目指そうってこれ素晴らしいと思います。■リンダカラー∞Den、たいこー、りなぴっぴからなるお笑いトリオ。Denとたいこーで活動していたお笑いコンビ・リンダカラーに2022年5月、りなぴっぴが加入しリンダカラー∞に。2024年、『おもしろ荘』に出演し、カリスマ・Denとその信者・たいこー&りなぴっぴという形式の「カリスマンザイ」で注目を集めた。
2024年11月01日17人組アイドルグループ・Rain Treeのドキュメンタリー番組『Documentary of another IDOL3.0~不合格者17名の再挑戦の物語~』(全5回、金曜12時・最終回は12月20日配信)の第2回が、1日から、映像配信サービス・Leminoで先行配信を開始した。○イチゴ「希望の光が見えた瞬間」と歓喜昨年4月にスタートした秋元康氏プロデュースのオーディション「IDOL3.0 PROJECT」。約1万人に及ぶ応募者の中から、11人組アイドルグループ・WHITE SCORPIONが誕生した。一方、最終審査で落選した17人のメンバーは、“FINALIST”として活動。このたび、落選から1年の時を経て、Rain Treeとしてデビューすることが決定した。同番組では、数々のオーディション、最終審査での不合格、そして、“FINALIST”として奮闘する様子を配信。惜しくもデビューに届かなかった彼女たちの苦悩や葛藤、喜びなど、メンバーたちの素顔にカメラが密着し、デビュー発表にいたるまでの“再挑戦の物語”を届ける。第2回では、“FINALIST”が、WHITE SCORPIONと同じ事務所に所属することになり、カワチャンは、「みんなと一緒にいられるなら一緒にいたいし、みんながいないんだったら嫌だなという風に思ってたから……」と心境を口に。ミランは「めっちゃうれしかった!」と率直な思いを語り、イチゴも「希望の光が見えた瞬間だった」と歓喜する。その後に行われたダンスレッスンでは、WHITE SCORPIONと初めて合同練習をすることに。すでに数曲をリリースしていたWHITE SCORPIONとの実力の差を、メンバーは目の当たりにする。そして、目立った活動がないまま、4カ月が過ぎたころ、“FINALIST”のオリジナル楽曲「命しか捧げるものがない」の制作が決定。8月に行われた「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」で初披露し、ファンからの温かい声援と拍手に感動して涙する。初ステージから1カ月後、WHITE SCORPIONの初ワンマンライブ「1st ONEMAN LIVE ~初撃。~」に出演することになった“FINALIST”。しかし、ステージに立てるうれしさの反面、WHITE SCORPIONありきの活動に複雑な思いがふくらんでいく。不安や葛藤を抱きながらも、懸命にパフォーマンスしたメンバーだったが、楽屋を訪れたスタッフの言葉に号泣。「みんなずっと我慢してた」「悔しい」と言いながら、思わずこぼした胸の内とは……。(C)OVARSE
2024年11月01日