バーバリー(BURBERRY)が、16年セプテンバー・コレクションをロンドンで発表した。同コレクションは、メンズとウィメンズのコレクションを同時に発表し、ランウェイショー終了直後から店舗及びオンラインでの購入が可能となる初の試みとなるもの。コレクションは、永い歴史の中で様々な人の生活様式や文化、服飾の変遷を見てきた“家”をキーワードに製作され、ランウェイでは女性作家のヴァージニア・ウルフのオーランドやインテリア&ガーデニングデザイナーのナンシー・ランカスターの作風からインスパイヤされたルックの数々が登場した。当日は、イギリスを代表するモデルのカーラ・テルヴィーニュやジョーダン・ダン、アンバー・アンダーソン、エディ・キャンベル、女優のリリー・ジェームズやフェリシティ・ジョーンズの他、ファッションアイコンのアレクサ・チャンやオリヴィア・パレルモ、俳優のニコラス・ホルト、映画監督のスティーブ・マックイーン、フォトグラファーのマリオ・テスティーノなど。様々なジャンルで活躍するセレブリティが駆け付けた。なお、ランウェイは1920年代より文化サロン的な役割も果たしていた書店の跡地である「Maker’s House」を会場に開催された。同会場では9月27日まで、コレクションのインスピレーションや背景を体感できるインスタレーションやデモンストレーションも実際されている。また、コレクションの模様は公式サイトにて視聴が可能だ。
2016年09月25日ディーゼル(DIESEL)が9月27日から10月4日まで、伊勢丹新宿本館1階のザ・ステージにてポップアップストア「ITS FOR ISETAN SUPPORTED BY DIESEL」をオープンする。同ポップアップストアは、ディーゼルが長年支援しているファッションコンテスト「ITS」の15年OTB AWARDを受賞した小池優子にフィーチャーしたもの。会期中は、「ITS」での受賞作品が展示される他、小池が同ポップアップストアのために手掛けたクチュールアイテムや、ディーゼルの日本上陸30周年を記念したコラボレーションコレクション「DIESEL JAPAN 30TH BY YUKO KOIKE」などが展開される。小池は、日本に古くからある伝統や技巧と前衛的なテクニックを融合させることで様々なアイテムを生み出すデザイナー。30周年を記念したディーゼルとのコラボレーションでは、小池の世界観とディーゼルのロックでアイロニックなムードが融合したアイテムの数々が製作された。なお、同ポップアップストアの開催期間中は、伊勢丹新宿店のウィンドウを「ITS FOR ISETAN SUPPORTED BY DIESEL」がジャックする。
2016年09月25日鉛筆にフォーカスした展覧会「THE SECRET LIFE OF PENCIL」が、10月6日から11月13日まで東京・表参道のポール・スミス スペース ギャラリー(Paul Smith SPACE GALLERY)にて開催される。プロダクトやパッケージのデザインを手掛けるアレックス・ハモンドと、フォトグラファーのマイク・ティニーによって開催される同展。会期中は、ポール・スミス、プロダクトデザイナーのトム・ディクソン、彫刻家のアニッシュ・カプーア、フォトグラファーのデヴィッド・ベイリーなどの著名人が使用した鉛筆の写真を展示・販売。このデジタル社会において、非常にシンプルな筆記用具である鉛筆が、いかに世界一流のアーティストや建築家、作家、デザイナーらの仕事とともにあり、変わることなく偉大な存在であり続けているかを伝え、鉛筆を使うことの味わい深い面白さを追求する。なお、同展は15年5月にロンドン・メイフェアのPaul Smith No.9 Albemarle Street Shopで開催されたもので、今回の日本開催にあたり、原研哉、谷尻誠、田名網敬一、隈研吾、鋤田正義、坂本龍一、NIGO(R)、Klein Dytham architectureなどが使用した鉛筆の写真も新たに追加される。また、同イベントは恵まれない境遇にいる子どもたちに教育の機会と保護を与えるイギリスのチャリティー団体であるChildren in Crisisと協力し、売上の一部を寄付する。【イベント情報】「THE SECRET LIFE OF PENCIL」会場:ポール・スミス スペース ギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前5-46-14 3階会期:10月6日~11月13日時間:12:00~20:00(土日祝日は11:00~)定休日:水曜不定休
2016年09月25日日本を代表するイラストレーターの宇野亞喜良による個展「綺想曲」が、9月28日から10月4日まで銀座三越7階のギャラリーで開催される。同展では、1960年代から現在に至るまで第一線で活躍してきた宇野が、テーマを定めずに感性のままに描いた作品が展示される。個展のタイトルである音楽の「綺想曲」は狂想曲とも呼ばれ、気まぐれに曲が組み合わさりながらひとつの大きな楽曲を形づくるもの。同展のために書き下ろされた新作は宇野が思い思いに描いた作品であるものの、描き終えてみるとひとつのトーンを保っており、まるで綺想曲のような作品構成の展示となった。展示内容は、書き下ろし原画24点に、版画は新作・旧作あわせて15点、そして3点の立体オブジェ。原画はすべてキャンバスで、0S、SSM、4S、8S、50Fで構成され、中でも普段作品としては描くことがほぼない50F(116.7cm×91.0cm)サイズの大作「私は海…」は大きな見どころのひとつとなっている。宇野は今回発表した新作について「ちょっと風変わりなコントのような、絵でしか在りえないジョークのような、ナンセンシカルな詩のような、つまりこれらの絵は発狂した百科事典のようなもののつまりです」とコメントしている。なお、10月2日の14時から17時にかけては宇野自身が在廊する。【イベント情報】宇野亞喜良 展「綺想曲」会場:銀座三越7階ギャラリー住所:東京都中央区銀座4-6-16会期:9月28日~10月4日時間:10:30~20:00(最終日は18:00まで)
2016年09月25日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)が新作バッグ「Musubi bag」を発表した。日本の伝統的な着物の帯揚げからインスピレーションを得て、ハンドステッチで施されたひねり結びのモチーフが特徴的な同バッグ。素材には上質なカーフレザーが使用された。表裏のライニングコントラストが印象的なバッグとなっており、ショッパー、ハンドバッグ、クラッチの3型で展開される。
2016年09月25日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『The End: Montauk (10th Anniversary Expanded Edition)』マイケル・デウィック(Michael Dweck)アメリカの写真家マイケル・デウィックが、ロングアイランドの漁村モントークの消え行く地元サーフィン文化をドキュメントし2004年に大ヒットした写真集の10周年記念増補版。古き良き時代の気分が凝縮されたデウィックの写真集は当時発売後わずか数週間で完売。その後レア・フォトブック市場で一時期1万ドルで取引されたという伝説のタイトルの仕様を忠実に再現し、未発表約85点を追加収録した待望の1冊。【書籍情報】『The End: Montauk (10th Anniversary Expanded Edition)』写真:Michael Dweck出版社:Ditch Plains Pressハードカバー/226ページ/360×280mm発刊:2016年価格:1万8,500円
2016年09月24日ケンゾー(KENZO)とH&Mのコラボレーションコレクションの日本展開店舗が発表された。同コレクションは、11月3日に世界中の250以上のH&Mの限定店舗及びオンラインストアにて展開予定。日本での展開店舗は、レディースがH&M原宿、銀座、渋谷、新宿、名古屋松坂屋、心斎橋、メンズが原宿、銀座、渋谷、新宿、名古屋松坂屋、心斎橋、戎橋メンズ館となっている。また、発売日当日に店舗に並べる参加者を事前に募集。10月10日まで()応募が可能となっている。。また、ジャン=ポール・グードが手掛けたキャンペーンビジュアルの一部が公開された。ファッション、音楽、アート、環境活動など様々な分野で世界的に活躍する7人をアンバサダーに任命。そのうち今回は、ヒップホップアーティストのチャンス・ザ・ラッパー(Chance The Rapper)、モデルのイマン(Iman)、ラッパーのスボイ(Suboi)の3人によるルックが公開された。キャンペーンでは、グードが自身で撮影した写真を切り取り、新たに再構成したハンドメイドカットの手法が採用されている。コレクションみなぎるパワーやキャラクターが表現されている。
2016年09月24日ミュベール(MUVEIL)のデザイナーである中山路子のディレクションによるコスチュームジュエリーブランド・グランマティック(GRANDMATIC)が9月26日まで、伊勢丹新宿店本館1階のポロモーションスペースにて「グランマティックフェア」を開催している。同フェアでは、中山路子が敬愛する94歳のファッションアイコン、アイリス・アプフェルの魅力に迫ったドキュメンタリー映画『アイリス・アプフェル!94歳の ニューヨーカー』のDVD発売に伴い、アイリス・アプフェルにフォーカス。アイリス・アプフェルのパネルやDVDなども展示される。会期中は、グランマティック(中山路子)の世界観が表現された会場にて、グランマティックジュエリーを身に着けたグランマチャームを限定発売。秋の新作や、中山路子リメイクの限定ヴィンテージジュエリーなど展開される。
2016年09月24日展覧会「On the Beach ヨーガン レール 海からのメッセージ」が、10月8日から2017年2月5日まで、青森の十和田市現代美術館で開催される。1960年代、パリ、ニューヨークを中心にテキスタイルデザイナーとして活躍し、1970年代初頭、日本に移住したヨーガン レール。1972年、自らのファッションブランド、ヨーガンレール(Jurgen Lehl)を起こし、衣服、インテリア用品、家具、キッチンウェアなどをデザイン。ライフスタイル全般のデザインをする先駆け的な存在となった。2006年には環境に配慮した自然素材を用い、手仕事のものづくりを大切にしたブランドBabaghuri(ババグーリ)を設立している。また、農園と住まいを沖縄、石垣島に作ったヨーガンは、際限なく海辺に打ち寄せるゴミに悲しみと憤りを感じ、自分で拾い集めた色とりどりのプラスチックゴミを組み合わせ、もう一度、人間の生活の根源にある自然に目を向けてもらえるよう、海洋投棄された廃棄物から美しく、また実用性のある啓発的な照明器具を仕上げた。2014年9月、不慮の事故でこの世を後にしたが、残された照明は、スウェーデン・ストックホルムのArtipelag(アーティペラーグ)や東京都現代美術館、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」などでも展示された。本展では、そのプラスチックゴミから美しい光のオブジェとなった照明作品を中心に、沖縄の美しい海と汚れた海のコントラストをヨーガン自身が捉えた写真など約140点を、十和田市現代美術館ならではの空間構成によって展示。特別出品として、太平洋のミッドウェー諸島に生息する海鳥たちが、プラスチックを食べて滅びていく様を映像と写真で捉えたクリス ジョーダンによる写真作品も公開される予定だ。【イベント情報】「On the Beach ヨーガン レール 海からのメッセージ」会場:十和田市現代美術館会期:2016年10月8日~2017年2月5日時間: 9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)料金:企画展+常設展セット券1000円、企画展の個別料金は一般600円休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)撮影:高木由利子
2016年09月24日新宿駅新南口の商業施設・ニュウマン(NEWoMan)6階のガーデンエリアで、期間限定の屋上マルシェ「The CAMPus」が11月30日までオープンしている。今年6月に誕生した同マルシェは、出店経験の無い人たちを中心に集め、チャレンジできる場を提供している。来店するお客さんと“食”を通して人をつなぎ、新たな出会いと未来を拓くための“学び”の場ともなっている。全国各地から厳選したロースターコーヒー豆をセルフドリップで楽しめる「MINEDRIP COFFEE」や、農家から直送された無農薬野菜のサラダを提供する「元麻布マルシェ」、世界のジンジャーエールから着想を得て手作りをしている「BRFジンジャーシロップ」など数ショップが並び、週末にはヨガやヘルシー系ワークショップ、生ライブなどのイベントも開催している。また、9月25日には、“フード・ウェイスト(食料廃棄)”をテーマにした映画イベント「ゲリラシネマ2」が開催。当日は、食品廃棄の現実と原因を明らかにし、今何ができるのかを探るドキュメンタリー映画『もったいない(TASTE THE WASTE)』の上映及び、トークイベントが行われる。同イベントでは、映画の上映前に社会から“もったいない”をなくそうと日本で取り組む人々によるトークショーを実施。その他、The CAMPusでの出店も行われ、来場者にはAimi Odawara描き下ろしによる「ゲリラシネマ2限定ステッカー」と「HEAPS特性コルクコースター」がプレゼントされる。【イベント情報】■「The CAMPus」会場:ニュウマン6階ガーデンエリア会期:11月30日まで時間:月火水木が11:00から20:00、金土日祝が11:00から21:00入場:無料■「ゲリラシネマ2」~食べると棄てるを考える『TASTE THE WASTE(もった いない)』特別上映イベント~会場:ニュウマン6階ガーデンエリア「The CAMPus」内会期:9月25日時間:17:00~21:00(トークショー開始は18:00、映画上映は19:00~)チケット:1,500円
2016年09月24日クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)が、Eコンセプトストア・Sporty Henriとの初のコラボレーションによる限定コレクション「Christian Louboutin for Sporty Henri collection」を発売する。4月にローンチされたSporty Henriは、フランス人プロハンドボール選手のアンリ・タイが設立した、洋服好きのアスリートに向けたEコマースサイト。インターナショナルブランドからニッチなブランドまでタイ本人がセレクトしたスポーツとファッションのブランドを展開しており、スタイリングに関するワールドクラスなアドバイスなどエディトリアルのコンテンツも提案している。クリスチャンルブタンにおけるEコマースサイトとの初のコラボレーションとなる今回は、「Mettre Le Sport En Valeur(スポーツのイメージを高める)」というSporty Henriのモットーからインスピレーションを受けて3足のスニーカーを製作。それぞれのスニーカーは、クリスチャン ルブタンのメンズコレクションの人気モデルのシルエットをベースにデザインされた。カラーはホワイト、コバルトブルー、ブラックで展開され、Sporty Henriのロゴがモチーフとしてあしらわれた。また、ラバーソールはクリスチャンルブタンのシグネチャーであるレッドソールに仕上げられている。同コラボレーションについてクリスチャン・ルブタンは、「スポーツとエレガンスが融合した、遊び心溢れるカラフルなデザインをアンリのために喜んで作りました。Sporty Henriの新しいプロジェクトに参加できることを大変嬉しく思っています。スポーティーでスタイリッシュな世界観の、アンリと彼のチームの今後の成功を祈っています」と語っている。取り扱いはSporty Henriのウェブサイトの他、ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、香港、ソウル、ドバイ、東京、北京のクリスチャン ルブタン直営店のみとなっており、日本では9月24日にクリスチャンルブタン青山にて2モデルが限定発売される。
2016年09月24日ラグ&ボーン(rag & bone)が9月12日、ニューヨークで17春夏ウィメンズコレクションを発表した。
2016年09月23日いまやファッションを語る上で、 “ヴィンテージ”や“古着”といったキーワードは外せない。ハイブランドとヴィンテージのミックスは、もはやファッション上級者の常套手段であり、低価格のノーブランド品を着るよりもさらに低価格の古着を着た方が圧倒的に響きのいいことを、ファッションビギナーでさえ知っている。そんな今のファッションの潮流に警鐘を鳴らすのが、代官山にあるヴィンテージショップ・エヴァ(EVA)のオーナー兼バイヤー・宮崎聖子さんだ。EVAは9月21日から26日まで伊勢丹新宿店のリ・スタイルレディにて、140年以上の歴史を誇る世界初の女性ファッション誌『ハーパース バザー(Harper's BAZAAR)』との協業によるポップアップイベント「A Life in Fashion ―今を生きる女性たちへ― by EVA supported by Harper's BAZAAR」を開催中。私たちは秋雨の降り頻るなか、EVAから7年を経てオープンした「ONLY ONE BOUTIQUE」へ彼女を訪ねた。イベント準備もラストスパートという忙しいタイミングにも関わらず、宮崎さんは私たちを温かく迎え入れてくれた。■海外への憧れからたどり着いたもの宮崎さんは、1975年宮城県生まれ。高校在学中にレコード蒐集が派生して輸入業を起こし、モデルやDJなどを経験した後、上京してからは某上場企業に就職し役員秘書を務め、退職後に独立起業してEVAをオープンさせたという特異な経歴を持つ。幼い頃に英語を習う機会があった彼女は、日本語と異なる言語が存在することを疑問に思い、話せないことへの悔しささえ感じたという。思い起こせばこれが“外へ”目を向けるきっかけになっていたのかも、と話す。「買い付けはロサンゼルスやニューヨークが中心です。子どもが生まれてからは頻繁に海外へ出られなくなってしまいましたが、各地にこれまで知り合った信頼できる方たちがいるのでメールのやりとりでこまめに買い付けたりしています。ヴィンテージも古着も出会いなので急に集まるものではないし、何年もかけてコツコツと蒐集するのが大切。今回伊勢丹新宿店でのイベントのお話を頂き、ハーパースバザーをイメージした内容ということで、買い溜めておいたセリーヌ(CELINE)のヴィンテージシャツなどを出すことにしました。グッチ(GUCCI)といった海外メゾンも今シーズンはヴィンテージのような雰囲気で展開していますし、見せるなら今だな、と。商品を出すときはタイミングも大事です。10年前なら百貨店に古着を置くことなんてことを誰も想像しなかったと思いますが、その頃の手帳に、“伊勢丹に自分の商品を置く”“ハーパースバザーに載る”って書いていて、それが一度に叶いました。商品は古いものを扱っていますが、私自身は常に先のことを見据えながらやっています」パーパースバザーの雑誌が大好きだという宮崎さんは、その想いを大切にものづくりにも注ぎ込んだ。EVAが得意とする古着のリメイクアイテムは、その発想力の豊かさに驚かされる。「ハーパースバザーは白を基調としたエディトリアルが印象的で、紙面の中に一つの世界観を作っている。私はそこにフォーカスして、ヴィンテージのラインアップとはまた別に、白で揃えた古着のリメイクアイテムも用意しました。ベースとなるのは、おそらく1930年代頃のドイツの医療用ユニフォームと思われるもので、一着のアイテムを解体してコートやジャケット、パンツなどを制作しています。何十年も前からあるものに新しい解釈で手を加えて、女性のさまざまな顔があるように、1型→17型に仕立てました。日本人の女性は白のコーディネートを敬遠しがちですが、ストリートっぽく着こなしてもいいし、ぜひ日常に取り入れてもらいたいです」イベント限定のEVAオリジナルリメイクアイテム■時代とともに変化する女性のファッションマインドイベント会場には、宮崎さんによるメッセージも掲げられる。「私が考えるこれからの女性の生き方、ファッションがどうあるべきかといったことを綴っています。パーパースバザーの歴代の表紙も展示されますが、紙面を飾ってきた女性たちはみんな意識が高い。いまの私たちが自由にファッションを楽しめるのは、こういう強気な姿勢で頑張ってきた人たちがいるからこそ。女性へ対するオマージュも含めたイベントにしたかった、というのが私の想いです」イベントではファッションカルチャーの変遷をブランド・ヴィンテージで表現しながら、50~70年代のアートカルチャーを現代風に解釈したリメイクアイテムを展開する。50~70年代は、まさに女性にとって激動の時代。50年代は妻や母、娘といった立場でしかなかった女性が、さまざまなムーブメントを経て、80年代には社会進出を果たす。時代とともにファッションも解放され、60年代にはスカート丈が短くなり、70年代になると性にオープンになり素肌を感じるドレーピーでシアーな服が登場する。「この時代を駆け抜けた多くの女性の生き方があってこそ、女性が何でも自分で選択できる今の時代へと繋がりました。今回用意したアイテムは、今の私が考える女性像を象徴しています。着回せるとか使えるとか損得で判断するのではなく、着てみたい、手に入れたい、と純粋に思ってもらえれば嬉しい。私自身買う前から結果が分かっている洋服は着たくないし、買ってからさてどうやって着ようと思うのがファッションの楽しさだと思うので。ヴィンテージは単体で魅力があるもので、着回し力のような保証がない。これだけ大切にされてきたと語れるものを置いていますし、ヴィンテージショップとは本来そういう場であって、全身トータルコーディネートでおすすめするところでなければ流行りものを提供する場でもありません。店主としては、見てときめいてもらうのがいちばん嬉しい」■ヴィンテージはトレンドではない一見すると“クールビューティー”。けれど細やかな気遣いや言葉を選ぶ丁寧な話し方に、女性らしさや温かみが感じられる。4歳になるお子さんを持つ母でもあり、家族の話になるとユーモアをたっぷりと含んだ会話で私たちを和ませてくれる。そんな彼女だからこそ、ファッションやヴィンテージに対する熱い想いも滲ませる。「ヴィンテージや古着はファッションに必要なものとされ、いまやメインストリームもそれを受け入れている。私としてはお店に置くものが注目されることはもちろん良いことなのですが、この潮流には違和感を覚えます。そもそも古着は一度誰かの手に渡ったものをリサイクルするというエコの精神です。古着は学生などお金のない人たちがファッションを楽しむためのひとつの“手段”、また逆に、過去のデザイナーズアーカイヴ等希少性の高いものを次世代に伝えていく為に保存するという“手段”でもある。古着もヴィンテージも、それ自体がトレンド、というものではないのです。海外のスナップでは、ヴィンテージや古着を着て自分の感性でお洒落を楽しんでいる人がたくさん見受けられます。日本では誰かと似たものをゲットすることがマストなのでしょうか?日本のファッショントレンドは“群れる”こととして定着しているような気がしてなりません」本当に自分が好きなものを、自分の感性で取り入れてファッションを楽しんでほしい、と宮崎さんは話す。また、ヴィンテージや古着への注目の高まりは、いまのファッション界の問題だとも続ける。いまはアイデアソースがなく、トップメゾンもやっていることが似たり寄ったりで、どこもすぐにトレースしてしまう。嗜好品だったファッションはビジネスとなり、売れるものを大量生産する時代だ。売れなければ誰かが責任を取らなければならない。「ファッションを取り巻く環境がこういう状態だからこそ、今の時代にはないヴィンテージや古着のデザインに魅了される、という部分もきっとあるんでしょうね」■叶った夢の先に続く場所今回のイベントで2つも目標を達成した宮崎さんだが、「手放しに喜んでいる感じではないです。本当に周りのみんなのお陰だし、私自身はもっと頑張らないといけない」と自らを追い込む言葉が返ってきた。「ヴィンテージショップは本屋と同じで、商品を揃えたら、あとは店番をしてお客さんをひたすら“待つ”体制なんですね。最近では置いているものに興味を示して頂きたくさんのオファーが舞い込むようになりましたが、今後はさらにフィールドを広げて自分の提案を売り込んでいけたらいいなと思っています。イベントの提案や売場のディレクションなど、枠にとらわれない活動をしていきたいです」新宿伊勢丹で開催中のイベント「A Life in Fashion ―今を生きる女性たちへ― by EVA supported by」【店舗情報】EVA fashion art住所:東京都渋谷区猿楽町2-1 Avenue side Daikanyama1B営業時間:12:00~20:00電話:03-5489-2488【イベント情報】A Life in Fashion ―今を生きる女性たちへ― by EVA supported by Harper's BAZAAR場所:伊勢丹新宿店本館4階=ウエストパーク期間:16年9月21日~26日※24日(土)15:00~16:00に、Harper's BAZAARの塚本香編集長とEVAオーナーの宮崎聖子さんのトークショーが開催されます。
2016年09月23日写真家の永瀬沙世が9月23日から10月8日まで、“切り絵”を用いた新作写真シリーズを展示する個展「CUT-OUT」を東京・南青山のGALLERY 360°にて開催する。今回永瀬は、“CUT-OUT(切り絵)”に挑戦。大きな紙を幾何学的な形に切り抜いていき、大量に切り取ったその紙の中で戯れる女性を撮影した。永瀬の新たな世界観を楽しめる個展となっている。永瀬は同展について、「どうやって世界を見るのかを教えられる前の子どもの頃の私たちは、人やものごとの裸をみることができるし好奇心が溢れるまま自分の未知の力で自由に未来を創造できる。アンリ・マティスがアトリエでcut outを制作している映像をみてインスピレーションを刺激された。彼は絵画をやめ、78歳で新しい手法cut out(切り紙絵)に行き着いた何かから解放された彼のアトリエがあまりにも自由に満ちていてびっくりした」とコメントしている。また、同展に合わせて10枚のアルミ板にプリントしたポートフォリオと銀紙に印刷された写真集も同時刊行される。なお、どちらもサインと限定番号入りとなっている。【イベント情報】永瀬沙世「CUT-OUT」会場:GALLERY 360°住所:東京都港区南青山5-1-27 2階会期:9月23日~10月8日時間:12:00~19:00定休日:日曜日、祝日
2016年09月23日展覧会「クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス―さざめく亡霊たち」が、12月25日まで東京・白金台の東京都庭園美術館で開催されている。フランスを代表する現代美術家、クリスチャン・ボルタンスキーは、写真や古着、ビスケットの缶など、日常の素材を用いて生と死や記憶のテーマに向き合ってきた。その表現は、鑑賞者を内面的な思索に誘うと同時に、すでに失われたもの、ここにいない、あるいは、いたかもしれない存在への想像力も喚起する。クリスチャン・ボルタンスキーの東京では初、そして、国内の美術館では26年ぶりの個展となる本展では、「声」による新作を含む、日本未発表の作品を中心としたインスタレーション6点を本館と新館に展示。重ねられた歴史と往来した人々の記憶を宿す旧朝香宮邸の東京都庭園美術館ならではの空間と作品の対話によって、「亡霊たち」のさざめく舞台が展開する。また、重要文化財である同美術館の建築自体にも目を向け、大切に保存されながら、美術館として更新し続けるアール・デコの邸宅の魅力を紹介する展覧会「アール・デコの花弁 旧朝香宮邸の室内空間」も同時開催中だ。会場では、これまでに修復、復刻してきた創建時の調度品および、当館所蔵のアール・デコの時代に活躍した作家の作品、資料を展示し、旧朝香宮邸の室内空間に注目すると共に、ガラス、タイル、石、陶器などのディテールから建物の魅力を紹介する。なお、平日は館内での写真撮影が可能となる。【イベント情報】「クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス―さざめく亡霊たち」同時開催:「アール・デコの花弁 旧朝香宮邸の室内空間」会場:東京都庭園美術館会期:9月22日~12月25日時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)※11月25日、26日、27日の3日間は夜間開館20:00まで(入館は19:30まで)料金:一般900円、大学生720円、中学生・高校生および65歳以上450円休館日:第2・4水曜日(11月23日は祝日のため開館)、11月24日Courtesy Maison rouge c Christian Boltanski
2016年09月23日日本ならではの美と技が織りなす伝統工芸の世界。伝統工芸の保存と後継者の育成を目的とし、公益社団法人・日本工芸会が開催する国内最大の公募展「日本伝統工芸展」が日本橋三越本店で始まった。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸という7部門の重要無形文化財保持者の最新作を始め、一般公募作品より厳正な審査を経て選ばれた入選作品約600点が展示されている。昭和29年3月に始まり、今年で63回目を迎える「日本伝統工芸展」。日本工芸会の副理事長であり、漆芸の重要無形文化財保持者である室瀬和美さんは「普段使いの道具から美の極致の芸術品まで、幅広い層の作品があることが工芸の魅力です。その魅力を国内はもちろんですが、海外にもっと発信していきたい。工芸を“craft”と訳したこともありましたが、日本独自の文化“kogei”として海外へ伝えていきます」と語った。今年の「日本伝統工芸展」では、7部門すべてに受賞作品が存在している。これはなかなか珍しいことだそう。まずは大賞ともいえる日本工芸会総裁賞の丸山浩明作「蝋引楓造象嵌飾箱」(ろうびきかえでつくりぞうがんかざりばこ)が展示されている木竹工エリアへ。柔らかな曲線や水紋のような木目が印象的な作品は「木目の美しさを出すために、漆ではなく蝋引きで仕上げました。内側の箱は黒漆で仕上げ江戸小紋のフランス縞を線象嵌であしらっています」と丸山浩明さん。普段は、木工職人として木の椅子などを手掛ける丸山さん。同作品は8ヶ月かけて完成させたそうだ。「曲線を出すのが難しかった」と日本工芸会総裁賞を受賞した丸山浩明さん。英語でJapanと称される漆。日本美を代表する工芸である漆芸部門では、山岸一男作・沈黒象嵌合子「能登残照」(ちんこくぞうがんごうず・のとざんしょう)と寺西松太作・蒔絵箱「夜景」に注目。山岸さんの作品からは能登の海に沈んでいく夕日が、寺西さんの蒔絵箱からは日本海の漁火の光景が浮かんでくる。昔から変わらぬ日本の風景美がどちらの作品にも描かれている。漆芸の重要無形文化財保持者の室瀬和美さんが手掛けた蒔絵螺鈿飾箱「春映」。桜が川面に映しだされる様を描いている。出品数が群を抜く陶芸部門。九谷焼ベテランの田島正仁作・「彩釉器」(さいゆうき)、京都で作品を手掛ける加藤清和作・藍三彩「1670」(らんさいさい「いちろくぜろなな」)、若手女性作家の高橋奈己作・「白磁水指」(はくじみずさし)の3作品が受賞している。なかでも日本工芸会新人賞を受賞した「白磁水指」は、ほとんどの作家が大きな作品を出品するなか、両手におさまるほどの小さな作品。しかしフォルムのおもしろさ、プリーツのような造形など小さな水指に込められた美の技巧は、観るものに強い印象を与えるはずだ。着ることで完成する“芸術”、着物が飾られた染織部門へ。受賞作の海老ケ瀬順子作・穀織着物「海に聞く」(こめおりきもの「うみにきく」)、穀織(こめおり)とは米粒を並べたような文様の絹織物。植物染料で染めた透明感あふれる水色、穀織の間に施された絣が海の波を感じさせて、まさに“海に聞く”というイメージを想起させる。重要無形文化財保持者の鈴田滋人さん作・木版摺更紗着物「舞花」。白粉花(おしろいばな)が着物一面に咲き誇っている。そしてガラス、七宝、硯、玉、屏風など幅広い分野をカバーする諸工芸ゾーンへ。高松宮記念賞を受賞した松本三千子作・省胎七宝鉢「蒼海」(しょうたいしっぽうはち「そうかい」)。金属製の下地(胎)を用いた通常の技法に比べて、下地を酸で腐食させて表面の七宝部分だけにする省胎七宝焼きには高い技術が要される。青々とした海に果てしなく続く波の動きも、その技あっての表現なのだ。審査・鑑査委員の白幡明さんの「剥貫蓮弁の蓋物」。木を削るようにガラスを削り出し、ガラスの柔らかさを表現。最高峰の工芸を手に取るように近くで鑑賞でき、受賞作品についてはイヤホンガイドで解説を聞くことができるので、この機会に伝統工芸の美と技を体感してほしい。そして万が一、手に入れたくなった場合もご安心を。展示されている工芸品は、ほぼすべてが販売品(非売品もあり)なのだ。芸術の秋、日本橋で伝統工芸に触れてみませんか?【展覧会情報】第63回日本伝統工芸展会場:日本橋三越本店 本館・新館7階ギャラリー住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1会期:9月21日~10月3日時間:10:30~19:30(最終日は18:00まで)入場無料
2016年09月23日パリを中心にヨーロッパ各地で集められた個性ある雑貨たちを紹介する「トンドンシエル蚤の市 - from Paris -」が、9月25日から10月5日までブリック アンド モルタル(BRICK & MORTAR)中目黒本店にて開催される。フランス在住20年のバイヤーとアーティストが各地から集めてきた、モノトーンな日常生活にアクセントを与えるような個性ある雑貨たちを紹介している「トンドンシエル蚤の市」。今回はトレー(1万2,000円)やフラワーベース、アンティークグラス(4,000円)、ケルト(各種7,000円)、ソルト&ペッパー(6,000円)といった雑貨の他、南フランスの工房でひとつひとつハンドペイントされたフェーブ(各種650円)というラッキーアイテムなどが展開される。また、9月28日にはパリの食材を使ったフードとドリンクを用意したレセプションも開催される予定だ。
2016年09月23日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が9月24日、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)店をリニューアルオープンする。新たにリニューアルオープンする同店では、メンズ・コレクション アーティスティック・ディレクターを務めるキム・ジョーンズが手掛けた今季の秋冬メンズコレクションの世界観を体感することができる。また、リニューアルを記念し、パッチブルゾン(68万5,000円)やポシェット・ジュール(GM/7万7,000円、PM/6万2,000円)などの限定アイテムが用意された。
2016年09月23日ディオール(Dior)が新作ルージュ「ルージュ ディオール」(4,200円)の発売を記念したリップ刻印サービスを、9月21日よりディオール バックステージ ストゥーディオの伊勢丹新宿店及び、東急HINKA RINKA 銀座店にて開催している。9月2日に発売された「ルージュ ディオール」は、16時間最高の付け心地と仕上がりが続くディオールの新作リップ。マンゴーバターなど贅沢なトリートメントが配合されており、繊細な艶のサテンと高発色のマットのふたつのテクスチャーが用意された。全36色(うち4色はディオール バックステージ ストゥーディオ限定)で展開される。今回は、この「ルージュ ディオール」をディオール バックステージ ストゥーディオにて購入した人に、無料で名前を刻印するサービスを実施。同時にラッピングサービスも行っており、大切な友人や家族への贈り物にもおすすめの一品となっている。
2016年09月23日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の東京都写真美術館内にあるミュージアム・ショップ、NADiff BAITEN(東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館2F)です。■『THEATERS』杉本博司 写真において「決定的な瞬間」という言葉がよく言われるように、写真は、一瞬間を切り取るものだ。絶え間なく流れる時間の中から、シャッターが切られるその瞬間だけが、写真の中に凝固している、かのように思われる。しかし、果たして、写真とは本当にそういうものなのだろうか。杉本博司の写真は、そうした写真のイメージを覆すものだ。本書に収められた「THEATERS」、日本語では「劇場」と呼ばれるシリーズは、古い映画館や、ドライブインシアターで、映画が上映されている間中シャッターを開き続け、長時間露光することによって撮影された作品である。スクリーン自体が発行体となり、古めかしく美しい劇場の様子が浮かび上がる。映画館とは、映画を上映する場所であり、観客は大体1~2時間、長い作品ならばそれ以上の時間をそこに座って、スクリーンを眺めて過ごす。時に笑いが起き、時に誰かのすすり泣きが聞こえ、シリアスな場面でうっかりくしゃみをしてしまった人に眉をひそめたりしながらも、上映されている時間は、スクリーンの世界に没入することができる、不思議な時間。一体、これまでどれだけの映画が上映されてきたのだろう。どれだけの人々が、この空間で、そうした上映時間を過ごしたのだろう。これらの写真には、単に映画が上映されている時間経過だけが記録されているだけではない。映画館には、何度も繰り返し上映された映画たち、そしてその時々でその映画を共有した観客たちの空気が染み込んでいる。杉本の作品の中で光を放つスクリーンは、そうした「劇場」の歴史そのものを、今私たちに向けて映し出している。本書は、1970年代から現在まで継続して撮影されている「THEATERS」シリーズの中でも、今まで未発表だった21作品が新たに収録された。また、廃墟化した映画館で撮られた最新作「廃墟劇場」シリーズも併せて、計151点が収録された決定版だ。映画館の数だけある、その空気、その歴史は、一枚の写真の中で、今でもひっそりと時を刻んでいることが、不思議と伝わる一冊となっている。「廃墟劇場」は、今月リニューアルオープンした東京都写真美術館での「杉本博司 ロスト・ヒューマン展」の一部として世界で初公開されている。照明を落とした展示室で、美しいゼラチンシルバープリントともに、上映されている映画タイトルや、映画の内容なども杉本自身の文章で鑑賞者に見せる形の展示となっている。展示と合わせて新刊であるこちらも併せて手に取ってもらえれば、と思い紹介した。展示されている映画タイトルや、それにまつわる文章も併せて収録された「杉本博司 ロスト・ヒューマン展」カタログも、当店にて販売中である。【書籍情報】『THEATERS』写真:杉本博司版元:DAMIANIハードカバー/176ページ/285×258mm言語:英語発刊:2016年価格:8,800円『「杉本博司ロスト・ヒューマン展」カタログ』版元:東京都写真美術館ソフトカバー/247ページ/230×290mm言語:日本語・英語発刊:2016年価格:2,315円【展覧会情報】リニューアル・オープン 総合開館20周年記念「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展会場:東京都写真美術館2階・3階展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内会期:9月3日~11月13日時間:10:00~18:00※木、金曜日は20:00まで(ただし9月9日、10日は21:00まで))※入館は閉館の30分前まで料金:一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上700円休館日:月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館し、9月20日、10月11日は休館)
2016年09月22日ラグ&ボーン(Rag & Bone)が9月12日、ニューヨークで17SSメンズコレクションを発表した。
2016年09月22日“作品”とも言い換えられる工芸と、“製品”であるデザインの境目を探る展覧会「工芸とデザインの境目」が10月8日から17年3月20日まで、金沢21世紀美術館で開催される。監修はプロダクトデザイナー深澤直人が務める。同展では、日常生活の中で活きる「工芸」と「デザイン」の曖昧さに注目。ものづくりという点では同じだが、異なるジャンルとして区別される両者の違いを見極めることをコンセプトに、「プロセスと素材」「手と機械」「かたち」「さび(経年変化)」などのテーマから、工芸とデザインの境界を浮き彫りにしてゆく。会場では、6つのテーマに基づいて展示が行われる。「プロセスと素材」では、素材の持つ特性や力を生かし、治具を用いて工芸品を創り出す工芸作家と、治具を用いずに制作できるデジタル工作機器(3Dプリンタなど)を対比させて展示。「手と機械」では、工芸を作る人の手と、手を模倣し作られた機械にフォーカスして展示される。その他、「かたち」では、人の手が加わることによって洗練される工芸とデザインのかたちを紐解く。「経年変化」では、時間によって質感が変わり、使用者が愛着を持つようなものづくりに着目し、時間がデザインを工芸にする可能性を考える。「工芸とデザインの境目」では、精緻を極める工芸職人の熟練の技と、精密な機械とを比較しながら、見た目や機能性に注目。「工芸の新たな地平」では、テクノロジーの発展によって拓かれる工芸の展開を展示する。【イベント情報】工芸とデザインの境目会場:金沢21世紀美術館 展示室1~6住所:石川県金沢市広坂1-2-1会期:16年10月8日から17年3月20日時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)休場日:毎週月曜日(ただし、10月10日、10月24日、1月2日、1月9日、3月20日は開場)、10月11日、12月29日から1月1日、1月10日料金:一般1,000円、大学生800円、小中高生400円、65歳以上800円
2016年09月22日モスキーノ(MOSCHINO)が9月23日3時(現地時間22日20時)に、ミラノで開催する17SSコレクションショーをライブストリーミング配信をする。なお、ショーの中継はこちらからも観覧可能。※会場の都合で開始時間が遅れる場合あり。ストリーミング動画URL:()
2016年09月22日庭師という職業の地位が高いといわれ、ガーデニング文化が盛んなイギリス。そんな中、国民的人気を誇るイベントが王立園芸協会(RHS)が主催するチェルシーフラワーショーだ。毎年十数万人規模の人が訪れる一大ショーの目玉となるのが、世界中のプロのガーデナー達が集うショーガーデンである。最近になって映画化もされた歴史と権威あるガーデンショーの2015年大会で、最高位のゴールドを獲得した若き兄弟がリッチ・ハリー(Rich Harry)とリッチ・デイヴィッド(Rich David)だ。彼ら2人からなるランドスケープデザインユニット、リッチ・ランドスケープス(RICH LANDSCAPES)は、自然とモダンを調和させたスタイルを得意とし、そこに必要とあらば、先のショーで話題をさらったような可動式の小屋も設計する。同じく2015年、ロンドンにある現代美術館、サーチギャラリーで開催されたシャネル(CHANEL)の特別展「マドモアゼル プリヴェ(Mademoiselle Prive)」において、展示の一部として公開された庭園を手掛けたことでも話題に。シャネルのスピリットを三つの“ガーデンルーム”に表現し、展覧会に訪れる人々を迎え入れた。また、英国放送協会BBCでレギュラー番組を持つなど、活動の幅を広げているリッチ兄弟。伝統的なイギリス式庭園とは一線を画す、彼らのランドスケープデザインについて話しを聞いた。ーーご兄弟でお仕事をされていますが、どちらがお兄さんですか?ハリー:ハリーが兄です。今28歳。デイヴィッド:僕は今25歳です。デイヴィッド:ロンドンには1年前に越してきたばかりなんですよ。ロンドンのクライアントが増え始めて、ウェールズからの移動が頻繁になっていたんです。ハリー:正直、故郷でのスローライフが恋しい時もあります。ロンドンは忙しい街だし、実際、ウェールズにいた時よりも働いていますしね。僕らの原点を考えた時、やっぱりあの土地の自然にあるんですよね。自然のありのままの姿を大事にする姿勢とか、そこから影響されたものは計り知れない。けど、そろそろ外に出て、デザイナーとして成長する時期なんじゃないのかと考えて。デザインのラフスケッチーーこの1年は、まさに飛躍の年となったわけですねハリー:まだ1年しか経っていないといことが、信じられないぐらい!本当にいろいろなことがあって、ウェールズにいたら起こらないような素晴らしい機会にも恵まれた。ビジネスをするために、ロンドンを拠点にしたことは正解だったと感じています。ーーそんな中で手掛けた大きなプロジェクトのひとつ。昨年サーチギャラリーで行われた、シャネルの展覧会について教えてもらえますか?デイヴィッド:これまで手掛けたプロジェクトの中で最高の経験でした。ハリー:ロンドンで手掛けた最初のプロジェクトでもあったんですよ。ーーそれはすごいプレッシャーでしたね。ハリー:(笑)そう、最初から最後までまったく気が抜けませんでした。シャネルのために庭を作る機会に恵まれるなんて、そうあることじゃないですからね。歴史あるハイエンドなブランドにふさわしい、美しいものを生み出さなければいけないという想いに加えて、都合で制作にあまり時間を掛けることができなかったんです。ーー作品自体のアイデアはどのように構築していったのですか?完璧な世界観を持つファッションブランドと、リッチ・ランドスケープスの自然を活かすガーデニングのスタイルのマッチングはユニークに感じました。デイヴィッド:まず、プロジェクトに取り掛かる前にシャネルについてリサーチをしました。ココ・シャネル(Coco Chanel)の最大のテーマは、女性そしてそのファッションの解放です。展示が行われたサーチギャラリーは都市の中心にあるのですが、その忙しない場所から美術館に訪れた人が、そこに広がる庭を歩くことで自然を感じ、ココ・シャネルが掲げたテーマと同様に自然の美しさによって解放感を感じてもらえたらという意図がありました。それに、ブランドを象徴する素材のツイード。スコットランドに流れる川の辺で生まれた、自然を彷彿させる生地でもありますよね。ハリー:ココ・シャネルという人物と対峙した時に、三つのバックグラウンドが浮かび上がったんです。一つ目は、シャネルが掲げたリバティ(自由、開放)。そしてエレガントな恋人、ボーイ・カペル(Boy Capel)とのロマンス。そして、彼女の星座であるしし座の力強さです。これらの異なる要素を投影し、三つのパートからなる“ガーデンルーム”を構築しました。だから、見た目のファッションやスタイルというよりも、そういった本質的な部分からヒントを得て反映させていったんです。サーチギャラリーで行われたシャネル特別展のインビテーションーー昨年は、チェルシーフラワーショーでゴールドメダルを獲得した年でもありましたよね。デイヴィッド:スポンサーだったクラウディ・ベイ(Cloudy Bay)にちなんで、赤と白ワインのモチーフをどこかに含ませるというお題があって。けど、それ以外は自由に創造させてもらいました。庭に可動式の小屋を立てたんです。普通なら、動く小屋が作りたいなんて言ってもクライアントはあまり興味を持ってくれないじゃないですか(笑)。チェルシーフラワーショーは、僕らがやってみたいことに挑戦できるチャンスでもありますね。ハリー:僕らがどんなデザインを提案し、実際にどのような形で庭にすることができるのかプレゼンテーションできる絶好の機会であるとも思います。今年は参加しませんでしたが、過去3年間は毎年出展していました。ーーそういったプロジェクトを作り上げる中で、2人の間で仕事の役割分担などはあるんですか?デイヴィッド:コンセプトを練る段階のブレインストーミングは必ず2人で行います。そこからハリーがスケッチしてヴィジュアルを作り、コンセプトをコントロールする。僕はマスタープランなどのディテールを手掛けます。ハリー:デイヴィッドはプランを要約して、道理を詰める役割ですね。スケッチすることは簡単ですが、それを細かく正確にマスタープランに可視化することこそ、重要なことだと思っています。デイヴィッド:役割といってもそれぐらい、お互いになんでもこなしますよ。同時に、それが強みだとも考えているんです。人が増えることによって、コミュニケーションが欠けてしまうこともあるじゃないですか。近い将来、他にも人手が必要になるかもしれないけど、なるべく少数気鋭のまま続けていくつもりです。ムードボードーー創作にインスピレーションとなるものは何でしょうか?ハリー:特定の庭やスタイルなどから影響を受けるというようなことはあまりなくて、世の中のあらゆるものからヒントを見つけて、それをつなぎ合わせて物語を作っていくという感覚ですね。もしくは、一度自然に立ち返って、それがどう成り立っているのか見つめ直したり。デイヴィッド:アイデアはどこにでも転がっていて、ストリートからヒントを得ることだってあるんです。若く、健康的なマインドを持つということも大切だと考えています。アウトドアや旅行に出掛けたり、休日にスケートボードをしたり。そういう当たり前の僕らの生活が、いわば自分たちの個性とも言えるわけですから。ハリー:僕たちはガーデンデザイナーという肩書きにこだわっているわけじゃなくて、機会があれば何だってデザインしてみたい。実際、庭だって植物だけじゃなくて、座るためのベンチがあったり、灯りが必要だったりするわけじゃないですか。そういったものを、総合的に考えながら環境を作り上げていきます。ーーなるほど。では、現在はどんなプロジェクトが進行しているのでしょうか?デイヴィッド:いくつかあって……まず、ハンプシャーのスパリトリート施設。プールやスパがある屋外スペースのデザインを手掛けています。それから、マッシモ・デュッテ(Massimo Dutti)のバルセロナにあるショップのルーフテラスと中庭のデザイン。スウェーデンの個人邸宅の庭のデザインもしています。すごくゴージャスな家なんです。ハリー:あと、ウェールズの海岸沿いにある家で、カルフォルニアスタイルの庭を建設中です。コンクリートを使ったミニマルなデザインがベースなのですが、植物は自然でオーセンティックなものを植えています。モダンと自然のコントラストがいいんですよ。ーープロジェクト以外にも、BBCでTV番組を持っていますよね。デイヴィッド:そうそう。「ガーデンレスキュー」という、ガーデンデザインの番組です。内容はシンプル。番組に応募してくれた一般家庭の庭を、僕たちともうひとりのプレゼンター、ガーデナーのチャーリー・ディモック(Charlie Dimmock)と一緒に甦らせるという企画です。僕らがモダンなデザイン、彼女がクラシックでトラディショナルなデザインを担当するんですけど、毎回クライアントがそのどちらかを一つを選ぶんです。ハリー:そういえば、この前の放送は日本庭園がテーマでした。出演してくれたご夫婦が日本の庭が好きな方たちでね。僕らのデザインを選んでくれてたんですよ。もともとあった池を美しく作り直して、そばに茶室を建て、禅が感じられるような落ち着いた雰囲気に仕上げました。デイヴィッド:ちょうどシリーズ1が終了したところで、来年からシリーズ2が始まります。エピソード25まである予定なんですが、つまり、25のガーデンのデザインをしなきゃいけないっていうことなんですよ!多すぎますよね(笑)。この番組への出演は、ガーデニングカルチャーを盛り上げたいという想いがあるんです。TVを通じて僕らを知ってもらい、もっと多くの人たち、特に若い人たちがガーデニングに興味をもってもくれたらいいなと思って、番組制作に携わっています。【HP】【Instagram】イーストロンドンでヴィンテージショップ巡り!異国情緒漂うブリックレーンを歩く【Our Favorite LONDON vol.1】へイーストロンドンでヴィンテージショップ巡り!プロも通う名店をチェック【Our Favorite LONDON vol.2】へロンドンの美味しいスイーツ事情。ビスポークケーキの生みの親リリー・ジョーンズ【Our Favorite Londo vol.4】へ
2016年09月22日エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)は、ミラノで開催する17SSウィメンズコレクションショーの模様をライブストリーミング配信する。9月22日22時(現地時間22日15時)より。ストリーミング動画URL: (
2016年09月22日アディダス オリジナルス(adidas originals)が9月24日、カニエ・ウエスト(Kanye West)とのコラボレーションによるシューズ「YEEZY BOOST 350」の最新モデル「YEEZY BOOST 350 V2」(2万8,000円)を発売する。「YEEZY BOOST 350 V2」は、ニューヨークのファッションウィーク期間中である2月に、マディソン スクエア ガーデンで行われた大規模なYEEZY SEASON 3のプレゼンテーションで初公開されたもの。15年に登場した「YEEZY BOOST 350」を大胆に進化させた一足となっている。プライムニットのアッパーには3色の糸を使用し、インパクト溢れるソーラーレッドのカラーを配置。同ラインには「SPLY-350」のマークもあしらった。また、半透明のラバーアウトソールやTPUのサイドウォールが、優れた推進力を提供。ミッドソールにはBOOSTフォームを搭載することで、耐久性と衝撃吸収性、反発力も実現している。その他、第2の肌のようなフィット感を実現したアディダス独自のテクノロジー素材、プライムニットのアッパーも採用された。
2016年09月22日ポール・スミス(Paul Smith)が9月18日、17SSウィメンズコレクションをロンドンで発表した。同コレクションでは、ポール・スミスのデザインの原点として登場するモチーフのひとつ“花”にフィーチャー。友情や親交の証としての花や、儀式的な用途に用いられる花飾りなどからインスピレーションを得たアイテムの数々が展開された。ブランドのレガシーとも言えるフォトグラフィックフローラルプリントは手描き風の表現で生地に織り込まれて登場。クレヨンで描いたようなチューリップが、テーラリングやドレスの上で生き生きと咲き誇っている。また、複雑な折り紙のようなギリシャ風ドレスはどこまでもエフォートレスに存在感を示し、ジャケットやトラウザーズのウエスト部分にはマスキュリンさを演出するタイディテールがさりげなくあしらわれた。カラーは、スウェーデン出身の女性画家であるヒルマ・アフ・クリントがサーペンタインギャラリーで開催した個展に展示された作品の色合いからイメージを得ている。また、表現主義のアーティストたちの作品にみられる色使いからインスピレーションを得た新しいストライプ「アーティストストライプ」は、サンダルやエスパドリーユの他、アイコニックな「コンサティーナバッグ」を含むバッグにも採用された。ショーは硬質でインダストリアルな雰囲気の会場で開催。ランウェイには繊細な自然の野花が配置され、相反するナチュラルなフィーリングがコレクションを一層引き立てた。
2016年09月21日アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)のポップアップショップが9月26日まで伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにオープンしている。「Do computers dream when they sleep?ーコンピュータは夢を見るのか?」と題した今回のポップアップには、“デジタル・デザインの基礎材料である色とピクセルの探求”をテーマにした16-17AWシーズンのランウェイ・コレクションに加え、会場先行・限定アイテムが登場する。初期の8ビット・グラフィックスに着目した内装の会場には、ビデオゲーム初期の人気者であるパックマンや、スペースインベーダーが落とし込まれたカラフルなバッグやアクセサリーが並ぶ。中でも目を引くのは、パックマンに食べられるキャラの“モンスター”を彷彿させるバックパック(伊勢丹新宿店先行販売 34万円)。その他にもクロスボディバッグやコインケース、タッセルなどの小物から、シューズやコートなどもそろう。さらにポップアップ限定アイテムとして、「ディアマンテ・ビーズ」を用いたアルファベットやバリエーション豊富なモチーフをカスタムし、自分だけのストラップが作れるパースナライズ・ストラップ(7万円から11万5,000円)も登場。時間によってはクラフトマンによるデモンストレーションも行われる。また、アニヤ・ハインドマーチ初のアプリ「Pix by Anya」を使ったユニークな仕掛けが待つブースも設置されている。来場者のポートレートを撮影後、アプリを用いてピクセル化し、印刷してポスターとして持ち帰ることができる。動画引用元: (アニヤ・ハインドマーチオフィシャルYouTube:
2016年09月21日「男である100の幸福。」をテーマに、様々なモノ・コトで新たな“男らしさ”を体験できる「TOKYO MEN’S FES 2016」。今年13周年を迎えたイセタンメンズでは、9月25日まで男のためのフェスを開催中。かなり豊富なコンテンツが用意されている中から、「各セレクトショップのブース」「人気メンズ誌とのコラボ・イベント」「メンズフェス限定の食や体験」の3つのポイントからその魅力を紹介したい。■各セレクトショップのブースも展開今回、同フェスに参加するセレクトショップは全部で7店。6階には「CPCM」、「ネペンテス」、「聖林公司」、「グラフペーパー」の4ショップが、7階には「リステア」、「GR8」、「ポギーズ ボックス イン イセタン」の3ショップが入る。各ショップから限定モノやコラボアイテムが数多く展開。例えば、ユナイテッドアローズ&サンズのディレクターの小木“POGGY”基史氏がセレクトする「ポギーズ ボックス イン イセタン」では、ロンドンブランドのアート カムズ ファースト(ART COMES FIRST)の定番レザーをピンズや安全ピンでカスタムした特別アイテムを3着限定で販売。今回のためだけにセレクトされたアイテムで楽しませてくれる。■人気メンズ誌とのコラボ・イベントについて黒を基調にした大人のストリートスタイルを提案し続ける雑誌『SENSE』は7階にブース「THE BLACKSENSE MARKET」をオープン。ティファニーのアイコニックピース“イースト ウエスト”のオールブラックはここでしか買えない別注アイテムだ。また、徹底してモノにこだわる男性誌『Begin』もブースを展開する。“大人のお洒落は品”と、知的ないい男を標榜する雑誌『MEN’S EX』とのコラボでは、編集長や三越伊勢丹のバイヤーがトークセッションを開催したり、専属スタイリストによるファッションアドバイスが受けられるイベントも開催予定だ。■メンズフェス限定の食や体験“男だって美しくなることが許される幸福。”というキーワードで展開される本館7階「男の花園」というブースでは、頭皮ケアやフェイシャルエステの体験も受けられる。また24日、25日は写真家の伊東俊介氏が日本各地に移動して行う出張写真館が伊勢丹メンズ館に“出張”。通常の黒背景のほか、伊勢丹メンズ館内のディスプレイウィンドウなど普段は使用できない場所での撮影が体験できる。つまり、“大好きな家族の前で、しかめっ面してなくていい幸福”が味わえるというわけだ。他にも日本屈指の靴磨き職人たちが集結する「シューケアアーケード」、バリスタ日本チャンピオン武田梨恵子氏が淹れるメンズフェス限定のカフェ「TAKEDA COFFEE LABO」も開店。本館地下一階売り場では、男性が喜ぶグルメやスイーツが紹介される。
2016年09月21日グッチ(GUCCI)が9月21日21時半(現地時間21日14時半)に、クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレによる、17SSコレクションショーをライブ中継。オフィシャルサイト()にてライブストリーミング配信をする。なお、ショーの中継はこちらからも観覧可能。※会場の都合で開始時間が遅れる場合あり。ストリーミング動画URL : (
2016年09月21日