ロックな映画を映画館で堪能する「シネ・ロック・フェスティバル2016」が、7月23日から8月5日まで、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで開催される。昨年に続き2回目の開催となる「シネ・ロック・フェスティバル」。最新のデジタル技術を駆使してリマスターされた映像や音で構成されるスーパースターの幻のライヴの数々が、あたかもライヴ会場最前列にいるかのような臨場感で体感出来るイベントだ。今年は、22本の貴重なロック映画が銀座の真ん中で2週間にわたって一挙上映される。上映作品には、トム・ヒドルストンが“ルーツ・オブ・ロック”と呼ばれた伝説のシンガー、ハンク・ウィリアムズを演じた音楽伝記映画『アイ・ソー・ザ・ライト』をはじめ、プリンスが自ら主演した自伝的青春映画『パープル・レイン』、J・K・シモンズ演じる指導者が、偉大なジャズ・ドラマーを目指す若者に狂気のレッスンをする『セッション』、オアシスのライブ映像を収録した『oasis FUJI ROCK FESTIVAL '09』などがラインアップ。また、エリック・クラプトンの代表曲のライヴシーンを網羅したライブ・ドキュメンタリーや、デヴィッド・ボウイの大回顧展を舞台にしたドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』、クイーン史上最高のパフォーマンスの一つと称される1981年のカナダ・モントリオール公演を収録した『クイーン・ロック・モントリオール 1981』、トーキング・ヘッズの画期的なコンサート・フィルム『ストップ・メイキング・センス』なども上映される。さらに、今年は国内から忌野清志郎やミッシェル・ガン・エレファントなどの国内のミュージシャンのライブドキュメンタリーが上映されるほか、ライヴ用の音響システムを使い大音量かつ繊細なチューニングで映画を蘇らせる「爆音映画祭」とのコラボイベント「爆音DAY」が、7月29日から31日の3日間にわたって開催され、選ばれた15作品が“爆音上映”される。上映スケジュールや上映時間、料金の詳細については、オフィシャルサイトで確認しよう。【イベント概要】「シネ・ロック・フェスティバル2016」会場:丸の内ピカデリー3住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン新館5F会期:7月23日~8月5日 ※7月29日、30日、31日は爆音DAYとなり、全作品爆音上映料金:各作品によって異なる(詳細は公式サイトにて)Photographer: Brian Duffy (c) The David Bowie Archive and (under license from Chris Duffy) Duffy Archive Limited
2016年07月22日前シーズン同様に、セルビッチデニムを使用したデニムのリコンストラクトからコレクションがスタートしたガンリュウ(GUNRYU)の17SSコレクション。インディゴデニム、ヒッコリーストライプ、コットンツイル、スウェットなどワークウエアをベースにした素材やアイテムを、凝ったパッチワークやイレギュラーなパターンをクールに合わせてしまうグラフィカルなテクニック。全体のスタイリングをまとめるボトムスのバランス感は秀逸だ。今シーズンからメンズのみの展開となったアイテム。モデルは全員グラムなメイクで彩られ、ボーダーやギンガムチェックのシャツのグラフィックパターンはメンフィスデザイン風にパターン処理されている。ネオンカラーのコットンサテンのアイテムのカラーパレットや、ジオメタリック柄のニットなどは80年代初めのロンドンニューウェイブを先導したクラバーたちが、プレッピーにファッションソースを求めた時代を彷彿とさせる。単にファッションのノスタルジアにテーマを求めるのではなく、カラビナとストラップでアウターをアクセサリーに変えてしまうアイデアなど、ブランドのシグニチャーとなる要素が随所に登場。機能性とは無縁のパンクのボンテージパンツとは違い、街やフェスなどで機能する時代を読み込んだデザインが、このブランドの立ち位置とそのタレント性を十分に表現している。Text: 野田達哉
2016年07月22日写真家のホンマタカシの特別展示が、7月17日から11月6日まで香川県丸亀市にある丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の展示室Aにて開催中。同展示では、香川出身の画家・猪熊弦一郎がデザインした三越の包装紙「華ひらく」をモチーフにした、ホンマタカシによる新作「三越包装紙」を紹介。東京と香川の街中で「華ひらく」を撮影した同作は、もともとはテレビ番組で即興的に生まれたもの。今年の春、瀬戸内国際芸術祭とのコラボレーションイベントのために新たに撮り下ろされた。お馴染みの三越包装紙が、三越本店のある東京日本橋や猪熊弦一郎の故郷である香川県の街中に突如あらわれ、意外なものがつぎつぎと“贈りもの”になっていくというグラフィティーアートのようなこれらの写真と、実際の包装紙を組み合わせたインスタレーションが、猪熊作品が並ぶ常設展示室の中にまさに“落書き”のように登場する。【イベント情報】「特別展示 ホンマタカシ《三越包装紙》」会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 展示室A住所:香川県丸亀市浜町80-1会期:7月17日~11月6日時間:10:00~18:00(8月27日は21:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般300円、大学生200円、高校生以下または18歳未満、丸亀市在住の65歳以上は無料会期中無休
2016年07月22日ザ・リッツカールトン大阪1階のザ・ロビーラウンジでは、ピエール・エルメ・パリとのコラボレーションによるアフタヌーンティーセット2種を今年も7月20日から8月31日まで期間限定で提供する。“世界の最優秀パティシエ賞”を受賞したピエール・エルメによるピエール・エルメ・パリ。今回のコラボレーションでは、期間を前後半に分け、それぞれ異なるアフタヌーンティーセットを提供する。7月20日から8月9日までは、ピエール・エルメ・パリの代表的なケーキ「イスパハン」や、バニラ風味の「タルト アンフィニマン ヴァニーユ」などの定番人気メニューを展開。8月10日から31日までは、パティスリー界のスタンダードにオレンジ、パッションフルーツを巧みに組み合わせることによって生まれた、ピエール・エルメ・パリを代表するフレーバーのひとつ、“サティーヌ”をじっくりと味わうことができる。なお、価格はどちらも4,860円。また、8月19日の11時30分からは5階のフランス料理・ラ・ベにて、ピエール・エルメ・パリとの1日限定ランチイベント「スイーツ・ドミネーション」を開催。ラ・ベの料理長であるクリストフ・ジベールによるアミューズとオードブルを楽しんだ後、ピエール・エルメ・パリならではのスイーツをコース仕立てで堪能することができる。価格はシャンパン白、シャンパンロゼ、コーヒーまたは紅茶付きで1万2,000円。
2016年07月22日民間による月面探査チーム・HAKUTOが7月13日から26日まで、月面探査ロボット「ローバー」の展示を日本橋三越本店本館7階 はじまりのカフェGATE-Aにて行う。HAKUTOは、月面ロボット探査を競うGoogleがスポンサーの国際賞金レース「Google Lunar XPRIZE」に日本から唯一参加している民間による月面探査チーム。チームリーダーである袴田武史が代表を務めるベンチャー企業のispaceと東北大学吉田研究室、プロボノと呼ばれるボランティアメンバーの三本柱からなり、大学の研究技術を基盤に、民間宇宙業界の他、宇宙関連以外の業界からのプロフェッショナルもチームに迎え入れ、月面を走行できるローバーの開発や資金調達、プロモーションに取り組んでいる。今回は、そんなHAKUTOの月面探査ロボット「ローバー」を展示。7月16日から24日までの土日祝日には、月面に見立てたエリアでローバーのタブレットによる操縦体験もできる。また、会期中にはHAKUTOの応援グッズ販売やサポーター会員の募集も行なう予定だ。動画引用元(TEAM HAKUTOオフィシャルYouTube:
2016年07月22日アート・カルチャーの発信拠点であるパルコミュージアムが9月1日、渋谷から池袋パルコ本館7階に移転オープン。オープニングとして9月1日から26日まで、漫画家・安野モヨコの代表作を網羅した大規模個展「安野モヨコ展『STRIP!』PORTFOLIO 1996-2016」展を開催する。パルコミュージアムは、「スペース・パート3」として1981年、渋谷パルコ パート3のオープンと同時に誕生したアート・カルチャーの発信拠点。その後も「パルコギャラリー」、「パルコファクトリー」、「パルコミュージアム」と名称を変えながら、時代時代の空気を捉え、新たな取り組みを行ってきた。今回は、渋谷パルコ(パート1、パート3)が8月7日をもって一時休業することに伴い、池袋パルコに移転。移転後も機能はそのままに、アート、デザイン、カルチャー、ファッションなど、枠にとらわれない多種多様な企画を実施していく。オープニングを飾るのは、『働きマン』や『さくらん』、『ハッピー・マニア』、『シュガシュガルーン』、『オチビサン』などで知られる漫画家の安野モヨコ。20年超にも及ぶ画業から、代表作のトビラ絵や名シーンを網羅し、一堂に展示。同時に画集も発表し、画集のために筆を執った描きおろし作品も初披露。さらに、単行本未収録につきファンの間で“幻の”と称されてきた、『さくらん』第二部の原稿も展示される。なお、同時刊行の作品集は展覧会場先行発売となっている。【イベント情報】安野モヨコ展『STRIP!』PORTFOLIO 1996-2016会場:パルコミュージアム住所:東京都豊島区南池袋1-28-2池袋パルコ本館7階期間:9月1日~26日時間:10:00~21:00(9月26日は18:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般500円、学生400円、小学生以下無料
2016年07月22日アディダス オリジナルス(adidas originals)が8月4日と10月20日の2回に分けて、ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)とのコラボレーションによるフルコレクション「adidas Originals by White Mountaineering」第2弾を発売する。アディダスの様々な名作スポーツウエアにホワイトマウンテニアリングによるエキサイティングかつコンテンポラリーなデザインが落とし込まれた同コレクション。アパレルでは、ホワイトマウンテニアリングの特徴であるパネル構造を様々なシルエットに取り入れたデザインと、ダウンジャケットやバーシティジャケット、ジップアップスウェット、アスレチックトラックパンツといったアディダス オリジナルスの定番アイテムに、テクニカルなデザインが加えられた。なお、スリーストライプスは、胸のV字型のデザインなどコラボレーションを象徴するグラフィックとして使用。今回のコレクションのみで採用されるオールオーバーのカモプリントは、ホワイトマウンテニアリングらしいフォルムと機能性が融合したスタイルへのアプローチを表現している。フットウエアでは、「Forum Hi」、「Rod Laver」、「EQT Running」といったアディダス オリジナルスの名作モデルがホワイトマウンテニアリングのデザインにより印象的かつ新しいフォルムで登場。「Formel 1」、「Seeulater」、さらに最新モデルの「NMD」では、革新的なデザインで両ブランドの哲学が表現された。取り扱いは、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、アディダス オリジナルス ショップ、アディダス オンラインショップ、ホワイトマウンテニアリング代官山店、伊勢丹新宿店、一部を除くホワイトマウンテニアリング取り扱い店舗、ビリーズエンターなど。
2016年07月22日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■『瞬間のエクリチュール』日本を代表する先鋭的な詩人のひとりである吉増剛造。詩作、朗読パフォーマンスのみならず、詩という枠組みを超えて、写真、立体、映像など、複数のメディアを横断しながら精力的に創作活動を展開している。edition.nordから刊行された吉増剛造の『瞬間のエクリチュール』は、1999年から撮影が開始された“詩作品としてのポラロイド写真”を纏めた少部数制作のエディション作品。旅先で撮影されたポラロイド写真と、即時的に書き綴られた言葉が重なりあう作品群は、2000年初頭から週刊誌「アサヒグラフ」の連載において発表された。それらのポラロイド作品全74点を、edition.nordが最新の印刷・加工技術を用いてオリジナルに忠実に複製。一葉の作品の中にあるイメージと言葉の様態を、さらには吉増作品の言葉の物質性を、生々しく感覚させる印刷物として完成させた。本来であれば、世界に一枚しかないはずのポラロイド作品を、手元で鑑賞することを可能にしてくれる本書。吉増ワールドをじっくりと鑑賞できる“あなたの大切な一冊”となるだろう。8月7日までNADiff Galleryで開催されている展覧会“吉増剛造「瞬間のエクリチュール」”では、実物のポラロイド写真を展示中。東京国立近代美術館で開催の“「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」”とあわせてぜひご覧いただきたい。【書籍情報】『瞬間のエクリチュール』デザイン:秋山伸出版社:edition.nord箱入り/ポラロイド作品原寸複製物74枚、抽出テキストによる冊子モノクロ80ページ/150×225×28mm部数:初版300部発刊:2016年7月1日価格:税込9,180円【展覧会情報】吉増剛造「瞬間のエクリチュール」会場:NADiff Gallery住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T B1F会期:2016年7月1日~8月7日日時:12:00~20:00休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、7月30日臨時休業入場料:無料協力:edition.nord【同時開催展情報】「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」2016年6月7日~8月7日会場:東京国立近代美術館(東京・竹橋)
2016年07月21日ベルルッティ(Berluti)は、パリ5区の聾学校を会場にプレゼンテーション形式で2016春夏コレクションを発表した。デザインスタジオによる最新コレクションは、ポケットなどに凝ったステッチを施すという前任デザイナーのアレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)の影響を残しつつ、クラシカルかつカジュアルなアイテムで構成。ニットとバックスキンのブルゾンや、リブを含めて全てバックスキンで構築したフードつきスウェットなど、スポーティーなイメージのアイテムが多く見られた。また、ジャージー製スウェットとランニングパンツという、正にスポーツウェアそのままのセットアップも登場。今シーズンのアクセントとなるのがグラデーションで、Tシャツやカーディガンなどに見られ、またシューズやバッグ類にも展開されている。“クラシカル・カジュアル”のキーワードを具現化したものとして、ナイロンとベネチアンレザーを組み合わせたバッグも発表された。変り種では、高級シャンパンのクリュグ3本、もしくはベルルッティのシューズ3足を収めることのできるバッグや、ベネチアンレザーに包まれたテーブルサッカー台も披露。シューキーパーの構造を利用したブレスレットなど、アクセサリーのバリエーションも秀逸。会場はそのままカクテルパーティとなり、エクササイズやサッカー、釣り掘りなどのアトラクションで関係者達は楽しい一時を過ごした。
2016年07月21日アレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)によるアミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)は、パレ・ドゥ・トーキョーを会場に2016春夏コレクションショーを開催。シンプルでカジュアル、そしてスポーティーな作風の中に、カッティングと素材の美しさを追求する姿勢を崩さず、リラックスした内容のコレクションを見せた。インナーにボーダーのTシャツとホワイトシャツを合わせたシンプルなスーツでスタート。ジャケットのヘムにはステッチを入れ、肩はややドロップ、そしてパンツをワイドにすることでよりカジュアルな雰囲気に。ボンバースやギンガムチェックのコート、ナイロンのスナップボタンのコート、ハワイアン風のハーフスリーブシャツなど、多くのアイテムがドロップショルダーに仕立てられ、モダンなシルエットを描き出す。多くのルックに2タックのワイドパンツが合わせられていたのも今シーズンの特徴で、締め付けない自由な空気が感じられた。定番商品ともいえるスウェットとランニングパンツのセットアップも、今シーズンはダークグリーンのサテン素材で登場。アウターにトレンチコートをコーディネートするスタイリングは実にパリジャンらしい。
2016年07月21日シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)が8月20日20時30分から、大阪のクラブ・NOON+CAFEにてスペシャルイベントを開催する。同ベントでは、16-17AWコレクションの音楽を手掛けたミュージシャンのTUCKERによるライブパフォーマンスを実施。さらに、コレクション映像「2016-17AW collection“UNNATURAL-月への身支度-”」を生演奏つき大画面で楽しむこともできる。また、イベント当日限定のオリジナルカクテルも用意される他、シアタープロダクツの商品があたるミニゲームも開催される。【イベント情報】「LIVE and MOVIE THEATRE PRODUCTS 2016 -17AW feat TUCKER」会場:NOON+CAFE住所:大阪府大阪市北区中崎西3-3-8会期:8月20日時間:20:30~(開場は20:00)料金:3,000円+1ドリンク(600円)
2016年07月21日東京・青山のコトモノミチ(coto mono michi)at TOKYOでは7月21日から8月2日まで、「『衣食住、くらしの日用品』展 - 産地ゴト展 vol.05 “新潟”- 展示販売」が開催される。産地ゴト展第5弾となる今回は、様々な産業が集まり、日常の道具から世界を代表する工業製品まで優れた高品質のものを生み出している新潟で生まれた生活雑貨の数々を紹介。新潟にある8社の企業が参加し、誰もが一度は手にしたことがあるキッチンツールや食卓を彩る器、高い技術を活かしたステーショナリーなど、幅広いジャンルのアイテムを取りそろえた。参加企業は、世界的にも認められた燕三条の高精度プレス金型技術と金属加工技術を駆使したマグネットを製作するプロダクトブランドのマグネット(MGNET)や、木を曲げる独自技術を用いたデザイン製品と木材加工・DIY家具サービスを展開するストーリオのオリジナルブランド、寺院を装飾する彫刻を生業として創業したマルナオ、創業260年を迎える老舗の染め工場・越後亀紺屋 藤岡染工場などの他、FD STYLE、グローカルスタンダードプロダクツ、新潟精密鋳造株式会社、合同会社あおぞらの計8社。【イベント情報】「『衣食住、くらしの日用品』展 - 産地ゴト展 vol.05 “ 新潟”- 展示販売」会場:コトモノミチat TOKYO住所:東京都港区南青山5-2-16 青山フレックスA会期:7月21日~8月2日(8月2日は17:00まで)時間:11:00~20:00定休日:水曜日
2016年07月21日ホテルニューオータニ大阪では開業30周年を記念して8月11日から14日まで、極上肉と名店のスイーツが集結する「PERFECT グルメ&SATSUKIスイーツ GOURNERGY2016」を開催する。同企画では、偏愛系フードファイターの小石原はるかや、くまモンの生みの親である放送作家で脚本家の小山薫堂らが“おいしい応援団5人衆”を結成。各界の第一人者たちが、長年の経験と知恵、五感を尽くして作り上げたプロデュースメニューを提供する。小石原はるかは、浅草・開化楼の麺と大阪が誇る無添加ヘルメスソースのコラボレーションによる「ザ・大阪ソース焼きそば」を、小山薫堂は熊本県産あか牛をトマトすき焼き味に仕立てた“ALL 熊本県産”の「くまモン丼」をプロデュース。これに、グルメエンターテイナーフォーリンデブはっしーによる、田村牛使用の炙り牛肉と西洋ワサビごはんが織りなすミルフィーユ「肉うにミルフィーユ」の他、西日本ハンバーガー協会広報室長の藪伸太郎による「尾崎牛Wバーガー」、年間100食超の麻婆豆腐研究家の本郷義浩による「稲妻麻婆」を合わせた5品が展開される。また、アンジャッシュの渡部健も「食通たちから、一番連れてってほしいとお願いされるのがココ!」と語る、各界著名人やカリスマシェフたちが予約待ちをする伝説の会員制餃子レストラン「蔓餃苑」も登場。Amazon エスニック・アジア料理本売れ筋ランキングで堂々の1位に輝いた、店主であるパラダイス山元の著書『餃子の創り方』から2種類の餃子が提供される。そのうち「ラムパクチー餃子」は、パクチーとヘルシーなラムを合わせ、餡に潜ませたクミンシードをアクセントに加えた餃子。夜のみの販売となる「バナナマンゴー餃子フリッター」は、人気のマンゴーとバナナを包んで揚げた今年初登場のスイーツ餃子となっている。その他、アメリカ西海岸発祥のレストラン・トレーダーヴィックスも出店し、名物のBBQスペアリブやトムヤムクン、ミーゴレンなどのメニューを提供。世界最優秀パティシエ賞受賞のピエール・エルメは、自身のスペシャリテでもあるマカロンやボンボンショコラに加え、世界初登場となる「ソフトクリーム マホガニー」も販売する。さらに、パティスリーSATSUKIによるスーパーシリーズやエクストラスーパーシリーズも登場する予定だ。なお、各日20組限定で大人料金が2,000円オフとなる「早割特典」は7月20日より受付を開始している。
2016年07月21日アディダス バイ ステラ・マッカートニー(adidas by Stella McCartney)が7月、2016秋冬コレクションを発売する。フェミニンなシルエットや大胆なプリントを特徴とした躍動的な同コレクション。RUNでは、長距離マラソントレーニング用、及び日常のランニング用としてデザインされたアパレルとフットウエアを展開。アディダス独自のテクノロジーを搭載したアパレルやランニングシューズに、ステラ・マッカートニーのデザインが落とし込まれた。STUDIOでは、苛酷なスタジオでの運動をサポートするために設計された、高強度インターバルトレーニング専用のウエアが初登場。パワーとスピードを重視した設計で、新しいエッジトレーナーが優れた敏捷さと360度のマルチな動きを可能にした。YOGAでは、最高の快適さと動きの自由さを念頭にデザインしたウエアを展開。大胆なバンブー柄を用いたヨガタイツは、レイヤードスタイルのワンポイントとしてモダンな表情を見せる。なお、取り扱いはアディダス直営店、アディダス オンラインショップ、及び一部のアディダス取り扱い店となっている。
2016年07月21日中部国際空港旅客ターミナルビル3階の国内線出発ゲートエリア内に10月、イセタン セントレア ストアがオープンする。同ストアは、羽田空港ターミナル1、ターミナル2の「イセタン羽田ストア(メンズ)」のコンセプトを踏襲しつつ、より内容を進化させたメンズストア。ビジネスやレジャーでアクティブに飛び回る人々に向けて、“素材のこだわり”“デザインの良さ”“伝統”をキーワードに、独自性のある紳士衣料や雑貨、カフェなどの心地よい空間を提供していく。ジャケットやパンツなどのファッションアイテムから、ネクタイやフレグランス、アクセサリーなどのギフトアイテム、シューズやバッグ&ラゲッジ、革小物まで幅広く展開。エドワード グリーンの靴や、ルイジ ボレッリのシャツ、タイ ユア タイのセッテピエゲのタイなども販売される。また、店内は開放的なスペースをコミュニケーションの場として気軽に楽しめる“ロビー”ゾーンと、サロンのような設えとパーソナルなおもてなしで特別感を演出する“ゲストルーム”ゾーンで構成。名古屋ならではの食材を取り入れたフード、デザート、お土産を取り扱うカフェも併設され、コーヒーハンターの川島良彰がブレンドしたストアオリジナルコーヒーをゆったりとした空間で楽しめる。
2016年07月21日アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood)が、16-17AWコレクションの広告キャンペーン「ブディスト・ユニセックス」を公開した。スピリチュアルなルックを閉じ込めた同広告キャンペーン。ユルゲン・テラー(Juergen Teller)により、寺院や美しい中東のラグが敷かれたとある場所からアイデアを得て制作された。撮影場所には、色合いやテーマ、エキゾティックなラグジュアリー感など、あらゆる点で完璧だったロンドンの倉庫を採用。モデルは一定の気概と楽しさのある男女を厳選し、多文化的な印象を与えるビジョンに仕上げた。
2016年07月20日伊勢丹新宿店メンズ館では、8月9日まで最新のデジタル技術を活用したプロモーション、「PITTI IMMAGINE UOMO at ISETAN MEN’S」を開催している。三越伊勢丹グループとデジタルハリウッド大学大学院が「ファッション×テクノロジー」を掲げ、産学連携プロジェクトとして立ち上げたこの企画。来場者はバーチャルリアリティー(VR)などを通じて、イタリア最大のメンズファッション展示会「PITTI IMMAGINE UOMO」のの臨場感をそのまま体験できる内容となっている。プロジェクトの総合監修にヒラタモトヨシ氏を迎え、VR(バーチャルリアリティー)の他、未来型のサイネージ(電子看板)や大型ディスプレーを使った映像作品を公開する。まずは1階正面入り口のスペースに設置された、アクリルの反射を活用した未来型インタラクションサイネージ。クリエーターチームがデジタル技術を使って制作したPITTI展示会場のイメージ映像が大型ディスプレー上に表現され、来場者をお出迎え。“インタラクション(双方向)”と銘打つカラクリ演出の秘密は来てのお楽しみ。未来を感じさせる映像技術と表現が、この空間に凝縮されていると言える展示作品だ。次はVR(バーチャルリアリティー)を用いたPITTI体験スペース。メンズ館1階、4階、5階、6階に設置されたVR機器を装着すると、ファッション特化型VRパッケージ「STYLY」で高精細スキャンされた映像を体験することができる。たとえばVR空間内に立体再現された衣服に触れると、そのブランドのバッググラウンドが同時に体験できる他、PITTI会場に迷い込む、あるいはフィレンツェの美しい風景に没入することすら可能に。あたかもその場所へ行ったかのような感覚を堪能して欲しい。地下1階、4階、5階、7階に設置された大型ディスプレーでは、PITTIを代表するブランドのデザイナーやディレクターへのインタビュー映像が常時上映される。普段はバイヤーやプレス関係者しか入れない制作現場の裏側やブランドヒストリーを知ることで、アイテムに秘められたクリエイティブの源泉に触れられるかもしれない。また、AR・VRアプリ「ルクルク」を店頭のサイネージへかざすと、伊勢丹メンズ館公式メディア「ISETAN MEN’S net」へ遷移するサービスを開発。より詳しいプロモーション情報が閲覧できるので、会場でお試しを。同店メンズ館の企画担当者は「“デジタルは目的であってはいけない”との想いを元にこの企画を進めました。デジタルでしかできない最先端の表現やサービスを店頭でご紹介する一方で、人ならではのアナログなつながり……例えばお客様にスタッフがお手紙を出したり店頭での会話を大切にすること。アプリやECサイトの開発で利便性を向上させながら、お客様とのインタラクティブなコミュニケーションを、より深めていきたい」とコメント。日伊国交150周年の節目となる今年、伊勢丹メンズ館では全館をあげて様々な催しを企画する。トップを飾る「PITTI IMMAGINE UOMO at ISETAN MEN’S」に続き、メンズファッション誌「MEN’S EX」(7月20日~29日)と「MEN’S CLUB」(7月30日~8月9日)によるスペシャルブース出展、編集長によるトークショー(7月24日/14時~)やスナップ撮影コンテスト(7月30日、8月6日/両日ともに14時~17時)など。
2016年07月20日フェンディ(FENDI)が7月7日、創業の地であるローマにて90周年を祝う盛大なイベントを開催した。パラッツオ・カルペーニャ内の歴史的建造物、サン・ルカ・アカデミーにて幕を開けた同イベントは、フェンディの90年に渡る歴史とアイデンティティ、永遠の都ローマとの強い結びつきが紹介された書籍『フェンディ ローマ(The FENDI ROMA)』のワールドワイドプレビューも兼ねて開催されたもの。美術館のような空間に数多くの写真が特別に展示された。続いて舞台はトレビの泉へと移り、同会場ではこれまでに誰も見たことのないような「オートフリュール(Haute Fourrure)」コレクションのファッションショー「レジェンズ アンド フェアリーテイルズ」を開催。夕暮れ時の水面に設けられた透明なキャットウォーク上を、世界で活躍するトップモデルのケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)やベラ・ハディッド(Bella Hadid)らが水に浮かぶ妖精のように艶やかに歩いた。ファッションショーの後は、ボルゲーゼ公園内にあるピンチョ・テラスにて、風光明媚なローマを一望できるプライベートディナーを開催。1965年から描き続けられてきたカール・ラガーフェルドのデッサンに埋め尽くされた回廊も設けられた。さらに、世界的に名声のあるポール・コクセッジ・スタジオのデザインによる特製アートインスタレーション「Gust of Wind」も展示された。そして最後には、世界最高のビックスターたちとコラボレートしてきた巨匠、ジョルジオ・モロダーによる特別パフォーマンスも行われた。また、7月8日から10月29日まではイタリア文明宮にて、エキシビション「フェンディローマ・アルティザンズ オブ ドリームズ」展を開催。ローマに発祥したブランドとしての価値と誇りを称え、創業当時からのユニークなクラフツマンシップとクリエイティビティを披露する。動画引用元(YouTube:
2016年07月20日“自然や植物”にフォーカスした展覧会「The Beauty of Nature」が、7月27日から8月9日までブリック&モルタル(BRICK & MORTAR)中目黒本店にて開催される。同展は、“ART OF LIFE ― 生活の中にアートを 取り入れる―”というコンセプトのもと、ブリック&モルタル中目黒本店にて不定期にオープンする小さなギャラリー「SMALL GALLERY」の2ndエキシビションとして開催されるもの。今回は人々の日々の営みや生活をひっそりと支える“自然や植物”にフォーカス。普遍的な定義のない“美しさ”という観念を、“自然”を対象に、フォトグラファーやプロダクトデザイナーの作品により表現していく。人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ林や北海道の白神山地を撮影したフォトグラファーの大中啓による写真作品や、色褪せない植物標本をプロダクトとして発表するPlants Tradeによる作品、ブリック&モルタルによる単板加工技術を用いたプロダクト「grow thring」などが展示される。【イベント情報】「The Beauty of Nature」会場:ブリック&モルタル中目黒本店住所:東京都目黒区中目黒1-4 -4 1階会期:7月27日~8月9日時間:12:00~20:00(日曜日は19:00まで)
2016年07月20日ニール バレット(NEIL BARRETT)が、17SSメンズコレクションのルックを公開した。同コレクションでは、過去を参考にしつつ現代的に再構築したアイテムを展開。70年代から90年代におけるクラシックテイストを持つブリテッシュアイテムを、ブランドを象徴する現代的な感覚と精神を持って再考・再加工した。ジャケット、シャツ、トラウザーズの切り替えは寄木細工から着想し、インターシャはファブリックの表面にグラフィックを差し込んだ。寄木細工のディテールはグラフィックモチーフとして配置されると同時に、ブレトン・ストライプやテクノニット素材のモックタートルネックTシャツなどにも用いられている。また、今回はゆったりとした身頃とテーラードショルダーをスリムパンツに合わせており、テーラリング、シャツはドロップショルダーのディテールで身幅の広さが強調された。また、ブルゾンやボンバージャケット、クラシックな白シャツに至るまで、すべてのアイテムにボリュームが与えられ、パンツはハイウエストに設定された。フットウエアはニール バレットのシグネチャースニーカーを再解釈。ローカットのボディにはテクノニットが使用され、レトロでありながら21世紀の技術を有したシューズに仕上げられた。
2016年07月20日展覧会「恋する現代アート」が、7月24日から11月23日まで、長野・軽井沢のセゾン現代美術館で開催される。恋愛は、人類最古の叙事詩と言われる『ギルガメッシュ叙事詩』や、日本で平安時代に生まれた世界最古の小説『源氏物語』など、昔から存在する文学作品に登場する。そして、現代美術作品においても数多くの作家が恋愛をテーマに、また、恋愛からインスピレーションを得た作品を創作してきた。本展では恋愛の要素を中心に、「好きな人に切ないまでに深く想いを寄せること」だけでなく、「昔の場所や事物に思いをはせること」という広義の恋からも着想を得ながら、恋愛にまつわる作品や恋愛を彷彿とさせる作品が主観的に展示される。出展作家には、アンディ・ウォーホルと共にアメリカン・ポップ・アートの旗手として知られるロイ・リキテンスタインや、ニュー・ペインティングの代表的な作家で、近年は『バスキア』や『潜水服は蝶の夢を見る』など映画監督としての活動で知られるジュリアン・シュナーベルの他、A.R.ペンク、篠原有司男、エルズワース・ケリー、ロバート・ロンゴ、宇佐美圭司、箱嶋泰美、小林正人らが名を連ねる。軽井沢の森の中で作品に「恋」をして、一見難しそうな現代アートがいかに簡単で面白いかを感じてみては?【イベント情報】「恋する現代アート」会場:一般財団法人セゾン現代美術館住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ヶ沢2140会期:7月24日~11月23日時間:10:00~18:00(11月は17:00閉館)※最終入館は閉館30分前料金:一般1000円、大高生700円、中小生300円休館日:木曜日(但し8月は無休)
2016年07月20日表参道ヒルズのパスザバトン(PASS THE BATON)内にあるPASS THE BATON LITTLE PAVILIONにて7月22日から8月14日まで、「British Romantic Picnic ─ロマンティックなブリティッシュ気分でピクニックへGO─」が開催される。会期中は、イギリスから届いたばかりのヴィンテージクローズやアンティーク雑貨などを展開。ブリティッシュメイドのドレスに身を包み、ピクニックセットに冷えたワイン、ランチボックスにサンドウィッチを詰め込んで、思いっきりロマンティックな気分でピクニックに出かけてみては?【イベント情報】「British Romantic Picnic ーロマンティックなブリティッシュ気分でピクニックへGOー」会場:PASS THE BATON LITTLE PAVILION(パスザバトン表参道店内)住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F会期:2016年7月22日~8月14日時間:11:00~21:00(日祝は11:00~20:00)
2016年07月20日ティファニー(TIFFANY & CO.)初のドキュメンタリー映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』が今秋、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町他で公開。その予告編が解禁された。“キング・オブ・ダイヤモンド”とも呼ばれるブランドの創業者、チャールズ・ルイス・ティファニーのエピソードから始まる同作では、ブランドカラーである「ティファニー ブルー」の誕生秘話や、アカデミー賞のジュエリー選びの裏側などを紹介。ティファニーの顧客であったジャクリーン・ケネディや、アメリカの歴代大統領であるリンカーン、ルーズベルト、アイゼンハワー、オバマなどの逸話の他、ニューヨーク・ヤンキースをはじめとしたアメリカを代表する様々なスポーツチームやイベントとの関わりなど、知られざる歴史が次々と明かされる。ティファニーがジュエリーを提供した映画のワンシーンも多数登場。それに合わせて、オードリー・ヘプバーン出演の『ティファニーで朝食を』誕生いきさつや、『オーシャンズ11』に出演したジュリア・ロバーツのジュエリー選びのエピソード、リース・ウィザースプーン主演『メラニーは行く!』の誰もが憧れるティファニー店頭でのプロポーズシーンの逸話なども語られる。その他、アン・ハサウェイ出演『ブライダル・ウォーズ』や、海外ドラマ「フレンズ」などの人気作品とティファニーの関わりも紹介される。なお、監督は“世界一のデパート”といわれるニューヨーク五番街にあるバークドルフ・グッドマンの魅力に迫ったドキュメンタリー映画『ニューヨーク・バークドルフ 魔法のデパート』のマシュー・ミーレーが務めた。今回解禁された予告編では、往年の名作『ティファニーで朝食を』のオードリー・ヘプバーン、『クレオパトラ』のエリザベス・テイラー、マリリン・モンロー、「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカー、『アイアンマン』シリーズのグウィネス・パルトローなどのハリウッド女優の他、オバマ大統領やエリザベス女王、ジョン・F・ケネディ大統領の夫人ジャクリーン・ケネディなどの政界の著名人も多数登場。さらに、13年からティファニー初の女性デザインディレクターに就任したフランチェスカ・アムフィテアトロフも出演している。動画引用元: (映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』予告編youtube:
2016年07月20日ミュウミュウ(MIU MIU)が新作アイウエアコレクション「セニューキュ(SCENIQUE)」のショートムービーを公開した。「セニューキュ」は、曲線的なラインとオーバーサイズなシルエットが特徴のアイウエアコレクション。3種類のサングラスと1種類のオプティカルフレームからなる4つのモデルで構成されており、16SSコレクションで登場した「SMU55R」と「SMU56R」は、メタル素材を使用した曲線を描くフレームと、オーバーサイズなレンズの組み合わせが特徴的。フロントの大胆なボリュームとは対照的に、スリムなフレームとテンプルに仕上げることにより、絶妙なコントラストを表現している。また、メタル素材のダブルブリッジがフロント上部のカーブを多用した輪郭を強調し、バタフライのようなキャットアイ調の個性的なシルエットを際立たせた。3つ目のアセテートモデル「SMU11R」は、ファッションショーに登場したモデルからインスピレーションを得て製作されたもの。コレクションのコンセプトでもある特徴的なオーバーサイズなデザインはそのままに、メタル素材のダブルブリッジとユニークな波のような輪郭が印象的なモデルとなっている。また、オプティカルコレクション「VMU01P」は、ソフトなキャットアイ調のフロント部分に煌めくマイクロクリスタルが手作業で施されたデザインが印象的なモデルに仕上げられた。今回公開されたショートムービーでは、ゴールドフレームに組み合わせられたバタフライのようなレンズとミュウミュウのアーカイブ作品を身にまとったカイア・ガーバーが、ミュウミュウガールのフレッシュでフェミニンな魅力を完璧に体現。時空を超越した不特定の場所の砂漠のオアシスを思わせる設定となっており、ムービーの中でカイア・ガーバーは、昨夜の残滓を感じさせるどこか不慣れな雰囲気の中、ひとり目を覚まし、日光がキラキラと水面に反射するプールに飛び込む。動画引用元: (MIU MIUオフィシャルyoutube:
2016年07月20日伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージでは7月20日から26日まで、世界中でクリエーティブなプロジェクトを手掛けるデザインカンパニー・SPECIAL PRODUCT DESIGNが手掛ける、アメリカンコミック『PEANUTS』のブランド「SURF'S UP PEANUTS」のハワイ限定ラインを特別に販売するポップアップショップ「SURF’S UP PEANUTS from HAWAII」がオープンする。「SURF’S UP PEANUTS」は、スヌーピーをはじめとした『ピーナッツ』のキャラクターたちが日焼けした姿で遊び回る姿が描かれた様々なアイテムを展開するブランド。今回はその中から、古代ハワイで使用されていた木製のサーフボード「アライア」を復元したことで知られるウェグナー・サーフボード、ベアフットドリームのブランケットの他、ハワイ限定で展開されているTシャツやウォールアート、ステッカー、トートバッグ、ノート、ポストカード、マグ、マスコットキーチェーン、リップバームなどのアイテムを展開する。また7月24日には、税込1万6,200円以上の購入者、先着70名を対象に「SURF’S UP PEANUTS」ラインの商品監修に携わるマキ・コニクソンと梨花によるトークイベントも開催される予定だ。詳細は伊勢丹新宿店公式サイト()に掲載されている。<right>
2016年07月19日7月20日から8月9日の3週間、伊勢丹新宿店本館2階センターパーク/TOKYO解放区では「TOKYO夏物語」と題して、画家・絵本作家いわさきちひろの世界観をモチーフにしたイベントを開催する。子供の頃、両親に手を引かれて帰省したおじいちゃん、おばあちゃんが待つ田舎の街。蝉の鳴き声と潮の香り、カブトムシが採れる雑木林、久しぶりに会う親戚の人たちや従妹たち。「TOKYO夏物語」では、誰もが懐かしさを覚える“ノスタルジック”な夏の記憶を、いわさきちひろが描く子供たちの絵の世界に重ね、3部構成のストーリー仕立てで展開。テーマにそったスタイリングやファッション小物、雑貨をセレクト、販売する。会期が始まる7月20日から26日は、第1章「ふたりの秘密」をテーマに、夏の友達との思い出をたどっていく。いわさきちひろの絵からイメージされる少女らしいアイテムをセレクトし、花柄のワンピースやブラウスを得意とするジュン オカモト(JUN OKAMOTO)、スチャストニー スー(STASTNY SU)をはじめ、お花を閉じ込めたアクセサリーブランドのノーカ(nooca)、涼しげなガラス製のアクセサリーを展開するルーチェ マッキア(Luce macchia)、ハンドメイドのオリジナル帽子ブランド、バラ色の帽子の商品が勢ぞろい。“今すぐに使いたい”と思わせる季節感にあふれたラインアップとなる。続く7月27日から8月1日のテーマは、第2章「夏を感じる」。まさに夏真っ盛り、花火や風鈴、海のしぶき、金魚など、少女時代の夏休みに感じた“音”をヒントにセレクトした本、雑貨などを展開する。さらにハンドメイドのアクセサリー作家、クレープ(Crepe.)の夏を連想させるモチーフにしたブローチも販売予定。和菓子やゼリー、昆虫やおつまみを模したブローチはTシャツにひとつ付けるだけで、夏らしさがグッと増すアクセントに。短い夏を目や耳、五感で味わうための様々な試みを提案する。そして8月3日から9日の第3章では「わたしの宝物」と題し、お盆にしか会えない友達やおじいちゃんおばあちゃんへの贈り物として、ずっと大切にしたい1点もののギフトをピックアップ。スケッチブックに描いた絵やカブトムシなど、当時宝物だったものをあげる気分で選びたいスペシャルアイテムの他、忘れられない名作、懐かしの1冊というテーマでセレクトされた本が並ぶ。また8月6日には、店頭でいわさきちひろさんの絵を思わせる“にじみ絵”のワークショップを開催。大切なあの人に暑中見舞いを送れば、きっと忘れられない体験になるだろう。担当バイヤーは「今回は3週間の長期に渡り、いわさきちひろの絵の世界から日本の夏と子供時代のノスタルジーを表現しました。ふんわりとやわらかな素材のワンピース、麦わら帽子、きらきらしたブローチなど“かわいい女の子”が身に付けそうなアイテムを通じて、夏を楽しく快適に、健やかに過ごしていただきたい」とコメント。会場では、いわさきちひろの作品(レプリカ)の販売も行われる。なお、長野県安曇野のちひろ美術館では、7月15日よりトットちゃん広場のオープンに合わせて記念展「みんな、いっしょだよ。」も開催している。【ポップアップ情報】「TOKYO夏物語」会期:7月20日~8月9日場所:伊勢丹新宿店本館2階センターパーク/TOKYO解放区【ワークショップ情報】「水彩技法体験 ~あなたもちひろになれる?~にじみ絵ワークショップ」日時:8月6日14:00~15:00定員:各回5名価格:税込1,620円
2016年07月19日第11回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」の授賞式が、7月8日にフランス大使公邸にて行われた。日本特別賞には、アーティストであり、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教でもあるスプツニ子!が選ばれた。スプツニ子!は、テクノロジーやサイエンスが人々の価値観や社会にどのような影響をもたらすのかを探求する作品を数多く制作・発表しているアーティスト。今年は、恋におちる成分と言われるオキシトシンと、赤く光る珊瑚の遺伝子を導入した蚕から「運命の赤い糸」を製作。これを用い、好きな人にその気持ちを伝えることができない不器用な理系女子の主人公が、自ら研究する遺伝子組み換え蚕によって「運命の赤い糸」を創作する映像インスタレーション作品「運命の赤い糸をつむぐ蚕-タマキの恋」を制作し、「瀬戸内国際芸術祭2016」にて発表した。その他にも、理系のバックグラウンドとアーティストならではの斬新な発想を融合した作品をソーシャルメディアなどで国内外に訴求し、世界的に注目されており、気鋭の新世代リーダーとしてその功績が高く評価され、今回の受賞に至った。なお、「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」は、05年に日本ロレアルが日本ユネスコ国内委員会との協力のもと創設した賞。物質科学または生命科学の博士後期課程に在籍、または同課程に進学予定の女性科学者を対象に計4名の受賞者を決定し、賞状と奨学金100万円を贈呈している。
2016年07月19日2016‐17年AWパリ・オートクチュール・コレクションのトップバッターでショーを開催した、ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)デザイナー・中里唯馬。最新テクノロジーと伝統技術の融合で魅せた、新時代の服の形。オートクチュールに臨んだ真意、そして彼が見据える未来とは?ーー以前から、自身のブランドや衣装にテクノロジーを取り入れられていますが、その理由は?いつも自分の中に作りたいと思い描く像があり、それを具現化できる手段がテクノロジーだから。作るのは不可能と思っていた像が、テクノロジーによって可能になると知ったのがきっかけで、ものづくりの一つの方法として取り入れています。ーー江戸切子や漆といった日本の伝統技術を織り交ぜたのは、どういう意図があったのですか?もともと、ものづくりが好きでデザイナーになりました。父は彫刻家、母は彫金作家で、自宅のインテリアから日用品まで、生活に必要なものは手で作るという環境に育ったということもあってか、既製品ではないハンドメイドのものに深い愛着があります。日本の伝統技術は素晴らしいですが、大量生産は難しく、技術を継承できる職人さんも減っているのが現実。日本の技術を世界に伝え、継承していくためにも今回のコレクションに取り入れたいと思ったのです。また、相反する2つの物が融合することで新たな側面を生み出すことができます。最新テクノロジーと伝統技術、過去と未来、デジタルとリアル。両極端なもの、どちらも僕自身は好きで、特に今回のコレクションピースとショーでは欠かせない要素となっています。ーー国内アーティストに限らず、レディー・ガガ(Lady Gaga)など海外アーティストの衣装も多く手掛け、既に世界で活躍されているイメージがありますが、今回何故オートクチュールに参加しようと思ったのですか?衣装制作の依頼が年々増えていき、一人ひとりと向き合って服を作るプロセスが自分には合っていると感じていました。エンターテイメント産業は海外の方が大きく、映画、セレブリティー、アーティストなど幅も広い。世界へ向けてブランドの世界観を発信し、さらなるステップアップを目指して今回オートクチュールに臨みました。ーー挑戦したいと思ってもパリコレクションでショーを開催するというのはかなりの難関かと思うのですが。これまでの実績や推薦状など必要な書類を用意し、4ヶ月程前にフランスオートクチュール・プレタポルテ連合協会の担当者の面接を受けました。その後も膨大な量の必要書類を準備し、"ゲストメンバー"としてオフィシャルスケジュールで開催できることになったのがショーの2ヶ月前。衣装制作などは一旦ストップし、半年間全てこのオートクチュールに注いできたので、終わってみて今はホッとしていると同時にこれからのことを考えて、どうしようと思っています(笑)。次のコレクションまでの半年は衣装制作なども同時進行しなければいけないので、これもまた挑戦ですね。ーー世界には数多くのブランド、デザイナーが存在しますが、YUIMA NAKAZATOはどんなブランドとして確立していきたいと考えていますか?今はデジタルとアナログの変革期で、ようやくファッションにもデジタルを取り入れ始めた時。時代の先陣を切って、これまでにはなかった新たなモデルケースになれるブランドにしていきたいですね。ただ、最新テクノロジーだけがあればいいという風には思っていません。新しいものには広い可能性を感じるけれど、それだけだとどこか味気ないというか。逆に古いものは変わらないという安心感や親しみがあるけれど、時代や産業とともに変化していかなければ、進歩せずに衰退してしまう。僕のブランドではデジタルを駆使しながら伝統技術を現代に活かしていきたい。コレクションや衣装制作、さまざまな形でこれからもチャレンジを続け、ものづくりに真摯に向き合っていこうと思います。--「パリコレで魅せた"体から自由に作る"未来のオートクチュール--YUIMA NAKAZATO 中里唯馬 1/2【INTERVIEW】」へ
2016年07月19日ファッションデザイナーは時に魔術師と化す。キラキラと輝く魅力的な作品を世に生み出し、多くの人の心を狂気のごとく惹きつけるーー7月3日パリ・オートクチュール・コレクション初日、ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)は居合わせたオーディエンスに見事に魔法をかけ異世界へと誘った。2016-17年AWオートクチュールコレクションのトップバッターでショーを開催。近年の日本人デザイナーのパリでの活躍は目覚ましいが、正式ゲストデザイナーとしてオートクチュールコレクションに日本人が参加するのは、森英恵以来12年ぶりのこと。また、ブランドとして海外でショーを行うのは初めての経験だ。YUIMA NAKAZATOデザイナー・中里唯馬は2004年アントワープ王立アカデミーを卒業後、欧州の学生コンテストのインターナショナル・タレント・サポート(ITS)で2年連続受賞するという前代未聞の快挙を成し遂げ、2009年自身の名を掲げたメンズブランドを立ち上げた。近年はプロダクト制作のみならず、レディー・ガガ(Lady Gaga)やEXILEのライブ衣装、実写版映画「ルパン三世」、宮里亜門の舞台「SUPERLOSERZ」の衣装を手掛けるなど、国内外のアーティストに信頼を置かれるデザイナーへと成長している。ショー翌日の取材では、コレクション内容の詳細や開催までの経緯、今後の展望を訊いた。そこで見えてきたのは、私たちの想像を遥かに超える中里の才能と無限に広がるファッションの可能性。ーー今回のオートクチュールコレクションのインスピレーション源、テーマを教えていただけますか?昨年訪れたアイスランドの地にインスピレーションを受けました。SF映画のロケ地にもなったそこは、人工物の一切ない岩や氷といった自然のものだけで成り立つ世界。地球とは思えない、まるで別の惑星にいるような感覚に陥るほど幻想的な風景が広がっていたんです。その貴重な体験を元に、テーマを「UNKNOW(未知なるもの)」とし、氷、空、海、オーロラなど自然現象の中の色の変化をコレクションに落とし込みました。YUIMA NAKAZATO 16-17AW オートクチュールコレクションーーショーもまるで地球外のような、フューチャリスティックで不思議な空間を演出していたのが印象的です。静寂の中に、ブランドの強いメッセージ性を感じました。コレクションを通じて最も伝えたかったことは何ですか?"体から自由に作る"という未来のオートクチュールを示したかった。これまでの衣装製作で取り入れてきたストラタシス(stratasys)社製()の3Dプリンタやカッティングプロッタの最新テクノロジーは、新しい生産の可能性に満ち、服の概念さえ変えてしまうほどファッションの未来を握っていると思います。布からパターン制作に入るのではなく、人の体をスキャンしてデータ化したものを3Dプリンタで形成し、服に仕上げる。これを使えばウェブで受注し、世界のどこでも3Dプリンタで出力可能になります。オートクチュールのように、テクノロジーによって一人ひとりに合わせたオーダーメイドの一点物の服が生まれていくのです。それがさらに普及し、現在の既製品、普段私たちが着ている服にも及ぶのではないかと考えています。ーー実際に今回のコレクションで、最新テクノロジーを取り入れた部分を詳しく教えてください。コレクションピースは全て、"ホログラム"と呼んでいるフィルム素材を使った有機体が連なり形になっています。フィルムメーカーと協業し製作した特殊なこの素材は、強度や質感にこだわって6年の歳月をかけました。試行錯誤の連続でしたが、ようやく納得のいくものに進化し今回のコレクションで発表できました。アイスランドで撮影したオーロラの写真を素材に写し、カッティングプロッタで細かく正確にカットを入れ、最後にすべてを折り紙のように折って1体の有機体が完成。ホログラム素材にカットを入れ、折り紙のように折って作られた有機体ホログラム素材を取り入れたブーツこれを1000体ほど作り、体に沿って連結させて服に形成するのです。最新テクノロジーだからこそ為せる技、そして最終工程で人の手を加えて服に息を吹き込みます。ショーの1ヶ月程前からスタッフやオートクチュール科の専門学生に手伝ってもらいながら、なんとか間に合わせられました。 透明のブレスレットは江戸切子の伝統的な技術で繊細にカットされ、ブルーの球体は漆を用いて、中には粉末状にした"ホログラム"を入れています。デジタルのテクノロジーと人の技術が融合しているのです。漆と粉末状のホログラムを用いたブレスレット--「テクノロジー×伝統、過去×未来、デジタル×リアル「相反する2つの物の融合で、新たな側面を生み出す」--YUIMA NAKAZATO 中里唯馬 2/2【INTERVIEW】」へ
2016年07月19日matohu表参道本店5周年を記念して同店では7月23日から31日まで、ゲストアーティストイベント「立原位貫 ―木版画で日本の美に触れる」展が開催される。立原位貫は、浮世絵版画の技法を独学で習得し、江戸時代に使われた紙や絵具や道具についての研究を重ね、本当の復刻、復元を行ってきた唯一の作家。夢枕獏や江國香織などの著作ともコラボレートしており、その挿画も手掛けてきた。14年にはmatohuのデザイナーである堀畑裕之と関口真希子と出会い、深い魂の交流を続けてきたが、昨年matohuでの展覧会の直前に急な病に倒れ急逝した。同展では、立原位貫の生前の意志を継ぎ、その画業の一端を紹介。日本の美意識に満ちた本物の木版画の世界をじっくり体験できる機会となっている。【イベント情報】「立原位貫 ―木版画で日本の美に触れる」展会場:matohu表参道本店住所:東京都渋谷区神宮前5-9-25会期:7月23日~31日時間:11:00~20:00
2016年07月19日